JP2009035936A - 外壁材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】建物外周に沿って配置され、建物外壁を形成する外壁材1、21、41であって、建物外装となる板状の部材である外装板2、22、42と、外装板の少なくとも1つの端面に沿って一面が配置される板状の片である端面片12、32、52と、端面片の端部のうち、外装板の一方の面側に具備される端部から外装板とは反対側に延在する板状の片であるかぶせ片13、33、53とを備える。
【選択図】図1
Description
出隅外装板2は、通常の外装板2a、2bを略直角に組み合わせて形成した出隅用の外装板で、図3からわかるように図2に示した断面を有して図2の紙面奥/手前方向に延在する。従って室外側に配置される面は意匠面とされ、模様や色彩が付されている。また、直角に形成するために突き合わされる外装板2a、2b端部は図に表れているように斜めに切り欠かれており、該切り欠かれた面が合わされる。また、これにより形成された角部は面取りにより角が除去された形状となっている。
ベース11は、断面において直角に折り曲げられた「く」字状の片であり、折り曲げられた部分は角が取られるように斜めに形成されている。ベース11は、該ベース11の「く」字状である外側面(図2における紙面右及び上側の面)が出隅外装板2の「く」字状である内側面(図2における紙面左及び下側の面)に沿うように構成されている。そしてベース11の各片の長さは、出隅外装板2の上記内側面を形成する辺と略同一である。
サイディング1を取り付ける場面では、サイディング1を設置する前にこれに隣り合う平面状の通常のサイディング3、4が取り付けられる。サイディング3、4は通常の建物への取り付け方法によればよく、特に限定されることはない。本実施形態では建物躯体5に取り付けられたサイディング取付部材6、6を介してこれに引っ掛けるようにサイディング3、4を建物に固定している。ここで、サイディング3、4を設置する際には、出隅部には本発明のサイディング1を使用するので、サイディング3、4の位置をある程度の調整は必要であるものの、従来のように厳密に決めておく必要がない。
サイディング1の出隅部への取り付けにおいて、サイディング1を最後に出隅部を覆うように取り付けることができ、あらかじめ出隅部特有の他の部材を出隅部に設置しておく必要がなく施工が容易である。これは、同時に取り外し、取り換えも容易であることも意味し利便性を向上させることができる。
図8は、図7に示した建物のうち、サイディング21のみを示した図である。また図9はサイディング21を入隅部に取り付ける場面を模式的に示した図である。以下図7〜図9を参照しつつ、はじめにサイディング21について説明し、その後、サイディング21の建物への配置について説明する。
入隅外装板22は、通常の外装板22a、22bを入隅を形成するように略直角に組み合わせた外装板で、図8に示した断面を有して図8の紙面奥/手前方向に延在する。従って室外側に配置される面は意匠面とされ、模様や色彩が付されている。また、直角に形成するために突き合わされる外装板22a、22b端部は図8に表れているように斜めに切り欠かれており該切り欠かれた面が合わされる。また、これにより形成された入隅とは反対側に形成される角部は面取りにより角が除去された形状となっている。
ベース31は、断面において直角に折り曲げられた「く」字状の片である。ベース31は、該ベース31の「く」字状である入隅面(図7における紙面右上側の面)が入隅外装板22の入隅面でない面(図7における紙面左下側の面)に沿うように構成されている。そしてベース31の各片は、上記沿うように構成される入隅外装板22の辺と略同一の長さである。
に向けて該ベース31の面に垂直に延在する片である。延在する長さは入隅外装板22の厚さと同一又は若干長く形成されている。
サイディング21を取り付ける場面では、サイディング21を設置する前にこれに隣り合う平面状の通常のサイディング23、24が取り付けられる。サイディング23、24は通常の建物への取り付け方法によればよく、特に限定されることはない。本実施形態では補助下地25a、25aに取り付けられたサイディング取付部材26、26、…を介してこれに引っ掛けるようにサイディング23、24を建物に固定している。ここで、サイディング23、24を設置する際には、入隅部には本発明のサイディング21を使用するので、サイディング23、24の位置をある程度の調整は必要であるものの、従来のように厳密に決めておく必要はない。
サイディング21の入隅部への取り付けにおいて、これを最後に入隅部を覆うように取り付けることができ、あらかじめ入隅部特有の他の部材を入隅部に設置しておく必要がなく施工が容易である。これは、同時に取り外し、取り換えも容易であることも意味しており利便性を向上させることができる。
図12は、図11に示した建物のうち、1つのサイディング41のみを示した図である。また図13はサイディング41を建物に取り付ける場面を模式的に示した図である。以下図11〜図13を参照しつつ、はじめにサイディング41について説明し、その後、サイディング41の建物への配置について説明する。
外装板42は、通常の平板状である部材で、図12に示した断面を有して図12の紙面奥/手前方向に延在する。従って室外側に配置される面は意匠面とされ、模様や色彩が付されている。外装板42の種類は特に限定されることはなく、窯業系、金属系、セラミック系のいずれであってもよい。
サイディング41を取り付ける場面では、サイディング41を建物の一方側から順に他方に向けて建物外周に沿って取り付ける。このとき図11に示したように、サイディング41の端部のうち、端部部材50が配置されていない側の端部を隣り合うサイディング41のかぶせ片53の室内側に配置するように並列させる。これにより目地が室外視から隠蔽される。サイディング41、41、41の建物への取り付けは通常の建物への取り付け方法によればよく、特に限定されることはない。これには例えば建物躯体に取り付けられたサイディング取付部材を介してこれに引っ掛けるように固定することを挙げることができる。
2 出隅外装板(外装板)
2a、2b 外装板(板状の部材)
3、4 サイディング
5 躯体
6 サイディング取付部材
10 端部部材
11 ベース
12 端面片
13 かぶせ片
14 弾性体
21 外壁材(サイディング)
22 入隅外装板(外装板)
22a、22b 外装板(板状の部材)
23、24 サイディング
25 躯体
25a、25b 補助下地
26 サイディング取付部材
30 端部部材
31 ベース
32 端面片
33 かぶせ片
34 弾性体
41 外壁材(サイディング)
42 外装板
50 端部部材
51 ベース
52 端面片
53 かぶせ片
54 弾性体
Claims (4)
- 建物外周に沿って配置され、建物外壁を形成する外壁材であって、
建物外装となる板状の部材である外装板と、
前記外装板の少なくとも1つの端面に沿って一面が配置される板状の片である端面片と、
前記端面片の端部のうち、前記外装板の一方の面側に具備される端部から前記外装板とは反対側に延在する板状の片であるかぶせ片と、を備える外壁材。 - 前記外装板が、2枚の板状の部材が所定の角度を有して1つの端面同士が付き合わされることにより建物の出隅を形成する出隅外装板とされ、前記出隅外装板の前記付き合わされた1つの端面に対向する端面のそれぞれに前記端面片及び前記かぶせ片が備えられることを特徴とする請求項1に記載の外壁材。
- 前記外装板が、2枚の板状の部材が所定の角度を有して1つの端面同士が付き合わされることにより建物の入隅を形成する入隅外装板とされ、前記入隅外装板の前記付き合わされた1つの端面に対向する端面のそれぞれに前記端面片及び前記かぶせ片が備えられることを特徴とする請求項1に記載の外壁材。
- 前記端面片の前記外装板が配置される前記一方の面と対向する他の面、及び/又は前記かぶせ片の前記端面片が配置される側の面にさらに弾性体を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載された外壁材。
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- 2007-08-01 JP JP2007201175A patent/JP2009035936A/ja active Pending
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