JP2009022864A - 排水処理装置及び排水処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来に比べて排水の酸化分解効率に優れた排水処理装置及び排水処理方法を提供すること。
【解決手段】 仕切り壁13で区分けされた流路を有する浄化処理槽3を複数備え、前記仕切り壁13に流通口を設けることで、前記浄化処理槽3の流路空間を相互に連通し、排水Aが前記各浄化処理槽3を順次流通する際、押し出し流れの流路を形成するように構成された排水処理装置であって、前記各浄化処理槽3の内部には、該浄化処理槽3を流通する排水中に浸漬した状態で微生物保持担体22が吊り下げられており、前記浄化処理槽3のうち最も下流側の浄化処理槽3の下流側に隣接して、仕切り壁15a,15bで区分けされ、前記浄化処理槽3で酸化分解された排水Aが流通する殺菌槽4が設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】 仕切り壁13で区分けされた流路を有する浄化処理槽3を複数備え、前記仕切り壁13に流通口を設けることで、前記浄化処理槽3の流路空間を相互に連通し、排水Aが前記各浄化処理槽3を順次流通する際、押し出し流れの流路を形成するように構成された排水処理装置であって、前記各浄化処理槽3の内部には、該浄化処理槽3を流通する排水中に浸漬した状態で微生物保持担体22が吊り下げられており、前記浄化処理槽3のうち最も下流側の浄化処理槽3の下流側に隣接して、仕切り壁15a,15bで区分けされ、前記浄化処理槽3で酸化分解された排水Aが流通する殺菌槽4が設けられている。
【選択図】 図1
Description
本発明は排水処理装置及び排水処理方法に関し、特に押し出し流れの流路が形成された排水処理装置及び該装置を用いた排水処理方法に関する。
従来から、好気微生物を利用して生活排水、公共施設排水や食品工場排水等を浄化処理する場合、排水処理装置の混合方式としては、押し出し流れ方式と完全混合方式があり、反応効率の点では押し出し流れ方式に優位性があるとされている。
押し出し流れ方式を採用したものとしては、例えば、上流から、順に嫌気処理槽、好気処理槽及び消毒槽を備え、前記好気処理槽内には、散気部材が設けられているとともに、上向流及び下向流を繰り返して進む押し出し流れの水路が形成されている汚水浄化槽が提案されている(特許文献1参照)。
しかし、特許文献1に記載の汚水浄化槽では、好気処理槽内に押し出し流れの流路が形成されているだけなので、排水の酸化分解効率の点で実用性が十分とはいえない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、従来に比べて排水の酸化分解効率に優れた排水処理装置及び排水処理方法を提供することにある。
本発明者は、上記課題を解決するため鋭意検討した結果、押し出し流れ方式の排水処理装置を用いて排水処理を行うにあたり、浄化処理槽で酸化分解された排水を別途殺菌処理することにより、従来に比べて排水の酸化分解効率が優れることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明の要旨は以下のとおりである。
〔1〕 仕切り壁で区分けされた流路を有する浄化処理槽を複数備え、前記仕切り壁に流通口を設けることで、前記浄化処理槽の流路空間を相互に連通し、排水が前記各浄化処理槽を順次流通する際、押し出し流れの流路を形成するように構成された排水処理装置であって、
前記各浄化処理槽の内部には、該浄化処理槽を流通する排水中に浸漬した状態で微生物保持担体が吊り下げられており、
前記浄化処理槽のうち最も下流側の浄化処理槽の下流側に隣接して、仕切り壁で区分けされ、前記浄化処理槽で酸化分解された排水が流通する殺菌槽が設けられている排水処理装置、
