JP2009025744A - 静電荷像現像用トナー、並びに、これを用いた静電荷像現像用現像剤、静電荷像現像用現像剤カートリッジ、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ - Google Patents
静電荷像現像用トナー、並びに、これを用いた静電荷像現像用現像剤、静電荷像現像用現像剤カートリッジ、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】少なくとも、結晶性樹脂を含有するトナー粒子と、外添剤と、を含み、前記外添剤は、オイルで表面処理された酸化ケイ素粒子を含み、前記酸化ケイ素粒子の遊離オイル量は、3%未満であることを特徴とする静電荷像現像用トナー。
【選択図】なし
Description
感光体上の残留トナー等を除去するクリーニング手段としては、ファーブラシ、磁気ブラシ等を使用する方法や材質が弾性体であるクリーニングブレードを使用する方法等各種の方法が使用されているが、材質が弾性体であるクリーニングブレードを使用して像保持体を摺擦してトナーを掻き落とす手段(以下、「ブレードクリーニング手段」と称することがある。)が安価で且つ性能安定性が高いことより一般的に使用されている。
また特開平2−89064号公報においては、疎水性硬質微粉末をトナーに外添し、硬質微粉末の研磨効果により感光体を削り、トナーフィルミングを防止している。
また可塑剤を用いることによっても、定着温度を下げることができることが知られている。
また、画像支持体(感光体)として、摩耗や耐熱性に優れた(高硬度化)シロキサン樹脂で被覆されたものを使用すれば、摩耗による劣化を防ぎ寿命が延びることが確認されている。
請求項1に係る発明は、
少なくとも、結晶性樹脂を含有するトナー粒子と、外添剤と、を含み、
前記外添剤は、オイルで表面処理された酸化ケイ素粒子を含み、
前記酸化ケイ素粒子の遊離オイル量は、3%未満であることを特徴とする静電荷像現像用トナーである。
前記酸化ケイ素粒子は、シリコーンオイルで表面処理されたものであることを特徴とする請求項1に記載の静電荷像現像用トナーである。
前記シリコーンオイルが、末端を変性したシリコーンオイルであることを特徴とする請求項2に記載の静電荷像現像用トナーである。
前記結晶性樹脂の融解温度が、50℃以上100℃以下であることを特徴とする請求項1乃至3に記載の静電荷像現像用トナーである。
研磨剤をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至4に記載の静電荷像現像用トナーである。
請求項1乃至5のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナーを少なくとも含む静電荷像現像用現像剤である。
画像形成装置に脱着可能であり、少なくとも、前記画像形成装置内に設けられた現像手段に供給するための現像剤を収納し、
前記現像剤は、請求項6に記載の静電荷像現像用現像剤であることを特徴とする静電荷像現像用現像剤カートリッジである。
静電潜像保持体と、
静電潜像保持体の表面を帯電させる帯電手段と、
前記静電潜像保持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、
前記静電潜像を現像剤により現像しトナー像を形成する現像手段と、
前記静電潜像保持体の表面に形成された前記トナー像を被転写体表面に転写する転写手段と、
前記被転写体に転写された前記トナー像を定着する定着手段と、
前記静電潜像保持体表面の残留トナーを除去するクリーニング手段と、を含み、
前記現像剤は、請求項6に記載の静電荷像現像用現像剤であることを特徴とする画像形成装置である。
前記クリーニング手段で回収された前記残留トナーを前記現像手段に戻すトナー回収手段をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置である。
請求項6に記載の静電荷像現像用現像剤を収納すると共に、静電潜像保持体表面上に形成された静電潜像を前記静電荷像現像用現像剤により現像してトナー像を形成する現像手段と、
静電潜像保持体、前記静電潜像保持体を帯電する帯電手段、及び前記静電潜像保持体表面上に残存したトナーを除去するためのクリーニング手段からなる群より選ばれる少なくとも一種と、を備え、
画像形成装置に脱着可能であることを特徴とするプロセスカートリッジである。
本実施の形態の静電荷像現像用トナー(以下、単に「トナー」と略す場合がある)は、少なくとも結晶性樹脂を含有するトナー粒子と外添剤とを含み、外添剤がオイルで表面処理された酸化ケイ素粒子(以下、「オイル処理シリカ」と称する場合がある)を含み、前記酸化ケイ素粒子の遊離オイル量は3%未満であることを特徴とする。
また「遊離オイル」とは、オイル処理シリカに含まれるオイルのうち、酸化ケイ素粒子表面に固着していないオイルのことをいう。
その理由は定かではないが、遊離オイルが過剰に存在すると、粒子(トナー粒子、外添剤粒子等)と遊離オイルとの相互作用が強いため、遊離オイルがつなぎとなって粒子を引き寄せ凝集を起こすことが考えられる。また、粒子が凝集すると流動性が悪化し、例えばクリーニング手段のクリーニング部(例えば、クリーニングブレードと感光体との接触部)付近における粒子の滞留及び固着が起こることが考えられる。そこで、遊離オイル量を上記所定の範囲とすることにより、粒子の凝集を抑制し、前記滞留及び固着を抑制することができるからであると推測される。
しかし本実施の形態においては、遊離オイル量が上記所定の範囲内であるため、上記の現象を起こりにくくすることができ、長期安定なクリーニング特性を示すのであると推測される。
