JP3366180B2 - 射出圧縮成形用の射出成形機 - Google Patents

射出圧縮成形用の射出成形機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出圧縮成形用の
射出成形機に係り、特に、型締めされた金型内のキャビ
ティ中に溶融樹脂を射出し、キャビティ内の樹脂が固化
する前に、可動側金型の一部をなすコア金型部を前進さ
せて樹脂に圧縮力を付与する、射出圧縮成形用の射出成
形機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】射出圧縮成形法は、金型のキャビティ内
に射出・充填した固化前の樹脂に対して、圧縮応力を印
加する成形法であり、例えば、コア金型部によって樹脂
に均一かつ大きな圧縮応力を印加するようにしているの
で、「ヒケ」や「ソリ」のない外観精度の良好で、しか
も内部ひずみの少ない(光学製品にあっては複屈折の少
ない)成形品を得ることができる。
【0003】そして、上記のコア金型部による圧縮力
は、ほぼ型締め力に等しい大きな力が必要であるため、
圧縮力付与の駆動源としては、油圧シリンダが用いられ
るのが一般的であった。また、コア金型部が前進する前
のキャビティの容積は、コア金型部が前進し終わった後
のキャビティの容積(成形品形状に見合った容積)より
も、たかだか数%程度だけ大きく(すなわち、キャビテ
ィ内の樹脂が固化して収縮する量を予め見込んだ大きさ
に)設定されるが通常であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、超薄肉の成
形品を成形する場合においては、キャビティ内に樹脂を
射出・充填すると、超薄肉であるが故に、射出・充填の
直後に樹脂がほとんど固化してしまい、コア金型部によ
る圧縮力の付与効果が極めて少ないという指摘があっ
た。しかしながら、最近は、超薄肉で高精度の成形品
(例えば、DVD用の光ディスク基板など)を成形する
ことが求められつつあるが、従来の射出圧縮成形用の射
出成形機では、これに対応することが困難であった。
【0005】また、従来の射出圧縮成形用の射出成形機
では、コア金型部が前進する前のキャビティの容積は、
コア金型部が前進し終わった後のキャビティの容積より
も、たかだか数%程度だけ大きくなるように設定されて
いるため、コア金型部の前進ストロークは微小なものと
なり、圧縮力付与の駆動源として直圧タイプの油圧シリ
ンダを用いると、前進ストロークの正確な微小コントロ
ールが難しくなる。特に、超薄肉の成形品では、コア金
型部の前進ストロークはごくごく微小なものとなって、
ストロークのコントロールが実質上不能となるため、油
圧シリンダの圧力制御によってのみ、圧縮力を付与する
ことを余儀なくされるが、この点においても、超薄肉の
成形品を高精度に作製することを困難にしていた。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、超薄肉の成形品を高精度に成
形可能な、射出圧縮成形用の射出成形機を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、固定側金型と可動側金型とを型締めした
状態で、固定側金型と可動側金型とで形成されるキャビ
ティ内に溶融樹脂を射出し、キャビティ内の樹脂が固化
する前に、可動側金型の一部をなすコア金型部を前進さ
せて、キャビティの容積を成形品形状に見合った大きさ
まで狭めると共に、キャビティ内の樹脂にコア金型部に
よって圧縮力を付与する射出成形機において、コア金型
部の前後進駆動源として圧縮用電動サーボモータを用
い、該圧縮用電動サーボモータの駆動力をトグルリンク
機構によってコア金型部に伝達するようにし、上記トグ
ルリンク機構を該トグルリンク機構の力の拡大率の大き
い領域で駆動して圧縮行程を実行するように、構成され
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明の実施の1形態例(以下、本例と
称す)に係る射出圧縮成形用の射出成形機の要部構成を
