JP2009040480A - 包装容器、弁当及び弁当の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】包装容器の多機能化によって弁当製造の作業効率を良くするだけでなく、部品点数の削減を図る。
【解決手段】容器本体11と、蓋13と、蓋13に一体に設けられた仕切り部15とを備え、蓋13と容器本体11はシャリ5の型押し成形用の一対の成形型にもなっている包装容器3。蓋13を天井面を上にして、各収容空間17に具7を配置し、仕切り部15に跨るように所定分量のシャリ5を盛り、容器本体11を裏返した状態で蓋13上に被せ、天地反転させ、蓋13の上面を均一に下方に押圧することで、シャリ5の小割り及び各収容空間への移送と、シャリ5の仕切り部15と蓋13による型押し成形とを同時に実行する。これにより包装容器3にシャリ5の上に具7が載った複数のにぎり寿司9が位置決めされて詰められた状態の弁当1が完成する。
【選択図】 図3
【解決手段】容器本体11と、蓋13と、蓋13に一体に設けられた仕切り部15とを備え、蓋13と容器本体11はシャリ5の型押し成形用の一対の成形型にもなっている包装容器3。蓋13を天井面を上にして、各収容空間17に具7を配置し、仕切り部15に跨るように所定分量のシャリ5を盛り、容器本体11を裏返した状態で蓋13上に被せ、天地反転させ、蓋13の上面を均一に下方に押圧することで、シャリ5の小割り及び各収容空間への移送と、シャリ5の仕切り部15と蓋13による型押し成形とを同時に実行する。これにより包装容器3にシャリ5の上に具7が載った複数のにぎり寿司9が位置決めされて詰められた状態の弁当1が完成する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、米飯成形品を詰める包装容器、該包装容器を使用した弁当及び該弁当の製造方法に関するものである。
弁当販売店あるいはコンビニエンスストア、スーパーマーケット、デパート等の食品売場にはプラスチック製の包装容器に米飯やおかずが詰められた弁当が多種類にわたって置かれ販売されている。これらの中には、握りずし、押しずしのように1口大に小割りされ成形された米飯の上に個別に具が載置された弁当が存在する。
このような米飯が小割りされた弁当を製造するためには、最初に1個1個、米飯を所定の大きさ、形になるように個別に成形し、その上に具を載置してから包装容器の容器本体内に収容し蓋を被せて包装するようにしていた。
このような米飯が小割りされた弁当を製造するためには、最初に1個1個、米飯を所定の大きさ、形になるように個別に成形し、その上に具を載置してから包装容器の容器本体内に収容し蓋を被せて包装するようにしていた。
しかしながら、このような製造方法では、米飯を個別に成形した後にそれを包装容器まで移して包装することになり、作業効率が悪い。また、包装容器とは別に、米飯を所定の大きさ、形になるように成形するための専用の型が必要であった。
本発明は、上記の背景技術及び背景技術が抱えていた問題点の存在を踏まえてなされたものであって、包装容器で米飯の詰め物を包装するという本来の機能に加えて、成形用の型としても使用できるものとすることで部品点数の削減を図ると共に、作業効率の良い弁当の製造を可能とすることを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、具が上に載った米飯成形品を複数収容する凹部を有する容器本体と、前記容器本体上を米飯成形品の収容空間を確保しながら覆う蓋と、前記蓋の天井から下方に向かって延び、各米飯成形品の個別の収容空間を前記蓋の天井面と共に限定する仕切り部とを備え、前記蓋と前記容器本体は米飯の型押し成形用の一対の成形型にもなっていることを特徴とする包装容器である。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した包装容器において、蓋は各米飯成形品の上部及び側部に沿った立体形状をした複数の箱状体がその開口下端で互いに連結された形状をしており、その蓋の縁からは容器本体の上まで延びるベロが設けられていることを特徴とする包装容器である。
請求項3に記載した発明は、請求項1または2に記載した包装容器において、前記容器本体の底面には仕切り部と対応する位置に蓋側に突出する突条部が設けられていることを特徴とする包装容器である。
請求項4に記載した発明は、請求項1から3のいずれかに記載した包装容器に具が上に載った米飯成形品が詰められてなる弁当である。
