JP2009029068A - 液体吐出ヘッド用ノズルプレートの製造方法及び液体吐出ヘッド用ノズルプレート - Google Patents

液体吐出ヘッド用ノズルプレートの製造方法及び液体吐出ヘッド用ノズルプレート Download PDF

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Abstract

【課題】液体を吐出する吐出口がある面に耐久性に優れた撥液膜を備えた液体吐出ヘッド用ノズルプレートの製造方法を提供する。
【解決手段】液体を吐出するノズルと、前記ノズルの吐出口がある面に撥液膜とを備えたSiからなる液体吐出ヘッド用ノズルプレートの製造方法において、前記ノズルの吐出口がある面にSi酸化膜を備えたSi基板を準備する工程と、前記Si酸化膜に対してドライプロセスにより表面を化学反応で除去し活性化する化学的活性化処理を行う工程と、前記Si酸化膜に対してドライプロセスにより表面を物理的破壊で除去し活性化する物理的活性化処理を行う工程と、前記Si酸化膜の上に撥液膜を設ける工程とを、この順で行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体吐出ヘッド用ノズルプレートの製造方法及び液体吐出ヘッド用ノズルプレートに関する。
インクジェット式記録ヘッドの製造には、Si、ガラス、金属等の材料が用いられている。中でもSiは半導体プロセスによる微細加工が容易に出来ることから、液滴を吐出するノズル孔を備えたノズルプレートやノズル孔に吐出する液体を供給する流路溝を備えたボディプレートを形成する材料として用いられている。
インクジェット式記録ヘッドにおいて、ノズルプレートのインクを吐出する吐出口がある面の撥インク性(撥液性)が不十分であるとインクの液滴が吐出口周辺に広がって付着しやすくなる。このため、吐出するインクの吐出量が不安定になったり直進性が損なわれ、印刷品質が低下する。
そこで、ノズルプレートの吐出口のある面には撥液処理を施している。特許文献1においては、フッ素を含む化合物を予め含浸させた多孔性の基体を真空槽内で加熱し、フッ素を含む化合物を蒸発させてインク吐出面に撥水処理を施している。撥水処理により形成される撥水膜とインク吐出面との密着性を高めるため、反応可能な面とすることが望ましく、例えば形成する撥水膜がフッ素を含む有機ケイ素化合物の場合、その下層として二酸化ケイ素が有効としている。
撥水膜は、印刷時には印刷用紙と、またインク吐出口の清掃時にはワイピング用クリーナとの擦れが生じる。このため撥水膜は、剥がれることなくインクが付着し難い高い耐久性が求められている。
インクジェット式記録ヘッドによる印刷は、工業用途として印刷対象を紙とする以外に樹脂やガラスがあり、使用するインクは水性に限らず、溶媒を用いたものがある。また、工業用途においては、高精度で高品位の印刷が求められ、インクジェット式記録ヘッドにおけるインク吐出に対して、より高い精度及び信頼性が要求される。従って、ノズルプレートの吐出口のある面に、剥がれることなくインクが付着し難い高い耐久性を有する撥水性を含む撥インク膜(撥液膜)が求められている。
特許第3221101号公報
しかしながら、特許文献1に記載のノズルプレートの吐出口のある面にまず撥液膜の下層としてSiO2膜を設けた後に撥液膜を形成し、撥液膜の耐久性を検討したが十分な耐久性が得られない場合があった。この場合、吐出口から吐出される液滴の吐出方向や量が安定せず、所望の印刷品質が得られないという問題があった。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、液体を吐出する吐出口がある面に耐久性に優れた撥液膜を備えた液体吐出ヘッド用ノズルプレートの製造方法及び液体吐出ヘッド用ノズルプレートを提供することである。
上記の課題は、以下の構成により解決される。
