JP2009032825A - バックアッププレート形成装置、これを備えた表面実装機、及びバックアッププレート形成方法 - Google Patents

バックアッププレート形成装置、これを備えた表面実装機、及びバックアッププレート形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】バックアッププレートの形成作業を容易にし作業者の負担を軽減するバックアッププレート形成装置を提供する。
【解決手段】バックアッププレート形成装置は、複数のバックアップピン80が着脱可能にセットされると共に、異なる識別情報がそれぞれ記録された複数の小型プレートと、複数の小型プレートの識別情報に対応する位置情報がそれぞれ記録された複数のプレート配置部を有し、そのプレート配置部に配置された小型プレートと共にバックアッププレートを構成するマザープレートと、プレート配置部の位置情報を取得する基板カメラ14と、小型プレートの識別情報を取得する基板カメラ14と、各小型プレートが各プレート配置部にそれぞれ配置されたことを条件に、基板カメラ14によってそれぞれ取得された識別情報及び位置情報に基づいて各小型プレートが正規の各プレート配置部に配置されたか否かを判定する判定手段とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の小型プレートをマザープレート上に配置してなるバックアッププレート形成装置、これを備えた表面実装機、及びバックアッププレート形成方法に関する。
従来より、基板を支持するためのバックアッププレートとして、複数の小型プレートをマザープレートで支持した構成のものがある。このようなバックアッププレートによると、小型プレートが一体化した大型のバックアッププレートを持ち運ぶ場合と比較して、作業負担を大幅に軽減することができる。また、一体化したバックアッププレートを実装機の機内に搬入するよりも搬入しやすくなるという利点もある。この種のバックアッププレート形成装置としては、例えば下記特許文献1に記載のバックアッププレート形成装置が知られている。
特開平8−279695号公報
しかしながら、上記バックアッププレート形成装置では、バックアップピンがセットされた小型プレートをマザープレート上に配置する際に、作業者が配置図等を見ながらマザープレート上の配置場所を目視で確認していたため、バックアッププレートの形成作業に多大な時間を要していた。また、間違った位置に小型プレートを配置したとしても、正しく配置されたか否かを判定する手段がなかったため、バックアッププレート上に基板を実際に置く等して確認しなければならなかった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、バックアッププレートの形成作業を容易にし、作業時間と作業者の負担を軽減することを目的とする。
本発明は、複数のバックアップピンが着脱可能にセットされると共に、異なる識別情報がそれぞれ記録された複数の小型プレートと、複数の小型プレートの識別情報に対応する位置情報がそれぞれ記録された複数のプレート配置部を有し、そのプレート配置部に配置された小型プレートと共にバックアッププレートを構成するマザープレートと、プレート配置部の位置情報を取得する位置情報取得手段と、小型プレートの識別情報を取得する識別情報取得手段と、各小型プレートが各プレート配置部にそれぞれ配置されたことを条件に、識別情報取得手段によって取得された識別情報と位置情報取得手段によって取得された位置情報とに基づいて各小型プレートが正規の各プレート配置部に配置されたか否かを判定する判定手段とを備えた構成としたところに特徴を有する。
このような構成によると、小型プレート上に複数のバックアップピンをセットした後に、この小型プレートをマザープレート上のプレート配置部に配置することができる。すなわち、小型プレート単位でマザープレート上に配置できるから、配置作業が簡易になる。また、識別情報取得手段によって取得された識別情報と位置情報取得手段によって取得された位置情報とに基づいて、小型プレートが正規のプレート配置部に配置されたか否かを判定手段によって判定することができる。したがって、小型プレートを正しい位置に確実に配置することができる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
複数のバックアップピンをセットするセット作業が完了したことを条件に、小型プレートを配置すべきプレート配置部の位置情報を表示させる表示装置を備える構成としてもよい。このような構成によると、作業者は表示装置を見ることで小型プレートを配置すべき位置情報を知ることができる。よって、小型プレートの配置を迅速かつ確実に行うことができる。
