JP2009039187A - 座席搬送装置 - Google Patents

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義一 杉田
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Abstract

【課題】 体形に左右されず長さ寸法が一定となり、車椅子の格納が容易になり、また、室内での入浴やトイレ等に利用できるリフト装置、シート搬送装置を提供すること。
【解決手段】 座席シート30とリフト装置20とを備えた座席搬送装置において、前記リフト装置20は、支柱1に対して回転可能な第1の関節部を介して設けられたアーム3と、前記アーム3の一端に第2の関節部を介して設けられた駆動機構10と、前記駆動機構10の先端に設けられ、前記駆動機構10によって上下動可能な吊り上げ手段4とを備え、前記座席シート30は両側に吊り上げベルト25を備えている。前記吊り上げベルト25を前記吊り上げ手段4の両端にかけることによって、前記座席シートを前記駆動機構の駆動による上下動と前記第1及び第2の関節部の動きによって搬送する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自立歩行が困難な身体障害者や老人を介護用車椅子の座席に座った状態で例えば、乗用車等の座席に搬送する装置に関する。
近年、高齢化社会の以降に伴い、介護用品、特に自動車への搭載に関するリフター(被介護人搬送装置)を軸に開発がなされてきている。
従来、この種の搬送装置としては、図13及び図14に示す移動座席付車椅子が提案されている(特許文献1、参照)。図13は特許文献1に開示された移動座席付き車椅子を示す斜視図である。図14は図13の車椅子を車両109(例えば、救急車に搭載した状態を示す側面図である。
図13を参照すると、座椅子付き車椅子100は、キャスター付き座椅子101と、座椅子昇降装置102を装備した車椅子本体103とで構成されている。車椅子本体103は、車輪104を含む左右一対のフレーム部105と、左右一対のフレーム部105を着脱可能或いは折り畳み可能にて接続してキャスター付き座椅子101用の収納空間106を形成する接続フレーム107及び座椅子昇降装置102をフレーム部105に固定するロック部108とで構成されている。
図14を参照すると、車椅子100から車椅子使用者を乗せた状態でキャスター付き座椅子101を救急車109内に移載する場合は、救急車109の床の高さ以上に座椅子101を上昇させ、続いて、介助者が、例えば、ピン作動紐等を引いてのロックを解除し、キャスター付き座椅子101が救急車109に乗るようにする。それによって、キャスター付き座椅子101を救急車109に移動させることができる。
図15及び図16は特許文献2に開示された介護用車椅子を示す側面図及び背面図で、図17は図15及び図16の介護用車椅子を用いた乗用車の座席に運搬する状態を示す図である。図15及び図16を参照すると、介護用車椅子110は、キャスター111を備えたフレーム112からなるL字形状の台車部113と、平行なフォーク114を有し、ガイドシャフト115に沿って昇降可能な座席連結部116と、一対のフォーク114に貫通され、フォーク114の長さ方向に移動可能な座席117を備えている。
座席117は、左右一対の座席117a,117bからなり、フォーク114の長さ方向に沿って移動可能に形成されている。また、フォーク114は上下方向に移動可能に形成されている。
次に、図15及び図16に示された介護用車椅子の動作について図17(A)及び図17(B)を用いて説明する。図17(A)に示すように、座席分離式介護用車椅子110に乗せた障害者118を普通乗用車109まで移送する。さらに、図17(B)を参照すると、乗用車109(図示の例では普通乗用自動車)のドアを全開し、図示のごとく障害者118を乗せた座席分離式介護用車椅子110を潜り込ませ、障害者118が座っている座席117が乗用車109の乗用車座席109aの真上に位置するまで移動する。次に、座席分離式介護用車椅子110の図示しない圧力調整弁レバーを操作し、ゆっくりと下降させ、乗用車座席109aに障害者118を乗せた座席117を降ろす。次に、ロック解除してから座席分離式介護用車椅子110を引き抜く。障害者118の座っている座席117ごと乗用車座席109aに固定することにより、障害者118を座席117ごと乗用車109に搭乗させることが出来る。
図18は特許文献3に開示された車椅子積み降ろし装置を示す斜視図、図19は図18の車椅子積み降ろし装置を乗用車109の床に固定する状態を示す図である。
