JP3917840B2 - 防音補助パネル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築現場等の仮設足場に取り付けられる防音パネルであって、特に防音パネル間に生じた隙間を覆う防音補助パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】
建築現場等において、建築物の外周を囲むように組まれた仮設足場の外面には、建設現場の養生や、防音のために防音パネルが取り付けられることがある。
このような防音パネルは、養生、防音の他にも建設現場の採光、保温の役割も有すると共に、建築現場の景観を整える役割も有している。このため、防音パネルは仮設足場の外周を隙間無く覆うことが好ましいので、スパン側や妻側のそれぞれの寸法に合うように、数種類のサイズの異なる防音パネルが規格化されており、作業者は、仮設足場の寸法に合わせて、適宜、サイズの異なる防音パネルを組み合わせて使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、建築物等の形状は一様ではないために、サイズが数種類に規格化されている防音パネルでは、スパン方向に隣り合う二枚の防音パネルの間に生じた隙間が一枚の防音パネルのスパン長に満たない場合があった。このように隣り合う二枚の防音パネルの間に隙間が生じると、建築現場の防音や保温に支障をきたしたり、景観を損ねるので好ましくない。また、隙間を埋めるためにシート生地を用いることもあるが、景観の維持や採光の確保の観点からは好ましくなく、シート生地の取り付けに手間がかかるという問題も有している。
一方、防音パネルのサイズの種類を多くすることは、防音パネルの生産性や、建築現場における防音パネルの管理の観点からは好ましくない。
従って、本発明は、取り付け位置を調整することにより、仮設足場の外面における隙間の形成を防止できる防音補助パネルを提供することを目的とする。また、寸法の異なる隙間にも容易に対応可能な防音補助パネルを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決する本発明の請求項1に係る発明は、建物に周設される仮設足場に防音パネルを取り付けた際に生じるスパン方向の隙間を覆うために仮設足場に取り付けられる防音補助パネルであって、防音性能を備え周縁部に枠部材を備える板材と、枠部材を防音パネルに重複するように仮設足場に取り付けるためのブラケットと、ブラケットを枠部材に連結させる連結手段とを有し、前記ブラケットは、前記連結手段を回動中心として回動可能に構成されている防音補助パネルとした。
【0005】
このような構成を有する防音補助パネルは、ブラケットを介して枠部材が仮設足場に固定されるので、その分だけ、仮設足場と枠部材とを離間させることができる。これを利用して、防音補助パネルを他の防音パネルと重複するように取り付けることで、仮設足場において防音パネル一枚分に満たないスパン長を有する隙間を確実に覆うことができる。なお、この防音補助パネルは、防音の他に、保温や、景観の維持といった役割を担わせることが可能である。また、防音補助パネルは、枠部材に対するブラケットの角度を変化させることで、スパン方向のブラケットと仮設足場の取り付け位置とを微調整させたり、前方向(防音補助パネルが重複する方向)の防音補助パネルの突出量を微調整させたりできる。また、回動させることによりブラケットを枠部材内に収容させると、防音補助パネルの搬送や保管が容易になる。
【0008】
さらに、本発明の請求項2に係る発明は、請求項1に記載の防音補助パネルにおいて、連結手段は、枠部材のスパン方向に沿って形成されたスライド溝にスライド可能に構成されている構成とした。
【0009】
このような構成を有する防音補助パネルは、ブラケットをスパン方向に沿ってスライドさせることで、スパン方向のブラケットと仮設足場の取り付け位置とを調整できる。これにより、防音パネルを取り付けた際に生じるスパン方向の隙間の大きさが異なる場合であっても、一枚の防音補助パネルで対応することが可能になる。
【0010】
そして、本発明の請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の防音補助パネルにおいて、枠部材に対するブラケットの位置を固定するための係止手段を枠部材に備えている構成とした。
【0011】
このような構成を有する防音補助パネルは、係止手段がブラケットを係止することで、ブラケットのスライドを抑制させたり、ブラケットを特定の回動角度において保持させたりして、ブラケットの所定位置に固定することができる。これにより、仮設足場の取り付けスパンに合わせて調整したブラケットの位置ずれ防止や、枠部材に収容したブラケットを枠部材内に固定させて搬送時や、保管時の取り扱いを容易にすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本実施形態における防音補助パネルの斜視図であり、図2は防音補助パネルの一部拡大斜視図、図3は防音補助パネルの一部拡大断面図である。さらに、図4及び図5は防音補助パネルの仮設足場への組み付けを説明する説明図である。
