JP2009039380A - 高圧蒸気滅菌器 - Google Patents

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Tadashi Yoneyama
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Abstract

【課題】縦型チャンバーではなく、前面開口の横型チャンバーを採用した高圧蒸気滅菌器
を提供するものであり、この横型チャンバーにおいて、滅菌工程を開始した高圧蒸気滅菌
器の作動中は、蓋が確実に閉じた状態を維持して安全を確保し、滅菌工程が完了した安全
状態で蓋を開成できるように、安全面に配慮した高圧蒸気滅菌器を提供する。
【解決手段】滅菌器本体にヒンジ部で回動可能に支持された開閉部材に横型チャンバーの
前面開口を密閉する蓋を備え、蓋がチャンバーの前面開口を閉じる状態に開閉部材をロッ
クするロック手段、ロックの解除を阻止するソレノイド式ロック装置、回転ハンドルの回
転によって開閉部材に対し蓋の位置を調節する蓋位置調節装置、及び回転ハンドルの逆回
転阻止手段を備え、逆回転阻止手段はハンドル軸に円周面に多数の係止歯を形成したラチ
ェット歯部とソレノイドによってラチェット歯部に対し噛み合い状態と非噛み合い状態と
に回動作動する係止爪部材を備えたこと。
【選択図】図1

Description

本発明は、主として病院等に設置して医療用器具等の被滅菌物を高圧蒸気下で滅菌する
高圧蒸気滅菌器に関する。
滅菌器本体内に設けた上面開口のチャンバーと、前記滅菌器本体の上部に開閉自在に支
持された蓋ハウジングに前記チャンバーの上面開口を密閉する蓋を備え、前記チャンバー
内に収納された被滅菌物を高圧蒸気下で滅菌する高圧蒸気滅菌器において、前記滅菌器本
体の前面底部に足踏み式ペダルを設け、このペダルの走査によって蓋を開くようにしたも
のがある。(特許文献1参照)。
特開2005−6927号公報
この特許文献1の構成では、ペダルを足で踏むことによって蓋を開くことができるため
、手が塞がれている状態での操作性が向上するが、滅菌工程を開始した高圧蒸気滅菌器の
作動中は、蓋が確実に閉じた状態を維持して安全を確保し、滅菌工程が完了した安全状態
で蓋を開成できるような安全装置についての技術が開示されていない。
本発明は、特許文献1のような縦型チャンバーではなく、前面開口の横型チャンバーを
採用した高圧蒸気滅菌器を提供するものであり、この横型チャンバーにおいて、滅菌工程
を開始した高圧蒸気滅菌器の作動中は、蓋が確実に閉じた状態を維持して安全を確保し、
滅菌工程が完了した安全状態で蓋を開成できるように、安全面に配慮した高圧蒸気滅菌器
を提供するものである。
第1発明の高圧蒸気滅菌器は、滅菌器本体内に前面開口の横型チャンバーが設けられ、
前記滅菌器本体にヒンジ部で回動可能に支持された開閉部材に前記チャンバーの前面開口
を密閉する蓋を備え、前記チャンバー内に収納された被滅菌物を高圧蒸気下で滅菌する高
圧蒸気滅菌器であって、前記蓋によって前記チャンバーの前面開口を閉じる状態へ回動し
た前記開閉部材をロックするロック手段と、前記高圧蒸気滅菌器の作動中は前記ロックの
解除を阻止するソレノイド式ロック装置と、回転ハンドルの回転によって前記開閉部材に
対する前記蓋の位置を調節可能とした蓋位置調節装置と、前記回転ハンドルの逆回転阻止
手段を備え、前記蓋位置調節装置は、前記回転ハンドルのハンドル軸が前記開閉部材を貫
通状態で螺合し前記回転ハンドルの先端部に前記蓋が取り付けられ、前記回転ハンドルの
逆回転阻止手段は、前記ハンドル軸の円周面に多数の係止歯を形成したラチェット歯部と
、ハンドル用ソレノイドによって前記ラチェット歯部に対して噛み合い状態と非噛み合い
状態とに回動作動する係止爪部材を前記開閉部材に備え、前記高圧蒸気滅菌器の作動中は
前記係止爪部材が前記係止歯に係止して前記回転ハンドルの回転を阻止状態とすることを
