JPH1074687A - ステージ装置 - Google Patents

ステージ装置

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JPH1074687A
JPH1074687A JP24716296A JP24716296A JPH1074687A JP H1074687 A JPH1074687 A JP H1074687A JP 24716296 A JP24716296 A JP 24716296A JP 24716296 A JP24716296 A JP 24716296A JP H1074687 A JPH1074687 A JP H1074687A
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JP
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stage
relative angle
measuring
level
optical axis
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JP24716296A
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English (en)
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Hideaki Hara
英明 原
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
    • G03F7/707Chucks, e.g. chucking or un-chucking operations or structural details
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
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    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography
    • G03F9/7003Alignment type or strategy, e.g. leveling, global alignment
    • G03F9/7023Aligning or positioning in direction perpendicular to substrate surface
    • G03F9/7026Focusing

Abstract

(57)【要約】 【課題】 測長ビーム光軸と移動鏡反射面との相対角度
変化が生じても、第2ステージ(試料台)を目標位置へ
正確に位置決めする。 【解決手段】 第2ステージ18を目標位置へ位置決め
するに際しては、第1ステージ16の移動に伴い、ステ
ージ16のレーザビームILとの相対角度変化βが水準
器38により計測され、またステージ16とステージ1
8との相対角度の変化分を測定する測定器の出力はθと
なる。制御装置では測定器と第1の水準器38との出力
を用いてビームILと移動鏡24の反射面との相対角度
変化(α=θ−β)をリアルタイムで算出し、レーザ干
渉計の計測値を補正する。これにより、測長ビームIL
と移動鏡反射面との相対角度変化が生じても、第2ステ
ージ18を目標位置へ正確に位置決めすることが可能に
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はステージ装置に係
り、更に詳しくは、除振パッドを介して水平に保持され
た除振台上を案内面に沿って所定方向に移動可能な第1
ステージと、この第1ステージ上に搭載されたチルト駆
動可能な第2ステージとを備えたステージ装置に関す
る。本発明に係るステージ装置は、例えば、露光装置に
おける感光基板の位置決め用のステージとして好適に適
用できるものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体素子や液晶表示素子等
をフォトリソグラフィ工程で製造するに際しては、マス
ク又はレチクル(以下、「レチクル」と総称する)に形
成されたパターンの像を投影光学系を介してウエハ又は
ガラスプレート等の被露光基板に転写する露光装置が使
用されている。この種の露光装置では、2次元平面内を
直交2軸方向(通常はXY2軸方向)に移動可能なXY
ステージ上に、上下方向(Z)移動、X軸回り回転、お
よびY軸回り回転の3軸、あるいはZ軸回り回転を加え
た4軸の動作が可能な試料台が搭載されたステージ装置
が用いられている。この場合、試料台は結果的に5自由
度あるいは6自由度の位置・姿勢制御が可能であり、ま
た、試料台のXY2次元方向の位置は、試料台上に固定
