JP2009025304A - 基板上の構造位置の測定値の補正値決定方法 - Google Patents

基板上の構造位置の測定値の補正値決定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】座標測定装置(1)の座標系(40)に対する基板(2)の曲がり度の補正値を割り当てる方法を提供する。
【解決手段】座標測定装置(1)内の基板ホルダ(27)に載置された各基板(2)に関し、基板ホルダ(27)上の2以上の参照マーク(32)の、座標測定装置(1)の座標系(40)に対する位置が自動的に測定される。
【選択図】図2

Description

本発明は、座標測定装置の座標系における基板上の構造位置の測定値に対し、基板の曲がりに関する補正値を割り当てる方法に関する。
ウエハ(マスク)製造に用いられる基板上の構造の測定に用いられる測定装置は、キャローラ・ブレージング博士の講演録「マスク製造のためのパターン配置計測論」に開示されている。この講演は1998年3月31日にジュネーブで開催された「半導体会議、教育プログラム」で行われたものである。この文献に記載の内容は、本発明に係る方法を実施するために用いられる座標測定装置の基礎となるものである。
ドイツ特許公報DE19817714には、マスク表面の構造を測定する方法が開示されている。マスクは、結像測定システムの光学軸に垂直な平面に沿ってスライド可能な、干渉計を用いて行う座標測定装置の測定ステージの上に載置される。これに開示された方法では、マスクは測定装置の座標系に対してアライメント(配向)される。
米国特許第5459577号には、基板表面上の構造位置を測定する方法が開示されている。ここでは、装置は基板の支持点の一つの形状によって引き起こされる曲がり(自重による撓み)の第1の曲がり度を測定する。次いで支持点の他の(異なる)形状によって引き起こされる第2の曲がり度が測定される。曲がりの形状は、基板の支持点の位置及び配置によって異なる。基板は常に支持点の上の決まった位置に配置されるとは保証されないので、対応する曲がり度又は変形量の測定は、新しく挿入される基板に対する支持点の配置をもとに行われなければならない。これは非常に時間がかかり、そのため基板表面の構造位置を測定する場合には、基板処理量が減少する。
「科学と技術のための報告(Mitteilungen fuer Wissenschaft und Technik)」(Vol.XI, No.5, page130-135, October 1997)に掲載されたK.D. RoethとK. Rinnによる論文には、マスク計測法及び半導体製造におけるその利用が記載されている。座標測定装置の名目上の精度が、基板ホルダ上に配置される基板の配向(ないし方向)によって測定される。例えばもしもマスクが4方向(0°、90°、180°及び270°)で測定されれば、それぞれの方向でごくわずかに異なる測定結果が得られるであろう。このことは、基板を基板ホルダに挿入すること、及び続いて基板を測定ステージ及び/又は座標測定装置の座標系に方向合わせをすることが、曲がり度、ひいては最終的に基板上のそれぞれの構造の測定値の精度に本質的な影響を与えるということを非常に明確に立証している。
米国特許出願公開2004/0036850A1には、ウエハ支持システムが開示されている。この支持システムはウエハ上の基板の照射システムに用いられる。ここでは、基板即ちウエハは、真空手段により支持システム上の複数の支持点の上に吸着される。支持点間の基板の曲がり度を調節するため、支持点間の空気圧を変えることができる。これは座標測定装置を用いた基板上の構造位置の測定において生じる問題を扱うものではない。
米国特許出願公開2003/0016338及び2003/0118925はいずれも、ウエハ上のマスク照射装置に関するものである。座標測定装置を用いる基板上の構造測定における問題については述べられていない。
ドイツ特許出願公開DE19858428A1には、座標測定装置の横方向移動可能なX/Y座標測定ステージが開示されている。測定すべき構造を持つ基板は、3つの支持点で支持されている。座標測定装置の座標系に対する基板位置における構造位置の測定値の修正(補正)については開示されていない。