特徴とする。
第2発明の高圧蒸気滅菌器は、第1発明において、前記蓋には前記滅菌器本体に対して
前記蓋が正規の閉じた状態(前記蓋が前記チャンバーの前面開口を密閉する状態)になっ
たことを検出する閉蓋検出スイッチを備え、前記ロック手段は、前記開閉部材の回動に伴
って滅菌器本体側の係止部に係止するロック状態と非ロック状態とに回動するよう前記開
閉部材に支持されたロックアームを備え、前記ソレノイド式ロック装置は、前記開閉部材
に取り付けたロックソレノイドと、前記高圧蒸気滅菌器の作動中は前記ロックアームをロ
ック状態に保持するように前記ロックソレノイドによって作動するプランジャを備え、前
記閉蓋検出スイッチの検出に基づき前記ハンドル用ソレノイドの動作にて前記係止爪部材
が前記係止歯に係止して前記回転ハンドルの回転を阻止状態とすることを特徴とする。
第1発明では、前面開口の横型チャンバーを採用した高圧蒸気滅菌器において、回転ハ
ンドルの回転によって開閉部材に対する蓋の位置を調節することにより、横型チャンバー
の前面開口を確実に密閉する位置に蓋を設定できる。即ち、ロック手段によって開閉部材
をロックした状態で、回転ハンドルの回転によって横型チャンバーの前面開口を密閉する
位置に蓋を移動させるか、または、予め開閉部材に対する蓋の位置を設定してから、開閉
部材をロック手段によってロックする状態まで回動させることにより、横型チャンバーの
前面開口を蓋が確実に密閉することができる。そして、高圧蒸気滅菌器の作動中は、蓋に
よってチャンバーの前面開口を閉じるように開閉部材を回動させたその状態をロック手段
によってロックするため、滅菌工程中に誤って開閉部材を開く方向へ回動されない。また
、滅菌工程中に誤ってハンドルを蓋が開く方向へ回動操作されても、係止爪部材が係止歯
に係止して回転ハンドルの回転を阻止状態とするため、高圧蒸気滅菌器の作動中の安全確
保に適したものとなる。
第2発明は、第1発明において、高圧蒸気滅菌器の作動中はロックソレノイドによって
作動するプランジャによってロックアームをロック状態に保持することにより、滅菌工程
中に誤って開閉部材を開く方向へ回動できない状態を維持できる。また、蓋が密閉状態と
なったことを閉蓋検出スイッチが検出したことに基づき、ハンドル用ソレノイドが動作し
て係止爪部材が係止歯に係止して回転ハンドルの回転を阻止状態とするため、蓋が密閉状
態となったか否かを確認できると共に、高圧蒸気滅菌器の作動中はこの蓋の密閉状態を維
持できるため、第1発明同様に、安全確保に適したものとなる。
本発明の高圧蒸気滅菌器は、滅菌器本体2内に前面開口の横型チャンバー4が設けられ
、前記滅菌器本体2にヒンジ部18で回動可能に支持された開閉部材3に前記チャンバー
4の前面開口を密閉する蓋5を備え、前記チャンバー内に収納された被滅菌物を高圧蒸気
下で滅菌する高圧蒸気滅菌器1であって、前記蓋5によって前記チャンバー4の前面開口
を閉じる状態へ回動した前記開閉部材3をロックするロック手段LKと、前記高圧蒸気滅
菌器1の作動中は前記ロックの解除を阻止するソレノイド式ロック装置24と、回転ハン
ドルの回転によって前記開閉部材3に対する前記蓋5の位置を調節可能とした蓋位置調節
装置と、前記回転ハンドルの逆回転阻止手段を備え、前記蓋位置調節装置は、前記回転ハ
ンドルのハンドル軸が前記開閉部材3を貫通状態で螺合し前記回転ハンドルの先端部に前
記蓋5が取り付けられ、前記回転ハンドルの逆回転阻止手段は、前記ハンドル軸に円周面
に多数の係止歯を形成したラチェット歯部と、前記開閉部材3にはハンドル用ソレノイド
によって前記ラチェット歯部に対して噛み合い状態と非噛み合い状態とに回動作動する係
止爪部材を備え、前記高圧蒸気滅菌器1の作動中は前記係止爪部材が前記係止歯に係止し
て前記回転ハンドルの回転を阻止状態とするものであり、本発明の実施例を以下に記載す
る。
