JP2009022171A - 魚類加工品およびその製造方法、ならびに魚類加工パック品 - Google Patents

魚類加工品およびその製造方法、ならびに魚類加工パック品 Download PDF

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Abstract

【課題】中身がしっとりし表面がぱりっとした食感を有する魚類加工品およびその製造方法ならびに魚類加工パック品を提供する。
【解決手段】本魚類加工品の製造方法は、生または前処理された魚類を水蒸気により加熱する工程S11と、水蒸気により加熱された魚類を熱風により加熱する工程S12とを備える。本発明にかかる魚類加工品の製造方法において、熱風により加熱された魚類を脱気包装する工程S20と、脱気包装された魚類を冷凍する工程S30とをさらに備えることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子レンジなどで加熱して暖めることによりすぐに食することができる調理済みの魚類加工品およびその製造方法ならびに魚類加工パック品に関する。
近年、必要なときにすぐに食せる魚類の加工食品として、生、半調理済みまたは調理済みの魚類をフィルムで脱気包装(真空包装、減圧包装など包装容器内部を脱気して包装することをいう、以下同じ。)した魚類加工パック品が多く販売されている。
たとえば、特開2003−009762号公報(特許文献1)では、消費者がいつも新鮮な魚の干物を食することができるように、1回の食事に必要な量だけをパックしたワンパッケージ干物が提案されている。また、特開2005−333835号公報(特許文献2)では、炭火焼き本来の風味が楽しめるように、電子レンジで加熱処理する工程と、炭火で焼き上げる工程とを有する炭火焼き干物の製造方法が提案されている。
特開2003−009762号公報 特開2005−333835号公報
しかし、上記特開2003−009762号公報および特開2005−333835号公報に開示されている干物は、その加工の際に、電子レンジによる加熱、オーブンによる加熱などが行なわれており、電子レンジなどで加熱して暖めるとぱさついた食感がある。このため、消費者からは、中身がしっとりし表面がぱりっとした食感を有する魚類加工品が求められている。
したがって、本発明は、中身がしっとりし表面がぱりっとした食感を有する魚類加工品およびその製造方法ならびに魚類加工パック品を提供することを目的とする。
本発明は、生または前処理された魚類を水蒸気により加熱する工程と、水蒸気により加熱された魚類を熱風により加熱する工程と、を備える魚類加工品の製造方法である。本発明にかかる魚類加工品製造方法において、熱風により加熱された魚類を脱気包装する工程と、脱気包装された魚類を冷凍する工程と、をさらに備えることができる。ここで、水蒸気により加熱する工程は、加熱温度が105℃以上130℃以下および加熱時間が4分以上8分以下の条件で行なうことができる。また、熱風により加熱する工程は、加熱温度が150℃以上250℃以下および加熱時間が1分以上5分以下の条件で行なうことができる。
また、本発明は、上記の製造方法により得られた魚類加工品である。また、本発明は、魚類加工品と、魚類加工品を載せるトレーと、魚類加工品およびトレーを脱気包装する第1の包装容器とを備える魚類加工パック品である。本発明にかかる魚類加工パック品において、薬味と薬味を脱気包装する第2の包装容器とをさらに備え、第1の包装容器と第2の包装容器とが分離可能なように配置されることができる。
本発明によれば、中身がしっとりし表面がぱりっとした食感を有する魚類加工品およびその製造方法ならびに魚類加工パック品を提供することができる。
(実施形態1)
本発明にかかる魚類加工品の製造方法の一実施形態は、図1を参照して、生または前処理された魚類を水蒸気により加熱する工程S11と、水蒸気により加熱された上記魚類を熱風により加熱する工程S12とを備える。かかる2つの加熱工程を備えることにより、中身がしっとりし表面がぱりっとした食感を有する魚類加工品が得られる。
