JP2009023267A - 二材成形用射出成形装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】異なった樹脂材をそれぞれ可塑化して射出充填する2組の射出ユニットを有する二材成形用射出成形装置において、回転側金型6A,Bと固定側金型4、又は、回転ダイプレート9と固定ダイプレート2を互いに固着開放可能な着脱手段と、可動ダイプレート9が一定距離離れたことを確認する確認手段とを設けてなり、金型内に樹脂を充填後の離型時に、回転側金型6A、6Bと固定側金型4、又は、回転ダイプレート9と固定ダイプレート2を前記着脱手段により一時的に固着し、可動ダイプレート3が一定距離離れたことを確認後、回転ダイプレート9と固定ダイプレート2の固着を開放する。
【選択図】 図1
Description
また、ランダムに可動ダイプレート側の樹脂成形品の金型への貼り付きが生じると、冷却、保持等の成形サイクルが不安定になり、成形品の品質にバラツキを生じる。
(1) 第1の手段の二材成形用射出成形装置は、可動側金型と可動側金型を取付けた可動ダイプレートと、固定側金型と、固定側金型を取付けた固定ダイプレートと、可動ダイプレートと固定ダイプレートの間に可動ダイプレートと同方向に移動可能に設置された反転台と、該反転台上で180度回転可能で両面に前記可動側金型と固定側金型とに嵌合してキャビティを形成する回転側金型と、該回転側金型を取付けた回転ダイプレートと、可動ダイプレートを型開閉する可動ダイプレート型開閉手段と、回転ダイプレートを型開閉する回転ダイプレート型開閉手段と、金型を閉した後で上記3組のダイプレートを同時に型締めする型締手段と、異なった樹脂材をそれぞれ可塑化して射出充填する2組の射出ユニットとを有する二材成形用射出成形装置において、回転側金型と固定側金型、又は、回転ダイプレートと固定ダイプレートを互いに固着開放可能な着脱手段と、可動ダイプレートが一定距離離れたことを確認する確認手段を設け、金型内に樹脂を充填後の離型時に、回転側金型と固定側金型、又は、回転ダイプレートと固定ダイプレートを前記着脱手段により一時的に固着し、可動ダイプレートが一定距離離れたことを確認後、回転ダイプレートと固定ダイプレートの固着を開放するようにしたことを特徴とする。
この実施の形態において使用する二材成形用射出成形装置は、可動ダイプレートの金型と固定ダイプレートの金型と両ダイプレートの間に設置された回転ダイプレートの両側面の金型とで形成する2つのキャビティのそれぞれに異種の樹脂を射出し、回転ダイプレートを180度回転して二層射出し一体成形する二材成形用射出成形装置である。可動ダイプレートと回転ダイプレートの移動と、回転ダイプレートの回転の駆動には、制御が容易な電動駆動手段を使用している。
図1は本発明に係わる二材成形用射出成形装置の平面模式図、図2は図1の二材成形用射出成形装置の回転ダイプレートの回転動作を示す平面模式図、図3は図1の二材成形用射出成形装置の側面図である。また、図4は図1の二材成形用射出成形装置の成形工程を示す平面模式図、図5は図1の二材成形用射出成形装置の金型の挙動の正否を示す比較平面模式図である。また、図6−1〜6−2は図1の二材成形用射出成形装置の金型のロッキング工程から二次側射出工程を示す側面模式図である、図6−3は図1の二材成形用射出成形装置のアンダーカットピン引き戻し工程から成形品突き出し工程を示す側面模式図である。
その後、この状態を一定時間保持して冷却し、二次成形品52が固化する時間を見計らって、図4中、工程(II)に示すように、先ず、可動ダイプレート3を型開移動し(二層成形品53は回転側金型B(6B)に残し)、次に、回転ダイプレート9を載せた反転台7を型開移動する。なお、このとき一次成形品(51)は回転側金型A(6A)に残す。