【0013】
図4に示すように、防音補助パネル1は、建築現場の仮設足場において、パネル一枚分に満たない隙間S1を覆うように建枠2に固定されたクランプ3に取り付けられるものであり、枠部材4と、枠部材4に固定され、防音特性を備える板材5とを有し、枠部材4からはクランプ3に連結させるためのブラケット6が、上下にそれぞれ二本ずつ配設されている。このブラケット6は、防音補助パネル1のスパン方向にスライド可能であり、かつ、運搬時等には、枠部材4に収容可能な構成を有しているが、その詳細は後に説明する。
【0014】
図1に示すように、防音補助パネル1を構成する枠部材4は、スパン方向に平行な上枠部材41及び下枠部材42と、上枠部材41と下枠部材42のそれぞれの両端を連結する二本の側枠部材43とから構成されている。
【0015】
ここで、下枠部材42について図2を用いて説明する。なお、上枠部材41は、上下が反転するのみで同一の構成を有しているので、その説明は省略する。下枠部材42は、板材5を挟持する断面コ字状の挟持部44と、挟持部44から仮設足場に向かって延設された延設部45とを有している。また、下枠部材42には、ゴムパッキン7aを嵌合するための嵌合溝46が挟持部44の下面から延設部45にかけて形成されている。
【0016】
挟持部44は、板材5の前面5aに直接に当接する前面部44aと、内部枠8を介して板材5の後面5bを支える後面部44bとを有し、前面部44aと後面部44bとが連結部44cで連結された構成を有している。このような構成を有する挟持部44は、前面部44aと後面部44bとに形成された貫通穴(不図示)に挿通させた固定ボルトにより板材5を固定している。
【0017】
延設部45は、そのスパン方向に沿ってスライド溝45aが形成されている。このスライド溝45aにはボルト9が、その頭部9aをスライド溝45aのつばに掛合させるようにして挿入されている。従って、ボルト9は、スライド溝45aから抜け落ちることはないが、スライド溝45aに沿って摺動することが可能である。なお、スライド溝45aの底部に穿設されている孔10は、水抜きのために用いられている。
【0018】
また、側枠部材43は、板材5を挟持するための断面コ字状の挟持部47と、挟持部47から仮設足場に向かって延設される延設部48とを有している。また、側枠部材43は、化粧枠11を嵌合させるための嵌合溝49が挟持部47の連結部47cから延設部48にかけて形成されている。側枠部材43の挟持部47は、板材5の前面5aに直接に当接する前面部47aと、内部枠8を介して板材5の後面5bを支える後面部47bとを有し、前面部47aと後面部47bとが連結部47cにより連結された構成を有している。
【0019】
化粧枠11は、断面が三角形状をなしており、側面に突部11aと不図示のネジ穴とを有している。化粧枠11は、突部11aを嵌合溝49に嵌合させると共に、ネジ穴に螺入したネジ12で延設部48とネジ留めすることで側枠部材43に固定されている。また、化粧枠11の後面11bには、嵌合溝11cを有し、ゴムパッキン7bが嵌合されている。
【0020】
このような枠部材4に固定される方形の板材5は、アクリル板等の樹脂板である。この板材5は、採光のために半透明であることが望ましいが、光を透過しなくても良い。また、板材5は、金属板を用いても良いし、例えばガラスクロスをポリカーボネイト板とパンチングメタルで挟持させた複合パネルとしたり、FRP(Fiber Reinforced Plastic)から構成しても良い。また、板材5を平板とする替わりに、波板としたり、凸部を設けたり、エキスパンドメタルを用いたりすることも可能である。なお、本実施形態では枠部材4と板材5とは別体で構成されているが、枠部材4と板材5とを一体に成形した防音補助パネルとすることも可能である。
【0021】
次に、下枠部材42に設けられているブラケット6について図3を用いて説明する。なお、図1に示す上枠部材41から延設するように設けられているブラケット6や、下枠部材42の他のブラケット6も同様の構成を有しているので、その説明は省略する。
図3に示すように、ブラケット6は、細長形状を有し、一端6aにクランプ3の垂直棒3aが挿入される取付手段である長穴61が形成され、他端6bが下枠部材42のスライド溝45aに挿入されているボルト9に固定されている。前記したようにボルト9は、スライド溝45aに沿ってスライドすることが可能であるので、ブラケット6も図3の矢印に示すように、下枠部材42のスライド溝45aに沿ってスライドすることが可能である。また、ボルト9は、先端部分のみにネジ溝が切ってあり、ブラケット6はネジ溝の無い部分に挿入されている。従って、ブラケット6は、下枠部材42とナットに挟持されてはいるが、ボルト9の芯を中心として回動することが可能である。なお、ボルト9が、ブラケット6を枠部材4に連結させる連結手段に相当する。
