JP2009042331A - 画像投射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源の消灯後における余熱の影響による光源の再点灯時における保護機能の誤作動や不作動を回避する。
【解決手段】画像投射装置は、該装置の内部の温度を検出する温度検出手段S2と、該温度検出手段による検出温度が所定温度より高い場合に保護動作を行う制御手段36とを有する。制御手段は、光源が点灯してからの経過時間を計測し、該経過時間に応じて該所定温度A,Bを変更する。
【選択図】図5

Description

本発明は、液晶プロジェクタ等の画像投射装置に関し、さらに詳しくは、装置内部の過熱状態を回避する機能を有する画像投射装置に関する。
画像投射装置(以下、プロジェクタという)には、光源や電源系等の発熱部品が搭載されている一方。樹脂材料で形成された光学部品や電気素子等、熱に弱い部品も多く用いられている。このため、プロジェクタは、冷却ファンにより生じさせた空気流によって発熱部品を冷却し、発熱部品から熱を奪った空気流を排気口から外部に排出する排熱(冷却)構造を有する。
ただし、プロジェクタが、その排気口を室内の壁等の障害物に近づけて設置された状態(排気口が塞がれた状態)で使用されると、排熱効率が低下し、プロジェクタ内部の過度の温度上昇を招く。これにより、熱に弱い部品に熱的ダメージが生じ、プロジェクタの性能や寿命の劣化に繋がるおそれがある。
特許文献1には、プロジェクタ内部に設けられた温度センサによる検出温度が所定温度を超えたことで温度異常を判断し、保護機能が作動するプロジェクタが開示されている。
また、特許文献2には、光源ランプの温度上昇率が所定上昇率を超えたことで温度異常を判断し、保護機能が作動するプロジェクタが開示されている。
特開2001−312000号公報 特許第3895889号公報
しかしながら、プロジェクタでは、光源ランプを消灯した後、ランプの余熱によって温度センサ(例えば、ランプ近傍に配置された温度センサ)の周辺の温度が高くなっている状態で再度光源ランプを点灯するような使い方がされる場合がある。このような場合において、特許文献1にて開示されたプロジェクタでは、ランプ再点灯時における温度センサの周辺の温度が保護動作を行う閾値温度としての所定温度を超えていると、本来は問題がないにもかかわらず保護機能が誤作動してしまう場合が生ずる。
一方、温度センサの周辺の温度が高い状態からランプの再点灯によりさらに温度が上昇する場合と、温度センサの周辺の温度が低い状態からランプの点灯により温度が上昇する場合とでは、前者の場合の方が温度上昇率は小さい。このため、前者の場合において、特許文献2にて開示されたプロジェクタがその排気口が塞がれた状態で使用されても、温度センサにより検出される温度の上昇率が所定上昇率を超えないため、保護機能が作動しないおそれがある。
本発明は、光源の消灯後における余熱の影響による光源の再点灯時における保護機能の誤作動や不作動を回避することができるようにした画像投射装置を提供する。
本発明の一側面としての画像投射装置は、該装置の内部の温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段による検出温度が所定温度より高い場合に保護動作を行う制御手段とを有する。そして、制御手段は、光源が点灯してからの経過時間を計測し、該経過時間に応じて該所定温度を変更することを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としての画像投射装置は、該装置の内部の温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段による検出温度が所定温度より高い場合に保護動作を行う制御手段とを有する。そして、制御手段は、光源が消灯してから次に点灯するまでの経過時間を計測し、該経過時間に応じて所定温度を変更することを特徴とする。
なお、上記画像投射装置と、該画像投射装置に画像情報を供給する画像供給装置とを有する画像表示システムも本発明の他の側面を構成する。
本発明では、光源が点灯してからの経過時間又は光源が消灯してから次に点灯するまでの経過時間、すなわち光源の余熱の影響が残っているか否かに応じて保護動作を行う閾値となる所定温度を変更する。このため、本発明によれば、光源の消灯後における余熱の影響による光源の再点灯時における保護機能の誤作動や不作動を回避することができる。
以下、本発明の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。
(プロジェクタの全体構成)
図1には、本発明の実施例1である液晶プロジェクタ(画像投射装置)の構成を示している。
この図において、1は光源ランプ(以下、単にランプという)であり、本実施例では、高圧水銀放電ランプが用いられている。ただし、光源ランプ1として、高圧水銀放電ランプ以外の放電型ランプ(例えば、ハロゲンランプ、キセノンランプ、メタルハライドランプ)を用いてもよい。
2はランプ1を保持するランプホルダ、3は防爆ガラス、4はガラス押えである。αはランプ1からの光束を均一な明るさ分布を有する平行光束に変換する照明光学系、βは照明光学系αからの光を色分解して、後述するRGBの3色用の液晶パネルに導き、さらに該液晶パネルからの光を色合成する色分解合成光学系である。
5は色分解合成光学系βからの光(画像)を図示しないスクリーン(被投射面)に投射する投射レンズ鏡筒である。投射レンズ鏡筒5内には、後述する投射光学系が収納されている。
