JP2001260188A - 射出成形機の製品突出し装置 - Google Patents

射出成形機の製品突出し装置

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JP2001260188A JP2000077998A JP2000077998A JP2001260188A JP 2001260188 A JP2001260188 A JP 2001260188A JP 2000077998 A JP2000077998 A JP 2000077998A JP 2000077998 A JP2000077998 A JP 2000077998A JP 2001260188 A JP2001260188 A JP 2001260188A
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    • B29L2017/001Carriers of records containing fine grooves or impressions, e.g. disc records for needle playback, cylinder records
    • B29L2017/003Records or discs

Abstract

(57)【要約】 【課題】加工部材とエジェクタピンとを同時に作動させ
ることができ、成形サイクル時間を短くすることができ
るようにする。 【解決手段】第1の駆動手段と、該第1の駆動手段によ
って回転させられ、進退させられる第1の伝動部材と、
第2の駆動手段と、該第2の駆動手段によって回転させ
られ、進退させられる第2の伝動部材と、前記第1の伝
動部材の進退に伴って進退させられるエジェクタピン
と、前記第2の伝動部材の進退に伴って進退させられる
加工部材とを有する。前記第1、第2の伝動部材によっ
て運動方向変換手段が構成される。第1の伝動部材を進
退させることによってエジェクタピンを進退させ、第2
の伝動部材を進退させることによって加工部材を進退さ
せる。エジェクタピンを突き出すときに、加工部材を前
進位置に置くことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機の製品
突出し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、ディスク成形機において
は、加熱シリンダ内において加熱され溶融させられた樹
脂を、金型装置としてのディスク成形用金型のキャビテ
ィ空間に充填(てん)し、冷却して固化させることによ
って成形品としてのディスクを成形するようになってい
る。
【0003】図2は従来のディスク成形用金型の要部断
面図、図3は従来のカットパンチ・エジェクタユニット
の動作を示す図である。なお、図3において、横軸に時
間を、縦軸に突出量を採ってある。
【0004】図2において、11は可動プラテンであ
り、該可動プラテン11の前端面(図2における右端
面)S1には図示されない可動金型ユニットが、前記可
動プラテン11の後端面(図2における左端面)S2に
はカットパンチ・エジェクタユニット12が取り付けら
れる。前記可動金型ユニットは、ベースプレート、及び
該ベースプレートに取り付けられた鏡面ブロックを備え
る。
【0005】また、前記可動プラテン11の前方(図2
における右方)には図示されない固定プラテンが配設さ
れ、該固定プラテンには、前記可動金型ユニットと対向
させて固定金型ユニットが取り付けられる。該固定金型
ユニットは、ベースプレート、該ベースプレートに取り
付けられた鏡面ブロック、及び該鏡面ブロックに取り付
けられたスタンパを備える。
【0006】そして、前記可動プラテン11の後方(図
2における左方)には図示されない型締装置が配設さ
れ、該型締装置を駆動することによって、可動プラテン
11を進退(図2における左右方向に移動)させ、ディ
スク成形用金型の型閉じ、型締め及び型開きを行うこと
ができる。
【0007】前記ディスクを成形する場合、まず、前記
型締装置を駆動して可動プラテン11を前進(図2にお
ける右方に移動)させ、型閉じを行った後、前記型締装
置を更に駆動して型締力を発生させ、型締めを行う。こ
のとき、前記可動金型ユニット側の鏡面ブロックと固定
金型ユニット側の鏡面ブロックとの間にキャビティ空間
が形成される。続いて、図示されない射出装置の射出ノ
ズルから成形材料としての樹脂を射出し、前記キャビテ
ィ空間に充填し、冷却してディスク原型を成形する。そ
して、樹脂が完全に冷却され、固化する前に前記カット
パンチ・エジェクタユニット12が駆動され、前記ディ
スク原型にパンチ穴が形成され、ディスクが成形され
る。その後、前記型締装置を駆動して可動プラテン11
を後退(図2における左方に移動)させ、型開きを行う
とともに、前記カットパンチ・エジェクタユニット12
を駆動することによって図示されないエジェクタピンを
