JP2009027886A - Ac−dcコンバータ - Google Patents

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Abstract

【課題】商用電源の一般コンセントから電力を取得することができ、且つ、より高いピーク電力に対応できる安価なAC−DCコンバータを提供する。
【解決手段】交流電源ACから供給される交流を整流する整流器DBと、整流器の出力側に接続されて力率を改善する力率改善回路11と、力率改善回路から出力される電圧を他の電圧に変換し、且つ、電力又は電流を予め定められた値に制限して出力するDC−DCコンバータ12と、エネルギーを蓄積するコンデンサと、一方の入出力端子がDC−DCコンバータの出力端子に接続され、他方の入出力端子がコンデンサに接続されて双方向に電力変換を行う双方向DC−DCコンバータ13を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、交流を直流に変換して出力するAC−DCコンバータに関し、特にピーク電力を出力する際の入力電流を低減する技術に関する。
図11は従来のAC−DCコンバータの構成を示す図である。AC−DCコンバータは、ダイオードブリッジからなる整流器DB、アクティブ型の力率改善回路(PFC)11、入力コンデンサCin及びDC−DCコンバータ(D/D)12を備える。従来のAC−DCコンバータは、以下のように動作する。
即ち、整流器DBは、商用電源ACから供給されるAC85〜265Vを全波整流して力率改善回路11に出力する。力率改善回路11は、一般的には、全世界対応であれば、整流器DBの出力電圧をDC380Vへ昇圧する。これにより、力率改善回路11の出力に接続されたDC−DCコンバータ12の入力コンデンサCinの電圧VcはDC380Vになる。同時に、力率改善回路11は、入力電流波形を入力電圧波形に追従させて力率を改善する。
DC−DCコンバータ12は、力率改善回路11から入力コンデンサCinを介して送られてくる直流電圧Vcを入力し、他の直流電圧に変換する。DC−DCコンバータ12により変換されて得られた直流電圧は、出力電圧Voとして出力端子+Tout及び−Toutから負荷(図示しない)に供給される。
米国特許第5960207
上述した従来のAC−DCコンバータにおいて、力率改善回路11の変換効率が95%、DC−DCコンバータ12の変換効率が90%と仮定すると、AC−DCコンバータの全体の変換効率は85.5%になる。商用電源ACの一般コンセントから取り出すことができる最大電流値は15Aであるため、商用電源ACからの入力電流を15A以下に抑えるためには、AC100Vが入力される時の最大出力電力を、「100V×15A×85.5%=1282.5W」以下にする必要がある。即ち、従来のAC−DCコンバータは、1282.5Wを越える電力を消費する機器には対応できない。
ところで、近年の、例えば高速プリンタは、印字時に大きな電力を消費し、この消費電力は、印字速度が高くなるに連れて大きくなる。このような高速プリンタ用の電源では、より高速な印字を実現するために、変換効率を改善し、少しでも多くの電力を出力可能にする試みがなされている。
しかしながら、変換効率の改善にも限界があり、取り出すことができる電力を増大させるのも飽和状態となっている。このため、プリンタのさらなる高速化には、専用の商用コンセントの設置や2系統の商用電力線から電力を取り出す設備が必要となり、手間が増大するとともに、AC−DCコンバータが高価になるという問題がある。
本発明の課題は、商用電源の一般コンセントから電力を取得することができ、且つ、より高いピーク電力に対応できる安価なAC−DCコンバータを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、交流電源から供給される交流を整流する整流器と、整流器の出力側に接続されて力率を改善する力率改善回路と、力率改善回路から出力される電圧を他の電圧に変換し、且つ、電力又は電流を予め定められた値に制限して出力するDC−DCコンバータと、エネルギーを蓄積するコンデンサと、一方の入出力端子がDC−DCコンバータの出力端子に接続され、他方の入出力端子がコンデンサに接続されて双方向に電力変換を行う双方向DC−DCコンバータとを備えることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、交流電源から供給される交流を整流する整流器と、整流器の出力側に接続されて力率を改善し、且つ、電力又は電流を予め定められた値に制限して出力する力率改善回路と、力率改善回路から出力される電圧を他の電圧に変換するDC−DCコンバータと、エネルギーを蓄積するコンデンサと、一方の入出力端子がDC−DCコンバータの出力端子に接続され、他方の入出力端子がコンデンサに接続されて双方向に電力変換を行う双方向DC−DCコンバータとを備えることