JP2009038581A - 画像処理装置及び、画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの基本4色と淡色インク、そして、新たな高彩度インクの色材色が設けられた場合に、ユーザーが求めている画質(粒状度と色再現域)と色材量に応じて最適な色分解テーブルの選択合成を可能とする。
【解決手段】 基本4色のみ、基本4色+淡色インク、基本4色+高彩度インク、そして、基本4色+淡色インク+高彩度インクの4つの色分解テーブルを用意し、UIと使用する色材量のヒストグラムを用いて、ユーザーの好みに応じて画質(粒状度と色再現域)と色材量を調整できるインクシステムとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カラープリンター用画像処理装置、及び、方法に関するものである。特に、カラープリンターに用いられている色材色の使用量を規定する色分解テーブルを切り換えることにより印刷物の画質(粒状度、Gamutの大きさ)、及び色材量をユーザーが制御できる方法に関するものである。
従来、カラープリンターの画像処理は、図14のブロック図で示されるような構成であった。同図において、1401は、RGBの再現特性とプリンタの色を合わせるカラーマッチング処理部、1402は、カラーマッチング処理部1401から出力されたR′G′B′多値データをプリンタの基本色インクC′(シアン)、M′(マセンタ)、Y′(イエロー)、K′(ブラック)へ変換するインク色分解処理部、1403は、インク色分解処理部1402から出力されたC′M′Y′K′多値データをプリンタで表現できる階調数(例えば2値)に変換するハーフトーン処理部、1404は、ハーフトーン処理部1403から出力されたC"M"Y"K"に基づき画像を形成する画像形成処理部である。
また、1405は、インク色分解処理部1402に対し、その色分解処理に用いるルックアップテーブル(LUT)を提供するインク色分解テーブル部である。
特開2004−58626号公報
しかしながら、上記従来例では、1つの色分解テーブルしか持たないため、カラープリンターの色材色として、CMYKの基本色以外の高彩度特色インクや淡色インク等のさまざまな色材色がある場合でも、ユーザーが印刷物の画質を意図的に変えることが出来ないという問題点が存在した。
そこで、本出願に係る発明の目的は、構成する色材色に応じて複数の色分解テーブルを用意し、該色分解テーブルを選択、もしは、融合して、ユーザーが意図的に印刷物の画質(粒状度、Gamutの大きさ)、および、色材量を変えられる装置、及び、方法を提案することである。
上記第1の目的を達成するため、色分解テーブルを用いて所定の入力画像から色材色へ色分解する画像形成装置において、
・粒状度と色再現域(Gamut)を調整する手段と
・使用する色材色の組合せの異なる複数の色分解テーブル手段と
・前記粒状度と色再現域(Gamut)を調整する手段に基づき、前記使用する色材色の組合せの異なる複数の色分解テーブル手段を選択、又は、合成する手段と
・前記選択、又は、合成する手段により生成された色分解テーブルに基づき前記所定の入力画像に対応したヒストグラムを表示する手段
とで構成されることを特徴とする。
上記構成において、ユーザーが意図的に印刷物の画質(粒状度、Gamutの大きさ)を調整できる粒状度と色再現域(Gamut)を調整する手段と、印刷画質(粒状度、Gamutの大きさ)が異なって再現される使用する色材色の組合せの異なる複数の色分解テーブル手段とを用意し、前記粒状度と色再現域(Gamut)を調整する手段に基づき、前記使用する色材色の組合せの異なる複数の色分解テーブル手段を選択、又は、合成する際に、入力画像に応じた色材量のヒストグラムを表示し、色材消費量により、ユーザーが意図的に印刷物の画質(粒状度、Gamutの大きさ)、及び、色材量を変えることが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、本実施例により、カラープリンターの色材色として、CMYKの基本色、高再度特色インク、そして、淡色インクにより構成されたインクシステムにおいて、カラープリンターの色再現特性(粒状度とGamut)のことなる複数の色分解テーブルを用意し、該色分解テーブルの選択、または、合成を指示するUI、および、 選択、または、合成結果の色分解テーブルに基づき入力画像に対応した色材量のヒストグラムの表示機能を設けることにより、ユーザーが自由に印刷画質(粒状度とGamut)と色材消費量の調整が可能となる。
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
<第1実施例>