示す断正面図であり、同図において、1は射出系メカニ
ズム、2は型開閉系メカニズムである。
【0009】まず、射出系メカニズム1について説明す
る。図1において、3は射出系メカニズム1のベース部
材、4はベース部材3と一体化された加熱シリンダ保持
部材である。5は加熱シリンダで、その後端側を加熱シ
リンダ保持部材4に保持されていると共に、その先端に
はノズル6が取り付けられている。7はスクリューで、
加熱シリンダ5内に回転並びに前後進可能であるように
内蔵されていると共に、その後端側にはスライドユニッ
ト8が固着されている。8aはスライドユニット8と一
体のプーリで、このプーリ8aに図示せぬ計量用サーボ
モータの回転が伝えられ、これによって、スクリュー7
が回転駆動されるようになっている。
【0010】9はベース部材3に取り付けられた射出用
サーボモータ、10は射出用サーボモータ9の出力軸に
固着されたプーリ、11はベース部材3に軸受12を介
して回転可能に保持されたボールネジ軸、13はボール
ネジ軸11の端部に固着されたプーリである。また、1
4はボールネジ軸11に螺合されたナット体で、該ナッ
ト体14はスライドユニット8に結合・固着されてい
る。射出用サーボモータ9のプーリ10とボールネジ軸
11のプーリ13とは、図示せぬタイミングベルトによ
ってベルト連結されている。
【0011】上記の射出用サーボモータ9の回転は、プ
ーリ10→タイミングベルト→プーリ13を介してボー
ルネジ軸11に伝えられ、これによって、ボールネジ軸
11に螺合したナット体14が、ボールネジ軸11に沿
って移動するようになっている。したがって、ナット体
14と一体となってスライドユニット8およびスクリュ
ー7が移動し、射出行程時にはスクリュー7の前進によ
って、溶融樹脂がノズル6から金型内の後記キャビティ
22中に射出されるようになっている。なお、図示せぬ
計量用サーボモータもスライドユニット8と一体となっ
て前後進するようになっている。
【0012】次に、型開閉系メカニズム2について説明
する。15は成形運転時には固設された状態をとる保持
盤、16は固定された固定ダイプレート、17は、保持
盤15と固定ダイプレート16との間に掛け渡らされた
複数本のタイバー、18は、保持盤15と固定ダイプレ
ート16との間に位置し、タイバー17に挿通されてタ
イバー17に沿って前後進可能な可動ダイプレートであ
る。保持盤15には、図示せぬ型開閉用(型締め用)サ
ーボモータが搭載されており、この型開閉用サーボモー
タの回転を、図示せぬ回転→直線運動変換メカニズム
(ボールネジ機構等)によって直線運動に変換して、ト
グルリンク機構19に伝え、このトグルリンク機構19
によって可動ダイプレート18を前後進させて、型開閉
動作を行うようになっている。
【0013】20は固定ダイプレート16に取り付けら
れた固定側金型、21は可動ダイプレート18に取り付
けられた可動側金型で、型締め時には両金型20,21
によってキャビティ(成形品形成用空間)22が形成さ
れるようになっている。23は可動側金型20の一部を
なすコア金型部で、可動側金型21の本体部に対して所
定量だけ前後動可能であるように配設されている。
【0014】24は、その一端側を可動ダイプレート1
8に固定された複数本のガイドバーで、この各ガイドバ
ー24の他端側には保持プレート25が固定されてい
る。26は保持プレート25に搭載された圧縮用サーボ
モータで、その出力軸にはプーリ27が固着されてい
る。28は保持プレート25に回転可能に保持されたナ
ット体で、このナット体28にはプーリ29が固着され
ている。このナット体28のプーリ29と圧縮用サーボ
モータ26のプーリ27とは、図示せぬタイミングベル
トによってベルト連結されている。
【0015】30はナット体28に螺合されたボールネ
ジ軸で、このボールネジ軸30の端部は、トグルリンク
機構31と連結されている。32はトグルリンク機構3
1によって前後進駆動される圧縮用移動プレートで、複
数本のガイドバー24に挿通されて、ガイドバー24に
沿って移動するようになっている。33はその一端部を