された反射鏡(移動鏡)を介して光波干渉計、一般には
レーザ干渉計により高精度に計測されるようになってい
る。さらに、ステージベースを剛に接続された架台に
は、光源、レチクルステージ、投影光学系、前記レーザ
ー干渉計の発光部および基準となる反射鏡(固定鏡)、
被露光基板と投影光学系の焦点面との光軸方向の位置ず
れを測定するフォーカス検出系及び被露光基板と焦点面
(結像面)の傾きを測定するレベリング検出系等が搭載
されている。
【0003】そして、露光時には、XYステージをXY
面内で2次元移動させ、被露光基板の露光位置(ショッ
ト領域)を投影光学系のパターン投影位置に位置決め
し、これにつづいて、あるいは上記XY移動と同時に被
露光基板表面が投影光学系の焦点深度の範囲内に入るよ
うにフォーカス検出系の測定結果に基づいて試料台をZ
駆動し、同時に被露光基板と結像面とが平行になるよう
にレベリング検出系の測定結果に基づいて試料台の傾斜
を調整し、すべての誤差が許容値内に入った時点で露光
が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した被露光基板表
面と結像面の傾斜を合わせる際には試料台を傾けるが、
このとき移動鏡も試料台と一体的に傾くため、干渉計か
らのレーザービーム光軸と移動鏡反射面との成す角が変
化してしまう。すなわち、レーザビームが移動鏡反射面
に垂直に入射しなくなり、これによりレーザ干渉計によ
り計測される試料台のXY座標に誤差が発生する。
【0005】主な誤差は、一般にアッベ誤差、コサイン
誤差と呼ばれるもので、干渉計ビームと被露光基板表面
の高さの差をh、移動鏡反射面と露光位置との所定の計
測方向、例えばX方向の距離をS、干渉計レーザー光軸
に対する試料台のY軸回りの傾きの変化分をαとすると
X方向誤差Errは Err=アッベ誤差+コサイン誤差=h×α+S×(1−
cosα) で表される。
【0006】従来はXYステージ上に搭載した測定器で
検出した試料台の傾きθを上記αと同一であるとして前
記誤差を計算により求め、XYステージの位置、あるい
はレチクルの位置を補正して誤差を取り除いていた。
【0007】しかしながら、XYステージがX方向又は
Y方向に移動する際には案内面の平面度誤差等によりX
YステージにはX軸あるいはY軸回りの回転が生じ、上
記傾きθとαとは厳密な意味では一致しないことから、
被露光基板の位置決め精度がますます厳しくなるに伴っ
て、このθとαとの差に起因するレーザ干渉計の位置計
測誤差が問題となってきた。
【0008】また、通常露光装置等の精密機器では、設
置床からの振動の影響をマイクロGレベルで絶縁する必
要からXYステージ及びそのステージベースが搭載され
る定盤は除振パッドを介して水平に保持されるため、X
Yステージの移動に伴う重心の移動により定盤が絶対水
準に対して傾くことがあるが、かかる場合には、この傾
きの影響をも考慮してXYステージを位置決めする必要
も生じている。
【0009】本発明は、かかる事情の下になされたもの
で、請求項1ないし4に記載の発明の目的は、測長ビー
ム光軸と移動鏡反射面との相対角度変化が生じても、こ
れに影響されることなく、第2ステージ(試料台)を目
標位置へ正確に位置決めすることが可能なステージ装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、少なくとも3つの除振パッド(12)を介して水平
に保持された除振台(14)と;この除振台(14)上
の案内面(14a)に沿って少なくとも所定の第1軸方
向に移動可能な第1ステージ(16)と;前記第1ステ
ージ上に搭載され、ステージ移動面に平行な面内の直交
2軸回りの回転が可能な第2ステージ(18)と;前記
第2ステージに固定された移動鏡(24)と;前記移動
鏡(24)に向けて前記第1軸方向の測長ビーム(I
L)を投射すると共にその反射光を受光して前記第2ス
テージ(18)の前記第1軸方向の位置を計測する光波
干渉計(26)と;前記第1ステージ上に搭載された第
1の水準器(38)と;前記第1ステージと前記第2ス
テージとの相対角度の変化分を測定する測定器(36)
と;前記測定器と前記第1の水準器との出力を用いて前
記測長ビーム(IL)光軸と前記移動鏡(24)反射面
との相対角度変化を算出する演算手段(30)と;前記
光波干渉計の計測値をモニタしつつ、前記第2ステージ
を目標位置へ位置決めするに際し、前記演算手段でリア
ルタイムで算出された前記測長ビーム光軸と前記移動鏡
反射面との相対角度変化を用いて前記光波干渉計の計測
値を補正する補正手段(30)とを有する。
【0011】これによれば、第1ステージが除振台上を
案内面に沿って第1軸方向に移動すると、第1ステージ
上に搭載された第2ステージが第1ステージと一体的に
第1軸方向に移動する。この際、第2ステージの第1軸