前進させ、前記可動金型ユニット側の鏡面ブロックから
ディスクを突き出し、離型させる。
【0008】次に、前記カットパンチ・エジェクタユニ
ット12について説明する。
【0009】前記可動プラテン11の後端面S2にハウ
ジング収容穴14が開口させられて形成され、該ハウジ
ング収容穴14を覆うように、前記後端面S2に環状の
軸受ハウジング15が取り付けられ、該軸受ハウジング
15の前端(図2における右端)に有底筒状のハウジン
グ16が、前記ハウジング収容穴14内に収容された状
態で取り付けられる。前記軸受ハウジング15内には、
二つのベアリング17、18が配設され、該ベアリング
17、18によって第1のボールナット19が回転自在
に支持される。該第1のボールナット19は、後端(図
2における左端)にフランジ部21を備え、該フランジ
部21に環状の従動側のプーリ22が固定され、該プー
リ22に第2のボールナット23が取り付けられる。な
お、該第2のボールナット23は、前端にフランジ部2
4を備え、該フランジ部24が前記プーリ22内に嵌
(かん)入されて固定される。
【0010】また、駆動手段としてのサーボモータ26
が配設され、該サーボモータ26の出力軸27に取り付
けられた駆動側のプーリ28と、前記プーリ22との間
に、伝動部材としてのタイミングベルト29が張設され
る。なお、前記プーリ22、28及びタイミングベルト
29によって回転を伝達する回転伝達手段が構成され
る。また、31は前記サーボモータ26の回転速度を検
出するための回転速度検出器としてのエンコーダであ
る。
【0011】前記第1のボールナット19において、前
記ベアリング17の後端に隣接させて段付き部33が形
成され、ベアリング18の前端に隣接させて第1のボー
ルナット19の外周面に筒状の位置決リング34が配設
される。そして、前記第1のボールナット19の前端と
位置決ナット35とが螺(ら)合させられ、該位置決ナ
ット35を締め付け、段付き部33及び位置決リング3
4によってベアリング17、18を挟むことにより、前
記第1のボールナット19を軸受ハウジング15に対し
て位置決めすることができる。
【0012】また、前記可動プラテン11を貫通させて
穴43が形成され、該穴43内に筒状のカットパンチユ
ニット37が進退自在に配設される。該カットパンチユ
ニット37は、後端から前端にかけて順に、外周面に、
例えば、右ねじが形成されたボールねじ軸部38、外周
面にスプライン歯が形成されたスプライン部39、及び
カットパンチ用ロッド44を備える。そして、前記第1
のボールナット19の内周面には、第1のボールナット
19と前記ボールねじ軸部38とを螺合させるための右
ねじが形成され、前記ハウジング16には、ハウジング
16と前記スプライン部39とをスプライン係合させる
ためのスプライン歯が形成される。また、前記可動金型
ユニット内には加工部材としての筒状のカットパンチが
配設され、該カットパンチの後端と前記カットパンチ用
ロッド44の前端とが連結される。なお、前記第1のボ
ールナット19及びボールねじ軸部38によって、第1
のボールナット19の回転運動をボールねじ軸部38の
直線運動に変換する運動方向変換手段が構成され、スプ
ライン部39によってカットパンチユニット37の回転
を規制する回転規制手段が構成される。
【0013】前記軸受ハウジング15の後端面には、2
本のガイドバー45、46が後方に向けて突出させて取
り付けられ、該ガイドバー45、46に沿ってプレート
47が進退自在に配設される。そして、該プレート47
には、前方に向けて突出させてボールねじ軸48が取り
付けられる。該ボールねじ軸48の外周面には、ボール
ねじ軸部38の外周面のねじと逆のねじ、例えば、左ね
じが形成され、前記第2のボールナット23の内周面に
は、第2のボールナット23と前記ボールねじ軸48と
を螺合させるための左ねじが形成される。さらに、前記
ボールねじ軸48の前端には、前方に突出させて、か
つ、前記カットパンチユニット37内を貫通して延びる
エジェクタ用ロッド51が形成される。なお、前記カッ
トパンチ内にはエジェクタピンが配設され、該エジェク
タピンの後端と前記エジェクタ用ロッド51の前端とが
連結される。また、前記第2のボールナット23及びボ
ールねじ軸48によって、第2のボールナット23の回
転運動をボールねじ軸48の直線運動に変換する運動方
向変換手段が構成され、プレート47によって、ボール
ねじ軸48の回転を規制する回転規制手段が構成され
る。
【0014】次に、前記構成のカットパンチ・エジェク
タユニット12の動作について説明する。
【0015】まず、図示されない制御装置の駆動制御手
段によって前記サーボモータ26を正方向に駆動する
と、正方向の回転が出力軸27、プーリ28、タイミン
グベルト29及びプーリ22を介して第1、第2のボー
ルナット19、23に伝達される。それに伴って、カッ
トパンチユニット37が前進させられ、カットパンチが