[被加熱魚類]
本実施形態に用いられる魚類は、生であっても、前処理がされていてもよい。生の魚類とは未だ加熱処理されていない魚類を含み、さらに、加熱処理を経ないで冷蔵、冷凍またはパーシャルフリージングされた状態の魚類も含む。
本発明において前処理とは、焼く、蒸す、煮る、揚げる、炒める、茹でる、燻すなどの加熱処理、油、エキス、スープ、塩、味噌、醤油などの浸漬処理、乾燥・脱水処理、発酵処理など、従来魚類において用いられる各種調理もしくは加工方法またはその一部を含む。したがって、前処理した魚類とは、既にこれらの処理が施されている魚類をいう。前処理には、加熱処理を含むものもあるが、加熱処理を含まないものもある。これらの前処理は、1種類または2種類以上が組み合わされていてもよい。また、味付けも、1種類または2種類以上が組み合わされていてもよい。
また、生または前処理された魚類の形態は、とくに制限はなく、魚全体の形が保持されていてもよく、魚全体から一部が除去されていてもよく、魚全体から切り出された一部であってもよい。たとえば、全形状、部分形状、切り身形状などを挙げることができる。
たとえば、生の魚類としては、まぐろの切り身などが挙げられる。また、前処理された魚類としては、さんまみりん、さんまの開き、真鯛の西京漬けなどが挙げられる。
[水蒸気により加熱する工程]
図1を参照して、本実施形態において、生または前処理された魚類は、水蒸気により加熱される。かかる水蒸気により加熱する工程S11により、生または前処理された魚類をその水分を保持したまま加熱することが可能となり、中身がしっとりとした魚類加工品が得られる。
水蒸気により加熱する工程S11において、加熱温度は105℃以上130℃以下が好ましく、105℃以上120℃以下がより好ましい。加熱温度が、105℃より低いと魚類の内部まで熱が届きにくくなり、130℃より高いと魚類の身が固くなる。また、加熱時間は、4分以上8分以下が好ましく、4分以上6分以下がより好ましい。加熱時間が4分より短いと魚類の内部まで熱が届きにくくなり、8分より長いと魚類の身が固くなる。
ここで、水蒸気により加熱する方法とは、加熱媒体として水蒸気を用いて加熱する方法をいい、魚類が加熱される雰囲気が必ずしも水蒸気100%(すなわち相対湿度100%)である必要は無く、魚類の中身の水分を保持したまま加熱を行なえる限り、空気などが含まれる雰囲気であってもよい。魚類の中身の水分を十分に保持する観点から、加熱雰囲気中の水蒸気含有量は、相対湿度80%以上が好ましく、相対湿度90%以上がより好ましく、相対湿度100%およびその近傍がさらに好ましい。
水蒸気により魚類を加熱する装置としては、特に制限はなく、所望の温度の水蒸気が得られやすい観点から、たとえば図2に示すようなスチームコンベクションオーブン100が好ましく用いられる。図2を参照して、スチームコンベクションオーブン100は、制御部110と加熱室120とを備える。制御部110には、加熱室120内を加熱するための加熱装置111、水蒸気の原料となる水を加熱室に供給するための水供給装置112および水供給配管113、ならびに加熱室120内の水蒸気を循環させるためのファン116などが配設されている。ここで、水供給配管113には必要に応じて各種バルブ(図示せず)が設けられている。また、加熱室120には、制御部110から供給された水を水蒸気に変換するための水蒸気変換装置114、水蒸気を加熱室内に発散させるための水蒸気発散管115、魚類10を載せるための棚122、水蒸気排出管124、安全弁126、排水管128などが配設されている。ここで、水蒸気排出管124および排水管128にはそれぞれ必要に応じて各種バルブ(図示せず)が設けられている。
