JP2009030313A - ドア枠 - Google Patents

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Masa Ishii
雅 石井
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Abstract

【課題】戸当たり用の部材を別途に必要とすることなく、戸当たりが容易に形成されるドア枠を提供することを目的とする。
【解決手段】V溝を有した薄板状部材2がV溝を内側にしてこのV溝部位で折曲されて芯材3の外周がラッピングされるとともに、同薄板状部材2の一部が芯材3から離れて延設されることでドア4の端部5を収めるための段差部6が形成されている。より具体的には、薄板状部材2が断面略長方形の芯材3の角から芯材3の同断面略長方形の長手方向に延設されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、住宅の内装ドアなどのドア枠に関する。
図3に示すように、従来のドア枠21は、V溝を有した薄板状部材22がV溝を内側にしてこのV溝部位で折曲されて芯材23がラッピングされ、薄板状部材22がラッピングされた芯材23に戸当たり24が接着や釘打ちなどにより固定されて形成される。これにより、ドア枠21には、段差部25が形成され、戸当たり24にドア26の端部27が当接し、段差部25にドア26の端部27が収まる。このように、従来のドア枠21では、戸当たり24は、別部材として設けられている。
例えば、特許文献1においても、ドア枠には、芯材を内包した戸当たりが別部材として設けられている。
実公平6−49811号公報
ところで、従来の構成では、ドア枠に戸当たりを設けるにあたり、別途、戸当たり用の部材が必要となる。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、戸当たり用の部材を別途に必要とすることなく、戸当たりが容易に形成されるドア枠を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載のドア枠は、V溝を有した薄板状部材がV溝を内側にしてこのV溝部位で折曲されて芯材の外周がラッピングされるとともに、同薄板状部材の一部が芯材から離れて延設されることでドアの端部を収めるための段差部が形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載のドア枠において、薄板状部材が断面略長方形の芯材の角から芯材の同断面略長方形の長手方向に延設されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2に記載のドア枠において、薄板状部材が芯材の外周一連のものであることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜3のいずれか1項に記載のドア枠において、薄板状部材が延設された部分で薄板状部材が厚み方向に重ねられていることを特徴とする。
請求項1、2に記載の発明によれば、芯材をラッピングするV溝を有した薄板状部材が延設されて、延設された薄板状部材によりドア枠に段差部が形成され、当該段差部の芯材側の面にドアの端部が当接して収まるので、戸当たり用の部材を別途に必要とすることなく、容易に戸当たりを形成することができる。
請求項3に記載の発明によれば、V溝を有した薄板状部材が一つでよいので、容易に戸当たりを形成することができる。
請求項4に記載の発明によれば、延設された薄板状部材が厚み方向に重ねられるので、延設された薄板状部材の強度を向上させることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では具体例を挙げて本発明を説明する場合があるが、本発明は以下の具体例に限定されない。
なお、ドア枠とは、天枠および二つの側枠のいずれかを指し、これら天枠および二つの側枠で三方枠が構成され、ドア枠体となる。以下、ドア枠として天枠について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るドア枠の分解断面図であり、図2は、本発明の実施形態に係るドア枠の施工形態を示す断面図である。
ドア枠1は、V溝aを有した薄板状部材2と芯材3とを基本構成とする。そして、ドア枠1は、V溝aを有した薄板状部材2がV溝aを内側にしてこのV溝部位で折曲されて芯材3の外周がラッピングされるとともに、同薄板状部材2の一部が芯材3から離れて延設されることでドア4の端部5を収めるための段差部6が形成されている。