複数のバックアップピンをセットすべき小型プレートのピン位置データを記憶させるピン位置データ記憶手段と、識別情報取得手段によって取得された識別情報に基づいて対象となる小型プレートのピン位置データをピン位置データ記憶手段から取り出し、このピン位置データを表示させる表示装置とを備える構成としてもよい。このような構成によると、識別情報に基づいて対象となる小型プレートのピン位置データをピン位置データ記憶手段から取り出し、このピン位置データを表示装置に表示させることができる。これにより、作業者は、表示装置に表示された小型プレートのピン位置データを見ることで、バックアップピンのセット作業を簡易に行うことができる。
また、複数のバックアップピンを保管するピン保管部と、複数の小型プレートを保管するプレート保管部と、バックアップピンをピン保管部から小型プレート上のセット位置に搬送してセットするピン搬送手段と、セット作業が完了した小型プレートをマザープレートに向けて搬送するプレート搬送手段とを備える構成としてもよい。このような構成によると、ピン搬送手段によってバックアップピンのセット作業を行うことができると共に、プレート搬送手段によってセット作業が完了した小型プレートをマザープレートに向けて搬送することができる。
ピン搬送手段は、小型プレートを吸着保持するプレート吸着部を備える構成としてもよい。このような構成によると、小型プレートをプレート吸着部によって吸着保持した上で搬送することが可能になる。
本発明は、上記バックアッププレート形成装置と、このバックアッププレート形成装置によって形成されたバックアッププレートによって支持された基板に対して電子部品を実装する実装ヘッドとを備えた表面実装機に適用してもよい。このようにすれば、バックアッププレート形成装置によって形成されたバックアッププレートによって基板を支持し、実装ヘッドによって電子部品の実装を行うことができる。
また、本発明は、異なる識別情報がそれぞれ記録された小型プレートに対し、その小型プレート上の所定のセット位置に複数のバックアップピンを着脱可能にセットするセット作業を行うピンセット工程と、各小型プレートの識別情報に対応する位置情報がそれぞれ記録された各プレート配置部を有するマザープレートに対し、ピンセット工程においてセット作業が完了した各小型プレートを配置するプレート配置工程と、各小型プレートが各プレート配置部にそれぞれ配置されたことを条件に、識別情報取得手段によって取得された識別情報と位置情報取得手段によって取得された位置情報とに基づいて、プレート配置工程で配置された各小型プレートが正規の各プレート配置部に配置されたか否かを判定手段によって判定する判定工程とを備えたバックアッププレート形成方法としてもよい。
本発明によると、バックアッププレートの形成作業を容易に行うことができる。
<実施形態1>
<全体構成>
本発明の実施形態1について図1〜図4の図面を参照しながら説明する。本実施形態における表面実装機10は、バックアッププレートBPによって支持されたプリント基板(本発明の「基板」に相当し、以下、略して基板という。)B上に電子部品Pを実装するための装置である。本実施形態におけるバックアッププレートBPは、図4に示すように、表面実装機10の機内に予め搭載されたマザープレートMPに対し、複数のバックアップピン80が着脱可能にセットされた小型プレートSPを配置することにより構成される。マザープレートMPは、横3×縦3の計9個に区画されたプレート配置部70を有し、このプレート配置部70に小型プレートSPが載置される。また、表面実装機10から所定距離だけ離れた位置には、図1に示すように、小型プレートSPに複数のバックアップピン80をセットするための外段取り装置100が設けられている。
<表面実装機の構成>
まず、表面実装機10の構成について図1を参照しながら説明する。表面実装機10は、基台11上に配置されて基板Bを搬送する一対のコンベア20と、両コンベア20の両側に配置された部品供給部30と、基台11の上方に設けられた電子部品実装用のヘッドユニット(本発明の「実装ヘッド」に相当する。)40とを備えている。尚、以下の説明において、XY平面とは水平面に対してほぼ平行となる面とし、Z軸方向とはXY平面に対して直交する方向とする。一対のコンベア20の一方は固定コンベアであり、他方は基板Bのサイズに応じて固定コンベアとの距離を可変とするための可動コンベアである。一対のコンベア20のX方向中央下方に、基板バックアップ装置を構成する、昇降可能なマザープレート支持台90が設けられている。このマザープレート支持台90に、小型プレートSPが搭載固定されたマザープレートMPが、搭載され固定保持される。
部品供給部30は、コンベア20に対してフロント側とリア側のそれぞれ上流部と下流部の合計4箇所に設けられている。この部品供給部30には、部品供給装置50が複数並列配置されている。部品供給装置50は、複数の電子部品Pが保持されたテープフィーダを備え、部品供給装置取付部60に対して、その並列配置方向に直交する水平方向にスライドさせて取り付けられるようになっている。
ヘッドユニット40は、部品供給部30から吸着ノズル(図示せず)によって電子部品Pをピックアップして基板B上に装着し得るように、部品供給部30と基板Bとの間を移動可能である。具体的には、ヘッドユニット40は、X方向(XY平面内においてコンベア20の基板搬送方向にほぼ沿う方向)に延びるヘッドユニット支持部材42によってX方向に移動可能に支持され、このヘッドユニット支持部材42は、その両端部においてY方向(XY平面内においてX方向と直交する方向)に延びる一対のY方向可動支持部材43の各ガイドレール43AによってY方向に移動可能に支持されている。