図3の線L2に示されるように前進させられて、ディス
ク原型に穴開け加工が施され、ディスク原型にパンチ穴
が形成される。このとき、前記ボールねじ軸48が後退
させられ、エジェクタピンが図3の線L1に示されるよ
うに後退させられる。
【0016】そして、タイミングt1になると、前記駆
動制御手段が、前記サーボモータ26を停止させた後に
逆方向に駆動し、逆方向の回転がプーリ28、タイミン
グベルト29及びプーリ22を介して第1、第2のボー
ルナット19、23に伝達される。それに伴って、カッ
トパンチユニット37が後退させられ、カットパンチ
が、線L2に示されるように後退させられてパンチ穴か
ら抜ける。このとき、前記ボールねじ軸48が前進させ
られ、エジェクタピンが、線L1に示されるように前進
させられ、ディスクを突き出し、離型させる。その後、
タイミングt2になると、前記駆動制御手段はサーボモ
ータ26を停止させる。
【0017】このように、ディスク原型に穴開け加工を
施すためにサーボモータ26が使用されるので、カット
パンチの位置精度を高くすることができるだけでなく、
動作を安定させることができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のディスク成形用金型においては、エジェクタピンを
突き出してディスクを離型させようとすると、カットパ
ンチが後退させられるので、カットパンチによってディ
スクを保持することができなくなってしまう。すなわ
ち、カットパンチとエジェクタピンとを同時に作動させ
ることができない。
【0019】したがって、所定時間だけカットパンチに
よってディスクを保持しようとすると、エジェクタピン
の突出動作をその分遅くする必要があり、成形サイクル
時間が長くなってしまう。
【0020】本発明は、前記従来のディスク成形用金型
の問題点を解決して、加工部材とエジェクタピンとを同
時に作動させることができ、成形サイクル時間を短くす
ることができる射出成形機の製品突出し装置を提供する
ことを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の射
出成形機の製品突出し装置においては、第1の駆動手段
と、該第1の駆動手段を駆動することによって回転させ
られ、かつ、進退させられる第1の伝動部材と、第2の
駆動手段と、該第2の駆動手段を駆動することによって
回転させられ、かつ、進退させられる第2の伝動部材
と、前記第1の伝動部材の進退に伴って進退させられる
エジェクタピンと、前記第2の伝動部材の進退に伴って
進退させられる加工部材とを有する。
【0022】そして、前記第1、第2の伝動部材によっ
て運動方向変換手段が構成される。
【0023】本発明の他の射出成形機の製品突出し装置
においては、さらに、前記第1の伝動部材の軸方向にお
ける移動を規制する移動規制手段が配設される。
【0024】本発明の更に他の射出成形機の製品突出し
装置においては、さらに、前記第2の伝動部材の軸方向
における移動を規制する移動規制手段が配設される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0026】図1は本発明の第1の実施の形態における
ディスク成形用金型の要部断面図、図4は本発明の第1
の実施の形態におけるカットパンチ・エジェクタユニッ
トの動作を示す図である。なお、図4において、横軸に
時間を、縦軸に突出量を採ってある。
【0027】図1において、10は金型装置としてのデ
ィスク成形用金型、11は可動プラテンであり、該可動
プラテン11の前端面(図1における右端面)S1には
図示されない可動金型ユニットが、前記可動プラテン1
1の後端面(図1における左端面)S2にはカットパン
チ・エジェクタユニット62が取り付けられる。前記可
動金型ユニットは、ベースプレート、及び該ベースプレ
ートに取り付けられた鏡面ブロックを備える。
【0028】また、前記可動プラテン11の前方(図1
における右方)には図示されない固定プラテンが配設さ
れ、該固定プラテンには、前記可動金型ユニットと対向
させて固定金型ユニットが取り付けられる。該固定金型
ユニットは、ベースプレート、該ベースプレートに取り
付けられた鏡面ブロック、及び該鏡面ブロックに取り付
けられたスタンパを備える。
【0029】そして、前記可動プラテン11の後方(図
1における左方)には図示されない型締装置が配設さ
れ、該型締装置を駆動することによって、可動プラテン
11を進退(図1における左右方向に移動)させ、ディ
スク成形用金型10の型閉じ、型締め及び型開きを行う
ことができる。
【0030】成形品としてのディスクを成形する場合、
まず、前記型締装置を駆動して可動プラテン11を前進
(図1における右方に移動)させ、型閉じを行った後、
前記型締装置を更に駆動して型締力を発生させ、型締め
を行う。このとき、前記可動金型ユニット側の鏡面ブロ
ックと固定金型ユニット側の鏡面ブロックとの間にキャ