6はランプ1、照明光学系α及び色分解合成光学系βを収納するとともに、投射レンズ鏡筒5が固定される光学ボックスである。該光学ボックス6には、ランプ1の周囲を囲むランプケース6aが形成されている。
7は光学ボックス6内に照明光学系α及び色分解合成光学系βを収納した状態で蓋をする光学ボックス蓋である。8は商用電源から各基板へのDC電源を作り出すPFC電源基板、9は電源フィルタ基板、10はPFC電源基板8とともに動作してランプ1を点灯駆動するバラスト電源基板である。
11はPFC電源基板8からの電力により、液晶パネルの駆動とランプ1の点灯制御を行う制御基板である。12A,12Bはそれぞれ、後述する下部外装ケース21の吸気口21aから空気を吸い込むことで、色分解合成光学系β内の液晶パネルや偏光板等の光学素子を冷却するための第1及び第2光学系冷却ファンである。13は両光学系冷却ファン12A,12Bからの風を、色分解合成光学系β内の光学素子に導く第1RGBダクトである。
14はランプ1に対して吹き付け風を送り、ランプ1を冷却するランプ冷却ファンである。15はランプ冷却ファン14を保持しつつ、冷却風をランプ1に導く第1ランプダクトである。16はランプ冷却ファン14を保持して、第1ランプダクト15とともにダクトを構成する第2ランプダクトである。
17は下部外装ケース21に設けられた吸気口21bから空気を吸い込み、PFC電源基板8とバラスト電源基板10内に風を流通させることで、これらを冷却するための電源冷却ファンである。18は排気ファンであり、ランプ冷却ファン14からランプ1に送られてこれを冷却した後の熱風を、後述する第2側板24に形成された排気口24aから排出する。
下部外装ケース21は、ランプ1、光学ボックス6及び電源系基板8〜10及び制御基板11等を収納する。22は下部外装ケース21に光学ボックス6等を収納した状態で蓋をするための上部外装ケースである。23は第1側板であり、第2側板24とともに外装ケース21,22により形成される側面開口を閉じる。下部外装ケース21には、上述した吸気口21a,21bが形成されており、第2側板24には上述した排気口24aが形成されている。下部外装ケース21、上部外装ケース22、第1側板23及び第2側板24によって、該プロジェクタの筐体が構成される。
25は各種信号を取り込むためのコネクタが搭載されたIF基板であり、26は第1側板23の内側に取り付けられたIF補強板である。
27はランプ1からの排気熱を排気ファン18まで導き、筐体内に排気風を拡散させないようにするための排気ダクトである。
28はランプ蓋である。ランプ蓋28は、下部外装ケース21の底面に着脱可能に配置され、不図示のビスにより固定される。また、29はセット調整脚である。セット調整脚29は、下部外装ケース21に固定されており、その脚部29aの高さを調整可能となっている。脚部29aの高さ調整により、プロジェクタの傾斜角度を調整できる。
30は下部外装ケース21の吸気口21aの外側に取り付けられる不図示のフィルタを保持するRGB吸気プレートである。
31は色分解合成光学系βを保持するプリズムベースである。32は色分解合成光学系β内の光学素子と液晶パネルを冷却するために、第1及び第2光学系冷却ファン12A,12Bからの冷却風を導くダクト形状部を有するボックスサイドカバーである。33はボックスサイドカバー32と合わさってダクトを形成する第2RGBダクトである。
34は色分解合成光学系β内に配置される液晶パネルから延びたフレキシブル基板が接続され、制御基板11に接続されるRGB基板である。
(光学構成)
次に、前述したランプ1、照明光学系α、色分解合成光学系β及び投射レンズ鏡筒(投射光学系)5により構成される光学系の構成について図2を用いて説明する。図2において、(A)は光学系の水平断面を、(B)は垂直断面をそれぞれ示す。
同図において、41は連続スペクトルで白色光を発光する放電発光管(以下、単に発光管という)である。42は発光管41からの光を所定の方向に集光する凹面鏡を有するリフレクタである。発光管41とリフレクタ42により光源ランプ1が構成される。
43aは図2(A)に示す水平方向において屈折力を有するシリンドリカルレンズセルを複数配列した第1シリンダアレイである。43bは第1シリンダアレイ43aの個々のレンズセルに対応したシリンドリカルレンズセルを複数有する第2シリンダアレイである。44は紫外線吸収フィルタ、45は無偏光光を所定の偏光光に変換する偏光変換素子である。
46は図2(B)に示す垂直方向において屈折力を有するシリンドリカルレンズで構成されたフロントコンプレッサである。47はランプ1からの光軸を、ほぼ90度(より詳しくは88度)折り曲げるための反射ミラーである。
43cは垂直方向において屈折力を有するシリンドリカルレンズセルを複数配列した第3シリンダアレイである。43dは第3シリンダアレイ43cの個々のレンズセルに対応したシリンドリカルレンズアレイを複数有する第4シリンダアレイである。
50は色座標を所定値に調整するために特定波長域の色をランプ1に戻すためのカラーフィルタである。48はコンデンサーレンズである。49は垂直方向において屈折力を有するシリンドリカルレンズで構成されたリアコンプレッサである。以上により、照明光学系αが構成される。