上記スチームコンベクションオーブン100を用いて、魚類は以下のようにして水蒸気により加熱される。水供給装置112から水蒸気変換装置114に水を供給するとともに、加熱装置111により加熱室120内を加熱する。水蒸気変換装置114で水から変換された水蒸気はファン116によって加熱室122内で循環される。制御部110による制御により加熱室120内の温度および水蒸気量(相対湿度)が一定に保持される。魚類を温度および水蒸気量が一定に保持された加熱室120内に魚類10を入れ所定量の水蒸気の存在下所定時間加熱した後加熱室120から取り出す。
[熱風により加熱する工程]
図1を参照して、本実施形態において、水蒸気中により加熱された魚類は、熱風により加熱される。かかる熱風により加熱する工程S12により、表面をぱりっとさせ、また、表面に適度の焦げ目を入れることができる。
熱風により加熱する工程S12において、加熱温度は150℃以上250℃以下が好ましく、170℃以上230℃以下がより好ましい。加熱温度が150℃より低いと、表面をぱりっとさせることが難しくなり、また、表面に焦げ目を入れることが難しくなる。また、加熱温度が250℃より高いと、中身の水分が失われ、また、表面の焦げが過度になる。また、加熱時間は、1分以上5分以下が好ましく、1分以上3分以下がより好ましい。加熱時間が1分より短いと、表面をぱりっとさせることが難しくなり、また、表面に焦げ目を入れることが難しくなる。また、加熱時間が5分より長いと、魚類の中身の水分が失われ、また、表面の焦げが過度になる。
魚類を熱風により加熱する方法は、特に制限はないが、表面をぱりっとさせて適度の焦げ目を入れる観点から、熱風を魚類にあてて加熱することにより行なうことが好ましい。魚類にあてる熱風の流量は、特に制限はないが、5m/秒以上14m/秒以下が好ましく、7m/秒以上12m/秒以下がより好ましい。熱風流量が5m/秒より少ないと表面をぱりっとさせることが難しくなり、また、表面に焦げ目を入れることが難しくなる。また、熱風流量が14m/秒より多いと魚類の中身の水分が失われ、また、表面の焦げが過度になる。
魚類に熱風を当てて加熱する装置としては、特に制限はなく、魚類の表面を迅速に加熱できる観点から、たとえば図3に示すようなジェットオーブン200が好ましく用いられる。図3を参照して、ジェットオーブン200は、制御部210と加熱室220とコンベア230とを備える。制御部210には、加熱室220の熱風噴射装置222に熱風を供給するための熱風供給装置212および熱風供給配管214などが配設されている。ここで、熱風供給配管214には熱風流量を調節するためのバルブ(図示せず)が設けられている。なお、この熱風の熱は、熱風供給装置212内においてガス燃焼による火炎の熱または電熱によって得られる。また、コンベア230は、加熱室220の中央部を通過するように配置されており、魚類10を加熱室220に搬入し搬出する。たとえば、図3の矢印Aは、コンベア230による魚類の進行方向を示す。加熱室220には、コンベア230を挟んでその上下に熱風噴射装置222が設けられ、熱風噴射装置222の熱風噴射口222hからコンベア230に向かって熱風が噴射される。図3の矢印Bは熱風の噴射方向を示す。ここで、コンベア230は、より均一に魚類10を熱風により加熱する観点から、開口部230wを有することが好ましい。
上記ジェットオーブン200を用いて、魚類は以下のようにして熱風により加熱される。熱風供給装置212により、ガス燃焼による火炎の熱または電熱により加熱された熱風を熱風噴射装置222に供給し、熱風噴射口222hから加熱室220内のコンベア230に向けて熱風を所定流量で噴射する。制御部210による制御により加熱室220内の温度が一定に保持される。コンベア230を用いて所定の速度で魚類10を加熱室に搬入し搬出することによって、魚類10は熱風により所定の時間加熱される。
本実施形態の魚類加工品の製造方法は、図1を参照して、熱風により加熱された魚類を脱気包装する工程S20と、脱気包装された魚類を冷凍する工程S30とをさらに備えることができる。かかる工程により、水蒸気および熱風により加熱された魚類を長期に保存することができ、さらに電子レンジなどで暖める工程S40を経て中身がしっとりし表面がぱりっとした魚類加工品を食することができる。
