JP2005244088A - ステージ装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザ干渉計により位置計測をするステージ装置において、レーザ干渉計の切り替え時に発生する位置ずれを低減する。
【解決手段】トップステージ27はX,Y方向に移動可能である。Z方向の位置計測には、レーザ干渉計(25a,25b)とレーザ光の経路を形成する反射鏡(21a,22a,30a及び21b,22b,30b)とを有し、該経路の経路長の変動の検出に基づいてステージの所定方向の変位を計測する2つの計測系が設けられている。2つの計測系は、ステージのX方向への移動範囲中に、両計測系が同時に前記ステージの位置を計測可能な重複領域を有するように配置されており、この重複領域において使用中の計測系から他の計測系に計測値を継承して、計測系が切り替わる。計測系の切替時には、ステージのX,Y位置と、各反射鏡のX方向に沿った面形状或いはY方向に沿った面形状に基づいて、2つの計測系間における経路長の差を取得し、取得した経路長の差に基づいて、切替時に継承する計測値を補正する。
【選択図】 図3

Description

本発明はステージ装置及びその制御方法に関し、特に素子製造用のマスクや半導体ウエハ等の基板を搭載可能なステージの位置計測を好適に実行可能なものである。
半導体素子製造のフォトリソ工程には、レチクルの微細パターンを感光剤の塗布されたウエハ上に転写する露光装置が使用されている。このようなウエハを搭載して駆動するステージの位置計測は、高精度が要求されるため高分解能のレーザ干渉計とそのレーザ光のターゲットとなる反射鏡とを用いて行われる。近年では半導体ウエハの大口径化に伴い、ステージの駆動範囲が増大し、反射鏡の長さも増大してきた。
しかし、反射鏡の長大化は、
(1) 加工、取付けの観点において、高精度な平面度実現が困難、
(2) 可能であってもコストがかかる、
(3) 反射鏡の固有値低下により制御帯域を劣化させる、
などの問題を引き起こしてしまう。
また、露光装置内には、投影光学系、フォーカス・レベリング計測系、アライメント計測系、照明系など数多くのユニットが搭載されている。一方、レーザ干渉計はその光路が遮断されると計測不能となる。そのため、
(4) レーザ干渉計と反射鏡の配置は、他のユニットとの兼合いにより制約を受けることになる。特に投影光学系の光軸方向(以下Z方向)の位置計測のための配置については、投影レンズ付近にユニットが集中していることもあり制約が多かった。
そこでこれらの問題に対する1つの解として、例えばZ軸方向の計測を、複数の干渉計を切り替えながら行う構成が特許文献1に示されている。特許文献1に記載されている装置では、Z方向計測の構成例が示されており、複数のレーザ干渉計と複数の反射鏡を用い、Y方向駆動時に干渉計の切り替えを生じさせることによってZ方向計測を実現している。これにより、ステージがXY平面内のどの位置にあっても、Z方向計測が可能となっている。
特開2002−319541号公報
干渉計の切り替えが行われる場合、各干渉計の座標系が切り替わることになる。このため、単純に使用する干渉計を切り替えるだけでは、切り替えの前後で計測値が不連続になる可能性があるので、切替時に計測値を継承する必要がある。例えば特許文献1では、切り替え前後におけるこのような計測値の不連続性の発生を防ぐために、複数のレーザ干渉計が互いに計測可能な重複区間を設け、切り替え前の計測値を切り替え後の計測値に継承していくことが記載されている。しかし、各干渉計のレーザ光路における反射鏡は完全な平面ではなく、面形状はそれぞれ異なっているため、単なる計測値の継承だけでは、位置ずれが生じてしまう。その結果、例えば露光装置において、そのような位置ずれがX,Y方向(XYステージ(ウエハステージ)の移動方向)に発生すれば重ね合わせ誤差が、Z方向に発生すればフォーカス誤差が発生してしまう。
