JP2009027168A - 非揮発性メモリのための高効率ホットキャリア注入プログラミングの方法及び構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 プログラミング効率を向上させた非揮発性メモリのためのプログラミングの方法及び構造を提供する。
【解決手段】 非揮発性メモリセル内の酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)は、ソースと、ドレインと、ソースとドレイン間のチャネル領域とを有し、これら全てがソース及びドレインの導電型と逆導電型の基板内に形成されている。MOSFETは、ドレイン電極を非揮発性メモリセルに供給される主電圧Vccの供給源に接続しかつ、ソースからドレインの方へ延在するチャネル領域の一部を反転させるようにソース及び基板へ選択された電圧を供給することによって、プログラミングされる。チャネル領域の反転部分は、ドレインに達する前にピンチオフ点で終わる。ソース−基板間のPN接合の逆バイアスを制御することによって、反転領域のピンチオフ点がソースの方へ引き戻され、それによってMOSFETのプログラミング効率を増大させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、高効率ホットキャリア注入(HCI)を用いて非揮発性メモリ(NVM)セルをプログラミングするための方法及び構造に関する。
図1に示すように、酸化膜半導体電界効果トランジスタ10(MOSFET)は、それぞれ不純物型が基板15の不純物型と逆であるソース13及びドレイン14(ソース電極13a、ドレイン電極14aにそれぞれ接続されている)を含む。ソース13及びドレイン14は、ケイ素基板15の上部の絶縁層12の上に形成された制御ゲート11の下にある基板15内のチャネル領域によって分離されている。制御ゲート11に電気的に接続されているゲート電極11aに印加される電圧がMOSFET10のしきい値電圧を超えるとき、ソース13とドレイン14の間でかつMOSFETデバイス10の制御ゲート11の下の絶縁体12の真下にある基板15内のチャネル領域が、ソース13とドレイン14間の電気的接続を行うように、ソース13及びドレイン14と同じ導電型に反転される。非揮発性メモリ(NVM)セルは、MOSFET10の制御ゲート11とチャネル領域間の蓄積材料12bに電荷を置くことによって情報を記憶する。図1には、電荷が絶縁体12の領域12bに蓄積されているものとして示されているが、当然のことながら、電荷は、領域12b内の導電性浮遊ゲート上または絶縁体12内のナノクリスタルに蓄積されることもできる。それゆえ、蓄積材料は、高濃度にドープされたポリシリコンなどの導電性材料、窒化膜などの電荷を捕獲する絶縁体や、ナノクリスタルであることができる。NVMセル内の蓄積材料12bに電荷を置くことによって、MOSFETデバイス10のしきい値電圧を変えることができる。NVMセルのしきい値電圧レベルを変えるように種々の量の電荷を蓄積材料12b内に置くことによって、情報の種々の値をNVMセル内に記憶させることができる。記憶される情報の値は蓄積される電荷の量に対応し、蓄積される電荷の量は、セルにおけるMOSFETデバイス10のしきい値電圧を決定することによって決定することができる。NVMセル内に蓄積される電荷は、NVMデバイスへの電源が切られたとしても情報が失われるものではない(非揮発性)。NVMセル内に記憶される情報は、NVMセルにおけるMOSFETデバイス10のしきい値電圧を決定しかつ読み出すことによって取り出すことができる。
NVMセルの蓄積材料12bに異なる量の電荷を置くことを「プログラミング」または「書き込み」と呼ぶ。その一方、NVMセルを消去するためには、蓄積された電荷が蓄積材料12bから取り除かれなければならない。NVMセルをプログラミングするために用いられる方法は、1.ホットキャリア注入(HCI)、2.ファウラー−ノードハイム(FN)トンネル効果、3.バンド間(Band-to-band)トンネル効果(非特許文献1を参照)の3つのメカニズムに基づいている。HCI及びFNトンネル効果は、2つの最もよく用いられるNVMデバイスのためのプログラミングメカニズムである。HCIは、NVMセルにおけるMOSFET10に関連する所望のしきい値電圧シフトを得るための最速のプログラミング方法であるが、大きなプログラミング電流を用いる。一方で、FNトンネル効果は、用いるプログラミング電流はわずかであるが、所望のしきい値電圧シフトを得るまでにより長いプログラミング時間を必要とする。
従来のHCIプログラミングは、NVMセルにおけるMOSFET10のドレイン電極14a及び制御ゲート電極11aに比較的高い電圧(通常動作中にメモリに印加される標準の供給電圧Vccより大きい)を印加する一方、基板15またはソース電極13aは接地される。そのようにして、ドレイン14に向かって延在するが届いてはいないソース13に隣接するチャネル領域に、反転領域17(すなわち、ソース13と同じ導電型の領域)が作られる。図1に示されるようなディプリーション領域16が、ソース13、反転領域17の下、ゲート電極11の真下であるが反転領域17が終わる点19(「ピンチオフ点」と呼ばれる)を越えないチャネル領域、ドレイン14の下に形成される。ピンチオフ点19とドレイン電極14の間のディプリーション領域16に高い横向きの電界が作られる。図1に概略的に示されるように、チャネル反転層17は、ソース13近傍でより幅広であり、ピンチオフ点19に近付くにつれて細くなる。電荷担体(キャリア)は、ピンチオフ点19を通過すると、ドレイン−ディプリーション領域(ピンチオフ点19とドレイン14の間のディプリーション領域16の一部分)の高い電界においてドレイン14に向かって強力に加速される。その結果、電荷担体は、Si/SiOの界面(すなわち、ケイ素基板15とSiO(絶縁体12)の間の界面)に達するような方向に点在する。印加された一定の制御ゲート11の電圧及び一定のドレイン14の電圧バイアスによって誘導される基板15の表面電位変化に起因して、SiO(絶縁体12)エネルギー障壁の形状はチャネル長さ(すなわち、反転領域17の長さ)に沿って変化する。