JP2009033049A - 磁性素子 - Google Patents

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【課題】実装面積が小さく、さらに載置した際の安定性がよい磁性素子を提供すること。
【解決手段】基板に面実装される磁性素子1であって、巻線4と、巻線4が巻回される巻軸2、および巻軸2の両端に配置されると共に、巻軸2から離間する複数の平面状の外周面を備える鍔部3を備えるコア部材10と、鍔部3に取り付けられ、巻線4の端末が電気的に接続されると共に、基板に実装される底面部を備える接続用端子5と、を備え、巻軸2の中心軸線が、基板の実装面に対して略並行を為して実装されると共に、外周面のうちのいずれか1つは、底面部が配置される取付面であり、この取付面の面積は、外周面のうちのいずれかの面積よりも小さいことを特徴とする磁性素子1としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板に表面実装する磁性素子であって、実装面積を小さくすることが可能な磁性素子に関する。
従来より、ドラム型コアの巻軸にコイルが巻回され、ドラム型コアの鍔部に平面状の実装端子が取り付けられた構造の、いわゆる横置きタイプのインダクタが存在している。また、インダクタの製造を簡易化させる目的で、コイルの巻回軸を基盤面に対して平行に実装する、いわゆる縦置きタイプのインダクタも提案されている(例えば、特許文献1参照。)
特開2001−257117号公報
ところで、近年、携帯電話あるいはノート型パーソナルコンピュータ等の電子機器の薄型化が進むに伴い、インダクタの低背化が進んでいる。また、電子機器の小型化が進む今日において、回路基板に搭載されるインダクタの実装面積の一層の小面積化を進展させるという更なる要望がある。
しかし、今日において、電子機器のスイッチング周波数の高周波化に対応するためには、横置きタイプのインダクタにおいて実装面積の低面積化を図るのは難しい。また、縦置きタイプのインダクタは、コイルの端末を絡げるための端子が、鍔部の外側に設置されるため、端子あるいはコイルの端末の空間を考慮すると、実装面積がより大きくなってしまうという問題がある。
さらに、小型のインダクタを小さい実装面積にて基板に実装するためには、インダクタの載置安定性が求められる。
そこで、本発明は、上記課題を解決すること、すなわち、実装面積が小さく、さらに載置した際の安定性がよりよい磁性素子を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、基板に面実装される磁性素子であって、巻線と、巻線が巻回される巻軸、および巻軸の両端に配置されると共に、巻軸から離間する複数の平面状の外周面を備える鍔部を備えるコア部材と、鍔部に取り付けられ、巻線の端末が電気的に接続されると共に、基板に実装される底面部を備える接続用端子と、を備え、巻軸の中心軸線が、基板の実装面に対して略並行を為して実装されると共に、外周面のうちのいずれか1つは、底面部が配置される取付面であり、この取付面の面積は、外周面のうちのいずれかの面積よりも小さいことを特徴とする磁性素子としている。
また、別の発明では、上述の発明に加えて、鍔部の基板と接する辺が有する角部のうち少なくとも1つは、面取り部を有する角であり、面取り部と基板との間には、接続用端子の一部である絡げ部が配置され、絡げ部は、基板上方から見た際に、鍔部に隠れて見えない大きさに設けられている。
また、別の発明では、上述の発明に加えて、鍔部は、少なくとも2つの面取りされた角部を有するものとしている。
本発明によれば、実装面積が小さく、さらに載置した際の安定性がよい磁性素子を提供できる。
以下、本発明の磁性素子の一実施の形態であるインダクタ1について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、幅方向とは図中のY軸方向、すなわち後述の巻線の巻回軸方向を指す。また、高さ方向とは、図中のZ軸、すなわち基板面に対して垂直方向を指し、長さ方向とは、図中のX軸方向を指す。さらに、以下の説明においては、下方側とは、基板に実装される側を指し、上方側とは、これとは逆側を指す。
図1は、本発明の実施の形態に係るインダクタ1の全体の構成を示す斜視図である。また、図1以外の図においては、図の簡略化のために、後述の巻線4の図示を省略している。また、図2は、インダクタ1の上面図であり、図3は、インダクタ1の右側面図、図4は、インダクタ1の下面図、図5は、インダクタ1の正面図、そして図6は、図3のインダクタ1をA−A線に沿いかつ紙面の鉛直方向に延びる平面にて切断した際の断面図である。