特に近年のパターンの微細化に伴って、位置計測精度はますます高いものが要求されている。また、XY方向に移動するステージのZ方向位置を、複数の干渉計を切り替えて計測するような場合、ステージの移動範囲をカバーするためにX方向に伸びた反射鏡とY方向に伸びた反射鏡を有するため、反射鏡の面形状の影響は各X,Y位置で異なってくる。例えば、同じX位置で干渉計の切替を行っても、Y位置が異なっている場合があり、Y位置が異なっていれば反射鏡の面形状の影響も異なるものとなる。
本発明はこの様な課題に鑑みてなされたものであり、レーザ干渉計の切り替え時に発生する位置ずれを低減することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の一態様によるステージ装置は以下の構成を備える。すなわち、
第1方向に移動可能なステージと、
レーザ干渉計とレーザ光の経路を形成する反射鏡とを有し、該経路の経路長の変動の検出に基づいて前記ステージの所定方向の変位を計測する第1及び第2計測系と、
前記第1及び第2計測系は、前記ステージの前記第1方向への移動範囲中に、両計測系が同時に前記ステージの位置を計測可能な重複領域を有するように配置されており、
前記重複領域において、使用中の計測系から他の計測系に計測値を継承して、前記第1及び第2計測系の間で使用する計測系を切り替える切替手段と、
前記切替手段による切替時の前記ステージの位置において、各反射鏡の面形状により生じる前記第1及び第2計測系間の前記経路長の差を取得する取得手段と、
取得した経路長の差に基づいて、前記切替手段において継承する計測値を補正する補正手段とを備える。
また、上記の目的を達成するための本発明によるステージ装置の制御方法は、
第1方向に移動可能なステージと、レーザ干渉計とレーザ光の経路を形成する反射鏡とを有し、該経路の経路長の変動の検出に基づいて前記ステージの所定方向の変位を計測する第1及び第2計測系とを備えたステージ装置の制御方法であって、
前記第1及び第2計測系は、前記ステージの前記第1方向への移動範囲中に、両計測系が同時に前記ステージの位置を計測可能な重複領域を有するように配置されており、
前記重複領域において、使用中の計測系から他の計測系に計測値を継承して、前記第1及び第2計測系の間で使用する計測系を切り替える切替工程と、
前記切替工程による切替時の前記ステージの位置において、各反射鏡の面形状により生じる前記第1及び第2計測系間の前記経路長の差を取得する取得工程と、
取得した経路長の差に基づいて、前記切替工程において継承する計測値を補正する補正工程とを備える。
本発明によれば、反射鏡の面形状情報を用いて、レーザ干渉計の計測値を補正することによって、干渉計切り替え時の位置ずれが低減する。
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
図1は本実施形態に係る半導体露光装置の概略正面図である。図1において、照明部32は原版であるレチクル33を照明する。レチクル33には、転写すべきパターンが描画されている。投影レンズ34(投影光学系)は、レチクル33上に形成されたパターンを、ウエハチャック26上に載置された基板であるウエハ(不図示)上に投影する。投影レンズ34は、鏡筒支持体35によって支持されている。本体用アクティブマウント36は、鏡筒支持体35を振動を抑制しつつ支持するとともに、床からの振動を絶縁する。位置決め定盤38は本体用アクティブマウント36とステージ用アクティブマウント37を設置する。
固定ミラー21,22は鏡筒支持体35に固定されたZ計測用の固定ミラーである。移動ミラー39は2つの反射面を有し、図2、図3で後述するように、Z計測用のミラー30とX計測用のミラー29とが一体化されている。Xステージ31は図1中のX方向に移動可能であり、Yステージ40はXステージ31に対してY方向に移動可能である。ステージ定盤41はYステージ40及びXステージ31を支持する。ステージ用アクティブマウント37はX,Yステージ(31,40)の移動により生じるステージ定盤41の振動を抑え、かつ床からの振動を絶縁する。なお、Xステージ31およびYステージ40は、不図示の静圧軸受によって、非接触でステージ定盤41に支持されている。