図18及び図19を参照すると、この装置は、車室に車椅子129を積み、また車室から車椅子を降ろすのに使用する装置である。この積み降ろし装置120は、車室の床109bにネジ等の固定手段によって実質的に垂直に取り付けられたポスト121と、このポスト121に水平方向へ旋回可能に取り付けられたブーム122と、ひも状体の巻き取り及び巻き戻し可能なポスト121に取り付けられたプーリ123及び駆動プーリ124を備えた巻き上げ手段と、この巻き上げ手段からブーム122の自由端部まで伸び、自由端部から垂下されるひも状体127とを備える。ポスト121の頂上部に設けられたプーリ123は、チェーン125を介してポスト121の中段に向けられた駆動プーリによって駆動される。プーリ123が回転すると、巻き上げプーリ126が回転し、先端に爪128を供えたひも状体127を巻き上げる構成である。
図19を参照すると、車椅子129の上部フレームに爪128をかけ、持ち上げた後、ブーム122が旋回して、車室109dに車椅子129を積むことができる。また、逆の動作によって、車室109dから車椅子129を降ろすのに使用することができる。
図20は特許文献4に開示された車椅子を示す斜視図である。図21は、図20のシートを吊り上げた状態を示す斜視図である。また、図22は図21と同様に図20のシートを吊り上げた状態を示す斜視図である。図20,図21,及び図22を参照すると、車椅子130は、車椅子枠体131を備えている。この車椅子枠体131は、後側に支持枠体132を有する略方形状に枠組みした本体部133と、本体部133の前側に設けるブラケット134と、本体部133及びブラケット134の下側にそれぞれ設けた車輪135とで構成されている。そして、前側に設けられる車輪135(前輪「可動車輪」)は、本体部133より突出し、また後側に設けた車輪135(後輪)は、本体部133の後方に突出する構成であり、後述するシート部に介護対象者が着座した際に、僅かな動き、又はしぐさ等によって、車椅子130が転倒しない構造となっている。
車椅子130は座席シートユニット136を有している。この座席シートユニット136は、前記車椅子枠体131の本体部133に載架されるシート部137と、このシート部137より立設し、かつ支持枠体131の上方に至る背凭れ部138と、背凭れ部138の上側に外方に延設した支持ブラケットに差渡して設けられ、かつ前記支持枠体131の上側に設けた架承部に設ける連結杆139と、前記シート部137より垂下した脚体部140と、脚体部140の下側に設けたブラケット134に設ける足載部141とで構成されている。
シート部132には肘掛け142が設けられ、背凭れ部138の上側には、曲面形状の頭抱持部143が着脱自在に設けられ、座席シートユニット136の適所にワイヤWを係止するフック144を示す。そして、この例では、本体部133の上枠133aをL形鋼を利用してシート部137の側枠137aを載架できる構造としている。
尚、架承部をU地形溝として、この溝に座席シートユニット136の連結杆139を、簡易に挿入保持できる構造として、セットを簡易にすること、又はワイヤWで簡易に吊上げること等を意図する。また溝の一部に切欠きを形成し、連結杆139の支持ブラケットが入込むスペースを形成する。
図22に示すように、介護対象者を座席シートユニット136に着席した状態で、ワイヤによって吊り上げて車椅子枠体131から引き離し、移動させる。
図23は特許文献5に示された介護用車椅子を示す図である。図23を参照すると、車椅子本体151は複数本の鋼材を用いて堅固に組み付けられたフレーム構造を持つ。そして、このフレームの一部である横杆151aには軸受構造を持ったブラケット152が取り付けられ、このブラケット152に支柱153が水平回動自在に支持されている。
この支柱153の下部は、横杆151bに取り付けられたギャーボックス154内にあって、従動ギャー155が取り付けられている。さらに、この従動ギャー155はギャーボックス154内に設置されたモータ156軸上の駆動ギャー157に噛合されている。従って、動力源としてのモータ156による駆動ギャー157の駆動回転により、従動ギャー155を介して支柱153を水平回動可能にしている。
一方、支柱153の上端部には支持アーム163の一端部が取り付けられており、この取付部分が三角形の補強プレート164により補強されている。
また、車椅子本体151のシート下部の所定部位には、バッテリが収納され、モータ156はこのバッテリBの電圧を受けて駆動可能とされる。さらに、ギャーボックス154上には支柱153を水平回動自在に支持する支持筒159が取り付けられ、この支持筒159の外周に動力源としての他のモータ160が取り付けられている。そして、このモータ160の水平に延びる駆動軸にはワイヤドラム161が取り付けられており、このワイヤドラム161には索条としての昇降ワイヤ162が巻装されている。
支持アーム163には、補強プレート164付近および先端部にそれぞれプーリ165が回転自在に取り付けられ、上記昇降ワイヤ162が支柱163および支持アーム163に沿うように、これらのプーリ165によってガイドされ、一端が支持アーム163端から下方に垂下されている。
なお、昇降ワイヤ162の他端はワイヤドラム161側に固定されている。従って、モータ160によるワイヤドラム161の回転により、昇降ワイヤ162の巻き取りおよび巻き戻しを行って、その一端を昇降可能にしている。