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、DC−DCコンバータは、出力電圧を検出し、該検出結果をピーク負荷時から所定時間だけ遅延させてフィードバック制御を行うことにより出力電圧を制御する出力電圧検出回路を備えることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項2の発明において、力率改善回路は、出力電圧を検出し、該検出結果をピーク負荷時から所定時間だけ遅延させてフィードバック制御を行うことにより出力電圧を制御する出力電圧検出回路を備えることを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項3の発明において、DC−DCコンバータは、出力電圧検出回路で検出される出力電圧よりも所定値だけ高い電圧を検出し、該検出結果に基づきフィードバック制御を行うことにより出力電圧を制御する高速応答出力電圧検出回路を備えることを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項4の発明において、力率改善回路は、出力電圧検出回路で検出される出力電圧よりも所定値だけ高い電圧を検出し、該検出結果に基づきフィードバック制御を行うことにより出力電圧を制御する高速応答出力電圧検出回路を備えることを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項5又は請求項6の発明において、出力電圧検出回路で検出される電圧値は最も低く、検出結果をピーク負荷時から所定時間だけ遅延させてフィードバック制御を行い、高速応答出力電圧検出回路で検出される電圧値は、出力電圧検出回路で検出される電圧値よりも高く、検出結果を出力電圧検出回路における遅れよりも早くフィードバック制御を行うことを特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項1乃至請求項7のいずれか1項の発明において、DC−DCコンバータの出力に接続された蓄電器を備えることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、DC−DCコンバータは、力率改善回路から出力される電圧を他の電圧に変換し、且つ、電力又は電流を予め定められた値に制限して出力するので、商用電源の一般コンセントから電力を取得することができ、且つ、コンデンサに蓄積されているエネルギーを双方向DC−DCコンバータを介してDC−DCコンバータの出力に加えることができるので、より高いピーク電力に対応できる安価なAC−DCコンバータを提供できる。
また、請求項2の発明によれば、力率改善回路は、電力又は電流を予め定められた値に制限してDC−DCコンバータに送るので、商用電源の一般コンセントから電力を取得することができ、且つ、コンデンサに蓄積されているエネルギーを双方向DC−DCコンバータを介してDC−DCコンバータの出力に加えることができるので、より高いピーク電力に対応できる安価なAC−DCコンバータを提供できる。
また、請求項3の発明によれば、DC−DCコンバータは、出力電圧を検出し、該検出結果をピーク負荷時から所定時間だけ遅延させてフィードバック制御を行うことにより出力電圧を制御するので、ピーク負荷時以外は商用電源の一般コンセントから電力を取得することができ、ピーク負荷時はコンデンサに蓄積されているエネルギーを負荷に供給することができる。
また、請求項4の発明によれば、力率改善回路は、出力電圧を検出し、該検出結果をピーク負荷時から所定時間だけ遅延させてフィードバック制御を行うことにより出力電圧を制御するので、ピーク負荷時以外は商用電源の一般コンセントから電力を取得することができ、ピーク負荷時はコンデンサに蓄積されているエネルギーを負荷に供給することができる。
また、請求項5の発明によれば、DC−DCコンバータは、出力電圧検出回路で検出される出力電圧よりも所定値だけ高い電圧を検出し、該検出結果に基づきフィードバック制御を行うことにより出力電圧を制御するので、負荷が急激に軽くなった場合に出力電圧が著しく上昇することを防止できる。
また、請求項6の発明によれば、力率改善回路は、出力電圧検出回路で検出される出力電圧よりも所定値だけ高い電圧を検出し、該検出結果に基づきフィードバック制御を行うことにより出力電圧を制御するので、負荷の急変により発生するオーバーシュートを防止できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1に係るAC−DCコンバータの構成を示す図である。なお、図11に示した従来のAC−DCコンバータの構成要素と同一の構成要素には、図11に示した符号と同一の符号を付して説明を省略する。
本発明の実施例1に係るAC−DCコンバータは、図11に示した従来のAC−DCコンバータに、出力コンデンサCo、双方向DC−DCコンバータ13、平滑コンデンサCec及び電気二重層コンデンサEDLCが追加されるとともに、力率改善回路11aとDC−DCコンバータ12aとを用いている。