次に、図4中、工程(III)に示すように、各固定ダイプレート2、可動ダイプレート3及び回転ダイプレート9の間隔を充分に開き、回転側金型B(6B)に貼り付いている二層(二材)成形品53を機外に取り出し、その後、回転ダイプレート9を180度回転する。
この時点以降の可動ダイプレート3と回転ダイプレート9と固定ダイプレート2の型閉、成形工程は上記の成形工程の繰り返しとなる。
この為、可動ダイプレート3側の二層成形品53が可動側金型5と回転側金型A(6A)又は回転側金型B(6B)に貼り付いて、図5に示すように、回転ダイプレート9が可動ダイプレート3と一緒に移動するようなことがあると、可動ダイプレート3の高速移動に連れて回転ダイプレート9も高速移動すると、回転ダイプレート開閉手段15のストローク端に激突し、回転ダイプレート開閉手段15が破損する虞がある。
また、可動ダイプレート3側の二層成形品53が固定側金型4か、可動側金型5か、回転側金型A(6A)、B(6B)の各金型へランダムに貼り付きが生じると、工程が乱れ、成形品の冷却、保持等の成形サイクルが不安定になり、成形不良が発生するケースも想定される。
本実施形態では、ロッキング手段50により、回転側金型6A、6Bと固定側金型4、又は回転ダイプレート9と固定ダイプレート2とを互いに固着開放可能な着脱手段として機能している。
図6−1〜6−2において、固定ダイプレート2に取付けられた固定側金型4の側面に複数のロック用油圧シリンダ56が固設される。同油圧シリンダ56にロックピン57が内蔵されて、金型面に平行にロック駆動される。回転側金型A(6A)に固設された固定ピン55には、溝55aが形成されている。そして、型閉工程において、回転側金型A(6A)が固定側金型4に接近するとき、固定ピン55が固定側金型4のピン穴4bに嵌合し、回転側金型A(6A)と固定側金型4が当接したとき、油圧シリンダ56によりロックピン57が押出されて固定ピン55の溝55aに係合し、回転側金型A(6A)と固定側金型4がロックされる。なお、ロック用油圧シリンダ56に代えて、電動モータを採用することも可能である。
以上は、ロッキング手段50を固定側金型4に、固定ピン55を回転側金型A(6A)に夫々設けた場合を示したが、これらを逆に配置することも可能である。
この図6−1〜6−2においては、回転側金型A(6A)により形成されるキャビティ(A)に射出された樹脂の成形工程を示している。このキャビティ(A)の各成型工程と同時に行われる回転側金型B(6B)側のキャビティ(B)の各成形工程は「記号[]」内で示す。
この固定側金型ロック工程(I)では、回転側金型A(6A)と固定側金型4が型締めされ[同時に、可動側金型5と回転側金型B(6B)も型締めされる。]、一次射出により一次成形品51が成形され[同時に、キャビティ(B)側は二次射出により前に成形された一次成形品51に重ねて別の樹脂が射出され二層成形品53が成形され、冷却後、離型が始まる]、冷却、固化されつつある状態を示している。
このとき、回転側金型A(6A)は固定側金型にロックされ、可動側金型5は可動ダイプレート開閉手段14により先行して開に移行している。
このロック解除工程(II)では、ロッキングピン57が引き戻されて固定ピン55の溝55aとの係合を解かれた状態となる[一方、キャビティ(B)側は型開する。]。
この離型工程(III)では、押出用油圧シリンダ4aにより離型用押出ピン59が回転側金型A(6A)を押し出す[キャビティ(B)側は型開する。]。
この型開工程(IV)では、回転ダイプレート開閉手段1が回転側金型A(6A)を移動させ回転側金型A(6A)、B(6B)と回転ダイプレート9を設定された回転位置で停止させる。この間に、押出用油圧シリンダ4aが離型用押出ピン59を元に戻す[一方、キャビティ(B)側は型開後、成形品を取出す。]。
この反転工程(V)では、回転ダイプレート回転手段16により、回転ダイプレート9を180度回転する。ここで、回転側金型A(6A)は、可動側金型5に正対し、回転側金型B(6B)が固定側金型4に正対する。