1. 液体を吐出するノズルと、前記ノズルの吐出口がある面に撥液膜とを備えたSiからなる液体吐出ヘッド用ノズルプレートの製造方法において、
前記ノズルの吐出口がある面にSi酸化膜を備えたSi基板を準備する工程と、
前記Si酸化膜に対してドライプロセスにより表面を化学反応で除去し活性化する化学的活性化処理を行う工程と、
前記化学的活性化処理した前記Si酸化膜に対してドライプロセスにより表面を物理的破壊で除去し活性化する物理的活性化処理を行う工程と、
前記物理的活性化処理した前記Si酸化膜の上に撥液膜を設ける工程とを、この順で行うことを特徴とする液体吐出ヘッド用ノズルプレートの製造方法。
2. 前記化学的活性化処理は、O2を反応ガスとして使用するプラズマ処理であることを特徴とする1に記載の液体吐出ヘッド用ノズルプレートの製造方法。
3. 前記プラズマ処理は、O2にCF4を加えた混合ガスを反応ガスとして使用することを特徴とする2に記載の液体吐出ヘッド用ノズルプレートの製造方法。
4. 前記物理的活性化処理は、反応ガスをArとするプラズマ処理であることを特徴とする1乃至3の何れか一に記載の液体吐出ヘッド用ノズルプレートの製造方法。
5. 前記撥液膜を設ける工程は、フルオロアルキルシラン混合酸化物を真空蒸着することを特徴とする1乃至4の何れか一に記載の液体吐出ヘッド用ノズルプレートの製造方法。
6. 前記真空蒸着は、前記フルオロアルキルシラン混合酸化物を間接的に加熱して蒸発させることを特徴とする5に記載の液体吐出ヘッド用ノズルプレートの製造方法。
7. 1乃至6の何れか一に記載の液体吐出ヘッド用ノズルプレートの製造方法により製造されたことを特徴とする液体吐出ヘッド用ノズルプレート。
本発明によれば、ノズルの吐出口がある面にSi酸化膜を備えたSi基板を準備し、Si酸化膜に対して化学的活性化処理を行い、化学的活性化処理したSi酸化膜に対して物理的活性化処理を行い、物理的活性化処理したSi酸化膜の上に撥液膜を設ける。よって、Si酸化膜の表面は清浄化されると同時に活性化される。この状態のSi酸化膜の上に設けられる撥液膜は、Si酸化膜に強固に結びつくことができる。
従って、液体を吐出する吐出口がある面に耐久性に優れた撥液膜を備えた液体吐出ヘッド用ノズルプレートの製造方法及びこの製造方法により製造される液体吐出ヘッド用ノズルプレートを提供することができる。
本発明を図示の実施の形態に基づいて説明するが、本発明は該実施の形態に限らない。
図3は液体吐出ヘッドの例であるインクジェット式記録ヘッド(以下、記録ヘッドと称する。)Uを構成している、ノズルプレート1、ボディプレート2、圧電素子3を模式的に示している。
ノズルプレート1には、インク吐出のためのノズル孔11を複数配列してあり、ノズル孔11の吐出口がある面12には、撥液層45が設けてある。また、ボディプレート2には、ノズルプレート1を貼り合わせることで、ノズル孔11の開口である吐出口から吐出される液体を供給する圧力室となる圧力室溝24、インク供給路となるインク供給路溝23、共通インク室となる共通インク室溝22、及びインク供給口21が形成されている。
そして、ノズルプレート1のノズル孔11とボディプレート2の圧力室溝24とが一対一で対応するようにノズルプレート1とボディプレート2とを貼り合わせることで流路ユニットMを形成する。ここで、以後、上記で説明に使用した圧力室溝、供給路溝、共通インク室溝の各符号はそれぞれ圧力室、供給路、共通インク室にも使用する。
ここで、図4は、この記録ヘッドUにおけるノズルプレート1のY−Y’、及びボディプレート2のX−X’の位置での断面を模式的に示している。図4が示しているように、流路ユニットMに圧電素子3をインク吐出用アクチュエータとしてボディプレート2のノズルプレート1を接着する面と反対の各圧力室24の底部25の面に接着することで、記録ヘッドUが完成する。この記録ヘッドUの各圧電素子3に駆動パルス電圧が印加され、圧電素子3から発生する振動が圧力室24の底部25に伝えられ、この底部25の振動により圧力室24内の圧力を変動させることでノズル孔11からインク滴を吐出させる。
