JPH0679759A - 射出成形機の射出装置ユニット - Google Patents

射出成形機の射出装置ユニット

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JPH0679759A
JPH0679759A JP23546592A JP23546592A JPH0679759A JP H0679759 A JPH0679759 A JP H0679759A JP 23546592 A JP23546592 A JP 23546592A JP 23546592 A JP23546592 A JP 23546592A JP H0679759 A JPH0679759 A JP H0679759A
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JP
Japan
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injection
feed screw
injection device
nozzle
hydraulic pressure
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JP23546592A
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Shin Kobayashi
伸 小林
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1777Nozzle touch mechanism
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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    • B29C2045/1778Nozzle touch mechanism separate drive means for moving and producing the touch force

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ノズルタッチ力を安定させ、再現性を持たせる
とともに、固定プラテンに倒れが発生するのを防止す
る。 【構成】フレーム13上で進退自在に配設された射出装
置11と、加熱シリンダ14と射出ノズル11を有す
る。そして、射出装置11と電動モータ53間に送りね
じ機構が配設され、電動モータ53が駆動されると、送
りねじ51の回転運動が直線運動に変換され、前記射出
装置11を進退させる。該送りねじ機構には油圧シリン
ダ56が連結され、前記射出装置11の進退に伴って油
圧シリンダ56のピストン58を移動させる。前記油圧
シリンダ56には油圧制御手段が設けられていて、射出
ノズル15がノズルタッチをした後の射出時に、前記油
圧シリンダ56の油室に油圧を加えてノズルタッチ力を
発生するとともに、型開閉時に前記油室の油圧を低下さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機の射出装置
ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、加熱シリンダ内で加熱され溶融し
た樹脂を高圧で金型のキャビティ内に充填(じゅうて
ん)し、その中で冷却し固化させ、次いで金型を開いて
成形品を取り出すようにした射出成形機においては、加
熱シリンダの先端に配設された射出ノズルを金型に接触
させるために射出装置が配設されている。
【0003】図2は従来の射出成形機の射出装置ユニッ
トの概略図である。図において、11は射出装置であ
り、該射出装置11の先端部には射出ノズル15が配設
されている。16は固定プラテンであり、該固定プラテ
ン16はタイバー4を介して図示しない型締装置に連結
されている。前記固定プラテン16に対向して図示しな
い可動プラテンが配設され、前記タイバー4に沿って摺
動(しゅうどう)する。19は前記固定プラテン16に
取り付けられた固定金型であり、前記可動プラテンにも
可動金型が取り付けられていて、前記型締装置を作動さ
せることによって、型閉じ、型締め及び型開きの動作が
行われる。
【0004】6は前記射出装置11と固定プラテン16
間に配設された移動シリンダで、該移動シリンダ6は電
磁切換弁7を介して、油圧源8とタンク9とに接続され
ている。したがって、前記電磁切換弁7を切り換え、移
動シリンダ6内の油室に対して選択的に油を供給するこ
とによって前記射出ノズル15を前進又は後退させるこ
とができるようになっている。
【0005】前記構成のように、射出装置11は移動シ
リンダ6内の油室に対して選択的に油を供給することに
よって前記射出ノズル15を前進又は後退させることが
できるようになっているが、この場合、移動シリンダ6
のストロークが長く、移動シリンダ6を作動させるため
に大量の油が必要となる。そこで、前記射出ノズル15
を電動モータを使用して移動するようにした射出成形機
が提供されている。
【0006】図3は従来の射出成形機における他の射出
装置ユニットの概略図である。図において、11は射出
装置であり、該射出装置11はスライドベース12に固
定され、該スライドベース12を介してフレーム13上
を前後(図の左右方向)に摺動するようになっている。
14は加熱シリンダ、15は加熱シリンダ14の先端に
配設された射出ノズル、16は固定プラテン、17は該