ビティ空間が形成される。続いて、図示されない射出装
置の射出ノズルから成形材料としての樹脂を射出し、前
記キャビティ空間に充填し、冷却してディスク原型を成
形する。そして、樹脂が完全に冷却され、固化する前に
前記カットパンチ・エジェクタユニット62が駆動さ
れ、前記ディスク原型にパンチ穴が形成され、ディスク
が成形される。その後、前記型締装置を駆動して可動プ
ラテン11を後退(図1における左方に移動)させ、型
開きを行うとともに、前記カットパンチ・エジェクタユ
ニット62を駆動することによって図示されないエジェ
クタピンを前進させ、前記可動金型ユニット側の鏡面ブ
ロックからディスクを突き出し、離型させる。
【0031】次に、前記カットパンチ・エジェクタユニ
ット62について説明する。
【0032】前記可動プラテン11の後端面S2にハウ
ジング収容穴14が開口させられて形成され、該ハウジ
ング収容穴14内において、可動プラテン11から後方
に向けて突出させて複数の、本実施の形態においては2
本のガイドバー63、64が形成され、該ガイドバー6
3、64の後端(図1における左端)に第1の駆動手段
としてのエジェクタ用のサーボモータ65が取り付けら
れる。該サーボモータ65を駆動することによって第1
の伝動部材としてのボールねじ軸ユニット112が回転
させられる。
【0033】前記サーボモータ65は、環状プレート1
01、102、及び環状プレート101、102間に配
設された筒状のフレーム103から成るモータケース6
6、前記環状プレート101、102の内周面に配設さ
れたベアリング104、105、該ベアリング104、
105によって回転自在に支持された中空の出力軸10
6、該出力軸106に取り付けられたロータ107、該
ロータ107より径方向外方において前記フレーム10
3に取り付けられたステータ108、並びに該ステータ
108に巻装されたステータコイル109から成る。な
お、110は前記ロータ107及び出力軸106の回転
速度を検出するための回転速度検出器としての第1のエ
ンコーダである。
【0034】また、有底筒状のハウジング72が、前記
ハウジング収容穴14内に収容された状態で、前記ガイ
ドバー63、64に沿って進退自在に配設される。その
ために、前記ハウジング72の外周面には、前記ガイド
バー63用の貫通穴を備えた耳部a1、a2、及び前記
ガイドバー64用の貫通穴を備えた耳部b1、b2がハ
ウジング72と一体に形成される。そして、該ハウジン
グ72の後端に軸受部91が、中央にスプライン部92
が、前端にカットパンチ用ロッド93が形成される。ま
た、前記可動金型ユニット内には加工部材としての筒状
のカットパンチが配設され、該カットパンチの後端と前
記カットパンチ用ロッド93の前端とが、前記可動プラ
テン11を貫通して形成された穴43を介して連結され
る。したがって、前記ハウジング72を進退させること
によって、カットパンチを進退させることができる。
【0035】また、前記ハウジング72の軸方向におけ
るサーボモータ65側への移動を規制するために、耳部
a1、b1とモータケース66との間に、第1の移動規
制手段としてのスプリング130、131がそれぞれガ
イドバー63、64に外嵌される。
【0036】そして、カットパンチ用ロッド93及びエ
ジェクタロッド97を後退させ、可動金型ユニット側か
ら退避させるために、耳部a2、b2と可動プラテン1
1との間に退避手段としてのスプリング136、137
がそれぞれガイドバー63、64に外嵌されて、スプリ
ング136、137の反力をハウジング72に与えるこ
とができるようになっている。
【0037】前記軸受部91の内側には、支持手段とし
ての二つのベアリング73、74が配設され、該ベアリ
ング73、74は、筒状プーリ75を回転自在に支持
し、かつ、スラスト荷重を受ける。前記筒状プーリ75
は、後端の従動側のプーリ76、及び該プーリ76より
前方に延びる筒状部77を一体にすることによって形成
され、該筒状部77に第2の伝動部材としてのボールナ
ット78が嵌入される。該ボールナット78は、前方に
フランジ部79を備える。
【0038】そして、前記ボールナット78の軸方向に
おける移動を規制し、ハウジング72を所定の位置に固
定するために前記耳部a2、b2にそれぞれ第2の移動
規制手段としてのブレーキ133、134がガイドバー
63、64に外嵌される。
【0039】前記筒状プーリ75には、前記ベアリング
73の後端に隣接させて段付き部90が形成され、該段
付き部90、及び前記フランジ部79の後端によってベ
アリング73、74を挟むことにより、前記ボールナッ
ト78をハウジング72に対して位置決めすることがで
きる。なお、87はベアリング73、74をハウジング
72に対して位置決めするための締付具である。
【0040】また、前記スプライン部92の内側には、
外周面にスプライン95が形成された筒状の軸受ハウジ
ング94が進退自在に配設され、前記スプライン部92