出力コンデンサCoは、DC−DCコンバータ12aの出力端子間に接続されている。出力コンデンサCoの両端は、AC−DCコンバータの出力端子+Tout及び−Toutに接続されるとともに、双方向DC−DCコンバータ13の一方の入出力端子(第1入出力端子)に接続されている。双方向DC−DCコンバータ13の他方の入出力端子(第2入出力端子)には、平滑コンデンサCec及び電気二重層コンデンサEDLCが並列に接続されている。電気二重層コンデンサEDLCは、要求される耐圧に応じて、複数(例えば8個)のセルが直列に接続されて構成されている。
DC−DCコンバータ12aから出力される出力電圧Voは、出力端子+Tout及び−Toutを介して負荷に供給されるとともに、双方向DC−DCコンバータ13の第1入出力端子に供給される。双方向DC−DCコンバータ13は、所定の電圧変換比に対応した双方向の電力変換機能を有する。即ち、双方向DC−DCコンバータ13は、第1入出力端子の電圧が所定の電圧変換比を加味した第2入出力端子の電圧より高い場合は、第1入出力端子に供給された出力電圧Voを電圧Veに変換し、第2入出力端子から出力する。これにより、平滑コンデンサCecと電気二重層コンデンサEDLCとが充電される。
一方、双方向DC−DCコンバータ13は、第1入出力端子の電圧が所定の電圧変換比を加味した第2入出力端子の電圧より低い場合は、第2入出力端子に接続された電気二重層コンデンサEDLCから供給される電圧Veを変換し、第1入出力端子から出力する。これにより、DC−DCコンバータ12aの出力電圧Voに、双方向DC−DCコンバータ13の第1入出力端子から出力される電圧が加算され、出力端子+Tout及び−Toutから出力される。
力率改善回路11aは、出力電流を予め定められた値(出力制限電流値Is)に制限して出力する。図2は力率改善回路11aの詳細な構成を示す回路図である。力率改善回路11aは、臨界モードの力率改善回路である。整流器DBで全波整流して得られた電圧の正弦波成分は、抵抗R1と抵抗R2とによって検出され、乗算器MPYの一方の入力端子に入力する。コンデンサC1は、ノイズフィルタであり、ダイオードD2は、バイパスダイオードである。
初期状態では、フリップフロップFFがセットされ、スイッチング素子Q1がオンされる。これにより整流器DBから、リアクトルL1の1次巻線N1、スイッチング素子Q1及び抵抗R5を経由して電流が流れる。この時、リアクトルL1にエネルギーが蓄えられる。出力電圧Voutは、抵抗R6と抵抗R7とで分圧され、定電流出力型のコンダクティブアンプからなるオペアンプOTA1において、基準電圧ES2と比較される。オペアンプOTA1の出力は、コンデンサC3、抵抗R4及びコンデンサC2からなる位相補償回路を介して乗算器MPYの他方の入力端子に入力される。
乗算器MPYは、抵抗R1と抵抗R2の接続点の電圧と、オペアンプOTA1から位相補償回路を介して入力される電圧とを乗算し、乗算結果をスイッチング電流の目標値としてコンパレータCOMP2に出力する。
スイッチング素子Q1に流れるスイッチング電流は、抵抗R5の両端電圧として検出され、コンパレータCOMP2において、乗算器MPYから入力されるスイッチング電流の目標値と比較される。スイッチング電流が、目標値に達すれば論理和回路ORを介してフリップフロップFFがリセットされ、これによりスイッチング素子Q1はオフされる。
スイッチング素子Q1がオフされると、リアクトルL1に蓄えられたエネルギーが入力電圧に重畳され、出力整流ダイオードD1を介して出力コンデンサC4及び負荷(図示しない)に出力される。この時、リアクトルL1のエネルギーの放出が終了すると、リアクトルL1の巻線N2の電圧が反転する。この電圧の反転は、コンパレータCOMP1で基準電圧ES1と比較することにより検出され、再びフリップフロップFFがセットされ、これによりスイッチング素子Q1がオンされる。以下、上述した動作の繰り返しにより、力率改善が行われる。
力率改善回路11aは、出力電流を制限する機能を有している。スイッチング素子Q1のスイッチング電流は、上述したように、抵抗R5の両端電圧として検出され、コンパレータCOMP3において、基準電圧ES3と比較される。スイッチング電流に相当する抵抗R5の両端電圧が、基準電圧ES3より大きくなると、論理和回路ORを介してフリップフロップFFがリセットされ、スイッチング素子Q1はオフされる。これにより、基準電圧ES3の値にスイッチング電流のピーク値が制限される。