また固着された粒子は、粒子が凝集していることに加えて、粒子自体の特性が劣化していることが多い。特に前述のようなトナー硬度の低いトナー粒子は、クリーニング部付近において滞留した場合、圧力を受けて変形する(つぶれる)ことにより特性が劣化する場合がある。このように特性が劣化した粒子が、回収されて再利用されると、画像形成に悪影響を及ぼす可能性がある。
しかし本実施の形態においては、遊離オイル量が上記所定の範囲内であるため、上記の現象を起こりにくくすることができ、長期にわたって安定で良好な画像形成を行うことができると推測される。
しかし本実施の形態においては、遊離オイル量が上記所定の範囲内であるため、上記の現象を起こりにくくすることができ、長期安定なクリーニング特性を示すのであると推測される。
本実施の形態のトナーに含まれるトナー粒子は、結着樹脂及び色材を含み、必要に応じてその他に離型剤などの添加剤を含むことができる。
結着樹脂は、少なくとも結晶性樹脂を含有する。
ここで「結晶性樹脂」とは、JIS K7121−1987における示差走査熱量測定(DSC)において、階段状の吸熱量変化(すなわちDSC曲線がそれまでのベースラインから離れ、新しいベースラインに移行する変化)を示すものではなく、明確な吸熱ピークを示す(DSC曲線がそれまでのベースラインから離れ吸熱ピークを有し、再度ベースラインに戻る)ものを指す。
具体的には、例えば、昇温速度10℃/minで測定したDSC曲線の吸熱ピークの半値幅が、6℃以内であることを意味する。一方、半値幅が6℃を超える樹脂や、明確な吸熱ピークが認められない樹脂は、非結晶性樹脂を意味するが、本実施の形態において用いられる非結晶性樹脂としては、明確な吸熱ピークが認められない樹脂を用いることが望ましい。
結晶性樹脂の含有量が30質量%より高い場合は、良好な定着特性は得られるものの、定着画像中の相分離構造が不均一となり、定着画像の強度(特に引っかき強度)が低下し、傷がつきやすくなるといった問題を呈することがある。
一方、結晶性樹脂の含有量が5質量%未満の場合は、結晶性樹脂由来のシャープメルト性が得られず、加熱しても純粋な非結晶性樹脂のように可塑化するのみであるため、良好な低温定着性を確保しつつ、耐トナーブロッキング性、画像保存性を保つことができない場合がある。
結晶性樹脂の数平均分子量(Mn)は、2000以上10000以下であることが望ましく、3000以上8000以下であることがより望ましい。
結晶性樹脂の分子量分布(Mw/Mn)は、1.5以上100以下であることが望ましく、2以上20以下であることがより望ましい。
結晶性ポリエステル樹脂は、市販品を使用してもよいし、適宜合成したものを使用してもよい。
結晶性ポリエステル樹脂は、一般的に、多価カルボン酸成分と多価アルコール成分とを用いて合成される。
一方、結晶性ビニル系樹脂としては、(メタ)アクリル酸アミル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸ヘプチル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アクリル酸ノニル、(メタ)アクリル酸デシル、(メタ)アクリル酸ウンデシル、(メタ)アクリル酸トリデシル、(メタ)アクリル酸ミリスチル、(メタ)アクリル酸セチル、(メタ)アクリル酸ステアリル、(メタ)アクリル酸オレイル、(メタ)アクリル酸ベヘニル等の長鎖アルキル、アルケニルの(メタ)アクリル酸エステルを用いたビニル系樹脂が挙げられる。なお、本明細書において、「(メタ)アクリル」なる記述は、「アクリル」及び「メタクリル」のいずれをも含むことを意味するものである。
結着樹脂は、非結晶性樹脂を含むことができる。
非結晶樹脂としては、公知の樹脂材料を用いることができるが、非結晶性ポリエステル樹脂が特に望ましい。非結晶性ポリエステル樹脂は、上述した結晶性ポリエステル樹脂と同様に、主として、例えば、多価カルボン酸類と多価アルコール類との縮重合により得ることができる。
これら多価カルボン酸の中、芳香族カルボン酸を使用することが望ましい。また良好なる定着性を確保する目的で架橋構造あるいは分岐構造をとるために、ジカルボン酸とともに3価以上のカルボン酸(トリメリット酸やその酸無水物等)を併用することが望ましい。
酸価は、上述した方法のほか、原料の多価カルボン酸と多価アルコールの配合比と反応率により、ポリエステルの末端のカルボキシル基を制御することによって調整することができる。また、多価カルボン酸成分として無水トリメリット酸を使用することにより、ポリエステルの主鎖中にカルボキシル基を有するものを得ることによっても、酸価の制御をすることができる。
スチレンアクリル系樹脂を構成する単量体としては、例えば、スチレン、パラクロロスチレン、α−メチルスチレン等のスチレン類;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸2−エチルヘキシル等のビニル基を有するエステル類;アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のビニルニトリル類;ビニルメチルエーテル、ビニルイソブチルエーテル等のビニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、ビニルイソプロペニルケトン等のビニルケトン類;エチレン、プロピレン、ブタジエンなどのオレフィン類;などが挙げられる。