方向の位置は移動鏡を介して光波干渉計により計測され
る。
【0012】上記の第1ステージの移動の際、案内面の
傾斜等により第1ステージと測長ビーム光軸との相対角
度がβだけ変化し(但し、案内面が設けられた除振台は
絶対水準に対して傾斜していないものとする)、この際
何らかの原因により第1ステージと第2ステージの相対
角度が所定角度θだけ変化したものとする。このときの
測長ビーム光軸と移動鏡反射面との相対角度変化がαで
あるものとする。このとき、第1ステージと測長ビーム
光軸との相対角度変化βは第1の水準器により計測さ
れ、また第1ステージと第2ステージとの相対角度の変
化分を測定する測定器の出力はθとなる。従って、演算
手段では測定器と第1の水準器との出力を用いて測長ビ
ームと移動鏡反射面との相対角度変化(α=θ−β)を
算出する。なお、この場合において、第2ステージと第
1ステージとの相対角度が不変の場合にはθ=0となる
ので、演算手段では測定器と第1の水準器との出力を用
いて測長ビームと移動鏡反射面との相対角度変化(α=
−β)を算出する。
【0013】第2ステージを目標位置へ位置決めするに
際しては、第1ステージの移動に伴い、演算手段により
上記のようにして測長ビーム光軸と移動鏡反射面との相
対角度変化αがリアルタイムで算出され、補正手段では
光波干渉計の計測値をモニタしつつ、演算手段で上記の
ようにしてリアルタイムで算出された測長ビーム光軸と
移動鏡反射面との相対角度変化αを用いて光波干渉計の
計測値を補正する。これにより、測長ビーム光軸と移動
鏡反射面との相対角度変化が生じても、これに影響され
ることなく、第2ステージを目標位置へ正確に位置決め
することが可能になる。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のステージ装置において、前記除振台(14)上に載置
された第2の水準器(40)を更に有し、前記演算手段
(30)が、前記測定器(36)の出力と前記第1及び
第2の水準器(38,40)の出力とに基づいて前記測
長ビームと前記移動鏡反射面との相対角度変化を算出す
ることを特徴とする。
【0015】上記の第1ステージの移動の際、更に、第
1、第2ステージの移動に伴う重心の移動により除振台
が絶対水準に対して所定角度γ傾斜することがある。こ
の場合、第1水準器で測定されるのは、第1ステージの
測長ビーム光軸に対する相対角度変化βと絶対水準に対
する除振台の傾斜角度γとの和(β+γ)となる。
【0016】本請求項2に記載の発明によれば、上記γ
が第2水準器により計測され、演算手段では測定器の出
力と第1及び第2の水準器の出力とに基づいて測長ビー
ムと移動鏡反射面との相対角度変化(α=θ−(β+
γ)+γ=θ−β)を算出する。
【0017】第2ステージを目標位置へ位置決めするに
際しては、第1ステージの移動に伴い、演算手段により
上記のようにして測長ビーム光軸と移動鏡反射面との相
対角度変化(α=θ−β)がリアルタイムで算出され、
補正手段では光波干渉計の計測値をモニタしつつ、演算
手段で上記のようにしてリアルタイムで算出された測長
ビームと移動鏡反射面との相対角度変化αを用いて光波
干渉計の計測値を補正する。これにより、測長ビーム光
軸と移動鏡反射面との相対角度変化が生じ、しかも除振
台が傾斜しても、これに影響されることなく、第2ステ
ージを目標位置へ正確に位置決めすることが可能にな
る。
【0018】請求項3に記載の発明は、少なくとも3つ
の除振パッド(12)を介して水平に保持された除振台
(14)と;この除振台(14)上の案内面に沿って少
なくとも所定の第1軸方向に移動可能な第1ステージ
(16)と;前記第1ステージ上に搭載され、ステージ
移動面に平行な面内の直交2軸回りの回転が可能な第2
ステージ(18)と;前記第2ステージに固定された移
動鏡(24)と;前記移動鏡に向けて前記第1軸方向の
測長ビーム(IL)を投射すると共にその反射光を受光
して前記第2ステージの前記第1軸方向の位置を計測す
る光波干渉計(26)と;前記第1ステージと前記第2
ステージとの相対角度の変化分を測定する測定器(3
6)と;予め計測された前記案内面(14a)に対する
前記第1ステージの傾斜分布のデータが前記ステージ座
標の関数として記憶されたメモリ(70)と;前記測定
器の計測値とこれに対応するステージ位置の前記メモリ
内の傾斜分布のデータとに基づいて前記測長ビームと前
記移動鏡反射面との相対角度変化を算出する演算手段
(30)と;前記光波干渉計の計測値をモニタしつつ、
前記第2ステージを目標位置へ位置決めするに際し、前
記演算手段で算出された前記測長ビーム光軸と前記移動
鏡反射面との相対角度変化に基づいて前記光波干渉計の
計測値を補正する補正手段(30)とを有する。
【0019】これによれば、第1ステージが除振台上を