このヘッドユニット40は、X軸モータ44によりボールねじ軸45、及びこのボールねじ軸45に嵌合し、ヘッドユニット40に固定支持されるボールナット(図示せず)を介してX方向の駆動が行われる。ヘッドユニット支持部材42は、Y軸モータ46によりボールねじ軸47、及びこのボールねじ軸47に嵌合し、ヘッドユニット支持部材42に固定支持されるボールナット(図示せず)を介してY方向の駆動が行われるようになっている。
また、ヘッドユニット40には、複数のヘッド41がX方向に並んで搭載されている。各ヘッド41は、Z軸モータ(図示せず)を駆動源とする昇降機構によりZ軸方向に延びる駆動軸に沿って駆動されると共に、R軸モータ(図示せず)を駆動源とする回転駆動機構により回転方向に駆動されるようになっている。尚、各ヘッド41の先端には、電子部品Pを吸着して基板B上面の所定の実装位置に搭載するための吸着ノズルが設けられている。
基台11においてコンベア20のフロント側とリア側には、それぞれ部品認識カメラ12が設置されている。部品認識カメラ12は、吸着ノズルで吸着された電子部品Pの吸着姿勢をZ軸方向下方から撮像して、電子部品Pの下面側の撮像画像を得ることができる。
ヘッドユニット40の外部には、基板カメラ(本発明の「識別情報取得手段」及び「位置情報取得手段」の一例)14がヘッドユニット40と一体に取り付けられている。基板カメラ14は、ヘッドユニット40と共にX方向及びY方向に移動される。この基板カメラ14は、基板B上面に付されたフィデューシャルマーク(図示せず)を撮像して、その基板Bの現在の位置を把握可能である。また、基板カメラ14は、マザープレートMPのプレート配置部70に付された位置情報(A,B,C,…)を撮像してプレート配置部70の位置を把握すると共に、小型プレートSPに付された識別情報(A,B,C,…)を撮像して、その小型プレートSPの種類、向き等を把握することができるようになっている。
<外段取り装置の構成>
次に、小型プレートSPにバックアップピン80をセットするための外段取り装置100について図1を参照しながら説明する。外段取り装置100は基台101を有し、この基台101上には、小型プレートSPにバックアップピン80をセットする作業を行うためのセット作業台110と、モニタ(本発明の「表示装置」の一例)120と、複数のバックアップピン80を保管するピン保管部130と、セット作業前の小型プレートSPを保管するプレート保管部140とが設けられている。また、基台101の下方には、パソコン(図示せず)が配置されており、このパソコンの入力端子には小型プレートSPに付された識別情報を読み取る読取装置(本発明の「識別情報取得手段」の一例)102の端末が接続されている。読取装置102は、いわゆるバーコードリーダのようにレーザ光を小型プレートSPに照射して識別情報を読み取ることが可能に構成されている。
各小型プレートSPには、「A,B,C,…」のローマ字が付されており、これらのローマ字が本発明の「識別情報」の一例に相当する。また、マザープレートMPの各プレート配置部70にも同様に、図4に示すように、「A,B,C,…」のローマ字が付されており、これらのローマ字が本発明の「位置情報」の一例に相当する。尚、本実施形態では、識別情報と位置情報が一致する(例えば、識別情報Aと位置情報Aが対応する)ように設定しているものの、識別情報と位置情報は必ずしも一致する関係である必要はなく、識別情報と位置情報が一定の対応関係を有する(例えば、識別情報Aと位置情報Bが対応する)ように適宜設定してもよい。
尚、本発明における「バックアッププレート形成装置」は、基板カメラ14、プレート配置部70、外段取り装置100、マザープレートMP、小型プレートSP、バックアップピン80等により構成されている。また、表面実装機10の制御装置あるいは外段取り装置100の制御装置(パソコン等)は、識別情報と位置情報とに基づいて各小型プレートSPが正規の各プレート配置部70に配置されたか否かを判定する判定手段を備えている。
<外段取り装置におけるバックアップピン80のセット作業>
続いて、外段取り装置100においてバックアップピン80のセット作業について図2に示すフローチャートを参照して説明する。本実施形態においてバックアップピン80のセット作業は作業者によって手作業で行われるものの、モニタ120を有効に活用することでフィードフォワード的作業が実現可能である。