この型閉工程(VI)では、回転ダイプレート開閉手段15と可動ダイプレート開閉手段14が共に型閉駆動し、回転側金型A(6A)は可動側金型5に型閉する[一方、回転側金型B(6B)は固定側金型(4)に型閉し、回転側金型B(6B)に備えた固定ピン55は固定側金型4に明けられたピン穴4Bに挿入される。]。回転側金型A(6A)の固定ピン55は可動側金型5に明けられたピン穴4bに挿入され、可動側金型5と回転側金型A(6A)の位置決めをする。
この二次側射出工程(VII)では、固定ダイプレート2に設けられた油圧シリンダ2aに油圧が掛けられ、タイバー18、タイバー18の複数のリング溝18a、割ナット17を経て)回転側金型A(6A)は可動側金型5に、回転側金型B(6B)は固定側金型4に同時に型締めされる。回転側金型A(6A)と可動側金型5によって形成されたキャビティ(A)に二次射出が行われ、冷却、保持、固化して二層成形品53が成形される[一方、回転側金型B(6B)と固定側金型4によって形成されたキャビティ(B)に一次射出が行われ一次成形品51が成形される]。
このアンダーカットピン引き戻し工程(VIII)では、二層成形品53が冷却、固化した後、回転側金型A(6A)に設けられた複数の油圧シリンダ6aが作用してアンダーカットピン58が引き戻され、二層成型品53は離型容易となる[一方、回転側金型B(6B)は型締位置で固定側金型4とロックする。]。
この型開工程(IX)では、型締めシリンダ2aの油圧が離型側に送られ、可動側金型5が離型し、続いて、可動ダイプレート開閉手段14により型開に移行する。このとき、二層成形品53はアンダーカットピン58の拘束を離れ、冷却により収縮するので、回転側金型A(6A)からは離れやすくなり、可動側金型5に残る。回転側金型A(6A)、回転側金型B(6B)は、回転側金型B(6B)と固定側金型4がロックしているので、固定金型4側に留まったままである。可動側金型5が設定距離離れたとき、回転側金型B(6B)と固定側金型4のロックを外し、回転側金型A(6A)、回転側金型B(6B)も型開する。
この成形品突き出し工程(X)では、可動側金型5が充分に開いたとき、可動側金型5に設けられた押し出しシリンダ5aが押出しピン69を押出して二層成形品53を可動側金型5から突き出して外し、図示しない取り出し機が成形品53を機外に運び出す。この後、回転側金型B(6B)が回転側金型A(6A)に交代して工程(VI)の型閉の工程に戻り、同じ工程サイクルを繰り返す。
この結果、回転ダイプレート9用の型開閉用駆動手段である回転ダイプレート開閉手段15のストローク端に激突する虞が無く、駆動手段の破損を防止することとなる。また、二層成型品53の冷却、保持等の成形サイクルが安定し、不良成形品の発生を抑えることができる。
この実施の形態の金型は、厚さの薄い成型品の圧縮成形用の金型であり、第1の実施の形態と同じような回転側金型と固定側金型とをロックするロッキング手段80を取付けたものである。図7は圧縮成形用金型を示す側面断面図、図8は図7の金型の圧縮成形の過程を示す部分側面断面図である。
なお、以上に述べたこと以外は第1の実施の形態と同じであるので、他の構成と作用の説明は省略する。
本実施の形態は、第1の実施の形態の回転側金型と固定側金型のロッキング手段を固定ダイプレートと回転ダイプレートに設置する構成であり、サイズが異なる成形品用の金型に取り替えてもそのまま使用できる効果がある。図9は第3の実施の形態に係わるロッキング装置の概略構成とロッキング工程を示す模式図である。
以上に述べたこと以外は第1の実施の形態と同じであるので、他の構成と作用の説明は省く。
3 可動ダイプレート
4、72 固定側金型
4b ピン穴
5 可動側金型
6A 回転側金型A
6B 回転側金型B