以上のように構成される力率改善回路11aによれば、負荷が重くなった場合、力率改善回路11aからの出力電流が制限され、その結果、商用電源ACからの入力電流が制限される。例えば、力率改善回路11aの変換効率を95%とすると、AC100Vが入力される時に入力電流が15Aを越えないようにするためには、力率改善回路11aの出力制限電流値Isが「Is=AC100V×15A×95%÷380V=3.75A」に設定される。このような出力制限電流値Isを設定することにより、如何なる負荷が接続されようとも、入力電流を最大15Aに抑えることができる。
ところで、高速プリンタは、印字時には大きな電力を消費するものの、平均的には、ピーク電力の1/5程度の電力が消費されるだけである。従って、AC−DCコンバータに高速プリンタのような負荷が接続された場合、印字時にのみ出力制限電流値Isに到達する。出力制限電流値Isに到達すると、力率改善回路11aの出力電圧は低下する方向へ制御される。
力率改善回路11aの出力に接続されたDC−DCコンバータ12aの出力電圧は、力率改善回路11aの出力電圧が低下するに連れて低下する。このような状態になると、双方向DC−DCコンバータ13の第2入出力端子に接続されている電気二重層コンデンサEDLCからエネルギーが供給され、双方向DC−DCコンバータ13の第1入出力端子に出力される。これにより、双方向DC−DCコンバータ13と電気二重層コンデンサEDLCの能力に応じた電力を負荷に供給することが可能となる。
従って、商用電源ACからの入力電流が15Aを越えるような電力が負荷において消費された場合であっても、入力電流は、15A以下を維持しながら電気二重層コンデンサEDLCから、そのピーク電力を供給することが可能となる。電気二重層コンデンサEDLCへの充電は、高速プリンタが印字を行っていない期間に行われる。
以上説明したように、本発明の実施例1に係るAC−DCコンバータによれば、商用電源ACからの入力電流を15A以下に押さえながら、より大きなピーク電力を高速プリンタに供給できる。従って、専用の商用コンセントの設置や2系統の商用電力線から電力を取り出す設備が不要となり、手間が増大したり、AC−DCコンバータが高価になるという問題を解消できる。
なお、上述した実施例1に係るAC−DCコンバータでは、力率改善回路11aに、出力電流を制限する機能を備えたが、DC−DCコンバータ12aに出力電流を制限する機能を備えても良い。この場合、図3に示すように、DC−DCコンバータ12aの出力端子に電流検出抵抗R11を設け、電流検出抵抗R11に流れる電流を電圧として取り出し、コンパレータCOMP11は、取り出した電圧と電圧源で発生される所定の基準電圧ES11とを比較する。
コンパレータCOMP11による比較結果は、制御回路CONTに出力される。制御回路CONTは、コンパレータCOMP11からの信号が電流検出抵抗R11で発生された電圧が基準電圧ES11より大きい、即ち、DC−DCコンバータ12aの出力電流が出力制限電流値Isdより大きいことを示している場合には、図示しないスイッチング素子のオン期間を短くして出力電流を制限する。これにより、上述した力率改善回路11aで出力電流を制限する場合と同様の効果が得られる。
本発明の実施例2に係るAC−DCコンバータは、図1に示した実施例1に係るAC−DCコンバータの双方向DC−DCコンバータ13を、具体化したものである。図4は本発明の実施例2に係るAC−DCコンバータの構成を示すブロック図である。なお、実施例1に係るAC−DCコンバータと同一の構成要素には、実施例1のそれらと同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分、即ち双方向DC−DCコンバータ13についてのみ説明する。
双方向DC−DCコンバータ13の1次側は、スイッチング素子Q1及びスイッチング素子Q2を備えたハーフブリッジ型電流共振回路からなり、2次側は、スイッチング素子Q3及びスイッチング素子Q4を備えた同期整流型両波整流回路からなる。双方向DC−DCコンバータ13では、スイッチング素子Q1とスイッチング素子Q4とが同時に動作するとともに、スイッチング素子Q2とスイッチング素子Q3とが同時に動作して、それぞれデッドタイムを有して交互にオン・オフするように制御される。
トランスTの1次側には、第1入出力端子間に直列に接続されて出力コンデンサCoの両端電圧(出力電圧Vo)が印加される第1スイッチング素子Q1及び第2スイッチング素子Q2と、第1スイッチング素子Q1に並列に接続された電圧擬似共振用コンデンサCrvと、電圧擬似共振用コンデンサCrvの両端に接続された直列共振回路とが設けられている。直列共振回路は、トランスTの1次巻線Lpと共振リアクトルLrと電流共振コンデンサCriとが直列に接続されている。なお、共振リアクトルLrは、トランスTのリーケージインダクタンスを用いることが可能である。
また、トランスTの2次側には、トランスTの1次巻線Lpの電圧に対して逆相の電圧が発生するように巻回された第1の2次巻線Ls1及び第2の2次巻線Ls2が備えられる。第1の2次巻線Ls1と第2の2次巻線Ls2との接続点が第2入出力端子の一方の端子を形成し、第1の2次巻線Ls1からスイッチング素子Q3を介した信号線と第2の2次巻線Ls2からスイッチング素子Q4を介した信号線とが共通に接続されて第2入出力端子の他方の端子を形成している。第1スイッチング素子Q1〜第4スイッチング素子Q4のオン・オフは、図示しない制御回路により制御される。