スチレンアクリル系樹脂としては、上記単量体の重合体のほか、上記単量体を2種以上組み合せて得られる共重合体、又はこれらの混合物を挙げることができる。またスチレンアクリル系樹脂としては、前記ビニル系樹脂とその他の樹脂(例えば、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、セルロース樹脂、ポリエーテル樹脂等、非ビニル縮合系樹脂等)との混合物や、前記ビニル系樹脂の単量体と前記その他の樹脂の単量体との共存下で重合する際に得られるグラフト重合体等も使用できる。
上記結晶性樹脂及び非結晶性樹脂を用いた樹脂粒子分散液は、例えば、樹脂の酸化を調整することや、イオン性界面活性剤などを用いて乳化分散することにより、調整することができる。
体積平均粒径が上記範囲内であると、得られるトナーの粒度分布が狭く、また遊離粒子を生じないため、トナーの性能や信頼性向上の点から好ましい。
樹脂粒子の体積平均粒子径は、例えば、レーザー回析式粒度分布測定装置(LA−700堀場製作所製)で測定することができる。
固形分量が5質量部を下回ると樹脂微粒子分散液の粘度が下がってしまい粒子の安定性が悪化したり、輸送の際のコスト的にも望ましくないことある。一方、固形分量が40質量部を超えると、粘度が過度に上昇してしまい攪拌の均一性が失われ重合が上手く進まない場合があって不都合であることがある。
黒顔料としてはカーボンブラック、磁性粉等が使用できる。
また、これらを混合し、更には固溶体の状態で使用できる。
これらの着色剤を用いた着色剤粒子分散液は、公知の方法で調整されるが、着色剤粒子の分散には、例えば、回転せん断型ホモジナイザーやボールミル、サンドミル、アトライター等のメディア式分散機、高圧対向衝突式の分散機等が望ましく用いられる。
また、極性を有するイオン性界面活性剤を用い、既述したようなホモジナイザーを用いて水系溶媒中に分散し、着色剤粒子分散液を作製することができる。
トナー粒子は、必要に応じて離型剤を含んでもよい。
離型剤としては、JIS K7121−1987に準拠して測定された主体極大ピーク(融解温度)が、50℃以上140℃以下の範囲内にある物質が望ましい。主体極大ピークが50℃未満であると、定着時にオフセットを生じやすくなる場合がある。また、主体極大ピークが140℃を超えると、定着温度が高くなり、画像表面の平滑性が不充分なため光沢性を損なう場合がある。
離型剤の含有量が結着樹脂100質量部に対して3質量部未満であると、離型剤添加の効果がなく、高温でのホットオフセットを引き起こす場合がある。一方、結着樹脂100質量部に対して20質量部を超えると、帯電性に悪影響を及ぼす他、トナーの機械的強度が低下する為、現像機内でのストレスで破壊されやすくなり、キャリア汚染などを引き起こしたり、離型剤の冷却時の体積収縮が結着樹脂に比較して大きいために前述の解像度を低下させる場合がある。
また、離型剤粒子分散液は、例えば、イオン性界面活性剤や高分子酸や高分子塩基などの高分子電解質とともに、上記離型剤を水中に分散し、融解温度以上に加熱するとともに、強い剪断をかけられるホモジナイザーや圧力吐出型分散機により粒子化することにより調整することにより、例えば、粒子径が1μm以下の離型剤粒子を含む離型剤分散液を作製することができる。
トナー粒子は、離型剤以外にも、目的に応じて選択したその他の添加剤を含んでもよい。
具体的には、例えば、無機粒子、帯電制御剤等の公知の各種添加剤等を挙げることができる。
無機粒子としては、発色性を損なわないという観点から、屈折率が結着樹脂よりも小さいシリカ粒子が望ましく用いられる。
トナー粒子の体積平均粒子径は、14μm以下であることが望ましく、より望ましくは5μm以上12μm以下であり、さらに望ましくは6μm以上10μm以下である。この体積平均粒子径が14μmを超えると、良好な帯電性(電荷量や電荷分布)を得ることが難しく、また適切な帯電性を長期にわたって維持し得ることが難しくなり、微細なドットの再現性、階調性、粒状性の改善効果が乏しくなる傾向にある。一方、体積平均粒子径が5μm未満では、トナーの流動性が悪化することがあり、キャリアから十分な帯電能を付与されにくくなって、背景部へのカブリが生じたり、濃度再現性が低下しやすくなることがある。
―オイルで表面処理された酸化ケイ素粒子―
本実施の形態のトナーは、外添剤として、オイルで表面処理された酸化ケイ素粒子(以下、「オイル処理シリカ」と称する場合がある)を含む。
トナーがオイル処理シリカを含むことにより、トナーの帯電性を維持することができる。
遊離オイル量が3%未満であることにより、上述したとおり、長期安定なクリーニング特性を示す。
その理由は定かではないが、処理される基材が酸化ケイ素の場合シリコーンオイルとのなじみが良く均一処理がされていると考えられる。このことにより従来高温高湿下で低帯電であった酸化ケイ素の帯電量を上げる効果が出ていると推測される。
シリコーンオイルの末端を変性(変性基を導入)することにより、帯電量を制御できることが可能である。特にアミノ基などは正帯電性を示し帯電量を上げる事が可能となる。特に酸化ケイ素は高温高湿下では帯電が低下する傾向にあるためアミノ基を変性させる事によりこの問題を解消できるという利点がある。
酸化ケイ素粒子表面にオイルが固着しやすく遊離オイル量を所定の範囲とすることが容易であるという観点からは、スプレードライ法を用いて処理することが望ましい。
また、上記他の表面処理剤を用いる場合は、表面処理に用いる表面処理剤の量は、表面処理前の酸化ケイ素粒子100質量部に対し、1質量部以上10質量部以下が望ましく、3質量部以上8質量部以下がより望ましい。
本実施の形態のトナーは、必要に応じて、その他の外添剤を含んでもよい。
具体的には例えば、無機粒子や有機粒子等が挙げられる。
本実施の形態のトナーは、研磨剤をさらに含むことができる。
トナーが研磨剤を含むことにより、クリーニング効果を向上させることができる。
