JP2009036796A - 基板貼り合せ装置及び基板貼り合せ方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上定盤の下面に、上基板保持装置の支持棹の間に粘着機構部52を配置し、粘着機構部52の加圧板71には、粘着機構部52に隣接する支持棹(吸着パッド)の間に複数の貫通孔を形成した。また、粘着機構部52は、貫通孔72内で昇降可能に支持される吸着ヘッド75と、吸着ヘッド75を昇降させるアクチュエータ76を備えた。そして、上基板保持装置によりチャンバ内に搬入された第1の基板を各吸着ヘッド75により吸着して受け取り、各吸着ヘッド75が上方に向かって移動することで、第1の基板が加圧板71に設けられた粘着シート74に粘着保持されるようにした。
【選択図】図6
Description
図1は、2枚の基板を貼り合わせてフラットパネルディスプレイ(FPD)等のパネルを製造するパネル製造装置の全体の概略構成を示すブロック図である。なお、本実施の形態では、アクティブマトリクス型の液晶パネルを製造するパネル製造装置を例に挙げて説明する。
図2に示すように、プレス装置14のチャンバ31は、上側容器32と下側容器33とから構成されている。上側容器32は、図示しないアクチュエータ等の駆動機構により下側容器33に対し上下動可能となっている。そして、上側容器32の側縁部が下側容器33の側縁部に当接するまで下降すると、上側容器32と下側容器33とで密封される空間により処理室(チャンバ31)が形成されるようになっている。なお、下側容器33の側縁部には、上側容器32の側縁部との当接面にOリング34が取着されており、このOリング34によりチャンバ31の気密性が確保されるようになっている。
第1及び第2の基板W1,W2の搬入に先立ち、図12に示すように、第1のロボットハンド101に第1の基板W1が吸着され、第2のロボットハンド102に第2の基板W2が支持される。また、下基板保持装置43上には前サイクルで貼り合わされた基板W3が支持されている。
(1)上定盤51の下面に、上基板保持装置55の支持棹の間に粘着機構部52を配置し、粘着機構部52の加圧板71には、粘着機構部52に隣接する支持棹56(吸着パッド58)の間に複数の貫通孔72を形成した。また、粘着機構部52は、貫通孔72内で昇降可能に支持される吸着ヘッド75と、吸着ヘッド75を昇降させるアクチュエータ76を備えた。そして、上基板保持装置55によりチャンバ31内に搬入された第1の基板W1を各吸着ヘッド75により吸着して受け取り、各吸着ヘッド75が上方に向かって移動することで、第1の基板W1が加圧板71に設けられた粘着シート74に粘着保持されるようにした。従って、支持棹56(吸着パッド58)の間に形成された複数の貫通孔72内で昇降する吸着ヘッド75により第1の基板W1を保持することで、上基板保持装置55の吸着パッド58に保持された状態よりも狭い間隔で第1の基板W1が保持されることになる。そのため、上基板保持装置55に保持された状態で生じていた撓みが矯正され、その平面度が高い状態で保持される。そして、各吸着ヘッド75により、第1の基板W1の平面度が高く保たれた状態で加圧板71の粘着シート74に接触するため、第1の基板W1を平面度の高い状態で加圧板71に保持することができる。
(3)粘着シート74から第1の基板W1を剥離する際に、吸着ヘッド75を加圧板71の下面73よりも下方に下降するようにしたため、吸着ヘッド75が基板を押圧することで、粘着シート74から第1の基板W1が剥離する。そのため、別途から粘着シート74から第1の基板W1を剥離させるための構成を設ける必要がなく、コスト増加を抑制できる。
・本実施形態では、8個の吸着ヘッド75によって第1の基板W1を保持するようにしたが、これに限らず、支持棹56(吸着パッド58)の間に複数の各吸着ヘッド75が配置されれば、吸着ヘッド75は何個でもよい。
・本実施形態では、第1の基板W1が粘着シート74により粘着保持された後に、吸着孔86により第1の基板W1を真空吸着したが、これに限らず、吸着ヘッド75が上基板保持装置55から第1の基板W1を受け取った後で、粘着シート74に接触させる前に第1の基板W1を真空吸着してもよい。
Claims (13)