本発明の実施形態について説明する。図1は本発明に係る高圧蒸気滅菌器の正面斜視図
、図2は本発明に係る高圧蒸気滅菌器の開閉部材3に係る部分の構成を示す正面斜視図、
図3は本発明に係る高圧蒸気滅菌器の開閉部材3を省略した状態の構成を示す正面斜視図
、図4は本発明に係る高圧蒸気滅菌器のロックアーム10の状態を示す側面斜視図、図5
は本発明に係る高圧蒸気滅菌器の回転ハンドルの逆回転阻止手段(機構)300のを動作
状態説明図、図6は本発明に係る高圧蒸気滅菌器の閉蓋検出スイッチ部分斜視図である。
図において、1は本発明の高圧蒸気滅菌器である。高圧蒸気滅菌器1は、滅菌器本体2
内に前面開口の横型チャンバー4が設けられ、滅菌器本体2の前面に一側部(図では右側
)がヒンジ部18で回動可能に支持された開閉部材3を備え、開閉部材3の裏側にはチャ
ンバー4の前面開口4Aを密閉する蓋5を備えており、チャンバー4内に被滅菌物を収納
し、開閉部材3を閉じて蓋5がチャンバー4の前面開口4Aを密閉した状態において、高
圧蒸気滅菌器1を運転して、チャンバー4内を高温高圧状態とし、被滅菌物の滅菌が行な
われる。蓋5によってチャンバー4の前面開口4Aを良好な密閉状態とするために、蓋5
の裏側周縁環状部がチャンバー4の前面開口4Aの前端部分に覆い被さる構成である。
開閉部材3が滅菌器本体2に近接するように回動したとき、蓋5がチャンバー4の前面
開口4Aを確実に密閉する構成でなければならない。このため、開閉部材3に対する蓋5
の位置を調節可能とした蓋位置調節装置200を備えている。蓋位置調節装置200は、
回転ハンドル201のハンドル軸202の螺子部203が開閉部材3を貫通状態で螺合し
、回転ハンドル201の先端部に蓋5が回転可能に取り付けられ、回転ハンドル201の
回転によって開閉部材3と蓋5との間隔が調節できる構成(開閉部材3に近づいた状態と
遠ざかった状態の調節)である。
また、高圧蒸気滅菌器1の作動中(滅菌工程中)に蓋5が開くことにより高温高圧蒸気
が漏れる危険を防止するため、蓋5によってチャンバー4の前面開口を閉じる状態へ回動
した開閉部材3をロックするロック手段(機構)LKと、高圧蒸気滅菌器1の作動中はこ
のロックの解除を阻止するソレノイド式ロック装置24と、回転ハンドル201の逆回転
阻止手段(機構)300を備えている。更に、蓋5がチャンバー4の前面開口4Aを密閉
する状態になったことを検出するために、閉蓋検出スイッチ7を蓋5に備えている。
ロック手段LKは、開閉部材3の回動に伴って滅菌器本体2側の係止部11(チャンバ
ー4の前面開口周縁フランジ部、または滅菌器本体2に特別に設けた係止部)に係止する
ロック状態と、この係止が解除される非ロック状態とに回動するように、ヒンジ部18と
は反対側端部で開閉部材3に支持されたロックアーム10を備えている。ロックアーム1
0は、その前部が開閉部材3に軸部8で回動可能に支持され、滅菌器本体2の前壁2Aを
貫通した後部に爪部10Aを形成し、コイルバネ19によって、後部の爪部10Aが係止
部11に係止するロック状態の方向へ付勢されている。このため、滅菌器本体2に対して
開閉部材3を開いた状態から正規の閉じる状態(蓋5がチャンバー4の前面開口4Aを閉
じる状態)に操作したとき、係止部11は、ロックアーム10の爪部10Aの後面に内側
に傾斜した傾斜面10Bに当接し、開閉部材3が閉じられることに伴って、係止部11が
傾斜面10Bを押す作用によって、コイルバネ19の作用力に抗して、ロックアーム10
の爪部10Aが外方へ逃げるように、ロックアーム10が回動する。この作用によって、
係止部11が爪部10Aを通り過ぎたとき、コイルバネ19の作用力によって、ロックア
ーム10が復帰し、爪部10Aが係止部11の後面に係止する状態となり、蓋5がチャン
バー4の前面開口4Aを密閉する状態となる。
開閉部材3には、ロックアーム10をロック状態から非ロック状態に回動させるための
操作取っ手12を備えている。操作取っ手12は、その上下辺12Aがヒンジ部18とは