V溝aを有した薄板状部材2は、芯材3の外周を、接着剤を介して、外観良くラッピングするとともに、一部が芯材3から離れて延設されることにより薄板部7が形成されるものであり、長さやV溝aの間隔が芯材3に対応している。しかして、V溝aを有した薄板状部材2で、V溝aは、芯材3の角部で折曲するように形成されている。そして、V溝aを有した薄板状部材2は、基材に表面化粧シートを貼着し、表面化粧シートを残して、基材を切削加工し、基材に90°のV溝aを入れることで形成される。薄板状部材2は、このV溝aにより、自由に折り曲げることができる。ところで、薄板状部材2で芯材3の外周をラッピングする際には、上述したように段差部6が形成される。薄板状部材2の段差部6に該当する部分には、V溝aではなくスリットbを形成している。当該部分にスリットbを形成することにより、V溝aを形成する場合に比べて、段差部6で、薄板状部材2と芯材3との接触面積を大きくすることができ、薄板状部材2と芯材3との接着力が向上して、ドア枠1の強度が確保される。なお、薄板状部材2で芯材3の外周をラッピングする際に、スリットbの部位での折曲は、V溝aの部位での折曲とは逆側になされる。ここで、基材は、例えば、木質材でなり、表面化粧シートは、例えば、突板や樹脂シートでなる。
また、芯材3は、断面長方形の木質材や樹脂であり、上部を切削加工して、上部の両端に段差8が形成されている。
そして、ドア枠1は、より具体的には、V溝aを有した薄板状部材2がV溝aを内側にしてこのV溝部位で折曲されて断面略長方形の芯材3の外周がラッピングされるとともに、同薄板状部材2の一部が芯材3の角から芯材3の同断面略長方形の長手方向に延設されることで形成される。また、薄板状部材2の一部が延設されて形成された薄板部7では、薄板状部材2が連続する二つのV溝aで折り返されて、厚み方向に重ねられている。さらに、芯材3の上部の両端に形成された段差8に、薄板状部材2の側端部が収められている。これにより、ドア枠1を上壁に固定しやすくなる。ここでは、V溝aを有した薄板状部材2を芯材3の外周一連のものとしている。
なお、芯材3の上面には、段差8の部分を除いて、薄板状部材2によるラッピングは不要である。外観上、影響がなく、コストを低減することができるからである。
そして、ドア4は、端部5が薄板部7により形成された段差部6の芯材3側の面9に当接するように開閉する。しかして、当該面9がドア4の戸当たり面となる。
また、上壁は、壁枠体10が側部の壁板材11と下部の壁縁材12に内包されて形成されている。ドア枠1は、上壁下部の壁縁材12に固定されることとなる。また、ドア枠1は、図2に示すように、断面において、両端部が上壁から両側に突設している。ここで、壁枠体10は木質角材でなり、壁板材11および壁縁材12は木質板でなる。また、側部の壁板材11には、デザイン性の観点から、表面化粧シート13が貼着されている。表面化粧シート13は、例えば、木質薄板や樹脂シートでなる。
なお、実施形態に係るドア枠1では、薄板状部材2の一部が芯材3の角から芯材3の長手方向に延設されて薄板部7を形成しているが、ドア4の端部5を収めるための段差部6が形成されていれば、その形態は問わない。
したがって、芯材3をラッピングするV溝aを有した薄板状部材2が延設されて、延設された薄板状部材2によりドア枠1に段差部6が形成され、当該段差部6の芯材3側の面9にドア4の端部5が当接して収まるので、戸当たり用の部材を別途に必要とすることなく、容易に戸当たりを形成することができる。また、薄板部7があることにより、上壁の壁板材11に貼着されている表面化粧シート13の下端がむきだしにならないので、ドア枠1の段差部6周辺の外観を良くすることができる。
また、V溝aを有した薄板状部材2が一つでよいので、容易に戸当たりを形成することができる。
さらに、延設された薄板状部材2が厚み方向に重ねられるので、薄板部7の強度を向上させることができる。
本発明の実施形態に係るドア枠の分解断面図である。 本発明の実施形態に係るドア枠の施工形態を示す断面図である。 従来のドア枠の施工形態を示す断面図である。
符号の説明
1,21 ドア枠
2,22 V溝を有した薄板状部材
3,23 芯材
4,26 ドア
5,27 ドアの端部
6,25 段差部
7 薄板部
8 段差
9 戸当たり面
10 壁枠体
11 壁板材
12 壁縁材
13 表面化粧シート
24 戸当たり
a V溝
b スリット

Claims (4)

  1. V溝を有した薄板状部材がV溝を内側にしてこのV溝部位で折曲されて芯材の外周がラッピングされるとともに、同薄板状部材の一部が芯材から離れて延設されることでドアの端部を収めるための段差部が形成されていることを特徴とするドア枠。
  2. 薄板状部材が断面略長方形の芯材の角から芯材の同断面略長方形の長手方向に延設されていることを特徴とする請求項1に記載のドア枠。
  3. 薄板状部材が芯材の外周一連のものであることを特徴とする請求項1または2に記載のドア枠。
  4. 薄板状部材が延設された部分で薄板状部材が厚み方向に重ねられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のドア枠。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015172310A (ja) * 2014-03-12 2015-10-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 枠材及びこれを備えた建具装置

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