- 大気圧下の処理室内で2枚の基板をそれぞれ上保持板と下保持板とに保持し、前記処理室内を減圧して前記2枚の基板を貼り合わせる基板貼り合せ装置であって、
前記基板を上面側から吸着保持する複数の吸着パッドを有し、前記複数の吸着パッドを同時に上昇させることで前記基板を前記上保持板の近傍まで移動させる第1の移動手段と、
前記吸着パッドの間に配置され前記上保持板に取着された粘着機構部と、を備え、
前記粘着機構部は、
前記粘着機構部に隣接する前記吸着パッドの間に複数の貫通孔が形成された加圧板と、
前記加圧板の下面側に設けられるとともに下面が前記加圧板の下面と同一平面状になるように設けられた粘着シートと、
前記複数の貫通孔内に配置されるとともに所定範囲内で昇降可能に支持され、前記基板を上面側から吸着保持する吸着ヘッドを有し、前記加圧板の下面に向かって前記基板を移動させる第2の移動手段とから構成されることを特徴とする基板貼り合せ装置。 - 前記吸着ヘッドにおける前記基板と接触する吸着面を平面状にしたことを特徴とする請求項1に記載の基板貼り合せ装置。
- 前記加圧板から前記基板を剥離させる際に前記吸着ヘッドを前記加圧板の下面よりも下方に下降させる剥離制御手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の基板貼り合せ装置。
- 前記粘着シートは、前記貫通孔の全周に亘って環状に形成されたことを特徴とする請求項1〜3のうちの何れか一項に記載の基板貼り合せ装置。
- 前記吸着ヘッドの吸着面は円形に形成されたことを特徴とする請求項4に記載の基板貼り合せ装置。
- 前記加圧板に前記基板を真空吸着させる吸着制御手段と、
前記加圧板に真空吸着されている前記基板の背圧を前記処理室内の圧力と同圧とするように、前記処理室内の圧力と前記背圧とを同時減圧させる同圧制御手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1〜5のうちの何れか一項に記載の基板貼り合せ装置。 - 複数の前記粘着機構部がアレイ状に配置されることを特徴とする請求項1〜6のうちの何れか一項に記載の基板貼り合せ装置。
- 前記第1の移動手段は、前記処理室内に配置されて前記吸着パッドが取着された複数本の支持棹と、前記処理室外に配置され前記複数本の支持棹を昇降可能に支持する支持手段とからなり、
前記複数の粘着機構部の間に前記支持棹が収容される収容溝が形成されたことを特徴とする請求項7に記載の基板貼り合せ装置。 - 前記粘着機構部は着脱可能に設けられたことを特徴する請求項1〜8のうちの何れか一項に記載の基板貼り合せ装置。
- 処理室内で2枚の基板をそれぞれ上保持板と下保持板とに保持し、前記処理室内を減圧して前記2枚の基板を貼り合わせる基板貼り合せ方法であって、
大気圧下の前記処理室内に搬入される前記基板を、複数の吸着パッドを備える第1の移動手段により吸着保持して受け取り、前記複数の吸着パッドを同時に上昇させることで前記基板を前記上保持板の近傍まで移動させる工程と、
前記上保持板に取着された粘着機構部に隣接する前記吸着パッドの間に、複数形成された貫通孔内配置されるとともに所定範囲内で昇降可能な吸着ヘッドによって、前記第1の移動手段から前記基板を吸着保持して受け取り、該基板を前記貫通孔が形成された加圧板の下面に向かって移動させ、下面が前記加圧板の下面と同一平面状になるように設けられた粘着シートにより前記基板を粘着保持させる工程と、を備えたことを特徴する基板貼り合せ方法。 - 前記基板を前記加圧板に粘着保持させた後に、前記加圧板に形成された吸着孔により前記基板を真空吸着する工程を備えたことを特徴とする請求項10に記載の基板貼り合せ方法。
- 前記処理室内を減圧する工程で、前記加圧板に保持されている前記基板の背圧を前記処理室内の圧力と同圧とするように、前記処理室内の圧力と前記背圧とを同時減圧させることを特徴する請求項10又は11に記載の基板貼り合せ方法。
- 前記加圧板から前記基板を剥離させる際に前記基板に前記吸着ヘッドを前記加圧板の下面よりも下方に下降させることを特徴とする請求項10〜12のうちの何れか一項に記載の基板貼り合せ方法。
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