固定プラテン16に対向して配設された可動プラテンで
ある。
【0007】前記固定プラテン16には固定金型19
が、可動プラテン17には可動金型20が取り付けられ
ていて、両者間に図示しないキャビティが形成されるよ
うになっている。前記射出ノズル15から射出された樹
脂は該キャビティ内に充填され、冷却されて成形品とな
る。前記スライドベース12には、スプリングボックス
22が固定され、該スプリングボックス22内にはスプ
リング受け24が摺動自在に配設されるとともに、該ス
プリング受け24の前方にスプリング25が配設され
る。そして、前記スプリング受け24には軸26が固定
され、前記スプリング25内を前方に延び、前記スプリ
ングボックス22を貫通し、更に前方に延びてスライド
ベース12から突出する。
【0008】前記軸26の先端にはボールねじ28が設
けられており、該ボールねじ28とナット29が螺合
(らごう)する。そして、該ナット29の外周には歯車
30が形成され、該歯車30とブレーキ付きのモータM
によって駆動される歯車31が噛合(しごう)してい
る。前記モータMは図示しない射出成形機フレームに固
定される。
【0009】前記構成の射出成形機の射出装置ユニット
において、モータMを正回転させると歯車31、歯車3
0及びナット29が回転し、ボールねじ28及び軸26
は前方に移動し、スプリング25を介してスライドベー
ス12及び該スライドベース12に固定された射出装置
11はフレーム13上を摺動して前進し、射出ノズル1
5を固定金型19の図示しないスプルブシュに接触さ
せ、固定金型19を押圧(以下、「ノズルタッチ」とい
う。)する。そして、軸26を更に前進させると、スプ
リング25が圧縮され固定金型19に射出ノズル15が
押圧されるようになっている。
【0010】前記射出ノズル15を固定金型19から後
退させる場合には、モータMが逆回転させられる。この
場合、歯車31、歯車30及びナット29が回転し、ボ
ールねじ28及び軸26が後方に移動し、スプリング受
け24を介してスライドベース12及び該スライドベー
ス12に固定された射出装置11を後方に押圧する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の射出成形機の射出装置ユニットにおいては、モータ
Mとボールねじ28を使用して射出ノズル15の前進、
後退及びノズルタッチを行うようにしており、しかも、
通常前記モータMとして非サーボ式のものが使用される
ため、スプリング25の収縮量が一定ではなく、ノズル
タッチ力にばらつきが発生してしまう。これに対してサ
ーボモータを使用すると、スプリング25の収縮量は一
定になるが、スプリング25の力より大きな力を発生さ
せる必要がある。したがって、サーボモータの容量が大
きくなり、コストが高くなってしまう。
【0012】また、ノズルタッチ力が発生するモーメン
トによって固定プラテン16に倒れが発生し、型開閉時
に金型19,20の図示しないガイドピンを摩耗させて
しまうことがある。本発明は、前記従来の射出成形機の
射出装置ユニットの問題点を解決して、ノズルタッチ力
を安定させ、再現性を持たせることができ、また、ノズ
ルタッチ力によるモーメントによって固定プラテンに倒
れが発生することがなく、型開閉時に金型のガイドピン
を摩耗させてしまうことのない射出成形機の射出装置ユ
ニットを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の射
出成形機の射出装置ユニットにおいては、固定金型が取
り付けられた固定プラテンと、フレーム上で進退自在に
配設された射出装置と、該射出装置に配設された加熱シ
リンダと、該加熱シリンダの先端に配設された射出ノズ
ルを有している。
【0014】そして、射出装置と電動モータ間に送りね
じ機構が配設され、回転運動を直線運動に変換して前記
射出装置を進退させるとともに、該送りねじ機構の送り
ねじの回転を停止させる手段が設けられる。該送りねじ
機構には油圧シリンダが連結され、油圧制御手段が射出
時に前記油圧シリンダの油室に油圧を加えてノズルタッ
チ力を発生するとともに、型開閉時に前記油室の油圧を
低下させる。
【0015】
【作用】本発明によれば、前記のように固定金型が取り
付けられた固定プラテンと、プレーム上で進退自在に配
設された射出装置と、該射出装置に配設された加熱シリ
ンダと、該加熱シリンダの先端に配設された射出ノズル
を有している。そして、射出装置と電動モータ間に送り
ねじ機構が配設され、電動モータが駆動されると、送り
ねじの回転運動が直線運動に変換され、前記射出装置を
進退させる。該送りねじ機構には油圧シリンダが連結さ
れ、前記射出装置の進退に伴って油圧シリンダのピスト
ンを移動させる。
【0016】前記油圧シリンダには油圧制御手段が設け
られていて、射出ノズルがノズルタッチをした後の射出
時に、前記油圧シリンダの油室に油圧を加えてノズルタ
ッチ力を発生するとともに、型開閉時に前記油室の油圧
を低下させる。そして、前記送りねじ機構の送りねじの
回転を停止させる手段が設けられているため、前記油圧
シリンダの油室に油圧を加えてノズルタッチ力を発生し
た時に、射出装置が後退することがない。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す射
出成形機の射出装置ユニットの概略図である。図におい
て、11は射出装置であり、該射出装置11はスライド
ベース12に固定され、該スライドベース12を介して