案内面に沿って第1軸方向に移動すると、第1ステージ
上に搭載された第2ステージが第1ステージと一体的に
第1軸方向に移動する。この際、第2ステージの第1軸
方向の位置は移動鏡を介して光波干渉計により計測され
る。一方、メモリ内には、予め計測された案内面の傾斜
分布のデータがステージ座標の関数として記憶されてい
る。
【0020】上記の第1ステージの移動の際、何らかの
原因により第1ステージと第2ステージの相対角度が所
定角度θだけ変化したものとすると、このθが第1ステ
ージと第2ステージとの相対角度の変化分を測定する測
定器により計測され、演算手段ではこの測定器の計測値
とこれに対応するステージ位置、すなわち計測器が計測
を行なった時点の干渉計出力により求まるステージ位置
に対応するメモリ内の傾斜分布のデータとに基づいて測
長ビームと移動鏡反射面との相対角度変化を算出する。
【0021】第2ステージを目標位置へ位置決めするに
際しては、第1ステージの移動に伴い、演算手段により
上記のようにして測長ビーム光軸と移動鏡反射面との相
対角度変化が算出され、補正手段では光波干渉計の計測
値をモニタしつつ、演算手段で上記のようにして算出さ
れた測長ビーム光軸と移動鏡反射面との相対角度変化に
基づいて光波干渉計の計測値を補正する。これにより、
測長ビームと移動鏡反射面との相対角度変化が生じて
も、これに影響されることなく、第2ステージを目標位
置へ正確に位置決めすることが可能になる。
【0022】この場合において、メモリ内の案内面に対
する第1ステージの傾斜分布のデータは、予め第1ステ
ージをその移動範囲内で移動させて得られた第1ステー
ジの位置に応じた当該第1ステージの案内面に対する傾
斜のデータであればよく、その計測方法は特に限定され
ないが、例えば、請求項4に記載の発明の如く、メモリ
(70)内の案内面に対する第1ステージの傾斜分布の
データは、第1ステージ(16)上に搭載された第1水
準器(38)と、除振台(14)上に搭載された第2水
準器(40)との出力をモニタしつつ、第1ステージ
(16)をその移動範囲内で移動させて得られたステー
ジ座標の関数データであっても良い。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図4に基づいて説明する。
【0024】図1には、一実施形態に係るステージ装置
10の構成が概略的に示されている。このステージ装置
10は、ステップ・アンド・リピート方式の縮小投影型
露光装置(いわゆるステッパー)のウエハステージ部を
構成するものである。
【0025】このステージ装置10は、少なくとも3つ
(ここでは4つ)の除振パッド12(但し、紙面奥側の
2つの除振パッドは図示省略)を介して水平に保持され
た除振台としての定盤14と、この定盤14上を案内面
14aに沿ってX軸方向(図1における紙面左右方向)
及びこれに直交するY軸方向(図1における紙面直交方
向)に2次元移動可能な第1ステージとしてのXYステ
ージ16と、このXYステージ16に搭載され、XY平
面に直交するZ軸方向の移動及びXY直交2軸回りの回
転が可能な第2ステージとしての試料台18と、定盤1
4上面に固定され、XYステージ16を送りねじ20を
介して駆動するモータ22と、試料台18上に固定され
た移動鏡24と、定盤14の一端部(図1における左端
部の上方延設部上に固定され、移動鏡24に向けて測長
ビーム(干渉計レーザビーム)を投射すると共にその反
射光を受光して試料台18のXY2次元方向の位置を計
測する光波干渉計としてのレーザ干渉計26と、このレ
ーザ干渉計26の計測値に基づいてモータ22を介して
XYステージ16の位置を制御する制御装置30とを備
えている。
【0026】除振パッド12としては、ここではダンピ
ング液中に圧縮コイルバネを入れた機械式ダンパや空気
式ダンパ等が用いられており、除振パッド12自体があ
る程度のセンタリング機能を備えている。
【0027】XYステージ16は、実際には、定盤14
上面の案内面14aに沿ってY軸方向に移動可能なYス
テージと、このYステージ上をX軸方向に移動するXス
テージとから構成され、従ってモータ及び送りねじもX
ステージ用、Yステージ用があるが、図1ではこれらが
XYステージ16、送りねじ20、モータ22として代
表的に示されている。また、実際には、Y軸方向に直交
する反射面を有するY移動鏡とX軸方向に直交する反射
面を有するX移動鏡とが試料台18上には固定され、更
にこれらに対応してY移動鏡、X移動鏡にそれぞれ測長
ビームを投射して、それぞれの反射光を受光することに
より試料台18のY軸方向位置、X軸方向位置をそれぞ
れ計測するXレーザ干渉計とYレーザ干渉計とが設けら
れているが、図1ではこれらが移動鏡24、レーザ干渉
計26として代表的に示されている。
【0028】しかしながら、本発明を説明する上では、
第1ステージとしてのXYステージ16は所定の第1軸