図1は、本発明の一実施形態にかかる印刷システムにおいて色分解処理およびそのための色分解テーブルの作成を実行するための概略構成を示すブロック図である。
同図において、101は、RGBの再現特性とプリンタの色を合わせるカラーマッチング処理部、102は、カラーマッチング処理部101から出力されたR′G′B′多値データをプリンタの基本色インクC′(シアン)、M′(マセンタ)、Y′(イエロー)、K′(ブラック)、及び、高彩度特色インクRd′(レッド)、Gr′(グリーン)、そして、基本色の淡色インクLc'(淡シアン)、Lm'(淡マゼンタ)へ変換するインク色分解処理部、103は、インク色分解処理部102から出力されたC′M′Y′K′Rd′Gr′Lc′Lm′多値データをプリンタで表現できる階調数(例えば2値)に変換するハーフトーン処理部、104は、ハーフトーン処理部103から出力されたC"M"Y"K"Rd"Gr"Lc"Lm"に基づき画像を形成する画像形成処理部、をそれぞれ示す。
105は、インク色分解テーブルの選択合成部であり、インク色分解テーブルの選択UI部106の設定に基づき、CMYKインク色分解テーブルL1部107、CMYKLcLmインク色分解テーブルL2部108、CMYKRdGrインク色分解テーブルL3部109、CMYKRdGrLcLmインク色分解テーブルL4部110の4テーブルの選択、もしくは、前記4テーブルから補間処理により色分解テーブルを合成する。そして、インク色分解処理部102に対し、その色分解処理に用いるルックアップテーブル(LUT)を提供するインク色分解テーブルの選択合成部である。
106は、このインク色色分解テーブルの選択合成部にて、色分解テーブルの選択合成を行うためのインク色分解テーブル選択UI部である。107、108、109、110は、インク色分解テーブルの選択合成部105へテーブルデータの供給を行うためのものであり、それぞれ、CMYKインク色分解テーブルL1部、CMYKLcLmインク色分解テーブルL2部、CMYKRdGrインク色分解テーブルL3部、CMYKRdGrLcLmインク色分解テーブルL4部を示している。
111は、CMYKインク色分解テーブルL1部107、CMYKLcLmインク色分解テーブルL2部108、CMYKRdGrインク色分解テーブルL3部109、CMYKRdGrLcLmインク色分解テーブルL4部110のLUTを作成するインク色分解テーブル作成部を示し、112は、インク色分解テーブル作成部111によるLUТ作成に際して、基礎となるプリンタ特性を提供するプリンタ特性入力部を示す。
図2は、図1に示した印刷システムの具体的構成を示す図である。
図2において、201は、パーソナルコンピュータなどのコンピュータを示す。コンピュータ201は、本実施形態の印刷システムにおいて所定のアプリケーションによる画像データの作成やその画像データに基づいたプリンタにおける印刷を制御する他、後述される色分解テーブル作成処理や、それに関連して、プリンタ特性を調べるためのパッチデータを保持し、また、モニタ、キーボードなどのUI(ユーザーインターフェース)を介して行われるK,Rd,Grインク量や濃淡分解のインク量の調整、そして、図2の202-2に示されているUIを用いたGamutと粒状度の調整を行う。202は、コンピュータ201に接続されている上記モニタを示し、上述の画像データ作成等においてUIとして機能する他、色分解テーブル作成に関する上記パッチデータによるパッチパターン202−1の表示、そして、印刷物の画質(Gamut/粒状度)を制御するためのUI202-2の表示をすることができる。203は、本印刷システムにおいて印刷を行うカラープリンタを示し、色分解テーブル作成に際して、上記パッチパターン202−1に基づきパッチサンプルを印刷する。205はこの印刷されたパッチサンプルを示す。また、204は、パッチサンプル205の各パッチの色を測定するための測色器を示す。
上記構成において、コンピュータ201に保持されているC′M′Y′K′Rd′Gr′Lc′Lm′のパッチデータは、プリンタ203におけるパッチサンプル印刷のため、ケーブルまたは不図示のネットワーク等を介してプリンタ203に送られる。プリンタ203では、これに応じ、そのパッチデータを図1に示したカラーマッチング処理部101とインク色分解処理部102をバイパスして、直接ハーフトーン処理部103に入力しハーフトーン処理のみを行う。そして、このハーフトーン処理されたパッチデータに基づいてパッチサンプル205を印刷する。
印刷されるパッチサンプル205は、測色器204によってその色が測定され、その測定値はコンピュータ201に取り込まれる。このパッチサンプル205に関しては、詳しく後述する。
