JP3088650B2 - 射出成形用ゲートカット機構兼エジェクタ機構 - Google Patents

射出成形用ゲートカット機構兼エジェクタ機構

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形用ゲート
カット機構兼エジェクタ機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来の射出成形機では、樹
脂等の溶融成形材料をシリンダバレル内でスクリュによ
つて可塑化溶融させた後、シリンダバレルを前進させ、
シリンダバレルの先端のノズルを射出成形用の固定金型
に密着させ、溶融成形材料を、スプル、ランナ及びゲー
トを介して金型内のキャビティに射出充填している。こ
の種の射出成形機において、エジェクタ機構及びゲート
カット機構を備えるものが知られている。このエジェク
タ機構は、一般的なエジェクタ機構と同様に成形品を突
き出すために金型に備えられるものであるが、エジェク
タピンを油圧的な手段によつて駆動している。また、こ
のゲートカット機構は、一般的なゲートカット機構と同
様にゲートを開閉する機構であるが、油圧シリンダ装置
によつてゲートカットピンを駆動し、エジェクタ機構と
駆動源の種類を合致させている。ゲートカットピン及び
エジェクタピンは、可動盤に取付けられている。
【0003】すなわち、エジェクタ機構及びゲートカッ
ト機構の両者を備える従来の射出成形機にあつては、油
圧源にて駆動されるゲートカット用の油圧シリンダ装置
とエジェクタ用の油圧シリンダ装置とのそれぞれを組み
込み、ゲートカットピンとエジェクタピンの駆動を個別
に行つていた。従つて、油圧源としての油圧ポンプの他
に、複数個の油圧バルブ、配管等を備えている。
【0004】このように、従来のエジェクタ機構及びゲ
ートカット機構を備える射出成形機にあつては、油圧式
となつていたため、油洩れを生ずることが避け難く、飛
散した作動油が成形品に付着するという技術的課題を有
していた。特に、光学部品、食品関係の成形品を成形す
る場合は、作動油の付着が商品価値を低下させるため、
問題となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の技術的課題に鑑みてなされたもので、その構成は、
次の通りである。請求項1の発明は、ゲートカット機構
10及びエジェクタ機構30が各々独立して作動する射
出成形用ゲートカット機構兼エジェクタ機構であつて、
ゲートカット機構10が、可動盤3bに移動自在に配置
した駆動側ゲートカットピン12と、可動盤3bに固設
した支持部材14と、駆動側ゲートカットピン12に固
定したゲートカットプレート18と、ゲートカットプレ
ート18に固設したナット部材17及びナット部材17
にねじ部15aが係合するボールねじ部材15を有し、
ボールねじ部材15が支持部材14に回転自在かつ中心
軸線方向の移動不可能に支持されるボールねじ機構と、
支持部材14に固設した電気モータ20と、電気モータ
20のモータ軸20aとボールねじ部材15との間に巻
掛けられ、ボールねじ部材15を正逆に回転駆動する巻
掛伝動装置25とを備え、エジェクタ機構30が、駆動
側ゲートカットピン12の通孔内に移動自在に配置され
る駆動側エジェクタピン32と、支持部材14に固設さ
れ、駆動側エジェクタピン32を駆動する空気圧シリン
ダ装置24とを備えることを特徴とする射出成形用ゲー
トカット機構兼エジェクタ機構である。請求項2の発明
は、ボールねじ機構が、駆動側ゲートカットピン12か
ら等距離に複数配置されることを特徴とする請求項1の
射出成形用ゲートカット機構兼エジェクタ機構である。
【0006】
【作用】請求項1の発明によれば、ゲートカット機構1
0及びエジェクタ機構30が各々次のようにして別個独
立に作動する。ゲートカット機構10は、支持部材14
に固設した電気モータ20を駆動すれば、電気モータ2
0のモータ軸20aとボールねじ部材15との間に巻掛
けた巻掛伝動装置25により、ボールねじ部材15が正
又は逆に回転駆動される。ボールねじ部材15は、支持
部材14に回転自在かつ中心軸線方向の移動不可能に支
持されているので、ボールねじ部材15のねじ部15a
が係合するナット部材17が、ゲートカットプレート1
8及び駆動側ゲートカットピン12を伴つて移動する。
駆動側ゲートカットピン12は可動盤3b内を移動する
ので、この駆動側ゲートカットピン12の移動により、
ゲートを切断することができる。電気モータ20によつ
てボールねじ部材15を逆向きに回転駆動すれば、ゲー
トが開放される。
【0007】エジェクタ機構30は、空気圧シリンダ装