図5は、ノズルプレート1が備えている一つのノズル孔11の周辺部を示している。ノズル孔11は、図5に示す様に、ノズル孔11が小径部14と大径部15とで構成されている。また、小径部14の液滴を吐出する吐出口13がある面12には、撥液層45が設けてある。41は後で説明するSi酸化膜である。
Siからなるノズルプレート1のノズル孔11を製造することに関して図6、図7に沿って説明する。大径部15及び小径部14は、それぞれSi基板30の対向する面から形成する。
まず大径部15の形成に関して図6に沿って説明する。Si基板30に大径部15を形成する方法は、特に限定されないが、後述する小径部14と同じくエッチングとデポジションとを交互に繰り返す異方性エッチング方法を用いることができる。この異方性エッチング方法によるエッチングを行う際のエッチングマスクとなるSiO2からなる熱酸化膜32、31を両面に設けてあるSi基板30を準備する(図6(a))。
次に大径部15を形成する側の熱酸化膜32の面にフォトレジスト34を塗布(図6(b))後、大径部15を形成するためのフォトレジストパターン34aを形成する(図6(c))。フォトレジストパターン34aをエッチングマスクとして、例えばCHF3を用いたドライエッチングにより熱酸化膜パターンを形成し(図6(d))、これを異方性エッチング方法におけるエッチングマスクパターン32aとする。
フォトレジストパターン34aを除去後(図6(e))、エッチングとデポジションとを交互に繰り返す異方性エッチング方法より大径部15を形成する(図6(f))。異方性エッチング方法を行うエッチング装置は、ICP型RIE装置が好ましく、例えば、エッチング時のエッチングガスとして、6フッ化硫黄(SF6)、デポジション時のデポジションガスとしてフッ化炭素(C48)を交互に使用する。この後、エッチングマスクパターン32aを除去して大径部15が完成する(図6(g))。尚、大径部15を形成する方法を上記ではエッチングとデポジションとを交互に繰り返す異方性エッチング方法としたが、これに限定されない。また、大径部15の深さ(長さ)は、所定の深さとなるように、予め大径部15を形成する方法、装置を用いて実験等を行うことで形成条件を決めればよい。
次に、小径部14の形成に関して図7に沿って説明する。小径部14は大径部15と同様に、例えばエッチングとデポジションとを交互に繰り返す異方性エッチング方法を用いて形成することができる。
図7(a)に示す大径部15が形成されたSi基板30において、小径部14を形成する側の熱酸化膜31の面にフォトレジスト44を塗布(図7(b))後、小径部14を形成するためのフォトレジストパターン44aを形成する(図7(c))。フォトレジストパターン44aをエッチングマスクとして、熱酸化膜パターンを形成し(図7(d))、これを異方性エッチング方法におけるエッチングマスクパターン31aとする。フォトレジストパターン44aを除去後(図7(e))、エッチングとデポジションとを交互に繰り返す異方性エッチング方法により小径部14を大径部15に貫通するまで形成する(図7(f))。この後、エッチングマスクパターン31aを除去する(図7(g))。
以上のようにして、液体を吐出する小径部14及び大径部15で構成するノズルを備えたSi基板30を得ることができる。
次に、撥液層45に関して説明する。図5に示すノズルプレート1の吐出口13がある面に撥液層45を設ける。撥液層45を設けることで、例えばインクが吐出面12に馴染むことで吐出口13からの染み出しや広がりを抑制することができ、インクの直進性が損なわれないため良好な印刷品質を得ることが出来る。