このように構成される双方向DC−DCコンバータ13において、トランスTの1次側の直列共振回路には、LC共振電流が流れる。また、このLC共振電流には、トランスTの励磁電流も重畳される。第1スイッチング素子Q1〜第4スイッチング素子Q4の各々には、LC共振周波数の半周期の電流が流れる。従って、スイッチング時の電流は、ほぼゼロになり励磁電流だけとなる。励磁電流による励磁エネルギーは、トランスTに蓄えられて、各スイッチング素子がオフした後に、電圧擬似共振として、トランスTのインダクタンスと電圧擬似共振用コンデンサCrvによる電圧擬似共振波形となる。各スイッチング素子のオン時間は、LC共振の半周期に電圧擬似共振期間のデッドタイムを追加した一定周波数となる。
以上説明したように、本発明の実施例2に係るAC−DCコンバータによれば、ゼロ電流スイッチング及びゼロ電圧スイッチングが実現されるので、高い変換効率を得ることができる。
本発明の実施例3に係るAC−DCコンバータは、図1に示した実施例1に係るAC−DCコンバータの双方向DC−DCコンバータ13を、上述した実施例2とは異なる回路で具体化したものである。
図5は本発明の実施例3に係るAC−DCコンバータの構成を示す図である。実施例1に係るAC−DCコンバータと同一の構成要素には、実施例1のそれらと同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分、即ち、双方向DC−DCコンバータ13aについてのみ説明する。
双方向DC−DCコンバータ13aは、スイッチング素子Q1及びスイッチング素子Q2とリアクトルLとからなる昇降圧型チョッパ回路により構成されている。即ち、双方向DC−DCコンバータ13aの第1入出力端子間にスイッチング素子Q1とスイッチング素子Q2とが直列に接続され、スイッチング素子Q1の一方の端子はリアクトルLを介して第2入出力端子の一方の端子を構成し、スイッチング素子Q1の他方の端子は、第2入出力端子の他方の端子を構成している。
実施例3に係るAC−DCコンバータでは、AC100Vが入力される時に入力電流が15Aを越えない設定とするためには、力率改善回路11aの変換効率を95%とすると、力率改善回路11aの出力制限電流値Isを「Is=AC100V×15A×95%÷380V=3.75A」に設定するか、さらに、DC−DCコンバータ12aの変換効率を90%、DC−DCコンバータ12aの出力をDC24Vとすると、DC−DCコンバータ12aの出力制限電流値Isdを「Isd=AC100V×15A×95%×90%÷24V=53.4A」に設定する。
以上説明したように、本発明の実施例3に係るAC−DCコンバータによれば、出力制限電流値Isdを上記のように設定することにより、如何なる負荷が接続されようとも、入力電流を最大15Aに抑えることができる。また、負荷が大きなピーク電力を必要とした場合は、電気二重層コンデンサEDLCからエネルギーが供給されて、昇圧された出力電圧Voが負荷に供給される。従って、実施例1に係るAC−DCコンバータと同様の効果が得られる。
本発明の実施例4に係るAC−DCコンバータは、図1に示した実施例1に係るAC−DCコンバータの双方向DC−DCコンバータ13を、上述した実施例2及び実施例3とはさらに異なる回路で具体化したものである。
図6は本発明の実施例4に係るAC−DCコンバータの構成を示す図である。実施例1に係るAC−DCコンバータと同一の構成要素には、実施例1のそれらと同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分である双方向DC−DCコンバータ13bについてのみ説明する。即ち、片方向の昇圧型チョッパによる昇圧型DC−DCコンバータ13b1と充電用DC−DCコンバータ13b2との2つのDC−DCコンバータ13bを有する。
なお、充電用DC−DCコンバータ13b2の入力端子は、DC−DCコンバータ12の出力端子に接続されているが、充電用DC−DCコンバータ13b2の入力端子は、DC−DCコンバータ12aの入出力端子や力率改善回路11の入出力端子に接続するように構成することもできる。
昇圧型DC−DCコンバータ13b1は、トランス構造のリアクトルL1及びL2、スイッチング素子Q1、整流用ダイオードD1、出力コンデンサCs並びに逆流防止用ダイオードD2から構成されている。トランス型のリアクトルL1及びL2が用いられているのは、電気二重層コンデンサEDLCの電圧は一般に低い反面、双方向DC−DCコンバータ13bには比較的高い昇圧比が要求されるからである。従って、用途によっては、リアクトルL2を省略することもできる。
