JP5111841B2 - ダイカストマシン - Google Patents

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Description

本発明は、射出プランジャの前進によって金属溶湯を金型内に射出充填するダイカストマシンに係り、特に、電動式のダイカストマシンにおける局部加圧にかかわる技術に関する。
溶融金属材料を射出スリーブから金型のキャビティ内に射出・充填して製品を得るコールドチャンバー式のダイカストマシンはよく知られており、このダイカストマシンにおいては、溶解炉で溶融した金属材料(例えば、Al合金、Mg合金など)を1ショット毎にラドルで計量して汲み上げ、汲み上げた金属溶湯(溶融金属材料)を射出スリーブ内に注ぎ込んで、これを射出プランジャの前進動作によって金型のキャビティ内に射出・充填するようにしている。
ダイカストマシンによる鋳造過程には、低速射出工程およびこれに引き続く高速射出工程からなる射出工程と、高速射出工程に引き続く増圧工程とが含まれており、高速射出工程ではプラスチック射出成形よりも高速の射出速度が要求され、また、増圧工程では大きな増圧力が求められることから、射出/増圧の駆動源としては、従来は一般的に油圧駆動源が用いられていた。そして、このように射出・増圧の駆動源して油圧駆動源を用いていることから、型開閉やエジェクトの駆動源も油圧駆動源とした、油圧式のダイカストマシンが、従来はダイカストマシンの主流となっていた。
このような油圧式のダイカストマシンには、キャビティ内に充填された金属溶湯の凝固過程中に、凝固過程にある金属の所定部位を局部加圧用(部分圧縮用)の油圧シリンダーの力で加圧することにより、ひけ巣の発生をなくすようにした局部加圧制御を行うマシンがある。
しかしながら、油圧式のダイカストマシンにおける局部加圧は、その駆動源が局部加圧用の油圧シリンダーであるため、電動サーボモータに較べると過渡応答性に問題があり、また、圧力フィードバック制御を行っていないので、精緻な圧力制御を行えないという問題がある。さらに、射出プランジャを駆動して射出および増圧を行うのも、射出・増圧用の油圧シリンダーであるため、射出・増圧用の油圧シリンダーによる増圧動作と局部加圧用の油圧シリンダーによる局部加圧動作とを、精緻な圧力制御により協働させることができず、良好な鋳造製品を得ることを困難としている。
一方、近時は、油圧式のダイカストマシンは油による汚損の虞があるため、クリーンな電動式のダイカストマシンへの要望が高まりつつあり、このような電動式のダイカストマシンの開発が進みつつある。そして、このように電動式のダイカストマシンにおいても、鋳造製品によってはひけ巣の発生が大いに問題となるので、ひけ巣の発生を可及的に抑止可能なマシンの実現が求められている。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、ひけ巣の発生を可及的に抑止可能で、また、油圧式のダイカストマシンに較べて鋳造製品の品質を向上可能な、電動式のダイカストマシンを実現することにある。
本発明は上記した目的を達成するために、金属溶湯を金型内に射出充填する射出プランジャと、金型内に射出充填された金属溶湯に局部加圧を加える局部加圧用押圧部材とを備えたダイカストマシンにおいて、前記射出プランジャの駆動源としての射出・増圧用電動サーボモータと、前記射出プランジャにかかる圧力を検出する射出プランジャ用ロードセルユニットと、前記局部加圧用押圧部材の駆動源としての局部加圧用電動サーボモータと、前記局部加圧用押圧部材にかかる圧力を検出する押圧部材用ロードセルユニットと、前記射出・増圧用電動サーボモータの駆動制御及び前記局部加圧用電動サーボモータの駆動制御を行うコントローラを備え、前記コントローラは、射出工程に引き続く増圧工程で、前記射出プランジャ用ロードセルユニットの出力によって前記射出プランジャにかかる圧力を監視しつつ、時間軸に沿った圧力フィードバック制御で前記射出・増圧用電動サーボモータの駆動制御を行うと共に、前記射出プランジャの動作と関連付けた所定のタイミングから、前記押圧部材用ロードセルユニットの出力によって前記局部加圧用押圧部材にかかる圧力を監視しつつ、時間軸に沿った圧力フィードバック制御で前記局部加圧用電動サーボモータの駆動制御を行い、前記射出・増圧用電動サーボモータの圧力フィードバック制御による加圧と、前記局部加圧用電動サーボモータの圧力フィードバック制御による加圧とを協働させて、前記金型内に射出充填された金属に予め設定された圧力を付与することを特徴とする。