圧縮用移動プレート32に植設・固定された圧縮用駆動
ピンで、その他端部には圧縮用ブロック34が固着され
ている。この圧縮用ブロック34は、可動ダイプレート
18内に所定量だけ前後進可能であるように配設されて
いると共に、コア金型部23と一体に結合されている。
【0016】上述した保持プレート25(ガイドバー2
4を介して可動ダイプレート18に取り付けられた保持
プレート25)に直接または間接的に搭載された各部材
26,27,28,29,30,31,32,33,3
4は、型開閉動作に伴う可動ダイプレート18の前後進
にしたがって、可動ダイプレート18と共に前後進する
ようになっている。
【0017】また、保持プレート25に搭載された圧縮
用サーボモータ26の回転は、プーリ27→タイミング
ベルト→プーリ29を介してナット体28に伝えられ、
これによって、ナット体28に螺合したボールネジ軸3
0が軸方向に移動するようになっている。したがって、
これによりトグルリンク機構31が駆動されて、トグル
リンク機構31によって、圧縮用移動プレート32,圧
縮用駆動ピン33,圧縮用ブロック34,コア金型部2
3が前後進駆動されるようになっている。
【0018】図2は、金型近傍の構成を示す図1の要部
拡大図であり、同図において、35は固定側金型20の
一部をなすスプルブッシュ、36はタイバー17の締め
付けナットである。なお、図2は、型締め完了後で射出
前の状態が示されている。
【0019】図3は、圧縮用メカニズムの一部の構成を
示す図1の要部拡大図であり、同図において、31aは
トグルリンク機構31の一部をなすクロスヘッドで、ボ
ールネジ軸30に先端に取り付けられて、ボールネジ軸
30と一体となって前後進する。
【0020】本例では、上記のクロスヘッド31aの全
ストロークS1を、S1=20mmとしており、このク
ロスヘッド31aの全ストロークS1に対応するトグル
リンク機構31の出力ストローク(圧縮用移動プレート
32の移動ストローク)S2を、S2=1mmとしてあ
る。公知のように、トグルリンク機構31は、トグルリ
ンクによる力の拡大作用により、小さな推進力でも大き
な力(ここでは圧縮力)を得ることができ、本例では上
記のようなストロークの設定によって、ほぼ型締め力に
匹敵する力を得ることができるようにしてある。また、
クロスヘッド31aのストロークS1が20mm程度と
大きくとれるので、これに対応する圧縮用サーボモータ
26の回転量も大きくとれ、したがって、圧縮用サーボ
モータ26によって、圧縮用移動プレート32の位置、
すなわちコア金型部23の位置を精緻にコントロールす
ることが可能なようになっている。あるいはまた、圧縮
用サーボモータ26によって、コア金型部23の前進速
度を高精度にコントロールできるため、コア金型部23
によって充填制御を行うことが可能なようにもなってい
る。
【0021】次に、本例による動作を説明する。型締め
開始タイミングに至ると、図示せぬ型開閉用サーボモー
タの回転によって可動ダイプレート18が前進駆動さ
れ、固定側金型20に可動側金型21が所定の型締め力
をもって押し付けられる。この型締め後でかつ射出前の
状態においては、コア金型部23は後退位置におかれて
おり、この際、固定側金型20と可動側金型21とで形
成されるキャビティ22の容積は、成形品の容積(コア
金型部23が前進し終わった後のキャビティ22の容
積)よりも、所定量だけ大きくなるように設定されてお
り、例えば、DVD用の光ディスク基板等のように超薄
肉の成形品の場合には、射出前のキャビティ22の容積
は、成形品の容積よりも、20〜100%程度大きく設
定されるようになっている。
【0022】上記の型締め完了後、射出開始タイミング
に至ると、射出用サーボモータ9によってスクリュー7
が前進駆動されて、ノズル6から金型内に1ショット分
に必要な量の溶融樹脂が射出される。図4の(a)は、
上記の射出が完了した直後の状態を模式的に示してお
り、金型内には溶融樹脂37が1ショット分に必要な量
だけ満たされている。上述したように、溶融樹脂37の