請求項5に記載した発明は、請求項1から3のいずれかに記載した包装容器へ米飯を詰めて弁当を製造する方法であって、蓋を裏返した状態で天井面を上にして、前記仕切り部に跨るように所定分量の米飯を前記蓋上に盛る飯盛り工程と、前記米飯が盛られた蓋に対して容器本体を裏返した状態で被せ、天地反転させる天地反転工程と、蓋の上面を均一に下方に押圧することで、米飯の小割り及び各収容空間への移送と、米飯の前記仕切り部と前記蓋による型押し成形とを同時に実行する成形工程とを備えていることを特徴とする弁当の製造方法である。
本発明の包装容器によれば、弁当本体を包装するという包装容器の本来の機能に加えて、成形型としての機能を包装容器に持たせることができるから、従来別途必要であった成形用の型が不要になり、また、作業効率の良い弁当の製造を可能とする。
また、蓋は各米飯成形品の上部及び側部を覆う逆カップ体がその下端で連結された形状になると、米飯を成形し易くなる。その際、その蓋の縁からは容器本体の上まで延びるベロが設けられていれば、蓋を取り外し易い。
また、蓋は各米飯成形品の上部及び側部を覆う逆カップ体がその下端で連結された形状になると、米飯を成形し易くなる。その際、その蓋の縁からは容器本体の上まで延びるベロが設けられていれば、蓋を取り外し易い。
また容器本体の底面に蓋に設けられた仕切り部と対応する突条部を設けた場合には、対向する仕切り部と突条部とが当接することによって連続した塊として載置された米飯が所定分量ずつ小割りされ、各収容空間に一層円滑に移送される。
また本発明の弁当によれば、上述した効果を有する包装容器の採用によって米飯が所定の形状に成形された弁当を作業効率良く、しかも、少ない部品点数で製造できるから、最終製品である弁当の製造コストを削減し、安価に提供できるようになる。
以下、本発明の包装容器、該包装容器によって包装された弁当及び該弁当の製造方法を実施するための最良の形態として図示の実施の形態を例にとって具体的に説明する。
尚、以下の説明では弁当1の構成について最初に説明し、その説明の中で本発明の包装容器3の構成を併せて説明する。次に上記包装容器3を使用した本発明の弁当の製造方法を弁当1の製造の手順に従って説明し、最後に部分的構成を異ならせた本発明の他の実施の形態について簡単に言及する。
尚、以下の説明では弁当1の構成について最初に説明し、その説明の中で本発明の包装容器3の構成を併せて説明する。次に上記包装容器3を使用した本発明の弁当の製造方法を弁当1の製造の手順に従って説明し、最後に部分的構成を異ならせた本発明の他の実施の形態について簡単に言及する。
弁当1は小割りされた成形されたシャリ5の上に個別に具7が載置されたにぎり寿司9と、該にぎり寿司9を収容して包装する包装容器3とから主になる。
尚、本明細書において使用するシャリ5は寿司用の白米を炊いて酢で調味した酢飯を想定しているが、それに限らず、白米を炊いただけのもの、玄米や雑穀等を白米に混ぜて炊いたもの、これらに酢や砂糖等を加えた酢飯、もち米を炊いたおこわ、これらに具7を混ぜて調理したもの等を使用してもよい。
尚、本明細書において使用するシャリ5は寿司用の白米を炊いて酢で調味した酢飯を想定しているが、それに限らず、白米を炊いただけのもの、玄米や雑穀等を白米に混ぜて炊いたもの、これらに酢や砂糖等を加えた酢飯、もち米を炊いたおこわ、これらに具7を混ぜて調理したもの等を使用してもよい。
また本明細書において使用する具7にはすしのネタになる魚介類やたまご焼等になっている。上記米飯成形品がシャリでなく、おにぎりであれば昆布などおにぎり用の具を適宜使用できる。
そしてこれらのシャリ5と具7とを備えるにぎり寿司9は図示のように1口大に小割りされ成形された状態で提供される。
そしてこれらのシャリ5と具7とを備えるにぎり寿司9は図示のように1口大に小割りされ成形された状態で提供される。
包装容器3は、上記にぎり寿司9を収容する容器本体11と、該容器本体11の蓋としての機能と、上記小割りされたシャリ5を型押し成形する型としての機能とを併せ持つ蓋13とを備えている。
このうち蓋13は一例として発泡スチロール(発泡ポリスチレン)材料によって形成されており、プレス成形等によって各米飯成形品の上部及び側部に沿った立体形状をした箱状体がその下端で互いに連結された形状をしており、側面が仕切り部15になっている。すなわち、蓋13と仕切り部15が一体に構成されて仕切りトレイ状になっている。仕切り部15と蓋13の天井面によって各にぎり寿司9の収容空間17が限定されている。因みに本実施の形態では図示のように前後2段、各段に5個ずつの計10個の収容空間17、17、・・・が形成されている。