〔2〕 浄化処理槽と浄化処理槽の間に、仕切り壁で区分けされ、上流側の浄化処理槽で酸化分解された排水が流入するとともに、殺菌処理された排水が下流側の浄化処理槽へ流出する少なくとも一つの殺菌槽が介設されてなる前記〔1〕記載の排水処理装置、
〔3〕 前記殺菌槽には、該殺菌槽を流通する排水中に浸漬した状態で殺菌剤保持担体が吊り下げられている、前記〔1〕または〔2〕記載の排水処理装置、
〔4〕 前記殺菌槽には殺菌装置が設けられている、前記〔1〕または〔2〕記載の排水処理装置、
〔5〕 仕切り壁で区分けされた流路を有する浄化処理槽を複数備え、前記仕切り壁に流通口を設けることで、前記浄化処理槽の流路空間を相互に連通し、排水が前記各浄化処理槽を順次流通する際、押し出し流れの流路を形成するように構成された排水処理装置に用いられる排水処理方法であって、
前記各浄化処理槽の内部に、該浄化処理槽を流通する排水中に浸漬した状態で吊り下げられた微生物保持担体に排水を接触させる工程、及び前記浄化処理槽で酸化分解された排水を殺菌する工程を有する排水処理方法。
〔1〕 仕切り壁で区分けされた流路を有する浄化処理槽を複数備え、前記仕切り壁に流通口を設けることで、前記浄化処理槽の流路空間を相互に連通し、排水が前記各浄化処理槽を順次流通する際、押し出し流れの流路を形成するように構成された排水処理装置であって、
前記各浄化処理槽の内部には、該浄化処理槽を流通する排水中に浸漬した状態で微生物保持担体が吊り下げられており、
前記浄化処理槽のうち最も下流側の浄化処理槽の下流側に隣接して、仕切り壁で区分けされ、前記浄化処理槽で酸化分解された排水が流通する殺菌槽が設けられている排水処理装置、
〔2〕 浄化処理槽と浄化処理槽の間に、仕切り壁で区分けされ、上流側の浄化処理槽で酸化分解された排水が流入するとともに、殺菌処理された排水が下流側の浄化処理槽へ流出する少なくとも一つの殺菌槽が介設されてなる前記〔1〕記載の排水処理装置、
〔3〕 前記殺菌槽には、該殺菌槽を流通する排水中に浸漬した状態で殺菌剤保持担体が吊り下げられている、前記〔1〕または〔2〕記載の排水処理装置、
〔4〕 前記殺菌槽には殺菌装置が設けられている、前記〔1〕または〔2〕記載の排水処理装置、
〔5〕 仕切り壁で区分けされた流路を有する浄化処理槽を複数備え、前記仕切り壁に流通口を設けることで、前記浄化処理槽の流路空間を相互に連通し、排水が前記各浄化処理槽を順次流通する際、押し出し流れの流路を形成するように構成された排水処理装置に用いられる排水処理方法であって、
前記各浄化処理槽の内部に、該浄化処理槽を流通する排水中に浸漬した状態で吊り下げられた微生物保持担体に排水を接触させる工程、及び前記浄化処理槽で酸化分解された排水を殺菌する工程を有する排水処理方法。
本発明によれば、装置内部を流通する排水中に浮遊する微生物を積極的に殺菌するので、排水の酸化分解効率を高めることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明を具体的に説明する。図1は、排水処理装置の一例について概略構成を示す分解透視図である。排水処理装置は、平面視で縦長長方形状の周壁11と底部12を有し、上部が開口した装置本体1、及び該装置本体1に取り付けられる装着部材2とで概略構成されている。装置本体1の内部には、上流から下流に向けて浄化処理槽3、殺菌槽4及び沈殿槽5が形成されている。