また、本実施の形態においては、遊離オイル量が3%未満であるため、上述したように、研磨剤粒子の凝集が抑制され、長期間にわたり安定で高いクリーニング効果を期待することができる。
―トナー粒子の製造方法―
トナー粒子の製造方法としては、凝集合一法、懸濁重合法、溶解懸濁造粒法、溶解懸濁法、溶解乳化凝集合一法などの、酸性やアルカリ性の水系媒体中でトナー粒子を生成する湿式製法で製造されることが好適であるが、特に凝集合一法が望ましい。
第1の凝集工程においては、まず、樹脂微粒子分散液と、着色剤粒子分散液と、離型剤粒子分散液とを準備する。
次に、融合・合一工程において、第2の凝集工程を経て得られたコア/シェル凝集粒子を、溶液中にて、このコア/シェル凝集粒子中に含まれる第1又は第2の樹脂粒子のガラス転移温度(樹脂の種類が2種類以上の場合は最も高いガラス転移温度を有する樹脂のガラス転移温度)以上に加熱し、融合・合一することによりトナー粒子を得る。
外添剤及び研磨剤は、トナー粒子と混合することで外添される。混合は、例えば、V型ブレンダーやヘンシェルミキサーやレディゲミキサー等の公知の混合機によって行うことができる。また、この際必要に応じて種々の添加剤を添加しても良い。これらの添加剤としては、他の流動化剤やポリスチレン粒子、ポリメチルメタクリレート粒子、ポリフッ化ビニリデン粒子等のクリーニング助剤もしくは転写助剤等があげられる。
オイル処理シリカと他の外添剤及び研磨剤を併用する場合には、他の外添剤及び研磨剤によってオイル処理シリカ表面が隠蔽されることを抑制するため、先ずトナー粒子と他の外添剤及び研磨剤とを混合してこれらをトナー粒子表面に外添させた後、この混合時よりも弱いシア(剪断力)を加えてオイル処理シリカを添加することがより望ましい。また、混合後に篩分プロセスを通してもよい。
本実施の形態における静電荷像現像用現像剤(以下、現像剤と略す場合がある)は、少なくともトナーを含み、必要に応じてキャリアを含むこともできる。トナーは、本発明の静電荷現像用トナーである。以下、本実施の形態における現像剤について説明する。
キャリアとしては、特に制限はなく、公知のキャリアを用いることができる。キャリアとしては例えば、例えば酸化鉄、ニッケル、コバルト等の磁性金属、フェライト、マグネタイト等の磁性酸化物や、これらキャリア芯材表面にキャリア被覆樹脂を被覆した樹脂被覆層を有する樹脂被覆キャリアを挙げることができる。またキャリアは、マトリックス樹脂に導電材料などが分散された樹脂分散型キャリアであってもよい。
(キャリア芯材)
キャリア芯材(以下、単に「芯材」と略す場合がある)は、その体積電気抵抗が「1×107.5Ω・cm」以上「1×109.5Ω・cm」以下であることが望ましい。この体積電気抵抗が「1×107.5Ω・cm」未満であると、繰り返し複写によって、現像剤中のトナー濃度が減少した際に、キャリアへ電荷が注入し、キャリア自体が現像されてしまう虞がある。一方、体積電気抵抗が「1×109.5Ω・cm」より大きくなると、際立ったエッジ効果や擬似輪郭等の画質に悪影響を及ぼす虞がある。
キャリア被覆樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリビニルアセテート、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニル、ポリビニルエーテル、ポリビニルケトン、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、スチレン−アクリル酸共重合体、オルガノシロキサン結合からなるストレートシリコーン樹脂又はその変性品、フッ素樹脂、ポリエステル、ポリカーボネート、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等を例示することができるが、これらに限定されるものではない。
被覆膜に樹脂粒子が分散されている場合、その厚み方向及びキャリア表面の接線方向に、均一に分散しているため、キャリアを長期間使用して被覆膜が摩耗したとしても、常に未使用時と同様な表面形成を保持でき、トナーに対し、良好な帯電付与能力を長期間にわたって、維持することができる。
また、被覆膜に導電性粒子が分散されている場合、その厚み方向及びキャリア表面の接線方向に、導電性粒子が均一に分散しているため該キャリアを長期間使用して該被覆膜が摩耗したとしても、常に未使用時と同様な表面形成を保持でき、キャリア劣化を長期間防止することができる。
なお、被覆膜に樹脂粒子と導電性粒子とが分散されている場合、上述の効果を同時に奏する事ができる。
芯材表面に被覆膜を形成する方法としては、被覆樹脂を含む被覆膜形成用液に芯材を浸漬する浸漬法、被覆膜形成用液を芯材の表面に噴霧するスプレー法、芯材を流動エアーにより浮遊させた状態で被覆膜形成用液と混合し、溶剤を除去するニーダーコーター法等が挙げられる。これらの中でも、ニーダーコーター法が望ましい。
マトリックス樹脂としては、キャリア被覆樹脂と同様のものを用いることができる。
導電材料としては、金属(例えば、金、銀、銅等)やカーボンブラック、酸化チタン、酸化亜鉛、硫化バリウム、ホウ酸アルミニウム、チタン酸カリウム、酸化スズ、カーボンブラック等を例示することができるが、これらに限定されるのもではない。
キャリアの体積平均粒子径は、例えば、15μm以上50μm以下が望ましく、更に望ましくは25μm以上40μm以下である。キャリアの体積平均粒子径が15μmより小さいと、キャリア汚染がおこる可能性がある。またキャリアの体積平均粒子径が50μmより大きいと、攪拌によるトナー劣化が顕著となる可能性がある。