まず、次に実装生産する基板に関わるデータの取り込みを行う(S1)。各小型プレートSP毎のピン位置データの中から、1番目となる小型プレートSPのピン位置データを抽出し、所定のメモリ(本発明の「ピン位置データ記憶手段」に相当)にデータを保持する。この後、モニタ120の画面に、所定の識別情報が付された小型プレートSPを準備すること、小型プレートSPの識別情報を読み取ることを指示する表示(以下「A1表示」という)を表示させる(S2)。作業者によって読取装置102による識別情報の読み取りが行われ、小型プレートSPに付された識別情報の入力があると(S3でYes)、読み取られた識別情報が所定の識別情報と一致するか否かを判定する(S4)。一致すれば(S4でYes)、前記所定のメモリ(ピン位置データ記憶手段)から対象となる小型プレートSPのピン位置データを取り出し、このピン位置データをモニタ120に画像として表示させると共に、バックアップピン80のセット作業の指示を表示させる(S6)。一方、ステップS4で一致しなければ(S4のNo)、A1表示内容を一時的に点滅させ、その後再度トライの指示を表示させる(S5)。
セット作業が終了した時に押されるスイッチ1が、作業者によってON入力されると(S7でYes)、モニタ120の画面にマザープレートMPと、セット作業が終了した小型プレートSPを配置すべきプレート配置部70の位置情報を表示させる。作業者は、モニタ120の画面を見ながら、セット作業が終了した小型プレートSPを所定のプレート配置部70に配置する。具体的には、図4に示すように、外段取り装置100のセット作業台110を台車Dに載せて、表面実装機10の正面に移動させた後、台車D上の「C」と表示された小型プレートSPを、「C」と表示されたプレート配置部70に移載する。そして、小型プレートSPの配置作業が終了した時に押されるスイッチ2が、作業者によってON入力されると(S9でYes)、対象となる小型プレートSPの配置作業が全て終了したか否かを判断する(S10)。
対象となる小型プレートSPのセット作業及び配置作業が全て終了していなければ(S10のNo)、次にセットすべき小型プレートSPの位置データを抽出して(S11)、所定のメモリにデータを保持した上で、ステップS2へ戻ってA1表示を行う。一方、ステップS10で対象となる全ての小型プレートSPについて終了していたら(S10でYes)、ステップS12に進んでプレート配置部70に付された位置情報と各小型プレートSPに付された識別情報との照合を行う。尚、ヘッドユニット40の基板カメラ14は、小型プレートSPをプレート配置部70に配置する前に、予めプレート配置部70に付された位置情報を撮像して、所定のメモリにデータを保持しておく。
次に、モニタ120の画面に、マザープレートMP及びプレート配置部70の外形を模式的に表示させると共に、そのプレート配置部70の枠内に配置すべき小型プレートSPの識別情報を表示させる。また、基板カメラ14によって撮像すべきプレート配置部70を赤色表示させると共に、基板カメラ14による撮像指示を表示させる(S12)。基板カメラ14による撮像が行われ、プレート配置部70に配置された小型プレートSPの識別情報が確認されると、次に撮像すべきプレート配置部70を赤色表示させると共に、基板カメラ14による撮像指示を表示させ、全てのプレート配置部70について撮像を行う。
各プレート配置部70に配置された小型プレートSPに付された識別情報が、基板カメラ14によって取得されると、全てのプレート配置部70において、各プレート配置部70に付された位置情報とそのプレート配置部70に配置された小型プレートに付された識別情報とが対応しているか否かを判断する(S13)。対応していない場合には(S13でNo)、入れ替えるべき小型プレートSPとその小型プレートSPを配置すべき正しいプレート配置部70とをモニタ120の画面に表示させて入れ替え指示を行う(S14)。入れ替え作業が完了したら、入れ替え対象となった小型プレートSPの識別情報の撮像指示を行い(S15)、撮像が完了すればステップS13に戻って確認作業を行う。一方、対応している場合には(S13のYes)、モニタ120の画面に所定時間、マザープレート準備完了と表示させる(S16)。
<実装機本体へマザープレートを搭載後の確認作業>
引き続き、表面実装機10のマザープレート支持台90固定保持されたマザープレートMP(バックアップピン80がセットされた小型プレートSPが配置されたもの)についてバックアップピン80が正しい位置にセットされているか否かの確認を行う。この確認作業について、図3に示すフローチャートを参照しながら説明する。ヘッドユニット40に搭載された基板カメラ14のピントをバックアップピン80の上端面に合わせて、マザープレートMP上を分割撮像する(S21)。そして、画像処理を行うことにより分割画像を接合し、一枚のマザープレートMP撮像画像に編集する。さらに、編集された画像を2値化処理によりバックアップピン80のある部分とバックアップピン80のない部分とのコントラストをはっきりさせる、バックアップピン80の上端面画像の鮮明化処理を行う(S22)。