本発明では、局部加圧用の電動サーボモータを圧力フィードバック制御で駆動制御することで、キャビティ内で凝固過程にある金属を加圧するので、電動サーボモータによる過渡応答性のよい動作で、かつ、精緻な圧力フィードバック制御によって、局部加圧を実行することができ、したがって、ひけ巣の発生が可及的に抑止可能となると共に、鋳造製品の品質が向上して高品質の鋳造製品が安定して得られる。さらに、増圧も電動サーボモータによって行うことで、増圧用の電動サーボモータによる増圧動作と局部加圧用の電動サーボモータによる局部加圧動作とを、ともに精緻な圧力フィードバック制御によって実行することができ、したがって、2つの電動サーボモータによる加圧制御(圧力制御)を適正に協働させて、キャビティ内の金属に圧力を付与することが可能となり、以って、鋳造製品の密度が高品位に安定して、この点でも、鋳造製品の品質が向上して高品質の鋳造製品が安定して得られる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
図1〜図9は、本発明の一実施形態(以下、本実施形態と記す)による電動式のダイカストマシンに係り、図1、図2は、本実施形態のダイカストマシンの要部構成を示す簡略化し且つ一部を破断した説明図である。
図1、図2において、1は固定ダイプレート、2は、固定ダイプレート1に取り付けられた固定側金型、3は、固定ダイプレート1と所定距離をおいて対向配置された保持プレート、4は、固定ダイプレート1と保持プレート3との間に架け渡された複数本の連結軸、5は、連結軸4に挿通・案内されて固定ダイプレート1と保持プレート3との間を前後進可能な直動体、6は、保持プレート3に搭載された射出・増圧用電動サーボモータ、7は、射出・増圧用電動サーボモータ6の出力軸に固着された駆動プーリ、8は、射出・増圧用電動サーボモータ6の回転を直線運動に変換するボールネジ機構、9は、保持プレート3に回転可能に保持されたボールネジ機構8のネジ軸、10は、ネジ軸9に螺合されたボールネジ機構8のナット体、11は、ネジ軸9の端部に固着されて、射出・増圧用電動サーボモータ6の回転を駆動プーリ7、図示せぬタイミングベルトを介して伝達される被動プーリ、12は、直動体5とナット体10とを連結・固定するロードセルユニット、13は、その端部を固定側金型2に固定され、その内部がキャビティ18と連通した射出スリーブ、14は、射出スリーブ13に穿設された注湯口、15は、直動体5と一体に形成、またはその端部を直動体5に固定されて、射出スリーブ13内を前後進可能な射出プランジャである。
また、16は、図示せぬ型開閉用電動駆動源および図示せぬ型開閉機構により、固定ダイプレート1に対して前後進駆動される可動ダイプレート、17は、可動ダイプレート16に取り付けられた可動側金型、18は、型締め状態にある両金型2、17によって形づくられるキャビティ(鋳造製品形成用空間)、19は、キャビティ18へ金属溶湯を導く金型湯道部(スプル・ゲート部等)であり、20は、金属溶湯(溶融金属)ないしは固化し始めた金属ないし固化した金属を示している。
また、21は、可動ダイプレート16に搭載された局部加圧用電動サーボモータ、22は、局部加圧用電動サーボモータ21の出力軸に固着された駆動プーリ、23は、局部加圧用電動サーボモータ21の回転を直線運動に変換するボールネジ機構、24は、可動ダイプレート16に回転可能に保持されたボールネジ機構23のネジ軸、25は、ネジ軸24に螺合されたボールネジ機構23のナット体、26は、ネジ軸24の端部に固着されて、局部加圧用電動サーボモータ21の回転を駆動プーリ22、図示せぬタイミングベルトを介して伝達される被動プーリ、27は、可動ダイプレート16および可動側金型17に微小量だけ前後進可能に保持されて、キャビティ18内に充填された金属20(凝固過程にある金属20)の所定部位に対して圧縮力(押圧力)を付与する局部加圧用押圧部材、28は、ナット体25と局部加圧用押圧部材27とを連結・固定するロードセルユニットである。