DE 198 17 714 USP 5,459,577 US2004/0036850A1 US2003/0016338A1 US2003/0118925A1 DE 198 58 428 A1 "Pattern Placement Metrology for Mask Making", Dr. Carola Blaesing, the Semicon Education Program Convention in Geneva, March 31, 1998 K.-D. Roeth and K. Rinn, "Mitteilungen fuer Wissenschaft und Technik", Vol. XI, No. 5, page 130 to 135, October 1997
本発明の課題は、基板の曲がりの補正値を座標測定装置の座標系に対する基板配向に対応して決定し、基板上の構造位置の測定値を補正できる方法を提供することである。
この課題は、請求項1に記載の特徴を持つ方法で解決される。即ち、本発明の視点において、基板上の構造位置の補正値の決定方法が提供される。この補正値決定方法において、該補正値は、座標測定装置の座標系に対する基板ホルダ内の基板の曲がり度に基づいて決定され、以下のステップ、即ち−基板の各種類ごとに該基板の曲がり度が計算されること、但し、該基板の曲がり度に関する該補正値は参照点に対して知られており、該基板は該基板ホルダ内の3つの支持点により支持されていること、−該基板ホルダ上の2つの参照マークの位置が、該座標測定装置で使用される各該基板ホルダの該参照点に対して測定されること、−該座標測定装置で現に使用されている該基板ホルダのための該座標測定装置の該座標系に対する該基板ホルダ上の2以上の参照マークの位置を自動的に測定し、それによって該参照点の該座標測定装置の該座標系に対する位置が計算されること、そして−該参照点の位置の測定結果に基づき、使用中の基板ホルダ内にある基板の、該座標測定装置の該座標系に対する曲がり度を計算するための補正値の割り当てが、基板上の構造位置の測定が行われる該基板の各点においても、決定されること、を含むことを特徴とする。
(発明の効果)
本発明により、基板の曲がりの補正値を座標測定装置の座標系に対する基板配向に対応して決定し、基板上の構造位置の測定値を補正できる。
この方法は、基板上の構造位置の測定値のための補正値を求める(計算する)ために用いられ、この補正値は、基板ホルダ内の基板の、座標測定装置の座標系に対する基板の曲がり度をもとに決定することができる。これは、あらゆる種類の基板にとって、基板の曲がりが基板上のあらゆる点において計算され、マスクの曲がりに対する補正値が参照点(基準点)に関して知られるということで特に有利である。ここで、曲がり度の補正値のゼロ点又は参照点は、基板ホルダ内の基板の1つの支持点でありうる。基板は、基板ホルダ内で3つの支持点により支持される。座標測定装置に用いる基板ホルダごとに、基板ホルダ上の2つの参照マークの位置が、参照点との関係において決定(測定)される。測定時に座標測定装置に用いている基板ホルダについて、基板ホルダ上の2以上の参照マークの、座標測定装置の座標系に対する位置が自動的に決定(測定)される。それにより、参照点の、座標測定装置の座標系に関する位置が計算される。参照点位置の測定結果を基に、使用中の基板ホルダ内にある基板の曲がり度を計算するための補正値の割り当て(Zuordnung)が、座標測定装置の座標系に関して、基板上の構造位置の測定を行う基板上の各点において求められる(決定される)。
前記参照点は、前記基板ホルダ内の基板の一つの支持点であることが好ましい。
基板ホルダの、座標測定装置の(基準)座標系に対する変位(ずれ:Verschiebung)が測定ないし決定される。
基板ホルダの、座標測定装置の(基準)座標系に対する回転もまた測定ないし決定できる。さらに、基板ホルダの、座標測定装置の(基準)座標系に対する変位(ずれ)及び回転も測定ないし決定できる。
基板には好ましくは2以上の参照マークが付与される。基板ホルダには、基板を支持する少なくとも3つの支持点を備える。
基板の曲がり度の計算は、例えば有限要素法を用いて行うことができる。ここで、先に求められた、座標測定装置の(基準)座標系に対する基板を支持する支持点の位置及び座標測定装置の(基準)座標系に対する基板ホルダの位置が、基板の曲がり度の計算に考慮される(用いられる)。
実施例とその利点について、添付図面を参照して以下に詳細に説明する。