装置本体1の内部には、装置本体1の長手方向と直交して多数枚の仕切り壁13,13,・・・が所定間隔で垂直に立設され、これにより隣り合う仕切り壁同士13,13及び周壁11とで区分けされた流路を有する浄化処理槽3が多数連設されている。各仕切り壁13は、その上端辺全体が周壁11上端辺より低く設定されたもの(低仕切り壁13a)とその下端辺全体が底部12から離間して高く設定されたもの(高仕切り壁13b)が交互に設けられている。上記低仕切り壁13aと高仕切り壁13bを交互に配置することにより、浄化処理槽の最上流側(以下、「初発位置」ともいう)から排水Aを供給した際、低仕切り壁13aでは該仕切り壁13aの上方を流通口14aとして排水Aが流通(流入または流出)し、高仕切り壁13bでは該仕切り壁13bの下方を流通口として排水Aが流通(流入または流出)する。すなわち、図1の装置本体では、図2に示すように、排水Aが各浄化処理槽3を順次流通する際、上向流と下向流を繰り返して進む押し出し流れの流路が形成される。
各浄化処理槽3のうち、最も下流側の浄化処理槽3の下流側に隣接して殺菌槽4が形成されている。殺菌槽4は、上記浄化処理槽3と同様に、装置本体1の長手方向と直交して2枚の仕切り壁15a,15bが所定間隔で垂直に立設され、これにより隣り合う仕切り壁同士15a,15b及び周壁11とで区分けされた構成とされている。上流側の仕切り壁15aは、最下流の浄化処理槽3の下流側仕切り壁13aと同一で、その上端辺全体が周壁11上端辺より低く設定された低仕切り壁15aとされ、下流側の仕切り壁は、その下端辺全体が底部12から離間して高く設定された高仕切り壁15bとされている。このように仕切り壁15a,15bを配置することにより、浄化処理槽3の初発位置から排水Aを供給した際、低仕切り壁15aでは該仕切り壁15aの上方を流通口14aとして排水Aが流通(流入)し、高仕切り壁15bでは該仕切り壁15bの下方を流通口14bとして排水Aが流通(流出)する。
装置本体1の最も下流側には沈殿槽5が形成されている。沈殿槽5は殺菌槽4の下流側に位置しており、殺菌槽4の下流側の仕切り壁15b及び周壁11とで区分けされている。沈殿槽5の底部には開閉可能な汚泥引抜部6が形成されており、沈殿槽5から引き抜かれた汚泥は初発位置に返送して再利用することができる。
また、各浄化処理槽3の底部には各浄化処理槽3の流路に沿うようにして散気部材7が配置されており、曝気装置Cから空気が供給され、各浄化処理槽3を曝気処理することができるようにされている。
装着部材2は、装置本体1の周壁11と略同一の大きさで、縦長長方形状の金網部材21と、該金網部材21から吊り下げられた微生物保持担体22と殺菌剤保持担体23とから構成されている。微生物保持担体22は、装着部材2が装置本体1に取り付けられたときに、各浄化処理槽3の内部に配置されるように、金網部材21の長手方向に沿って所定間隔で吊り下げられるとともに、各浄化処理槽3の流路に沿って複数配置されるように、金網部材21の短手方向に沿って所定間隔で複数吊り下げられている。また、殺菌剤保持担体23は、装着部材2が装置本体1に取り付けられたときに、殺菌槽4の流路に沿って複数配置されるように、金網部材21の短手方向に沿って所定間隔で複数吊り下げられている。
微生物保持担体22は、細菌類や原生動物、藻類等排水の浄化処理に用いられる微生物を担体に保持させたものをいう。担体としては、軽量で丈夫な紐状の形態を備え、先端に錘を取り付けたものであれば特に限定されず、例えば、樹脂または金属等で形成された紐状部材の先端に錘を取り付けたものを例示することができる。錘を取り付けることにより、各浄化処理槽3の底部12にまで微生物保持担体22を浸漬させることができ、微生物による排水の酸化分解効率を高めることができる。
殺菌剤保持担体23とは、殺菌槽4を流通する排水中に浮遊する微生物を殺菌することができる殺菌剤を担体に保持させたものをいう。殺菌剤としては、上記微生物を殺菌可能な公知の殺菌剤を用いればよく、例えば、殺菌性能を有する金属をゼオライトに保持させた金属ゼオライト(例えば、銀ゼオライト)を例示することができる。担体としては、軽量で丈夫な紐状の形態を備え、先端に錘を取り付けたものであれば特に限定されず、例えば、樹脂または金属等で形成された紐状部材の先端に錘を取り付けたものを例示することができる。また、殺菌剤を担体に保持させる方法としては、例えば、不織布等からなるメッシュ部材中に殺菌剤を封入し、かかるメッシュ部材を上記紐状部材に所定間隔で複数結びつけたものを例示することができる。