[脱気包装する工程]
図1を参照して、本実施形態において、熱風により加熱された魚類は、室温(約25℃)まで冷却された後、脱気包装される。かかる脱気包装する工程により、魚類加工品の取り扱いが容易になる。脱気包装する方法には、特に制限はないが、たとえば図4を参照して、第1の包装容器15内に魚類加工品11とそれを載せるトレー13とを配置した後、第1の包装容器15内を脱気して密封する。包装容器15が剛性のないものであれば、魚類加工品11およびトレー13はこれらに引き寄せられた包装容器15により固定される。こうして、魚類加工品11およびトレー13が包装容器15により脱気包装された魚類加工パック品が得られる。
ここで、脱気包装における脱気の程度は、特に制限はないが、剛性のない包装容器が脱気により魚類加工品を固定できかつ押し潰さない観点から、包装容器内の空隙部分の体積の30%以上50%以下の空気を除くことが好ましい。なお、魚類加工品11をトレー13上に載せて脱気包装することにより、開封して食する際にトレー13上で魚類加工品11をそのまま食することができる。
[冷凍する工程]
図1を参照して、本実施形態において、脱気包装された魚類は冷凍される。かかる冷凍する工程により、魚類加工品の長期保存が可能になる。ここで、冷凍温度には、特に制限はないが、魚類加工品の長期保存の観点から、−18℃以下が好ましく、−40℃以下がより好ましい。また、魚類加工品は、長期保存の観点から、保管過程、流通過程および販売過程のいずれの過程においても、冷凍状態であることが好ましい。
(実施形態2)
本発明にかかる魚類加工品の一実施形態は、実施形態1の製造方法により得られたものである。本実施形態の魚類加工品は、その製造工程において生または前処理された魚類を水蒸気により加熱する工程および水蒸気により加熱された魚類を熱風により加熱する工程を備えるため、電子レンジなどで加熱することにより中身がしっとりし表面がぱりっとした食感が得られる。また、本実施形態の魚類加工品は、その製造工程において、熱風により加熱された魚類を脱気包装する工程および脱気包装された魚類を冷凍する工程をさらに備えるため、長期に保存することができ、さらに電子レンジなどで加熱して暖めることにより中身がしっとりし表面がぱりっとした食感が得られる。
(実施形態3)
本発明にかかる魚類加工パック品の一実施形態は、図4を参照して、実施形態2の魚類加工品11と、魚類加工品11を載せるトレー13と、魚類加工品11およびトレー13を脱気包装する第1の装容器15とを備える。本実施形態の魚類加工パック品40は、トレー13上に魚類加工品11が載せられているので、開封後そのままトレー13上で魚類加工品11を食することができる。また、本実施形態の魚類加工パック品40は、魚類加工品11が脱気包装され冷凍されているため、長期保存が可能であり、また電子レンジなどで暖めることにより、そのまま食することができる。
ここで、トレー13は、電子レンジなどの加熱に耐え得るものであれば特に制限はないが、食後の片付けおよびゴミ分別の容易さの観点から、各種紙材料で形成される紙トレーが好ましく用いられる。さらに、環境保護の観点から、紙トレーは木材パルプフリー品がより好ましい。木材パルプを使用しない紙トレーとしては、たとえば葦、竹、ケナフなど非木の紙原料を熱で硬化成形させたモールドトレーが好ましく用いられる。
また、第1の包装容器15は、脱気包装における気密性を保持するとともに電子レンジなどの加熱に耐え得るものであれば特に制限はなく、各種包装材料が用いられる。また、脱気包装により、魚類加工品およびトレーを固定する観点から剛性のない容器(たとえば袋など)が好ましい。かかる観点から、包装容器の材料は、ポリプロピレンフィルムとポリアミドフィルムとを張り合わせたPP/PAフィルム、ポリエチレンフィルムとポリアミドフィルムとを張り合わせたPE/PAフィルムなどが好ましく挙げられる。