次に、検査画像データ(バックアップピン80が正しい位置にセットされたマザープレートMPの基準画像データ)と検査対象画像データとのパターンマッチングを実施する(S23)。全てのバックアップピン80について合致するか否かを検証し、1箇所でも合致しなければ(S24でNo)、本来セットされるべきバックアップピン80が抜けている箇所、本来あるべきでないバックアップピン80がセットされている箇所、及びそれらの箇所のある小型プレートSPを順次表示させると共に、作業者に修正作業を指示する(S25)。作業者は、モニタ120の画面を見ながら、小型プレートSP毎に修正作業が終われば、修正作業が終了したことを制御装置(図示せず)に知らせるキー入力を行う。
キー入力があれば、修正対象となっている小型プレートSPについて修正作業が終了したか否かを判断し、終了していなければ(S26のNo)、ステップS25に戻って、次に修正対象となっている小型プレートSPについて修正を行う。一方、小型プレートSPの修正作業が全て完了したら(S26でYes)、作業者に基台11上からの退避指示を行い、修正対象であった小型プレートSPを全て撮像する最小数の分割撮像を行う。この撮像画像についてバックアップピン80の上端面画像の鮮明化処理を行い、非修正小型プレートSPの画像と、修正対象であった小型プレートSPの画像を組み合わせて接合し、1枚のマザープレートMP画像を組み合わせて接合し、1枚のマザープレートMP画像を形成する。そして、ステップS23へ進んで検査画像データと検査対象画像データとのパターンマッチングを実施する。こうして、ステップS24で全てのバックアップピン80について合致すると判断されると(S24のYes)、モニタ120の画面に段取り完了を所定時間表示後、終了させる。
<表面実装機による電子部品の実装>
続いて、表面実装機10により電子部品Pを基板B上面の所定の実装位置に搭載する動作方法について図1を参照しながら簡単に説明する。
コンベア20によって運搬されてきた基板Bが所定位置において停止すると、マザープレート支持台80を所定量上昇させ、基板Bの背面をバックアップピン80で支持すると共に、基板Bが基板クランプユニット(図示せず)により保持される。次に、基板カメラ14により基板Bのフィデューシャルマーク(図示せず)が認識されることで基板BのX方向及びY方向における位置が認識される。すると、制御装置によりX軸モータ44、Y軸モータ46、及びZ軸モータが作動され、吸着ノズルが電子部品Pを吸着可能な位置に運ばれる。この後、ヘッド41が下降すると共に吸着ノズルに負圧が供給され、テープフィーダに保持された電子部品Pを吸着して、ヘッド41が上昇することでテープフィーダから電子部品Pをピックアップし、部品認識カメラ12上空へ向けてX方向及びY方向に移動する。
電子部品Pは、部品認識カメラ12によってZ軸方向下方から撮像されてその下面側が認識される。このとき、電子部品Pの吸着ずれ量が所定の許容範囲内にない等、正規の吸着姿勢にないと判断されたときには、その電子部品Pを廃棄し、再び電子部品Pの吸着動作を行う。一方、電子部品Pが正規の吸着姿勢にあると判断されると、電子部品Pの吸着ずれ量に基づいてヘッド41の補正位置を算出し、この補正位置に向けてヘッドユニット40をX方向及びY方向に移動し、ヘッド41を基板B上面に向けてZ軸方向に下降させる。電子部品Pが基板B上面に搭載されたら、ヘッド41を上昇させて、ヘッドユニット40を原点位置に復帰させる。こうして電子部品Pの部品搭載動作が終了すると、ヘッドユニット40は、次に搭載される電子部品Pがある場合には、再びヘッドユニット40を部品供給部30のテープフィーダへ移動し、次に搭載される電子部品Pの吸着を行う。
以上のように本実施形態では、以下の効果を奏することができる。
1.小型プレートSP単位でマザープレートMPのプレート配置部70に配置することができる。この結果、マザープレートMP単位で表面実装機10の機内に配置するよりも軽量で配置作業を行うことができ、作業者の負担を軽減することができる。また、マザープレートMPよりも小さいサイズで配置作業を行うことができるから、小型プレートSPの取り回しが容易になる。これらに加えて、小型プレートSPの配置が完了した後に小型プレートSPの識別情報とプレート配置部70の位置情報とが正しく対応してるか否かの確認を行うことで、小型プレートSPを正しい位置に確実に配置することができる。
2.モニタ120の画面を有効に活用してバックアッププレートBPの形成作業をフィードフォワード的に支援することができる。すなわち、マザープレートMP上の小型プレートSPを配置すべき位置をその配置作業開始前にモニタ120の画面に表示させることで、小型プレートSPの配置作業を迅速かつ確実に行うことができる。また、バックアップピン80を小型プレートSPにセットする際には、正規の小型プレートSPであるか否かを確認すると共に、小型プレートSP上のセット位置をそのセット作業開始前にモニタ120の画面に表示させることで、バックアップピン80のセット作業を正確かつ容易に行うことができる。
<実施形態2>
<全体構成>
