JP4261534B2 - 手摺り棒と手摺りブラケットの取付け構造 - Google Patents

手摺り棒と手摺りブラケットの取付け構造 Download PDF

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Description

本発明は手摺り棒と手摺り棒を壁に取付けるために用いられる手摺りブラケットとの取付け構造に関する。
建物の壁に手摺り棒を取付ける場合、従来から特許文献1に示すような手摺りブラケットが利用されている。この手摺りブラケットは一端に壁に取付けられるベース部を形成すると共に他端に手摺り棒を受ける手摺り棒取付け部を形成したもので、手摺り棒取付け部に手摺り棒の外面を当てた状態で、ねじのような固着具により手摺り棒を手摺りブラケットに固着して取付ける。
ところで上記手摺りブラケットを用いて手摺り棒を壁に取付けるには、通常、手摺りブラケットのベース部を壁に取付けることで壁に複数の手摺りブラケットを並べて設け、これら手摺りブラケットの保持部に手摺り棒を取付ける。しかし複数の手摺りブラケットに手摺り棒を取付ける場合には、長尺な手摺り棒を手で支持して位置決めしながらねじのような固着具を用いて手摺り棒を手摺りブラケットに取付ける必要があり、非常に面倒であった。
特開2003−227216号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、手摺り棒を固着具で手摺りブラケットに取付ける際に手摺り棒を手摺りブラケットに位置決めして容易に取付けることができ、またこれにより手摺り棒に複数の手摺りブラケットを取付けた状態で、複数の手摺りブラケットを壁に取付けた場合には、複数の手摺りブラケットが互いに平行となるように手摺り棒に簡単に取付けることができる手摺り棒と手摺りブラケットの取付け構造を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る手摺り棒と手摺りブラケットの取付け構造は、手摺り棒2を単板28の繊維方向を平行にして積層してなるLVLで形成し、手摺り棒2の前記単板28の積層方向の外面に位置決め用凹部33を形成し、壁3に取付けられる手摺りブラケット1に手摺り棒取付け部10を形成し、手摺りブラケット1の手摺り棒取付け部10に位置決め突部26を突設し、手摺り棒2の外面を手摺りブラケット1の手摺り棒取付け部10に当てると共に位置決め突部26を位置決め用凹部33に嵌め込んだ状態で、固着具34により手摺り棒2を手摺りブラケット1に取付けた手摺り棒と手摺りブラケットの取付け構造であって、手摺り棒2の外面に手摺り棒2の軸方向に亘る凹溝29を形成し、手摺り棒2の外面に巻きつけた化粧シート30の両側縁部の夫々を前記凹溝29の側面に沿わせ、該凹溝29に前記位置決め用凹部33を形成した目地材31を嵌め込んだことを特徴とするものである。
上記構成により、位置決め突部26を位置決め用凹部33に嵌め込んで手摺り棒2を手摺りブラケット1の手摺り棒取付け部10に対して位置決めした状態で、固着具34により手摺り棒2を手摺りブラケット1に取付けることができて、この手摺り棒2がずれたりすることを防止でき、これにより手摺り棒2の取付け作業が容易になる。また特に手摺り棒2に複数の手摺りブラケット1を取付けた状態で、複数の手摺りブラケット1を壁3に取付けた場合には、手摺り棒2に手摺りブラケット1を上記ように位置決めして取付けることができるので、複数の手摺りブラケット1が互いに平行となるように手摺り棒2に簡単に取付けることができて施工性が良い。またこの場合、単板28の積層方向に強度の強いLVLからなる手摺り棒2の周方向の向きが手摺り棒2を手摺りブラケット1を介して壁3に取付けた状態において単板28の積層方向が上下方向となる向きとなるように手摺り棒2を確実に取付けることができ、手摺り棒取付け部10で支持されたLVL製の手摺り棒2に上下方向の外力が加わって変形することを防止できる。また、目地材31と凹溝29の側面との間に凹溝29内に収めた化粧シート30の両側縁部を挟み込むことで化粧シート30の両側縁部が捲れないよう仕舞うことができる。
また請求項2は請求項1において、手摺りブラケット1の手摺り棒取付け部10の中心に固着具挿入孔23aを形成し、該固着具挿入孔23aから挿入した固着具34を手摺り棒2に固着して、手摺り棒2を手摺りブラケット1に取付けたものであって、上記位置決め突部26を手摺り棒2の軸方向における固着具挿入孔23aの両側に設けたことを特徴とする。