方向に移動できれば十分であることから、以下において
は説明の便宜上、特に必要がない限り、XYステージ1
6は定盤14上面の案内面14aに沿ってX軸方向に移
動するものとし、このXYステージ16のX方向の位置
が移動鏡24を介してレーザ干渉計26により計測され
るものとして説明する。
【0029】試料台18上にはウエハホルダ28を介し
て試料としてのウエハWが吸着保持されている。この試
料台18は、3本の支軸32(図1では紙面奥側の支軸
は図示せず)によりその下面を3点支持されており、各
支軸は不図示の駆動系によりそれぞれ独立してZ駆動さ
れるようになっている。すなわち、3本の支軸32とこ
の駆動系により試料台18をZ方向及びX、Y軸回りに
回転駆動するZ・チルト駆動機構34(図1では図示せ
ず、図3参照)が構成されている。また、各支軸32の
駆動量はリニア・エンコーダあるいは静電容量変位計等
のセンサ(図示せず)によって計測されるようになって
おり、これらのセンサの出力に基づいてXYステージ1
6と試料台18との相対角度の変化分を演算する演算部
(図示せず)が設けられている。すなわち、上記のリニ
ア・エンコーダ等のセンサと演算部とによって測定器3
6(図1では図示せず、図3参照)が構成されている。
【0030】さらに、本実施形態のステージ装置10で
は、XYステージ16の上面に第1の水準器38が固定
され、定盤14上面の案内面14a上には第2の水準器
40が固定されている。このうち、第1の水準器38
は、XYステージ16の基準平面、ここでは絶対水準面
(地球中心に向かう軸に直交する平面)に対する傾斜を
計測するセンサであり、また、第2の水準器40は、X
Yステージ16の案内面が形成された定盤14の絶対水
準面に対する傾斜を計測するセンサである。これら第
1、第2の水準器38、40としては、いわゆる電子水
準器が使用される。
【0031】図2には、第1の水準器38の具体的構成
例が概略的に示されている。この水準器38は、測定対
象物としてのXYステージ16に固定された不図示のケ
ースに固着された軸の回りに回転自由に取り付けられた
振り子52と、この振り子52の位置を検出する不図示
のフォトセンサを含む位置検出器54と、この位置検出
器54の出力と目標位置(例えば中立位置)との差を演
算する減算器56と、この減算器56の出力である位置
偏差を動作信号として制御動差を行なう不図示のサーボ
アンプを含むサーボコントローラ58と、このサーボコ
ントローラ58により与えられた制御量に応じた力を発
生して振り子52を回転駆動するトルクモータ60とを
備えている。
【0032】すなわち、この水準器38によれば、振り
子52の先端の向きが地球中心の方向に一致している状
態の位置を振り子52の中立位置(目標値)として定め
ておけば、不図示のケースの回転により振り子52が中
立位置より変位し、それを位置検出器54が検出してそ
の検出信号を減算器56にフィードバックする。減算器
56ではこの振り子52の位置と目標値(中立位置)と
の偏差を演算し動作信号としてサーボコントローラ58
に与え、サーボコントローラ58では振り子52を目標
位置に戻すような(偏差が零となるような)制御電流を
トルクモータ60に与えて閉ループ制御を行なう。この
とき、トルクモータ60へ流れる制御電流を固定抵抗R
0 を介して電圧に変換して出力回路62を介して取り出
せば、振り子52に作用する重力の分力に比例した電圧
信号が得られ、この信号は傾斜角(ここではφとする)
の正弦sinφに比例している。ここでは、出力回路6
2には出力アンプの他アークサインコンバータ(いずれ
も図示せず)が含まれ、傾斜角φ(φは後述する(β+
γ)に一致)に直接比例した信号が制御装置30へ与え
られるようになっている。
【0033】第2の水準器40も上記第1の水準器38
と同様に構成され、絶対水準面に対する定盤14の傾斜
角(ここではγとする)に直接比例した信号が制御装置
30へ与えられる。
【0034】この他、本実施形態では、ウエハW表面の
Z方向位置(図1に示される投影光学系PLの焦点位置
からのずれ量(デフォーカス量)を検出するフォーカス
センサ42(図1では図示せず、図3参照)、及びウエ
ハW表面の傾斜量を検出するレベリングセンサ44(図
1では図示せず、図3参照)等が設けられている。
【0035】図3には、ステージ装置10を含む投影露
光装置の制御系の主要な構成が概略的に示されている。
この制御系は、CPU、ROM、RAM、I/Oインタ
フェース(いずれも図示せず)等を含むマイクロコンピ
ュータ(又はミニコンピュータ)から成る制御装置30
を中心に構成され、この制御装置30の入力部には、レ
ーザ干渉計26、測定器36、第1の水準器38、第2
の水準器40、レベリングセンサ44、フォーカスセン
サ42等が接続されている。また、制御装置30の出力