その結果、ソース電極13近傍では、酸化膜フィールドがゲート11の方向に非常に強力にバイアスされるが、蓄積材料12b内への注入のための利用可能なホットキャリアがほとんどない。ピンチオフ点19とドレイン電極14間のディプリーション領域近傍であり余るほど豊富なホットキャリアが生じるが、ホットキャリアを収集するための酸化物12からディプリーション−ドレイン領域(すなわち、ピンチオフ点19とドレイン14の間の領域)のピンチオフ点19近傍の基板15(「酸化膜フィールド(oxide field)」と呼ばれる)への電界は非常に小さなものしかない。百万分の1以下のホットキャリアが酸化膜フィールドの方へ集められ、そのようにして蓄積材料12b内へ流れ込む。ソース13からの担体の注入により、ディプリーション−ドレイン領域で生じた数多くの2次的な担体はドレイン電極14内に流れ込み、その一部が基板15内へ流れ込む。プログラミング効率は、従って、非常に低い。NVMセルにおいてMOSFET10のドレイン電極14を流れる典型的なプログラミング電流は、1つのセル当たり数百マイクロアンペア程度であり、電流のごく一部だけが電荷蓄積材料12bに流れる。
従来の見識では、印加されるドレイン電圧は、HCIスキーム(非特許文献2を参照)を用いてNVMデバイスにおいてMOSFET10をプログラミングするために、電子が酸化膜フィールド内を移動する酸化物障壁電圧である3.1V以下であってはならない。この従来の考えでは、ドレイン14の電圧は3.2Vより高くなければならず、ドレイン電極14aは、通常3.5Vから6Vのより高い電圧源により供給されなければならないという条件が課される。MOSFETデバイスがより小さな形状寸法に縮小されると同時に、主電圧源Vccもそれに応じて縮小される。例えば、主電圧源は、ナノメータスケール世代における技術ノードに対して1Vの低さである。それゆえ、従来のHCIプログラミングスキームにおいては、NVMセルのドレイン電極14aにVccより高い電圧を供給するために電荷ポンピング回路が必要である。電荷ポンプ回路デザインによって、NVMセルにおいてMOSFET10のプログラミング中に一定のより高いドレイン14の電圧バイアスを維持しながら高電流負荷を支持することは、非常に難しくなっている。NVMセルのアレイの並列プログラミングの場合、高電流負荷に起因する高電圧源のドロップアウトによってプログラミングの均一性も悪くなってしまうことがある。主電圧源Vccとのこのプログラミング電圧バイアスの不適合(すなわち、プログラミング電圧はVccより高くなければならない)に因り、選択的なビットライン切替えのために、NVMアレイのビットラインにおいて高電圧レベルシフタを含む複雑な高電圧デコーダも必要である。
IEEE Std 1005-1998 and IEEE Std 641-1987
Kinam Kim and Gitae Jeong, ISSCC Tech. Dig, pp. 576-577, 200
プログラミング効率を向上させた非揮発性メモリのためのプログラミングの方法及び構造を提供する。
本発明に従って、プログラミング効率を向上させるために、即ち、小さなプログラミング電流でMOSFETデバイス10のより高いしきい値電圧シフトを達成するようにソース13とドレイン14間のより低いデバイス電流で制御ゲート11に向かって、そして蓄積材料12bの中へのより高い注入レートを与えるために、新たなHCIプログラミング方法が提供される。本発明に従って、デバイスドレイン電極の最高電流路は、電荷ポンピング回路の高電圧路から離れて主電圧源Vccへ向かうが、これは、外部電源からの電圧降下がより小さく、より多くの電流容量を有する。(NVMセルのカラムのドレイン電極に接続されている)NVMセルのアレイのビットラインに主電圧源Vccのみが印加されるので、選択的なビットライン切替えのために通常の論理回路を用いてNVMアレイを制御することができる。NVMセルにおけるMOSFET10の先行技術のプログラミングにおいて用いられる高電圧レベルシフタを有するより複雑な高電圧デコーダは、NVMアレイのビットラインを切り替えるために必要とされない。これにより、NVMセルのアレイにおけるビットラインデザインが単純化される。
プログラミング電流がより小さいことと、電流負荷を主電圧源Vccにシフトすることによって、1プログラミング周期でのプログラミングの均一性を向上させた、先行技術のものより多くのNVMセルに対する並列プログラミングが可能になる。その結果、開示されているプログラミング方法は、非揮発性メモリアレイデバイスにおいて非常に高速な並列プログラミング動作を可能にする。
本発明をより良い理解のため、そしてどのように本発明を実行に移すかを示すために、本発明の好適実施形態を示す添付の図面を参照されたい。
本発明は、NVMセル用のホットキャリア注入プログラミングを最適化するための方法及び構造を含む。ここで説明する本発明の実施形態は説明のみを目的とするものであり、本発明を限定するものではないことを当業者であれば容易に理解できるであろう。また、当業者であれば、本発明の他の実施形態を容易に示唆することができるであろう。
本発明の一態様では、図2に示すように、N型非揮発性メモリ(NVM)デバイス20は、P型基板25にN型のソース23及びドレイン24の両領域を有する。制御ゲート21が、基板25の上部に、絶縁体薄膜12に組み込まれる絶縁体薄膜22a、22c及び蓄積材料22bによって基板25から離間して設けられる。制御ゲート21に正電圧を印加すると、基板25の上面におけるソース23とドレイン24との間にN型チャネル領域が形成される。HCIプログラミングの間は、NVMセルにおけるMOSFET20のドレイン電極24が、主電源VCCと正にバイアスされる。N型NVMセルにおけるMOSFET20の制御ゲートは、ソース23に印加される電圧に対して正電圧振幅を有し、ある実施形態では約1マイクロ秒(μs)の持続期間を有する電圧パルスの提供を受ける。この持続期間は、1マイクロ秒未満を含む他の適当な時間でもよい。制御ゲート21に印加されたパルスの正電圧振幅は、NVMセルにおけるMOSFET20のしきい値電圧よりも大きく、N型NVMセルを駆動するに十分である。N型MOSFETの作用の定義により、電子がソース領域23からドレイン領域24へ流れるように、ドレイン24の電圧はソース23の電圧よりも高くある必要がある。プログラミングの最適化のためには、ソース−基板の接合部23bの両端に逆バイアスを形成すべく、ソースに印加される電圧バイアスVが基板に印加される電圧バイアスVsubよりもより正である必要がある。ソース23と基板25との間の逆バイアス電圧V−Vsubは、NVMセルにおけるMOSFET20の最大しきい値電圧シフトが、ゲート電極21aに印加されるのと同じ印加ゲート電圧パルスによって達成されるように、その振幅が調整される。ソース23及び基板25のための電圧バイアスの調整中は、プログラミング電流を小さくするために、基板25とドレイン24との電圧差Vcc−Vsubは、その上限をなだれ倍増接合破壊電圧(avalanche multiplication junction breakdown voltage)以下に定める必要がある。一般に、シリコンの場合は、破壊電圧は6.72ボルトである。したがって、電圧差の上限は6.72ボルトとなる。