さらに、第1の包装容器15には、空気排出口17が設けられていることが好ましい。空気排出口17とは、魚類加工パック品を電子レンジなどで加熱する際に、包装容器内に残存している空気および/または加熱により生じた水蒸気の膨張により所定の圧力(たとえば、1気圧(101kPa))に達したとき、かかる空気および/または水蒸気を包装容器から排出するための部分をいう。かかる空気排出口により、魚類加工品を効率よく加熱できるとともに、魚類加工パック品の破裂を防止することができる。
本実施形態の魚類加工パック品40は、たとえば以下のようにして製造できる。図4を参照して、実施形態1において、生または前処理された魚類を、水蒸気により加熱し、熱風により加熱し、室温(約25℃)まで冷却された魚類加工品11を、トレー13上に載せる。次に、魚類加工品11が載せられたトレー13を三方がシール部15sでシールされている第1の包装容器15内に入れて、第1の包装容器15内を脱気した後、残りの一方のシール部15tで密封する。
(実施形態4)
本発明にかかる魚類加工パック品の他の実施形態は、図5を参照して、実施形態2の魚類加工品11と、魚類加工品11を載せるトレー13と、魚類加工品11およびトレー13を脱気包装する第1の包装容器15と、薬味21と、薬味21を脱気包装する第2の包装容器25とを備え、第1の包装容器15と第2の包装容器25とが分離可能なように配置されている。本実施形態の魚類加工パック品50は、実施形態3の魚類加工パック品40と同様に、長期保存が可能であり、また電子レンジなどで暖めることにより開封後そのまま食することができる。また、脱気包装された薬味21が必要量だけ備えられているため、開封後に魚類加工品11をよりおいしく食することができる。
本実施形態において用いられるトレー13および包装容器15,25の材料については、それぞれ実施形態3において用いられるトレーおよび包装容器の材料と同様である。
ここで、薬味21は、それが添付される魚類加工品11の種類に応じてまた嗜好に応じて様々のものが提供される。たとえば、魚類加工品11がさんまの開きの場合には、薬味21として大根おろし、生生姜などが備えられる。また、魚類加工品11がさんまみりんの場合には、薬味21として嗜好によりマヨネーズなどが備えられる。
また、魚類加工品11を脱気包装した第1の包装容器15と薬味21を脱気包装した第2の包装容器25とは分離可能なように配置されている。一般に、魚類加工品の薬味は、加熱して用いられないものであるため、冷凍状態にある魚類加工品を加熱して暖める際に、第1の包装容器15から分離される必要がある。
ここで、魚類加工品11を脱気包装した第1の包装容器15と薬味21を脱気包装した第2の包装容器25とを分離可能なように配置する方法には、特に制限はないが、たとえば、図5を参照して、第1の包装容器15と第2の包装容器25との共通のシール部35sに分離部35としてミシン目を設けることができる。かかるミシン目により、第1の包装容器から第2の包装容器を手で容易に分離することができる。
本実施形態の魚類加工パック品50は、たとえば以下のようにして製造できる。図5を参照して、実施形態1において、生または前処理された魚類を、水蒸気により加熱し、熱風により加熱し、室温(約25℃)まで冷却された魚類加工品11を、トレー13上に載せる。次に、魚類加工品11が載せられたトレー13を三方がシール部15s,35sでシールされている第1の包装容器15内に入れる。一方、薬味21を三方がシール部25s、35sでシールされた第2の包装容器25内に入れる。次に、第1および第2の包装容器15,25内を脱気した後、残りの一方をシール部15t,25tで密封する。ここで、本実施形態において用いられる第1および第2の包装容器15,25は、予め、包装容器の三方をシール部15s、25sでシールし、第1の包装容器15と第2の包装容器25を仕切る共通のシール部35sを形成し、かかる共通のシール部35sに分離部35としてミシン目が設けられたものである。