58は青(B:例えば430〜495nm)と赤(R:例えば590〜650nm)の波長領域の光を反射し、緑(G:例えば505〜580nm)の波長領域の光を透過するダイクロイックミラーである。59は透明基板に偏光素子を貼り付けたG用の入射側偏光板であり、P偏光光のみを透過する。60は多層膜により構成された偏光分離面においてP偏光光を透過し、S偏光光を反射する第1偏光ビームスプリッタである。
61R,61G,61Bはそれぞれ、入射した光を反射するとともに画像変調する光変調素子(若しくは画像形成素子)としての赤用反射型液晶パネル、緑用反射型液晶パネル及び青用反射型液晶パネルである。62R,62G,62Bはそれぞれ、赤用1/4波長板、緑用1/4波長板及び青用1/4波長板である。
64aはR光の色純度を高めるためにオレンジ光をランプ1に戻すトリミングフィルタである。64bは透明基板に偏光素子を貼り付けたRB用入射側偏光板であり、P偏光のみを透過する。
65はR光の偏光方向を90度変換し、B光の偏光方向は変換しない色選択性位相差板である。66は偏光分離面においてP偏光を透過し、S偏光を反射する第2偏光ビームスプリッタである。
68BはB用射出側偏光板(偏光素子)であり、B光のうちS偏光成分のみを整流する。68GはG光のうちS偏光成分のみを透過させるG用出側偏光板である。69はR光及びB光を透過し、G光を反射するダイクロイックプリズムである。
以上のダイクロイックミラー58〜ダイクロイックプリズム69により、色分解合成光学系βが構成される。
本実施例において、偏光変換素子45はP偏光をS偏光に変換するが、ここでいうP偏光とS偏光は、偏光変換素子45における光の偏光方向を基準として述べている。一方、ダイクロイックミラー58に入射する光は、第1及び第2偏光ビームスプリッタ60,66での偏光方向を基準として考え、P偏光光であるとする。すなわち、本実施例では、偏光変換素子45から射出された光をS偏光光とするが、同じS偏光光をダイクロイックミラー58に入射する場合はP偏光光として定義する。
(光学的作用)
次に、光学的な作用を説明する。
発光管41から発した光はリフレクタ42により所定の方向に集光される。リフレクタ42は放物面形状の凹面鏡を有し、放物面の焦点位置からの光は該放物面の対称軸に平行な光束となる。但し、発光管41からの光源は理想的な点光源ではなく、有限の大きさを有しているので、集光する光束には放物面の対称軸に平行でない光の成分も多く含まれている。これらの光束は、第1シリンダアレイ43aに入射する。第1シリンダアレイ43aに入射した光束は、シリンダレンズセルの数に応じた複数の光束に分割されて集光され、垂直方向に並ぶ帯状の複数の光束となる。そして、これら複数の分割光束は、紫外線吸収フィルタ44及び第2シリンダアレイ43bを経て、複数の光源像を偏光変換素子45の近傍に形成する。
偏光変換素子45は、偏光分離面と反射面と1/2波長板とを有する。複数の光束は、それぞれの列に対応した偏光分離面に入射し、これを透過するP偏光成分とここで反射するS偏光成分とに分割される。反射されたS偏光成分は反射面で反射し、P偏光成分と同じ方向に射出する。一方、偏光分離面を透過したP偏光成分は、1/2波長板を透過してS偏光成分と同じ偏光成分に変換される。こうして、同じ偏光方向を有する複数の光束が射出する。
偏光変換された複数の光束は、偏光変換素子45から射出した後、フロントコンプレッサ46で圧縮され、反射ミラー47によって88度反射され、第3シリンダアレイ43cに入射する。
第3シリンダアレイ43cに入射した光束は、シリンダレンズセルの数に応じた複数の光束に分割されて集光され、水平方向に並ぶ帯状の複数の光束となる。該複数の分割光束は、第4シリンダアレイ43d及びコンデンサーレンズ48を介してリアコンプレッサ49に入射する。
フロントコンプレッサ46、コンデンサーレンズ48及びリアコンプレッサ49の光学作用によって、複数の光束によって形成される矩形像は互いに重なり合い、矩形の均一な明るさの照明エリアを形成する。この照明エリアに、反射型液晶パネル61R,61G,61Bが配置される。
偏光変換素子45によってS偏光とされた光は、ダイクロイックミラー58に入射する。以下、ダイクロイックミラー58を透過したG光の光路について説明する。
ダイクロイックミラー58を透過したG光は、入射側偏光板59に入射する。G光はダイクロイックミラー58によって分解された後もP偏光(偏光変換素子45を基準とする場合はS偏光)となっている。そして、G光は入射側偏光板59から射出した後、第1偏光ビームスプリッタ60に対してP偏光として入射し、その偏光分離面を透過してG用反射型液晶パネル61Gへと至る。
ここで、該プロジェクタのIF基板25には、パーソナルコンピュータ、DVDプレーヤ、テレビチューナ等の画像供給装置80が接続されている。制御基板11は、画像供給装置80から入力された画像情報に基づいて反射型液晶パネル61R,61G,61Bを駆動し、これらに各色用の原画を形成させる。これにより、各反射型液晶パネルに入射した光は、反射されるとともに原画に応じて変調(画像変調)される。画像供給装置80とプロジェクタとにより画像表示システムが構成される。
G用反射型液晶パネル61Gにおいては、G光が画像変調されて反射される。画像変調されたG光のうちP偏光成分は、再び第1偏光ビームスプリッタ60の偏光分離面を透過して光源側に戻され、投射光から除去される。一方、画像変調されたG光のうちS偏光成分は、第1偏光ビームスプリッタ60の偏光分離面で反射され、投射光としてダイクロイックプリズム69に向かう。