Xリニアモータ42はXステージ31をX方向に移動させるステージ駆動用のリニアモータである。Xリニアモータ42の可動子はXステージ31に設けられ、固定子はステージ定盤41上に設けられる。なお、Xリニアモータ42の固定子は、不図示の静圧軸受によって非接触でステージ定盤41上に支持されてもよいし、または、ステージ定盤41に固定されていても良い。このほかにYステージ40をY方向に移動させるための図示しない駆動用のYリニアモータがある。なお、Yリニアモータの可動子はYステージに設けられ、固定子はXステージに設けられ、Xステージ31とYステージ40との間でY方向の駆動力を発生する。
レーザ干渉計23は鏡筒支持体35と、基板を搭載するトップステージ27とのY方向の相対位置を計測し、かつトップステージ27の姿勢を計測するためのレーザ干渉計である。同様にX方向を計測し、かつトップステージ27の姿勢を計測するための図1には不図示のレーザ干渉計24(図2、図3を参照)がある。また、Z計測用レーザ干渉計25は、Xステージ31上に固定され、Xステージ31から鏡筒支持体352固定されたミラー21及び22を介して、トップステージ27上の移動ミラー39までの距離を計測することによりトップステージ27のZ方向の位置を算出する。
なお、トップステージ27は、Yステージ40上に搭載されており、不図示のアクチュエータによってYステージ40に対して微動可能である。また、トップステージ27の位置は、Yステージ40内に設けられたZ変位センサ43によっても測定可能である。このセンサはリニアエンコーダや静電容量センサなどZ計測用レーザ干渉計25とは別に設けられたZ変位センサであり、Yステージ40に対するトップステージ27の変位を3ヶ所(3つ目は不図示)で測定し、トップステージ27のZ方向の変位と傾き方向(チルト方向) の変位が測定可能である。
ウエハチャック26はパターンを投影する対象である感光材の塗布された不図示の半導体基板(ウエハ)を保持する(基板ホルダともいう)。トップステージ27はウエハチャック26をZ,θ,ωX,ωY方向に位置決めするためのステージであり、θZステージともいう。
図2はレーザ干渉計23,24とZ計測用レーザ干渉計25により、トップステージ27の位置または変位を計測する干渉計システムの一般的な配置例を示す。図2において、ウエハチャック26は不図示のウエハを搭載する。トップステージ27はウエハチャック26を支持し搭載するものであり、不図示のガイド及びアクチュエータによりX,Y方向に長ストローク移動し、Z方向及びωX,ωY,θの回転方向に短いストロークで移動する。トップステージ27には、Yミラー28、Xミラー29が取り付けられており、Zミラー30がXミラー29の上面に一体化してに設けられている。Yミラー28は反射面がY方向に対し垂直になるように配置され、Xミラー29は反射面がX方向に対し垂直になるように配置され、Zミラー30は反射面がXY平面に対し平行となるように配置された光学部材である。
Y用レーザ干渉計23は、Y干渉計23a,23b,23cを有し、各々Yミラー28の反射面の所定位置にY方向と平行なレーザ光を入射し、その反射光によりビーム入射方向(Y方向)に沿った位置変動情報を検出する。X用レーザ干渉計24は、X干渉計24a,24bを有し、Xミラー29の反射面の各々所定位置にX方向と平行なレーザ光を入射し、その反射光によりビーム入射方向(X方向)に沿った位置変動情報を検出する。各々の干渉計23,24は計測基準となる不図示の支持体に支持固定されている。例えば、Y用レーザ干渉計23、X用レーザ干渉計24は、投影光学系34と一体的な構造物である鏡筒支持体に固定される。