図1の排水処理装置に排水Aを供給して曝気処理を行なうと、排水Aは上向流と下向流を繰り返して各浄化処理槽3を流通し、各浄化処理槽3内で排水中の有機物が微生物保持担体22と接触して酸化分解を受ける。そして、排水Aが殺菌槽4に達して排水中に浮遊する微生物が殺菌剤保持担体23と接触すると、該微生物は自己消化を引起して有機物への変換が促進され、これが下流の沈殿槽5に堆積する。続いて、沈殿槽5に堆積した汚泥を初発位置に返送して再利用するようにすれば、結果として排水Aの酸化分解効率を高めることができる。また、排水A中に鞭毛を有する微生物が浮遊している場合でも、当該微生物は殺菌槽4で殺菌処理されるので、下流の沈殿槽5において汚泥の沈降を促進させることができる。このように、上記のプロセスを経て得られた澄明水Bは排水処理装置から排出される。
以上、主として図1の排水処理装置を用いて本発明を説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではない。図1の排水処理装置では、排水Aが各浄化処理槽3を順次流通する際、上向流と下向流を繰り返して進む押し出し流れの流路が形成されるように各浄化処理槽3の仕切り壁13を構成、配置したが、押し出し流れの向きとしては、水平方向の左右(または前後)方向の流れを繰り返し行う構成を採用することもできる。図3は、排水処理装置の他の実施例として、装着部材2を省略し、装置本体の概略透視図を示したものであり、左向流と右向流を繰り返して進む押し出し流れの流路が形成されたものである。
図3の排水処理装置は、浄化処理槽3以外は図1の排水処理装置と同一の構成が採用されている。具体的に説明すると、装置本体1aの内部には、装置本体1aの長手方向と直交して多数枚の仕切り壁13,13,・・・が所定間隔で垂直に立設され、これにより隣り合う仕切り壁同士13,13及び周壁11とで区分けされた流路を有する浄化処理槽3が多数連設されている。各仕切り壁13は、右端辺全体が周壁11右側面と所定の隙間を開けて立設されたもの(右側仕切り壁)と左端辺全体が周壁11左側面と所定の隙間を開けて立設されたもの(左側仕切り壁)が交互に設けられている。上記右側仕切り壁と左側仕切り壁を交互に配置することにより、排水処理装置に排水Aを供給した際、右側仕切り壁では該仕切り壁の右端の隙間を流通口として排水Aが流通(流入または流出)し、左側仕切り壁では該仕切り壁の左端の隙間を流通口として排水Aが流通(流入または流出)する。すなわち、図3の装置本体1aでは、排水Aが各浄化処理槽3を順次流通する際、平面視で、右向流と左向流を繰り返して進む押し出し流れの流路が形成される。
また、押し出し流れの向きとしては、図1と図3の流路を適宜組み合わせた構成を採用することもできる。図4は、排水処理装置の他の実施例として、装着部材2を省略し、装置本体の概略透視図を示したものであり、下向流、右向流、上向流、下向流、左向流及び上向流を繰り返して進む押し出し流れの流路が形成されたものである。