このうち蓋13は一例として発泡スチロール(発泡ポリスチレン)材料によって形成されており、プレス成形等によって各米飯成形品の上部及び側部に沿った立体形状をした箱状体がその下端で互いに連結された形状をしており、側面が仕切り部15になっている。すなわち、蓋13と仕切り部15が一体に構成されて仕切りトレイ状になっている。仕切り部15と蓋13の天井面によって各にぎり寿司9の収容空間17が限定されている。因みに本実施の形態では図示のように前後2段、各段に5個ずつの計10個の収容空間17、17、・・・が形成されている。
また蓋13の周縁には庇状に外方に張り出したフランジ部19が設けられている。該フランジ部19は矩形枠状に形成されており、対向する一方の長辺の中央には更に外方に張り出すように舌片状のベロ21が設けられている。
尚、上記ベロ21は弁当1を食べる購入者が蓋13を容器本体11から取り外す場合の手掛かりとして使用する部材である。
尚、上記ベロ21は弁当1を食べる購入者が蓋13を容器本体11から取り外す場合の手掛かりとして使用する部材である。
容器本体11は一例として発泡スチロール(発泡ポリスチレン)材料にカラー印刷を一面に施した積層フィルムを貼設することによって形成されており、プレス成形等によって上記蓋13より一回り大きな収容凹部35が形成されている。
容器本体11の周縁にも庇状に外方に張り出したフランジ部41が設けられている。また上記収容凹部35は上記蓋13をうつぶせにした状態で収容し得る大きさに形成されている。
容器本体11の周縁にも庇状に外方に張り出したフランジ部41が設けられている。また上記収容凹部35は上記蓋13をうつぶせにした状態で収容し得る大きさに形成されている。
収容凹部35の底面23には上記蓋13に形成されている仕切り部15と対応する位置に蓋13側に突出する格子状の突条部25が設けられている。
該突条部25は上記仕切り部15に当接することによって上記10個の収容空間17、17、・・・の開口面を閉塞し、後述する押出し成形時のシャリ5の収容空間17への移送をスムーズにする役割を有している。
該突条部25は上記仕切り部15に当接することによって上記10個の収容空間17、17、・・・の開口面を閉塞し、後述する押出し成形時のシャリ5の収容空間17への移送をスムーズにする役割を有している。
この他、本実施の形態に係る弁当1には各にぎり寿司9に海苔を巻いて食べるための手巻海苔27と、割り箸29と、これらすべてを包む包装紙31とが付いており、梱包時には図2に示すような外観、開梱時には図1に示すような外観をそれぞれ有するように弁当1は構成されている。
次にこのようにして構成される本発明の包装容器3を使用して本発明の弁当1を製造する本発明の弁当の製造方法について説明する。
本発明の弁当の製造方法は(1)具配置工程と、(2)飯盛り工程と、(3)天地反転工程と、(4)成形工程とを基本的に備えている。
本発明の弁当の製造方法は(1)具配置工程と、(2)飯盛り工程と、(3)天地反転工程と、(4)成形工程とを基本的に備えている。
(1)具配置工程(図4(a)参照)
具配置工程は蓋13を裏返しにして仕切り部15によって分けられた複数の収容空間17、17、・・・に個別に具7を配置する工程である。
各収容空間17、17、・・・には予め所定の大きさに切り揃えられる等した種々の具7が蓋13の天井面上の所定の位置に並べられる。
また具7を配置後、直ちに次の飯盛り工程に移行しない場合には蓋13を保管トレイとしてそのまま使用して、冷蔵庫等で冷凍保存する。
具配置工程は蓋13を裏返しにして仕切り部15によって分けられた複数の収容空間17、17、・・・に個別に具7を配置する工程である。
各収容空間17、17、・・・には予め所定の大きさに切り揃えられる等した種々の具7が蓋13の天井面上の所定の位置に並べられる。
また具7を配置後、直ちに次の飯盛り工程に移行しない場合には蓋13を保管トレイとしてそのまま使用して、冷蔵庫等で冷凍保存する。
(2)飯盛り工程(図4(b)参照)
飯盛り工程は上記具7の上に仕切り部15に跨るように所定分量のシャリ5を盛る工程である。
本実施の形態では前段の5個の収容空間17、17、・・・用と、後段の5個の収容空間17、17、・・・用に分けて所定分量のシャリ5を盛る。盛る際には、計量カップ33にシャリ5を詰めて計量しておく。
飯盛り工程は上記具7の上に仕切り部15に跨るように所定分量のシャリ5を盛る工程である。