図1、図2に示す構成において、射出・増圧用電動サーボモータ6の回転は、駆動プーリ7、図示せぬタイミングベルト、被動プーリ11を介して、ボールネジ機構8のネジ軸9に伝達され、これによって、ネジ軸9に螺合されたボールネジ機構8のナット体10がネジ軸9に沿って直線駆動され、ナット体10と一体となって、ロードセルユニット12と直動体5と射出プランジャ15とが直線駆動される。射出・増圧用電動サーボモータ6には後記するようにエンコーダが付設されており、このエンコーダの出力によって射出プランジャ15の位置を監視することで、射出工程(低速射出工程および高速射出工程)では、位置軸に沿った速度フィードバック制御により射出・増圧用電動サーボモータ6が駆動制御される。射出工程に引き続く増圧工程では、ロードセルユニット12に取り付けられた後記するロードセル(荷重センサ)44の出力によって射出プランジャ15にかかる圧力を監視しつつ、時間軸に沿った圧力フィードバック制御により射出・増圧用電動サーボモータ6が駆動制御される。
また、局部加圧用電動サーボモータ21の回転は、駆動プーリ22、図示せぬタイミングベルト、被動プーリ26を介してボールネジ機構23のネジ軸24に伝達され、これによって、ネジ軸24に螺合されたボールネジ機構23のナット体25がネジ軸24に沿って直線駆動され、ナット体25と一体となって、ロードセルユニット28と局部加圧用押圧部材27とが直線駆動される。局部加圧用電動サーボモータ21を駆動制御することによる局部加圧工程は、射出プランジャ15の動作と関連付けた所定タイミングから、開始されるようになっている。すなわち、本実施形態では、上記の所定タイミングとして、射出プランジャ15が所定前進位置に達したタイミング、または、射出プランジャ15による射出開始(低速射出開始)タイミングから所定時間が経過したタイミング、または、射出プランジャ15の前進速度が所定速度まで降下したタイミング、または、射出プランジャ15にかかる圧力が所定圧力に達したタイミングという、4つのタイミングのうちの1つが、局部加圧工程の開始タイミングとして予め設定されている。
そして、本実施形態では、局部加圧工程の開始タイミングとして設定されたタイミングに応じて、射出プランジャ15が所定前進位置に達したタイミングから、または、射出プランジャ15による射出開始(低速射出開始)タイミングから所定時間が経過したタイミングから、または、射出プランジャ15の前進速度が所定速度まで降下したタイミングから、または、射出プランジャ15にかかる圧力が所定圧力に達したタイミングから、局部加圧工程が開始されるようになっている。この局部加圧工程では、ロードセルユニット28に取り付けられた後記するロードセル(荷重センサ)45の出力によって局部加圧用押圧部材27にかかる圧力を監視しつつ、時間軸に沿った圧力フィードバック制御により局部加圧用電動サーボモータ21が駆動制御される。なお、図1は、局部加圧前の状態を、図2は、局部加圧中の状態を示している。
図3は、本実施形態のダイカストマシンの制御系の要部構成を示すブロック図であり、同図では、射出・増圧用電動サーボモータ6および局部加圧用電動サーボモータ21の制御に関連する構成のみを示してある。図3において、31は、マシン(ダイカストマシン)全体の制御を行うシステムコントローラで、該システムコントローラ31は、あらかじめ作成されてワークエリアに展開された各種のアプリケーションプログラムと、各種運転条件設定データと、マシンの各部に配設された各種センサ(位置センサ、圧力センサ、安全確認用センサなど)からの計測情報と、マシンの各種制御系からの状態確認用情報と、計時情報などとに基づき、マシンの各種制御系を制御する。
このシステムシステムコントローラ31内において、32は、システムコントローラ31内の各部を制御する統括制御部、33は、射出工程(低速射出工程および高速射出工程)の速度フィードバック制御の設定条件を書き替え可能に保持した速度制御条件設定格納部、34は、増圧工程の圧力フィードバック制御の設定条件を書き替え可能に保持した圧力制御条件設定格納部、35は、速度制御条件設定格納部33と圧力制御条件設定格納部34の設定内容を参照して、サーボドライバ41を介して射出・増圧用電動サーボモータ6を制御する射出・増圧制御部、36は、局部加圧工程の圧力フィードバック制御の設定条件を書き替え可能に保持した圧力制御条件設定格納部、37は、圧力制御条件設定格納部36の設定内容を参照して、サーボドライバ42を介して局部加圧用電動サーボモータ21を制御する局部加圧制御である。