本発明の他の態様では、図3(A)及び図3(B)に示すように、N型ロジックNVMセル300a及び300bのそれぞれは電極363aを有するN型ウェル363を備える。制御ゲート及びポリシリコン部分321b,321aは導電性浮遊ゲート321を含んでおり、それぞれが、N型ウェル制御ゲート363と重なる絶縁体320の部分320bによって制御ゲート363から分離されている、及び絶縁体320の部分320aによってN型MOSFETのチャンネルから分離されている。ドレイン電極340a及びN型ロジックNVMセルのドレイン340は、主電源Vccとバイアスされる。N型単一ゲートNVMセル300a及び300bの制御ゲート363は、NVMセルにおけるMOSFETを駆動するためのNVMセル300におけるMOSFETのしきい値電圧よりも大きいソース電圧に対して正電圧振幅を有する電圧パルスの提供を受ける。電圧パルスの持続期間は、ある実施形態では約1マイクロ秒(μs)の時間であるが、他の実施形態では、約1マイクロ秒より長くてもよいし短くてもよい。N型MOSFETの作用の定義により、電子がソース領域330からドレイン領域340へ流れるように、ドレイン340の電圧はソース330の電圧よりも高くある必要がある。プログラミングの最適化のためには、ソース−基板の接合部330bの両端に逆バイアスを形成すべく、ソース330に印加される電圧バイアスVが基板に印加される電圧バイアスVsubよりも正である必要がある。逆バイアス電圧V−Vsubは、NVMセル300a及び300bにおけるMOSFET20の最大しきい値電圧シフトが、同じ印加ゲート電圧パルス(すなわち、1印加ゲート電圧パルス)によって達成されるように、その振幅が調整される。ソース330と基板350に対する電圧バイアスの調整中は、プログラミング電流を小さくするために、基板350とドレイン340との電圧差Vcc−Vsubは、その上限をなだれ倍増接合破壊電圧以下に定める必要がある。シリコンの場合は、上限は約6.72ボルトである。
本発明の他の態様では、図4に示すように、P型MOSFET40は、ソース43及びドレイン44を形成する高伝導性P型半導体領域を有するN型半導体基板45上に設けられた、絶縁体層42a、42c及び電荷蓄積材料42bの上部に積層された制御ゲート41を備える。HCIプログラミング中、NVMセルにおけるP型MOSFET40のドレイン電極44aは主電源Vccとバイアスされる。NVMセルにおけるP型MOSFET40の制御ゲート41は、ソース43への電圧に対して、P型NVMセルを駆動するためのNVMにおけるP型MOSFET40のしきい値電圧(負のしきい値)よりも低い電圧振幅を有する電圧パルスが提供される。ある実施形態では、パルスは、約1マイクロ秒(μs)の持続期間を有する。他の実施形態では、パルスは、1マイクロ秒よりも長いまたは短い持続期間を有する。P型MOSFETの作用の定義により、正孔がソース23からドレイン24へ流れるように、ソース電圧はドレイン電圧よりも高くなくてはならない。プログラミングの最適化のためには、ソース43と基板45との間の接合部43bの両端に逆バイアスを形成すべく、基板に印加される電圧はソース43に印加される電圧よりも高くある必要がある。ソース43と基板45との間の接合部43bの両端の逆バイアス電圧Vsub−Vは、NVMセルにおけるP型MOSFET40の最大しきい値電圧シフトが、同一の印加されたゲート電圧パルスによって達成されるように調整される。基板45のための電圧バイアスの調整中、プログラミング電流を小さくするために、基板45とドレイン44との電圧差Vsub−Vccの上限を、接合部44bの両端のなだれ倍増接合破壊電圧以下に定める必要がある。シリコンの場合は、上限が定められた電圧は6.72ボルトである。
本発明のさらなる態様では、図5に示すように、NVMセルにおけるP型MOSFET500は、制御ゲートとして機能するN型ウェル563に接続されたN型ウェル電極563aを備える。ポリシリコン層521b及び521aは、導電性浮遊ゲート321として機能する。ポリシリコン層521b及び521aのそれぞれは、N型ウェル制御ゲート563を覆う絶縁体520の部分520b、並びに、ソース530及びドレイン540有するP型MOSFETのチャンネル領域を覆う絶縁体520の部分520aによって分離されている。NVMセルにおけるP型MOSFET500のドレイン電極540aは、主電源Vccとバイアスされる。プログラミング中は、NVMセルにおけるP型MOSFET500の制御ゲート563は、ソース530と比較して、P型ロジックNVMセルを駆動するのに必要なNVMにおけるP型MOSFET500のしきい値電圧(負のしきい値電圧)よりも低い電圧振幅を有する電圧パルスが供給される。ある実施形態では、パルスの持続期間は、約1マイクロ秒(μs)である。しかし、他の実施形態では、パルスの持続期間は、1マイクロ秒よりも長くても短くてもよい。また一方、N型ウェルゲート563とP型基板550との間の接合部563bへの順方向バイアスを防止するために、N型ウェル563に接続された電極563aに印加される制御ゲート電圧は正である必要がある。MOSFET500のようなP型MOSFETの作用の定義により、正孔がソース530からドレイン540へ流れるように、ソース530の電圧はドレイン540の電圧よりも高くなくてはならない。例えば、Vcc=3.3ボルト(ドレイン)の場合は、ゲート563は3ボルトで有り得、基板(すなわちN−ウェル562)は10ボルトで有り得る。また一方、この場合はソース530に高い電圧が印加されたが、主プログラミング電流は主チップ電圧源から低電圧降下でドレイン電極540aにロードされる。プログラミングの最適化のためには、ソース530とN型ウェル562間のPN接合を逆バイアスにすべく、電極562aを介して提供されMOSFET500のN型ウェル562に印加される電圧は、ソース530の電圧よりも高くする必要がある。ソース電極530aに対して及びN型ウェル562に電気的に接続された基板電極562aに対して低い電流負荷で、かつVccよりも高い電圧を印加するためには、電荷ポンプを使用することができる。