の内周面には前記スプライン95とスプライン係合する
スプライン歯が形成される。そして、前記軸受ハウジン
グ94の前端には、ブラケット96を介してエジェクタ
ロッド97が取り付けられる。前記可動金型ユニットの
前記カットパンチ内にはエジェクタピンが配設され、該
エジェクタピンの後端と前記エジェクタロッド97の前
端とが連結される。
【0041】さらに、軸受ハウジング94の内側には、
支持手段としての二つのベアリング98、99が配設さ
れ、該ベアリング98、99は、ボールねじ軸ユニット
112を回転自在に支持し、かつ、スラスト荷重を受け
る。なお、スプライン部92及び軸受ハウジング94に
よって、ハウジング72と軸受ハウジング94との間の
相対的な回転を規制する第1の回転規制手段が構成され
る。
【0042】また、第2の駆動手段としてのカットパン
チ用のサーボモータ81が配設され、該サーボモータ8
1が前記ハウジング72と一体に形成されたブラケット
82に取り付けられ、前記サーボモータ81の出力軸8
3に取り付けられた駆動側のプーリ84と、前記プーリ
76との間に、伝動部材としてのタイミングベルト85
が張設される。なお、前記プーリ76、84及びタイミ
ングベルト85によって回転を伝達する回転伝達手段が
構成される。また、86は前記サーボモータ81の回転
速度を検出するための回転速度検出器としての第2のエ
ンコーダである。図示されない制御装置は、第1、第2
のエンコーダ110、86の出力の位相差を制御するこ
とによって、サーボモータ65、81を同時に駆動する
ことができる。
【0043】そして、前記サーボモータ81を駆動して
ボールナット78を回転させたときに、カットパンチ用
ロッド93を前進させるために、前記ボールねじ軸ユニ
ット112が進退自在に配設される。該ボールねじ軸ユ
ニット112は、後端から前端にかけて順に、外周面に
スプラインが形成されたスプライン部113、ボールね
じ軸ユニット112の軸方向におけるサーボモータ65
側への移動を規制する第3の移動規制手段としてのスト
ッパ135、外周面にねじが形成されたボールねじ軸部
114、及び前記ベアリング98、99によって回転自
在に支持された軸部115を備える。また、該軸部11
5の前端に締付ナット116が配設され、該締付ナット
116を締め付けることによって、前記ベアリング9
8、99を位置決めすることができる。なお、本実施の
形態においては、第3の移動規制手段として前記ストッ
パ135を使用しているが、スプライン部113に外嵌
されたスプリング、ブレーキ等を使用することもでき
る。
【0044】そして、前記出力軸106の前端に取り付
けられたスプラインナット121の内周面には、前記ス
プライン部113とスプライン係合させられるスプライ
ン歯が形成され、前記ボールナット78の内周面には、
ボールナット78と前記ボールねじ軸部114とを螺合
させるためのねじが形成される。
【0045】また、前記ボールナット78及びボールね
じ軸ユニット112によって、ボールナット78の回転
運動をボールねじ軸ユニット112の直線運動に変換す
る運動方向変換手段が構成され、スプライン部113及
びスプラインナット121によって、スプライン部11
3とスプラインナット121との間の相対的な回転を規
制する第2の回転規制手段が構成される。
【0046】次に、前記構成のカットパンチ・エジェク
タユニット62の動作について説明する。
【0047】まず、前記制御装置の駆動制御手段によっ
て前記サーボモータ81を正方向に駆動すると、正方向
の回転が出力軸83、プーリ84及びタイミングベルト
85を介してプーリ76及びボールナット78に伝達さ
れる。この場合、ボールねじ軸ユニット112は、サー
ボモータ81の回転位置が固定されることにより、回転
しない。したがって、ボールナット78は回転しながら
前進させられる。それに伴って、ハウジング72が前進
させられ、カットパンチが図4の線L11に示されるよ
うに前進させられて、ディスク原型に穴開け加工が施さ
れ、ディスク原型にパンチ穴が形成され、ディスクが成
形される。また、ハウジング72が前進することによっ
てスプリング136、137が圧縮される。なお、カッ
トパンチを前進させるときの負荷が大きい場合、ボール
ねじ軸ユニット112が回転しながら後退することがあ
る。その場合、ボールねじ軸ユニット112の後退に伴
ってストッパ135がスプラインナット121に当接す
ると、それ以上のボールねじ軸ユニット112の後退が
阻止されるので、ボールナット78を確実に前進させる
ことができる。そして、タイミングt11において、前
記駆動制御手段がサーボモータ81を停止させ、ボール
ナット78及びハウジング72を停止させる。その結
果、カットパンチが前進位置で停止させられる。そし
て、ブレーキ133、134はハウジング72をガイド
バー63、64に固定する。なお、この間、サーボモー