なお、以上説明した図2に示す印刷システムの構成において、測色器204は図1に示すプリンタ特性入力部112を構成し、同様にコンピュータ201(およびプリンタドライバもしくはアプリケーションプログラム)はインク色分解テーブル作成部111を構成する。従って、図3以降を用いて詳細に説明されるインク色分解テーブル作成部111の具体的な処理は、コンピュータ201において実行される。コンピュータ201で作成されたインク色分解テーブルは、ケーブルまたは不図示のネットワーク等を介して、プリンタ203内のCMYKインク色分解テーブルL1部107、CMYKLcLmインク色分解テーブルL2部108、CMYKRdGrインク色分解テーブルL3部109、CMYKRdGrLcLmインク色分解テーブルL4部110にダウンロードされて用いられる。すなわち、図1に示す構成のうち、カラーマッチング処理部101、インク色分解処理部102、ハーフトーン処理部103、画像形成処理部104およびインク色分解テーブル部105は、プリンタ203において構成される。
また、本発明の適用は上例に限られないことはもちろんであり、例えば、色分解テーブルを用いた画像処理もコンピュータ201で実行し、この処理によって最終的にハーフトーン処理がなされたデータがプリンタ203に送られるようにしてもよい。
以上の印刷システムにおけるプリンタ203による通常の印刷に際して実行される、インク色分解テーブルを用いた画像処理について簡単に説明する。
RGB多値カラー画像データは、図1に示すように、先ずカラーマッチング処理部101により、モニタ202の色再現域がプリンタ203の色再現域に合うようにカラーマッチング処理が施される。カラーマッチング処理がなされたR′G′B′データは、インク色分解処理部102にて、インク色分解テーブル選択UI部106の指示に基づき、インク色分解テーブルの選択合成部105により選択、又は、合成されたLUТによって、色材であるインクの色信号C′M′Y′K′Rd′Gr′Lc′Lm′に変換される。
ここで、インク色分解テーブル選択部106は、図2における202-2のようなUIの構成になっており、インク色分解テーブルの選択合成部105では、同UIを用いて粒状度“大”でGamut“小”に指定した場合は、CMYKインク色分解テーブルL1部107のLUTが選択され、同UIを用いて粒状度“小”でGamut“小”に指定した場合は、CMYKLcLmインク色分解テーブルL2部108のLUTが選択され、同UIを用いて粒状度“大”でGamut“大”に指定した場合は、CMYKRdGrインク色分解テーブルL3部109のLUTが選択され、そして、同UIを用いて粒状度“小”でGamut“大”に指定した場合は、CMYKRdGrLcLmインク色分解テーブルL4部110のLUTが選択される。また、同UIを用いてその中間的な粒状度、Gamutが指定された場合は、CMYKインク色分解テーブルL1部107、CMYKLcLmインク色分解テーブルL2部108、CMYKRdGrインク色分解テーブルL3部109、CMYKRdGrLcLmインク色分解テーブルL4部110の4LUTのいずれかのLUTを用いて新たな色分解テーブルの合成処理を行う。また、202-3に示されているように、選択もしくは合成されたLUTを用いて入力画像に対応したヒストグラムを表示し、使用している色材量を考慮のうえ、上記の色分解テーブルの選択もしくは合成処理を行い、その結果のテーブルをインク色分解処理部102への供給する。
なお、この変換は、基本的にLUТの格子点データに対する補間処理によって行われることは周知のとおりである。色分解テーブルを用いて得られたC′M′Y′K′Rd′Gr′Lc′Lm′の多値データは、ハーフトーン処理部103にて、プリンタ203で再現できる階調数に変換され、これに基づき画像形成処理部104にて画像の印刷が行われる。
次に、図3を用いて、本実施形態の色分解テーブ作成処理の詳細について説明する。
同図において、ステップS0は、スタートステップであり、インク色分解テーブル部105にダウンロードするためのテーブル作成を開始する。
ステップS1は、CxMxYxKxRdxGrインク組合せパッチの印刷ステップであり、たとえば、各色5段階でサンプリングした場合、5×5×5×5×5×5=15625個のパッチを印刷する。
ステップS2は、CxMxYxKxRdxGrインク組合せパッチの測色ステップであり、ステップS1にて印刷した15625個のCxMxYxKxRdxGrインク組合せパッチの測色を行う。
ステップS3は、目標色の設定ステップであり、インク色分解処理部の入力画像(R',G',B')に対応した目標色の設定を行う。