上記昇降ワイヤ162の一端にはフック部材166が取り付けられ、このフック部材166には両端に丸鈎形の吊持部167aを持った吊具167のリング部167bが係止保持されている。このリング部167bはフック部材166に対して、任意に着脱可能なサイズおよび形状とされている。
なお、各吊持部167aには、ネットやシートなどからなる支承部材168の四隅に取り付けられた一対の吊りワイヤ169が係止可能とされている。ここでは、吊りワイヤ169端が、支承部材168の四隅に取り付けられたリング部材170に止着された状態を示してある。
また、上記フレームの他の横杆151c上であって、車椅子本体151の手押し部(握り部)151dに近い位置にスイッチボックス158が取り付けられている。このスイッチボックス158にはモータ156およびモータ160の回転量および回転方向を選択する複数のボタンスイッチが設けられている。
次に、この介護用車椅子の使用方法および動作について説明する。
ここでは、病人を一つのベッド(図示しない)から、他のベッド21へ移す場合を述べる。まず、一つのベッド上の病人を、介護人の補助のもとに寝返りをうたせるようにして支え、このベッド上にネットなどの支承部材168を広げるようにして敷く。続いて、この支承部材168上に病人が載るように移動させ、支承部材168の四隅に両端を固定した吊りワイヤ169を、吊具167の吊持部167aにそれぞれ支持させる。
このとき、車椅子本体151はその図示しないベッド近傍に位置させておき、スイッチボックス158のボタンスイッチ操作により、モータ156を駆動させ、支柱153とともに支持アーム163をベッド方向に位置させ、さらに、モータ160を駆動して、支持アーム163端のプーリ165から昇降ワイヤ162端を所定長だけ垂下させておく。そして、この昇降ワイヤ162端に取り付けられたフック部材166に、上記吊具167のリング部167bを係止させる。
この状態で、車椅子本体151に取り付けられたスイッチボックス158のスイッチボタンを操作して、上記モータ160を駆動させ、ワイヤドラム161の回転によってワイヤ162の巻き取りをゆっくり行わせる。このため、病人を載せた支承部材168がベッド上からゆっくり上昇し、次いで、所定高さに至ったところで、その上昇動作を停止させた状態を保つ。
続いて、他のボタンスイッチの操作によってモータ156を駆動させ、互いに噛合する駆動ギャー157および従動ギャー158を介して支柱153を水平駆動させ、支持アーム16を車椅子本体151のシート上方に移動させる。そこで、今度は、ボタンスイッチを操作して、モータ160を逆転駆動させ、ワイヤドラム161から昇降ワイヤ162をゆっくりと巻き戻させ、病人を支承部材168に支承させたまま、シート上にゆっくりと降ろして載せる。
そして、車椅子本体151のシート上に病人を載せたまま、図示しない他のベッド付近へ車椅子本体151を案内する。続いて、その位置で、再びボタンスイッチを操作してモータ160を駆動することによって、昇降ワイヤ162のワイヤドラム161による巻き取りを行って、支承部材168上の病人をシートから浮上させる。さらに、他のモータ156を駆動させ、支柱153を所定量(例えば90°)水平回動させた状態にして、支持アーム163を他のベッド上に位置させるようにする。
続いて、そのベッドの位置や向きに合わせて支承部材168上の病人を、吊り下げたまま、適当な向きに手操作にて回転させた後、再びモータ160を駆動して、昇降ワイヤ162のワイヤドラム161による巻き戻しを行わせて、ベッド上に支承部材168上に病人を載せたまま降ろす。この後、ベッド上で寝かせた体勢にて寝返りをうたせることで、病人の下敷きになっている支承部材168をベッド上から取り除いて、病人の一つのベッドから他のベッドへの移し替え作業を終了することになる。
特開2003−325583号公報 特開2001−29393号公報 特開平10−315841号公報 特開2005−58599号公報 特開2001−178780号公報
しかしながら、特許文献1に開示された移動座席付車椅子は、被介護者等を座席シートに座った状態で移動する構成であるが、車椅子にリフト機構を設けたり、座席シートにキャスターを設ける等装置が大掛かりのものとなり、車椅子自体が重く乗用自動車での運搬が困難であるばかりか、乗用車の後部座席に移動できるものではなかった。
また、特許文献2に開示された座席分離式介護用車椅子は、車椅子の車体に座席シートを持ち上げるためのリフト装置を備えているために、車椅子の車体自体が重く、乗用車に載せて運搬することが困難であった。
また、特許文献3に開示された積み降ろし装置は、車椅子の乗用車への積載に重きを置き、座席とともに被介護人を乗用自動車の後部座席に運搬するものではなかった。
また、特許文献4に開示された介護用車椅子は、座席を別に設けたリフト装置で移動する機能を備えているが、乗用自動車への運搬に主眼を置いていないので、乗用自動車の車内に運搬することは困難であった。
さらに、特許文献5に開示された介護用車椅子は、被介護人の移動に重きを置いているために、車椅子に被介護人を吊り上げるためのリフト装置が設けられているために、車椅子自体が大きなものとなり、乗用自動車での車椅子の運搬が困難であるばかりか、被介護人を車内の後部座席に運ぶことも困難であった。