また、図3において、43は、射出・増圧用電動サーボモータ6に付設されたエンコーダで、このエンコーダ43の検出出力S1は、システムコントローラ31およびサーボドライバ41に出力される。44は、ロードセルユニット12に設けられたロードセル(荷重センサ)で、このロードセル44の検出出力S2は、システムコントローラ31およびサーボドライバ41に出力される。45は、ロードセルユニット28に設けられたロードセル(荷重センサ)で、このロードセル45の検出出力S3は、システムコントローラ31およびサーボドライバ42に出力される。システムコントローラ31は、エンコーダ43の検出出力S1によって、射出プランジャ15の位置および速度を認知し、ロードセル44の検出出力S2によって、射出プランジャ15にかかる圧力を認知し、ロードセル44の検出出力S3によって、局部加圧用押圧部材27にかかる圧力を認知する。
本実施形態の射出工程、増圧工程、局部加圧工程について、次に説明する。
図示せぬラドルによって、注湯口14から射出スリーブ13内に所定量の金属溶湯20が注ぎ込まれると、統括制御部32のコントロール下にある射出・増圧制御部35からの指令に基づいて、サーボドライバ41を介して、射出・増圧用電動サーボモータ6が、所定方向にかつ低速射出工程に設定された速度で回転駆動され、これよって、直動体5と一体となって射出プランジャ15が低速で前進駆動される。本実施形態では、低速射出工程の速度設定は、ユーザの所望する段数かつ速度での位置軸に沿った多段設定が可能となっており、この設定条件に基づいて射出・増圧用電動サーボモータ6が速度フィードバック制御されるようになっている。つまり、低速射出工程では、射出プランジャ15の位置を検出するエンコーダ43の検出出力S1を監視しながら、位置軸に沿った速度フィードバック制御によって射出用射出・増圧用電動サーボモータ6が駆動制御され、これによって、低速射出工程が実行されて、射出スリープ13内の金属溶湯20が金型湯道部19まで充填され、また、キャビティ18内のガス抜きが行われる。
そして、射出・増圧制御部35は、エンコーダ43からの検出出力S1により、射出プランジャ15の前進位置を認知して、低速射出工程に設定された距離だけ前進したタイミングで、射出工程を高速射出工程に切り替える。高速射出工程の開始タイミングとなると、射出・増圧制御部35からの指令に基づいて、サーボドライバ41を介して、射出・増圧用電動サーボモータ6が、所定方向にかつ高速射出工程に設定された速度で回転駆動され、これよって、直動体5と一体となって射出プランジャ15が高速で前進駆動される。本実施形態では、高速射出工程の速度設定は、位置軸に沿った1段または2段の設定が可能となっており、この設定条件に基づいて射出・増圧用電動サーボモータ6が速度フィードバック制御されるようになっている。つまり、高速射出工程でも、射出プランジャ15の位置を検出するエンコーダ43の検出出力S1を監視しながら、位置軸に沿った速度フィードバック制御によって射出・増圧用電動サーボモータ6が駆動制御され、これによって、高速射出工程が実行されて、金属溶湯20がキャビティ18内に急速に射出・充填される。
次いで、射出・増圧制御部35は、エンコーダ43からの検出出力S1により、射出プランジャ15の前進位置を認知して、射出プランジャ15が射出工程(低速射出工程および高速射出工程)に設定された距離だけ前進したタイミングで、サーボドライバ41を介した射出・増圧用電動サーボモータ6の制御を、位置軸に沿った速度フィードバック制御から、時間軸に沿った圧力フィードバック制御に切り替える。
一方、統括制御部32のコントロール下にある局部加圧制御部37は、射出プランジャ15の動作と関連付けられた予め設定された所定タイミングとなったことを認知すると(局部加圧工程の開始タイミングとして予め設定されているタイミングとなったことを認知すると)、局部加圧工程を開始させる。すなわち、本実施形態では、局部加圧制御部37が、エンコーダ43の検出出力S1によって射出プランジャ15が所定の前進位置に達したことを認知すると、または、射出開始(低速射出開始)タイミングからのタイマカウント情報によって、射出開始(低速射出開始)タイミングから所定時間が経過したことを認知すると、または、エンコーダ43の検出出力S1と計時情報とからの演算結果から射出プランジャ15の前進速度が所定速度まで降下したことを認知すると、または、ロードセル44の検出出力S2によって射出プランジャ15にかかる圧力が所定圧力に達したことを認知すると、局部加圧工程を開始させる。