HCIプログラミングに対する主な電流負荷は、ドレイン電極540aからの電流負荷であることに留意されたい。プログラミング電流は、ソース530からディプリーション領域560の強力な電界へ電流(P型デバイスの場合は正孔)を注入することにより生じた衝撃イオン化電流の組み合わせである。P型デバイスの場合は、ドレイン540は正孔を受け取り、基板(すなわちN型ウェル562)は電子を受け取る。電荷保存の法則に従って、ドレイン電流は、基板電流及びソースから注入された電流よりも大きくなければならない。ソース530とN型基板(実際は、N型基板として作用するN型ウェル562)との間の逆バイアス電圧Vsub−Vは、ドレイン定電圧がソース電圧よりも低くなるように、NVMセルの最大しきい値電圧シフトが、同一(すなわち1つの)印加されたゲート電圧パルスによって達成されるように調整される。電圧バイアスの調整中は、プログラミング電流が小さくなるように、P型MOSFET500におけるN型基板(すなわち、ウェル562)とドレイン540aとの電圧差Vsub−Vは、その上限をなだれ倍増接合破壊電圧以下に定める必要がある。この電圧は6.72ボルトである。
P型基板550の電圧は、PN接合562b及び563bで逆バイアスするために、N型ウェル562及びゲート電極563に印加される電圧以下に保つ必要がある。
MOSFETは、その絶対電位に関わらず、その電極(ソース、ドレイン、基板及びゲート)に対して、同一の電界強度で同じ特性を示すので、HCLのP型NVMのドレインへのVCCの印加は、ドレインを主チップ電源の低電圧(すなわち、同一の高効率HCIプログラミングを得るための接地電圧)へ接続することにより同等に置き換えられる。図5に示した例の場合は、同等に、ソース530及び基板(N−ウェル562)に2.3ボルト及び6.7ボルトを印加する間、P型デバイスのドレイン電極540aは接地される。−0.3Vの振幅及び1マイクロ秒の持続期間を有する電圧パルスは、接続部563aを介して制御ゲート電極563に印加される。
また当然のことながら、本発明の異なる態様では、NVMセルにおけるMOSFETのドレイン電極に主電源Vccを供給するためのホットキャリア注入(HCI)プログラミング方法は、様々なNVM構造に適用することができる。
図2に示すようなN型NVMセルでは、NVMセルにおけるMOSFET20のドレイン電極24aは、主電源Vccに接続される。プログラム効率を最適化するために、ソース23と基板25間のPN接合23bが逆バイアスされる。図1に示したMOSFETと比較すると、この逆バイアスの効果は、反転領域27のピンチオフ点29をソース23の方に引き戻す(位置をずらす)ことである。このことにより、ドレイン24近傍のディプリーション領域26に、ピンチオフ点29とドレイン24との間のチャネル領域の上により大きい領域の及びより強い、制御ゲート21に向いた垂直電界を形成することができる。ドレイン24近傍のディプリーション領域26におけるより大きい領域の及びより強い垂直電界は、ドレイン24近傍のディプリーション領域26において衝撃イオン化から生じたより多くのホットエレクトロンをゲート21に向かって注入する。その結果、従来よりも高いプログラミング効率が得られる。観測された実施形態において同じしきい値電圧シフト量を達成するように、同じ印加パルス持続期間を有する従来のHCIスキームを用いて、必要とするプログラミング電流をNVMセルよりも数十ないし数百倍小さくすることにより、プログラミング効率が向上する。
一実施形態では、N型NVMセルは、0.18μmの二重ポリシリコンプロセス技術を用いて製造される。NVMセルのドレイン電極24aには、チップ主電源3.3Vが印加される。HCIプログラミング状態を最適化するために、7Vの振幅と1μsのパルス持続期間を有する電圧パルスが、制御ゲート21aに印加される。ソース23及び基板25に印加される電圧バイアスは、1つの電圧パルスが制御ゲート電極21aに印加される間に、最大しきい値電圧シフト(〜6V)に至るまで、PN接合23bの両端に逆バイアスを生成するために調節される。ソース電極23aに0.6Vを、基板電極25aに−3.3Vを印加すると、プログラミングが最適な状態になることが分かった。最大のプログラミング電流(ドレイン電流)は約0.5μAであり、これは、従来のHCIプログラミングで用いる数百ないし数十μAの範囲の電流よりもずっと小さい。ドレイン電極24と基板電極25aとの電圧差は6.6Vであったが、これはなだれ倍増接合破壊電圧6×Eg(シリコンの場合は〜6.72V。Eg=1.12Vは、シリコンの場合のバンドギャップエネルギー)よりも小さい。
他の実施形態では、N型NVMセルは、0.18μmの二重ポリシリコンプロセス技術を用いて製造される。NVMセルにおけるN型MOSFETのドレイン電極24aには、主電源に対して低い使用であるチップ主電源2.7Vが印加される。6.4Vの振幅と1μsのパルス持続期間を有する電圧パルスが、制御ゲート21aに印加される。ソース電極23aに0Vを、基板電極25aに−4Vを印加すると、6Vの最大しきい値電圧シフトが得られることが分かった。最大プログラミング電流(ドレイン電流)は約0.5μAであり、これは従来のHCIプログラミングを用いる数百ないし数十μAの範囲の電流よりずっと小さい。ドレイン24と基板25間のPN接合24bの両端の電圧は6.7Vであったが、これはなだれ倍増接合破壊電圧6×Eg(シリコンの場合は〜6.72V。Eg=1.12Vは、シリコンの場合のバンドギャップエネルギー)よりも小さい。