このように位置決め突部26を手摺り棒取付け部10の中心に設けた固着具挿入孔23aの手摺り棒2の軸方向における両側に設けたことで、固着具挿入孔23に通した固着具34を回動して手摺り棒2に固着する際に手摺り棒2が手摺りブラケット1に対してねじれることを確実に防止できる。
また請求項3は請求項1又は請求項2において、上記手摺り棒取付け部10の周縁部から受け面部21bを突設し、該受け面部21bに手摺り棒2の外面を当てたことを特徴とする。
上記構成により手摺り棒取付け部10の周縁部を手摺り棒2の外面に隙間なく密接させることができ、これにより外観を向上できる。
本発明では、手摺り棒を固着具で手摺りブラケットに取付ける際に手摺りブラケットに対して手摺り棒を位置決めすることができ、取付け作業が容易になる。またこのように手摺り棒に手摺りブラケットを位置決めして取付けることができるので、手摺り棒に複数の手摺りブラケットを取付けた状態で、複数の手摺りブラケットを壁に取付けた場合には、複数の手摺りブラケットが互いに平行となるように手摺り棒に簡単に取付けることができ、これにより予め手摺り棒に位置決めして取付けた複数の手摺りブラケットに設けたベース部材を壁の取付け面に傾くことなくぴったりと取付けることができて施工性が良い。またこの場合、単板の積層方向に強度の強いLVLからなる手摺り棒の周方向の向きを手摺り棒を手摺りブラケットを介して壁に取付けた状態において単板の積層方向が上下方向となる向きに確実に取付けることができ、手摺り棒取付け部で受けられて支持されたLVL製の手摺り棒に上下方向の外力が加わって変形することも防止できる。また、目地材と凹溝の側面との間に凹溝内に収めた化粧シートの両側縁部を挟み込むことで化粧シートの両側縁部が捲れないよう仕舞うことができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本例の手摺りブラケット1は図1や図3に示すように手摺り棒2を手摺り壁のような壁3の上面に沿って取付けるための笠木用の手摺りブラケット1であって、図5のように主体を構成するブラケット本体4と、ブラケットカバー5と、ベース部材6と、補強部材7とで構成している。
ブラケット本体4はアルミニウムのダイキャストにより一体成形したもので、縦に長い胴部8の一端部が壁3の上面に取付けるためのベース部9となり、他端部が手摺り棒2を壁3の上方に保持固定するための手摺り棒取付け部10となっている。
ベース部9の背面(手摺り棒取付け部10と反対側の面)にはベース部材6を嵌め込むための凹没部11(図3参照)を設けている。またベース部9には複数個のねじ挿入孔13a、13bと複数個の嵌め込み孔14とを設けている。
凹没部11に嵌め込まれるベース部材6はアルミニウムのダイキャスト製であり、ベース部材6には上記複数個のねじ挿入孔13a、13bに対応したねじ孔15a、15bと、嵌め込み孔14に嵌め込まれる嵌め込み突部16を設けてあり、ベース部材6を凹没部11に嵌め込むと共に嵌め込み突部16を嵌め込み孔14に嵌め込んだ状態でねじ挿入孔13a、13bから挿入したねじ具19をねじ孔15a、15bに螺着することでベース部材6をブラケット本体4に固着している。またベース部材6の嵌め込み突部16には固着具挿通孔17を設けている。
胴部8には両側に外側方に開口する凹所18を設けてあり、一方の凹所18内にはステンレス製の補強部材7を配置している。補強部材7は胴部8、ベース部9、手摺り棒取付け部10に沿って取付けられるもので、この補強部材7の取付け部分においては、図3に示すように補強部材7の一端部に設けた孔20からねじ具19を挿入してねじ挿入孔13aを通してねじ孔15aに螺着することで、補強部材7、ベース部材6、ブラケット本体4を固着している。また補強部材7を配していない凹所18に開口するねじ挿入孔13bにあっても同様にねじ具19が挿入されて該ねじ具19はねじ孔15bに螺着してあるが、このねじ具19の頭部とベース部9との間には補強部材7は介在していない。
手摺り棒取付け部10は断面で手摺り棒2の曲率に対応した曲率を有して中心角が180°よりも小さい弧状をしており、図1(b)に示すようにこの手摺り棒取付け部10の中心部と全周に亘る周縁部とが他部より突出した受け面部21a、21bとなっていて、手摺り棒2の周方向の一部(詳しくは後述の単板28の積層方向の片側外面)を受け面部21a、21bに当ててぴったりと受けることができるようになっている。なお手摺り棒取付け部10の周縁部に設けた受け面部21bの周方向の複数箇所は手摺り棒取付け部10の中央側に延設してあって延設部21cとなっており、該延設部21cにも手摺り棒2の周部を当ててぴったりと受けることができるようになっている。