このとき、すべての偏光成分をP偏光に変換した状態(黒を表示した状態)において、第1偏光ビームスプリッタ60とG用反射型液晶パネル61Gとの間に設けられた1/4波長板62Gの遅相軸を所定の方向に調整する。これにより、第1偏光ビームスプリッタ60とG用反射型液晶パネル61Gで発生する偏光状態の乱れの影響を小さく抑えることができる。
第1偏光ビームスプリッタ60から射出したG光は、ダイクロイックプリズム69に対してS偏光として入射し、該ダイクロイックプリズム69のダイクロイック膜面で反射して投射レンズ鏡筒5へと至る。
一方、ダイクロイックミラー58で反射したR光とB光は、トリミングフィルタ64aに入射する。R光とB光はダイクロイックミラー58によって分解された後もP偏光となっている。そして、R光とB光は、トリミングフィルタ64aでオレンジ光成分がカットされた後、入射側偏光板64bを透過し、色選択性位相差板65に入射する。
色選択性位相差板65は、R光の偏光方向のみを90度回転させる作用を有し、これによりR光はS偏光として、B光はP偏光として第2偏光ビームスプリッタ66に入射する。
S偏光として第2偏光ビームスプリッタ66に入射したR光は、該第2偏光ビームスプリッタ66の偏光分離面で反射され、R用反射型液晶パネル61Rへと至る。また、P偏光として第2偏光ビームスプリッタ66に入射したB光は、該第2偏光ビームスプリッタ66の偏光分離面を透過してB用反射型液晶パネル61Bへと至る。
R用反射型液晶パネル61Rに入射したR光は、画像変調されて反射される。画像変調されたR光のうちS偏光成分は、再び第2偏光ビームスプリッタ66の偏光分離面で反射されて光源側に戻され、投射光から除去される。一方、画像変調されたR光のうちP偏光成分は、第2偏光ビームスプリッタ66の偏光分離面を透過して、投射光としてダイクロイックプリズム69に向かう。
また、B用反射型液晶パネル61Bに入射したB光は、画像変調されて反射される。画像変調されたB光のうちP偏光成分は、再び第2偏光ビームスプリッタ66の偏光分離面を透過して光源側に戻され、投射光から除去される。一方、画像変調されたB光のうちS偏光成分は、第2偏光ビームスプリッタ66の偏光分離面で反射して、投射光としてダイクロイックプリズム69に向かう。
このとき、第2偏光ビームスプリッタ66とR用,B用反射型液晶パネル61R,61Bとの間に設けられた1/4波長板62R,62Bの遅相軸を調整することにより、G光の場合と同じように、R,B光それぞれの黒表示状態での調整を行うことができる。
こうして1つの光束に合成されて第2偏光ビームスプリッタ66から射出したR光とB光は、射出側偏光板68Bで検光されてダイクロイックプリズム69に入射する。また、R光はP偏光のまま射出側偏光板68Bを透過して、ダイクロイックプリズム69に入射する。
射出側偏光板68Bで検光されることにより、B光は、該B光が第2偏光ビームスプリッタ66、B用反射型液晶パネル61B及び1/4波長板62Bを通ることによって生じた無効な成分がカットされた光となる。
そして、ダイクロイックプリズム69に入射したR光とB光は、ダイクロイック膜面を透過して、該ダイクロイック膜面にて反射したG光と合成されて投射レンズ5に至る。
そして、合成されたR,G,B光は、投射レンズ5によってスクリーンなどの被投射面に拡大投影される。
以上説明した光路は、反射型液晶パネルが白表示状態の場合である。以下では、反射型液晶パネルが黒表示状態の場合での光路について説明する。
まず、G光の光路について説明する。ダイクロイックミラー58を透過したG光のP偏光光は、入射側偏光板59に入射し、その後第1偏光ビームスプリッタ60に入射してその偏光分離面で透過され、G用反射型液晶パネル61Gへと至る。しかし、反射型液晶パネル61Gが黒表示状態であるため、G光は画像変調されずに反射される。このため、G用反射型液晶パネル61Gで反射された後も、G光はP偏光光のままである。したがって、G光は再び第1偏光ビームスプリッタ60の偏光分離面を透過し、入射側偏光板59を透過して光源側に戻され、投射光から除去される。
次に、R光とB光の光路について説明する。ダイクロイックミラー58で反射したR光とB光のP偏光光は、入射側偏光板64bに入射する。そして、入射側偏光板64bから射出した後、色選択性位相差板65に入射する。色選択性位相差板65は、R光の偏光方向のみを90度回転する作用を持つため、R光はS偏光として、B光はP偏光として第2偏光ビームスプリッタ66に入射する。
S偏光として第2偏光ビームスプリッタ66に入射したR光は、その偏光分離面で反射され、R用反射型液晶パネル61Rへと至る。また、P偏光として第2偏光ビームスプリッタ66に入射したB光は、その偏光分離面を透過してB用反射型液晶パネル61Bへと至る。
ここで、R用反射型液晶パネル61Rは黒表示状態であるため、R用反射型液晶パネル61Rに入射したR光は画像変調されないまま反射される。このため、R用反射型液晶パネル61Rで反射された後も、R光はS偏光光のままである。したがって、R光は再び第2偏光ビームスプリッタ66の偏光分離面で反射し、入射側偏光板64bを通過して光源側に戻され、投射光から除去される。これにより、黒表示がなされる。
一方、B用反射型液晶パネル61Bに入射したB光は、B用反射型液晶パネル61Bが黒表示状態であるため、画像変調されないまま反射される。このため、B用反射型液晶パネル61Bで反射された後も、B光はP偏光光のままである。したがって、B光は再び第2偏光ビームスプリッタ66の偏光分離面を透過し、色選択性位相差板65によりP偏光に変換され、入射側偏光板64bを透過して、光源側に戻され、投射光から除去される。