そこで、本発明の一技術的課題は、体形に左右されず長さ寸法が一定となり、車椅子の例えば、乗用車への格納が容易となる座席シート搬送装置を提供することにある。
また、本発明のもう一つの技術的課題は、座席シートと車体部とを分離できることで、被介護人が座ったままで、座席シートとともに、乗用自動車の後部座席に運搬すること脱着式車椅子を提供することにある。
さらに、本発明のさらに、もう一つの技術的課題は、被介護人が座ったままで、座席シートとともに乗用車の座席に運搬することができるリフト装置を提供することにある。
本発明によれば、車体部と座席シートとを備えた車椅子において、前記座席シートは前記車体部に着脱可能に搭載されていることを特徴とする脱着式車椅子が得られる。
また、本発明によれば、前記脱着式車椅子において、前記座席シートは前記車体部にロック手段を介して着脱可能に搭載されていることを特徴とする脱着式車椅子が得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つの脱着式車椅子において、前記ロック手段は、前記座席シート及び車体部の内のいずれか一方に係合するトグルと、前記座席シート及び車体部の他方で前記トグルに係合する係合部とを有することを特徴とする脱着式車椅子が得られる。
また、本発明によれば、支柱と、前記支柱の周囲に、一端が第1の関節部を介して回転可能に設けられたアーム部と、前記アーム部の他端に一端が第2の関節部を介して回転可能に設けられた駆動機構とを備え、前記駆動機構は、他端側に吊り上げ部材を昇降可能となるように構成されていることを特徴とするリフト装置が得られる。
また、本発明によれば、前記リフト装置において、乗用自動車の前部座席の裏側で、且つ窓よりに前記支柱が設けられていることを特徴とするリフト装置が得られる。
また、本発明によれば、座席シートとこれを吊り上げ運搬するリフト装置とを備えた座席搬送装置において、前記リフト装置は、支柱に対して回転可能な第1の関節部を介して設けられたアームと、前記アームの一端に第2の関節部を介して設けられた駆動機構と、前記駆動機構の先端に設けられ、前記駆動機構によって上下動可能な吊り上げ手段とを備え、前記吊り上げ手段は、前記座席シートは両側に連絡し、前記吊り上げ手段によって、前記座席シートを前記駆動機構による上下動と前記第1及び第2の関節部の動きによって搬送することを特徴とする座席搬送装置が得られる。
また、本発明によれば、前記座席搬送装置において、前記吊り上げ手段は、前記駆動機構によって上下動するハンガーと、前記ハンガーの両側に設けられ、前記座席シートの両側に接続される吊り上げベルト又は紐を備えていることを特徴とする座席搬送装置が得られる。
また、本発明によれば、前記座席搬送装置において、前記リフト装置は乗用車の前部シートの背面部の窓側に搭載され、後部シート上に搬送する際には、リフト装置が搭載された側の後部ドアを開放した状態で、前記第1及び第2の関節部を伸ばした状態で、前記座席シートを吊り上げ、前記第2の関節を略直角となるように折り曲げて、前記第1の関節を回転させて、更に、前記アームと前記駆動機構と一直線となるように、前記第2関節を伸ばし、後部シート状に前記座席シートを降ろすことを特徴とする座席搬送装置が得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つの座席搬送装置において、前記座席シートは車椅子の車体部に着脱可能に搭載されていることを特徴とする座席搬送装置が得られる。
また、本発明によれば、前記座席搬送装置において、前記座席シートは前記車椅子の車体部にロック手段を介して着脱可能に搭載されていることを特徴とする座席搬送装置が得られる。
また、本発明によれば、前記座席搬送装置において、前記ロック手段は、前記座席シート及び車体部の内のいずれか一方に係合するトグルと、前記座席シート及び車体部の他方で前記トグルに係合する係合部とを有することを特徴とする座席搬送装置が得られる。
本発明によれば、体形に左右されず長さ寸法が一定となり、車椅子の例えば、乗用車への格納が容易となる座席シート搬送装置を提供することができる。
また、本発明によれば、座席シートと車体部とを分離できることで、被介護人が座ったままで、座席シートとともに、乗用自動車の後部座席に運搬すること脱着式車椅子を提供することができる。
さらに、本発明によれば、被介護人が座ったままで、座席シートとともに乗用車の座席に運搬することができるリフト装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態による座席搬送装置の概略を示す図で、後方ドアを開くかもしくは取り外した状態を示している。図1を参照すると、座席搬送装置は、乗用自動車60の前部座席の後ろであってドア側に固定されるリフト装置20と、車椅子から分離可能な座席シート30とを備えている。