以下、実施例および比較例により、本発明をさらに具体的に説明する。以下の実施例および比較例により得られた魚類加工品を電子レンジで暖めて食した食感を10人のパネラーにより総合評価を行なった。評価方法は、各パネラーに「中身がしっとりし表面がぱりっとした食感」を有するとよく感じるものを2点、少し感じるものを1点、全く感じないものを0点として、10人のパネラーによる合計点が100点以上のものを良、50点以上のものを可、50点未満のものを不可とした。また、評価が良のものの内、最も合計点が高かったものを優とした。
(比較例1)
さんまみりんを、腹を下向きにして、ジェットオーブン(株式会社フジマック製FGJOA5)を用いて、加熱温度170℃、熱風流量10.5m/秒、および加熱時間3.33分(3分20秒)の条件で加熱した。次に、加熱したさんまみりんを腹を上向きにして室温(25℃)まで冷却した後、PP/PAフィルムで脱気包装して、−40℃で24時間冷凍保存した。次に、脱気包装された冷凍さんまみりんを500Wの電子レンジで60秒間加熱して暖め、10人のパネラーが食して評価を行なった。比較例1のさんまみりんは、中身は水分が極めて少なくなって固くなりまた表面の焦げ目が極めて多くなり、パネラーによる総合評価は不可であった。結果を表1にまとめた。
(実施例1)
さんまみりんを、スチームコンベクションオーブン(株式会社エフ・エム・アイ製OES−6.10)を用いて、腹を下向きにして、加熱温度105℃、水蒸気100%、加熱時間6.0分の条件で加熱した。次に、ジェットオーブン(株式会社フジマック製FGJOA5)を用いて、腹を下向きにして、加熱温度170℃、熱風流量10.5m/秒、および加熱時間2.0分の条件で加熱した。次に、加熱したさんまみりんを比較例1と同様にして、室温まで冷却し、脱気包装し、冷凍保存した。次に、脱気包装された冷凍さんまみりんを比較例1と同様にして暖め、10人のパネラーが食して総合評価を行なった。実施例1のさんまみりんは、比較例1に比べ食感(この食感とは、魚類加工品の中身がしっとりし表面がぱりっとした食感をいう。以下、実施例において同じ。)が向上し、パネラーによる総合評価は可であった。ただし、さんまみりんは中身の水分が多く表面の焦げ目がほとんどなかった。結果を表1にまとめた。
(実施例2)
スチームコンベクションオーブンを用いた加熱の条件を、加熱温度110℃、水蒸気100%、加熱時間5.0分としたこと以外は、実施例1と同様にして、スチームコンベクションオーブンを用いた加熱、ジェットオーブンを用いた加熱、室温までの冷却および脱気包装、冷凍保存を行なった。次に、脱気包装された冷凍さんまみりんを比較例1と同様にして暖め、10人のパネラーが食して総合評価を行なった。実施例2のさんまみりんは、比較例1に比べ食感がたいへん向上し、パネラーによる総合評価は良であった。ただし、さんまみりんは中身の水分が多めで表面の焦げ目が少なかった。結果を表1にまとめた。
(実施例3)
スチームコンベクションオーブンを用いた加熱の条件を、加熱温度115℃、水蒸気100%、加熱時間4.5分としたこと以外は、実施例1と同様にして、スチームコンベクションオーブンを用いた加熱、ジェットオーブンを用いた加熱、室温までの冷却および脱気包装、冷凍保存を行なった。次に、脱気包装された冷凍さんまみりんを比較例1と同様にして暖め、10人のパネラーが食して総合評価を行なった。実施例3のさんまみりんは、比較例1に比べ食感がたいへん向上し、パネラーによる総合評価は良であった。ただし、さんまみりんは中身の水分が多めで表面の焦げ目が少なめであった。結果を表1にまとめた。
(実施例4)
スチームコンベクションオーブンを用いた加熱の条件を、加熱温度120℃、水蒸気100%、加熱時間4.0分としたこと以外は、実施例1と同様にして、スチームコンベクションオーブンを用いた加熱、ジェットオーブンを用いた加熱、室温までの冷却および脱気包装、冷凍保存を行なった。次に、脱気包装された冷凍さんまみりんを比較例1と同様にして暖め、10人のパネラーが食して総合評価を行なった。実施例4のさんまみりんは、比較例1に比べ食感がきわめて向上し、パネラーによる総合評価は優であった。すなわち、さんまみりんの中身は水分が最適で非常にしっとりし表面は非常にぱりっとして焦げ目が最適であった。結果を表1にまとめた。