置24を突出作動させれば、駆動側エジェクタピン32
が駆動側ゲートカットピン12の通孔内で駆動される。
この駆動側エジェクタピン32の駆動により、成形品を
キャビティから突き出すことができる。空気圧シリンダ
装置24を没入作動させれば、駆動側エジェクタピン3
2を復帰させることができる。このように、ゲートカッ
ト機構10及びエジェクタ機構30の作動が電気モータ
20と空気圧シリンダ装置24によつて得られるため、
油洩れの発生がなく、成形品への油飛散を防止できると
共に、この2種の駆動方式の組合せにより、構造の単純
化とコスト低減を図ることができる。
【0008】請求項2の発明によれば、ゲートカットプ
レート18が、駆動側ゲートカットピン12から等距離
の複数箇所で駆動されるので、ゲートカット機構10の
作動が安定的に得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1〜図4は本発明の1実
施の形態にかかる射出成形用ゲートカット機構兼エジェ
クタ機構を示す。図中において符号1は射出成形用の金
型を示し、金型1は、固定金型2aと固定金型2aに対
向する可動金型3aとからなる。固定金型2aは、固定
金型2aの中心軸線上に延びるスプルー9を区画し、固
定金型2aに摺動自在に嵌合するスプルーブッシュ2c
を備え、固定金型2aが固定盤2bに固着されている。
一方、可動金型3aは、固定金型2aと型締めされて複
数個のキャビティ7を画成するものであり、可動金型3
aが可動盤3bに固着され、可動盤3bがトグル式、直
圧式等の図外の型締装置によつて前後に駆動される。ス
プルー9と各キャビティ7との間は、後記する従動側ゲ
ートカットピン13とスプルーブッシュ2cとの間に形
成したランナ5及びゲート6を介してそれぞれ接続可能
である。
【0010】そして、可動盤3bには、ゲートカット機
構10及びエジェクタ機構30が装備される。ゲートカ
ット機構10は、図1、図2に示すようにゲートカット
ピン11を備える。ゲートカットピン11は、同軸に配
置した駆動側ゲートカットピン12と従動側ゲートカッ
トピン13とからなる。従動側ゲートカットピン13
は、円筒状をなして可動金型3a内に中心軸線方向の移
動自在に収容され、可動金型3aとの間に圧縮させて配
置した第1戻しスプリング40によつて常時復帰が付勢
されている。従動側ゲートカットピン13は、第1戻し
スプリング40によつて復帰した非作動状態で、突起部
13aが可動金型3aの段面3cに当接し、スプルーブ
ッシュ2cの前端面との間にランナ5を区画し、各キャ
ビティ7の内端部に接続するゲート6を開放状態で区画
可能である。駆動側ゲートカットピン12は、円筒状を
なし、後端部がゲートカットプレート18に螺着され、
前端面が従動側ゲートカットピン13の後端面と対向し
ている。
【0011】ゲートカットプレート18は、駆動側ゲー
トカットピン12から等距離に配置した複数のボールね
じ機構によつて駆動される。すなわち、ゲートカットプ
レート18には、一対のナット部材17が固着され、各
ナット部材17にはボールねじ部材15の先端のねじ部
15aがそれぞれ図外のボールを介して係合している。
各ボールねじ部材15は、軸部の中間部が、それぞれベ
アリング44を介して支持部材14に回動自在かつ中心
軸線方向の移動不可能に支持され、後端の軸部に、プー
リ16がそれぞれ固定されている。支持部材14のブラ
ケット部14aには、サーボモータである電気モータ2
0が固設され、そのモータ軸20aに駆動プーリ21が
固定されている。そして、駆動プーリ21及び各プーリ
16にベルト22が巻掛けられて、巻掛伝動装置25を
構成している。この巻掛伝動装置25は、各ボールねじ
部材15を同期駆動させる必要から、ベルト22を歯付
きベルトによつて構成することが望まれる。
【0012】一方、支持部材14は、ゲートカットプレ
ート18の後方に配置して、可動盤3bに螺着した複数
本のガイドピン43を介して可動盤3bに固設されてい
る。しかして、電気モータ20によつて駆動プーリ21
及び各プーリ16を正逆に回転駆動することにより、ベ
アリング44によつて支持される各ボールねじ部材15
が回転するので、各ナット部材17及びゲートカットプ
レート18ひいては駆動側ゲートカットピン12を中心
軸線方向に進退駆動することができる。なお、ゲートカ
ットプレート18は、ブッシュ45を介在させてガイド
ピン43の中間部に摺動自在に外嵌しており、ガイドピ
ン43に案内されながら安定的に進退移動する。
【0013】エジェクタ機構30は、図1、図2に示す
ようにエジェクタピン31を備える。エジェクタピン3