次に、本発明の実施形態2について図5〜図7の図面を参照しながら説明する。本実施形態は、外段取り装置200を表面実装機10に一体で構成することにより、バックアップピン80の小型プレートSPへのセット作業、ピン段取り済み小型プレートSPの搬送、及び搬送された小型プレートSPを表面実装機10に搭載されたマザープレートMP上に載置する作業を人手を介さずに自動化したものである。尚、表面実装機10は実施形態1とほぼ同様な構成であり、重複する構成及び作用についてはその説明を省略する。表面実装機10の手前には、外段取り装置200が設けられ、表面実装機10の基台11と外段取り装置200の基台201との間には、小型プレートSPを運搬する小型プレート運搬装置(本発明の「プレート搬送手段」の一例)300が設置されている。
<外段取り装置の構成及び作用>
外段取り装置200は、図5に示すように、基台201を有し、その基台201上には、バックアップピン80のセット作業を行う際に小型プレートSPを載置するためのピン段取りステージ210と、バックアップピン80を搬送するピン段取りヘッド(本発明の「ピン搬送手段」の一例)220と、バックアップピン80を保管するピンストッカ(本発明の「ピン保管部」の一例)230と、小型プレートSPを保管するプレートストッカ(本発明の「プレート保管部」の一例)240とを備えている。尚、以下の説明において、XY平面とは水平面に対してほぼ平行となる面とし、Z軸方向とはXY平面に対して直交する方向とする。ピン段取りヘッド220は、ピン段取りヘッド支持部材221にY方向に移動可能に支持され、Y軸モータ(図示せず)により、ボールねじ軸(図示せず)、及びこのボールねじ軸に嵌合し、ピン段取りヘッド220に固定支持されるボールナット(図示せず)を介してY方向に駆動される。また、ピン段取りヘッド支持部材221は、ガイドレール部材222にX方向に移動可能に支持され、X軸モータ(図示せず)により、ボールねじ軸(図示せず)、及びこのボールねじ軸に嵌合し、ピン段取りヘッド支持部材221に固定支持されるボールナット(図示せず)を介してX方向に駆動される。これにより、ピン段取りヘッド220は、X方向及びY方向(XY平面内においてX方向と直交する方向)に移動可能であり、ピンストッカ230、プレートストッカ240、ピン段取りステージ210、小型プレート運搬装置300の一方側端部(この一方側端部に位置する場合の次述する移動シャトル)の各上方位置へ移動可能である。
ピン段取りヘッド220は、図6に示すように、バックアップピン80を掴む複数の(例えば3つ)チャック装置224を備えている。これらのチャック装置224はX方向(水平面内において小型プレート運搬装置300の運搬方向にほぼ沿う方向)に並んで設けられている。ピン段取りヘッド220においてチャック装置224のX方向両側には、小型プレートSPを吸着保持する2つの吸着ノズル(本発明の「プレート吸着部」の一例)225が設けられている。また、ピン段取りヘッド220の外部には、小型プレートSPに付された識別情報を撮像して認識するための基板カメラ(本発明の「識別情報取得手段」の一例)223が取り付けられている。
各チャック装置224及び各吸着ノズル225はZ軸方向に昇降可能であり、これらの昇降動作を行わせるための各昇降装置がピン段取りヘッド220に設けられている。
2つの吸着ノズル225のうち一方は固定されているものの、他方は一方との距離を可変とする可動とされている。これにより、ピン段取りヘッド220は、2つの吸着ノズル225間ピッチを調整した後に、プレートストッカ240に保管されている小型プレートSPを2つの吸着ノズル225で吸着してピン段取りステージ210へ移動可能である。さらに、ピン段取りヘッド220は、セット済の小型プレートSPの重量バランス等を勘案してバランスを崩すことなく吸着可能な吸着位置を求めた上で、セット済の小型プレートSPを2つの吸着ノズル225で吸着して小型プレート運搬装置300の移動シャトルへ移動可能である。
ピン段取りヘッド220は、ピンストッカ230の上方に移動した後に、少し移動してはチャック装置224でバックアップピン80を掴み上げる動作を順次実施することで、3つのチャック装置224全てがバックアップピン80を掴み上げた状態でピン段取りステージ210の上方に移動する。ピン段取りヘッド220は、表面実装機10から送られたバックアップピン80のセット位置の座標データに基づいて、ピン段取りステージ210の上方で、バックアップピン80を一つ一つ小型プレートSPの各所定位置にセットしていく。セットが終われば、ピン段取りヘッド210は、ピンストッカ230の上方に移動し、上記と同様の動作を繰り返す。
ピン段取りヘッド220は、バックアップピン80のセットが全て終了すると、バックアップピン80との干渉を避けつつ、かつ、バランスを崩すことなく小型プレートSPを持ち上げることができる2箇所を求め、2つの吸着ノズル225間ピッチを修正した上で、ピン段取りステージ210の上方における算出された位置に移動する。この後、2つの吸着ノズル225が下降して、段取り済みの小型プレートSPを吸着して持ち上げ、小型プレートSP運搬装置300の一方端にある移動シャトルの小型プレート保持台の上まで運搬し載置する。ピン段取りヘッド220は、プレートストッカ240の上方に移動し、2つの吸着ノズル225が下降して小型プレートSPを吸着して持ち上げ、ピン段取りステージ210上まで運搬する。