インダクタ1は、面実装タイプのインダクタであり、巻軸2および巻軸2の両端に設けられる2つの鍔部3を有するコア部10、巻線4、および接続用端子としてのフープ端子5から主に構成されている。
巻軸2は、例えば長さ0.7〜2.8mm、直径1〜5mmの円柱形状としている。巻軸2の外周には、例えば銅製の極細線からなる巻線4が巻回されている。巻軸2の両端には、鍔部3が設けられている。巻軸2および鍔部3より、コア部10が形成されている。コア部10は、ニッケル系のフェライト等の磁性材から好適に構成される。
2つの鍔部3は、XZ平面を挟んで略対称形状となっている。鍔部3の側面、すなわち幅方向に向く面は、面取り部6を1箇所有する略正方形状である。具体的には、1.7〜7mmの略正方形状の基板と接する辺(以後、底辺という)の有する角の1つが面取りされて、面取り部6を形成している。
また、面取り部6は、幅方向から見て巻軸2および巻線4が鍔部3から露出しない程度に形成される。したがって、面取り部6は、コア部10の大きさ等の設計寸法に応じて、底辺と例えば20〜70度の角度を適宜為して、面取り部6の辺の長さが0.5〜1.5mmになるように形成される。
なお、図1〜6において、鍔部3の角はすべて90度の角ではなく、面取りされた形状としているが、これは、量産する上で面取りされた角を有する部品の作製が容易であるためであり、面取りされていないものでもよい。
鍔部3の厚さは、例えば0.3〜1.1mmである。また、2つの鍔3は、ほぼ等しい厚さを有しているので、巻軸2を挟んで左右対称である。さらに、鍔部3の側面が占有する面積は、実装面積よりも、約1.2倍以上大きい面積を有している。
また、2つの鍔3の幅方向外側(互いに対向しない側)の面には、図1において底辺から上方に向かい凹部7が設けられている。凹部7には、後述のフープ端子5が取り付けられる。凹部7は、例えば、高さが0.5〜2.0mmかつ奥行き0.8〜3.2mmの矩形の領域に、鍔部3の外側側面から0.05〜0.15mm程度の深さにて形成されている。
また、図6に示されるように、凹部7の底辺側の部位は、例えば0.05〜0.2mmの高さで、凹部7よりもさらに例えば約0.05mm深くなっている。これは、後述するフープ端子5を折り曲げ加工する際に、2つの面の間が湾曲せずに90度ちょうどの角度にて折り曲げられることは困難であるため、結果として、折り曲げられた箇所は、90度の角よりも内側に湾曲して折り曲げられる。そこで、フープ端子5の内側に湾曲した部分が、鍔部3の底面と凹部7側面との角に当たることを防ぐ役割を有する。したがって、フープ端子5と鍔部3との接着面が浮くことなく、フープ端子5を接着することが可能である。
フープ端子5は、例えば約0.05mmの厚さの金属であって、法線方向が3軸方向に沿って延伸するような折り曲げ加工を施されて、側面部51、底面部52および絡げ部53を形成している。具体的には、側面部51、底面部52および絡げ部53は、一体であり、側面部51と絡げ部53とが、底面部52を介してつながっている。また、側面部51と底面部52とは、約90度に折り曲げられている。さらに、底面部52と絡げ部53とは、鍔部3の有する面取り部6と鍔部3の底面部とが形成する角度よりも大きい角度であって、180〜130度の角度で折り曲げられている。フープ端子5が有する絡げ部53には、巻線4の端末が絡げられ、電気的に接続される。フープ端子5は、金属製であるため、導電性を有する。そのため、インダクタ1が基板に実装された状態では、フープ端子5の底面部52が基板と接触し、巻線4と基板とは確実に導電可能となる。
絡げ部53は、長方形的な形状であり、その短辺は鍔部3の幅よりも狭く、かつ、その長辺は、面取り部6の辺よりも短い。また、絡げ部53は、面取り部6と基板との間の空間に設けられる。フープ端子5の底面部52と絡げ部53とが形成する角度αは、フープ端子5の底面部52と面取り部6とが形成する角度βよりも大きい。したがって、図2に示すように、上方からインダクタ1を投影すると、絡げ部53は幅方向および長さ方向のどちらにも、鍔部3が占有する領域からの飛び出ていない。つまり、絡げ部53と絡げ部53に絡げた巻線4とが、コア部10よりも外側に突出することがないため、実装面積が小さい。また、面取り部6と底辺を共有するもう1つの角に面取り部を設けないことにより、インダクタ1の載置安定性を向上させることができる。
また、図5にて示されるように、絡げ部53は、その長辺の1つに切り欠き部55を有し、さらにその下部側に凸部54を有する。切り欠き部55は、巻線4を絡げる際の位置決めのために用いられる。凸部54は、巻線4を固定および電気的に導通させるためのはんだ付けにおいて、はんだが下方へ流れた際に、そのはんだを受け止めて冷却させ、当該はんだが基板に達するのを防ぐ役割を有する。フープ端子5がこのような絡げ部53を有することで、巻線4の末端をフープ端子5と確実に接触させることが可能であり、巻線4と基板との間の接触不良が防止される。