他の実施形態では、N型NVMセルは、0.18μmの二重ポリシリコンプロセス技術を用いて製造される。NVMセルのドレイン電極24aには、0.18μm技術ノードの場合の標準的な主電源であるチップ主電源1.8Vが印加される。5.4Vの振幅と1μsのパルス持続期間を有する電圧パルスが、制御ゲート21aに印加される。ソース電極23aに−1Vを、基板電極25aに−4.8Vを印加すると、6Vの最大しきい値電圧シフトが得られることが分かった。最大プログラミング電流(ドレイン電流)は約0.5μAであり、これは従来のHCIプログラミングを用いる数百ないし数十μAの範囲の電流よりずっと小さい。ドレイン24と基板25間のPN接合24bの両端の電圧は6.6Vであったが、これはなだれ倍増接合破壊電圧6×Eg(シリコンの場合は〜6.72V。Eg=1.12Vは、シリコンの場合のバンドギャップエネルギー)よりも小さい。
図3(A)及び図3(B)に示したロジックNVMセル用のN型MOSFET300a及び300bを参照して、NVMセルのドレイン電極340aは主電源Vccに接続されている。プログラム効率を最適化するために、ソース電極330aと基板(すなわち、P型ウェル361)電極351(図3(B))間のPN接合330bの両端に、逆バイアス電圧が印加される。この逆バイアスの効果は、反転領域27のピンチオフ点390をソース330の方に引き戻し(位置をずらし)、ドレイン340近傍のディプリーション領域360の浮遊ゲート321の部分321aに向いたより大きい領域の垂直電界及びより強い垂直電界を形成することである。ドレイン340近傍のディプリーション領域360におけるより大きい領域及びより強い垂直電界は、ドレイン340近傍のディプリーション領域360において衝撃イオン化から生じたより多くのホットエレクトロンを浮遊ゲート321の部分321aに向かって注入する。その結果、従来よりも高いプログラミング効率が得られる。
ある実施形態では、図3(A)に示すような標準ロジックプロセスの5V I/O N型MOSFETを使用するN型ロジックNVMセルは、0.5μmプロセス技術を用いて製造される。NVMセルにおけるN型MOSFETのドレイン電極340aには、主電源電圧5Vが印加される。図3(A)に示すように、基板350は、電極350aに0Vを印加することにより、ゼロVに強いられる。9Vの振幅と1.1msのパルス持続期間を有する電圧パルスが、ロジックNVMセルに印加される。2.5Vの最大しきい値電圧シフトを達成すべく、電圧バイアスのためのHCIプログラミング状態を最適化するために、ソース電極330aに2.2Vの電圧が印加される。ドレイン340と基板350間のPN接合340bの両端の電圧は5Vであったが、これはなだれ倍増接合破壊電圧6×Eg(シリコンの場合は〜6.72V。Eg=1.12Vは、シリコンの場合のバンドギャップエネルギー)よりも小さい。
他の実施形態では、図3(B)に示すような、標準的0.35ロジックプロセスの3.3V I/O N型MOSFETを使用するN型ロジックNVMセルが提供される。NVMセルにおけるN型MOSFET300bのドレイン電極340aには、主電源電圧3.3Vが印加される。ゲート電極364に印加される、7Vの振幅と3msのパルス持続期間を有する電圧パルスのためのHCIプログラミング状態を最適化するために、最大しきい値電圧シフトは、ソース330と基板(すなわちP型ウェル361)間のPN接合330bの両端の逆バイアス電圧を調節することにより達成される。ソース電極330aに0.5Vを印加し、基板(すなわち、P−ウェル361)電極351に−3.4Vを印加することにより、最大しきい値電圧シフト(〜3V)が得られることが分かった。ドレイン340と基板(すなわち、P−ウェル361)350間のPN接合340bの両端の電圧は6.7Vであったが、これはなだれ倍増接合破壊電圧6×Eg(シリコンの場合は〜6.72V。Eg=1.12Vは、シリコンの場合のバンドギャップエネルギー)よりも小さい。
NVMセルに使用するP型MOSFET40を図4に示す。MOSFET40では、NVMセルのドレイン電極44は、主電源VccまたはVssに接続される。プログラム効率を最適化するために、ソース電極43aと基板電極45a間のPN接合43bは逆バイアスされる。図1と比較すると、この逆バイアスの効果は、反転領域27のピンチオフ点49をソース43の方に引き戻し、ドレイン44近傍のディプリーション領域46において、制御ゲート21に向いたより大きい領域のより強い垂直電界を形成することである。ドレイン44近傍のディプリーション領域46におけるより大きい領域のより強い垂直電界は、ドレイン44近傍のディプリーション領域46において衝撃イオン化から生じたより多くのホットエレクトロンを浮遊ゲート321の部分321aに向かって注入する。その結果、従来よりも高いプログラミング効率が得られる。
NVMセルに使用するP型MOSFET500を図5に示す。図5の構造では、NVMセルのドレイン電極540aは、主電源VccまたはVssに接続される。プログラム効率を最適化するために、ソース電極530と基板(すなわち、N型ウェル562)は逆バイアスされる。この逆バイアスの効果は、反転領域27のピンチオフ点590をソース530の方に引き戻す(位置をずらす付近と、及び、ドレイン540近傍のディプリーション領域560において制御ゲート21に向いたより大きい領域の垂直電界及びより強い垂直電界を形成することである。ドレイン540近傍のディプリーション領域560でのより大きくより強い垂直電界によって、ドレイン540近傍のディプリーション領域560において衝撃イオン化から生じたより多くのホットエレクトロンが浮遊ゲート521の部分521aに向かって注入される。その結果、従来よりも高いプログラミング効率が得られる。