この局部加圧工程の開始タイミングは、鋳造製品に応じて任意の適正なタイミングとされるが、一般的には、射出工程が完了して増圧工程が開始された後のタイミングとされる。ただし、局部加圧工程の開始タイミングは、鋳造製品によっては、増圧工程の開始と同時、または、増圧工程の開始の前とされる場合もあり得る。局部加圧工程では、局部加圧制御部37が、局部加圧用押圧部材27にかかる圧力を監視しつつ、局部加圧用電動サーボモータ21を時間軸に沿った圧力フィードバック制御で駆動制御ことで、局部加圧用押圧部材27によって、キャビティ18内に充填されて凝固過程にある金属20の所定部位に対して、所定の圧縮力(押圧力)が付与される。本実施形態では、局部加圧工程の圧力設定は、ユーザの所望する段数かつ圧力での、時間軸に沿った多段設定が可能となっている。
局部加圧工程が開始されると、局部加圧用電動サーボモータ21による過渡応答性のよい動作で、かつ、精緻な圧力フィードバック制御によって、キャビティ18内で凝固過程にある金属20を加圧するので、精緻で信頼性の高い局部加圧を実行することができ、したがって、ひけ巣の発生が可及的に抑止されて鋳造製品の品質が向上し、また、高品質の鋳造製品を安定して得ることが可能となる。さらに、この局部加圧用電動サーボモータ21の圧力フィードバック制御による加圧と並行して、射出・増圧用電動サーボモータ6の精緻な圧力フィードバック制御による増圧(加圧)が実行されるので、射出・増圧用電動サーボモータ6による増圧動作と局部加圧用電動サーボモータ21による局部加圧動作とを、ともに精緻な圧力フィードバック制御で実行することによる相乗作用によって、2つの電動サーボモータ6、21による加圧制御(圧力制御)を適正に協働させて、キャビティ18内の金属20に適正に圧力を付与することが可能となり、以って、鋳造製品の密度が高品位に安定して、この点でも、鋳造製品の品質が向上して高品質の鋳造製品が安定して得られる。
図4は、局部加圧工程の開始タイミングを、射出プランジャ15が所定の前進位置Snに至ったタイミングとした例を示している。図4中において、51は射出プランジャ15の速度設定値を、52は射出プランジャ15による圧力設定値を、53は局部加圧用押圧部材27による圧力設定値を示しており、射出工程領域における圧力設定値は圧力規制値であり、増圧工程における速度設定値は速度規制値である(これは、以下の図5〜図9においても同様である)。本例では、増圧工程が開始された後に、局部加圧工程が開始されている。
図5〜図7は、局部加圧工程の開始タイミングを、射出開始(低速射出開始)タイミングから所定時間TmまたはTnまたはToが経過したタイミングとした例を示している。図5に示した例では、増圧工程が開始された後に、局部加圧工程が開始されており、図6に示した例では、増圧工程と同時に局部加圧工程が開始されており、図7に示した例では、増圧工程の開始前に局部加圧工程が開始されている。
図8は、局部加圧工程の開始タイミングを、射出プランジャ15の前進速度が所定速度Vnまで降下したタイミングとした例を示している。本例では、増圧工程が開始された後に、局部加圧工程が開始されている。なお、図8においては、図示の都合上、射出プランジャ15の前進速度として設定値51のみを示してあり、速度設定値51と速度実測値とが一致するとして簡略化してあるが、実際には、速度設定値と速度実測値とはずれを示し、速度実測値が所定速度Vnまで降下したタイミングが、局部加圧工程の開始タイミングとされる。
図9は、局部加圧工程の開始タイミングを、射出プランジャ15にかかる圧力が所定圧力Pnに達したタイミングとした例を示している。本例では、増圧工程が開始された後に、局部加圧工程が開始されている。なお、図9においては、図示の都合上、射出プランジャ15にかかる圧力として設定値52のみを示してあり、圧力設定値52と圧力実測値とが一致するとして簡略化してあるが、実際には、圧力設定値と圧力実測値とはずれを示し、圧力実測値が所定圧力Pnに達したタイミングが、局部加圧工程の開始タイミングとされる。