反対側の部分で開閉部材3に軸部13(軸部8と同軸構成)で回動可能に支持され、上下
辺12Aの後部に渡るロック解除部14(図では棒14で示している)がロックアーム1
0の内側に位置している。
コイルバネ19の作用力によってロックアーム10の爪部10Aが係止部11の後面に
係止する状態において、操作取っ手12を引っ張ることによって操作取っ手12が軸部1
3を中心として図2で反時計方向(矢印Y方向)へ回動し、それによってロック解除部1
4がコイルバネ19の作用力に抗してロックアーム10を反時計方向へ回動させ、爪部1
0Aが係止部11の後面から外れた外方位置へ回動して非ロック状態となる。この状態で
、そのまま握り取っ手12を前方へ引きことにより、開閉部材3がヒンジ部18を中心と
して前方へ回動して開かれ、それに伴って、蓋5がチャンバー4の前面開口4Aを開放し
、チャンバー4内の被滅菌物を取り出すことができる状態、またはチャンバー4内に被滅
菌物を収納可能な状態となる。
上記のように、操作取っ手12を引っ張ることによって、蓋5のロック状態が外れるた
め、高圧蒸気滅菌器1の運転中に、この操作がなされるとチャンバー4内の高圧蒸気が漏
れて危険である。このため、高圧蒸気滅菌器1の運転中は、操作取っ手12によってロッ
ク手段LKによるロック状態の解除操作が行われないようにするために、操作取っ手12
の作動を阻止するソレノイド式ロック装置24を開閉部材3に設けている。具体的には、
ソレノイド式ロック装置24は、開閉部材3の下面に取り付けたロックソレノイド25と
、高圧蒸気滅菌器1の作動中は、ロックアーム10をロック状態に保持するように、ロッ
クソレノイド25の通電のON又はOFFによって長く突出作動するプランジャ26を備
えている。
ソレノイド25のON又はOFFによって突出したプランジャ26が、操作取っ手12
の一部である下辺12Aの孔27を貫通する。このため、操作取っ手12を操作して上記
ロック状態の解除を行なおうとしても、操作取っ手12を回動できず、ロックアーム10
の爪部10Aが係止部11に係止しているロック状態を外すことができない構成である。
一つの方法として、ソレノイド25は、非通電(OFF)によってプランジャ26を退
避させて、操作取っ手12を引っ張ることによって、開閉部材3を前方へ引いて開く(蓋
5がチャンバー4の前面開口4Aを開く)ことができる非ロック状態とし、通電(ON)
によってプランジャ26を突出させ、上記のように操作取っ手12をロック状態に拘束し
て、蓋ハウジング3を開くことができない状態(蓋5がチャンバー4の前面4Aを閉じた
状態)とするように制御することができる。この場合、高圧蒸気滅菌器1の電源スイッチ
のON状態において、チャンバー4内の温度と圧力が低下した安全状態であれば、制御部
に基づきソレノイド25を非通電(OFF)として非ロック状態とし、高圧蒸気滅菌器1
の運転中はソレノイド25を通電(ON)としてロック状態とする。そして、滅菌動作を
行い所定の運転モードの終了によってチャンバー4内の温度と圧力が低下した安全状態に
おいて、制御部に基づき、ソレノイド25を非通電(OFF)して、蓋ハウジング3を開
く(蓋5がチャンバー4の前面開口4Aを開く)ことができる非ロック状態となる。また
、高圧蒸気滅菌器1の運転中の停電や電源スイッチのOFF等に基づく電源OFFの際に
は、ソレノイドが非通電(OFF)となるため、操作取っ手12がロック状態で拘束され
ることはない。
なお、操作取っ手12をソレノイド式ロック装置24がロックした取っ手ロック状態を
検出するために、操作取っ手ロック検出スイッチ28を、操作取っ手12の下辺12Aに
設け、ソレノイド25のON又はOFFによって長く突出したプランジャ26によって、
スイッチ28を作動させ、このデータ(情報又は信号)を制御部が受けて、ロック状態を
確認した状態で所定の運転モードを開始できるようにすることができる。そして、所定の