タ65は駆動されず、ボールねじ軸ユニット112は前
進させられず、エジェクタピンも前進させられない。
【0048】続いて、タイミングt12において、前記
駆動制御手段が前記サーボモータ65を正方向に駆動す
ると、正方向の回転が出力軸106及びスプラインナッ
ト121を介してボールねじ軸ユニット112に伝達さ
れる。このとき、ボールねじ軸ユニット112の回転に
伴ってボールナット78も回転しようとするが、ボール
ナット78は、サーボモータ81の回転位置が固定され
ることにより、回転しない。したがって、ボールナット
78とボールねじ軸ユニット112とは相対的に回転さ
せられ、かつ、互いに相対的に軸方向に移動させられ
る。
【0049】この場合、ボールねじ軸ユニット112が
前進するのに伴って、ボールナット78及びハウジング
72が後退しようとするが、ブレーキ133、134に
よってハウジング72がガイドバー63、64に固定さ
れているので、後退が阻止される。したがって、ボール
ねじ軸ユニット112は回転しながら前進させられ、そ
れに伴って、軸受ハウジング94、ブラケット96及び
エジェクタロッド97が前進させられ、エジェクタピン
が図4の線L12に示されるように前進させられ、ディ
スクが突き出される。
【0050】この間、カットパンチは、線L11に示さ
れるように前進位置に置かれるので、ディスクの突出し
に伴ってディスクが落下することはない。
【0051】そして、タイミングt13において、前記
駆動制御手段がサーボモータ65を停止させ、出力軸1
06及びスプラインナット121を停止させて、エジェ
クタピンを前進位置で停止させる。続いて、ブレーキ1
33、134を解放すると、スプリング136、137
の反力によってハウジング72が後退させられ、カット
パンチ用ロッド93及びエジェクタロッド97が後退さ
せられ、このとき同時に前記駆動制御手段がサーボモー
タ65を逆方向に駆動すると、逆方向の回転が出力軸1
06及びスプラインナット121を介してボールねじ軸
ユニット112に伝達される。このとき、ボールねじ軸
ユニット112の回転に伴ってボールナット78も回転
しようとするが、サーボモータ81の回転位置が固定さ
れることにより、ボールナット78は回転しない。した
がって、ボールナット78とボールねじ軸ユニット11
2とは相対的に回転させられ、かつ、互いに相対的に軸
方向に移動させられる。
【0052】仮に、ボールねじ軸ユニット112が後退
しようとするのに伴って、ボールナット78及びハウジ
ング72が前進しようとした場合、前記制動制御手段
は、前記ブレーキ133、134を作動させ、ハウジン
グ72をガイドバー63、64に対して固定する。した
がって、ハウジング72の前進が阻止されるので、ボー
ルねじ軸ユニット112は回転しながら後退させられ、
軸受ハウジング94、ブラケット96及びエジェクタロ
ッド97が後退させられ、エジェクタピンが後退させら
れる。
【0053】このように、ディスク原型に穴開け加工を
施すためにサーボモータ81が使用されるので、カット
パンチの位置精度を高くすることができるだけでなく、
動作を安定させることができる。
【0054】また、エジェクタピンを突き出してディス
クを離型させようとするときに、カットパンチを前進位
置に置くことができるので、カットパンチによってディ
スクを保持することができる。すなわち、カットパンチ
とエジェクタピンとを同時に作動させることができる。
したがって、カットパンチによってディスクを保持する
ために、エジェクタピンの突出動作を遅くする必要がな
くなるので、成形サイクル時間を短くすることができ
る。
【0055】なお、本実施の形態においては、サーボモ
ータ81を駆動させることによって発生させられた回転
をプーリ84、タイミングベルト85及びプーリ76を
介して伝達するようになっているが、サーボモータ81
とボールナット78とを直結することもできる。
【0056】また、前記ハウジング72に図示されない
リニアエンコーダを配設し、該リニアエンコーダによっ
てハウジング72の位置を検出し、位置制御を行うこと
もできる。
【0057】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。
【0058】図5は本発明の第2の実施の形態における
ディスク成形用金型の要部断面図である。
【0059】この場合、2本のガイドバー63、64の
後端(図における左端)にモータ支持部266が取り付
けられ、該モータ支持部266に第1の駆動手段として
のエジェクタ用のサーボモータ265が取り付けられ
る。該サーボモータ265を駆動することによって第1
の伝動部材としてのボールねじ軸ユニット212を回転
させることができる。前記モータ支持部266におい
て、従動側のプーリ276がベアリング277によって
回転自在に支持される。そして、前記サーボモータ26
5の出力軸283に取り付けられた駆動側のプーリ28
4と、前記プーリ276との間に、伝動部材としてのタ