(実施例5)
スチームコンベクションオーブンを用いた加熱の条件を、加熱温度125℃、水蒸気100%、加熱時間3.5分としたこと以外は、実施例1と同様にして、スチームコンベクションオーブンを用いた加熱、ジェットオーブンを用いた加熱、室温までの冷却および脱気包装、冷凍保存を行なった。次に、脱気包装された冷凍さんまみりんを比較例1と同様にして暖め、10人のパネラーが食して総合評価を行なった。実施例5のさんまみりんは、比較例1に比べ食感がたいへん向上し、パネラーによる総合評価は良であった。ただし、さんまみりんは中身の水分が少なめで表面の焦げ目が多めであった。結果を表1にまとめた。
(実施例6)
スチームコンベクションオーブンを用いた加熱の条件を、加熱温度130℃、水蒸気100%、加熱時間3.0分としたこと以外は、実施例1と同様にして、スチームコンベクションオーブンを用いた加熱、ジェットオーブンを用いた加熱、室温までの冷却および脱気包装、冷凍保存を行なった。次に、脱気包装された冷凍さんまみりんを比較例1と同様にして暖め、10人のパネラーが食して総合評価を行なった。実施例6のさんまみりんは、比較例1に比べ食感が向上し、パネラーによる総合評価は可であった。ただし、さんまみりんは中身の水分が少なく表面の焦げ目が多かった。結果を表1にまとめた。
(実施例7)
さんまの開きを、スチームコンベクションオーブン(株式会社エフ・エム・アイ製OES−6.10)を用いて、腹を上向きにして、加熱温度120℃、水蒸気100%、加熱時間4.0分の条件で加熱した。次に、ジェットオーブン(株式会社フジマック製FGJOA5)を用いて、腹を上向きにして、加熱温度230℃、熱風流量10.5m/秒、および加熱時間2.0分の条件で加熱した。次に、加熱したさんまの開きを比較例1と同様にして、室温まで冷却し、脱気包装し、冷凍保存した。次に、脱気包装された冷凍のさんまの開きを比較例1と同様に500Wの電子レンジで60秒加熱して暖め、10人のパネラーが食して総合評価を行なった。パネラーによる総合評価は優であった。すなわち、さんまの開きの中身は水分が最適で非常にしっとりし表面は非常にぱりっとして焦げ目が最適であった。結果を表1にまとめた。
(実施例8)
真鯛の西京漬けを、スチームコンベクションオーブン(株式会社エフ・エム・アイ製OES−6.10)を用いて、腹を下向きにして、加熱温度105℃、水蒸気100%、加熱時間6.0分の条件で加熱した。次に、ジェットオーブン(株式会社フジマック製FGJOA5)を用いて、腹を下向きにして、加熱温度170℃、熱風流量11.5m/秒、および加熱時間2.0分の条件で加熱した。次に、加熱した真鯛の西京漬けを比較例1と同様にして、室温まで冷却し、脱気包装し、冷凍保存した。次に、脱気包装された冷凍の真鯛の西京漬けを500Wの電子レンジで120秒加熱して暖め、10人のパネラーが食して総合評価を行なった。パネラーによる総合評価は優であった。すなわち、真鯛の西京漬けの中身は水分が最適で非常にしっとりし表面は非常にぱりっとして焦げ目が最適であった。結果を表1にまとめた。
(実施例9)
まぐろの生のステーキ(切り身)を、タレに一晩(約17時間)漬けた後に、スチームコンベクションオーブン(株式会社エフ・エム・アイ製OES−6.10)を用いて、加熱温度105℃、水蒸気100%、加熱時間6.0分の条件で加熱した。次に、ジェットオーブン(株式会社フジマック製FGJOA5)を用いて、加熱温度170℃、熱風流量10.5m/秒、および加熱時間2.0分の条件で加熱した。得られたまぐろの加熱後のステーキにさらにタレを塗り、まぐろの照焼が得られた。次に、得られたまぐろの照焼を比較例1と同様にして、室温まで冷却し、脱気包装し、冷凍保存した。次に、脱気包装された冷凍のまぐろの照焼を500Wの電子レンジで120秒加熱して暖め、10人のパネラーが食して総合評価を行なった。パネラーによる総合評価は優であった。すなわち、まぐろの照焼の中身は水分が最適で非常にしっとりし表面は非常にぱりっとして焦げ目が最適であった。結果を表1にまとめた。