本実施の形態では前段の5個の収容空間17、17、・・・用と、後段の5個の収容空間17、17、・・・用に分けて所定分量のシャリ5を盛る。盛る際には、計量カップ33にシャリ5を詰めて計量しておく。
計量カップ33は海苔巻きを作る時の酢飯の分量を計量する場合に使用されている横長のプラスチック製のものである。具体的には当該計量カップ33内にシャリ5を詰めて上記具7が配置された前段の5個の収容空間17、17、・・・と後段の収容空間17、17、・・・の上に裏返して図示のように所定分量のシャリ5を盛るようにする。
(3)天地反転工程(図4(c)参照)
天地反転工程は上記シャリ5が盛られた蓋13に対して容器本体11を裏返した状態で被せ、天地反転させる工程である。
尚、本工程を実行することによって下方に容器本体11が収容凹部35の開口面を上にした状態で位置し、上方に蓋13が位置するようになる。また蓋13の各収容空間17、17、・・・の下にシャリ5が位置し、その上に落下した具7が直接載っている。落下しない具7はそのまま蓋13の天井面に張り付いている。
天地反転工程は上記シャリ5が盛られた蓋13に対して容器本体11を裏返した状態で被せ、天地反転させる工程である。
尚、本工程を実行することによって下方に容器本体11が収容凹部35の開口面を上にした状態で位置し、上方に蓋13が位置するようになる。また蓋13の各収容空間17、17、・・・の下にシャリ5が位置し、その上に落下した具7が直接載っている。落下しない具7はそのまま蓋13の天井面に張り付いている。
(4)成形工程(図4(d)参照)
成形工程は上方に位置する蓋13の上面37を均一に下方に押圧してシャリ5の小割り及び収容空間17内への移行と、型押し成形とを同時に実行する工程である。
本実施の形態では蓋13の上面37上に図示のような一例として矩形平板状の押圧部材39を載置する。次に該押圧部材39の上面に矢印に示すように上方から力を加え、上面37を均一に押圧する。
蓋13を成形型としてみると、小割りされた米飯用の小成形型が下端で連結された形状になっており、各小成形型はたがいに干渉されずに上面が凹んだり側面が広げられたりする。従って、型押しし易い。
成形工程は上方に位置する蓋13の上面37を均一に下方に押圧してシャリ5の小割り及び収容空間17内への移行と、型押し成形とを同時に実行する工程である。
本実施の形態では蓋13の上面37上に図示のような一例として矩形平板状の押圧部材39を載置する。次に該押圧部材39の上面に矢印に示すように上方から力を加え、上面37を均一に押圧する。
蓋13を成形型としてみると、小割りされた米飯用の小成形型が下端で連結された形状になっており、各小成形型はたがいに干渉されずに上面が凹んだり側面が広げられたりする。従って、型押しし易い。
上記押圧力によって、シャリ5は所定分量ずつ小割りされ、各収容空間17、17、・・・内に移行され、さらに各収容空間17を限定する天井面と側面とに当って成形される。従って、シャリ5は、収容空間17、17、・・・の形状に沿った形状に成形される。
尚、上記シャリ5の型押し成形時には蓋13の仕切り部15と容器本体11の突条部25とが前述したように当接状態になっているからシャリ5は小割りされ易い。
尚、上記シャリ5の型押し成形時には蓋13の仕切り部15と容器本体11の突条部25とが前述したように当接状態になっているからシャリ5は小割りされ易い。
また成形工程終了後は蓋13はそのまま蓋として機能する。包装容器1にシャリ5の上に具7が載った複数のにぎり寿司9が位置決めされて詰められた状態になっている。
その上に上記手巻海苔27と割り箸29とを載置し、これらを包装紙31でくるめば図2に示すように弁当1が完成する。
また上記弁当1を購入した購入者は上記包装紙31を取り除き、手巻海苔27と割り箸29とを取り出した後、容器本体11の上まで延びるベロ21を指で摘んで手前ないし上方に引っ張ることによって容器本体11から蓋13を簡単に取り外すことができ、図1に示すように弁当1を広げられる。
その上に上記手巻海苔27と割り箸29とを載置し、これらを包装紙31でくるめば図2に示すように弁当1が完成する。
また上記弁当1を購入した購入者は上記包装紙31を取り除き、手巻海苔27と割り箸29とを取り出した後、容器本体11の上まで延びるベロ21を指で摘んで手前ないし上方に引っ張ることによって容器本体11から蓋13を簡単に取り外すことができ、図1に示すように弁当1を広げられる。