運転モードの終了によって、チャンバー4内の温度と圧力が低下した安全状態において、
ソレノイド25をON又はOFFしてプランジャ26を退避させる。これによって操作取
っ手12のロック状態が解除され、操作取っ手12によって開閉部材3を前方へ引く(蓋
5がチャンバー4の前面開口4Aを開く)ことができる状態となる。
蓋5が偏って閉じられる等、正規の閉じられ方をしていない場合には、蓋5がチャンバ
ー4の前面開口4Aを密閉する状態が不十分な状態となるため、この不十分な状態で高圧
蒸気滅菌器1の運転を開始すると、チャンバー4内の高圧蒸気が漏れて危険である。これ
を防止するために、蓋5には滅菌器本体2に対して蓋5が正規の閉じた状態(蓋5がチャ
ンバー4の前面開口4Aを密閉する状態)になったことを検出する閉蓋検出スイッチ装置
7を備えている。この閉蓋状態の検出を正確に行なうために、閉蓋検出スイッチ装置7は
、ヒンジ部18とは反対側の位置となる前側部分において、図6に示すように、蓋5に取
り付けた保持部材20に横配列で閉蓋検出スイッチ7A、7Bを設けている。
蓋5を閉じることによって閉蓋検出スイッチ7A、7Bを作動するために、作動棒21
A、21Bが設けられている。具体的には、それぞれの閉蓋検出スイッチ7A、7Bのそ
れぞれの作動体7A1、7B1を作動する作動棒21A、21Bが、保持部材20の前後
平行二辺20A、20Bを前後に貫通して配置され、各作動棒21A、21Bは、それぞ
れコイルバネ22A、22Bによって、保持部材20の後辺20Bよりも後方へ延出する
状態に付勢されている。具体的には、各作動棒21A、21Bはそれぞれストッパ23A
、23Bを備え、コイルバネ22A、22Bは、各前端が保持部材20の前辺20Aの裏
側に当接し、各後端がストッパ23A、23Bに当接している。これによって、蓋5を開
いた状態では、各作動棒21A、21Bは、それぞれコイルバネ22A、22Bによって
後方へ付勢され、それぞれのストッパ23A、23Bが保持部材20の後辺20Bの前面
に当接した位置で、各作動棒21A、21Bが保持部材20の後辺20Bよりも後方へ所
定長さ延出し、蓋5よりも後方へ所定長さ延出する状態である。
この構成において、蓋5が正規の閉じた状態(蓋5がチャンバー4の前面開口4Aを密
閉する状態)では、蓋5から後方へ突出していた作動棒21A、21Bの先端(後端)が
、滅菌器本体2の前壁2Aに当接し、図6に上向き矢印で示すようにコイルバネ22A、
22Bを圧縮するように作動棒21A、21Bが押される。このため、閉蓋検出スイッチ
7A、7Bのそれぞれの作動体7A1、7B1が作動棒21A、21Bによって押されて
、閉蓋検出スイッチ7A、7BがON又はOFFとなって閉蓋状態を検出し、閉蓋検出ス
イッチ7A、7Bが接続された制御部が閉蓋状態であることを認識する。また、蓋5が偏
って正規の閉じた状態にない場合は、閉蓋検出スイッチ7A、7Bの一つが閉蓋状態を検
出しないため、その場合は、制御部による動作に基づき、高圧蒸気滅菌器1の運転を開始
しないように制御する。なお、後述のように滅菌工程が終わって蓋5を開いた状態では、
それぞれコイルバネ22A、22Bによって各作動棒21A、21Bが後方へ移動するた
め、作動体7A1、7B1を押す状態が解除され、閉蓋検出スイッチ7A、7Bが復帰す
る。
上記のように、高圧蒸気滅菌器1の運転中(滅菌工程中)に蓋5が開くと、チャンバー
4内の高圧蒸気が漏れて危険である。このため、高圧蒸気滅菌器1の運転中は、回転ハン
ドル201を逆回転させて蓋5がチャンバー4の前面開口4Aから離れることがないよう
にするために、回転ハンドル201の逆回転阻止手段(機構)300を設けている。この
逆回転阻止手段(機構)300は、開閉部材3の前面側においてハンドル軸201に円周
面に多数の係止歯301Aを形成したラチェット歯部301を備え、開閉部材3に取り付