これまで説明したノズル11が形成されたSi基板30に撥液膜45を設ける工程を図1に模式的に示す。41はSi酸化膜、P1はドライプロセスにより表面を化学反応で除去し活性化する化学的活性化処理で例えば反応ガスをO2とするプラズマ処理、P2はドライプロセスにより表面を物理的破壊で除去し活性化する物理的活性化処理で例えば反応ガスをArとするプラズマ処理を示す。
撥液膜45を形成する材料は、フッ素樹脂が挙げられ、フッ素樹脂の中でもフルオロアルキルシラン混合酸化物が好ましい。フルオロアルキルシラン混合酸化物の例としては、メルクジャパン社のEvaporation substance WR1(真空蒸着用撥液膜材料。以降、WR1とも称する。)がある。
フルオロアルキルシラン混合酸化物は、真空蒸着により蒸発させSi酸化膜41(以降、酸化膜とも称する。)の上に堆積し、フッ化シロキサンとなると酸化膜との密着性が良好となる。Si基板30の吐出面12に酸化膜41を設ける方法は、特に限定されることはなく、例えば正珪酸四エチル(Si(OC254:テトラエトキシシラン、TEOSとも称する。)のプラズマ合成による膜や熱酸化膜が挙げられ、このほかスパッタ法、ゾルゲル法によって作製してもよい(図1(a)参照)。
従来、酸化膜の上にWR1を用いて撥液膜を形成した場合、必ずしも耐久性が良好な撥液膜が得られなかった。発明者らは、この原因に関して次のように推測した。Si基板の上に、例えばTEOSにより酸化膜を設けた場合、反応性(活性エネルギー)の高いSiOx(0<x<2)膜は形成された酸化膜の極めて薄い表面にしか存在しない。このため、SiOx(0<x<2)膜は、膜形成後の時間の経過と伴に汚染物質が付着したり、より化学的に安定なSiO2の状態となったり等により反応性が低い膜に容易になってしまう。このような反応性の低い酸化膜の上にフルオロアルキルシラン混合酸化物を堆積させると、フッ化シロキサンとならない場合が生じ、結果として、酸化膜の表面に撥液膜を強固に設けることが出来なくなってしまう。
そこで発明者らは、撥液膜の下層となる酸化膜の状態を、表面からより深い位置まで反応性の高い酸化膜SiOx(0<x<2)にして、フルオロアルキルシラン混合酸化物が堆積して撥液膜となるフッ化シロキサンを形成しやすくすることに着目した。酸化膜の十分に深い位置まで反応性の高い酸化膜SiOx(0<x<2)にする方法として、(1)化学的活性化処理、(2)物理的活性化処理がある。(1)、(2)の処理は、プラズマを利用した反応性イオンエッチング(RIE)とするドライプロセスである。
(1)化学的活性化処理
酸化膜の表面を化学的活性化処理を行い、表面を化学反応により除去するとともに活化する(図1(b))。具体的には、反応ガスをO2とするプラズマ処理(以降、O2プラズマ処理と称する。)が好ましく、反応ガスをO2とCF4との混合ガスとするプラズマ処理(以降、O2+CF4プラズマ処理と称する。)がより好ましい。O2プラズマ処理を行うことで、酸化膜の表面を物理的に破壊して除去したり、表面の有機系汚染物質を燃焼により除去すると伴に、O2を酸化膜と反応させることで、より反応性の高い酸化膜SiOx(0<x<2)を形成する。更に反応ガスにCF4を加えることで、酸化膜をエッチングする作用が加わり、例えば燃焼した後の残留物質等を酸化膜と共に効率良く除去することができる。従って、酸化膜の表面を化学的活性化処理を行うことで、酸化膜の表面を物理的破壊や燃焼により特に有機系汚染物質を効率良く除去することができ、且つO2との反応により酸化膜をより反応性の高い酸化膜SiOx(0<x<2)にすることができる。
(2)物理的活性化処理
酸化膜の表面を物理的活性化処理を行い、化学的活性化処理により取りきれなかった汚染物質を酸化膜の表面と共に物理的な破壊により除去するとともに活性化する(図1(c))。具体的には、反応ガスをArとするプラズマ処理(以降、Arプラズマ処理と称する。)が好ましい。Arプラズマ処理を行うことで、酸化膜の表面を物理的に破壊し、化学的活性化処理により取りきれなかった汚染物質を酸化膜の表面と共に除去し、酸化膜の表面を清浄で活性化した状態とすることができる。