(冷却構造)
次に、本実施例のプロジェクタにおける冷却構成について、図3を用いて説明する。前述したように、本プロジェクタ内には、5つのファン12A,12B,14,17,18が収納されており、以下に示す複数の流路に空気流を流してそれぞれの冷却対象を冷却する。
図3中に実線矢印で示す流路Bでは、ランプ冷却ファン14によって吸い込まれた筐体内の空気が、ダクト15,16を介して冷却風としてランプ1まで送られる。ランプ1を冷却した空気流は、排気ボックス27に導かれ、排気ファン18によって筐体外部に排気される。
図3中に点線矢印で示す流路Aでは、投射レンズ鏡筒5の下側の吸気口21aから第1及び第2冷却ファン12A,12B(12Bは投射レンズ鏡筒5の下側に配置されている)によって筐体外部から吸い込まれた空気が流入する。該空気流による冷却風は、光学ボックス6内に配置された色分解合成系βの光学素子を冷却する。そして、その冷却風の多くは、光学ボックス6に隣接するPFC電源基板8及びバラスト電源基板10に向かって流れ、該基板9,10に実装された電気部品を冷却した後、排気ファン18及び電源冷却ファン17によって筐体外部に排出される。
さらに、図3中に一点鎖線矢印で示す流路Cでは、下部外装ケース21の吸気口21b(図3中には示していない)から吸い込まれた空気が流入する。該空気流による冷却風は、筐体内の空気とともに電源冷却ファン17もしくは排気ファン18による吸い込み力によってバラスト電源基板10及びPFC電源基板8に導かれる。そして、これら基板8,10を冷却した後、電源冷却ファン17及び排気ファン18によって筐体外部に排出される。
以上のように構成されるプロジェクタにおけるランプ1の周辺の冷却構造について、図4を用いて詳細に説明する。
発熱部材としてのランプ1及びランプ1を保持するランプホルダ2等で構成されるランプユニット101は、断熱部材としてのランプ収納部材であるランプケース6aの内部に収納される。ランプケース6aには排熱用の開口が設けられ、排気ダクト27の一方の開口に連結されている。排気ダクト27の他方の開口は、排気ファン18の吸気面に対向配置されている。これにより、ランプケース6a内の空気は排気ダクト27の内部を通過して排気ファン18に至り、排気ファン18の下流側に設けられた排気口24aから排気される。排気口24aは、前述したように、プロジェクタの外装面の一部を構成する第2側板24に形成されている。
このような構成において、ランプ1は点灯状態において多くの熱を発生するため、ランプケース6aの内部は200℃近い高温になる。このため、ランプ1を冷却した後の熱風に冷たい外気を混合しても、排気口24aからの排出空気は高温となってしまう。
ランプケース6aには、該ランプケース6aの内部の温度を検出するための第1温度センサS1が設けられている。また、吸気口24bの近傍(ランプケース6aの外面と吸気口24bとに面した領域)には、吸気口24bから流入した空気(外部空気)の温度(雰囲気温度)を検出する第2温度センサS2が配置されている。第2温度センサS2は、「温度検出手段」に相当する。
排気口24aが後述する障害物によって覆われていない状態では、第2温度センサS2は、ランプケース6aの近傍に配置されているものの、外気温度(プロジェクタが設置された室内の温度等)と同等な温度を検出することができる。
ここで、第1温度センサS1は、他の温度センサが故障してもランプ1を保護することができるように、バイメタル等を利用したメカニカルセンサである。そして、第1温度センサS1は、その検出温度がある温度(他の温度センサの検出温度範囲よりも高い温度)を超えた場合にランプ1を点灯させている電流を遮断する機能を持つ。
これに対し、第2温度センサS2は、IC素子を利用した温度センサであり、温度の変化に応じた電気信号を出力する。このため、第2温度センサS2の出力に応じた電気的制御を行うことが可能である。
次に、本実施例における制御系の構成について、図5を用いて説明する。制御系は、冷却ファン制御系とランプ制御系と表示制御系とを含む。
図5において、36は制御手段としての制御部であり、37は排気ファン電源である。これら制御部36及び排気ファン電源37は、図1に示した制御基板11に実装されている。
また、38はランプ電源であり、図1に示したバラスト電源基板10に実装されている。
39はLCD等により構成された表示部であり、上部外装ケース22に設けられている。
制御部36は、第2温度センサS2によって検出された温度情報に基づいて、排気ファン電源37、ランプ電源38及び表示部39の動作を制御する。また、制御部36は、CPUと、該CPUで実行されるコンピュータプログラムを記憶した不揮発性メモリと、ワークメモリと、タイマ36aとを含む。
排気ファン電源37は、排気ファン18に駆動電力を供給して、ランプ1の冷却を行わせる。
表示部39は、制御部36に電気的に接続されており、制御部36からの表示信号に応じて各種表示を行う。具体的には、制御部36は、第2温度センサS2によって検出された温度が所定温度(以下、警告基準温度という)を超えている場合には、表示部39に対して警告表示信号を出力する。表示部39は該警告表示信号に応じて、温度異常をユーザに警告するための警告表示を行う。
このような構成において、発熱部材であるランプ1の消灯と点灯に伴う、第2温度センサS2により検出されるプロジェクタの筐体(装置)の内部の温度推移を図6に示す。