1は、同軸に配置した駆動側エジェクタピン32と従動
側エジェクタピン33とからなる。駆動側エジェクタピ
ン32は、棒状をなし、円筒状をなす駆動側ゲートカッ
トピン12の通孔内に移動自在に同心に遊挿され、後端
部が空気圧シリンダ装置24のピストンロッド24aに
固着されている。従動側エジェクタピン33は、棒状を
なし、後端面が駆動側エジェクタピン32の前端面に臨
むピン本体33aと、ピン本体33aの中間部から分岐
する2個の分岐ピン33bとを有する。ピン本体33a
は、従動側ゲートカットピン13内に摺動自在かつ同心
に支持され、従動側ゲートカットピン13との間に圧縮
させて配置した第2戻しスプリング41によつて常時復
帰が付勢されている。各分岐ピン33bは、L字状をな
し、従動側ゲートカットピン13の後端部の径方向の切
溝13bに後端部が受入れられて中心軸線方向の相対移
動が許容されると共に、先端側が可動金型3a内に中心
軸線方向の摺動自在に支持され、第2戻しスプリング4
1によつて後方に復帰した状態で、前端面がそれぞれキ
ャビティ7を区画している。
【0014】空気圧シリンダ装置24は、支持部材14
に固設され、ピストン24bの両側に区画した一対の圧
力室24cに図外の空気源からの圧力空気を給排するこ
とにより、駆動側エジェクタピン32を進退駆動するよ
うになつている。なお、図1上では空気圧シリンダ装置
24は複動式として示してあるが、図外のスプリングに
よつてピストン24bの復帰を付勢すれば、単動式によ
つて構成することも可能である。
【0015】なお、ゲートカット機構10及びエジェク
タ機構30を共に電気モータ20及びボールねじ機構に
よつて駆動する場合には、構造が複雑化し、収容スペー
ス及びコストの面で不利である。一方、ゲートカット機
構10及びエジェクタ機構30を共に空気圧シリンダ装
置24によつて駆動する場合には、特にゲートカットの
作動速度及び圧力(トルク)の高精度の制御が困難であ
り、作動(切れあじ)にバラツキを生じ易く、成形品の
品質の低下を生じ易い。そこで、ゲートカット機構10
のゲートカットピン11の駆動源として、電気モータ2
0及びボールねじ機構を使用し、ゲートカットの作動速
度及び圧力(トルク)の高精度の制御を確保すると共
に、エジェクタ機構30のエジェクタピン31の駆動源
として、空気圧シリンダ装置24を使用し、全体として
の構造の簡素化を図る。
【0016】次に、作用について説明する。射出成形に
際しては、周知の型閉工程、型締工程、射出ユニット前
進工程、射出工程、計量工程、射出ユニット後退工程、
型開工程、エジェクト工程及び中間工程が順次に行われ
る。先ず、型閉工程、型締工程を行い、図2に示すよう
に可動金型3aを固定金型2aに密着させた状態で射出
ユニット前進工程を行つて図外の射出成形機のノズルを
密着部2dに密着させた後、射出工程に移行する。その
際、スプルーブッシュ2cが押し込まれ、フランジ状部
2eが固定金型2aの段面2fに当接し、また、従動側
ゲートカットピン13は、第1戻しスプリング40の弾
発力によつて後退してゲート6を開放し、従動側エジェ
クタピン33は、第2戻しスプリング41の弾発力によ
つて後退してキャビティ7を区画している。
【0017】次いで、射出成形機のノズルから溶融成形
材料を射出すれば、溶融成形材料がスプルー9、ランナ
5及びゲート6を通つてキャビティ7に流入する。溶融
成形材料がキャビティ7に充満したなら、射出ユニット
後退工程に移行して射出成形機のノズルを密着部2dか
ら離反させると共に、ゲートカット機構10を作動させ
る。すなわち、電気モータ20によつて駆動プーリ21
を駆動すれば、ベルト22を介して各プーリ16が一方
向に回転駆動される。各プーリ16が一方向に回転すれ
ば、各ボールねじ部材15が回転するので、各ナット部
材17及びゲートカットプレート18ひいては駆動側ゲ
ートカットピン12を中心軸線方向に前進させることが
できる。これにより、従動側ゲートカットピン13が第
1戻しスプリング40の弾発力に抗して押し出され、図
3に示すようにゲート6が従動側ゲートカットピン13
の先端部によつて切断される。その際、スプルーブッシ
ュ2cが若干押し戻される。
【0018】ゲート6が切断されたなら、型開工程に移
行し、可動金型3aを後退させると共にエジェクト工程
に移行してエジェクタ機構30を作動させる。すなわ
ち、空気圧シリンダ装置24の後側の圧力室24cに図
外の空気源からの圧力空気を供給すれば、駆動側エジェ
クタピン32がピストンロッド24aと共に突出し、駆
動側ゲートカットピン12内を移動しながら従動側エジ
ェクタピン33を押し出す。従動側エジェクタピン33