フープ端子5は、面取り部6と絡げ部53、フープ端子5の側面部51と凹部7、および鍔部3の底面とフープ端子5の底面部52とが互いに接着剤等により接合されて、フープ端子5の底面部51および側面部52が鍔部3に固定されている。
以上のような構成を有するインダクタ1の製造方法について、以下に説明する。まず、巻軸2および巻軸2を挟む2つの鍔部3からなるコア部10を作成する。具体的には、磁性体材料を、上述した巻軸2および鍔部3を有するコア部10の形状に、例えばプレス成型等によって成形し、成形後の磁性体材料を焼結することで、コア部10が生成される。
次に、巻線4を巻軸2に所定の巻き数だけ巻回させる。それにより、コイルが形成されるが、巻線4の端末は、所定だけ引き出す状態としておく。
また、コイルの形成とは別に、予め金属プレートを打ち抜き、折り曲げ等の加工を行うことにより、フープ端子5を形成する。なお、この時に形成されるフープ端子5は、側面部51、底面部52および絡げ部53のそれぞれが異なる方向に折り曲げられている。
次に、フープ端子5をコア部10に取り付ける。その際に、フープ端子5の側面部51を、鍔部3の面取り部6にあわせて、取り付ける。具体的には、フープ端子5の側面部52および底面部53の接着部分に接着剤を塗布し、鍔部3の所定の位置へ貼り付けることにより、接着固定できる。
次に、巻線4の端末を絡げ部53に接続する。具体的には、巻線4の端末を切り欠き部55に引っ掛けて、接続箇所をはんだ付け等により固定する。
以上のようにして、インダクタ1が形成される。
このような構成のインダクタ1の取付面の面積は、鍔部3の幅方向外側に向く面の面積よりも小さいため、実装面積の小面積化を達成できる。また、フープ端子5の絡げ部53は、鍔部3に設けられた面取り部6と基板との間の空間に設けられる。さらに、その絡げ部は、基板上方から見た際に、鍔部に隠れて見えない大きさであるため、端子あるいはコイル2の端末が取付面の面積の外に出ることにより、実質的な実装面積が増加することもない。
また、このような構成のインダクタ1は、載置安定性がより優れたものである。なぜなら、本実施の形態に係るインダクタ1は、面取り部6と底辺を共有するもう1つの角に面取り部を設けないことにより、載置安定性が向上できるためである。
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明は、上述の形態に限定されることなく、種々変形した形態にて実施可能である。
例えば、上述の実施の形態では、各部品に係る寸法あるいは角度を例示しているが、例示された寸法あるいは角度に限定されるものではない。
また、上述の実施の形態では、凹部7を有する鍔部3とすることで、フープ端子5の側面部51の厚さで、上述の実施の形態に係るインダクタ1の幅方向の距離が増加しない構造としている。しかし、凹部7がなくても、フープ端子5を取り付けできる。
また、上述の実施の形態では、絡げ部53は、はんだが基板に流れてゆくのを防ぐための凸部54を有していたが、凸部54に限られることなく、他の形状でもよい。例えば、図7に示すように、凸部の代わりに切り込み56を設けることで、切り込み56よりも下方すなわち基板側に流れにくくなる。なぜなら、下方へはんだが流れた際に、切り込み56の部分にて、はんだが滞留するためである。
また、上述の実施の形態では、鍔部3の形状として、略正方形の下側の1つの角を切り取った面取り部6を有した構造としているが、図8に示すように、絡げ部53を設けるための面取り部6の上側に位置する角に、もう一つの面取り部6aを設けてもよい。もう一つの面取り部6aを設けた構造により、載置安定性の低い絡げ部53側よりも、載置安定性がより高い絡げ部53を有していない角側に重心が移動し、かつ面取り部6、6aが設けられていない側に移動するため、より高い載置安定性を有するインダクタ1とすることができる。
また、同様に、鍔部3の形状として、図9に示すように、鍔部3の上方側の2つの角を面取りした形状すなわち、3つの面取り部6、6aおよび6bを有する鍔部3としてもよい。鍔部3の上側2つの面取り部6aおよび6bを設けることにより、インダクタ1の重心がより下側に移動する。そのため、インダクタ1の安定性が向上する。
また、上述の実施の形態では、絡げ部53を1つのみ有するフープ端子5を用いているが、2つ以上の絡げ部を有していてもよい。例えば、図10に示すように、鍔部3の下側2つの角に面取り部6、6cを形成し、それぞれ絡げ部53、53cを有していてもよい。あるいは、3つの角あるいは4つの角に面取り部を形成し、それぞれが絡げ部を備えても良い。このように複数の絡げ部を有することで、インダクタ1に巻回する巻線4の巻回回数を1/2あるいは、1/4単位で調節することができる。