ここで、プレートストッカ240には上下方向に複数の保持部が設けられ、各保持部に小型プレートSPが保持されている。一番上位の保持部が開放され、小型プレートSPがピン段取りヘッド220によりピン段取りステージ210上に移動されると、全ての保持部が開放されると共に、各小型プレートSPが一斉に上位に移動し、各保持部が上昇してきた各小型プレートSPを保持する。各小型プレートSPの間には、各保持部のピッチと各小型プレートSPのピッチを一致させるためのスペーサが介装されており、次に小型プレートSPがピン段取りヘッド220によりピン段取りステージ210に移動される前に、最上位のスペーサは吸着ノズル225により吸着され持ち上げられた後、スペーサストッカ内に移される。
小型プレート運搬装置300は、一方端にある移動シャトルの小型プレート保持台にセット済の小型プレートSPが載置されると、バキューム式吸盤(図示せず)で小型プレートSPを小型プレート支持台に固定保持した状態で、移動シャトルを他方端(表面実装機10の基台11上方)まで移動させる。他方端で小型プレート保持台から小型プレートSPが運び出されると、移動シャトルは一方端に移動する。小型プレート運搬装置300は、単軸ロボットであり、ケース内長手方向に配置された2つのガイドと、ガイドと平行でケースに対し軸方向も固定かつ周方向に回動可能なように保持されるボールねじ軸と、両ガイドに摺接するスライダ(移動シャトル)301と、ケースに支持されボールねじ軸を回転させる駆動モータとからなる。移動シャトルには、ボールねじ軸とねじ嵌合するナットが固定されている。これにより、駆動モータが所定角度所定方向に回転することで、移動シャトルが移動して小型プレートSPが運搬される。
表面実装機10のヘッドユニット40には、それぞれ部品吸着用の吸着ノズルが取り付けられた複数のヘッド41のみでなく、一方が固定され、他方が一方との距離を可変とする可動とされた2つの吸着ノズル48が取り付けられている。ヘッドユニット40は、セット済の小型プレートSPが移動シャトルで表面実装機10の基台11の上方まで移動されると、セット済の小型プレートSPの上方まで移動する。この後、ヘッドユニット40は、2つの吸着ノズル48を下降させ、小型プレートSPを吸着して上昇させる。そして、ヘッドユニット40は、マザープレートMPの上方まで移動し、小型プレートSPを所定のプレート配置部70に載置させる。
表面実装機10の制御装置は、外段取り装置200の制御装置と連携を取り、マザープレートMPの所定のプレート配置部70に載置すべき小型プレートSPの識別情報、所定枚数分のピン位置情報を外段取り装置200の制御装置へ送出する。外段取り装置200の制御装置は、順次、基板カメラ223によって得られた小型プレートSPの識別情報に基づいて所定の小型プレートSPを特定し、この識別情報に対応するピン位置データに基づいて小型プレートSPにバックアップピン80をセットし、セット済の小型プレートSPを基台11の上方まで運搬させ、所定枚数分についてバックアップピン80の装着及び運搬を終えて停止させる。一方、表面実装機10の制御装置は、基板カメラ14によって小型プレート運搬装置300の他方端にあるセット済の小型プレートSPに付された識別情報を撮像して認識すると共に、この識別情報に対応する位置情報の付されたプレート配置部70を特定し、このプレート配置部70の位置情報に基づいてセット済の小型プレートSPを、マザープレート支持台90上に載置固定されたマザープレートMPの所定位置に載置させる。この後、表面実装機10の制御装置は、所定枚数分の小型プレートSPの載置を終えると、載置された小型プレートSPをマザープレートMPに固定保持させて停止させる。
以上のように本実施形態では、小型プレートSPへのバックアップピン80のセット作業及び表面実装機10の基台11上への小型プレートSPの運搬作業を全て自動化したから、バックアッププレートBPの形成作業を迅速かつ正確に行うことができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態では基板カメラ14や読取装置102を用いて小型プレートSPに記録された識別情報を読み取るものを例示しているものの、本発明によると、小型プレートSPに埋め込まれたICチップに識別情報を記録しておき、これを読み取るようにしてもよい。この点は、マザープレートMPの位置情報についても同様である。
(2)本実施形態では小型プレートSPが配置されるプレート配置部70の位置を表示させる表示装置(モニタ120)が、複数のバックアップピン80がセットされる小型プレートSP上のセット位置を表示させる表示装置を兼ねているものの、本発明によると、これらの表示装置は別々に設けてもよい。また、これらの表示装置のうちいずれか一方の表示装置のみを備えた構成としてもよい。
(3)本実施形態ではバックアッププレート形成装置を表面実装機10に適用しているものの、本発明によると、スクリーン印刷機や検査装置に適用することも可能である。