けたハンドル用ソレノイド302によってラチェット歯部301に対して噛み合い状態と
非噛み合い状態とに回動作動する係止爪部材303を備えている。
係止爪部材303は、中間部を開閉部材3に軸部304で回動可能に支持され、先端に
ラチェット歯部301に噛み合う係止部303Aを形成し、後部がハンドル用ソレノイド
302のON又はOFFによって作動するプランジャ306にコイルバネ305を介して
連結されている。この構成において、高圧蒸気滅菌器1の電源が接続されているが、まだ
運転が開始されていない状態(滅菌工程中ではない状態)では、ハンドル用ソレノイド3
02のON又はOFF(実施例ではOFF、即ち非通電)によって、プランジャ306が
引き込まれていないため、係止部303Aがラチェット歯部301の係止歯301Aから
離れており、回転ハンドル201の正回転及び逆回転が自由である。
そして、高圧蒸気滅菌器1の運転が開始(滅菌工程開始)にて、ハンドル用ソレノイド
302のON又はOFF(実施例ではON、即ち通電)によって、プランジャ306が引
き込まれてコイルバネ305を図で右方へ引っ張り、それによって係止爪部材303が軸
部304を中心として図で時計方向へ回動する(図5の一点鎖線位置)ため、係止部30
3Aがラチェット歯部301の係止歯301A相互間に侵入して噛み合い、回転ハンドル
201を逆回転させることを防止する。この動作は、閉蓋検出スイッチ7の検出(閉蓋検
出スイッチ7A、7Bが共にON又はOFFとなって閉蓋状態を検出した状態)に基づき
、制御部によってハンドル用ソレノイド301のON又はOFF(実施例ではON、即ち
通電)によって行われている。そして、所定の運転モードの終了によって、チャンバー4
内の温度と圧力が低下した安全状態において、ソレノイド301をOFFしてプランジャ
306を退避させる。これによって回転ハンドル201のロック状態が解除され、回転ハ
ンドル201を回転させることができる状態となる。
回転ハンドル201の回転によって開閉部材3に対する蓋5の位置を調節することによ
り、横型チャンバー4の前面開口4Aを確実に密閉する位置に蓋5を設定するが、この設
定操作は、上記のようにロック手段LKによって操作取っ手12を介して開閉部材3をロ
ックした状態で、回転ハンドル201の回転によって横型チャンバー4の前面開口4Aを
密閉する位置に蓋5を移動させるか、または、予め回転ハンドル201の回転によって開
閉部材3に対する蓋5の位置を設定してから、開閉部材3をロック手段LKによってロッ
クする状態まで回動させることにより、蓋5が横型チャンバー4の前面開口4Aを密閉す
るか、いずれの操作順序でもよい。
図示の状態では、開閉部材3、蓋5、閉蓋検出スイッチ装置7、ソレノイド式ロック装
置24、蓋位置調節装置200、回転ハンドルの逆回転阻止手段(機構)300が、高圧
蒸気滅菌器1の前面に露出した状態であるが、これら各部を覆う化粧カバーを設け、この
化粧カバーを開閉部材3及び蓋5と一体化させてヒンジ部18で開閉回動可能に支持し、
この化粧カバーの前面に操作取っ手12と回転ハンドル201が露出した状態とすれば、
これら各部の保護ができると共に開閉部材3及び蓋5の開閉操作が可能であって、高圧蒸
気滅菌器1の前面のデザインが向上したものとなる。
本発明は上記実施例に示した構成に限定されず、横型チャンバーの種々の形態の高圧蒸
気滅菌器に適用できるものであり、本発明の技術範囲において種々の形態を包含するもの
である。
本発明に係る高圧蒸気滅菌器の正面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る高圧蒸気滅菌器の開閉部材3に係る部分の構成を示す正面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る高圧蒸気滅菌器の開閉部材を省略した状態の構成を示す正面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る高圧蒸気滅菌器のロックアームの状態を示す側面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る高圧蒸気滅菌器の回転ハンドルの逆回転阻止手段(機構)の動作状態説明図である。(実施例1) 本発明に係る高圧蒸気滅菌器の閉蓋検出スイッチ部分斜視図である。(実施例1)