以上、本発明を実施するための最良の形態としての図示の実施の形態を例にとって詳述してきたが、本発明の具体的構成は図示の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨から外れない範囲内での設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、蓋13側に設けた収容空間17、17、・・・の形状、大きさ、配列、個数は図示の実施の形態のものに限らず、種々の形状、大きさ、配列、個数に変更可能である。また本発明の弁当の製造方法はすべての工程を手作業で行う他、工程の一部あるいはすべての工程を機械化して自動的に行えるようにすることも勿論可能である。
また、シャリ5だけを成形しておき、食べるときに蓋13を開けてその上に具をのせてもよい。
例えば、蓋13側に設けた収容空間17、17、・・・の形状、大きさ、配列、個数は図示の実施の形態のものに限らず、種々の形状、大きさ、配列、個数に変更可能である。また本発明の弁当の製造方法はすべての工程を手作業で行う他、工程の一部あるいはすべての工程を機械化して自動的に行えるようにすることも勿論可能である。
また、シャリ5だけを成形しておき、食べるときに蓋13を開けてその上に具をのせてもよい。
本発明は小割りされた米飯の上に個別に具が載置された弁当の製造現場等で利用でき、特に当該弁当を作業効率良く製造したい場合に有用である。
また、蓋13に具7を配置した状態で冷蔵庫で冷凍保存しておき、必要なときに冷蔵庫から取り出してシャリ5を詰めればよいので、前もって下準備をしておくことができる。そのため、量産に適している。
また、蓋13に具7を配置した状態で冷蔵庫で冷凍保存しておき、必要なときに冷蔵庫から取り出してシャリ5を詰めればよいので、前もって下準備をしておくことができる。そのため、量産に適している。
1 弁当 3 包装容器
5 シャリ 7 具
9 にぎり寿司 11 容器本体
13 蓋 15 仕切り部
17 収容空間 19 フランジ部
21 ベロ 23 底面
25 突条部 27 手巻海苔
29 割り箸 31 包装紙
33 計量カップ 35 収容凹部
37 上面 39 押圧部材
41 フランジ部
5 シャリ 7 具
9 にぎり寿司 11 容器本体
13 蓋 15 仕切り部
17 収容空間 19 フランジ部
21 ベロ 23 底面
25 突条部 27 手巻海苔
29 割り箸 31 包装紙
33 計量カップ 35 収容凹部
37 上面 39 押圧部材
41 フランジ部
Claims (5)
- 具が上に載った米飯成形品を複数収容する凹部を有する容器本体と、
前記容器本体上を米飯成形品の収容空間を確保しながら覆う蓋と、前記蓋の天井から下方に向かって延び、各米飯成形品の個別の収容空間を前記蓋の天井面と共に限定する仕切り部とを備え、前記蓋と前記容器本体は米飯の型押し成形用の一対の成形型にもなっていることを特徴とする包装容器。 - 請求項1に記載した包装容器において、蓋は各米飯成形品の上部及び側部に沿った立体形状をした複数の箱状体がその開口下端で互いに連結された形状をしており、その蓋の縁からは容器本体の上まで延びるベロが設けられていることを特徴とする包装容器。
- 請求項1または2に記載した包装容器において、前記容器本体の底面には仕切り部と対応する位置に蓋側に突出する突条部が設けられていることを特徴とする包装容器。
- 請求項1から3のいずれかに記載した包装容器に具が上に載った米飯成形品が詰められてなる弁当。
- 請求項1から3のいずれかに記載した包装容器へ米飯を詰めて弁当を製造する方法であって、
蓋を裏返した状態で天井面を上にして、前記仕切り部に跨るように所定分量の米飯を前記蓋上に盛る飯盛り工程と、
前記米飯が盛られた蓋に対して容器本体を裏返した状態で被せ、天地反転させる天地反転工程と、
蓋の上面を均一に下方に押圧することで、米飯の小割り及び各収容空間への移送と、米飯の前記仕切り部と前記蓋による型押し成形とを同時に実行する成形工程とを備えていることを特徴とする弁当の製造方法。
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CN113748195A (zh) * | 2019-01-28 | 2021-12-03 | 宝洁公司 | 可回收利用的、可再生的或可生物降解的包装 |
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-
2007
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