図6(A)は、高電圧レベルシフタ606を有する1つのビットラインのための典型的なビットラインデコーダ600を示し、図6(B)は高電圧レベルシフタを有さない典型的なビットラインデコーダを示す。図6(A)に示すように、高電圧レベルシフタ606は少なくとも4つのトランジスタ(2つの高電圧P型MOSFET608及び609と、2つのN型MOSFET610及び611)を必要とする。高電圧シフタ606に必要とされるトランジスタの数は、トランジスタが回路内でどのくらい高い電圧を経験できるかにより依存することができる。図6(B)のビットラインデコーダ600は単純であり、N型MOSFET602と直列に接続されたP型MOSFET601のみを使用している。入力端子603におけるビットライン選択信号が低い場合は、出力リード605における出力信号はVccとなる。本発明によれば、この出力信号はその後、ビットラインに接続されたNVMセルにおけるN型MOSFETのドレインに印加される。各NVMセルはその後、上述したように、制御ゲート、ソース電極及び基板に印加された適切な電圧によってプログラムされる。図6(A)に示すような高電圧レベルシフタ606を設けなければ、ビットラインピッチに比例して空間がタイトになるビットライン領域内のビットラインデコーダは著しく簡易化される。図6(A)及び図6(B)に示した回路の動作は、当業者には周知なので、ここではその詳細な説明は省略する。
図7及び図8は、N型 NOR NVMアレイであって高電圧レベルシフタ606を有するものと有さないものをそれぞれ示す。高電圧レベルシフタ702を配置するための領域は、本発明では完全に省略でき、所定サイズのNVMアレイのためのより小さなダイサイズが可能になることが明瞭に示されている。このことは、所定サイズのNVMアレイは、所定サイズのウエハを使用してより多くのチップを製造することができるので、製造するのに安上がりであることを意味する。
HCIプログラミングのためのNVMアレイのビットラインに主チップ電源を印加することの他の利点は、HCIプログラミングのためのNVMアレイのドレイン電極における最も高い電流パスが、高電圧源ノードから主電圧源ノードへ除外されることである。主チップ電圧源Vcc(Vss)は、外部の電源調整器から与えられる。通常は、オンチップの安定高電圧源は、電荷ポンピング回路と、安定バンドギャップ回路に対してバイアスされた調整回路とを必要とする。オンチップ電圧源への高電圧と高電流負荷を維持するためには、電流負荷に応答して放電するための十分な電荷を貯蔵するためにより大きなコンデンサを必要とする。したがって、高電圧源をより安定させ、電流負荷をより高くすれば、オンチップ高電圧源回路に要するチップの領域がより大きくなる。このことにより、チップサイズが、本発明により実現されるチップサイズと比べて増加する。したがって、チップコストが増加する。本発明は、メモリセルにおけるNVMメモリアレイのドレインに電圧を提供すべく、主チップ電圧源を使用することによって、このようなサイズ及びコストの増加を防止する。
HCIプログラミング中の放電プロセスは、一時的なプロセスであるので、不十分な容量の電圧源及び不十分な電流負荷は、プログラミングの均一性に影響を与え、ポンプ回路の故障にさえつながる。電荷ポンプ回路の回復時間は、より大きなコンデンサで電荷ポンピング回路について放電した後は、より長くさえあることに留意されたい。従来のHCIプログラミングにおけるこれらの高電圧及び電流についての問題は、本発明によって解決される。
本発明の他の利点は、最適化の方法によって、観測されるプログラミング電流を、従来のHCIプログラミングのプログラミング電流と比較して、最大50倍減少させられることである。低電流動作によって、この新しいHCIプログラミングは、1つのプログラミングショットでより多くのNVMセルを高い均一性でプログラミングすることが可能となる。1つのプログラミングショットは、NVMアレイ内の複数の並列NVMセルを覆うワードラインと関連するMOSFETの制御ゲートに接続されたワードラインに電圧パルスを印加する。その一方で、並列NVMセルは、記憶させる情報に従ってビットラインからのドレイン電圧バイアスをスイッチオンすることによってプログラムされる。本発明は、NVMアレイにおける、高速で均一な並列プログラミングを提供する。
要約すると、新しいHCIプログラミングのための方法及び構造が開示された。この新しい方法及び関連する構造は、高速並列プログラミングをもたらし、非揮発性メモリにおける回路を単純化する。
非揮発性メモリ(NVM)セル(N型またはP型)に対する従来のホットキャリア注入(HCI)を示す。ピンチオフ点19は、ホットキャリアが蓄積材料12bに向かって注入される唯一の場所である。 開示されたN型NVMのためのHCIプログラミングに対応する構造の概略図である。NVMセル内のN型MOSFETのドレイン電極24aには主電圧源Vccが供給される。 (A)及び(B)からなり、それぞれ(A)N型ウェルゲート電極363aを有するP型基板350に組み込まれたN型単一ゲートNVMセル、(B)電極351を通じて負の電圧を供給されることができる分離されたP型ウェル361に組み込まれたNVMセルのための、提唱されたHCIプログラミングに対応する構造の概略図である。(A)、(B)いずれにおいても、プログラミング中に、NVMセル内のN型MOSFETのドレイン電極340aには主電圧源Vccが供給される。 NVMセルにおけるP型MOSFET40のための提唱されたHCIプログラミングの概略図である。NVMセル内のP型MOSFETのドレイン電極44aには主電圧源Vccが供給される。 ゲート電極563aに接続されたN型ウェルゲート563を有するP型基板550に組み込まれたNVMセル内のP型単一ゲートMOSFETのための提唱されたHCIプログラミングの概略図である。NVMセル内のP型MOSFETのドレイン電極540aには主供給電圧Vccが供給される。 (A)及び(B)からなり、(A)はNVMセルのアレイにおいてビットラインへ高電圧を切り替えるための典型的な高電圧レベルシフタ606を有するビットラインスイッチ、(B)はNVMセルのアレイにおいてビットラインへ高電圧を切り替えるための通常のスイッチのための高電圧レベルシフタなしのビットラインスイッチである。図6(A)に示される高電圧スイッチのために、2つの高電圧トランジスタを含む少なくとも4つの追加のトランジスタが必要である。 NOR型NVMセルアレイのための、従来のHCIプログラミングスキームに用いられる図6(A)に示されるような複数の高電圧レベルシフタ606を含む高電圧シフタブロック702を含む高電圧デコーダ回路ブロック700を示す。 NOR型NVMセルアレイのための、本発明における、従来の論理デコーダを用いた高電圧シフタ回路のない単純化されたプログラミング回路を示す。
符号の説明
