JP2007256444A - 貼合せ基板製造装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プレス装置17は、そのチャンバ32内に、セラミック製の加圧板33と、該加圧板33と対向するように配置されたテーブル34とを備えている。このプレス装置17は、テーブル34上に配置された下基板W1と、加圧板33の下面に吸着保持された上基板W2とを近接させて下基板W1と上基板W2とを貼り合わせることにより、貼合せ基板を製造する。そして、このようなプレス装置17の加圧板33の下面には、粘着剤41を介してクッション性を有する緩衝シート42が貼り付けられている。
【選択図】図2
Description
上記構成によれば、上側保持板と緩衝シートとの間に気体が存在していた場合であっても、その気体は、緩衝シートを通過して、上側保持板と緩衝シートとの間から外部に出ることができる。従って、吸着保持した上基板が、上側保持板と緩衝シートとの間に存在する気体によって上側保持板から落下することを防止することができる。
上記構成によれば、粘着剤は紫外線硬化性を有することから、粘着剤に紫外線を照射すると、粘着剤は硬化する。従って、上側保持板から緩衝シートを剥がす際には、紫外線を照射した後に緩衝シートを剥がすことにより、容易に緩衝シートを剥がすことができる。その結果、緩衝シートの交換を容易に行うことができる。
図1は、液晶表示装置の製造工程のうち、セル製造工程における液晶注入及び貼り合わせを行う工程を実施する貼合せ基板製造システムの概略構成図である。
図2は、下基板W1と上基板W2との貼り合わせを行うプレス装置17の機構を側方から見た概略図である。
制御装置39は、上記したように各ロードセル31からの出力を総和して荷重総和値を算出し、その荷重総和の減少分に基づいて生成したモータ駆動信号をモータドライバ51に出力する。モータドライバ51は、それに応答して生成したパルス信号を前記加圧板上下モータ27に出力し、これにより加圧板上下モータ27が加圧板33を上昇又は下降させる方向に回転駆動されるようになっている。
図2に示すように、まず、チャンバ32内に下基板W1及び上基板W2が搬入され、テーブル34上に下基板W1が静電吸着により保持され、加圧板33の下面33aに緩衝シート42を介して上基板W2が静電吸着により保持される。このように、緩衝シート42を介して加圧板33の下面33aに上基板W2を吸着保持すると、緩衝シート42が加圧板33の下面33aの形状に応じて変形し、上基板W2が加圧板33の下面33aに応じて変形することが抑制される。
まず、図示しない搬送装置が、開放された状態のチャンバ32内に貼り付け用治具61を搬入し、支持部材62上に載置する。この時、貼り付け用治具61の治具本体61a上には、補強部61bの内側となる部位に緩衝シート42が配置されている。この緩衝シート42の上面全体には、粘着剤41が塗布されている。
(1)加圧板33の下面33aに緩衝シート42が貼り付けられていることから、加圧板33に上基板W2が吸着保持された場合、緩衝シート42が加圧板33の下面33aの形状に応じて変形し、上基板W2が加圧板33の下面33aに応じて変形することを抑制する。従って、加圧板33の平面度が高精度に保たれていない場合であっても、上基板W2、及び該上基板W2に貼り合わせられる下基板W1に対して加圧板33から局所的に荷重が加えられることが防止される。また、緩衝シート42が変形することにより、加圧板33の下面33aの平坦度が高精度に保たれていない場合であっても、上基板W2をより平板に近い状態(撓みが少ない状態)に保ちつつ上基板W2を保持することができることから、貼合せ基板W3の厚さを均一に形成しやすい。これらのことは、貼り合わせる2枚の基板W1,W2の大きさにかかわらず言えることである。これらのことから、加圧板33の下面33aの平坦度が高精度に保たれていなくとも、上基板W2及び下基板W1の破損の抑制、及び製造される貼合せ基板W3の厚さの均一化を図ることができ、加圧板33の下面33aを平坦度を高精度に保つためのコストを低減させることができる。その結果、プレス装置17にかかるコストを低減させることができる。
・上記実施形態では、一枚の加圧板33の下面33a全体が一枚の緩衝シート42によって覆われている。しかしながら、加圧板及び緩衝シートは、図6に示すように構成されてもよい。図6に示す加圧板71は、複数(例えば4つ)の分割保持部72から構成されている。各分割保持部72は、直方体状をなし、チャンバ32内に配置される平板状のベース板70に固定されている。そして、各分割保持部72は、ベース板70に固定された状態では、その下面72aが同一平面内に配置されている。そして、各分割保持部72の下面72aには、下面72aと等しい大きさの緩衝シート73がそれぞれ粘着剤74を介して貼り付けられている。上記実施形態と同様に、粘着剤74は、紫外線硬化性樹脂を含む粘着剤(例えば、アクリル系紫外線硬化樹脂を含むもの)である。また、上記実施形態と同様に、緩衝シート73は、気体が通過可能な多孔質材料(例えばポリエチレン)よりなり、クッション性を有すると共に、緩衝シート73における粘着剤74と逆側の面、即ち上基板W2が吸着される側の吸着面73aに撥水性を有する被膜75が形成されている。
・上記実施形態では、緩衝シートはポリエチレン製であるが、ポリエチレン以外の材質であってもよい。
・上記実施形態では、加圧板33及びテーブル34は、静電吸着力によりそれぞれ基板W2,W1を保持する。しかしながら、加圧板33及びテーブル34は、吸引吸着力によりそれぞれ基板W2,W1を保持するものであってもよい。
Claims (5)
- 処理室内に配置されたセラミック製の上側保持板と、前記処理室内に前記上側保持板と対向するように配置された下側保持板とを備え、前記下側保持板上に配置された下基板と、前記上側保持板の下面に吸着保持された上基板とを近接させて前記下基板と前記上基板とを貼り合わせて貼合せ基板を製造する貼合せ基板製造装置であって、
前記上基板の下面には、粘着剤を介してクッション性を有する緩衝シートが貼り付けられていることを特徴とする貼合せ基板製造装置。 - 請求項1に記載の貼合せ基板製造装置において、
前記緩衝シートは、気体が通過可能な多孔質材料よりなることを特徴とする貼合せ基板製造装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の貼合せ基板製造装置において、
前記緩衝シートにおける前記上基板が吸着される側の吸着面には、撥水性を有する被膜が形成されていることを特徴とする貼合せ基板製造装置。 - 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の貼合せ基板製造装置において、
前記保持板は、複数の分割保持部から構成されており、
前記緩衝シートは、前記分割保持部毎に前記粘着剤を介して貼り付けられていることを特徴とする貼合せ基板製造装置。 - 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の貼合せ基板製造装置において、
前記粘着剤は、紫外線硬化性を有することを特徴とする貼合せ基板製造装置。
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