ステップS4は、CMYKインク色分解テーブル作成ステップであり、図4、図5を用いて詳細な動作説明を行う。図4において、CMYKRdGrの組合せ測色値テーブル部402は、図5に示されるような構成のテーブルであり、ステップS2にて測色されたCxMxYxKxRdxGrインク組合せパッチの測色値が格納されている。補間演算処理部401では、入力画像(R',G',B')に対応した目標色(L,a,b)とK,Rd=0,Gr=0に対応するCMYの値をCMYKRdGrの組合せ測色値テーブル部402に基づき補間演算処理に導く。これにより、入力画像(R',G',B')に対応したCMYKRdGrインク色分解テーブルを作成することが出来る。
ステップS5は、CMYKRdGrインク色分解テーブル作成ステップであり、図4、図5を用いて詳細な動作説明を行う。図4において、CMYKRdGrの組合せ測色値テーブル部402は、図5に示されるような構成のテーブルであり、ステップS2にて測色されたCxMxYxKxRdxGrインク組合せパッチの測色値が格納されている。補間演算処理部401では、入力画像(R',G',B')に対応した目標色(L,a,b)とK,Rd,Grに対応するCMYの値をCMYKRdGrの組合せ測色値テーブル部402に基づき補間演算処理に導く。これにより、入力画像(R',G',B')に対応したCMYKRdGrインク色分解テーブルを作成することが出来る。
ステップS6は、濃淡インクの組合せパッチの印刷ステップである。濃インクとは、C,M,Rd,Grの4色であり、淡インクとは、Lc,Lmを示している。ただし、ステップS5,S6,S7では、Yインクを淡インクとして扱うことにより、同色の淡インクの存在しないRd,Grの濃淡分解を実現している。ここで、Cインクの濃淡分解は、CインクとLcインクにより濃淡インクの組合せパッチの印刷を行う。
Mインクの濃淡分解は、MインクとLmインクにより濃淡インクの組合せパッチの印刷を、Rdンクの濃淡分解は、Rdインクと(Y+Lm)インクにより濃淡インクの組合せパッチの印刷を、Grインクの濃淡分解は、Grインクと(Y+Lc)インクにより濃淡インクの組合せパッチの印刷を行う。また、C,M,Rd,Grのそれぞれにおいて、パッチ数は、濃淡各5段階でサンプリングすると5×5=25パッチとなり、ステップS5の濃淡インクの組合せパッチの印刷数は、計25×4=100パッチとなる。
ステップS7は、濃淡インクの組合せパッチの測色ステップであり、ステップ5の濃淡インクの組合せパッチの測色を行う。図6、図7、図8、図9は、それぞれ、CとLc、MとLm、Rdと(Y+Lm)、Grと(Y+Lc)の組合せに関して、ステップS6にて測色値の明度と濃淡の合計インク量をプロットして、等明度ラインと等インク量ラインを結んだものである。この図より明らかなように、等明度でインク量の異なる組合せが存在する。
ステップS8は、CMYKインク色分解テーブルからCMYKLcLmインク色分解テーブルの作成ステップであり、図10、図11を用いて詳細に説明する。図10は、Cインクの濃淡分解を実現するためのブロック図であり、同図において、1002は、図6のCインクとLcインクの組合せに対応する測色値とインク量が格納されているテーブルである。1001は、Cインクとインク量cからCインクと等明度で合計インク量cとなる(C',Lc')を求めるためのシアン濃淡分解処理部である。図11は、Mインクの濃淡分解を実現するためのブロック図であり、同図において、1102は、図7のMインクとLmインクの組合せに対応する測色値とインク量が格納されているテーブルである。1101は、Mインクとインク量mからMインクと等明度で合計インク量mとなる(M',Lm')を求めるためのマゼンタ濃淡分解処理部である。以上濃淡分解処理を全てのCMYKインク色分解テーブルに施すことにより、CMYKLcLmインク色分解テーブルが作成される。
ステップS9は、CMYKRdGrインク色分解テーブルからCMYKRdGrLcLmインク色分解テーブルの作成ステップであり、図10、図11、図12、図13を用いて詳細に説明する。図10は、Cインクの濃淡分解を実現するためのブロック図であり、同図において、1002は、図6のCインクとLcインクの組合せに対応する測色値とインク量が格納されているテーブルである。1001は、Cインクとインク量cからCインクと等明度で合計インク量cとなる(C',Lc')を求めるためのシアン濃淡分解処理部である。図11は、Mインクの濃淡分解を実現するためのブロック図であり、同図において、1102は、図7のMインクとLmインクの組合せに対応する測色値とインク量が格納されているテーブルである。1101は、Mインクとインク量mからMインクと等明度で合計インク量mとなる(M',Lm')を求めるためのマゼンタ濃淡分解処理部である。