キャリアを含んだ現像剤における、トナーとキャリアの混合比(質量比)としては、トナー:キャリア=1:100乃至30:100程度の範囲が望ましく、3:100乃至20:100程度の範囲がより望ましい。
次に、本実施の形態における静電荷像現像用現像剤用カートリッジ(以下、単に「カートリッジ」と略す場合がある)について説明する。カートリッジは、画像形成装置に脱着可能であり、少なくとも、画像形成装置内に設けられた現像手段に供給するための現像剤を収納し、現像剤が既述した本発明の現像剤であることを特徴とする。
なお、現像手段18中及びカートリッジ28中に収納される現像剤は、本発明の現像剤である。
感光体としては例えば、単層構造の感光体又は多層構造の感光体等を用いることができる。また感光体の材質としては、セレンやアモルファスシリコン等の無機感光体や、有機感光体等が考えられる。
露光手段としては、例えば、半導体レーザー及び走査装置の組み合わせ、光学系により構成されたレーザー走査書き込み装置、あるいは、LEDヘッドなど、従来公知の露光手段を使用することができる。均一で、解像度の高い露光像を作るという望ましい態様を実現させるためには、レーザー走査書き込み装置又はLEDヘッドを使うことが望ましい。
加熱ロール又は加圧ロール等のロール表面を形成する材料は、トナーを付着させない目的で、例えばトナーに対して離型性の優れた材料、シリコンゴムやフッ素系樹脂などであることが望ましい。この際、シリコーンオイル等の離型性液体を、ロール両面に塗布しないことが望ましい。離型性液体は、定着ラチチュードを広くすることに対しては有効であるが、定着される記録媒体に転移する為、画像形成された印刷物にベトツキが生じ、テープを貼れないことやマジックで文字を書き加えられないこと等の問題が生じる可能性がある。この問題は、記録媒体としてOHPなどのフィルムを用いる場合に、より顕著となる。また離型性液体は、定着画像表面の荒さをスムーズにすることが困難であるため、記録媒体としてOHPフィルムを用いる場合に特に重要となる画像透明性が低下する要因にもなる場合がある。しかし、トナーにワックス(オフセット防止剤)を含む場合には、十分な定着ラチチュードを示すので、定着ロールに塗布されるシリコーンオイル等の離型性液体は必要無い。
図2に示す画像形成装置は、本発明の現像剤(供給用現像剤)を、現像手段内にある現像剤収容容器へ現像剤供給手段により適宜供給すると共に、現像剤収容容器に収容されている現像剤の少なくとも一部を、現像剤排出手段により適宜排出する、トリクル現像方式を採用した構成となっている。
<遊離オイル量の測定方法>
遊離オイル量は、測定装置DTG−60AH(島津製作所)を使用して測定を行った。測定条件は、アルミナセルに試料を10mg秤量し、空気中で30℃/minの加熱速度で1000℃まで昇温させる。このときの減量分の質量(mg)を測定し、全試料の質量(10mg)に対する割合(%)を遊離オイル量とした。
結晶性樹脂の融解温度、非結晶性樹脂のガラス転移温度、及び離型剤の融解温度は、示差走査熱量計(パーキンエルマー社製のDSC−7)を用い、JIS 7121−1987に準拠して測定した。この装置の検出部の温度補正にはインジウムと亜鉛との混合物の融解温度を用い、熱量の補正にはインジウムの融解熱を用いた。試料はアルミニウム製パンに入れ、サンプルの入ったアルミニウム製パンと対照用の空のアルミニウム製パンとをセットし、昇温速度10℃/minで測定を行った。
結晶性樹脂及び離型剤の融解温度については、測定により得られたDSC曲線の吸熱ピークのうち、最大の吸熱ピークの頂点の温度をもって融解温度とした。
また、非結晶性樹脂のガラス転移温度については、測定により得られたDSC曲線の吸熱部におけるベースラインと立ち上がりラインとの延長線の交点の温度をもってガラス転移温度とした。
樹脂酸価(AV)は以下のようにして測定した。基本操作はJIS K−0070−1992に準ずる。
試料は予め樹脂のTHF不溶成分を除去して使用するか、上記のTHF不溶分の測定で得られるソックスレー抽出器によるTHF溶媒によって抽出された可溶成分を試料として使用した。試料の粉砕品1.5gを精秤し、300mlのビーカーに試料を入れ、トルエン/エタノール(4/1)の混合液100mlを加え溶解させた。自動滴定装置GT−100(ダイアインスツルメンツ社製)を用いて、0.1mol/lのKOHのエタノール溶液により電位差滴定を行った。この時のKOH溶液の使用量をA(ml)とし、同時にブランクを測定し、この時のKOH溶液の使用量をB(ml)とする。これらの値から、下記式(1)により酸価を計算した。式(1)中、wは精秤した試料量、fはKOHのファクターである。
酸価(mgKOH/g)={(A−B)×f×5.61}/w ・・・ 式(1)
樹脂の重量平均分子量、数平均分子量、及び分子量分布は、東ソー製GPC・HLC−8120、東ソー製カラム・TSKgel SuperHM−M(15cm)を使用し、THF溶媒を用いて測定した結果をもとに算出した。測定は、試料濃度を0.5質量%、流速を0.6ml/min、サンプル注入量を10μl、測定温度を40℃として行い、IR検出器を用いて行った。また、検量線は、単分散ポリスチレン標準試料により作製した分子量校正曲線を使用した。
非結晶性樹脂の軟化温度の測定は、フローテスター(島津社製: CFT−500C)を用い、予熱:80℃/300sec,プランジャー圧力:0.980665MPa,ダイサイズ:1mmφ×1mm,昇温速度:3.0℃/minの条件下における溶融開始温度と溶融終了温度との中間温度をもって軟化温度とした。
オイルの粘度測定は、JIS K2283:2000に基づいて行った。