フレーム13上を進退するようになっている。前記射出
装置11の前方には加熱シリンダ14が配設されてい
る。該加熱シリンダ14の中には図示しないスクリュが
進退自在かつ回転自在に配設されている。15は加熱シ
リンダ14の先端に配設された射出ノズルであり、前記
加熱シリンダ14内で溶融した樹脂が射出ノズル15か
ら射出させられる。
【0018】16は前記フレーム13に固定された固定
プラテン、19は該固定プラテン16に取り付けられた
固定金型である。前記固定プラテン16に対向して可動
プラテン17(図3参照)が進退自在に配設されてい
て、該可動プラテン17に取り付けられた可動金型20
が前記固定金型19と接離させられ、型閉じ、型締め、
型開き等の型開閉動作が行われる。
【0019】51は回転自在に配設された送りねじであ
り、ベルト52を介して前記フレーム13に固定された
ブレーキ付きの電動モータ53に接続され、該電動モー
タ53を駆動することによって回転させられる。前記ス
ライドベース12の前端面にナット54が固定されてい
て、該ナット54に送りねじ51が螺合(らごう)され
る。したがって、前記電動モータ53を駆動して送りね
じ51を正逆回転させると、送りねじ51の回転運動が
直線運動に変換されてスライドベース12に伝達され、
射出装置11を進退させることができる。
【0020】一方、固定プラテン16には油圧シリンダ
56が設けられる。該油圧シリンダ56は、固定プラテ
ン16に形成されたシリンダ室57と該シリンダ室57
内を往復動するピストン58から成り、該ピストン58
によって第1油室59及び第2油室60が画成される。
前記ピストン58の後端は、シリンダ室57を貫通して
後方に延び、ベアリングハウジング62を介して前記送
りねじ51に連結される。前記ベアリングハウジング6
2は、筐体(きょうたい)63の中にベアリング64が
収容して構成され、該ベアリング64によって前記送り
ねじ51の端部65を回転自在に支持するようになって
いる。したがって、前記送りねじ51の前後方向の直線
運動を前記ピストン58に伝達することができる。
【0021】なお、前記油圧シリンダ56の第1油室5
9は油路68を介して、第2油室60は油路69を介し
て小型液圧発生ユニット67と接続され、該小型液圧発
生ユニット67が発生した油圧が第1油室59及び第二
油室60に加えられる。そして、前記油路69には圧力
計70が配設され、第2油室60内の圧力を検出し、前
記小型液圧発生ユニット67に信号を送る。
【0022】前記構成の射出成形機の射出装置ユニット
において、電動モータ53を駆動して送りねじ51を一
方向に回転させると、射出装置11が前進して射出ノズ
ル15を固定金型19に接触させてノズルタッチを行
う。このノズルタッチに伴い、射出装置11が停止する
と、送りねじ51及びピストン58が後方に付勢され第
2油室60の油圧が上昇する。これを圧力計70が検出
すると、前記小型液圧発生ユニット67に信号を送り、
ノズルタッチを知らせる。
【0023】続いて、前記電動モータ53のブレーキを
作動させて送りねじ51の回転を停止させるとともに、
第2油室60に小型液圧発生ユニット67が発生した油
圧を加え、ノズルタッチ力を発生させる。この場合、前
記小型液圧発生ユニット67の制御装置によって油圧を
調整することでノズルタッチ力を調整することができ
る。
【0024】この時、前記電動モータ53のブレーキは
作動させられたままになっているため、送りねじ51が
逆方向に回転することがなく、射出装置11は後退しな
い。また、第2油室60に小型液圧発生ユニット67が
発生した油圧を加えることによって前記送りねじ51が
わずかに軸方向に移動するが、その移動量は、5〜10
〔mm〕程度であるため、ベルト52によって吸収する
ことができ、電動モータ53を移動させる必要はない。
【0025】そして、前記小型液圧発生ユニット67の
制御装置によって、ノズルタッチの状態のまま、すなわ
ち射出装置11を前進させたまま第2油室60内の圧力
を低下させることもできる。したがって、ノズルタッチ
の状態において、射出時以外、例えば型開閉時にノズル
タッチ力を小さくし、モーメントによって発生する固定
プラテン16の倒れを最小限にし、固定金型19や可動
金型20のガイドピンが摩耗するのを防止することがで
きる。
【0026】しかも、成形条件、射出ノズル15、金型
19,20等を変更した時にノズルタッチ力の設定を容
易に変更することができる。また、ノズルタッチ力は、
油圧シリンダ56の油圧によって発生させられるので、
ばねによって発生させたものや電動モータ53のトルク
制御によって発生させたものに比べて各ショットごとの
再現性が良くなる。
【0027】また、射出装置11の進退は送りねじ51
によって行うようにしているため、油圧シリンダ56を
作動させるために必要となる油の量が少なくなる。次
に、本発明の第2の実施例について説明する。図4は本
発明の第2の実施例を示す射出成形機の射出装置ユニッ
トの要部拡大図である。
【0028】図において、56は固定プラテン16に設
けられた油圧シリンダ、58はピストン、59は第1油
室、60は第2油室、62はベアリングハウジング、6
3は筐体、64はベアリング、65は送りねじ51(図
1)の端部、71はウォームホイール、72はウォーム
軸である。前記ベアリングハウジング62の筐体63内
において、送りねじ51の端部65にウォームホイール
71が固定され、該ウォームホイール71にウォーム軸
72が噛合(しごう)させられる。そして、ウォーム軸