図1に示すタイプの座標測定装置1は、既に公知技術として知られている。基本的に、座標測定装置1は、空気ベアリングで支持され、平面25a内を縦横に移動可能な測定ステージ20が配置された平面25aを含む。この実施例では、平面25aはX軸方向とY軸方向によって規定されている。測定ステージ20は平面25a内を好ましくは空気ベアリング21の上で移動できる。基板ホルダ27は、表面2aに複数の構造3を有する基板2を支持するために、測定ステージ20に収容できる。測定ステージ20の位置は、測定光線23を放射する1以上のレーザ干渉計24により検出される。本実施例においては、測定ステージ20が可動に配置された(基準)平面25aは花崗岩のブロックからなる。当業者であれば、花崗岩ブロック(基台)25は、これに限らず可動式測定ステージ20に要求される安定した平面25aを提供可能な、他のあらゆる材料を用いることができることが了解されるであろう。
花崗岩ブロック25は、振動減衰ダンパ26で、振動を減衰するような方式で支持されている。基板2及び構造3を照明するための透過光照明装置(手段)6及び落射光照明装置(手段)14がそれぞれ配設されている。本実施例においては、透過光照明装置6から来る光は、偏向ミラー7により透過光照明軸4に偏向結合(入射)される。透過光照明装置6から放射された光は、集光器8を介して基板2に向けられる。落射光照明装置14は、落射光照明光線路5に光を放射する。落射光照明装置14から放射された光は測定対物レンズ9を通って基板2に向けられる。測定対物レンズ9は、落射光照明装置14から放射されて基板2から戻って来た光、又は透過光照明装置6からの光を集光する。測定対物レンズ9により集光された光は、反射ミラー12を通って、検出器11を有するカメラ10に到達する。検出器11は、記録された信号をデジタル画像に変換するコンピュータ16に接続されている。移動装置(手段)15を持つ測定対物レンズ9は、Z軸方向に移動可能なように配置され、測定対物レンズ9は移動装置15により基板2の表面2a又は撮像すべき構造3に焦点を合わせることができる。
座標測定装置1は、基板2の表面2aに構成された構造3の、座標測定装置1の座標系40に対する位置を正確に測定するために用いられる。それぞれの構造3の位置を測定するため、測定すべき構造3のそれぞれについて、構造3の対向する2つのエッジ3aが測定される。2つの対向するエッジの位置は、構造3の測定された強度プロファイルから求められる。構造のエッジ3aの位置は、座標測定装置1によってナノメートル、又はサブナノメートルの範囲で測定される。従って基板の曲がり(ないしたわみ:Durchbiegung)は、構造3のエッジ3aの正確な位置測定に重大な影響を与えることが明らかである。構造3のエッジ3aの測定値は、基板2を含む基板ホルダ27が座標測定装置1に常に同じ方法で挿入されるという前提がある場合にのみ、基板の曲がり度に関連して補正可能である。基板ホルダ27は、測定ステージ20に、座標測定装置1の座標系40に関して常に同じ配向(ないし方向:Orientierung)に載置される必要がある。しかしもちろんそれは保証されないので、基板ホルダ27内での基板2の支持点の正確な位置及び測定ステージ20での基板ホルダ27の配向、即ち座標測定装置1の座標系40に関する基板ホルダ27の配向を知ることが、測定にあたって不可欠となる。
図2は、基板ホルダ27内の基板2の配置図である。基板ホルダ27は、額縁状の形状であり、周辺縁部27aを含む。周辺縁部27aには、基板2のための3つの支持点30が形成されている。支持点30は、例えばルビー玉で形成されている。基板2は、3つの支持点で一義的(eindeutig)に支持される。このように規定された支持配置を基に、基板2の曲がり度が計算できる。そのために必要な、全ての物理的、幾何学的変数(複数)は既知である。基板2の支持点30は、図2においてそれぞれ十字線31で示されている。基板ホルダ27はまた、2以上の参照マーク32を含む。従って、基板ホルダ上の2つの参照マーク32の位置は、座標測定装置の(基準)座標系に対する基板ホルダの位置を測定するために用いることができる。
基板ホルダ27を座標測定装置1内で(スライド)移動及び/又は回転させることができるのみならず、基板2もまた基板ホルダ27内で移動及び/又は回転させた状態で載置することができる。図3aは、基板ホルダ27内での基板2の拡大配置図である。図3aにおいて、基板2は、太実線で示されている。ここでは、基板2は基板ホルダ27に正確に配置されている。基板は、図2で説明したようにルビー玉で形成された支持点30上に(正しい位置関係で)支持されている。支持点30の位置は十字線31で示されている。