t0は前回のランプ1の消灯時刻を、t1は今回(次)の点灯開始時刻を示す。ランプ1を消灯させた後、排気ファン18の駆動によって筐体内は強制冷却され、温度が若干低下する。ところが、強制冷却が終了した(時刻ts)直後から、ランプ1の余熱によって筐体内の温度が上昇し、ある程度長い時間にわたって上昇した温度を維持する。
このような状態においてランプ1を再点灯させた場合、排気ファン18の駆動の再開によって筐体内の温度は低下する。しかし、従来のプロジェクタと同様に、警告基準温度がランプ再点灯時(時刻t1)における第2温度センサS2による検出温度よりも低く設定されていると、本来は正常な温度推移であるにも関わらず、警告表示が行われてしまう。
そこで、本実施例では、図7に示すように、ランプ1の点灯してからの経過時間を計測し、該経過時間に応じて警告基準温度を変更する。図7には、制御部36による筐体内の温度異常に対する処理動作を示している。この動作は、制御部36が前述した不揮発性メモリに格納されたコンピュータプログラムに従って実行する。
プロジェクタに設けられた電源スイッチ(又はランプ点灯スイッチ)が操作されてランプ1が点灯すると、制御部36は、内部のタイマ36aを動作させて、ランプ1が点灯してからの経過時間(以下、点灯後経過時間という)の計測を開始する。
ステップS01では、制御部36は、タイマ36aにより計測された点灯後経過時間を取得し、内部のワークメモリに記憶させる。
次にステップS02では、制御部36は、ステップS01で取得及び記憶した点灯後経過時間が、所定時間(以下、基準時間という)Tに達したか否かを判別する。基準時間Tは、制御部36内の不揮発性メモリに予め記憶されている。
点灯後経過時間が基準時間Tに達していない場合は、ステップS03に進み、制御部36は、第2温度センサS2よる検出温度(以下、センサ温度という)を取得する。そして、ステップS04にて、センサ温度が警告基準温度A以上か否かを判別する。ここで、警告基準温度Aは、後述する警告基準温度Bよりも高く設定され、不揮発性メモリに予め記憶されている。
ステップS04において、センサ温度が警告基準温度Aよりも低い場合には、筐体内部に温度異常は生じていないものとして、ステップS01からの処理に戻る。このようにステップS01〜S04の処理を繰り返し実行することで、点灯後経過時間が基準時間Tに達する前における筐体内部での温度異常の有無を、警告基準温度Aを閾値として判別し続ける。
一方、ステップS04において、センサ温度が警告基準温度A以上である(警告基準温度Aより高い)場合には、ステップS08に進み、制御部36は、保護動作として、表示部39に温度異常を示す警告表示を行わせる。
また、ステップS02において、点灯後経過時間が基準時間Tに達した場合は、ステップS05に進み、制御部36は、センサ温度を取得する。そして、ステップS06にて、取得したセンサ温度ワークメモリに記憶させる。
次に、ステップS07では、制御部36は、センサ温度が警告基準温度B以上であるか否かを判別する。警告基準温度Bは、不揮発性メモリに予め記憶されている。
センサ温度が警告基準温度Bより低い場合は、筐体内部に温度異常は生じていないものとして、ステップS05からの処理に戻る。このようにステップS05〜S07の処理を繰り返し実行することで、点灯後経過時間が基準時間Tに達した後における筐体内部での温度異常の有無を、警告基準温度Bを閾値として判別し続ける。
一方、ステップS07において、センサ温度が警告基準温度B以上である(警告基準温度Bより高い)場合には、ステップS08に進み、制御部36は、表示部39に温度異常を示す警告表示を行わせる。
なお、図7のフローチャートでは、ステップS08において、保護動作の1つとしての警告表示を行う場合について示したが、警告表示に代えて又は警告表示とともに少なくとも1つの他の保護動作を行ってもよい。他の保護動作として、例えば、スピーカーから警告音を発生したり、排気ファン18の回転数増加を行ったり、ランプ電源38への電力供給を遮断してランプ1を消灯させたりしてもよい。このことは、後述する実施例2でも同じである。
図8には、制御部36によって点灯後経過時間に応じて変更される警告基準温度A,Bを示している。点灯開始時刻t1からの経過時間である点灯開始経過時間が基準時間Tに達する前は警告基準温度はAに設定される。そして、点灯開始経過時間が基準時間Tに達した後は、警告基準温度はAより低いBに変更される。
図9には、警告基準温度A,Bとランプ1の消灯と点灯に伴って変化するセンサ温度との関係を示している。
図中の太線は、ランプ1が消灯された(時刻t0)後に再点灯される場合のセンサ温度の推移を示しており、図6で説明したものと同じである。また、細線は警告基準温度A,Bを示す。
ランプ1が消灯された後、点灯後経過時間(時刻t1からの経過時間)が基準時間Tに達する前までは、警告基準温度はAに設定されている。この警告基準温度Aは、ランプ1の余熱によって上昇したセンサ温度が超えないように高めに設定されている。
そして、点灯後経過時間が基準時間Tに達した後は、警告基準温度はAよりも低いBに変更される。これは、ランプ1の再点灯に伴って再駆動された排気ファン18によって、ランプ1の余熱を含む筐体内部の熱が外部に排出されるため、センサ温度も低下するためである。警告基準温度Bは、その後、プロジェクタの動作(画像投射)中において維持され、排気口24aが壁等の障害物で塞がれることによる筐体内部の温度異常を判別するための閾値として用いられる。