次に、本発明の他の実施形態(以下、本他の実施形態と記す)によるダイカストマシンについて、図10〜図12を用いて説明する。図10、図11は、本他の実施形態に係るダイカストマシンの要部構成を示す簡略化し且つ一部を破断した説明図であり、図10、図11において、前記した実施形態の図1、図2中の構成要素と均等な構成要素には同一符号を付し、その説明は重複を避けるため割愛する。
図10、図11において、61は、固定ダイプレート1に対して対向配置され、固定ダイプレート1と図示せぬ複数本のタイバーによって連結・固定されたテールストック、62は、テールストック61に搭載された型開閉用(型締め用)電動サーボモータ、63は、型開閉用電動サーボモータ62の出力軸に固着された駆動プーリ、64は、型開閉用電動サーボモータ62の回転を直線運動に変換するボールネジ機構、65は、テールストック61に回転可能に保持されたボールネジ機構64のネジ軸、66は、ネジ軸65に螺合されたボールネジ機構64のナット体、67は、ネジ軸65の端部に固着されて、型開閉用電動サーボモータ62の回転を駆動プーリ63、図示せぬタイミングベルトを介して伝達される被動プーリ、68は、テールストック61と可動ダイプレート16とを連結し、伸長駆動あるいは折り畳み駆動されることで可動ダイプレート16を前進あるいは後退させるトグルリンク機構、69は、トグルリンク機構68の力の入力端である前後進駆動されるクロスヘッド、70は、ナット体66とクロスヘッド69とを連結・固定するロードセルユニット、71は、クロスヘッド69にその端部を固着されると共に、可動ダイプレート16および可動側金型17に前後進可能に保持されて、キャビティ18内に充填された金属20(凝固過程にある金属20)の所定部位に対して圧縮力(押圧力)を付与する局部加圧用押圧部材である。
図10、図11に示す構成において、射出・増圧用電動サーボモータ6による射出動作(低速射出動作、高速射出動作)および増圧動作は、前記した実施形態と同様であるので、ここではその説明は割愛する。
図10、図11に示す構成において、型開閉用電動サーボモータ62の回転は、駆動プーリ63、図示せぬタイミングベルト、被動プーリ67を介して、ボールネジ機構64のネジ軸65に伝えられ、これによって、ネジ軸65に螺合されたボールネジ機構64のナット体66がネジ軸65に沿って直線駆動され、ナット体66と一体となって、ロードセルユニット70とクロスヘッド69と局部加圧用押圧部材71とが直線駆動される。いま、図示せぬ型開き状態から、型開閉用電動サーボモータ62が所定方向に回転駆動されて、クロスヘッド70が前進駆動(図10、図11で右行きに駆動)されると、折り畳み状態にあるトグルリンク機構68が伸長駆動されて、これによって、型開き位置から可動ダイプレート16が前進駆動されて(型閉じ駆動されて)、可動側金型17が固定側金型2にタッチし、この金型タッチ後も型開閉用電動サーボモータ62が上記の所定方向にさらに所定量だけ駆動されることで、トグルリンク機構68が完全に突っ張った図10に示す状態となり、両金型17、2には所定の型締め力が付与される。この図10に示す型締め状態において、射出・増圧用電動サーボモータ6によって射出工程が実行される。また、型開き時には、型開閉用電動サーボモータ62が先とは逆方向に回転駆動されて、クロスヘッド69が後退駆動(図10、図11で左行きに駆動)されることで、伸長状態にあるトグルリンク機構68が折り畳み駆動され、これによって、可動ダイプレート16が後退駆動されて(型開き駆動されて)、型開きが行われる。
本他の実施形態では、型開閉用電動サーボモータ62が局部加圧動作の駆動源としても兼用されるようになっており、前記した実施形態と同様に、射出プランジャ15の動作と関連付けられた予め設定された所定タイミングとなると(すなわち、射出プランジャ15が所定前進位置に達すると、または、射出プランジャ15による射出開始タイミングから所定時間が経過すると、または、射出プランジャ15の前進速度が所定速度まで降下すると、または、射出プランジャ15にかかる圧力が所定圧力に達すると)、型開閉用電動サーボモータ62は、局部加圧工程のための圧力フィードバック制御によって駆動制御される。これにより、ナット体66、ロードセルユニット70、クロスヘッド69と一体の局部加圧用押圧部材71によって、キャビティ18内で凝固過程にある金属20の所定部位が所定圧力で加圧される。図11は、この局部加圧中の状態を示している。