部にはZ・チルト駆動機構34、X駆動モータ22X、
Y駆動モータ22Y(図1ではモータ22として代表的
に図示)等が接続されている。
【0036】次に、上述のようにして構成された本実施
形態に係るステージ装置10の動作等について、図4
(A)、(B)を参照して説明する。
【0037】ここでは、これらの図に示されるようにウ
エハW表面の平面度が極端に悪く、その表面の一部に角
度αの傾斜凸部が形成され、またXYステージ16の案
内部14aに凹凸があり、傾斜面が形成されている場合
を例にとって説明する。なお、ウエハW表面の凹凸や案
内部の凹凸は非常に微小であるが、ここでは説明をわか
りやすくするために、極端な傾斜部、傾斜面が形成され
た図を用いていることは言うまでもない。
【0038】まず、図4(A)に示されるように、ウエ
ハW上のあるショット領域の露光の際に、ウエハW表面
の水平面に平行な部分が露光位置にあるときには、測長
ビーム(以下、「干渉計レーザ」という)ILは、移動
鏡反射面に垂直に投射され、XYステージ16の絶対水
準面(基準平面)に対する傾斜角もほぼ零であったもの
とする。この位置での露光が終了し、XYステージ16
が図4(A)における紙面左側に移動を開始し、図4
(B)に示される位置まで移動されると、この位置はウ
エハW表面の角度αの傾斜凸部に対応するので、制御装
置30ではフォーカスセンサ42、レベリングセンサ4
4の出力に基づいてウエハW表面のショット領域の全面
が投影光学系PLの焦点深度の範囲内となるようにZ・
チルト駆動機構34を制御してフォーカス及びレベリン
グ調整を行なう。このフォーカス及びレベリング調整が
なされた状態が図4(B)に示されている。
【0039】ここで、図4(A)において、干渉計レー
ザILとウエハW表面のショット領域の光軸Z方向の高
さの差をh、移動鏡24の反射面から露光位置までの距
離をSとすると、図4(B)においては、干渉計レーザ
ILの光軸に対する試料台18のY軸回りの傾きの変化
分をαとすると、前述した如く、 Err=アッベ誤差+コサイン誤差=h×α+S×(1−cosα)…(1) で表されるX方向誤差Errが生じる。
【0040】また、この図4(B)においては、案内面
14aの傾斜のため、XYステージ16は干渉計レーザ
ILの光軸に対してβだけ傾いている。
【0041】このとき、XYステージ16と試料台18
との相対角度変化θは、測定器36によって計測され、
また、定盤14そのものの基準平面に対する傾斜角γが
第2の水準器40によって計測され、さらにXYステー
ジ16の基準平面に対する傾斜角(β+γ)が第1の水
準器38によって計測され、これらの測定器36、第1
の水準器38、第2の水準器40の計測値が制御装置3
0に供給されている。また、レーザ干渉計26の計測値
も制御装置30に供給されている。
【0042】制御装置30内CPUでは、第1、第2の
水準器38、40の出力に基づいて干渉計レーザILの
光軸に対するXYステージ16の傾斜角変化{β=(β
+γ)−γ}を算出し、この値と測定器36の出力であ
るθとに基づいて干渉計レーザILの光軸と移動鏡24
の反射面との相対角度変化(α=θ−β)を算出する。
【0043】そして、制御装置30内CPUでは、この
ようにして演算された相対角度変化α及び干渉計24の
計測値から求められる距離Sを用いて式(1)に基づい
てX方向誤差Errを算出し、この誤差分だけ干渉計24
の計測値を補正することにより、XYステージ16、ひ
いては試料台18を目標位置へ正確に位置決めする。
【0044】すなわち、制御装置30ではレーザ干渉計
24の計測値をモニタしつつ、モータ22を制御して試
料台18を目標位置へ位置決めするに際し、上記のよう
にしてリアルタイムで算出された干渉計レーザILの光
軸と移動鏡24の反射面との相対角度変化αを用いてレ
ーザ干渉計26の計測値を補正する。
【0045】これまでの説明では、試料台18のX座標
について補正する場合についてのみ説明したが、Y座標
についても同様にして補正することは言うまでもない。
【0046】また、これまでの説明から明らかなよう
に、本実施形態では制御装置30の機能によって演算手
段と補正手段が実現されているが、これらの手段を別々
の手段(装置)によって構成しても良いことはもちろん
である。
【0047】以上説明したように、本実施形態に係るス
テージ装置10によると、XYステージ16上と案内部
14a上にそれぞれ設置した電子水準器から成る第1、
第2の水準器38、40の出力の差から案内面14aの
平面度誤差に起因するY軸(又はX軸)回りのXYステ
ージ16の回転βを測定し、このβをXYステージ16
上に搭載した測定器36により計測されたXYステージ
16と試料台18との相対角度変化θから差し引くこと
により、干渉計レーザILの光軸と移動鏡24の反射面
との相対角度変化αを求められるようになる。これによ