手摺り棒取付け部10には複数の固着具挿入孔23a、23bが設けてある。複数の固着具挿入孔23a、23bのうち1つの固着具挿入孔23aは手摺り棒取付け部10の中心部に設けた断面円形の受け面部21aの中心を貫通するように設けてあって、図3等に示すようにこの固着具挿入孔23が胴部8の中央部に設けた孔部24の一端に連通しており、該孔部24の他端がベース部9の背面の中央部において開口し、ベース部材6の中央に設けた開口25に連通している。また他の固着具挿入孔23bは各延設部21cを貫通するように設けてあって、図示例では他の固着具挿入孔23bとして手摺り棒取付け部10の両側に手摺り棒2の軸方向に離して2つの固着具挿入孔23bを設けてあり、各固着具挿入孔23bは各凹所18に開口している。
また図1のように手摺り棒取付け部10の幅方向(後述の手摺り棒2の軸方向及び単板28の積層方向に直交する方向)における中央部には手摺り棒2の軸方向と平行な方向に伸びる断面略半円状の位置決め突部26を突設している。位置決め突部26は手摺り棒2の軸方向において前記固着具挿入孔23aを設けた受け面部21aの両側に夫々設けている。
上記構成の手摺りブラケット1は、複数の手摺りブラケット1を壁3の上面に所定間隔で取付けた後に、手摺り棒2を各手摺りブラケット1の手摺り棒取付け部10に保持固着したり、あるいは手摺り棒2に複数の手摺りブラケット1を取付けた状態で、複数の手摺りブラケット1を壁3に夫々固着したりして取付ける。これにより手摺りブラケット1のブラケット本体4は図1(a)に示すように、ベース部9を壁3の上面に取付けた状態で胴部8が壁3の上面に対して直角に突出するように壁3に取付けられる。
壁3への手摺りブラケット1の取付けは、図4に示すようにベース部材6に設けた固着具挿通孔17からねじや釘等の固着具27を挿入して壁3に固着して行う。つまりブラケット本体4は直接固着具27で壁3に取付けられるものではなく、ブラケット本体4にねじ具19で取付けたベース部材6を固着具27で壁3に取付けることでブラケット本体4を間接的に取付けるようになっており、これによりブラケット本体4が破損した場合などねじ具19を外すことで壁3にベース部材6を残したままブラケット本体4を取外すことができ、交換して取付ける場合はねじ具19を用いてベース部材6を取付けることで、固着具27を取外す必要がない。
手摺り棒2は図6に示すように単板28をその繊維方向を平行にして多数枚接着積層してなるLVL(Laminated Veneer Lumber(単板積層材))からなり、中実丸棒状に形成されたものであって、各単板28の繊維方向は手摺り棒2の軸方向と略平行になっている。手摺り棒2の単板28の積層方向(図6(a)の矢印イに示す方向)の外面には手摺り棒2の軸方向の全長に亘って断面矩形の凹溝29を形成してあり、凹溝29は手摺り棒2の断面の中心を通る単板28の積層方向に平行な仮想線上に位置している。また凹溝29は底部が最下層から2番目の層の単板28の途中に至るまで切削して形成してある。
手摺り棒2の外面には凹溝29を除いた全周を被覆する化粧シート30を巻きつけてあり、該化粧シート30の両側縁部の夫々は凹溝29の開口縁で折り曲げられて凹溝29の側面に沿って接着されている。また凹溝29には化粧シート30の両側縁部を介してABS等の合成樹脂からなる目地材31を凹溝29の長手方向の全長に亘って嵌め込んであり、該目地材31と凹溝29の側面との間に凹溝29内に収めた化粧シート30の両側縁部を挟み込むことで化粧シート30の両側縁部が捲れないよう仕舞っている。目地材31の凹溝29開口側の面は弧状の凹曲面部32となっており、該凹曲面部32で前記断面半円状の位置決め突部26が嵌め込まれる位置決め用凹部33を構成している。即ち手摺り棒2の外面の周方向の一部に手摺り棒2の軸方向の全長に亘って位置決め用凹部33を形成している。
そしてブラケット本体4の弧状をした手摺り棒取付け部10の受け面部21a、21bを手摺り棒2の周部に当てると共に位置決め突部26を位置決め用凹部33に嵌め込んで手摺り棒2の周方向における所定位置に手摺り棒取付け部10を位置させる。この状態で、複数の固着具挿入孔23a、23bの夫々にねじや釘等からなる固着具34を挿入して手摺り棒2に固着することで、手摺り棒2の周方向の所定位置に手摺り棒取付け部10を取付けることができる。