以上のように、本実施例では、ランプ1の点灯直後(基準時間Tが経過するまで)は、筐体内のランプ余熱の影響による誤った保護動作が行われないように、基準時間Tを経過した後の警告基準温度Bよりも高い警告基準温度Aを設定する。これにより、ランプ1の消灯後、短時間のうちにランプ1を再点灯したような場合に、不要な保護動作が行われてしまうことを回避できる。
図10には、本発明の実施例2である液晶プロジェクタにおける制御部36による筐体内の温度異常に対する処理動作を示している。
なお、本実施例の処理動作は、実施例1で説明したプロジェクタにおいて行われる。このため、本実施例において、実施例1と共通する構成要素又は共通する機能を有する構成要素には、実施例1と同符号を付す。
プロジェクタに設けられた電源スイッチ(又はランプ点灯スイッチ)が操作されてランプ1が消灯すると、制御部36は、タイマ36a内の第1タイマを動作させて、ランプ1が消灯してからの経過時間(以下、消灯後経過時間という)の計測を開始する。その後、電源スイッチ(又はランプ点灯スイッチ)が操作されてランプ1が点灯すると、制御部36は、タイマ36a内の第2タイマを動作させて、ランプ1が点灯してからの経過時間(以下、点灯後経過時間という)の計測を開始する。
ステップS11では、制御部36は、第2タイマにより計測された点灯後経過時間を取得し、内部のワークメモリに記憶させる。
次に、ステップS12では、制御部36は、ステップS11で取得及び記憶した点灯後経過時間が、第2の所定時間としての基準時間T2に達したか否かを判別する。基準時間T2は、制御部36内の不揮発性メモリに予め記憶されている。点灯後経過時間が基準時間T2に達していない場合は、ステップS13に進み、制御部36は、第1タイマにより計測された前回のランプ1の消灯から今回の点灯までの消灯後経過時間を取得し、内部のワークメモリに記憶する。
そして、ステップS14では、制御部36は、ステップS13で取得及び記憶した消灯後経過時間が、第1の所定時間としての基準時間T1に達したか否かを判別する。基準時間T1は、制御部36内の不揮発性メモリに予め記憶されている。消灯後経過時間が基準時間T1に達していない場合は、ステップS15に進み、制御部36は、第2温度センサS2より検出された温度(センサ温度)を取得する。
次に、ステップS16では、制御部36は、センサ温度を内部の不揮発性メモリに記憶し、センサ温度が警告基準温度A以上か否かを判別する。ここで、警告基準温度Aは、後述する警告基準温度B,Cよりも高く設定され、不揮発性メモリに予め記憶されている。センサ温度が警告基準温度Aより低い場合は、筐体内部に温度異常は生じていないものとして再びステップS11からの処理に戻る。
このようにステップS11〜S16の処理を繰り返し実行することで、消灯後経過時間が基準時間T1に達する前であって、かつ点灯後経過時間が基準時間T2に達する前における筐体内部での温度異常の有無を、警告基準温度Aを閾値として判別し続ける。
一方、ステップS16において、センサ温度が警告基準温度A以上である(警告基準温度Aより高い)場合には、ステップS17に進み、制御部36は、保護動作として、表示部39に温度異常を示す警告表示を行わせる。
また、ステップS14において、消灯後経過時間が基準時間T1に達した場合は、ステップS18に進み、制御部36は、センサ温度を取得する。さらに、ステップS19に進み、取得したセンサ温度をワークメモリに記憶させる。
次に、ステップS20では、制御部36は、センサ温度が警告基準温度B以上であるか否かを判別する。ここで、警告基準温度Bは、後述する警告基準温度Cよりも低く設定され、不揮発性メモリに予め記憶されている。
センサ温度が警告基準温度Bより低い場合は、筐体内部に温度異常は生じていないものとして、ステップS11からの処理に戻る。このようにステップS11〜S14とS18〜S20の処理を繰り返し実行することで、消灯後経過時間が基準時間T1に達した後で、かつ点灯後経過時間が基準時間T2に達する前の筐体内部での温度異常の有無を、警告基準温度Bを閾値として判別し続ける。
一方、ステップS20において、センサ温度が警告基準温度B以上である(警告基準温度Bより高い)場合には、ステップS24に進み、制御部36は、保護動作として、表示部39に温度異常を示す警告表示を行わせる。
また、ステップS12において、点灯後経過時間が基準時間T2に達した場合は、ステップS21に進み、制御部36は、センサ温度を取得する。そして、ステップS22では、取得したセンサ温度をワークメモリに記憶させる。
次に、ステップS23では、制御部36は、センサ温度が警告基準温度C以上であるか否かを判別する。警告基準温度Cは、不揮発性メモリに予め記憶されている。センサ温度が警告基準温度Cよりも低い場合は、筐体内部に温度異常は生じていないものとして、再びステップS21からの処理に戻る。
このようにステップS21〜23の処理を繰り返し実行することで、点灯後経過時間が基準時間T2に達した後における筐体内部での温度異常の有無を、警告基準温度Cを閾値として判別し続ける。
一方、ステップS23において、センサ温度が警告基準温度C以上である(警告基準温度Cより高い)場合には、ステップS24に進み、制御部36は、表示部39に温度異常を示す警告表示を行わせる。
図11及び図12には、消灯後経過時間及び点灯後経過時間に応じて警告基準温度が変更される様子を示す。t0は前回のランプ1の消灯時刻を、t1は今回(次)のランプ1の点灯開始時刻を示す。