Z用レーザ干渉計(以下、Z干渉計という)25はZ方向を計測する干渉計であり、Xステージ31上に搭載されてる。このZ用レーザ干渉計25は、出射するビームがXY平面に対して垂直になるように配置されるか、ミラーなどの光学素子によって垂直に引廻すように構成される。図2の例では第1ミラー21及び第2ミラー22によってビームを垂直に引き廻している。すなわち、第1及び第2ミラー21,22はZ干渉計25からの出射光をZミラー30へ導くものであり、計測の基準となる鏡筒支持体35もしくはZ干渉計25からの計測光に対して鋭角の反射面をもつように支持固定されている。第1ミラー21および第2ミラー22は、Z干渉計25の配置された可動部(Xステージ31)のストローク方向(X方向)に長い長尺ミラーである。
さて、図1に示すような露光装置では、鏡筒が鏡筒支持体35の中心にある。また、トップステージ27上にはウエハチャック26が搭載されている。そのため、Z干渉計25からの計測光路の引き廻しは、それを遮らないようにするために制約を受けてしまう。さらに、トップステージ27の可動範囲が長ストロークになる場合、全ストローク範囲でのZ計測を行うにはミラー21、22、30も長ストロークとなってしまう。しかし、ミラーの長大化は、
・加工、取付けの観点において、高精度な平面度実現が困難、
・可能であってもコストがかかる、
・反射鏡の固有値低下により制御帯域を劣化させる、
などの弊害を生んでしまう。特に、ミラー21,22はステージの移動範囲中に鏡筒によってそのレーザ光経路が遮断されるてしまう。
そこで本実施形態では、図3で示すような重複した測定可能領域を持つ2つのZ干渉計システムを用いている。
図3において、25a,25bはZ方向を計測する2つのZ干渉計であって、ともにXステージ31上に搭載されている。これらのZ干渉計25a,25bから出射するビームがXY平面に対して垂直になるように配置されるか、ミラーなどの光学素子によって垂直に引廻すように構成される。本実施形態では、Z干渉計25a,25bの各々から出射されたビームを、鏡筒支持体35に取り付けられたミラー21a,b、22a,bを介して、トップステージ27上に取り付けられたZミラー30a,b(XY平面と平行な反射面)に入射させることでトップステージ27のZ方向の位置計測を行う。ここで、Z干渉計25aとそのレーザ光経路を形成するミラー21a、22a及びZミラー30aは第1の計測系を構成し、Z干渉計25bとそのレーザ光経路を形成するミラー21b、22b及びZミラー30bは第2の計測系を構成する。そして、各計測系は、レーザ光経路の経路長の変動を検出することにより、トップステージ27(Zミラーの反射面)のZ方向位置を検出する。
本実施形態では、2つのZミラー30a,bの反射面測定をトップステージ27の動作状況(例えばステージの位置)に応じてZ干渉計25a,25bを切り替えて(第1計測系と第2計測系を切り替えて)用いることにより、投影レンズ34のレンズ鏡筒等の計測光を遮蔽するような障害物を避けながら、トップステージ27のZ方向計測を行うことができる。切り替えにおいては、これまで計測を行っていた干渉計から、これから測定可能になる干渉計へ制御部301により測定値を引渡す。切り替え時のステージの位置は2つのZ干渉計25a,25bがともに計測可能な領域(重複測定可能領域という)にあるときである。このとき、ステージが移動の最中でも切り替えが可能なように切り替え時間を考慮して重複測定可能領域を設計する。例えば、干渉計のリセット時間はボードの機種によって様々であるが、例えば干渉計リセット時間が100μsec、ステージ駆動速度が1000mm/secとすると、干渉計がリセットしている間に、100-6×1000=0.1mm移動してしまう。また、リセットが必要な理由は、干渉計は一度光路が遮断されると、復帰するためにリセット動作が必要となるためである。なお、制御部301は本実施形態の露光装置の全体を制御するものであり、本実施形態では、例えばCPU302及びメモリ303を具備した構成とする。ただし、干渉計の計測制御専用に制御部301を設けてよいことはいうまでもなく、その処理の一部或いは全てを専用のハードウエアやICチップ等を用いて実現してもよいことは明らかであろう。