具体的には、ウベローデ粘度計を用いて、動粘度を測定した。粘度計番号0、気温22℃、湿度50%の環境下で1試料につき10回行い算術平均をもって値とした。
測定する粒子の直径が2μm以上の場合は、上記のように、コールターマルチサイザーII(ベックマンーコールター社製)等の測定装置を用いて、粒子の体積平均粒子径を測定する。電解液としては、ISOTON−II(ベックマン−コールター社製)を使用する。
式:GSDv=(D84v/D16v)1/2
測定する粒子直径が2μm未満の場合は、上記のように、レーザー回析式粒度分布測定装置(LA−700:堀場製作所製)を用いて、粒子の体積平均粒子径及び数平均粒子径を測定する。
形状係数SF1は、下記式により求められる。
式:SF1=100π×(ML)2/(4×A)
ここで、MLは粒子の最大長、Aは粒子の投影面積である。粒子の最大長と投影面積は、スライドガラス上にサンプリングした粒子を光学顕微鏡により観察し、ビデオカメラを通じて画像解析装置(LUZEX III、NIRECO社製)に取り込んで、画像解析を行うことにより求めることができる。この際のサンプリング数は100個以上で、その平均値を用いて、上記式に示す形状係数を求める。
上記芯材、導電性粒子、キャリアの体積電気抵抗(Ω・cm)は以下のように測定する。なお、測定環境は、温度20℃、湿度50%RHとする。
20cm2の電極板を配した円形の治具の表面に、測定対象物を1乃至3mm程度の厚さになるように平坦に載せ、層を形成する。この上に前記同様の20cm2の電極板を載せ層を挟み込む。測定対象物間の空隙をなくすため、層上に載置した電極板の上に4kgの荷重をかけてから層の厚み(cm)を測定する。層の上下の両電極には、エレクトロメーター及び高圧電源発生装置に接続されている。両電極に電界が103.8V/cmとなるように高電圧を印加し、このとき流れた電流値(A)を読み取ることにより、測定対象物の体積電気抵抗(Ω・cm)を計算する。測定対象物の体積電気抵抗(Ω・cm)の計算式は、下記式に示す通りである。
式:R=E×20/(I−I0)/L
現像剤の帯電量は、ブローオフトライボ装置(東芝ケミカル社製、商品名:TB-200)を用いて測定した。
<「結晶性ポリエステル樹脂粒子分散液1」の調整>
・セバシン酸ジメチル 98質量部
・イソフタル酸ジメチル−5−スルホン酸ナトリウム 2質量部
・エチレングリコール 100質量部
・ジブチル錫オキサイド(触媒) 0.3質量部
その後、減圧下にて230℃まで徐々に昇温を行い2時間攪拌し、粘稠な状態となったところで空冷し、反応を停止させ、「結晶性ポリエステル樹脂1」を合成した。
ゲルパーミエーションクロマトグラフィーによる分子量測定(ポリスチレン換算)で、得られた「結晶性ポリエステル樹脂1」の重量平均分子量(Mw)は9700であり、融解温度は85℃であった。
・コハク酸 118質量部
・ブタンジオール 90.1質量部
・イソフタル酸ジメチル−5−スルホン酸ナトリウム 2質量部
・ジブチル錫オキサイド(触媒) 0.3質量部
その後、減圧下にて230℃まで徐々に昇温を行い2時間攪拌し、粘稠な状態となったところで空冷し、反応を停止させ、「結晶性ポリエステル樹脂2」を合成した。
ゲルパーミエーションクロマトグラフィーによる分子量測定(ポリスチレン換算)で、得られた「結晶性ポリエステル樹脂2」の重量平均分子量(Mw)は24000であり、融解温度は112℃であった。
・テレフタル酸 30質量部
・フマル酸 70質量部
・ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物 20質量部
・ビスフェノールAプロピレンオキサイド付加物 80質量部
さらに、生成する水を留去しながら同温度から6時間を要して240℃まで温度を上げ、240℃でさらに3時間脱水縮合反応を継続し、酸価が12.0mg/KOH、重量平均分子量(Mw)が9700、ガラス転移温度が65℃である「非結晶性ポリエステル樹脂1」を得た。
別途準備した水性媒体タンクには、試薬アンモニア水をイオン交換水で希釈した0.37質量%濃度の希アンモニア水を入れ、熱交換器で120℃に加熱しながら毎分0.1リットルの速度で、上記「非結晶性ポリエステル樹脂1」の移送と同時に、上記キャビトロンCD1010(株式会社ユーロテック製)に移送した。
回転子の回転速度が60Hz、圧力が5kg/cm2の条件で上記キャビトロンCD1010(株式会社ユーロテック製)を運転し、体積平均粒子径が0.16μm、固形分量が30質量部である「非結晶性ポリエステル樹脂1」からなる「非結晶性ポリエステル樹脂粒子分散液1」を得た。
・シアン顔料(銅フタロシアニンB 15:3、大日精化製) 45質量部
・イオン性界面活性剤ネオゲンRK(第一工業製薬) 5質量部
・イオン交換水 200質量部
・パラフィンワックス HNP9(融解温度75℃:日本精鑞製) 45質量部
・カチオン性界面活性剤ネオゲン RK(第一工業製薬) 5質量部
・イオン交換水 200質量部
・非結晶性ポリエステル樹脂粒子分散液1 256.7質量部
・結晶性ポリエステル樹脂粒子分散液1 33.3質量部
・着色剤粒子分散液 27.3質量部
・離型剤粒子分散液 35質量部
その後、0.5mol/lの水酸化ナトリウム水溶液で系内のpHを9.0にした後、ステンレス製フラスコを密閉し、磁力シールを用いて攪拌を継続しながら96℃まで加熱し、5時間保持した。
この時の「トナー粒子1」の粒子径をコールターカウンターにて測定したところ「トナー粒子1」の体積平均粒子径D50は5.9μm、体積平均粒度分布指標GSDvは1.24であった。また、ルーゼックスによる形状観察より求めた「トナー粒子1」の形状係数は130であった。