イミングベルト285が張設される。なお、210は回
転速度検出器としての第1のエンコーダである。
【0060】また、第2の駆動手段としてのカットパン
チ用のサーボモータ81が配設され、該サーボモータ8
1がハウジング72と一体に形成されたブラケット82
に取り付けられ、前記サーボモータ81の出力軸83に
取り付けられた駆動側のプーリ84と、前記プーリ76
との間に、伝動部材としてのタイミングベルト85が張
設される。
【0061】そして、サーボモータ81を駆動すること
によってカットパンチ用ロッド93を進退(図における
左右方向に移動)させたり、サーボモータ265を駆動
することによってエジェクタロッド97を進退させたり
するために、ボールねじ軸ユニット212が進退自在に
配設される。該ボールねじ軸ユニット212は、後端か
ら前端(図における右端)にかけて順に、外周面にスプ
ラインが形成されたスプライン部213、ボールねじ軸
ユニット212の軸方向の移動を規制する第3の移動規
制手段としてのストッパ135、外周面にねじが形成さ
れたボールねじ軸部114、及び支持手段としてのベア
リング98、99によって回転自在に支持された軸部1
15を備える。
【0062】そして、前記プーリ276の内周面には、
前記スプライン部213とスプライン係合させられるス
プライン歯が形成され、第2の伝動部材としてのボール
ナット78の内周面には、ボールナット78と前記ボー
ルねじ軸部114とを螺合させるためのねじが形成され
る。なお、スプライン部213及びプーリ276によっ
て、ボールねじ軸ユニット212とプーリ276との間
の相対的な回転を規制する第2の回転規制手段が構成さ
れる。
【0063】次に、前記構成のカットパンチ・エジェク
タユニット62の動作について説明する。
【0064】まず、図示されない制御装置の駆動制御手
段によって前記サーボモータ81を正方向に駆動する
と、正方向の回転が出力軸83、プーリ84及びタイミ
ングベルト85を介してプーリ76及びボールナット7
8に伝達される。この場合、ボールねじ軸ユニット21
2は、サーボモータ81の回転位置が固定されることに
より、回転しない。したがって、ボールナット78は回
転しながら前進(図における右方に移動)させられる。
それに伴って、ハウジング72が前進させられ、図示さ
れない加工部材としてのカットパンチが図4の線L11
に示されるように前進させられて、ディスク原型に穴開
け加工が施され、ディスク原型にパンチ穴が形成され、
ディスクが成形される。また、ハウジング72が前進す
ることによってスプリング136、137が圧縮され
る。そして、タイミングt11において、前記駆動制御
手段がサーボモータ81を停止させ、ボールナット78
及びハウジング72を停止させる。その結果、カットパ
ンチが前進位置で停止させられる。そして、ブレーキ1
33、134によってハウジング72がガイドバー6
3、64に固定される。
【0065】続いて、タイミングt12において、前記
駆動制御手段が前記サーボモータ265を正方向に駆動
すると、正方向の回転が出力軸283、プーリ284、
タイミングベルト285及びプーリ276を介してボー
ルねじ軸ユニット212に伝達される。このとき、ボー
ルねじ軸ユニット212の回転に伴ってボールナット7
8も回転しようとするが、ボールナット78は、サーボ
モータ81の回転位置が固定されることにより、回転し
ない。したがって、ボールナット78とボールねじ軸ユ
ニット212とは相対的に回転させられ、かつ、互いに
相対的に軸方向に移動させられる。
【0066】この場合、ボールねじ軸ユニット212が
前進するのに伴って、ボールナット78及びハウジング
72が後退(図における左方に移動)しようとするが、
ブレーキ133、134によってハウジング72がガイ
ドバー63、64に固定されているので、後退が阻止さ
れる。したがって、ボールねじ軸ユニット212は回転
しながら前進させられ、それに伴って、軸受ハウジング
94、ブラケット96及びエジェクタロッド97が前進
させられ、図示されないエジェクタピンが図4の線L1
2に示されるように前進させられ、ディスクが突き出さ
れる。
【0067】この間、カットパンチは、図4の線L11
に示されるように前進位置に置かれるので、ディスクの
突出しに伴ってディスクが落下することはない。
【0068】そして、タイミングt13において、ブレ
ーキ133、134を解放すると、スプリング136、
137の反力によってハウジング72が後退させられ、
カットパンチ用ロッド93及びエジェクタロッド97が
後退させられ、このとき同時に前記駆動制御手段がサー
ボモータ265を停止させ、ボールねじ軸ユニット21
2を停止させて、エジェクタピンを前進位置で停止させ
る。続いて、前記駆動制御手段がサーボモータ265を
直ちに逆方向に駆動すると、逆方向の回転がプーリ28
4、タイミングベルト285及びプーリ276を介して