(4)実施形態1では表面実装機10と外段取り装置100が別体で構成されているものを例示しているものの、本発明によると、表面実装機10と外段取り装置100とは一体で構成してもよい。
実施形態1における表面実装機及び外段取り装置を示した平面図 そのバックアップピンのセット作業を示したフローチャート そのマザープレートに配置された小型プレートのピン位置の検査及び修正作業を示したフローチャート その小型プレートをプレート配置部に配置する作業を示した図 実施形態2における表面実装機及び外段取り装置を一体に構成して自動化したものを示した図 その外段取り装置の正面図 その表面実装機の正面図
符号の説明
10…表面実装機
14…基板カメラ(位置情報取得手段、識別情報取得手段)
40…ヘッドユニット(実装ヘッド)
70…プレート配置部
80…バックアップピン
100…外段取り装置
102…読取装置(識別情報取得手段)
120…モニタ(表示装置)
200…外段取り装置
220…ピン段取りヘッド(ピン搬送手段)
223…基板カメラ(識別情報取得手段)
225…吸着ノズル(プレート吸着部)
230…ピンストッカ(ピン保管部)
240…プレートストッカ(プレート保管部)
300…小型プレート運搬装置(プレート搬送手段)
B…プリント基板
BP…バックアッププレート
MP…マザープレート
SP…小型プレート
P…電子部品

Claims (7)

  1. 複数のバックアップピンが着脱可能にセットされると共に、異なる識別情報がそれぞれ記録された複数の小型プレートと、
    前記複数の小型プレートの識別情報に対応する位置情報がそれぞれ記録された複数のプレート配置部を有し、そのプレート配置部に配置された前記小型プレートと共にバックアッププレートを構成するマザープレートと、
    前記プレート配置部の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記小型プレートの識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記各小型プレートが前記各プレート配置部にそれぞれ配置されたことを条件に、前記識別情報取得手段によって取得された前記識別情報と前記位置情報取得手段によって取得された前記位置情報とに基づいて前記各小型プレートが正規の前記各プレート配置部に配置されたか否かを判定する判定手段とを備えたバックアッププレート形成装置。
  2. 前記複数のバックアップピンをセットするセット作業が完了したことを条件に、前記小型プレートを配置すべき前記プレート配置部の位置情報を表示させる表示装置を備える請求項1に記載のバックアッププレート形成装置。
  3. 前記複数のバックアップピンをセットすべき前記小型プレートのピン位置データを記憶させるピン位置データ記憶手段と、前記識別情報取得手段によって取得された前記識別情報に基づいて対象となる前記小型プレートの前記ピン位置データを前記ピン位置データ記憶手段から取り出し、このピン位置データを表示させる表示装置とを備える請求項1又は請求項2に記載のバックアッププレート形成装置。
  4. 前記複数のバックアップピンを保管するピン保管部と、
    前記複数の小型プレートを保管するプレート保管部と、
    前記バックアップピンを前記ピン保管部から前記小型プレート上のセット位置に搬送してセットするピン搬送手段と、
    前記セット作業が完了した前記小型プレートを前記マザープレートに向けて搬送するプレート搬送手段とを備える請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のバックアッププレート形成装置。
  5. 前記ピン搬送手段は、前記小型プレートを吸着保持するプレート吸着部を備える請求項4に記載のバックアッププレート形成装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のバックアッププレート形成装置と、このバックアッププレート形成装置によって形成された前記バックアッププレートによって支持された基板に対して電子部品を実装する実装ヘッドとを備えた表面実装機。
  7. 異なる識別情報がそれぞれ記録された小型プレートに対し、その小型プレート上の所定のセット位置に複数のバックアップピンを着脱可能にセットするセット作業を行うピンセット工程と、
    前記各小型プレートの識別情報に対応する位置情報がそれぞれ記録された各プレート配置部を有するマザープレートに対し、前記ピンセット工程において前記セット作業が完了した前記各小型プレートを配置するプレート配置工程と、
    前記各小型プレートが前記各プレート配置部にそれぞれ配置されたことを条件に、識別情報取得手段によって取得された前記識別情報と位置情報取得手段によって取得された前記位置情報とに基づいて、前記プレート配置工程で配置された前記各小型プレートが正規の前記各プレート配置部に配置されたか否かを判定手段によって判定する判定工程とを備えたバックアッププレート形成方法。
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