図12は、本他の実施形態のダイカストマシンの制御系の要部構成を示すブロック図であり、同図では、射出・増圧用電動サーボモータ6および型開閉用電動サーボモータ62の制御に関連する構成のみを示してある。なお、図12において、前記した実施形態の図3中の構成要素および信号と均等な構成要素および信号には同一符号を付し、その説明は重複を避けるため割愛する。
図12に示したシステムコントローラ31内において、81は、型開閉工程(型開き工程および型閉じ・型締め工程)の区間分けされた速度または圧力のフィードバック制御の設定条件を書き替え可能に保持した型開閉制御条件設定格納部、82は、型開閉制御条件設定格納部81の設定内容を参照して、サーボドライバ83を介して型開閉用電動サーボモータ62を制御する型開閉制御部である。本他の実施形態では、型開き工程および型閉じ・型締め工程を実行する際には、型開閉用電動サーボモータ62は、型開閉制御部82によりサーボドライバ83を介して速度フィードバック制御または圧力フィードバック制御され、局部加圧工程を実行する際には、型開閉用電動サーボモータ62は、局部加圧制御部37によりサーボドライバ83を介して時間軸に沿って圧力フィードバック制御される。
また、図12において、84は、型開閉用電動サーボモータ62に付設されたエンコーダで、このエンコーダ84の検出出力S11は、システムコントローラ31およびサーボドライバ83出力される。85は、ロードセルユニット70に設けられたロードセル(荷重センサ)で、このロードセル85の検出出力S12は、システムコントローラ31およびサーボドライバ83に出力される。システムコントローラ31は、エンコーダ84の検出出力S11によって、ヘッドストック69の位置および速度を認知し、この認知結果に基づく演算により可動ダイプレート16の位置および速度を認知し、ロードセル85の検出出力S12によって、局部加圧用押圧部材71にかかる圧力を認知する。
本他の実施形態での局部加圧制御動作は、その駆動源が型開閉用電動サーボモータ62であることを除いて、前記した実施形態と全く同様である。
以上のような本他の実施形態でも、前記した実施形態と同様の作用効果を奏し、加えて、本他の実施形態では、型開閉用電動サーボモータ62を局部加圧用電動サーボモータとして兼用しているので、駆動源を削減することが可能となって、コストダウンを図ることができる。
本発明の一実施形態に係るダイカストマシンにおける、要部構成を示す簡略化し且つ一部を破断した説明図である。 本発明の一実施形態に係るダイカストマシンにおける、要部構成を示す簡略化し且つ一部を破断した説明図である。 本発明の一実施形態に係るダイカストマシンにおける、制御系の要部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るダイカストマシンにおける、局部加圧工程の開始タイミングの第1例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るダイカストマシンにおける、局部加圧工程の開始タイミングの第2例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るダイカストマシンにおける、局部加圧工程の開始タイミングの第3例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るダイカストマシンにおける、局部加圧工程の開始タイミングの第4例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るダイカストマシンにおける、局部加圧工程の開始タイミングの第5例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るダイカストマシンにおける、局部加圧工程の開始タイミングの第6例を示す説明図である。 本発明の他の実施形態に係るダイカストマシンにおける、要部構成を示す簡略化し且つ一部を破断した説明図である。 本発明の他の実施形態に係るダイカストマシンにおける、要部構成を示す簡略化し且つ一部を破断した説明図である。 本発明の他の実施形態に係るダイカストマシンにおける、制御系の要部構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 固定ダイプレート
2 固定側金型
3 保持プレート
4 連結軸
5 直動体
6 射出・増圧用電動サーボモータ
7 駆動プーリ
8 ボールネジ機構