この化学的活性化処理と物理的活性化処理は、この順で行う。逆の順に行うと、有機汚染物質が燃焼した残留物質が残ってしまう場合がある。また、化学的活性化処理を行わず、物理的活性化処理のみを行うことも考えられるが、有機系汚染物質を燃焼等により積極的に除去することが出来きず、また、O2の供給による酸化膜表面の活性化が効率よく行えないため、物理的活性化処理に長時間費やすことが必要となり効率が悪く、また有機系汚染物質が取りきれない場合が生じる。
上記の化学的活性化処理及び物理的活性化処理による酸化膜の除去量は、0.1μm以上とするのが好ましい。この値は、発明者らの経験から酸化膜の表面に存在すると予測する汚染物質の厚みであり、また使用する装置にもよるが、例えばO2プラズマ処理及びArプラズマ処理を連続して行うとしても、装置の都合上、少なくとも除去される厚みから決めている。また、除去量の上限値は、特に限定されないが、必要以上に除去量を多くすると、処理時間が長くなるのは勿論のこと、Si基板の上に酸化膜を設ける時間も長時間となり効率的でない。
上記の活性化処理後、Si基板に残る酸化膜の厚みは、0.1μmから0.5μmとするのが好ましい。酸化膜が0.1μm以上であると、撥液膜を形成する下層として、欠陥等がない緻密な膜とすることができる。また、上限値は特に制限することはないが、必要以上に厚くせず製造効率を良好とする観点から0.5μmとしている。
ここで、TEOSガスを用いたプラズマCVD法で厚み500nmの酸化膜を設けたSi基板を用意し、このSi基板に対して以下のN0.1からN0.7の条件で化学的活性化処理、物理的活性化処理を行った。化学的活性化処理は、O2プラズマ処理、又はCF4+O2プラズマ処理の何れか、物理的活性化処理はArプラズマ処理である。各処理は10分間とした。本発明に係わる化学的活性化処理及び物理的活性化処理は、N0.4及びN0.5である。
No.1:O2プラズマ処理
No.2:Arプラズマ処理
No.3:CF4+O2プラズマ処理
No.4:O2プラズマ処理後、Arプラズマ処理
No.5:CF4+O2プラズマ処理後、Arプラズマ処理
No.6:Arプラズマ処理後、O2プラズマ処理
No.7:Arプラズマ処理後、CF4+O2プラズマ処理
ここで、各プラズマ処理の条件は、以下とした。
2プラズマ処理:O2ガス流量30sccm、RFパワー80W、プロセス圧力10.67Pa
Arプラズマ処理:Arガス流量30sccm、RFパワー80W、プロセス圧力13.33Pa
CF4+O2プラズマ処理:CF4ガス流量5sccm、O2ガス流量30sccm、RFパワー80W、プロセス圧力10.67Pa
上記の活性化処理を行った後、Si基板の表面の汚染の度合いをみるためオージェ(Auge)分析によりC(炭素)濃度(%)を測定した。この結果を、図2に示す。図2において、横軸はサンプルNo、縦軸はC濃度(%)を示す。図2から分かる様に、C濃度が最も低いサンプルは、No.5で次がNo.4である。また、同じプラズマ処理でも、No.5、No.4のC濃度より、処理順序を逆としたNo.6、No.7のC濃度が高いことが分かる。よって、化学的活性化処理、物理的活性化処理のいずれかを行うより化学的活性化処理を最初に行い、次に物理的活性化処理を行う方が清浄に効果があり、また処理順序を逆で行うよりも効果があることが分かる。
上記で説明した化学的活性化処理、物理的活性化処理により、Si基板の上に設けた酸化膜を、その表面をより清浄な状態とする、と同時に活性化によって安定なSiO2からより活性化した(反応性の高い)酸化膜SiOx(0<x<2)とすることができる。活性化された酸化膜SiOx(0<x<2)は、表面に留まらず深さ方向にその濃度が低くなりながらも広がっていると考えられる。