ダイオードD2は、電流の逆流を防止し、無負荷時に出力コンデンサCsの電圧を維持し、無負荷時においても昇圧型DC−DCコンバータ13b1が停止するのを防止する。昇圧型DC−DCコンバータ13b1を停止させないのは、昇圧型DC−DCコンバータ13b1が停止していると動作を開始するまで時間を要するので、これを防止するためである。従って、出力コンデンサCoの電圧が、出力コンデンサCsの電圧より低くなると自動的に電流がダイオードD2を通って流れ出し、負荷にエネルギーを供給する。
充電用DC−DCコンバータ13b2は、昇圧用DC−DCコンバータ13b1が負荷へピーク電力を送らない期間に、電気二重層コンデンサEDLCを充電するように制御される。
以上説明したように、本発明の実施例4に係るAC−DCコンバータによれば、実施例1に係るAC−DCコンバータと同様の効果が得られる。
なお、上述した実施例1〜実施例4に係るAC−DCコンバータにおいては、力率改善回路11aの出力電流、又は、DC−DCコンバータ12aの出力電流を、予め定められた値(出力制限電流値)に制限するように構成したが、出力電流の代わりに出力電力を制限するように構成することもできる。
本発明の実施例5に係るAC−DCコンバータは、DC−DCコンバータ12bにおいて、出力電圧検出回路で検出した出力電圧を、ピーク負荷時から所定時間だけ遅延させてフィードバック制御を行うことにより出力電圧を制御するようにしたものである。実施例5に係るAC−DCコンバータは、DC−DCコンバータ12bを有し、DC−DCコンバータ12bについてのみ説明する。
図7は本発明の実施例5に係るAC−DCコンバータで使用されるDC−DCコンバータ12bの詳細な構成を示す回路図である。このDC−DCコンバータ12bは、フライバック型のDC−DCコンバータであり、力率改善回路11の出力が電源Eとして用いられる。このDC−DCコンバータ12bの1次側においては、電源Eに並列に、トランスTの1次巻線Pとスイッチング素子Qとの直列回路が接続されている。制御回路CONTは、スイッチング素子Qのオン・オフを制御する。
DC−DCコンバータ12bの2次側においては、トランスTの2次巻線Sに並列に出力整流ダイオードDと出力平滑コンデンサCOとの直列回路が接続され、出力平滑コンデンサCOの両端から負荷RLに出力電圧Voが供給される。また、DC−DCコンバータ12bの2次側には、抵抗R1〜R4、コンデンサC1、オペアンプOP1及び基準電圧ES1を発生する電圧源からなる出力電圧検出回路CVが設けられている。
出力電圧検出回路CVは、出力平滑コンデンサCOの両端間に直列に接続された抵抗R3と抵抗R4を備え、抵抗R3と抵抗R4との接続点がオペアンプOP1の反転入力端子(−)に接続されている。オペアンプOP1の非反転入力端子(+)には、電圧源から基準電圧ES1が供給される。オペアンプOP1の反転入力端子(−)と出力端子との間には抵抗R2が接続され、この抵抗R2に並列に、抵抗R1とコンデンサC1の直列回路が接続されている。
オペアンプOP1の出力端子は、電流制限抵抗R5を介してフォトカプラPC1に接続されている。フォトカプラPC1は、オペアンプOP1の出力が低レベルになった場合、即ち、出力電圧Voが基準電圧ES1によって決定される所定電圧を超えたことが検出された場合に、その旨を1次側の制御回路CONTに伝達する。これにより、制御回路CONTは、スイッチング素子Qのオン期間を制御し、出力電圧Voを所定値に維持する。
以上のように構成されるDC−DCコンバータ12bにおいて、出力電圧検出回路CVで検出された出力電圧を、ピーク負荷時から所定時間だけ遅延させてトランスTの1次側にフィードバックする動作を説明する。出力電圧検出回路CVのオペアンプOP1のゲインAは、「A=Rf/Rs」である。ここで、Rsは、抵抗R3とR4の合成抵抗であり、Rfは、抵抗R1、コンデンサC1及び抵抗R2により決定される。そこで、オペアンプOP1の出力が、ピーク負荷時よりも所定時間だけ遅れるように、コンデンサC1と抵抗R1から成る回路の時定数を決定する。これにより、負荷に供給する電力がピークに達してもDC−DCコンバータ12bは直ちに応答せずに、その出力電圧は低下する。従って、電気二重層コンデンサEDLCから双方向DC−DCコンバータ13を介して、エネルギーを負荷に供給することができる。
以上説明したように、本発明の実施例5に係るAC−DCコンバータによれば、DC−DCコンバータ12b及び力率改善回路11aを、ピーク負荷に対応しない小さなコンバータで構成することができる。
本発明の実施例6に係るAC−DCコンバータは、力率改善回路11において、出力電圧検出回路で検出された出力電圧を、ピーク負荷時から所定時間だけ遅延させて1次側にフィードバックするようにしたものである。実施例6に係るAC−DCコンバータでは、図8に示すように、力率改善回路11bを有し、力率改善回路11bについてのみ説明する。