図3bは、基板ホルダ内において、基板2が正確な位置から変位した位置にある状態を示す図である。基板2の正確な位置は、図3bでは太点線で示されている。図3bでは、基板ホルダ27内の基板2の変位した位置は太実線で示されている。
図3cは、基板2が回転した状態で配置された場合の、基板ホルダ27の縁部領域の拡大図である。図3cにおいて、基板ホルダ27に正確な配向で挿入された場合の基板の配置は太点線で示されている。回転した状態の基板2は太実線で示されている。
図3a〜3cで明白なように、基板は支持点30上にさまざまな状態で載置されることがありうる。その結果、基板2に対して支持点30は複数の異なる位置を取る可能性があり、それが今度は基板2の真の曲がり度に影響を与える。基板2の正確な曲がり度を計算し、それを基板2上の構造3の測定位置の補正に用いるためには、基板2の支持点30に対するこのような配向及び変位又は回転を知る必要がある。
図4aは、基板2を含む基板ホルダ27の、測定ステージ20内での配置の一例の概略図である。ここで基板ホルダ27は、基板ホルダ座標系42を規定している。測定ステージ20もまた、測定ステージ座標系41を有する。さらに、座標測定装置1は、座標測定装置(基準)座標系40を含む。従って、基板2の曲がり度の補正値を計算し、座標測定装置1の(基準)座標系40に関する基板2上の構造3の正確な位置を決定するためには、各(基準)座標系40、41及び42のそれぞれ同士の位置関係を知ることが必要である。参照点又は基板2の支持点30のうちの一つの位置の測定結果に基づき、基板ホルダ27に挿入された各基板2の曲がり度の計算のための補正値の割り当てを、測定が行われる基板2上の各点ごとに、座標測定装置1の(基準)座標系40に関連して決定することができる。
図4bは、基板ホルダ27の座標系42の、測定ステージ20の座標系41に対する配向の一例を示す図である。図4bでは、基板ホルダ27の座標系42は点線で示されている。基板ホルダ27の座標系42は、測定ステージ20の座標系41に対して角度43だけ回転している。本発明に係る方法を用いて、座標測定装置1の各要素の相互の変位又は回転を測定し、それを基板2の曲がり度の計算に用いることが可能である。
図5は、座標測定装置1の測定ステージ20内の基板ホルダ27の配置を示す概略図である。座標測定装置1の測定ステージ20内の基板ホルダ27の配置は、測定すべきそれぞれの位置を分かりやすく示すために誇張して表現されている。基板ホルダ27は座標系42を規定し、測定ステージ20は座標系41を規定する。1以上の参照マーク又は参照位置50が基板2上に規定されている。基板2は、基板ホルダ27の3以上の支持点30によって支持されている。さらに、2以上の参照マーク32、32が基板ホルダ27上に規定されている。
最初に、座標測定装置1によって、測定に使用中の基板ホルダ27内にある基板2上に、1以上の参照位置50又は参照点P0が規定される。通常、参照点P0は基板2の支持点30のうちの1つである。基板2上の構造3又は参照位置の位置をどのように測定するかという点については、従来技術として公知であるので、ここでは話を簡単にするため省略する。基板ホルダ27の2つの参照マーク32、32に対する一つの支持点30の(相対)位置が測定(決定)される。最終的に、基板ホルダに挿入された各基板2について、基板ホルダ上の2以上の参照マーク32、32が、座標測定装置の(基準)座標系40に対して、又は測定ステージ20の座標系41に対して、自動的に測定(決定)される。測定結果から、座標測定装置1の座標系に対する、基板2の支持点30及び基板ホルダ27の位置を得ることができ、そしてこれから、基板ホルダ27に挿入した各基板2の構造3の測定位置の測定値のための補正値の割り当てが可能となる。補正値は、座標測定装置1で測定された基板2上のどの点においても利用可能である。
基板上の参照マーク50の位置は、測定ステージの座標系41に対して、又は座標測定装置の(基準)座標系40に対して、測定される。基板ホルダ27内の基板2の支持点の相対的位置は、測定ステージ20の座標系41に対する、又は座標測定装置の(基準)座標系40に対する基板2の回転位置の測定に用いることができる。最後に、基板ホルダ27上の参照マーク32、32の位置を測定することにより、測定ステージ20の座標系41に対する、又は座標測定装置1の(基準)座標系40に対する基板ホルダ27の変位又は回転が得られる。