ここで、座席シート30によって搬送するに際して、地面から車椅子の座面まで450mm、同じく自動車のシート迄600mm、つまり150mm以上吊り上げストロークがあれば、搬送できることになる。ハンガー部から駆動機構上端面までの距離A、ハンガー部と座席シート30の座面までの距離B、夫々ルーフサッシュまおよびシートまで20mmの隙間S,sを考える。しかし、自動車のドアー開口は、シート座面からルーフサッシュまでC=750mmで、搬送駆動部、ハンガー寸法で、座席シートの長さが決定される。
図2は図1の座席搬送装置に用いられる脱着式車椅子を示す図である。図2を参照すると、脱着式車椅子50は、座席シート30と車体部40とを備えている。
座席シートは、上下前後のフレーム21a,21b,21c,21dからなるシートフレーム21と少なくとも底面に張り巡らされた布もしくは合成繊維からなる底部26とを備えている。両側上部のフレーム21aの前後に夫々つりバンド25の両端部のリング又はリング形状部位と係合する吊り上げ用フック(係合爪)22を備えている。
また、下部フレーム21dの前寄りには、車椅子40に設けられたトグル(クランプ)37と係合する突出片(係合片)23が夫々両側に一対ずつ設けられている。
また、フレームの後部は車体40の後方に上方に向かって突出したガイドピンが挿入されるガイド穴(図示せず)が設けられている。
なお、突出片23及びガイド孔を有し、係合爪22を備えている構成であるならば、座席シート30は、フレーム21を骨材として全体を覆い、背もたれ及び肘掛下部の側板掛等の通常の座席のように構成することもできる。
車体部40は、底フレーム31とそれの両側よりから上方に延びる縦フレーム32,32と、両側の縦フレーム32,32を結ぶ夫々の側板33と、縦フレーム32の上部前方から斜め前方に延びて底フレーム31の先端部と交わりさらに延びるとともに、その先端部に足掛け板34aを有する前フレーム34bとを有している。
側板33の前よりの、突出片に対応する部分に座席シート30と車体部40とを連結するトグル(クランプ)37を夫々備えている。
また、縦フレーム32と底部フレーム31との交差する部分の前方には、キャスター(車輪)35、後方には、キャスター35よりも径の大きな車輪36が夫々設けられている。前車輪35は軸を固定した取り付け部が設けられ、後車輪は直接中心軸を支持する軸受けが固定されている。
後側の縦フレーム32の先端には、座席シート30と車体部40の位置決めを行うガイドピン38が設けられている。
このように、脱着方式については、図2に示す如く、車椅子の座席部に吊り上げ用フック22を前側2箇所、後側2箇所を設け、被介護者に不安感、恐怖感なきように安定させ、車体部40を置き去りにして脱着し、吊り上げる。
一方、装着方法は、車体部側後方に2箇所ガイドピン38を設け、座席の位置を決めた後、両側左右に2箇所ずつスナップ錠(クランプ)37,37を設け固定する。
図3(a)は図1の座席搬送装置のリフト装置を示す側面図である。図3(b)は支柱パイプの先端の取付部を示す断面図である。図3(c)は支柱パイプ側のヒンジ部を示す斜視図である。図3(d)はヒンジ部6の下降防止のためのストッパを示す斜視図である。図3(e)は、第1の関節部2aの回転軸であるヒンジピン8を示している。図3(f)は台形のアーム3の斜視図である。図3(g)は支柱パイプの下側の取り付け部を示す分解組立斜視図である。
図3(a)を参照すると、リフト装置20は、乗用自動車60内65に立設された支柱パイプ1と、台形のフレームからなるアーム3と、駆動機構10とを備えている。例えば、各部の寸法は、支柱パイプが100mmで、直径3.5mm、アーム3が長さ300mm、駆動機構10は長さ350mmである。
図3(b)に示すように、支柱パイプ1の先端部は平らに且つやや傾斜した片面状につぶされて形成されており。固定用の穴1c,1cが夫々設けられ、樹脂カバー61a上に金属板1eを介して、ネジ1dで取り付けられている。一方、支柱パイプ1の下部は図3(g)に示す取り付け部材5a,5bによって、乗用自車60の側壁部61bに固定される構成を有する。
図3(c)に示すヒンジ部6では、貫通孔6aは支柱パイプ1が挿入され、突出部の貫通孔6b,6cは、アーム3のヒンジ部3a,3bを組み込んでヒンジピン8aが挿入される、受け部8bが下端に装着される。
図3(f)に示す台形のアーム3は、一端にヒンジ部3a,3bを備え他端にヒンジ部3dを備えている。支柱パイプ1の中ほどに設けられた図3(c)に示すヒンジ部6と、アーム3のヒンジ部3a,3bとを図3(e)に示すヒンジピン8を挿入することで連結された第1の関節部2aを構成している。
支柱パイプ1に設けられたヒンジ部6の下端には、ヒンジ部6の下降防止のための図3(d)に示すネジ孔7aにネジを挿入することで固定されるストッパ7が設けられている。
図4は図1のリフト装置の駆動機構を示す側面図である。図5は図4の駆動機構の正面図である。図4において、駆動機構10のメカニズムがわかるように筐体の側板10aを取り除いて仮想線で示している。