ボールねじ軸ユニット212に伝達される。このとき、
ボールねじ軸ユニット212の回転に伴ってボールナッ
ト78も回転しようとするが、サーボモータ81の回転
位置が固定されることにより、ボールナット78は回転
しない。したがって、ボールナット78とボールねじ軸
ユニット212とは相対的に回転させられ、かつ、互い
に相対的に軸方向に移動させられる。
【0069】仮に、ボールねじ軸ユニット212が後退
するのに伴って、ボールナット78及びハウジング72
が前進しようとした場合、前記制御装置の図示されない
制動制御手段は、第2の移動規制手段としてのブレーキ
133、134を作動させ、ハウジング72をガイドバ
ー63、64に対して固定する。したがって、ハウジン
グ72の前進が阻止されるので、ボールねじ軸ユニット
212は回転しながら後退させられ、軸受ハウジング9
4、ブラケット96及びエジェクタロッド97が後退さ
せられ、エジェクタピンが後退させられる。
【0070】前記実施の形態においては、モータとして
サーボモータが使用されているが、通常のモータを使用
する場合、ブレーキ付モータが使用される。
【0071】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0072】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、射出成形機の製品突出し装置においては、第1の
駆動手段と、該第1の駆動手段を駆動することによって
回転させられ、かつ、進退させられる第1の伝動部材
と、第2の駆動手段と、該第2の駆動手段を駆動するこ
とによって回転させられ、かつ、進退させられる第2の
伝動部材と、前記第1の伝動部材の進退に伴って進退さ
せられるエジェクタピンと、前記第2の伝動部材の進退
に伴って進退させられる加工部材とを有する。
【0073】そして、前記第1、第2の伝動部材によっ
て運動方向変換手段が構成される。
【0074】この場合、第1の駆動手段を駆動し、第1
の伝動部材を進退させることによってエジェクタピンを
進退させ、第2の駆動手段を駆動し、第2の伝動部材を
進退させることによって加工部材を進退させる。
【0075】したがって、エジェクタピンを突き出して
成形品を離型させようとするときに、加工部材を前進位
置に置くことができるので、加工部材によって成形品を
保持することができる。すなわち、加工部材とエジェク
タピンとを同時に動作させることができる。
【0076】その結果、加工部材によって成形品を保持
するために、エジェクタピンの突出動作を遅くする必要
がなくなるので、成形サイクル時間を短くすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるディスク成
形用金型の要部断面図である。
【図2】従来のディスク成形用金型の要部断面図であ
る。
【図3】従来のカットパンチ・エジェクタユニットの動
作を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるカットパン
チ・エジェクタユニットの動作を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるディスク成
形用金型の要部断面図である。
【符号の説明】
10 ディスク成形用金型 65、81、265 サーボモータ 78 ボールナット 112、212 ボールねじ軸ユニット 130、131 スプリング 133、134 ブレーキ 135 ストッパ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)第1の駆動手段と、(b)該第1
    の駆動手段を駆動することによって回転させられ、か
    つ、進退させられる第1の伝動部材と、(c)第2の駆
    動手段と、(d)該第2の駆動手段を駆動することによ
    って回転させられ、かつ、進退させられる第2の伝動部
    材と、(e)前記第1の伝動部材の進退に伴って進退さ
    せられるエジェクタピンと、(f)前記第2の伝動部材
    の進退に伴って進退させられる加工部材とを有するとと
    もに、(g)前記第1、第2の伝動部材によって運動方
    向変換手段が構成されることを特徴とする射出成形機の
    製品突出し装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の伝動部材の軸方向における移
    動を規制する移動規制手段が配設される請求項1に記載
    の射出成形機の製品突出し装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の伝動部材の軸方向における移
    動を規制する移動規制手段が配設される請求項1に記載
    の射出成形機の製品突出し装置。
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