符号の説明
1・・・・・高圧蒸気滅菌器
2・・・・・滅菌器本体
2A・・・・滅菌器本体の前壁
3・・・・・開閉部材
4・・・・・横型チャンバー
4A・・・・チャンバーの前面開口
5・・・・・蓋
7・・・・・閉蓋検出スイッチ装置
7A、7B・・・閉蓋検出スイッチ
7A1、7B1・・・閉蓋検出スイッチの作動体
8・・・・・軸部
10・・・・ロックアーム
10A・・・ロックアームの爪部
10B・・・ロックアームの傾斜部
11・・・・係止部
12・・・・操作取っ手
13・・・・軸部
14・・・・ロック解除部
18・・・・ヒンジ部
19・・・・コイルバネ
24・・・・ソレノイド式ロック装置
25・・・・ロックソレノイド
26・・・・プランジャ
200・・・蓋位置調節装置
201・・・回転ハンドル
202・・・ハンドル軸
203・・・螺子部
300・・・回転ハンドルの逆回転阻止手段(機構)
301・・・ラチェット歯部
301A・・係止歯
302・・・ハンドル用ソレノイド
303・・・係止爪部材
304・・・軸部
305・・・コイルバネ
LK・・・・ロック手段

Claims (2)

  1. 滅菌器本体内に前面開口の横型チャンバーが設けられ、前記滅菌器本体にヒンジ部で回
    動可能に支持された開閉部材に前記チャンバーの前面開口を密閉する蓋を備え、前記チャ
    ンバー内に収納された被滅菌物を高圧蒸気下で滅菌する高圧蒸気滅菌器であって、前記蓋
    によって前記チャンバーの前面開口を閉じる状態へ回動した前記開閉部材をロックするロ
    ック手段と、前記高圧蒸気滅菌器の作動中は前記ロックの解除を阻止するソレノイド式ロ
    ック装置と、回転ハンドルの回転によって前記開閉部材に対する前記蓋の位置を調節可能
    とした蓋位置調節装置と、前記回転ハンドルの逆回転阻止手段を備え、前記蓋位置調節装
    置は、前記回転ハンドルのハンドル軸が前記開閉部材を貫通状態で螺合し前記回転ハンド
    ルの先端部に前記蓋が取り付けられ、前記回転ハンドルの逆回転阻止手段は、前記ハンド
    ル軸の円周面に多数の係止歯を形成したラチェット歯部と、ハンドル用ソレノイドによっ
    て前記ラチェット歯部に対して噛み合い状態と非噛み合い状態とに回動作動する係止爪部
    材を前記開閉部材に備え、前記高圧蒸気滅菌器の作動中は前記係止爪部材が前記係止歯に
    係止して前記回転ハンドルの回転を阻止状態とすることを特徴とする高圧蒸気滅菌器。
  2. 前記蓋には前記滅菌器本体に対して前記蓋が正規の閉じた状態(前記蓋が前記チャンバ
    ーの前面開口を密閉する状態)になったことを検出する閉蓋検出スイッチを備え、前記ロ
    ック手段は、前記開閉部材の回動に伴って滅菌器本体側の係止部に係止するロック状態と
    非ロック状態とに回動するよう前記開閉部材に支持されたロックアームを備え、前記ソレ
    ノイド式ロック装置は、前記開閉部材に取り付けたロックソレノイドと、前記高圧蒸気滅
    菌器の作動中は前記ロックアームをロック状態に保持するように前記ロックソレノイドに
    よって作動するプランジャを備え、前記閉蓋検出スイッチの検出に基づき前記ハンドル用
    ソレノイドの動作にて前記係止爪部材が前記係止歯に係止して前記回転ハンドルの回転を
    阻止状態とすることを特徴とする請求項1に記載の高圧蒸気滅菌器。
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