図4及び図5を参照すると、駆動機構10は、先端には、側板間に設けられたプーリー11と、紐14に吊り上げられるプーリー13と、プーリー11に設けられた第1のギア15とかみ合わされる第2のギア16と、このギアを駆動するモータ17とを備えている。図示の例では第1のギア15及び第2のギアを側板10a,10a間に配置したが、回転軸の側板10aよりも外側に設けてもよいことは勿論である。
図5に最も良く示されるように、プーリー11は軸方向の両端に紐14を夫々巻き上げる巻上げ部12を備えている。また、両側の紐14の一端は、側板10a間の先端に配置された固定部18に夫々固定されている。また、プーリ13は、中心軸13cの軸方向の両端に紐14の通過するガイド部13a、中心部には、吊り上げ手段としてのハンガー部4をボルト4a等によって取り付けるための取り付け部13bが設けられている。ハンガー4の両側には、図示しない吊り上げベルト25を引っ掛けるための両側にフックもしくは開放可能なリング4cを備えた取り付け部4bが設けられている。尚、モータ17付近には、モータ17を駆動したハンガー部4を上昇させる上昇スイッチと、モータ17を逆転させることによって下降させる下降スイッチ41bとを有するスイッチ41が設けられている。このモ−タ17はバッテリ42を電源としている。
駆動機構10は、アーム3のヒンジ部3dとはヒンジ部19を解して接続され第2の関節部2bを構成している。
次に、本発明の実施の形態による座席搬送装置を用いた被介護人の搬送操作について説明する。
図6及び図7は図3のリフト装置の動作説明に供せられる平面概略図である。
図8は図1の座席搬送装置の使用状態の説明に供せられる図である。
図6、図7及び図8を参照すると、乗用車60の後部ドア62をあけて、被介護人70を車椅子50とともに後部ドア62の内側の位置まで搬送する。吊りバンド又は吊り紐25を装着し、ハンガー部4の両側のフック又はリング4cにかけてから、クランプ37をはずすことで、座席シート30を離脱可能とする。介護人等71の脚を車両ステップに乗せてリアシート64の高さ、150〜200mm吊り上げる次に、図示の車椅子位置においては、アーム3のみ室内65へ車両と平行まで動かし、駆動機構10はアーム3と直角に位置する。すなわち、第1関節部2aを回すとともに、第2関節部2bを縮め、Bの位置となる。
次に、さらに、Cの角度位置になるまで、第1の関節部2aを伸ばす(ヒンジピン8aの支柱の周りに回転させる)。すると、駆動機構10が移動し、被介護者70がリアシート64の端に位置する。
第1関節部2aをそのままにして、第2関節部2bを伸ばす(回転させる)と、被介護者70の位置がリアシート64上に位置するので、反転側のスイッチを操作して駆動機構10を動作させ、後部シート上に座席のままで降下し移動が完了する。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本発明の第2の実施の形態による座席搬送装置は、駆動機構70以外は、第1の実施の形態と同様であるので、駆動機構70のみ説明する。
図9は本発明の第2の実施の形態による駆動機構を示す斜視図である。図10は図9の駆動機構の分解組立斜視図である。図11は図9のフロント板73をはずした状態を示す斜視図である。図12は紐14の先端の取り付け状態を示す一部を切欠いた斜視図である。
図9及び図10を参照すると、駆動機構70は、パイプ71と、パイプ71の一端に設けられたヒンジ部19と、パイプ71のヒンジ部19とは反対側に設けられた支持板72と、支持板72のパイプと並んで設けられたモータ17と、支持板72の更に外側に、円柱状のスペーサー74を介して設けられたフロント板73と、支持板72とフロント板73との間に収容されたギア15及びプーリー11とを備えている。
図10に最も良く示されているように、支持板72からギア15、プーリー11を貫通してフロント板73まで、シャフト77が貫通して設けられている。支持板76、フロント板73には、夫々軸受け76,77がネジ78止めによって固定され、シャフト77はこれによって回転可能に設けられている。なお、11b,11cはワッシャーである。
モータ17の一端に突出して、モータ17の回転を伝達するギア17aが設けられている。このギア17aの回転が、プーリを回転させるギア15に伝達される。
支持板72と、フロント板73との間で、フロント板73の4隅に一端がネジ78固定されるスペーサー74の一つの周囲に、スペーサー74とともに固定部をなすリング18aを備えた円筒状のスリングテープ位置決め用のカラー18が設けられている。なお、L字形状の板材は組み立ての際に用いる支持台80で、組み立ての際にフロント板73、支持板72にネジ81固定して用いられるが、組み立て上がりの際には、取り外されるものである。
図11を参照すると、プーリー11には、スリングテープ14の一端が取り付けられる係合部11aを備え、スペーサー74のカラー18の手前に巣リングテープのリング状の他端が挿入される。
スリングテープ14を跨いでプーリ13が設けられ、このプーリ13の中心軸方向貫通して、ハンガー4が設けられている。
このような構成の第2の実施の形態による駆動機構70においては、モータが回転すると、ギア15を介してプーリ11が回転し、順方向の回転の場合には、テープ14を巻き取ることで、ハンガー4が上昇する。逆にモータが逆回転すると、巻き取られたテープ14が引き出され、ハンガー4が下降する。