実施例6に係るAC−DCコンバータの力率改善回路11bは、図2に示した実施例1に係るAC−DCコンバータの力率改善回路11aからコンパレータCOMP3、基準電圧ES3の電圧源及び論理和回路ORが除去され、コンパレータCOMP2の出力が直接にフリップフロップFFのリセット端子Rに入力されるように構成されている。本発明の出力電圧検出回路は、抵抗R6、抵抗R7及びオペアンプOTA1から構成されている。
以上のように構成される力率改善回路11bにおいて、出力電圧検出回路で検出された出力電圧を、ピーク負荷時から所定時間だけ遅延させてトランスTの1次側にフィードバックする動作を説明する。
出力電圧検出回路のオペアンプOTA1としては、定電流出力型のコンダクティブアンプが用いられている(これは、CVとOVとを兼用するためであって、通常のオペアンプであってもよい)。コンダクティブアンプのゲインは、一般に、内部回路定数で決定される。従って、位相応答のみが外部の位相補償回路を構成する抵抗R4、コンデンサC2及びコンデンサC3で決定される。
即ち、オペアンプOTA1の流出電流と、位相補償回路を構成するCR回路の時定数によって応答時間を決定することが可能となる。従って、オペアンプOTA1の出力が、ピーク負荷時よりも所定時間だけ遅れるように、抵抗R4、コンデンサC2及びコンデンサC3からなる回路の時定数を決定する。これにより、負荷の消費電力がピークに達しても力率改善回路11bは直ちには応答せずに、その出力電圧は低下する。従って、電気二重層コンデンサEDLCから双方向DC−DCコンバータ13を介して、エネルギーを負荷に供給することができる。
以上説明したように、本発明の実施例6に係るAC−DCコンバータによれば、DC−DCコンバータ12bと力率改善回路11bを、ピーク負荷に対応しない小さなコンバータで構成することができる。
本発明の実施例7に係るAC−DCコンバータのDC−DCコンバータ12cは、図9に示すように、実施例5に係るAC−DCコンバータのDC−DCコンバータ12bの2次側に設けられた抵抗R3と抵抗R4との間に抵抗R6が追加され、出力電圧検出回路CVと電流制限抵抗R5との間にダイオードD51が追加されている。さらに、抵抗R7〜R8、コンデンサC2及びオペアンプOP2からなる高速応答出力電圧検出回路HCVが追加され、高速応答出力電圧検出回路HCVと電流制限抵抗R5との間にダイオードD52が追加されて構成されている。
高速応答出力電圧検出回路HCVにおいては、抵抗R3と抵抗R6の接続点がオペアンプOP2の反転入力端子(−)に接続されている。オペアンプOP2の非反転入力端子(+)には、基準電圧ES1が供給される。オペアンプOP2の反転入力端子(−)と出力端子との間には抵抗R8が接続され、抵抗R8に並列に抵抗R7とコンデンサC2の直列回路が接続されている。オペアンプOP2の出力端子は、ダイオードD52及び電流制限抵抗R5を介してフォトカプラPC1に接続されている。
上述した実施例7に係るAC−DCコンバータにおいては、DC−DCコンバータ12cの応答が遅くなったことにより負荷が急激に大きくなった場合は、電圧が低下する傾向にある。この電圧低下の場合は、双方向DC−DCコンバータ13からエネルギーが供給されるために問題はないが、負荷が急激に軽くなった場合は、出力電圧が著しく上昇することになる。高速応答出力電圧検出回路HCVは、この電圧上昇を防止するために、抵抗R6によって発生される出力電圧Voよりも僅かに(所定値だけ)大きな電圧に高速に応答する。
以上説明したように、本発明の実施例7に係るAC−DCコンバータによれば、負荷が急激に軽くなった場合に出力電圧が著しく上昇することを防止できる。
本実施例8に係るAC−DCコンバータでは、図10に示すように、力率改善回路11cを有し、力率改善回路11cについてのみ説明する。
力率改善回路11cは、実施例6に係るAC−DCコンバータの力率改善回路11bの出力電圧検出回路に設けられた抵抗R6と抵抗R7との間に抵抗R8が追加されるとともに、オペアンプOP1及び論理和回路ORが追加されて構成されている。抵抗R8及びオペアンプOP1は、本発明の高速応答出力電圧検出回路に対応する。
出力電圧検出回路においては、抵抗R8と抵抗R7の接続点がオペアンプOTA1の反転入力端子(−)に接続されている。高速応答出力電圧検出回路においては、オペアンプOP1の非反転入力端子(+)には抵抗R8と抵抗R6の接続点が接続され、反転入力端子(−)には基準電圧ES2が供給される。オペアンプOP1の出力は、論理和回路ORに送られる。論理和回路ORにはコンパレータCOMP2の出力が入力される。論理和回路ORの出力は、フリップフロップFFのリセット入力端子に供給される。
上記のように構成される実施例8に係るAC−DCコンバータにおいては、抵抗R6と抵抗R7との間に抵抗R8を設け、オペアンプOP1にて出力電圧Voutより僅かに(所定値だけ)高い電圧を検出し、フリップフロップFFをリセットする。オペアンプOP1の出力側には、位相補償回路が設けられておらず、高速な応答が可能になっている。