図12は、Rdインクの濃淡分解を実現するためのブロック図であり、同図において、1202は、図8のRdインクと(Y+Lm)インクの組合せに対応する測色値とインク量が格納されているテーブルである。1201は、Rdインクとインク量rからRdインクと等明度で合計インク量rとなる(Rd',Y,'Lm')を求めるためのレッド濃淡分解処理部である。図13は、Grインクの濃淡分解を実現するためのブロック図であり、同図において、1302は、図9のGrインクと(Y+Lc)インクの組合せに対応する測色値とインク量が格納されているテーブルである。1301は、Grインクとインク量rからGrインクと等明度で合計インク量gとなる(Gr',Y,'Lc')を求めるためのグリーン濃淡分解処理部である。以上濃淡分解処理を全てのCMYKRdGrインク色分解テーブルに施すことにより、CMYKRdGrLcLmインク色分解テーブルが作成される。
以上説明したように、本実施例により、カラープリンターの色材色として、CMYKの基本色、高再度特色インク、そして、淡色インクにより構成されたインクシステムにおいて、カラープリンターの色再現特性(粒状度とGamut)のことなる複数の色分解テーブルを用意し、該色分解テーブルの選択、または、合成を指示するUIを設けることにより、ユーザーが自由に印刷画質(粒状度とGamut)を調整できることが可能となる。
<第2実施例>
第1実施例では、高彩度特色インクとして、レッド(Rd)、グリーン(Gr)を用いているが、これに限らず、ブルー(Bl)やオレンジ(Or)、或いは、シアン、マゼンタ、イエロー等、高彩度特色インクならば良い。ブルー(Bl)を用いた場合、濃淡分解の淡インクはLc+Lmインクで構成され、オレンジ(Or)を用いた場合、濃淡分解の淡インクはY+Lmインクで構成される。
また、高彩度特色インクとして搭載する色数は、2色に限らず、3色、4色と増やして行っても良い。
<第3実施例>
第1実施例では、淡色インクとして、基本色のシアン、マゼンタを薄めた淡シアン、淡マゼンタインクを用いているが、これに限らず、イエローを薄めた淡イエローインクやブラックを薄めた淡ブラックインクであったり、高彩度特色インクを薄めた淡色インクであっても良い。また、淡色インクとして搭載する色数は、2色に限らず、3色、4色と増やして行っても良い。
本発明に係る第1実施例の構成を示すブロック図である。 本発明に係る第1実施例のシステム構成例を示す図である。 基本4色、高彩度特色インク、そして、淡色インクで構成されるインクシステムにおけるインク色分解テーブル作成方法を説明するためのフローチャートである。 基本4色と高彩度特色インクで構成される色分解テーブルを説明するためのブロック図である。 CMYKRdGrの組合せ測色テーブルを説明するための図である。 CとLcの組合せパッチの明度と合計インク量を格子上にプロットし、等明度ラインと等インク量ラインを結んだ図である。 MとLmの組合せパッチの明度と合計インク量を格子上にプロットし、等明度ラインと等インク量ラインを結んだ図である。 RdとY+Lmの組合せパッチの明度と合計インク量を格子上にプロットし、等明度ラインと等インク量ラインを結んだ図である。 GrとY+Lcの組合せパッチの明度と合計インク量を格子上にプロットし、等明度ラインと等インク量ラインを結んだ図である。 Cインクとインク量cからCインクと等明度で合計インク量cとなる(C',Lc')を求めるためのシアン濃淡分解処理部である。 Mインクとインク量mからMインクと等明度で合計インク量mとなる(M',Lm')を求めるためのマゼンタ濃淡分解処理部である。 Rdインクとインク量rからRdインクと等明度で合計インク量rとなる(Rd',Y',Lm')を求めるためのレッド濃淡分解処理部である。 Grインクとインク量gからGrインクと等明度で合計インク量gとなる(Gr',Y',Lc')を求めるためのグリーン濃淡分解処理部である。 CMYKの基本4色で構成されるインクシステムにおいて、単一の色分解テーブルを用いた従来の画像処理フローを示す図である。
符号の説明
101 カラーマッチング処理部
102 インク色分解処理部
103 ハーフトーン処理部
104 画像形成処理部
105 インク色分解テーブルの選択合成部
106 インク色分解テーブル選択UI部
107 CMYKインク色分解テーブルL1部
108 CMYKLcLmインク色分解テーブルL2部
109 CMYKRdGrインク色分解テーブルL3部
110 CMYKRdGrLcLmインク色分解テーブルL4部
111 インク色分解テーブル作成部
112 プリンター特性入力部
201 コンピュータ
202 モニタ
202−1 モニタ上のパッチパターン
202−2 印刷画質(粒状度、Gamut)調整UI