次に、上記の活性化した表面状態の酸化膜の上に撥液膜を設ける(図1(d))。撥液膜45を形成する材料は、フルオロアルキルシラン混合酸化物が好ましく、具体的には、メルク(株)社のEvaporation substance WR1(真空蒸着用撥液膜材料。)がある。フルオロアルキルシラン混合酸化物であるWR1を活性化した酸化膜の上に設ける真空蒸着方法は、WR1を周囲より間接的に加熱して蒸発させることが好ましい。
蒸発物質を間接的に加熱する真空蒸着とは、電子ビームや抵抗加熱等の発熱源で直接蒸発物質を加熱するのではなく、石英やアルミナ、窒化ホウ素等でできたるつぼの中に蒸発物質を入れて、るつぼを加熱することで間接的に蒸発物質を加熱する方法である。この方法を用いることで、WR1のような比較的低温で蒸発する有機物であっても、直接加熱で蒸発物質が化学的に分解等の変質することなく本来の機能を損なうことがない膜を得ることが出来る。
図8に、この蒸着装置Aの例を示す。51は真空チャンバ、53は基板フォルダ、30は被蒸着物である酸化膜が設けてある小径部14及び大径部15で構成するノズルを備えたSi基板、57はシャッタ、62は蒸着材料、61は蒸着材料62を入れるるつぼ、59はるつぼ61を加熱するヒーター、63は排気装置(図示しない)に通じる排気口を示す。この蒸着装置Aを用いて、るつぼ61の中にWR1を入れ、ヒーター59によりるつぼ61を加熱することでWR1を化学的変質等することなくSi基板30に蒸着することができる。従って、るつぼ61で蒸発するフルオロアルキルシラン混合酸化物は、ノズルプレートの上の清浄で活性化された酸化膜の上に変質等がない良好なフッ化シロキサンとなって強固な撥液膜を形成する。
(実施例1)
まず、図5に示す小径部14及び大径部15から構成されるノズルを有するノズルプレート1を20個製作した。図6及び図7に沿って説明する。
図6(a)に示す様に厚み200μmで両面に厚み1μmの熱酸化膜(SiO2)31、32を有するSi基板を準備した。これに、エッチングとデポジションとを交互に繰り返す異方性エッチング方法を用いてφ100μmの大径部15を作製した。
まず、フォトレジスト34を塗布した後(図6(b))、フォトレジスト34をパターンニングしフォトレジストパターン34aを形成した(図6(c))。
次に、フォトレジストパターン34aをエッチングマスクとして熱酸化膜32をエッチングしエッチングマスクパターン32aを形成した(図6(d))。フォトレジストパターン44aを除去した後(図6(e))、このエッチングマスクパターン32aを用いてエッチングとデポジションとを交互に繰り返す異方性エッチング方法でSi基板30のエッチングを行った(図6(f))。この異方性エッチング方法を行う装置として、Surface Technology Systems Limited製Multiplex−ICPを使用した。
上記の装置を用いて、大径部15の深さを184.4μmとした。厚み200μmのSi基板を使用しているため、残りのSi基板の厚みは15.6μmとなっている。この後、熱酸化膜パターン32aをCHF3を用いたドライエッチングで除去した(図6(g))。
次に、図7に沿って上記で作製した大径部15を備えたSi基板30にエッチングとデポジションとを交互に繰り返す異方性エッチング方法を用いてφ5μmの小径部14を作製した。
まず、Si基板30の大径部15が形成されている面の反対面の熱酸化膜31の上にフォトレジスト44を設けた(図7(b))。
次に、フォトレジスト44を設けたSi基板30に両面マスクアライナーを用いて先に作製したSi基板の大径部15の穴と同心となるように小径部14を形成するためのφ5μmのフォトレジストパターン44aを形成した(図7(c))。フォトレジストパターン44aを用いて熱酸化膜31をエッチングし、エッチングマスクパターン31aを形成した(図7(d))。フォトレジストパターン44aを除去した(図7(e))。