以上説明したように、本発明の実施例8に係るAC−DCコンバータによれば、応答が遅い出力電圧検出回路を有しながら、高速な応答が可能な高速応答出力電圧検出回路を新たに付加することによって、負荷の急変により発生するオーバーシュートを防止することができる。
本発明の実施例1に係るAC−DCコンバータの構成を示す図である。 本発明の実施例1に係るDC−DCコンバータで使用される力率改善回路の詳細な構成を示す回路図である。 本発明の実施例1に係るDC−DCコンバータで使用されるDC−DCコンバータの主要部分の構成を示す回路図である。 本発明の実施例2に係るAC−DCコンバータの構成を示す図である。 本発明の実施例3に係るAC−DCコンバータの構成を示す図である。 本発明の実施例4に係るAC−DCコンバータの構成を示す図である。 本発明の実施例5に係るDC−DCコンバータで使用されるDC−DCコンバータの詳細な構成を示す回路図である。 本発明の実施例6に係るDC−DCコンバータで使用される力率改善回路の詳細な構成を示す回路図である。 本発明の実施例7に係るDC−DCコンバータで使用されるDC−DCコンバータの詳細な構成を示す回路図である。 本発明の実施例8に係るDC−DCコンバータで使用される力率改善回路の詳細な構成を示す回路図である。 従来のAC−DCコンバータを説明するための図である。
符号の説明
AC 商用電源
DB 整流器
11a、11b、11c 力率改善回路
12、12a、12b、12c DC−DCコンバータ
13、13a、13b 双方向DC−DCコンバータ
Cin 入力コンデンサ
Co 出力コンデンサ
Cec 平滑コンデンサ
EDLC 電気二重層コンデンサ
+Tout、−Tout 出力端子

Claims (8)

  1. 交流電源から供給される交流を整流する整流器と、
    前記整流器の出力側に接続されて力率を改善する力率改善回路と、
    前記力率改善回路から出力される電圧を他の電圧に変換し、且つ、電力又は電流を予め定められた値に制限して出力するDC−DCコンバータと、
    エネルギーを蓄積するコンデンサと、
    一方の入出力端子が前記DC−DCコンバータの出力端子に接続され、他方の入出力端子が前記コンデンサに接続されて双方向に電力変換を行う双方向DC−DCコンバータと、
    を備えることを特徴とするAC−DCコンバータ。
  2. 交流電源から供給される交流を整流する整流器と、
    前記整流器の出力側に接続されて力率を改善し、且つ、電力又は電流を予め定められた値に制限して出力する力率改善回路と、
    前記力率改善回路から出力される電圧を他の電圧に変換するDC−DCコンバータと、
    エネルギーを蓄積するコンデンサと、
    一方の入出力端子が前記DC−DCコンバータの出力端子に接続され、他方の入出力端子が前記コンデンサに接続されて双方向に電力変換を行う双方向DC−DCコンバータと、
    を備えることを特徴とするAC−DCコンバータ。
  3. 前記DC−DCコンバータは、出力電圧を検出し、該検出結果をピーク負荷時から所定時間だけ遅延させてフィードバック制御を行うことにより出力電圧を制御する出力電圧検出回路を備えることを特徴とする請求項1記載のAC−DCコンバータ。
  4. 前記力率改善回路は、出力電圧を検出し、該検出結果をピーク負荷時から所定時間だけ遅延させてフィードバック制御を行うことにより出力電圧を制御する出力電圧検出回路を備えることを特徴とする請求項2記載のAC−DCコンバータ。
  5. 前記DC−DCコンバータは、前記出力電圧検出回路で検出される出力電圧よりも所定値だけ高い電圧を検出し、該検出結果に基づきフィードバック制御を行うことにより出力電圧を制御する高速応答出力電圧検出回路を備えることを特徴とする請求項3記載のAC−DCコンバータ。
  6. 前記力率改善回路は、前記出力電圧検出回路で検出される出力電圧よりも所定値だけ高い電圧を検出し、該検出結果に基づきフィードバック制御を行うことにより出力電圧を制御する高速応答出力電圧検出回路を備えることを特徴とする請求項4記載のAC−DCコンバータ。
  7. 前記出力電圧検出回路で検出される電圧値は最も低く、検出結果をピーク負荷時から所定時間だけ遅延させてフィードバック制御を行い、
    高速応答出力電圧検出回路で検出される電圧値は、前記出力電圧検出回路で検出される電圧値よりも高く、検出結果を前記出力電圧検出回路における遅れよりも早くフィードバック制御を行うことを特徴とする請求項5又は請求項6記載のAC−DCコンバータ。
  8. 前記DC−DCコンバータの出力に接続された蓄電器を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項記載のAC−DCコンバータ。
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