トップステージ27のZ方向の位置計測は、制御部301のメモリ303に記憶されたトップステージ27の初期位置(装置自体のリセット時に干渉計を0にリセットする際の所定位置。例えば、トップステージ27を下方のメカストッパーに押し当てたときの位置)に、レーザ干渉計25a、25bの変位量を積算することで得られる。しかし、ミラーは完全な平面ではなく面形状はそれぞれ異なっており、計測誤差の要因となる。本実施形態では、近年の露光処理の高精度化に対応するために、そのような面形状に起因する計測誤差を補正する。
各ミラーの面形状により、トップステージ27のXY座標に応じて、ミラー21a、21b、22a、22b、30a、30bに当たるビームの位置が異なる。すなわち形状誤差の補正においては複数のミラーの形状誤差を重畳しなくてはならない。さらにはX座標に応じて、25aから25b、25bから25aへの干渉計の切り替えが生じる。
先ず、形状誤差の補正のために、各ミラーの面形状をあらかじめ測定しておく必要がある。以下、ミラーの面形状測定の方法について述べる。
露光時にはZ干渉計25a、25bの計測値によってトップステージ27のZ方向を制御するが、ミラーの面形状の測定時にはZ変位センサ43によって制御を行う。まず、トップステージ27を干渉計25aで計測可能なXY座標に移動する。Z位置をZ変位センサ43によって所定の固定値に制御したまま、Y方向に駆動し(Xは固定)、Z干渉計25aでトップステージ27の変位を計測することで、ミラー30aの面形状を測定することが出来る。また、X方向に駆動(Yは固定)しながらトップステージ27の変異を計測することで、ミラー21aと22aの面形状を両者の和の形で測定することが出来る。同様に干渉計25bで計測可能なXY座標に移動し、Y方向に駆動(Xは固定)しながらトップステージ27の変位を計測することでミラー30bの面形状を測定でき、トップステージ27をX方向に駆動(Yは固定)しながら変位を計測することで、ミラー21b+22bの面形状を測定することができる。
図4は、上述した方法によって測定されたミラー30a、30bの面形状に従った形状誤差の概略図である。縦軸がトップステージ27のY座標で、横軸が形状誤差量を示している。図4において、EYR(y)がミラー30a、EYL(y)がミラー30bの形状誤差であり、Y座標の関数として表現してある。なお、EYR(y)、EYL(y)はy=0で0になるように正規化してある。
また図5は、上述した方法によって測定されたミラー21aと22aによる形状誤差、及びミラー21bと22bによる形状誤差を示す図である。図5において、横軸はトップステージ27のX座標を示し、縦軸が形状誤差量を示している。また、EXR(x)がミラー21a+22a、EXL(x)がミラー21b+22bの形状誤差であり、X座標の関数として表現してある。図4、図5のいずれの形状誤差も制御部301のメモリ303に、例えばテーブルの形態で記憶しておく。
次に、25aから25bへ、或いは25bから25aへのZ干渉計の切り替え方法を説明する。トップステージ27のX座標が、+α以上ではZ干渉計25aによってZ位置計測し、かつ制御を行う。また、−α以下ではZ干渉計25bによってZ位置計測し、かつ制御を行う。
+α以上のX位置から−(マイナス)方向に駆動していくとZ干渉計25aと25bによる重複測定可能領域に入るが、この時点ではZ干渉計25aでの計測、制御が継続して行われる。そして−αにおいて、Z干渉計25bに切り替わる。一方、−α以下のX位置から+(プラス)方向に駆動していくとZ干渉計25aと25bの重複測定可能領域に入るが、この時点ではZ干渉計25bによる計測、制御が継続して行われる。そして+αにおいて、Z干渉計25aに切り替わる。本実施形態においては、+側と−側の切り替え位置を同じ大きさとしたが、異なる値でも構わない。すなわち+α、−αは25aと25bの重複測定可能領域であればどこでもよい。ただし、トップステージ27は高速駆動するため、干渉計リセットや後述する形状誤差補正演算処理などに起因する切り替え時間を考慮した位置に設定するのが望ましい。