次に、エッチングマスクパターン31aを用いてエッチングとデポジションとを交互に繰り返す異方性エッチング方法で小径部14を形成した(図7(f))。この後、熱酸化膜パターン31aをCHF3を用いたドライエッチングで除去した(図7(g))。これで、ノズル11を有するSi基板30が完成した。このSi基板30に撥液膜を設けた。
上記で完成したSi基板30に撥液膜を図1に示すようにして設けた。熱酸化膜パターン31aを残して、重ねて酸化膜を形成することも考えられるが、熱酸化膜がこれまでの加工工程から何らかの影響を受けていることが考えられるため除去し、新たに次に通り酸化膜を設けた。
Si基板30の吐出面12にTEOSガスを用いたプラズマCVD法で酸化膜41を500nm成膜した(図1(a))。この後、上記と同じMultiplex−ICP(RIE装置)を用いて以下の(1)化学的活性化処理及び(2)物理的活性化処理を連続して行った。具体的な処理を以下に示す。
(1)化学的活性化処理P1(図1(b))
反応ガス:O2(ガス流量30sccm)とCF4(ガス流量5sccm)の混合、RF:80W、プロセス圧力:10.67Pa、処理時間:10分間
(2)物理的活性化処理P2(図1(c))
反応ガス:Ar(ガス流量30sccm)、RF:80W、プロセス圧力:13.33Pa、処理時間:10分間
上記の(1)及び(2)の処理によるエッチング量は、約350nmとした。この後、酸化膜の上に撥液膜材料62であるWR1(蒸着用撥液膜材料、メルクジャパン製)を図8に示すクヌーセンセル型蒸発源であるるつぼ61に入れた真空蒸着装置Aを用いて、基板温度:40℃、成膜レート1nm/sec程度で蒸着を行い、膜厚40nmの撥液膜45を形成した(図1(d))。これでノズルプレートを完成させた。
上記で得たノズルプレートの撥液膜に純水を滴下して接触角を測定し、これを初期値とした。接触角の測定には、接触角計Drop Master 700型(協和界面科学株式会社製)を使用した。次に、試験として、同様に純水を滴下してルビスティックを荷重100g、移動速度30mm/secとして500回擦った後、接触角を測定した。20個のノズルプレートにおいて、接触角の初期値及び擦った後の接触角の最小値は、それぞれ115°、104°であった。接触角は、これまでの経験から100°以上であれば良好な撥液性を示すことが分かっている。試験後、任意の5個のノズルプレートの吐出面を顕微鏡にて観察したところ、撥液膜の剥がれがなく良好な状態であった。
(実施例2)
20個のノズルプレートを実施例1と同じ方法で完成させ、接触角の測定を純水よりインクの溶媒として使用するエタノールに変えた以外は実施例1と同じとした。20個のノズルプレートにおいて、接触角の初期値及び擦った後の接触角の最小値は、それぞれ116°、105°であった。試験後、任意の5個のノズルプレートの吐出面を顕微鏡にて観察したところ、撥液膜の剥がれがなく良好な状態であった。
(比較例1)
実施例1と同じようにしてノズルを有するSi基板を完成させた。この後、TEOSガスを用いたプラズマCVD法でSiO2を150nm成膜した後、このまま化学的及び物理的活性化処理を行わないで実施例1と同一条件で撥液膜を設け、ノズルプレートを20個完成させた。
実施例1と同様に、上記で得たノズルプレートに純水を滴下して接触角を測定し、これを初期値とした。次に、同様に純水を滴下してルビスティックを荷重100g、移動速度30mm/secとして500回擦った後、接触角を測定した。20個のノズルプレートにおいて、接触角の初期値及び擦った後の接触角の最大値は、それぞれ113°、81°であった。試験後、任意の5個のノズルプレートの吐出面を顕微鏡にて観察したところ、撥液膜の剥がれが吐出面全域に渡って点々と見られる状態であった。
(比較例2)