20、40、300a、300b、500 MOSFET
21、41、563 制御ゲート
22a、42a、42c、520 絶縁層
22b、42b 蓄積材料
23、43、530 ソース
24、44、540 ドレイン
25、45、550 基板
26、360 ディプリーション領域
29、390 ピンチオフ点

Claims (38)

  1. 非揮発性メモリセルにおいて酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)をプログラミングする方法であって、前記トランジスタが、ソースと、ドレインと、前記ソースと前記ドレイン間のチャネル領域とを有し、前記ソース、前記ドレイン及び前記チャネル領域が、前記ソース及び前記ドレインの導電型と逆導電型の基板内に形成されており、
    前記方法が、
    前記MOSFETのドレイン電極を、前記非揮発性メモリセルに供給される主電圧Vccの供給源または接地Vssのいずれかに接続するステップと、
    前記ドレインに達する前にピンチオフ点で反転領域が終わるように前記ソースから前記ドレインの方へ延在する前記チャネル領域の一部を反転させるステップと、
    ソース−基板間のPN接合を選択された逆バイアス電圧まで逆バイアスし、それによって前記反転領域の前記ピンチオフ点を前記ソースの方へ引き戻すことによって、前記MOSFETのプログラミング効率を最適化するステップとを含むことを特徴とする方法。
  2. 前記プログラミング効率を最適化するステップが、前記ピンチオフ点と前記ドレイン間の前記チャネル領域の上方により広い面積の垂直電界を、そして前記ドレイン近傍のディプリーション領域内の電荷蓄積領域に向かうより強い垂直電界を作り出すことを特徴とする請求項1の方法。
  3. 前記ピンチオフ点と前記ドレイン間の前記チャネル領域の上方のより広い面積の垂直電界及び前記ドレイン近傍のディプリーション領域内の浮遊ゲートに向かうより強い垂直電界が、前記ドレイン近傍の前記ディプリーション領域において衝撃イオン化から生じた電荷を前記MOSFET内の前記電荷蓄積領域に向けて注入し、高プログラミング効率をもたらすようにしたことを特徴とする請求項2の方法。
  4. 前記MOSFET内の前記電荷蓄積領域が、浮遊ゲートを含むことを特徴とする請求項3の方法。
  5. 前記MOSFET内の前記電荷蓄積領域が、シリコン窒化膜を含むことを特徴とする請求項3の方法。
  6. 前記MOSFET内の前記電荷蓄積領域が、ナノクリスタルを含むことを特徴とする請求項3の方法。
  7. 前記MOSFETが、N型MOSトランジスタであることを特徴とする請求項1の方法。
  8. 前記電荷が、電子であることを特徴とする請求項7の方法。
  9. 前記MOSFETが、P型MOSトランジスタであることを特徴とする請求項1の方法。
  10. 前記電荷が、正孔であることを特徴とする請求項7の方法。
  11. 非揮発性メモリセルにおいて酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)をプログラミングするための構造であって、前記トランジスタが、ソースと、ドレインと、前記ソースと前記ドレイン間のチャネル領域と、前記チャネル領域の上にあるが前記チャネル領域から絶縁体及び前記絶縁体内の電荷蓄積領域によって分離されている制御ゲートとを有し、前記ソース、前記ドレイン及び前記チャネル領域が、前記ソース及び前記ドレインの導電型と逆導電型の基板内に形成されており、
    前記構造が、
    前記MOSFETのドレイン電極を、前記非揮発性メモリセルに供給される主電圧Vccの供給源または接地Vssのいずれかに接続するための手段と、
    前記ソース、前記基板及び前記制御ゲートへ選択された電圧を供給し、それによって、前記ドレインに達する前にピンチオフ点で反転領域が終わるように前記ソースから前記ドレインの方へ延在する前記チャネル領域の一部を反転させるための手段と、
    ソース−基板間のPN接合を逆バイアスして前記反転領域の前記ピンチオフ点を前記ソースの方へ引き戻し、それによって前記MOSFETのプログラミング効率を最適化するための手段とを含むことを特徴とする構造。
  12. 前記ソース、前記基板及び前記制御ゲートへ選択された電圧を供給するための前記手段が、前記ピンチオフ点と前記ドレイン間の前記チャネル領域の上方により広い面積の垂直電界を、そして前記ドレイン近傍のディプリーション領域内の電荷蓄積領域に向かうより強い垂直電界を作り出すための手段を含むことを特徴とする請求項11の構造。
  13. 前記ソース、前記基板及び前記制御ゲートへ選択された電圧を供給するための前記手段が、前記ピンチオフ点と前記ドレイン間の前記チャネル領域の上方に比較的広い面積の垂直電界と、前記ドレイン近傍のディプリーション領域内の浮遊ゲートに向かう強い垂直電界とを形成し、それによって、前記ドレイン近傍の前記ディプリーション領域において衝撃イオン化から生じたより多くのホットエレクトロンを前記MOSFET内の前記電荷蓄積領域に向けて注入し、それによって比較的高プログラミング効率を生じさせるようにしたことを特徴とする請求項11の構造。
  14. 前記MOSFET内の前記電荷蓄積領域が、浮遊ゲートを含むことを特徴とする請求項11の構造。
  15. 前記MOSFET内の前記電荷蓄積領域が、シリコン窒化膜を含むことを特徴とする請求項11の構造。
  16. 前記MOSFET内の前記電荷蓄積領域が、ナノクリスタルを含むことを特徴とする請求項11の構造。
  17. 前記MOSFETがN型MOSトランジスタであることを特徴とする請求項11の構造。
  18. 前記MOSFETがP型MOSトランジスタであることを特徴とする請求項11の構造。
  19. 請求項11に記載の複数のトランジスタを含む非揮発性メモリアレイ。
  20. 前記メモリアレイへの供給電圧の供給源から前記メモリアレイ内の非揮発性メモリセルにおける前記トランジスタの前記ドレインへ電圧Vccまたは接地電圧を印加するための手段を含む請求項19の非揮発性メモリアレイ。