り、試料台18の傾斜を補正してウエハWと結像面との
傾斜を合致させることにより発生する試料台18のXY
座標測定誤差の補正を非常に高精度に行うことが可能に
なり、結果的に試料台18ひいてはその上のウエハWを
目標位置へ高精度に位置決めできるようになる。
【0048】なお、上記実施形態中の説明では、XYス
テージ16の移動に伴う装置重心の変動に起因する定盤
14の傾斜γをも考慮して、干渉計レーザILの光軸と
移動鏡24の反射面との相対角度変化αを求める場合に
ついて説明したが、先にも述べたように除振パッド12
としてある程度のセンタリング機能を備えたものを使用
しており、特に空気式ダンパを除振パッドとして用いる
場合には、定盤14の傾斜γは無視できるぐらい小さく
することが可能であるので、このような場合には、第2
の水準器40は不要である。この場合、第1の水準器3
8により案内面14aの平面度誤差に起因するY(又は
X軸)回りのXYステージ16の回転、すなわち干渉計
レーザILの光軸とXYステージ16との相対角度変化
βを直接計測できるものと考えれば良い。
【0049】また、上記実施形態では、試料台18の目
標位置への位置決めの際に、前述した案内面14aの平
面度誤差に起因するY(又はX軸)回りのXYステージ
16の回転角度βをリアルタイムで検出する場合につい
て例示したが、本発明がこれに限定されるものではな
い。
【0050】例えば、上記実施形態と同様にXYステー
ジ16上に第1水準器38を搭載し、定盤14上に第2
水準器40を搭載して、これらの水準器38、40の出
力をモニタしつつ、XYステージ16をその移動範囲内
で移動させて、案内面14aに対するXYステージ16
の傾斜分布を上記実施形態と同様の手法により予め計測
し、この傾斜分布のデータをステージ座標の関数データ
として図3に仮想線で示されるメモリ70内に記憶して
おいてもよい。この場合には、装置の使用の際には、第
1、第2の水準器38、40は不要であるから、この分
部品点数の削減及びコストの削減が可能になるととも
に、測定器36の測定値とレーザ干渉計26の計測座標
に対応するメモリ70内のデータに基づいて前記角度β
を容易に算出することが可能になるので、位置決め時の
演算処理時間が短縮される。
【0051】但し、この場合には、経時的に誤差が生じ
るおそれがあるので、上記実施形態のようにリアルタイ
ムで計測を行なう装置の方が望ましい。
【0052】なお、上記実施形態では、XYステージ1
6がほぼ水平な案内面に沿って移動する構成の場合を例
示したが、本発明がこれに限定されるものではなく、X
Yステージ16が定盤14上に設けられた鉛直な案内面
に沿って移動するような構成の装置にも本発明は同様に
適用できるものである。
【0053】また、上記実施形態では、本発明に係るス
テージ装置が投影露光装置に適用された場合について説
明したが、本発明の適用範囲がこれに限定されるもので
はなく、第2ステージ(試料台)が傾斜可能であり、レ
ーザ干渉計等の光波干渉計の出力に基づいて第2ステー
ジを位置決めする装置であれば適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係るステージ装置の概略構成を示
す図である。
【図2】図1の第1水準器の構成例を示すブロック図で
ある。
【図3】図1のステージ装置を含む投影露光装置の制御
系の主要な構成を概略的に示すブロック図である。
【図4】図1の装置の動作説明のための図である
((A)、(B))。
【符号の説明】
10 ステージ装置 12 除振パッド 14 定盤(除振台) 14a 案内面 16 XYステージ(第1ステージ) 18 試料台(第2ステージ) 24 移動鏡 26 レーザ干渉計(光波干渉計) 30 制御装置(演算手段、補正手段) 36 測定器 38 第1の水準器 40 第2の水準器 70 メモリ IL 測長ビーム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも3つの除振パッドを介して水
    平に保持された除振台と;この除振台上の案内面に沿っ
    て少なくとも所定の第1軸方向に移動可能な第1ステー
    ジと;前記第1ステージ上に搭載され、ステージ移動面
    に平行な面内の直交2軸回りの回転が可能な第2ステー
    ジと;前記第2ステージに固定された移動鏡と;前記移
    動鏡に向けて前記第1軸方向の測長ビームを投射すると
    共にその反射光を受光して前記第2ステージの前記第1
    軸方向の位置を計測する光波干渉計と;前記第1ステー
    ジ上に搭載された第1の水準器と;前記第1ステージと
    前記第2ステージとの相対角度の変化分を測定する測定
    器と;前記測定器と前記第1の水準器との出力を用いて
    前記測長ビーム光軸と前記移動鏡反射面との相対角度変