9 ネジ軸
10 ナット体
11 被動プーリ
12 ロードセルユニット
13 射出スリーブ
14 注湯口
15 射出プランジャ
16 可動ダイプレート
17 可動側金型
18 キャビティ
19 金型湯道部
20 金属溶湯(溶融金属)ないしは固化し始めた金属ないし固化した金属
21 局部加圧用電動サーボモータ
22 駆動プーリ
23 ボールネジ機構
24 ネジ軸
25 ナット体
26 被動プーリ
27 局部加圧用押圧部材
28 ロードセルユニット
31 システムコントローラ
32 統括制御部
33 速度制御条件設定格納部
34 圧力制御条件設定格納部
35 射出・増圧制御部
36 圧力制御条件設定格納部
37 局部加圧制御部
41 サーボドライバ
42 サーボドライバ
43 エンコーダ
44 ロードセル(荷重センサ)
45 ロードセル(荷重センサ)
51 速度設定値
52 圧力設定値
53 圧力設定値
61 テールストック
62 型開閉用電動サーボモータ
63 駆動プーリ
64 ボールネジ機構
65 ネジ軸
66 ナット体
67 被動プーリ
68 トグルリンク機構
69 クロスヘッド
70 ロードセルユニット
71 局部加圧用押圧部材
81 型開閉制御条件設定格納部
82 型開閉制御部
83 サーボドライバ
84 エンコーダ
85 ロードセル(荷重センサ)

Claims (6)

  1. 金属溶湯を金型内に射出充填する射出プランジャと、金型内に射出充填された金属溶湯に局部加圧を加える局部加圧用押圧部材とを備えたダイカストマシンにおいて、
    前記射出プランジャの駆動源としての射出・増圧用電動サーボモータと、前記射出プランジャにかかる圧力を検出する射出プランジャ用ロードセルユニットと、
    前記局部加圧用押圧部材の駆動源としての局部加圧用電動サーボモータと、前記局部加圧用押圧部材にかかる圧力を検出する押圧部材用ロードセルユニットと、
    前記射出・増圧用電動サーボモータの駆動制御及び前記局部加圧用電動サーボモータの駆動制御を行うコントローラを備え、
    前記コントローラは、射出工程に引き続く増圧工程で、前記射出プランジャ用ロードセルユニットの出力によって前記射出プランジャにかかる圧力を監視しつつ、時間軸に沿った圧力フィードバック制御で前記射出・増圧用電動サーボモータの駆動制御を行うと共に、前記射出プランジャの動作と関連付けた所定のタイミングから、前記押圧部材用ロードセルユニットの出力によって前記局部加圧用押圧部材にかかる圧力を監視しつつ、時間軸に沿った圧力フィードバック制御で前記局部加圧用電動サーボモータの駆動制御を行い、
    前記射出・増圧用電動サーボモータの圧力フィードバック制御による加圧と、前記局部加圧用電動サーボモータの圧力フィードバック制御による加圧とを協働させて、前記金型内に射出充填された金属に予め設定された圧力を付与することを特徴とするダイカストマシン。
  2. 請求項1に記載のダイカストマシンにおいて、
    前記コントローラは、前記射出プランジャが所定前進位置に達すると、前記局部加圧用電動サーボモータを局部加圧のために圧力フィードバック制御で駆動制御することを特徴とするダイカストマシン。
  3. 請求項1に記載のダイカストマシンにおいて、
    前記コントローラは、前記射出プランジャによる射出開始タイミングから所定時間が経過すると、前記局部加圧用電動サーボモータを局部加圧のために圧力フィードバック制御で駆動制御することを特徴とするダイカストマシン。
  4. 請求項1に記載のダイカストマシンにおいて、
    前記コントローラは、前記射出プランジャの前進速度が所定速度まで降下すると、前記局部加圧用電動サーボモータを局部加圧のために圧力フィードバック制御で駆動制御することを特徴とするダイカストマシン。
  5. 請求項1に記載のダイカストマシンにおいて、
    前記コントローラは、前記射出プランジャにかかる圧力が所定圧力に達すると、前記局部加圧用電動サーボモータを局部加圧のために圧力フィードバック制御で駆動制御することを特徴とするダイカストマシン。
  6. 請求項1に記載のダイカストマシンにおいて、
    前記局部加圧用電動サーボモータは、型開閉の駆動源としても用いられることを特徴とするダイカストマシン。
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