射出時には、キャビティ22の容積は成形品の容積より
も大きく設定されているので、射出充填圧を低くできて
高速射出の実現が可能となる。特に、超薄肉の成形品の
場合には、射出時の肉厚を厚くすることによる、良好な
高速射出の実現効果は顕著なものとなる。
【0023】上記した射出行程の射出ストローク実測情
報(スクリュー7の前進ストローク実測情報)は、マシ
ンのコントローラによって監視されており、射出完了の
直後、または射出完了の手前の適宜タイミングで、コン
トローラからの指令に基づいて、圧縮用サーボモータ2
6による圧縮動作が開始される。すなわち、圧縮用サー
ボモータ26が回転すると、前述したトグルリンク機構
31を含む伝達メカニズムによってコア金型部23が前
進駆動されて、キャビティ22の容積は成形品の容積に
見合う大きさまで狭められ、コア金型部23によって大
きな圧縮力が固化前の樹脂37に付与される。
【0024】図4の(b)は、上記のコア金型部23の
前進動作が完了した直後の状態を模式的に示しており、
このとき、キャビティ22の容積は成形品の容積と等し
く、樹脂37にはコア金型部23による大きな圧縮力が
印加されている。本例では先にも述べたように、圧縮用
の駆動源として圧縮用サーボモータ26を用いると共
に、トグルリンク機構31を用いてコア金型部23を前
進駆動させるようにしているので、小さな推進力でほぼ
型締め力に匹敵する力を得ることができ、また、圧縮用
サーボモータ26によってコア金型部23の位置を精緻
にコントロールすることができるので、超薄肉の成形品
であっても正確な肉厚管理が可能となる。したがって、
かような射出圧縮手法により、超薄肉の成形品であって
も、「ヒケ」や「ソリ」のない外観精度が良好で、しか
も内部ひずみ(複屈折)の少ない成形品を得ることがで
きるようになる。
【0025】図5は、本例の制御系の要部構成を示すブ
ロック図である。同図において、51はマシン(射出成
形機)のコントローラ、52は射出フィードバック制御
部、53はサーボアンプ、9は前記した射出用サーボモ
ータ、54は射出用サーボモータ9の回転を検出するた
めのパルスジェネレータ、55は圧縮フィードバック制
御部、56はサーボアンプ、26は前記した圧縮用サー
ボモータ、57は圧縮用サーボモータ26の回転を検出
するためのパルスジェネレータである。
【0026】射出フィードバック制御部52は、設定値
に射出速度が一致するように、パルスジェネレータ54
からの位置情報を適宜に変換した速度実測情報を参照し
つつ、速度実測情報が設定値に倣うように、サーボアン
プ53を介して射出用サーボモータ9を駆動制御する。
また、パルスジェネレータ54から位置情報はコントロ
ーラ51に取り込まれて、これによって、射出行程時の
スクリュー7の前進位置が認知される。コントローラ5
1は、スクリュー7の前進位置実測情報によって圧縮開
始のタイミングに至ったことを認知すると、圧縮フィー
ドバック制御部55に駆動指令を与え、これによって、
圧縮フィードバック制御部55は、例えば時間軸に沿っ
た設定値にコア金型部23の前進位置が一致するよう
に、パルスジェネレータ57からの位置情報を参照しつ
つ、コア金型部23の前進位置実測情報が時間軸に沿っ
た設定値に倣うように、サーボアンプ56を介して圧縮
用サーボモータ26を駆動制御する。そして、これによ
ってコア金型部23の最終前進位置が精緻にコントロー
ルされる。なお、射出行程の途上に、同時に、圧縮フィ
ードバック制御部55によってコア金型部23の前進速
度をフィードバック制御すれば、射出系による射出動作
と同時進行で、コア金型部23によって充填制御が実行
されることになる。
【0027】以上のように本例によれば、圧縮用の駆動
源として圧縮用サーボモータを用いると共に、トグルリ
ンク機構を用いてコア金型部を前進駆動させるようにし
ているので、小さな推進力でほぼ型締め力に匹敵する力
を得ることができ、また、圧縮用サーボモータによって
コア金型部の位置を精緻にコントロールすることができ
るので、超薄肉の成形品であっても正確な肉厚管理が可