「結晶性ポリエステル樹脂1」の代わりに「非結晶性ポリエステル樹脂1」を用いた以外は、「トナー粒子1」と同様にして「トナー粒子2」(結晶性樹脂成分が無いトナー)を作製した。
「結晶性ポリエステル樹脂1」の代わりに「結晶性ポリエステル樹脂2」を用いた以外は、「トナー粒子1」と同様にして「トナー粒子3」を作製した。
<「オイル処理シリカA」の作製>
エタノール50質量部にジメチルシリコーンオイルKF−96−065cs(信越化学、25℃における動粘度:0.65mm2/s)20質量部を混合した溶液を作製し、親水性シリカAerosil_OX50(日本アエロジル)100質量部にスプレードライにより噴霧し、シリカ粒子の表面処理を行った。80℃でエタノールを乾燥除去させた後250℃で1時間攪拌しながらシリコーンオイル処理(固着化)を行った。シリコーンオイル処理されたシリカを再びエタノールに溶解(エタノール処理)させて、遊離オイルを分離させた。その後乾燥させ、遊離オイル量0.8%の「オイル処理シリカA」を得た。
シリコーンオイル処理後のエタノール処理を行わないほかは、「オイル処理シリカA」と同様な方法で、遊離オイル量14.8%の「オイル処理シリカB」(遊離オイルの除去なし)を作製した。
ジメチルシリコーンオイルKF−96−065cs(信越化学)の代わりにアミノ変性シリコーンオイルKF−859(信越化学製、25℃における動粘度:60mm2/s)を用いた以外は、「オイル処理シリカA」と同様な方法で、遊離オイル量0.2%の「オイル処理シリカC」を作製した。
オイル処理量を30質量部にした以外は「オイル処理シリカA」と同様な方法で、遊離オイル量1.6%の「オイル処理シリカD」を作製した。
<「外添トナーA」の作製>
・トナー粒子1 100質量部
・オイル処理シリカA 2.0質量部
・酸化セリウム(研磨剤、体積平均粒子径:0.5μm) 1.0質量部
「オイル処理シリカA」の代わりに「オイル処理シリカB」を用いた以外は、「外添トナーA」と同様にして、「外添トナーB」を作製した。
「オイル処理シリカA」の代わりにRX200(HMDS処理:日本アエロジル)を用いた以外は、「外添トナーA」と同様にして、「外添トナーC」を作製した。
「トナー粒子1」の代わりに「トナー粒子2」を用いた以外は、「外添トナーA」と同様にして、「外添トナーD」を作製した。
「トナー粒子1」の代わりに「トナー粒子2」を用い、「オイル処理シリカA」の代わりに「オイル処理シリカB」を用いた以外、「外添トナーA」と同様にして、「外添トナーE」を作製した。
「オイル処理シリカA」の代わりに「オイル処理シリカC」を用いた以外は、「外添トナーA」と同様にして、「外添トナーF」を作製した。
「オイル処理シリカA」の代わりに「オイル処理シリカD」を用いた以外は、「外添トナーA」と同様にして、「外添トナーG」を作製した。
「トナー粒子1」の代わりに「トナー粒子3」を用いた以外は、「外添トナーA」と同様にして、「外添トナーH」を作製した。
・フェライト粒子(平均粒径50μm、体積電気抵抗3×108Ω・cm)
100質量部
・トルエン 14質量部
・パーフルオロオクチルエチルアクリレート/メチルメタクリレート共重合体
(共重合比40:60、Mw=5万) 1.6質量部
・カーボンブラック(VXC−72;キャボット社製) 0.12質量部
・架橋メラミン樹脂(数平均粒子径;0.3μm) 0.3質量部
<「現像剤A」の作製(実施例1)>
「外添トナーA」を4質量部、キャリアを96質量部、をV型ブレンダーで5分間攪拌し、「現像剤A」を作製した。
「外添トナーA」の代わりに、それぞれ「外添トナーF」乃至「外添トナーH」を用いた以外は、「現像剤A」と同様にして、「現像剤F」乃至「現像剤H」を作製した。
「外添トナーA」の代わりに、それぞれ「外添トナーB」乃至「外添トナーE」を用いた以外は、「現像剤A」と同様にして、「現像剤B」乃至「現像剤E」を作製した。
得られた現像剤を用いて、帯電量、クリーニング性(ブレードめくれ及びブレード鳴き)、画質、回収搬送路の詰まり、感光体の表面状態(偏摩耗量)、及び定着性に関する評価を行った。結果を表2に示す。
「初期の帯電量」の評価については、得られた現像剤を上記DocuCentreColor400改造機(富士ゼロックス)中に25℃50%RH条件下で24時間放置した後、電子写真複写機中の現像機を3分間空回しし、スリーブ上から現像剤を2gサンプリングし、ブローオフ測定機TB200(東芝社製)を用いて初期帯電量を測定した。ケージは16μmのメッシュを使用している。測定環境は25℃/50%RH条件下で測定を行った。
また、「50万枚プリント後の帯電量」の評価については、上記50万枚プリントを行った後の現像剤をスリーブ上からサンプリングし、ブローオフ測定器を用いて、「初期の帯電量」の評価と同様の測定を行った。
(ブレードめくれ)
上記50万枚プリントの「初期(プリント開始から100枚以内)」におけるブレードめくれを目視で観測を行い、評価した。評価指標は以下の通りである。
×:クリーニングブレードめくれが発生した。
また、上記50枚プリントの「初期(1〜10枚プリント後)」及び「50枚プリント時(50万枚プリント後)」において、未現像状態かつ194mm/sのプロセススピードで、潜像担持体を帯電させながら10分間回転させた。その後に、更に104mm/sのプロセススピードに切り替え、ブレードの鳴きを評価した。評価指標は以下の通りである。G1〜G3であれば、実用上は問題ない。
G2:減速直後には軽微な鳴きが発生するが、数枚で消える(マシーン前面を開放し、耳を近づけることで聞こえる程度であり、通常状態では無視できるレベル)。
G3:軽微な鳴きが発生する(マシーン前面を開放し、耳を近づけることで聞こえる程度であり、通常状態では無視できるレベル)。