  21. 非揮発性メモリセルにおいて酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)をプログラミングする方法であって、前記トランジスタが、ソースと、ドレインと、前記ソースと前記ドレイン間のチャネル領域とを有し、前記トランジスタが、前記チャネル領域の上方の絶縁体上に形成された制御ゲートと、前記絶縁体内に形成された電荷蓄積領域とを更に有し、前記ソース、前記ドレイン及び前記チャネル領域が、前記ソース及び前記ドレインの導電型と逆導電型の基板内に形成されており、
    前記方法が、
    前記ドレイン電極に第1の電圧を印加するステップと、
    前記ソースから前記ドレインの方へ延在する反転領域を前記チャネル領域内に形成するように、前記第1の電圧より大きく、前記ドレインに達する前にピンチオフ点で前記反転領域が終わるように選択される第2の電圧を前記制御ゲートに印加するステップと、
    前記ソースに第3の電圧を、そして前記基板に第4の電圧を印加することによって、ソース−基板間のPN接合を選択された値まで逆バイアスするステップであって、前記第3の電圧が前記第1の電圧より小さくかつ前記第4の電圧より大きく、それによって、前記MOSFETのプログラミング効率を向上させるように前記第2の電圧と共に前記ピンチオフ点が前記ソースと前記ドレイン間のある点に位置するようにするような該ステップとを含み、
    前記第1の電圧と前記第4の電圧の差が、なだれ倍増接合破壊電圧以下に上限を定められていることを特徴とする方法。
  22. 前記第3の電圧及び前記第4の電圧が、前記制御ゲートに1電圧パルスが印加されるプログラミング中に前記トランジスタの最大しきい値電圧シフトが達成されるように、選択されることを特徴とする請求項21の方法。
  23. 前記1電圧パルスが、約1マイクロ秒の持続時間を有することを特徴とする請求項22の方法。
  24. ソース−基板間のPN接合を逆バイアスする前記ステップが、前記ドレイン近傍のディプリーション領域内の電荷蓄積領域の方を向いた垂直電界を前記ピンチオフ点と前記ドレイン間の前記チャネル領域の上方の領域に作り出すことによって、プログラミング効率を向上させることを特徴とする請求項21の方法。
  25. 前記ピンチオフ点と前記ドレイン間の前記チャネル領域の上方にありかつ前記電荷蓄積領域の方を向いた前記垂直電界が、前記ドレイン近傍の前記ディプリーション領域における衝撃イオン化から生じたホットエレクトロンを前記電荷蓄積領域に向けて注入し、従前のホットキャリア注入方法に比べて向上したプログラミング効率をもたらすようにしたことを特徴とする請求項24の方法。
  26. 前記MOSFET内の前記電荷蓄積領域が、浮遊ゲートを含むことを特徴とする請求項24の方法。
  27. 前記MOSFET内の前記電荷蓄積領域が、シリコン窒化膜を含むことを特徴とする請求項24の方法。
  28. 前記MOSFET内の前記電荷蓄積領域が、ナノクリスタルを含むことを特徴とする請求項24の方法。
  29. 非揮発性メモリセルにおいて酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)をプログラミングするための構造であって、前記トランジスタが、ソースと、ドレインと、前記ソースと前記ドレイン間のチャネル領域と、前記チャネル領域の上にあるが前記チャネル領域から絶縁体によって分離されている制御ゲートと、前記絶縁体内の電荷蓄積領域とを有し、前記ソース、前記ドレイン及び前記チャネル領域が、前記ソース及び前記ドレインの導電型と逆導電型の基板内に形成されており、
    前記構造が、
    前記MOSFETのドレイン電極に第1の電圧を供給するための手段と、
    前記制御ゲートに第2の電圧を、前記ソースに第3の電圧を、そして前記基板に第4の電圧を供給し、それによって、前記ドレインに達する前にピンチオフ点で前記チャネル領域の反転部分が終わるように前記ソースから前記ドレインの方へ延在する前記チャネル領域の一部を反転させるようにするための手段と、
    前記反転領域の前記ピンチオフ点を前記ソースの方へ引き戻し、それによって前記MOSFETのプログラミング効率を向上させるように、前記第3の電圧及び前記第4の電圧の値を制御することによって、ソース−基板間のPN接合の逆バイアスを制御するための手段とを含み、
    前記第4の電圧が、ドレイン−基板間のPN接合のなだれ破壊接合電圧以下の量だけ前記第1の電圧と異なることを特徴とする構造。
  30. 前記ソース、前記基板及び前記制御ゲートに選択された電圧を供給するための前記手段が、前記ピンチオフ点と前記ドレイン間の前記チャネル領域の上方に垂直電界を作り出し、前記垂直電界が、前記ドレイン近傍のディプリーション領域の上方の前記電荷蓄積領域の方に向いていることを特徴とする請求項29の構造。
  31. 前記ソース、前記基板及び前記制御ゲートに選択された電圧を供給するための前記手段が、前記ピンチオフ点と前記ドレイン間の前記チャネル領域の上方に垂直電界を形成し、前記垂直電界が、前記ドレイン近傍のディプリーション領域から 浮遊ゲートの方に向いており、それによって、前記ドレイン近傍の前記ディプリーション領域において衝撃イオン化から生じたホットエレクトロンを前記MOSFET内の前記電荷蓄積領域に向けて注入し、それによって高プログラミング効率を生じさせるようにしたことを特徴とする請求項29の構造。
  32. 前記MOSFET内の前記電荷蓄積領域が、浮遊ゲートを含むことを特徴とする請求項29の構造。
  33. 前記MOSFET内の前記電荷蓄積領域が、シリコン窒化膜を含むことを特徴とする請求項29の構造。
  34. 前記MOSFET内の前記電荷蓄積領域が、ナノクリスタルを含むことを特徴とする請求項29の構造。
  35. 前記MOSFETがN型MOSトランジスタであることを特徴とする請求項29の構造。
  36. 前記MOSFETがP型MOSトランジスタであることを特徴とする請求項29の構造。
  37. 請求項29の複数のトランジスタを含む非揮発性メモリアレイ。
  38. 前記メモリアレイへの供給電圧の供給源から前記メモリアレイ内の非揮発性メモリセルにおける前記トランジスタの前記ドレインへ電圧Vccまたは接地電圧Vssを印加するための手段を含む請求項37の非揮発性メモリアレイ。
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