次にトップステージ27のXY座標に応じたZ位置のミラー形状誤差の補正方法について説明する。補正は制御部301において、以下の式によって行う。
ΔZr=EXR(x)+EYR(y) …(1)
ΔZl=EXL(x)+EYL(y) …(2)
Z干渉計25aで計測の場合、
Z=Za+ΔZr …(3)
Z干渉計25bで計測の場合、
Z=Zb+ΔZl …(4)
但し、Za、ZbはZ干渉計25a,25bによるトップステージ27のZ位置の計測値であり、Zはトップステージ27の補正後の計測位置である。
すなわちZ干渉計25aでZ制御を行っている場合には、ミラー21aと22aと30aの形状誤差の合計ΔZr分を補正すればよく、Z干渉計25bでZ制御を行っている場合には、ミラー21bと22bと30bの形状誤差の合計ΔZl分を補正すればよい。このようにして、それぞれのZ干渉計によってZ方向位置を計測する際には、上記(3)、(4)式により計測値を補正することで正確なZ方向位置が得られる。
図6は図5のEXR(x)、EXL(x)をx=0で誤差が0になるように正規化したものである。図6より、干渉計切り替え位置において、形状誤差量EXR(x)、EXL(x) に差があるのが分かる。すなわち、Z干渉計25aからZ干渉計25bへの切り替えが行われる際にはofsXL、干渉計25bから干渉計25aへの切り替えが行われる際にはofsXRの差分がある。ofsXR 、ofsXLは、
ofsXR=EXR(+α)−EXL(+α) …(5)
ofsXL=EXR(−α)−EXL(−α) …(6)
により求まる。
式(5)、(6)より+α、−αが固定値(X座標が固定値)であれば、ofsXR 、ofsXLは、トップステージ27のY座標によらず一定値である。
また、図4のEYR(y)、EYL(y)についても同様に干渉計切り替えの際には差分が生じる。こちらは、干渉計切り替え方向(25aから25b、25bから25a)にはよらないが、切り替え時のY座標に応じて可変値となる。すなわち、差分ofsYは、
ofsY=EYR(y)−EYL(y) …(7)
により求まる。
以上のように、2つの計測系のミラー形状の相違に起因して、レーザ光経路の経路長に差が生じる。干渉計の切り替え時においてこの差分を考慮せずに、例えば干渉計25aの計測値Zaを単純に干渉計25bの計測値Zbとして継承すると、トップステージのZ位置に段差を生じてしまい、正しい補正が不可能となる。その結果、露光時であればフォーカスずれが発生してしまう。また、干渉計切り替えを繰り返すとZ位置のずれが積算されていってしまうことになる。
そこで、干渉計切り替え時に、新たに制御軸として有効になる干渉計のZ位置に、これまで有効であった干渉計のZ位置と式(5)〜(7)から求まる値を継承する必要がある。すなわち以下の式により実施する。
x=−α(25aから25bに切り替わる時)において、
Zb=Za+ofsXL+ofsY …(8)
x=+α(25bから25aに切り替わる時)において、
Za=Zb−ofsXR−ofsY …(9)
但し、Zaは干渉計25aから求まるZ位置、
Zbは干渉計25bから求まるZ位置を表す。
これにより、干渉計切り替え時にもミラーの形状誤差の補正を正しく継承することが出来る。
以上の処理を図7のフローチャートを参照して説明する。なお、図7で説明する処理は制御部301のCPU302がメモリ303に保持されている制御プログラムを実行することにより実現される。なお、図4、図5に示したEXR(x)、EXL(x)、EYR(y)、EYL(y)は、上述した手法で予め計測され、テーブルの形態でメモリ303に格納されているものとする。もちろん、x或いはyの関数として記憶しておき、ステージ位置のxy座標からその都度算出するようにしてもよい。