従って複数の手摺りブラケット1を壁3に所定間隔で取付けた後に、手摺り棒2を各手摺りブラケット1の手摺り棒取付け部10に保持固着する場合は、手摺りブラケット1の手摺り棒取付け部10に対して手摺り棒2を位置決めした状態で固着具34による固着作業ができて、固着作業時に手摺り棒2がずれたりするのを防止して容易に固着作業ができる。また、手摺り棒2に複数の手摺りブラケット1を取付けた状態で、複数の手摺りブラケット1を壁3に取付ける場合は、手摺り棒2に手摺りブラケット1を上記ように位置決めして取付けることができるので、複数の手摺りブラケット1が互いに平行となるように手摺り棒2に簡単に取付けることができ、これにより予め手摺り棒2に位置決めして取付けた複数の手摺りブラケット1に設けたベース部材6を壁3の上面に傾くことなくぴったりと取付けることができる。
しかも本発明にあっては、単板28の積層方向に強度の強いLVLからなる手摺り棒2の周方向の向きを壁3に取付けた状態において単板28の積層方向が上下方向となる向きに確実に取付けることができ、手摺り棒取付け部10で受けられたLVL製の手摺り棒2に上下方向の外力が加わって変形することを防止できる。
また位置決め突部26が嵌め込まれる手摺り棒2の位置決め用凹部33は手摺り棒2の軸方向の全長に亘って形成されているので、位置決め突部26を位置決め用凹部33の長手方向の任意の位置に嵌め込むことができて、手摺り棒2の軸方向における手摺りブラケット1の取付け位置が制限されない。なお位置決め突部26は位置決め用凹部33に対して手摺り棒2の軸方向にスライド自在に嵌め込んであっても良いし、スライド不能に嵌め込んであっても良いものとする。
また位置決め突部26を手摺り棒2の軸方向において手摺り棒取付け部10の中心に設けた固着具挿入孔23aの両側に設けているので、固着具挿入孔23aに通した固着具34を手摺り棒2に固着する際に手摺り棒2が手摺りブラケット1に対してねじれることを確実に防止できる。
また上記手摺り棒取付け部10の周縁部を中央側の他の部位よりも突出した受け面部21bとし、該受け面部21bに手摺り棒2の外面を当てているので、手摺り棒取付け部10の周囲部分を手摺り棒2の外面に隙間なく密接させることができ、これにより外観を向上できる。
またここで補強部材7の取付け部分においては前記孔20を設けた側とは反対側の補強部材7の他端部に設けた孔35から固着具34を挿入して固着具挿入孔23bを通して手摺り棒2に固着してあり、これにより手摺り棒2はブラケット本体4と、補強部材7とに固着具34で固着されることとなり、また、補強部材7は既に述べたようにねじ具19によりベース部材6に固着し、ベース部材6を壁3に固着してあるので、アルミダイキャスト製のブラケット本体4が仮に外力により破損してもステンレス製の補強部材7、ベース部材6を介して手摺り棒2が壁3に固定してあることで、壁3から手摺り棒2が外れないようにできる。
なお手摺り棒2を手摺りブラケット1に取付けた後はブラケット本体4の各凹所18の開口部に合成樹脂製のブラケットカバー5が着脱自在に取付けられ、これにより補強部材7を含めて各凹所18はブラケットカバー5で覆い隠される。
次に上記とは異なる実施形態を図7〜図9に示す。なお上記実施形態と同一の構成については同一の番号を付与してあり、重複する説明は省略する。
本例の手摺りブラケット1は図7や図9に示すように手摺り棒2を階段の壁や廊下の壁等からなる壁3の側面に沿って取付けるための壁側面取付け用の手摺りブラケット1である。
手摺りブラケット1の主体を構成するブラケット本体4は、中間部で略直角に曲げられたL字状の胴部8の一端部が壁3の側面に取付けられるベース部9となり、他端部が手摺り棒2を壁3の側方に保持固定するための手摺り棒取付け部10となっている。
ベース部9には複数のねじ挿入孔13を設けてあり、またベース部材6には嵌め込み突部16を設けてあり、上記実施形態と同様にベース部材6を凹没部11に嵌め込むと共に嵌め込み突部16を嵌め込み孔14に嵌め込んだ状態でねじ挿入孔13に挿入したねじ具19をベース部材6のねじ孔15に螺着することでベース部材6を固着している。またベース部材6や該ベース部材6の嵌め込み突部16には固着具挿通孔17を設けている。
胴部8にはベース部9と反対側の側方に開口する凹所18を設けてあり、凹所18内には上記実施形態と同様に補強部材7を配設している。