72は電動モータ53に連結され、該電動モータ53を
駆動することによって送りねじ51を回転させることが
できる。ウォームホイール71及びウォーム軸72を使
用することによって、電動モータ53のブレーキを不要
とすることができる。
【0029】図5は本発明の第3の実施例を示す射出成
形機の射出装置ユニットの要部拡大図である。図におい
て、12はスライドベース、73は射出ノズル15(図
1)を進退させるための送りねじであり、電動モータ5
3に連結されている。74は前記送りねじ73に噛合さ
せられるナット、75は該ナット74に固定されたプレ
ート、76は該プレート75に連結されたピストンであ
る。
【0030】該ピストン76は、前記スライドベース1
2に形成されたシリンダ室77内を摺動することができ
るようになっている。また、78は該シリンダ室77内
のピストン76の前方に形成された油室であり、該油室
78は前記小型液圧発生ユニット67に接続され、該小
型液圧発生ユニット67で発生した油圧を加えることが
できるようになっている。
【0031】したがって、前記油室78に油圧を加える
ことによってノズルタッチ力を発生することができる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々変形することが可能であ
り、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、固定金型が取り付けられた固定プラテンと、フレ
ーム上で進退自在に配設された射出装置と、該射出装置
に配設された加熱シリンダと、該加熱シリンダの先端に
配設された射出ノズルを有している。
【0033】そして、射出装置と電動モータ間に送りね
じ機構が配設され、電動モータが駆動されると、送りね
じの回転運動が直線運動に変換され、前記射出装置を進
退させる。該送りねじ機構には油圧シリンダが連結さ
れ、前記射出装置の進退に伴って油圧シリンダのピスト
ンを移動させる。前記油圧シリンダには油圧制御手段が
設けられていて、射出ノズルがノズルタッチをした後の
射出時に、前記油圧シリンダの油室に油圧を加えてノズ
ルタッチ力を発生するとともに、型開閉時に前記油室の
油圧を低下させる。
【0034】前記送りねじ機構の送りねじの回転を停止
させる手段が設けられているため、前記油圧シリンダの
油室に油圧を加えてノズルタッチ力を発生した時に、射
出装置が後退することがない。そして、前記油室の油圧
を制御することによってノズルタッチ力を調整すること
ができる。また、ノズルタッチの状態のまま、すなわち
射出装置を前進させたまま油室内の圧力を低下させるこ
とができ、ノズルタッチの状態において、射出時以外、
例えば型開閉時にノズルタッチ力を小さくし、モーメン
トによって発生する固定プラテンの倒れを最小限にし、
金型のガイドピンが摩耗するのを防止することができ
る。
【0035】しかも、成形条件、射出ノズル、金型等を
変更した時にノズルタッチ力の設定を容易に変更するこ
とができる。また、ノズルタッチ力は、油圧シリンダの
油圧によって発生させられるので、ばねによって発生さ
せたものや電動モータのトルク制御によって発生させた
ものに比べて各ショットごとの再現性が良くなる。ま
た、射出装置の進退は送りねじ機構によって行うように
しているため、油圧シリンダを作動させるのに必要とな
る油の量が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す射出成形機の射出装置ユ
ニットの概略図である。
【図2】従来の射出成形機の射出装置ユニットの概略図
である。
【図3】従来の射出成形機における他の射出装置ユニッ
トの概略図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す射出成形機の射出
装置ユニットの要部拡大図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す射出成形機の射出
装置ユニットの要部拡大図である。
【符号の説明】
11 射出装置 13 フレーム 14 加熱シリンダ 15 射出ノズル 16 固定プラテン 17 可動プラテン 19 固定金型 20 可動金型 51 送りねじ 53 電動モータ 56 油圧シリンダ 59 第1油室 60 第2油室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)固定金型が取り付けられた固定プ
    ラテンと、(b)フレーム上で進退自在に配設された射
    出装置と、(c)該射出装置に配設された加熱シリンダ
    と、(d)該加熱シリンダの先端に配設された射出ノズ
    ルと、(e)射出装置と電動モータ間に配設され、回転
    運動を直線運動に変換して前記射出装置を進退させる送
    りねじ機構と、(f)該送りねじ機構の送りねじの回転
    を停止させる手段と、(g)前記送りねじ機構に連結さ
    れた油圧シリンダと、(h)射出時に前記油圧シリンダ
    の油室に油圧を加えてノズルタッチ力を発生するととも
    に、型開閉時に前記油室の油圧を低下させる油圧制御手
    段を有することを特徴とする射出成形機の射出装置ユニ
    ット。
JP23546592A 1992-09-03 1992-09-03 射出成形機の射出装置ユニット Withdrawn JPH0679759A (ja)

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