は、図4に示すように各分岐ピン33bが各キャビティ
7内で固化した成形品Aを突き出し、同時に、ピン本体
33aがスプルー9での固化物Bを突き出す。その際、
第2戻しスプリング41が圧縮変形する。かくして、ゲ
ートカット機構10及びエジェクタ機構30が各々独立
して作動し、ゲート6の切断及び成形品Aの突き出しが
個別になされる。
【0019】ところで、上記実施の形態にあつては、ゲ
ートカットピン11を駆動側ゲートカットピン12と従
動側ゲートカットピン13とに分割し、従動側ゲートカ
ットピン13の復帰を第1戻しスプリング40によつて
付勢した。しかしながら、駆動側ゲートカットピン12
は電気モータ20、巻掛伝動装置25及びボールねじ機
構によつて精緻に往復駆動される。このため、ゲートカ
ットピン11を同体に構成し、第1戻しスプリング40
を省略することも可能である。
【0020】
【発明の効果】以上の説明によつて理解されるように、
本発明に係る射出成形用ゲートカット機構兼エジェクタ
機構によれば、ゲートカット機構及びエジェクタ機構の
両者が個別に作動するように同心状に装備され、かつ油
洩れによる成形品の汚れが問題となる射出成形機におい
て、電気モータ及び空気圧シリンダ装置の構成により、
成形品の油汚れによる商品価値の低下を完全に防止する
ことができる。加えて、電気モータ及びボールねじ機構
を備えるゲートカット機構と空気圧シリンダ装置を備え
るエジェクタ機構との組合せにより、両機構の適正な作
動を確保しながら、ゲートカット機構及びエジェクタ機
構の収容スペースの削減が可能となり、射出成形用ゲー
トカット機構兼エジェクタ機構の全体の寸法を小形に構
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施の形態に係る射出成形用ゲー
トカット機構兼エジェクタ機構の駆動側を示す断面図。
【図2】 同じく射出成形用ゲートカット機構兼エジェ
クタ機構の従動側を示す断面図。
【図3】 同じく従動側の作用説明図。
【図4】 同じく従動側の作用説明図。
【符号の説明】
1:金型、2a:固定金型、3a:可動金型、10:ゲ
ートカット機構、12:駆動側ゲートカットピン、1
3:従動側ゲートカットピン、14:支持部材、15:
ボールねじ部材、15a:ねじ部、17:ナット部材、
18:ゲートカットプレート、20:電気モータ、20
a:モータ軸、24:空気圧シリンダ装置、24a:ピ
ストンロッド、25:巻掛伝動装置、30:エジェクタ
機構、32:駆動側エジェクタピン、33:従動側エジ
ェクタピン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/38 B29C 45/40

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲートカット機構(10)及びエジェク
    タ機構(30)が各々独立して作動する射出成形用ゲー
    トカット機構兼エジェクタ機構であつて、ゲートカット
    機構(10)が、可動盤(3b)に移動自在に配置した
    駆動側ゲートカットピン(12)と、可動盤(3b)に
    固設した支持部材(14)と、駆動側ゲートカットピン
    (12)に固定したゲートカットプレート(18)と、
    ゲートカットプレート(18)に固設したナット部材
    (17)及びナット部材(17)にねじ部(15a)が
    係合するボールねじ部材(15)を有し、ボールねじ部
    材(15)が支持部材(14)に回転自在かつ中心軸線
    方向の移動不可能に支持されるボールねじ機構と、支持
    部材(14)に固設した電気モータ(20)と、電気モ
    ータ(20)のモータ軸(20a)とボールねじ部材
    (15)との間に巻掛けられ、ボールねじ部材(15)
    を正逆に回転駆動する巻掛伝動装置(25)とを備え、
    エジェクタ機構(30)が、駆動側ゲートカットピン
    (12)の通孔内に移動自在に配置される駆動側エジェ
    クタピン(32)と、支持部材(14)に固設され、駆
    動側エジェクタピン(32)を駆動する空気圧シリンダ
    装置(24)とを備えることを特徴とする射出成形用ゲ
    ートカット機構兼エジェクタ機構。
  2. 【請求項2】 ボールねじ機構が、駆動側ゲートカット
    ピン(12)から等距離に複数配置されることを特徴と
    する請求項1の射出成形用ゲートカット機構兼エジェク
    タ機構。
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