G4:減速時に鳴きが発生し、その後消えることがない(通常稼動時に聞こえる)。
上記50万枚プリントの「初期(プリント開始から100枚以内)」及び「50万枚プリント時」における画像の画質について評価した。
具体的には、初期における画像の画質については、階調性、濃度の均一性、エッジ効果の有無を目視で評価した。一方、50万枚プリント時における画像の画質については、粒状性、階調性/擬似輪郭、濃度再現性、その他の画質欠陥の観点で目視評価した。評価指標は以下の通りである。G1〜G3であれば、実用上は問題ない。
G1:画像欠陥等の発生が全くなく、極めて良好
G2:画像欠陥等の発生がほとんどなく、良好
G3:画像欠陥等の発生が僅かにあるが、許容可能
G4:画像欠陥等の発生があり、画質上での問題あり
G1:初期の画質と同様に良好な画質を完全に維持している
G2:初期の画質と比べ若干の変化はあるが、良好な画質を維持している
G3:初期の画質と比べ、画像欠陥はあるが、許容可能な範囲である。
G4:初期の画質と比べ、画像欠陥が見られ画質上での問題あり
上記50万枚プリントの「初期(プリント開始から100枚以内)」及び「50万枚プリント時」における回収搬送路の詰まりについて評価した。評価指標は以下の通りである。
×:回収搬送路の詰まりが発生し、トナーの供給がされなくなった。
上記50枚プリントの「初期(プリント開始前)」及び「50枚プリント時(50万枚プリント後)」において、感光体の表面状態を評価した。具体的には、感光体の膜厚を、軸方向に50箇所、円周方向に違う位置で4箇所(計200ポイント)について、渦電流式の膜厚計で計測し、その最大値と最小値の差分を偏磨耗量とした。評価基準は以下の通りである。G1〜G3であれば、実用上は問題ない。
G2:偏摩耗量が5nm以上15nm未満
G3:偏摩耗量が15nm以上40nm未満
G4:偏摩耗量が40nm以上
上記10枚プリントを行った10枚のサンプルについて、定着性の評価を行った。評価基準は以下の通りである。G1又はG2であれば、実用上は問題ない。
G1:10枚全てのサンプルにおいて、オフセットが全く発生していなかった。
G2:1枚以上3枚以下のサンプルで、若干のオフセット現象が観察された。
G3:4枚以上のサンプルにおいて、顕著なオフセットの発生が観察された。
12、110、212・・・静電潜像保持体
14、120、214・・・帯電手段
16、130、216・・・静電潜像形成手段
18、140、218・・・現像手段
141・・・現像剤収容容器
146・・・現像剤供給手段
148・・・現像剤排出手段
20、220・・・転写手段
152・・・2次転写ローラ
22、170、222・・・クリーニング手段
26、180、226・・・定着手段
28、147・・・カートリッジ
210・・・プロセスカートリッジ
Claims (10)
- 結晶性樹脂を含有するトナー粒子と、外添剤と、を含み、
前記外添剤は、オイルで表面処理された酸化ケイ素粒子を含み、
前記酸化ケイ素粒子の遊離オイル量は、3%未満であることを特徴とする静電荷像現像用トナー。 - 前記酸化ケイ素粒子は、シリコーンオイルで表面処理されたものであることを特徴とする請求項1に記載の静電荷像現像用トナー。
- 前記シリコーンオイルが、末端を変性したシリコーンオイルであることを特徴とする請求項2に記載の静電荷像現像用トナー。
- 前記結晶性樹脂の融解温度が、50℃以上100℃以下であることを特徴とする請求項1乃至3に記載の静電荷像現像用トナー。
- 研磨剤をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至4に記載の静電荷像現像用トナー。
- 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナーを少なくとも含む静電荷像現像用現像剤。
- 画像形成装置に脱着可能であり、少なくとも、前記画像形成装置内に設けられた現像手段に供給するための現像剤を収納し、
前記現像剤は、請求項6に記載の静電荷像現像用現像剤であることを特徴とする静電荷像現像用現像剤カートリッジ。 - 静電潜像保持体と、
静電潜像保持体の表面を帯電させる帯電手段と、
前記静電潜像保持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、
前記静電潜像を現像剤により現像しトナー像を形成する現像手段と、
前記静電潜像保持体の表面に形成された前記トナー像を被転写体表面に転写する転写手段と、
前記被転写体に転写された前記トナー像を定着する定着手段と、
前記静電潜像保持体表面の残留トナーを除去するクリーニング手段と、を含み、
前記現像剤は、請求項6に記載の静電荷像現像用現像剤であることを特徴とする画像形成装置。 - 前記クリーニング手段で回収された前記残留トナーを前記現像手段に戻すトナー回収手段をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
- 請求項6に記載の静電荷像現像用現像剤を収納すると共に、静電潜像保持体表面上に形成された静電潜像を前記静電荷像現像用現像剤により現像してトナー像を形成する現像手段と、
静電潜像保持体、前記静電潜像保持体を帯電する帯電手段、及び前記静電潜像保持体表面上に残存したトナーを除去するためのクリーニング手段からなる群より選ばれる少なくとも一種と、を備え、
画像形成装置に脱着可能であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
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