先ず、トップステージ27のXY座標位置から、当該ステージが重複測定可能領域へ侵入したかどうかを判定する。重複測定可能領域へ入った場合は、未使用状態のレーザ干渉計のリセット動作を開始する。その後、引継ぎ位置に到達したか否かを判定する。上述したように、引継ぎ位置は使用中のレーザ干渉計が25aであるか25bであるかにより異なる。レーザ干渉計25aを使用中であれば図5の−αの位置が引継ぎ位置であり、レーザ干渉計25bを使用中であれば図5の+αの位置が引き継ぎ位置となる。引継ぎ位置に到達する前に重複測定可能領域を脱出した場合(一旦重複領域に入ったが引き返してしまった場合等)は本処理を終了する(即ち、ステップS701から処理を繰り返す)。
引継ぎ位置に到達した場合は、ステップS703からステップS705へ進み、その時点のステージのX、Y位置から(5)〜(7)式によりオフセット値を取得する。なお、レ−ザ干渉計25aを使用中の場合は(6)式によりofsXLを、レーザ干渉計25bを使用中の場合は(5)式によりofsXRを取得する。そして、ステップS706において、使用するレーザ干渉計を切り替えるとともに、(8)式或いは(9)式により計測値を継承する。
以上のように、本実施形態によれば、ステージのXY方向への移動に対応するために、X方向に伸びた反射鏡とY方向に伸びた反射鏡を含む計測系を用いる場合に、各方向の面形状を計測値に反映することが可能であり、また、レーザ干渉計を切り替える際にも、正しく計測値を継承することができ、計測精度が著しく向上する。
なお、本実施形態ではXステージにZ計測用の干渉計を搭載しているが,Yステージに搭載した形に置き換えてもよい。また、本実施例では干渉計システムをトップステージ27に1つまたは2つだけ設けた場合を示したが、これに限られるものではなく、3つ以上設けても良い。3ヶ所で測定を行えば、鏡筒支持体35を基準とするトップステージ27のZ方向の変位だけでなく、トップステージ27のチルト方向(ωX,ωY)の回転情報も得ることができる。
また、本実施形態ではウエハステージにおいて本発明を適用したが、レチクルステージにも適用が可能である。また、本実施形態ではミラーの面形状を測定する際に、Z変位センサ43を用いたが、露光装置内に別途具備したフォーカスセンサなどを用いてもよい。また、求まった形状誤差をテーブルとして制御部301のメモリ303に記憶させているが、その際、テーブル間隔は小さい方が望ましい。また、テーブル値とテーブル値の間は、線形補間、高次関数による補間を行うようにしてもよい。また本発明は、Z方向計測に限らず、あらゆる方向において干渉計切り替えが行われるシステムにおいて適用可能であることは明らかであろう。
本実施形態に係る露光装置の構成を示す概略図である。 干渉計によるステージ位置計測の一般的な構成を説明する図である。 本実施形態による干渉計切り替え計測をZ方向に適用した場合の概略図である。 本実施形態に係るミラー形状誤差を示した概略図である。 本実施形態に係るミラー形状誤差を示した概略図である。 本実施形態に係るミラー形状誤差を示した概略図である。 本実施形態による干渉計継承動作を説明するフローチャートである。

Claims (8)

  1. 第1方向に移動可能なステージと、
    レーザ干渉計とレーザ光の経路を形成する反射鏡とを有し、該経路の経路長の変動の検出に基づいて前記ステージの所定方向の変位を計測する第1及び第2計測系と、
    前記第1及び第2計測系は、前記ステージの前記第1方向への移動範囲中に、両計測系が同時に前記ステージの位置を計測可能な重複領域を有するように配置されており、
    前記重複領域において、使用中の計測系から他の計測系に計測値を継承して、前記第1及び第2計測系の間で使用する計測系を切り替える切替手段と、