図4の排水処理装置は、浄化処理槽3以外は図1の排水処理装置と同一の構成が採用されている。具体的に説明すると、装置本体1bの内部には、装置本体1bの長手方向と直交して多数枚の仕切り壁13,13,・・・が所定間隔で垂直に立設されるとともに、該仕切り壁13の左右方向ほぼ中央部には、装置本体1bの長手方向と平行に中央仕切り壁13cが垂直に立設されており、これにより隣り合う仕切り壁同士13,13、周壁11及び中央仕切り壁13cとで区分けされた流路を有する浄化処理槽3が多数連設されている。各仕切り壁13は、右上角隅部が切り欠き形成された右上流通口を有するもの(右隅仕切り壁)と左上各隅部が切り欠き形成された左上流通口を有するもの(左隅仕切り壁)が交互に設けられているとともに、各浄化処理槽3において中央仕切り壁13cの下部が切り欠き形成された下部流通口が設けられている。上記右隅仕切り壁と左隅仕切り壁を交互に配置することにより、図4の矢印に示したように、排水処理装置に排水Aを供給した際、下向流、右向流、上向流、下向流、左向流及び上向流を繰り返して進む押し出し流れの流路が形成される。
また、図1において殺菌槽4は浄化処理槽3の下流側に1つ設けられているが、当該殺菌槽4に加えて別の殺菌槽4を上記浄化処理槽3と浄化処理槽3の間に少なくとも1つ、好ましくは複数の浄化処理槽3毎に1つ介設するようにすることもできる。このように殺菌槽4を複数設けることで、殺菌槽4設置による上記効果を一層高めることができる。
さらに、図1では殺菌槽4の中に殺菌剤保持担体23を浸漬させているが、当該殺菌剤保持担体23に代えて、例えば、オゾン殺菌装置、超音波殺菌装置等の公知の殺菌装置を配設するようにしてもよい。
1,1a,1b 装置本体
11 周壁
12 底部
13 仕切り壁
13a 低仕切り壁
13b 高仕切り壁
13c 中央仕切り壁
14a,14b 流通口
15a,15b 仕切り壁
2 装着部材
21 金網部材
22 微生物保持担体
23 殺菌剤保持担体
3 浄化処理槽
4 殺菌槽
5 沈殿槽
6 汚泥引抜部
7 散気部材
A 排水
B 澄明水
C 曝気装置
11 周壁
12 底部
13 仕切り壁
13a 低仕切り壁
13b 高仕切り壁
13c 中央仕切り壁
14a,14b 流通口
15a,15b 仕切り壁
2 装着部材
21 金網部材
22 微生物保持担体
23 殺菌剤保持担体
3 浄化処理槽
4 殺菌槽
5 沈殿槽
6 汚泥引抜部
7 散気部材
A 排水
B 澄明水
C 曝気装置
Claims (5)
- 仕切り壁で区分けされた流路を有する浄化処理槽を複数備え、前記仕切り壁に流通口を設けることで、前記浄化処理槽の流路空間を相互に連通し、排水が前記各浄化処理槽を順次流通する際、押し出し流れの流路を形成するように構成された排水処理装置であって、
前記各浄化処理槽の内部には、該浄化処理槽を流通する排水中に浸漬した状態で微生物保持担体が吊り下げられており、
前記浄化処理槽のうち最も下流側の浄化処理槽の下流側に隣接して、仕切り壁で区分けされ、前記浄化処理槽で酸化分解された排水が流通する殺菌槽が設けられている排水処理装置。 - 浄化処理槽と浄化処理槽の間に、仕切り壁で区分けされ、上流側の浄化処理槽で酸化分解された排水が流入するとともに、殺菌処理された排水が下流側の浄化処理槽へ流出する少なくとも一つの殺菌槽が介設されてなる請求項1記載の排水処理装置。
- 前記殺菌槽には、該殺菌槽を流通する排水中に浸漬した状態で殺菌剤保持担体が吊り下げられている、請求項1または2記載の排水処理装置。
- 前記殺菌槽には殺菌装置が設けられている、請求項1または2記載の排水処理装置。
- 仕切り壁で区分けされた流路を有する浄化処理槽を複数備え、前記仕切り壁に流通口を設けることで、前記浄化処理槽の流路空間を相互に連通し、排水が前記各浄化処理槽を順次流通する際、押し出し流れの流路を形成するように構成された排水処理装置に用いられる排水処理方法であって、
前記各浄化処理槽の内部に、該浄化処理槽を流通する排水中に浸漬した状態で吊り下げられた微生物保持担体に排水を接触させる工程、及び前記浄化処理槽で酸化分解された排水を殺菌する工程を有する排水処理方法。
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