【0022】
ここで、ブラケット6の他端6bは、面取り加工が施された面取部62と、面取り加工されていない非加工部63とを有している。
面取部62は、図3においては、ブラケット6の長手方向の中心から、下枠部材42の端部側(側枠部材43側)にかけて、ボルト9を中心とする円形状にカットされており、ブラケット6の他端6bが挟持部44の後面部44bに当接することで回動に支障をきたすことを防止している。
非加工部63は、ブラケット6の回動量を規制するために設けられており、非加工部63が下枠部材42の挟持部44の後面部44bに当接することでブラケット6の回動が止められる。ここにおいて、非加工部63と後面部44bは、ブラケット6の回動角度を固定するための係止手段として機能している。なお、このときのブラケット6は、下枠部材42に対して垂直に引き出されている。
【0023】
また、このようなブラケット6の幅は、下枠部材42の延設部45の幅と同程度であることが望ましい。これは、ブラケット6を下枠部材42と平行になるように回動させると、ブラケット6が下枠部材42に収容されることになるので、パネル1の搬送時や、保管時の積み上げや立てかけ等の取り扱いが容易になるためである。また、搬送時のブラケット6の回動を防止するために、下枠部材42には、収容したブラケット6を固定するための係止手段であるマグネット13を備えている。このマグネット13は、スライド溝45aに形成した切欠部45bにボルト及びホルダにより固定されている。
【0024】
さらに、ブラケット6は、前記のように延設部45のスライド溝45aに沿ってスライド可能であるが、このようなブラケット6のスライドは、マグネット13のホルダと、下枠部材32の中央付近に設けられた図示しないストッパにより制限されている。ストッパは一つのスライド溝48aにスライドする二つのブラケット6が衝突することを防止し、二本のブラケット6をそれぞれストッパに当接させた状態が、最もブラケット6の長穴61の間隔が狭い状態であり、最小の取付間隔となる。
【0025】
このような防音補助パネル1の取り付け手順について図4を用いて説明する。なお、このようなパネル1が適用されるのは、前記のようなブラケット6を有しない防音パネル101をクランプ3に取り付けた際に、隣り合う防音パネル101の間にパネル一枚分に満たない隙間S1が生じた場合である。この防音パネル101は、その枠体102に形成された穴103に垂直棒3aを直接、挿通させることにより仮設足場に取り付けられており、防音等のための板部材105、及び、ゴムパッキン(不図示)を有している。
【0026】
まず、防音補助パネル1は、上枠部材41、下枠部材42に収容されているマグネット13に固定させた状態で保管されているブラケット6を、他端6bの非加工部63が挟持部44の後面部44bに当接するまで、すなわち、上枠部材41、下枠部材42のそれぞれに対して垂直になるように、回動させて枠部材4から引き出させる。
【0027】
次に、ブラケット6を、下枠部材42のスライド溝45a、及び、上枠部材41のスライド溝(不図示)に沿ってそれぞれスライドさせて、仮設足場に取り付けられたクランプ3の垂直棒3aのピッチとブラケット6の長穴61のピッチとが等しくなるように調整する。なお、引き出したブラケット6の他端6b側を挟持部44の後面部44bに当接させる前にピッチの調整を行っても良い。
【0028】
ピッチの調整が終ったら、ブラケット6の長穴61に下側からクランプ3の垂直棒3aを挿通させる。これにより、上下左右の四つのブラケット6により防音補助パネル1が仮設足場に取り付けられる。このとき、防音補助パネル1は、ブラケット6のぶんだけ、前方(仮設足場の外面方向)に突出するようにして取り付けられるので、防音補助パネル1の枠部材4及び化粧枠11が、すでに仮設足場に取り付けられている防音パネル101と重なる(図3参照)。これにより側枠部材43に取り付けられている化粧枠11の後面11bに嵌合されているゴムパッキン7bは、前後に重複する防音パネル101の枠部材及び板材に当接する。
【0029】
また、下枠部材42の下面の嵌合溝46に嵌合しているゴムパッキン7aは、防音補助パネル1の下側に位置する図示しない他の防音補助パネル1の上枠部材41のゴムパッキン7aに当接する。
さらに、この防音補助パネル1の上にさらに別の防音補助パネル1(不図示)を取り付けると、防音補助パネル1のゴムパッキン7aどうしが当接する。
【0030】
このようにしてゴムパッキン7a,7bを上下の防音補助パネル1、及び、スパン方向において前後に重複する防音パネル101に当接させることにより防音や、保温が確保される。
また、防音補助パネル1を前後方向に重複するように取り付けることで、図5に示すような仮設足場110の建枠2に防音パネル101を取り付けた際に、スパン方向の大きさの異なる隙間S1と隙間S2が生じた場合であっても、複数種類の大きさのパネルを用意しなくても、一種類のパネル1で隙間S1、隙間S2を確実に覆うことができる。