20個のノズルプレートを比較例1と同じ方法で完成させ、接触角の測定を純水よりエタノールに変えた以外は比較例1と同じとした。20個のノズルプレートにおいて、接触角の初期値及び擦った後の接触角の最小値は、それぞれ114°、80°であった。試験後、任意の5個のノズルプレートの吐出面を顕微鏡にて観察したところ、撥液膜の剥がれが吐出面全域に渡って点々と見られる状態であった。
実施例1、2と比較例1、2との結果より、酸化膜の表面を化学的活性化処理及び物理的活性化処理をこの順に行うことで、耐久性に優れた撥液膜を得ることが確認できた。
ノズルプレートに撥液膜を設ける工程を説明する図である。 化学的活性化処理及び物理的活性化処理による清浄状態を説明する図である。 液体吐出ヘッドの一例としてインクジェット式記録ヘッドを示す図である。 インクジェット式記録ヘッドの断面を模式的に示す図である。 ノズルプレートのノズル孔周辺の断面を示す図である。 ノズルプレートの大径部の製造工程を説明するためのフロー図である。 ノズルプレートの小径部の製造工程を説明するためのフロー図である。 撥液膜を真空蒸着する装置の例を示す図である。
符号の説明
1 ノズルプレート
2 ボディプレート
3 圧電素子
11 ノズル孔
12 吐出面
13 吐出口
14 小径部
15 大径部
21 インク供給口
22 共通インク室(溝)
23 インク供給路(溝)
24 圧力室(溝)
30 Si基板
31、32 熱酸化膜
31a、32a エッチングマスクパターン
34、44 フォトレジスト
41 Si酸化膜
44a、34a フォトレジストパターン
45 撥液膜
U インクジェット式記録ヘッド

Claims (7)

  1. 液体を吐出するノズルと、前記ノズルの吐出口がある面に撥液膜とを備えたSiからなる液体吐出ヘッド用ノズルプレートの製造方法において、
    前記ノズルの吐出口がある面にSi酸化膜を備えたSi基板を準備する工程と、
    前記Si酸化膜に対してドライプロセスにより表面を化学反応で除去し活性化する化学的活性化処理を行う工程と、
    前記化学的活性化処理した前記Si酸化膜に対してドライプロセスにより表面を物理的破壊で除去し活性化する物理的活性化処理を行う工程と、
    前記物理的活性化処理した前記Si酸化膜の上に撥液膜を設ける工程とを、この順で行うことを特徴とする液体吐出ヘッド用ノズルプレートの製造方法。
  2. 前記化学的活性化処理は、O2を反応ガスとして使用するプラズマ処理であることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド用ノズルプレートの製造方法。
  3. 前記プラズマ処理は、O2にCF4を加えた混合ガスを反応ガスとして使用することを特徴とする請求項2に記載の液体吐出ヘッド用ノズルプレートの製造方法。
  4. 前記物理的活性化処理は、反応ガスをArとするプラズマ処理であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の液体吐出ヘッド用ノズルプレートの製造方法。
  5. 前記撥液膜を設ける工程は、フルオロアルキルシラン混合酸化物を真空蒸着することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の液体吐出ヘッド用ノズルプレートの製造方法。
  6. 前記真空蒸着は、前記フルオロアルキルシラン混合酸化物を間接的に加熱して蒸発させることを特徴とする請求項5に記載の液体吐出ヘッド用ノズルプレートの製造方法。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載の液体吐出ヘッド用ノズルプレートの製造方法により製造されたことを特徴とする液体吐出ヘッド用ノズルプレート。
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