    前記切替手段による切替時の前記ステージの位置において、各反射鏡の面形状により生じる前記第1及び第2計測系間の前記経路長の差を取得する取得手段と、
    取得した経路長の差に基づいて、前記切替手段において継承する計測値を補正する補正手段とを備えることを特徴とするステージ装置。
  2. 前記ステージは前記第1方向と、該第1方向とは異なる第2方向に移動可能であり、
    前記第1及び第2計測系の各々は前記第1方向に沿って伸びた第1反射鏡と、前記第2方向に沿って伸びた第2反射鏡を含み、
    前記取得手段は、前記切替手段による切替時の前記ステージの前記第1方向及び第2方向に関する位置と、前記第1反射鏡の前記第1方向に沿った面形状と、前記第2反射鏡の前記第2方向に沿った面形状とに基づいて、前記第1及び第2計測系間の前記経路長の差を取得することを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。
  3. 前記ステージの前記第1及び第2方向に関する位置と、使用中の計測系の前記第1及び第2反射鏡の各方向に沿った面形状とに基づいて、当該位置において生じる前記面形状に起因した前記経路長の変動量を検出する検出手段と、
    前記計測系のレーザ干渉計により得られた計測値を前記検出手段で検出した変動に量に基づいて補正する補正手段とをさらに備えることを特徴とする請求項2に記載のステージ装置。
  4. 前記第1及び第2計測系が有する前記第1反射鏡の前記第1の方向に沿った面形状と、前記第2反射鏡の前記第2方向に沿った面形状を表す面形状情報を保持する保持手段をさらに備え、
    前記取得手段は、前記ステージの前記第1及び第2方向に対する位置と前記保持手段に保持された前記面形状情報に基づいて、前記第1及び第2反射鏡の面形状に起因した変動量を求め、該変動量に基づいて前記第1及び第2計測系間の前記経路長の差を取得することを特徴とする請求項2に記載のステージ装置。
  5. 前記保持手段は、前記面形状情報を、各方向に沿った位置の関数として保持することを特徴とする請求項4に記載のステージ装置。
  6. 前記保持手段は、前記面形状情報を、各方向に沿った位置と面形状の変動量を対応付けたテーブルとして保持することを特徴とする請求項4に記載のステージ装置。
  7. 第1方向に移動可能なステージと、レーザ干渉計とレーザ光の経路を形成する反射鏡とを有し、該経路の経路長の変動の検出に基づいて前記ステージの所定方向の変位を計測する第1及び第2計測系とを備えたステージ装置の制御方法であって、
    前記第1及び第2計測系は、前記ステージの前記第1方向への移動範囲中に、両計測系が同時に前記ステージの位置を計測可能な重複領域を有するように配置されており、
    前記重複領域において、使用中の計測系から他の計測系に計測値を継承して、前記第1及び第2計測系の間で使用する計測系を切り替える切替工程と、
    前記切替工程による切替時の前記ステージの位置において、各反射鏡の面形状により生じる前記第1及び第2計測系間の前記経路長の差を取得する取得工程と、
    取得した経路長の差に基づいて、前記切替工程において継承する計測値を補正する補正工程とを備えることを特徴とするステージ装置の制御方法。
  8. 前記ステージは前記第1方向と、該第1方向とは異なる第2方向に移動可能であり、
    前記第1及び第2計測系の各々は前記第1方向に沿って伸びた第1反射鏡と、前記第2方向に沿って伸びた第2反射鏡を含み、
    前記取得工程は、前記切替工程による切替時の前記ステージの前記第1方向及び第2方向に関する位置と、前記第1反射鏡の前記第1方向に沿った面形状と、前記第2反射鏡の前記第2方向に沿った面形状とに基づいて、前記第1及び第2計測系間の前記経路長の差を取得することを特徴とする請求項7に記載のステージ装置の制御方法。
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