7 反転台
9 回転ダイプレート
10 二材成形用射出成形装置
11 射出ユニットA
12 射出ユニットB
14 可動ダイプレート開閉手段
15 回転ダイプレート開閉手段
16 回転ダイプレート回転手段
50、60、80 ロッキング手段
51 一次成形品
52 二次成形品
53 二層成形品
55、85 固定ピン
55a、67a 溝
56、88 ロック用油圧シリンダ
57、66、86 ロックピン
58、83 アンダーカットピン
59 離型用押出ピン
61 ロッキング部材
61a、71b 油圧シリンダ
61b ロッキングロッド嵌合穴
63 ロッキングロッド押出し軸
65 ロックピン駆動用油圧シリンダ
67 ロッキングロッド
70 圧縮成形用金型
73 回転側金型
74 ロッド
75 シールドブロック
75a 嵌入穴
76 射出圧縮成形品
77 係止ピン
78 油圧ラム
85a 係止溝
Claims (15)
- 可動側金型と、
可動側金型を取付けた可動ダイプレートと、
固定側金型と、固定側金型を取付けた固定ダイプレートと、
可動ダイプレートと固定ダイプレートの間に可動ダイプレートと同方向に移動可能に設置された反転台と、
該反転台上で180度回転可能で両面に前記可動側金型と固定側金型とに嵌合してキャビティを形成する回転側金型と、該回転側金型を取付けた回転ダイプレートと、
可動ダイプレートを型開閉する可動ダイプレート型開閉手段と、
回転ダイプレートを型開閉する回転ダイプレート型開閉手段と、
金型を閉した後で上記3組のダイプレートを同時に型締めする型締手段と、異なった樹脂材をそれぞれ可塑化して射出充填する2組の射出ユニットとを有する二材成形用射出成形装置において、
回転側金型と固定側金型、又は、回転ダイプレートと固定ダイプレートを互いに固着開放可能な着脱手段と、
可動ダイプレートが一定距離離れたことを確認する確認手段とを設けてなり、
金型内に樹脂を充填後の離型時に、回転側金型と固定側金型、又は、回転ダイプレートと固定ダイプレートを前記着脱手段により一時的に固着し、可動ダイプレートが一定距離離れたことを確認後、回転ダイプレートと固定ダイプレートの固着を開放するようにしたことを特徴とする二材成形用射出成形装置。 - 請求項1に記載する二材成形用射出成形装置において、
回転側金型と固定側金型を互いに固着する着脱手段は、
一方の金型の金型合わせ面に垂直に固設した係り止め溝又は穴を有するロッキングロッドと、他方の金型に設けられたロッキングロッド嵌合穴と、該嵌合穴を有する方の金型の側面に固設されたロッキング駆動アクチュエータとからなるロッキング装置であり、
回転側金型が固定側金型と型閉したとき、ロッキングロッドがロッキングロッド嵌合穴に挿入し、ロッキング駆動アクチュエータが作動して駆動ロッドの先端を前記ロッキングロッドの係り止め溝又は穴に横方向から係合させて両金型をロッキングすることを特徴とする二材成形用射出成形装置。 - 請求項1に記載する二材成形用射出成形装置において、
金型がシールドブロックおよびシールドブロック駆動手段を備えた圧縮成形用金型であるとき、
回転側金型と固定側金型を互いに固着する着脱手段は、
一方の金型の金型合わせ面に垂直に固設した係り止め溝又は穴を有するロッキングロッドと、他方の金型の外周側のシールドブロックに設けられたロッキングロッド嵌合穴と、同シールドブロックの側面に固設されたロッキング駆動アクチュエータと、シールドブロックを所定位置から離れないように係止めする係止手段とからなるロッキング装置であり、
回転側金型が固定側金型と型閉したとき、
ロッキングロッドが前記ロッキングロッド嵌合穴に挿入し、ロッキング駆動アクチュエータが作動して駆動ロッドの先端を前記ロッキングロッドの係り止め溝又は穴に横方向から係合させて両金型をロックし、前記係止手段により型開移動をはじめた可動側金型に回転側金型が連れ移動することを防止することを特徴とする二材成形用射出成形装置。 - 請求項1に記載する二材成形用射出成形装置において、