さらに、ブラケット6を枠部材4に収容できる構成としたので、搬送時や保管時にブラケット6が他のパネルを破損させることを防止できる。
【0031】
なお、本発明は前記の実施形態に限定されずに広く応用することができる。
例えば、防音補助パネル1を仮設足場に取り付ける際における、ブラケット6の上枠部材41、下枠部材42に対する角度は、垂直に限定されずに、任意の角度にすることができる。上枠部材41、下枠部材42に対するブラケット6の角度を調整することで、取り付けスパン(図4のクランプ3の間隔)の微調整や、防音補助パネル1の前方への突出量を微調整することができる。
また、防音補助パネル1は化粧枠11を有しない構成とすることもできる。このような防音補助パネル1の構成は、例えば、建築物が看板等の突出部を有している場合に、防音補助パネル1の側枠部材43を突出部に当接させる場合に有効である。防音、保温の観点から、このときの側枠部材43には嵌合溝49にゴムパッキンを嵌合させることが望ましい。
【0032】
さらに、搬送時等のブラケット6を固定する係止手段は、マグネット13に限定されず、上枠部材41、下枠部材42に連結されたラッチや、フック、カバーとすることもできる。枠部材4に対するブラケット6のスライド方位の位置を固定するための係止手段としては、枠部材4に固定されているマグネット13のホルダや、下枠部材32の中央付近に設けられた図示しないストッパがあげられる。また、このような係止手段は、図2に示すスライド溝45aに挿入される突起を備え、枠部材4に着脱可能な係止部材であっても良い。係止部材の突起がブラケット6のスライドを抑制するので、ブラケット6をスパン方向の所定位置に固定させることができる。係止部材の枠部材4への固定は、係止部材と枠部材4の嵌合や、ボルトにより行われることが望ましい。
そして、作業者がブラケット6の回動方向を間違えないように、回動方向に向けた矢印や切欠き等をブラケット6に形成しても良い。
また、ブラケット6が備える取付手段は、長穴61に限定されずに、フックや、ネジ穴等の公知の手段とすることができる。
さらに、連結手段としては、ブラケット6を回動不能に固定するボルトや、公知の取付具を用いることができる。
【0033】
【発明の効果】
本発明の請求項1に係る発明によれば、防音補助パネルは、ブラケットを介して他の防音パネルと重複するように取り付けることで、仮設足場にパネル一枚分のスパン長に満たない隙間ができた場合であっても、これを覆うことができ、景観の維持や保温の確保等を行うことができる。また、防音補助パネルは、枠部材に対するブラケットの角度を変化させることができるので、取り付け位置の微調整ができる。
さらに、本発明の請求項2に係る発明によれば、ブラケットをスライドさせることができるので、スパン方向の長さが異なる隙間であっても確実に覆うことができる。
そして、本発明の請求項3に係る発明によれば、枠部材に対してブラケットを固定させることができるので、防音補助パネルの搬送、保管時の取り扱いが容易になり、ブラケットによる他のパネルの破損も防止できる。また、取り付け時における位置調整を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における防音補助パネルの斜視図である。
【図2】防音補助パネルの一部拡大斜視図である。
【図3】防音補助パネルの一部拡大断面図である。
【図4】防音補助パネルの仮設足場への組み付けを説明する説明図である。
【図5】防音補助パネルの仮設足場への組み付けを説明する説明図である。
【符号の説明】
1 防音補助パネル
3 クランプ
4 枠部材
5 板材
6 クランプ
9 ボルト (連結手段)
13 マグネット
41 上枠部材
42 下枠部材
43 側枠部材
45a スライド溝
61 長穴
62 面取部
63 非加工部
Claims (3)
- 建物に周設される仮設足場に防音パネルを取り付けた際に生じるスパン方向の隙間を覆うために前記仮設足場に取り付けられる防音補助パネルであって、防音性能を備え周縁部に枠部材を備える板材と、前記枠部材を前記防音パネルに重複するように前記仮設足場に取り付けるためのブラケットと、前記ブラケットを前記枠部材に連結させる連結手段とを有し、
前記ブラケットは、前記連結手段を回動中心として回動可能に構成されていることを特徴とする防音補助パネル。 - 前記連結手段は、前記枠部材のスパン方向に沿って形成されたスライド溝にスライド可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の防音補助パネル。
- 前記枠部材に対する前記ブラケットの位置を固定するための係止手段を前記枠部材に備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の防音補助パネル。
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