図11に示すように、前回のランプ消灯から今回のランプ点灯までの消灯後経過時間(t1−t0)が基準時間T1に達していない場合は、今回のランプ点灯からの点灯後経過時間が基準時間T2に達するまで、警告基準温度はAに設定される。つまり、前回のランプ消灯後、まだランプ1の余熱の影響により筐体内部の温度が高い状態でランプ1が再点灯された場合には、実施例1と同様に、警告基準温度を高めのAに設定することで、不要な保護動作が行われることを回避する。
また、図12に示すように、消灯後経過時間(t1−t0)が基準時間T1に達している場合は、点灯後経過時間が基準時間T2に達するまで、警告基準温度はBに設定される。つまり、前回のランプ消灯後、ランプ1が冷えて筐体内部の温度が低い状態でランプ1が再点灯された場合には、警告基準温度を低めのBに設定することで、ランプ1の点灯後、早い段階で温度異常が生じた場合に、迅速にこれを検出して保護動作を行う。
このように、本実施例では、ランプ1が消灯してから次に点灯するまでの経過時間(消灯後経過時間)を計測し、該経過時間に応じて所定温度としての警告基準温度を変更する。
そして、図11及び図12のいずれに示す場合も、点灯後経過時間が基準時間T2に達した後は、警告基準温度はCに変更される。警告基準温度Cは、その後、プロジェクタの動作(画像投射)中において維持され、排気口24aが壁等の障害物で塞がれることによる筐体内部の温度異常を判別するための閾値として用いられる。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。例えば、上記各実施例では、ランプ冷却構造内に設けられた温度センサによる温度異常検出の閾値設定について説明したが、同様の閾値設定を、ランプ以外の発熱部材の冷却構造内に設けた温度センサに適用してもよい。
また、反射型液晶パネルに代えて、透過型液晶パネルやデジタルマイクロミラーデバイス(DMD)を用いてもよい。
本発明の実施例1であるプロジェクタの分解斜視図。 実施例1のプロジェクタの光学構成を示す平面図及び側面図。 実施例1のプロジェクタの冷却風の流れを示す平面図。 実施例1のプロジェクタにおけるランプ冷却構造を示す斜視図。 実施例1のプロジェクタの制御系の構成を示すブロック図。 実施例1における保護動作の処理を示すフローチャート。 プロジェクタの筐体内部の温度の推移を示すグラフ。 実施例1における警告基準温度の推移を示すグラフ。 実施例1における筐体内部の温度と警告基準温度との関係を示すグラフ。 本発明の実施例2であるプロジェクタの保護動作の処理を示すフローチャート。 実施例2における警告基準温度の推移を示すグラフ。 実施例2における警告基準温度の推移を示すグラフ。
符号の説明
1 光源ランプ
10 バラスト電源基板
11 制御基板
18 排気ファン
22 上部外装ケース
36 制御部
37 排気ファン電源
38 ランプ電源
39 表示部
S2 第2温度センサ

Claims (7)

  1. 光源からの光を用いて画像を投射する画像投射装置であって、
    該装置の内部の温度を検出する温度検出手段と、
    該温度検出手段による検出温度が所定温度より高い場合に保護動作を行う制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記光源が点灯してからの経過時間を計測し、該経過時間に応じて前記所定温度を変更することを特徴とする画像投射装置。
  2. 前記制御手段は、前記経過時間が所定時間に達する前の前記所定温度を、該所定時間に達した後よりも高く設定することを特徴とする請求項1に記載の画像投射装置。
  3. 前記制御手段は、前記経過時間が所定時間に達する前の前記所定温度を、該所定時間に達した後よりも低く設定することを特徴とする請求項1に記載の画像投射装置。
  4. 前記制御手段は、前記光源が消灯してから次に点灯するまでの経過時間である第1の経過時間と、前記光源が点灯してからの経過時間である第2の経過時間と計測し、
    前記第1の経過時間が第1の所定時間に達する前は、前記第2の経過時間が第2の所定時間に達する前の前記所定温度を該第2の所定時間に達した後よりも高く設定し、
    前記第1の経過時間が前記第1の所定時間に達した後は、前記第2の経過時間が前記第2の所定時間に達する前の前記所定温度を該第2の所定時間に達した後よりも低く設定することを特徴とする請求項1に記載の画像投射装置。
  5. 光源からの光を用いて画像を投射する画像投射装置であって、
    該装置の内部の温度を検出する温度検出手段と、
    該温度検出手段による検出温度が所定温度より高い場合に保護動作を行う制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記光源が消灯してから次に点灯するまでの経過時間を計測し、該経過時間に応じて前記所定温度を変更することを特徴とする画像投射装置。
  6. 前記保護動作は、警告の表示、警告音の発生、光源ランプの消灯及びファンの回転数増加のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の画像投射装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1つに記載の画像投射装置と、
    該画像投射装置に画像情報を供給する画像供給装置とを有することを特徴とする画像表示システム。
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