Figure 2009022171
表1において、比較例1と実施例1〜6とを対比すると明らかなように、生または前処理された魚類を水蒸気により次いで熱風により加熱することにより、中身がしっとりし表面がぱりっとした食感またはこれに近い食感を有する魚類加工品が得られた。また、実施例1〜9から明らかなように、水蒸気により加熱する工程は加熱温度が105℃以上130℃以下および加熱時間が4分以上8分以下の条件で行ない、熱風により加熱する工程は加熱温度が150℃以上250℃以下および加熱時間が1分以上5分以下の条件で行なうことが好ましい。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明でなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内のすべての変更が含まれることが意図される。
本発明にかかる魚類加工品の製造方法の一実施形態を示すフローチャートである。 本発明にかかる魚類加工品の製造方法において用いられるスチームコンベクションオーブンを示す概略図である。 本発明にかかる魚類加工品の製造方法において用いられるジェットオーブンを示す概略図である。 本発明にかかる魚類加工パック品の一実施形態を示す概略図である。 本発明にかかる魚類加工パック品の他の実施形態を示す概略図である。
符号の説明
10 魚類、11 魚類加工品、13 トレー、13p 突起部、15 第1の包装容器、15s,15t,25s,25t,35s シール部、17 空気排出口、21 薬味、35 分離部、40,50 魚類加工パック品、100 スチームコンベクションオーブン、110,210 制御部、111 加熱装置、112 水供給装置、113 水供給配管、114 水蒸気変換装置、115 水蒸気発散管、116 ファン、120,220 加熱室、122 棚、124 水蒸気排出管、126 安全弁、128 排水管、200 ジェットオーブン、212 熱風供給装置、214 熱風供給配管、222 熱風噴射装置、222h 熱風噴射口、230 コンベア、230w 開口部、S11 水蒸気により加熱する工程、S12 熱風により加熱する工程、S20 脱気包装する工程、S30 冷凍する工程、S40 電子レンジなどで暖める工程。

Claims (7)

  1. 生または前処理された魚類を水蒸気により加熱する工程と、水蒸気により加熱された前記魚類を熱風により加熱する工程と、を備える魚類加工品の製造方法。
  2. 前記熱風により加熱された前記魚類を脱気包装する工程と、脱気包装された前記魚類を冷凍する工程と、をさらに備える請求項1に記載の魚類加工品の製造方法。
  3. 前記水蒸気により加熱する工程は、加熱温度が105℃以上130℃以下および加熱時間が4分以上8分以下の条件で行なわれる請求項1または請求項2に記載の魚類加工品の製造方法。
  4. 前記熱風により加熱する工程は、加熱温度が150℃以上250℃以下および加熱時間が1分以上5分以下の条件で行なわれる請求項1から請求項3までのいずれかに記載の魚類加工品の製造方法。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかの製造方法により得られた魚類加工品。
  6. 請求項5の魚類加工品と、前記魚類加工品を載せるトレーと、前記魚類加工品および前記トレーを脱気包装する第1の包装容器と、を備える魚類加工パック品。
  7. 薬味と、前記薬味を脱気包装する第2の包装容器と、をさらに備え、
    前記第1の包装容器と前記第2の包装容器とが分離可能なように配置されている請求項6に記載の魚類加工パック品。
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