したがって、ハンガー4のフック4eに引っ掛けられた座席シートのつりバンド又は吊り紐も、ハンガー4と同様に上昇、下降する。
したがって、第2の実施の形態においても、同様に座席シートを搬送することができる。
以上説明したように、本発明の第1及び第2の実施の形態においては、被介護者70の体形に左右されず長さ寸法が一定となる。また、車椅子50の乗用自動車等への格納が容易になる。ここで、座席シート30の代わりに、車椅子の座面にハンモックなるものを敷きそこに被介護者を座らせ、そのハンモックを吊り上げ搬送する方式も考えられる。ここで、ハンモックは介護用品として、身体へのフィット感にすぐれ、ベッドあるいは移動時に使用されており、自動車への搬送も全く違和感もない点で利点を有する。しかしながら、その都度ハンモックを敷くことが面倒でしかもハンモックがないと自動車に搬送できず、つまり車椅子と一対として欠かせないものとなってしまう。更には、ハンモックは身体に完全フィットして、身体の大小によって長さが変化しシートに干渉搬送不可能になる欠点を備える。
これに対して、本発明の実施の形態では、ハンモック廃止に伴うことによって、コストダウンを図ることができる。
また、本発明によれば、車椅子50に座った状態で、普通乗用車60の座席部まで、搬送することができる座席搬送装置を提供することができる。
なお、上記実施の形態においては、乗用自動車に搬送する場合にのみに説明を行ったが、本発明においては、その他の車両や、トイレや浴室にリフト装置を設けて、室内での入浴、トイレ等に利用することもできる。
以上の説明本の通り、本発明の座席搬送装置は、被介護者や身体不自由者の位置移動や自動車への搬送等に用いることができる。
図1は本発明の実施の形態による座席搬送装置の概略を示す図である。 図1の座席搬送装置に用いられる脱着式車椅子を示す図である。 (a)は図1の座席搬送装置のリフト装置を示す側面図である。
(b)は支柱パイプの先端の取付部を示す断面図である。
(c)は支柱パイプ側のヒンジ部を示す斜視図である。
(d)はヒンジ部6の下降防止のためのストッパを示す斜視図である。
(e)は、第1の関節部の回転軸であるヒンジピン8を示している。
(f)は台形のアーム3の斜視図である。
(g)は支柱パイプの下側の取り付け部を示す分解組立斜視図である。
図1のリフト装置の駆動機構を示す側面図である。 図1のリフト装置の駆動機構を示す正面図である。 図3のリフト装置の動作説明に供せられる平面概略図である。 図3のリフト装置の動作説明に供せられる平面概略図である。 図1の座席搬送装置の使用状態の説明に供せられる図である。 本発明の第2の実施の形態による駆動機構を示す斜視図である。 図9の駆動機構の分解組立斜視図である。 図9のフロント板73をはずした状態を示す斜視図である。 紐(スリングテープ)14の先端の取り付け状態を示す一部を切欠いた斜視図である。 特許文献1に開示されえた移動座席付き車椅子を示す斜視図である。 図13の車椅子を車両に搭載した状態を示す側面図である。 特許文献2に開示された介護用車椅子を示す側面図である。 特許文献2に開示された介護用車椅子を示す背面図である。 (A)及び(B)は乗用車の座席に運搬する状態を示す図である。 特許文献3に開示された車椅子積み降ろし装置を示す斜視図である。 図18の車椅子積み降ろし装置を乗用車の床に固定した状態を示す図である。 特許文献4に記載された車椅子を示す斜視図である。 図20のシートを吊り上げた状態を示す斜視図である。 図21と同様に図20のシートを吊り上げた状態を示す斜視図である。 特許文献5に示された介護用車椅子を示す図である。
符号の説明
1 支柱パイプ
1c 穴
3 アーム
3a,3b ヒンジ部
3d ヒンジ部
4 ハンガー
4a ボルト
4b 溝
4c フック
5a,5b 取り付け部材
6 ヒンジ部
6a 貫通孔
6b,6c 突出部
7 ストッパ
8a ヒンジピン
10 駆動機構
11 プーリ
11a,11b ワッシャー
12 巻上げ部
13a ガイド部
13b 取り付け部
13c 中心軸
14 紐(スティングテープ)
15 ギア
16 ギア
17 モータ
18 固定部(カラー)
18a リング
19 ヒンジ部
20 リフト装置
21 シートフレーム
22 吊り上げ用フック(係合爪)
23 突出片
25 つりバンド
26 底部
30 座席シート
31 底フレーム
32 縦フレーム
33 側板
34a 足掛け板
34b 前フレーム
35 キャスター
36 車輪
37 クランプ
38 ガイドピン
40 車体部
41 スイッチ
50 脱着式車椅子
60 乗用自動車
70 駆動機構
71 パイプ
72 支持板
73 フロント板
74 スペーサー
75,76 軸受け
77 回転軸(シャフト)
78 ネジ
100 座椅子付き車椅子
101 座椅子
102 座椅子昇降装置
103 車椅子本体
104 車輪
105 フレーム部
106 収納空間
107 接続フレーム