回転ダイプレートと固定ダイプレートを互いに固着する着脱手段は、
一方のダイプレートの金型取付面に垂直に固設した係り止め溝又は穴を有するロッキングロッドと、
他方のダイプレートの金型取付面に取付けられたロッキングロッド嵌合穴を有するロッキング部材と、該ロッキング部材に固設されたロッキング駆動アクチュエータとからなるロッキング装置であり、
回転ダイプレートが固定ダイプレートと型閉したとき、
ロッキングロッドがロッキング部材に挿入し、ロッキング駆動アクチュエータの駆動ロッドの先端を前記ロッキングロッドの係り止め溝又は穴に横方向から係合させることを特徴とする二材成形用射出成形装置。 - 請求項1〜請求項4のいずれか一つに記載する二材成形用射出成形装置において、
前記ロッキング装置のロッキング駆動アクチュエータは電動モータであることを特徴とする二材成形用射出成形装置。 - 請求項1〜請求項4のいずれか一つに記載する二材成形用射出成形装置において、
ロッキング駆動アクチュエータは油圧シリンダであることを特徴とする二材成形用射出成形装置。 - 請求項1〜請求項6のいずれか一つに記載する二材成形用射出成形装置において、
可動ダイプレートが一定距離離れたことを確認する確認手段は、可動ダイプレート離型の始点よりの時間を検出し設定された時間後に上記ロッキングを解く信号を送るタイマー、又は、固定ダイプレートに取付けられ可動ダイプレートの位置を検出する位置センサであることを特徴とする二材成形用射出成形装置。 - 請求項5に記載する二材成形用射出成形装置において、
可動ダイプレートの開閉手段が電動モータ駆動であるとき、可動ダイプレートが一定距離離れたことを確認する確認手段は、可動ダイプレート駆動用電動モータの回転数を検出する回転数センサであることを特徴とする二材成形用射出成形装置。 - 請求項1〜請求項8のいずれか一つに記載する二材成形用射出成形装置において、
回転側金型を固定側金型から離型させるための離型手段を、金型内部に加設したことを特徴とする二材成形用射出成形装置。 - 請求項1〜請求項9のいずれか一つに記載する二材成形用射出成形装置において、
前記離型手段が油圧シリンダにより駆動されることを特徴とする二材成形用射出成形装置。 - 請求項1〜請求項9のいずれか一つに記載する二材成形用射出成形装置において、
前記離型手段が電動モータにより駆動されることを特徴とする二材成形用射出成形装置。 - 請求項3、5〜11のいずれか一つに記載する二材成形用射出成形装置において、
前記離型手段を前記シールドブロック駆動手段にて兼用することを特徴とする二材成形用射出成形装置。 - 請求項1〜請求項12のいずれか一つに記載する二材成形用射出成形装置において、
前記回転側金型内部に成形品を保持する成形品保持手段を持ち、金型離型時に成形品が必ず回転側金型に残るようにしたことを特徴とする二材成形用射出成形装置。 - 請求項13に記載する二材成形用射出成形装置において、
前記成形品保持手段は金型合わせ面に垂直に移動するように駆動されるアンダーカットピンであることを特徴とする二材成形用射出成形装置。 - 請求項3に記載する二材成形用射出成形装置において、
シールドブロックを所定位置から離れないように係止めする係止手段は、シールドブロックに螺合固定された係止ボルトと、前記係止ボルトが特定の小寸法移動可能な段付円筒穴を備えた金型中間板とよりなり、圧縮成形前の特定小寸法型開のときに前記係止めボルトの頭部の肩段が前記金型中間板の円筒穴の肩段に当接して樹脂成型品の圧縮代を決め、型開時にはシールドブロックと回転側金型の連れ移動を制限する係止手段となることを特徴とする二材成形用射出成形装置。
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