202−3 色材量のヒストグラムの表示
203 カラープリンター
204 測色器
205 カラーパッチ
401 補間演算処理部
402 CMYKRdGrの組合せ測色値テーブル部
1001 シアン濃淡分解処理部
1002 シアン濃淡インク組合せ測色値/インク量テーブル部
1101 マゼンタ濃淡分解処理部
1102 マゼンタ濃淡インク組合せ測色値/インク量テーブル部
1201 レッド濃淡分解処理部
1202 レッド濃淡インク組合せ測色値/インク量テーブル部
1301 グリーン濃淡分解処理部
1302 グリーン濃淡インク組合せ測色値/インク量テーブル部
1401 カラーマッチング処理部
1402 インク色分解処理部
1403 ハーフトーン処理部
1404 画像形成処理部
1405 インク色分解テーブル部

Claims (14)

  1. 色分解テーブルを用いて入力画像から色材色へ色分解する画像形成装置において、
    粒状度と色再現域(Gamut)を調整する手段と、
    使用する色材色の組合せの異なる複数の色分解テーブル手段と、
    前記粒状度と色再現域(Gamut)を調整する手段に基づき、前記使用する色材色の組合せの異なる複数の色分解テーブル手段を選択、又は、合成する手段と、
    前記選択、又は、合成する手段により生成された色分解テーブルに基づき前記入力画像に対応したヒストグラムを表示する手段と
    で構成されることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記粒状度と色再現域(Gamut)を調整する手段とは、粒状度と色再現域(Gamut)を2次元的なGUIを用いて調整できることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記色材色とは、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの基本色と淡色インク、そして、高彩度インクで構成されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記使用する色材色の組合せの異なる複数の色分解テーブル手段とは、
    シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの基本色で構成される色分解テーブル手段と、
    シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの基本色と淡色インクで構成される色分解テーブル手段と、
    シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの基本色と高彩度インクで構成される色分解テーブル手段と、
    シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの基本色と淡色インク、そして、高彩度インクで構成される色分解テーブル手段と
    で構成されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記粒状度と色再現域(Gamut)を調整する手段に基づき、前記使用する色材色の組合せの異なる複数の色分解テーブル手段を選択、又は、合成する手段とは粒状度が大で、色再現域(Gamut)が小に調整された場合は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの基本色で構成される色分解テーブル手段を選択し、
    粒状度が小で、色再現域(Gamut)が小に調整された場合は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの基本色と淡色インクで構成される色分解テーブル手段を選択し、
    粒状度が大で、色再現域(Gamut)が大に調整された場合は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの基本色と高彩度インクで構成される色分解テーブル手段を選択し、
    粒状度が大で、色再現域(Gamut)が小に調整された場合は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの基本色と淡色インク、そして、高彩度インクで構成される色分解テーブル手段を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 色分解テーブルを用いて入力画像から色材色へ色分解する画像処理方法において、
    粒状度と色再現域(Gamut)を調整するステップと、
    使用する色材色の組合せの異なる複数の色分解テーブルステップと、