また本実施形態では手摺り棒取付け部10が受け面部21となっている。手摺り棒取付け部10には3箇所に凹所に開口する固着具挿入孔23を設けてあり、補強部材7の他端部に設けた孔35から挿入した固着具34を固着具挿入孔23を通して手摺り棒2に固着することで手摺り棒取付け部10に手摺り棒2を取付けられるようになっている。また図8に示すように手摺り棒取付け部10には手摺り棒2の軸方向における両端部に間隔を介して位置決め突部26を設けている。
上記の構成の手摺りブラケット1は、複数の手摺りブラケット1を壁3の側面に所定間隔で取付けた後に、手摺り棒2を各手摺りブラケット1の手摺り棒取付け部10に保持固着したり、あるいは、手摺り棒2に複数の手摺りブラケット1を取付けた状態で、複数の手摺りブラケット1を壁3に夫々固着したりして取付ける。これにより手摺りブラケット1のブラケット本体4は図9に示すように壁3から略L字状に突出するように取付けられる。
そして上記実施形態と同様にブラケット本体4の弧状をした手摺り棒取付け部10の受け面部21を手摺り棒2の周部に当てると共に位置決め突部26を位置決め用凹部33に嵌め込んで手摺り棒2の周方向における所定位置に手摺り棒取付け部10を位置させた状態で、複数の固着具挿入孔23にねじや釘等からなる固着具34を挿入して手摺り棒2に固着することで、手摺り棒2の周方向の所定位置に手摺り棒取付け部10を取付けることができる。
本実施形態のように手摺り棒2を手摺りブラケット1で壁3の側面に取付けるものにおいても、上記図1の実施形態と同様に、位置決め突部26を位置決め用凹部33に嵌め込んで手摺り棒2を手摺りブラケット1の手摺り棒取付け部10に対して位置決めした状態で、固着具34により手摺り棒2を手摺りブラケット1に取付けることができ、手摺り棒2の取付け作業が容易になる。
本発明の実施の形態の一例の手摺りブラケットを示すもので、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図、(d)は底面図である。 図1(b)のA―A′断面図である。 図1(b)のB−B′断面図である。 図1(b)のC−C′断面図である。 同上の手摺りブラケットの分解斜視図である。 同上の手摺り棒を示すもので、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は(b)の要部拡大図である。 他の実施形態の一例の手摺りブラケットを示すもので、 同上のブラケット本体の平面図である。 同上の手摺りブラケットで手摺り棒を壁の側面に取付けた状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 手摺りブラケット
2 手摺り棒
3 壁
10 手摺り棒取付け部
21b 受け面部
23 固着具挿入孔
26 位置決め突部
28 単板
33 位置決め用凹部
34 固着具

Claims (3)

  1. 手摺り棒を単板の繊維方向を平行にして積層してなるLVLで形成し、手摺り棒の前記単板の積層方向の外面に位置決め用凹部を形成し、壁に取付けられる手摺りブラケットに手摺り棒取付け部を形成し、手摺りブラケットの手摺り棒取付け部に位置決め突部を突設し、手摺り棒の外面を手摺りブラケットの手摺り棒取付け部に当てると共に位置決め突部を位置決め用凹部に嵌め込んだ状態で、固着具により手摺り棒を手摺りブラケットに取付けた手摺り棒と手摺りブラケットの取付け構造であって、手摺り棒の外面に手摺り棒の軸方向に亘る凹溝を形成し、手摺り棒の外面に巻きつけた化粧シートの両側縁部の夫々を前記凹溝の側面に沿わせ、該凹溝に前記位置決め用凹部を形成した目地材を嵌め込んだことを特徴とする手摺り棒と手摺りブラケットの取付け構造。
  2. 手摺りブラケットの手摺り棒取付け部の中心に固着具挿入孔を形成し、該固着具挿入孔から挿入した固着具を手摺り棒に固着して、手摺り棒を手摺りブラケットに取付けたものであって、上記位置決め突部を手摺り棒の軸方向における固着具挿入孔の両側に設けたことを特徴とする請求項1に記載の手摺り棒と手摺りブラケットの取付け構造。
  3. 上記手摺り棒取付け部の周縁部から受け面部を突設し、該受け面部に手摺り棒の外面を当てたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の手摺り棒と手摺りブラケットの取付け構造。
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