既に述べたように、基板2の曲がりのための補正値は、基板2のサポートの配置又は支持点30によって決定される。計算時間を節約するため、基板2に対する考えられうる全ての支持点の位置に対する補正値を、コンピュータ16のデータベースの中にテーブルとして記憶しておくことも考えられる。いったん支持点30の位置が分かれば、曲がり度を新たに正確に計算する必要もなく、対応する補正値をデータベースから自動的に得ることができる。
本発明による方法を実施することができる、従来技術による座標測定装置の概略図である。 基板ホルダに挿入された基板の平面概略図である。 基板ホルダ内に挿入配置された、変位のない状態での基板の拡大図である。 基板ホルダ内に挿入配置された、正しい位置から変位がある状態での基板の拡大図である。 基板ホルダ内に挿入配置された、正しい位置から回転変位がある状態での基板の拡大図である。 測定ステージに載置した基板を含む基板ホルダの配置図であり、座標測定装置の座標系に対する測定ステージの位置関係を示す。 基板ホルダの座標系の、座標測定装置の座標系に対する回転変位を示す図である。 座標測定装置の測定ステージに載置した基板を含む基板ホルダの概略配置図であり、測定ステージの座標系に対する基板ホルダの回転変位を、各座標系との関係を分かりやすくするために誇張して示した配置図である。
符号の説明
1 座標測定装置
2 基板
2a (基板の)表面
3 構造
4 透過光用照明光軸
6 透過光照明装置(手段)
8 集光器
9 測定対物レンズ
10 カメラ
11 検出器
7、12 反射ミラー
14 落射光照明装置(手段)
15 移動装置(手段)
16 コンピュータ(計算ユニット)
20 測定ステージ
21 空気ベアリング
23 測定用光線
24 レーザ干渉計
25 花崗岩ブロック(基台)
25a (基準)平面
27 基板ホルダ
27a 周辺縁部
30 支持点
31 十字線
32、50 参照マーク
40 座標測定装置の(基準)座標系
41 測定ステージの座標系
42 基板ホルダの座標系

Claims (6)

  1. 基板上の構造位置の補正値の決定方法であって、該補正値は、座標測定装置の座標系(40)に対する基板ホルダ(27)内の基板(2)の曲がり度に基づいて決定され、以下のステップ、即ち
    −基板の各種類ごとに該基板(2)の曲がり度が計算されること、但し、該基板の曲がり度に関する該補正値は参照点(P0)に対して知られており、該基板(2)は該基板ホルダ(27)内の3つの支持点により支持されていること、
    −該基板ホルダ(27)上の2つの参照マークの位置が、該座標測定装置(1)で使用される各該基板ホルダ(27)の該参照点(P0)に対して測定されること、
    −該座標測定装置(1)で現に使用されている該基板ホルダ(27)のための該座標測定装置(1)の該座標系(40)に対する該基板ホルダ上の2以上の参照マーク(32)の位置を自動的に測定し、それによって該参照点(P0)の該座標測定装置(1)の該座標系(40)に対する位置が計算されること、そして
    −該参照点(P0)の位置の測定結果に基づき、使用中の基板ホルダ(27)内にある基板(2)の、該座標測定装置(1)の該座標系(40)に対する曲がり度を計算するための補正値の割り当てが、基板上の構造位置の測定が行われる該基板(2)の各点においても、決定されること、
    を含むことを特徴とする補正値の決定方法。
  2. 前記参照点(P0)は、前記基板ホルダ(27)内の基板(2)の一つの支持点(30)であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記基板ホルダの、前記座標測定装置の座標系に対する変位が測定ないし決定されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記基板ホルダの、前記座標測定装置の座標系に対する回転が測定ないし決定されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 前記基板ホルダの、前記座標測定装置の座標系に対する変位及び回転が測定ないし決定されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  6. 前記基板(2)の前記曲がり度の計算が、有限要素法を用いて行われることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一に記載の方法。
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