能となる。したがって、超薄肉の成形品であっても、
「ヒケ」や「ソリ」のない外観精度が良好で、しかも内
部ひずみ(複屈折)の少ない成形品を得ることができ
る。また、キャビティの容積を成形品の容積よりも大き
く設定した状態で射出を行うようにしているので、超薄
肉の成形品の場合でも、射出充填圧を低くできて高速射
出の実現が可能となる。
【0028】なお、前述した説明では、ゲートカットの
タイミングについては触れていないが、射出完了以後の
タイミングであればいつでもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、超薄肉の
成形品を高精度に成形可能な、射出圧縮成形用の射出成
形機が提供でき、その産業的価値は多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の1形態例に係る射出圧縮成形用
の射出成形機の要部構成を示す断正面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図1の要部拡大図である。
【図4】本発明の実施の1形態例における動作概要の説
明図である。
【図5】本発明の実施の1形態例に係る射出圧縮成形用
の射出成形機の制御系の要部ブロック図である。
【符号の説明】 1 射出系メカニズム 2 型開閉系メカニズム 3 ベース部材 4 加熱シリンダ保持部材 5 加熱シリンダ 6 ノズル 7 スクリュー 8 スライドユニット 8a プーリ 9 射出用サーボモータ 10 プーリ 11 ボールネジ軸 13 プーリ 14 ナット体 15 保持盤 16 固定ダイプレート 17 タイバー 18 可動ダイプレート 19 トグルリンク機構 20 固定側金型 21 可動側金型 22 キャビティ 23 コア金型部 24 ガイドバー 25 保持プレート 26 圧縮用サーボモータ 27 プーリ 28 ナット体 29 プーリ 30 ボールネジ軸 31 トグルリンク機構 31a クロスヘッド 32 圧縮用移動プレート 33 圧縮用駆動ピン 34 圧縮用ブロック 37 溶融樹脂(樹脂) 51 コントローラ 52 射出フィードバック制御部 53,56 サーボアンプ 54,57 パルスジェネレータ 55 圧縮フィードバック制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−328531(JP,A) 特開 平1−272431(JP,A) 特開 昭63−165115(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/56 B29C 45/66 B29C 45/76

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定側金型と可動側金型とを型締めした
    状態で、固定側金型と可動側金型とで形成されるキャビ
    ティ内に溶融樹脂を射出し、キャビティ内の樹脂が固化
    する前に、可動側金型の一部をなすコア金型部を前進さ
    せて、キャビティの容積を成形品形状に見合った大きさ
    まで狭めると共に、キャビティ内の樹脂にコア金型部に
    よって圧縮力を付与する射出成形機において、 上記コア金型部の前後進駆動源として圧縮用電動サーボ
    モータを用い、該圧縮用電動サーボモータの駆動力をト
    グルリンク機構によって上記コア金型部に伝達するよう
    にし、上記トグルリンク機構を該トグルリンク機構の力
    の拡大率の大きい領域で駆動して圧縮行程を実行するよ
    うにしたことを特徴とする射出圧縮成形用の射出成形
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、スクリューの前進位置実測情報に基づいて圧縮開始のタ
    イミングに至ったことを認知すると、前記圧縮用電動サ
    ーボモータの駆動を開始させる ようにしたことを特徴と
    する射出圧縮成形用の射出成形機。
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