108 ロック部
109 乗用車
109a 乗用車座席
109b 床
109d 車室
110 介護用車椅子
111 キャスター
112 フレーム
113 台車部
114 フォーク
115 ガイドシャフト
116 座席連結部
117 座席
117a,117b 座席
118 障害者
120 積み降ろし装置
121 ポスト
122 ブーム
123 プーリ
124 駆動プーリ
125 チェーン
126 巻き上げプーリ
127 ひも状体
128 爪
129 車椅子
130 車椅子
131 車椅子枠体
132 支持枠体
133 本体部
133a 上枠
134 ブラケット
135 車輪
136 座席シートユニット
137 シート部
137a 側枠
138 背凭れ部
139 連結杆
140 脚体部
141 足載部
142 肘掛け
143 頭抱持部
144 フック
151 車椅子本体
151a 横杆
152 ブラケット
153 支柱
151b 横杆
151c 横杆
151d 手押し部(握り部)
154 ギャーボックス
155 従動ギャー
156 モータ
157 駆動ギャー
159 支持筒
160 モータ
163 支持アーム
161 ワイヤドラム
162 昇降ワイヤ
164 補強プレート
166 フック部材
167 吊具
167a 吊持部
167b リング部
168 支承部材
169 吊りワイヤ
170 リング部材

Claims (11)

  1. 車体部と座席シートとを備えた車椅子において、前記座席シートは前記車体部に着脱可能に搭載されていることを特徴とする脱着式車椅子。
  2. 請求項1に記載の脱着式車椅子において、前記座席シートは前記車体部にロック手段を介して着脱可能に搭載されていることを特徴とする脱着式車椅子。
  3. 請求項2に記載の脱着式車椅子において、前記ロック手段は、前記座席シート及び車体部の内のいずれか一方に係合するトグルと、前記座席シート及び車体部の他方で前記トグルに係合する係合部とを有することを特徴とする脱着式車椅子。
  4. 支柱と、前記支柱の周囲に、一端が第1の関節部を介して回転可能に設けられたアーム部と、前記アーム部の他端に一端が第2の関節部を介して回転可能に設けられた駆動機構とを備え、前記駆動機構は、他端側に吊り上げ部材を昇降可能となるように構成されていることを特徴とするリフト装置。
  5. 請求項4に記載のリフト装置において、乗用自動車の前部座席の裏側で、且つ窓よりに前記支柱が設けられていることを特徴とするリフト装置。
  6. 座席シートとこれを吊り上げ運搬するリフト装置とを備えた座席搬送装置において、
    前記リフト装置は、支柱に対して回転可能な第1の関節部を介して設けられたアームと、前記アームの一端に第2の関節部を介して設けられた駆動機構と、前記駆動機構の先端に設けられ、前記駆動機構によって上下動可能な吊り上げ手段とを備え、
    前記吊り上げ手段は、前記座席シートは両側に連絡し、
    前記吊り上げ手段によって、前記座席シートを前記駆動機構による上下動と前記第1及び第2の関節部の動きによって搬送することを特徴とする座席搬送装置。
  7. 請求項6に記載の座席搬送装置において、
    前記吊り上げ手段は、前記駆動機構によって上下動するハンガーと、前記ハンガーの両側に設けられ、前記座席シートの両側に接続される吊り上げベルト又は紐を備えていることを特徴とする座席搬送装置。
  8. 請求項6又は7の内のいずれか一項に記載の座席搬送装置において、前記リフト装置は乗用車の前部シートの背面部の窓側に搭載され、後部シート上に搬送する際には、リフト装置が搭載された側の後部ドアを開放した状態で、前記第1及び第2の関節部を伸ばした状態で、前記座席シートを吊り上げ、前記第2の関節を略直角となるように折り曲げて、前記第1の関節を回転させて、更に、前記アームと前記駆動機構と一直線となるように、前記第2関節を伸ばし、後部シート状に前記座席シートを降ろすことを特徴とする座席搬送装置。
  9. 請求項6乃至8の内のいずれか一項に記載の座席搬送装置において、前記座席シートは車椅子の車体部に着脱可能に搭載されていることを特徴とする座席搬送装置。
  10. 請求項9に記載の座席搬送装置において、前記座席シートは前記車椅子の車体部にロック手段を介して着脱可能に搭載されていることを特徴とする座席搬送装置。
  11. 請求項10に記載の座席搬送装置において、前記ロック手段は、前記座席シート及び車体部の内のいずれか一方に係合するトグルと、前記座席シート及び車体部の他方で前記トグルに係合する係合部とを有することを特徴とする座席搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013141731A (ja) * 2012-01-11 2013-07-22 Sintokogio Ltd 研磨ブラシ
JP7451036B2 (ja) 2020-03-30 2024-03-18 ダイハツ工業株式会社 車両用シートユニット

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