また、上述の実施の形態では、鍔部3は、略正方形の1つ以上の角に面取り部を有する形状としているが、略正方形に限らない。例えば、鍔部3の形状は、略長方形、略六角形あるいは略八角形等の多角形でもよい。しかし、載置安定性という目的のためには、略正方形であって、1つの底辺に接する角が面取りされずに残されていることが好ましい。
また、上述の実施の形態では、フープ端子5の側面部51の高さは、鍔部3の高さの半分よりも低いが、図11に示すように、鍔部3の高さの半分よりも高いフープ端子5の側面部51としてもよい。このようなフープ端子5を有するインダクタ1とすることにより、インダクタ1下部の単位当たりの重量が、インダクタ1上部の単位当たりの重量に比べて大きくなるために、インダクタ1の安定性が向上する。なぜなら、コア部10を構成するフェライトの単位重量よりも、フープ端子5を構成する金属材料の単位重量が大きいため、フープ端子5の側面部の面積が広ければ広いほど、重心が下方に移動するからである。
また、上述の実施の形態では、所望のコア部10の形状に磁性材料を成形しているが、磁性材料の成形段階では、鍔部3の形状を略四角形に成形し、その後面取り部分6部分を切削により設けても良い。
また、上述の実施の形態では、巻線4の材料として、銅を用いたエナメル線としているが、巻線4の材質は銅に限定することなく、他の導電性の良好な金属としても良い。また、コア部10の材料としてニッケル系のフェライトコアとしているが、コア部10の材質を、ケイ素鋼板、パーマロイ、ダスト・コア、あるいは、マンガン系フェライトコア等の他の磁性体材料としても良い。
また、上述の実施の形態では、コア10をドラム型としているが、これに限定されることなく、Tコア、LPコアまたはPOTコア等他の種類にコアを用いるようにしても良い。
また、上述の実施の形態では、フープ端子5の材量として金属を採用しているが、これに限定されることなく、フープ端子5として非導電性の部材の外側に導電性の被膜が形成された部材を採用しても良いし、めっきあるいはスッパタリング等により、フープ端子5の側面部51および底面部52を作製しても良い。
本発明は、特に、携帯電話やPDA等の携帯端末等に内蔵する微小な面実装インダクタに適する。
本発明の実施の形態に係るインダクタの一例を示す斜視図である。 図1に示すインダクタの上面図である。 図1に示すインダクタの右側面図である。 図1に示すインダクタの下面図である。 図1に示すインダクタの正面図である。 図3に示すインダクタをA−A線に沿いかつ紙面の鉛直方向に延びる平面にて切断した際の断面図である。 本発明の変形例として、絡げ部の形状が異なるインダクタの正面図である。 本発明の変形例として、面取り部を2箇所有するインダクタの側面図である。 本発明の変形例として、面取り部を3箇所有するインダクタの側面図である。 本発明の変形例として、絡げ部を2箇所有するインダクタの側面図である 本発明の変形例として、フープ端子の大きさが異なるインダクタの側面図である。
符号の説明
1…インダクタ(磁性素子)
2…巻軸
3…鍔部
4…巻線
5…フープ端子(接続用端子)
6…面取り部
7…凹部
10…コア部材
53…絡げ部

Claims (3)

  1. 基板に面実装される磁性素子であって、
    巻線と、
    上記巻線が巻回される巻軸、および上記巻軸の両端に配置されると共に、上記巻軸から離間する複数の平面状の外周面を備える鍔部を備えるコア部材と、
    上記鍔部に取り付けられ、上記巻線の端末が電気的に接続されると共に、上記基板に実装される底面部を備える接続用端子と、
    を備え、
    上記巻軸の中心軸線が、上記基板の実装面に対して略並行を為して実装されると共に、
    上記外周面のうちのいずれか1つは、上記底面部が配置される取付面であり、この取付面面積は、上記外周面のうちのいずれかの面積よりも小さい、
    ことを特徴とする磁性素子。
  2. 前記鍔部の前記基板と接する辺が有する角部のうち少なくとも1つは、面取り部を有する角であり、
    当該面取り部と当該基板との間には、前記接続用端子の一部である絡げ部が配置され、
    当該絡げ部は、前記基板上方から見た際に、前記鍔部に隠れて見えない大きさに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の磁性素子。
  3. 前記鍔部は、少なくとも2つの面取りされた角部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の磁性素子。
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