    前記粒状度と色再現域(Gamut)を調整するステップに基づき、前記使用する色材色の組合せの異なる複数の色分解テーブルステップを選択、又は、合成するステップと、
    前記選択、又は、合成する手段により生成された色分解テーブルに基づき前記入力画像に対応したヒストグラムを表示するステップと
    で構成されることを特徴とする画像処理方法。
  7. 前記粒状度と色再現域(Gamut)を調整するステップとは、粒状度と色再現域(Gamut)を2次元的なGUIを用いて調整できることを特徴とする請求項6に記載の画像処理方法。
  8. 前記色材色とは、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの基本色と淡色インク、そして、高彩度インクで構成されることを特徴とする請求項6に記載の画像処理方法。
  9. 前記使用する色材色の組合せの異なる複数の色分解テーブルステップとは、
    シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの基本色で構成される色分解テーブルステップと、
    シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの基本色と淡色インクで構成される色分解テーブルステップと、
    シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの基本色と高彩度インクで構成される色分解テーブルステップと、
    シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの基本色と淡色インク、そして、高彩度インクで構成される色分解テーブルステップと
    で構成されることを特徴とする請求項6に記載の画像処理方法。
  10. 前記粒状度と色再現域(Gamut)を調整するステップに基づき、前記使用する色材色の組合せの異なる複数の色分解テーブルステップを選択、又は、合成するステップとは粒状度が大で、色再現域(Gamut)が小に調整された場合は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの基本色で構成される色分解テーブルステップを選択し、
    粒状度が小で、色再現域(Gamut)が小に調整された場合は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの基本色と淡色インクで構成される色分解テーブルステップを選択し、
    粒状度が大で、色再現域(Gamut)が大に調整された場合は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの基本色と高彩度インクで構成される色分解テーブルステップを選択し、
    粒状度が大で、色再現域(Gamut)が小に調整された場合は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの基本色と淡色インク、そして、高彩度インクで構成される色分解テーブルステップを選択することを特徴とする請求項6に記載の画像処理方法。
  11. 前記淡色インクは、シアン、マゼンタ、イエロー、そして、ブラックの基本色を薄めた淡シアン、淡マゼンタ、淡イエロー、そして、淡ブラックインク、または、高彩度インクを薄めた淡色インクであることを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれかに記載の画像処理装置。
  12. 前記淡色インクは、シアン、マゼンタ、イエロー、そして、ブラックの基本色を薄めた淡シアン、淡マゼンタ、淡イエロー、そして、淡ブラックインク、または、高彩度インクを薄めた淡色インクであることを特徴とする請求項8〜請求項10のいずれかに記載の画像処理方法。
  13. 前記高彩度インクとは、レッド、グリーン、ブルー、オレンジインクであることを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれかに記載の画像処理装置。
  14. 前記高彩度インクとは、レッド、グリーン、ブルー、オレンジインクであることを特徴とする請求項8〜請求項10のいずれかに記載の画像処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018032941A (ja) * 2016-08-23 2018-03-01 キヤノン株式会社 色分解処理装置、色分解処理方法、色分解lutの作成方法及びプログラム

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