    化を算出する演算手段と;前記光波干渉計の計測値をモ
    ニタしつつ、前記第2ステージを目標位置へ位置決めす
    るに際し、前記演算手段でリアルタイムで算出された前
    記測長ビーム光軸と前記移動鏡反射面との相対角度変化
    を用いて前記光波干渉計の計測値を補正する補正手段と
    を有するステージ装置。
  2. 【請求項2】 前記除振台上に載置された第2の水準器
    を更に有し、 前記演算手段が、前記測定器の出力と前記第1及び第2
    の水準器の出力とに基づいて前記測長ビーム光軸と前記
    移動鏡反射面との相対角度変化を算出することを特徴と
    する請求項1に記載のステージ装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも3つの除振パッドを介して水
    平に保持された除振台と;この除振台上の案内面に沿っ
    て少なくとも所定の第1軸方向に移動可能な第1ステー
    ジと;前記第1ステージ上に搭載され、ステージ移動面
    に平行な面内の直交2軸回りの回転が可能な第2ステー
    ジと;前記第2ステージに固定された移動鏡と;前記移
    動鏡に向けて前記第1軸方向の測長ビームを投射すると
    共にその反射光を受光して前記第2ステージの前記第1
    軸方向の位置を計測する光波干渉計と;前記第1ステー
    ジと前記第2ステージとの相対角度の変化分を測定する
    測定器と;予め計測された前記案内面に対する前記第1
    ステージの傾斜分布のデータが前記ステージ座標の関数
    として記憶されたメモリと;前記測定器の計測値とこれ
    に対応するステージ位置の前記メモリ内の傾斜分布のデ
    ータとに基づいて前記測長ビーム光軸と前記移動鏡反射
    面との相対角度変化を算出する演算手段と;前記光波干
    渉計の計測値をモニタしつつ、前記第2ステージを目標
    位置へ位置決めするに際し、前記演算手段で算出された
    前記測長ビーム光軸と前記移動鏡反射面との相対角度変
    化に基づいて前記光波干渉計の計測値を補正する補正手
    段とを有するステージ装置。
  4. 【請求項4】 前記メモリ内の前記案内面の傾斜分布の
    データは、前記第1ステージ上に搭載された第1水準器
    と、前記除振台上に搭載された第2水準器との出力をモ
    ニタしつつ、前記第1ステージをその移動範囲内で移動
    させて得られたステージ座標の関数データであることを
    特徴とする請求項3に記載のステージ装置。
JP24716296A 1996-08-27 1996-08-29 ステージ装置 Pending JPH1074687A (ja)

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JP24716296A JPH1074687A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 ステージ装置
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EP97114842A EP0833208A3 (en) 1996-08-27 1997-08-27 A stage apparatus
US09/419,771 US6172373B1 (en) 1996-08-27 1999-10-18 Stage apparatus with improved positioning capability

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0867776A3 (en) * 1997-03-26 2000-02-23 Nikon Corporation Exposure method, exposure apparatus and method for making an exposure apparatus
US6411387B1 (en) 1996-12-16 2002-06-25 Nikon Corporation Stage apparatus, projection optical apparatus and exposure method
JP2008091785A (ja) * 2006-10-04 2008-04-17 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板移動装置
JP2011165990A (ja) * 2010-02-12 2011-08-25 Nikon Corp 露光装置のメンテナンス方法、露光装置の製造方法及びデバイス製造方法

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