JP2009021470A - 回路基板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】繊維11aに樹脂11bを含浸させたプリプレグ11が複数積層された中間層12が、中間層12のねじれ方向に配向させた繊維14aに樹脂14bを含浸させたプリプレグ14に挟持されて、中間層12の最上および最下に形成されたプリプレグ14と中間層12とに生じる応力を相殺するようにした。これにより、現状の基板製造時におけるスケーリング技術をそのまま適用し、かつ回路基板10に生じるねじれによる変形を大幅に抑制することができる。
【選択図】図1
Description
本実施の概要について図面を参照して説明し、その後に、本発明の概要に基づいた実施の形態について、同様に図面を参照して説明する。
図1は、本発明の概要図である。
回路基板10は、図1(A)に示すように、中間層12と、中間層12の最上および最下の表層に形成された一対のプリプレグ14とによって構成されている。なお、図1(A)では、便宜上、中間層12とプリプレグ14とを離して示しているが、実際に中間層12とプリプレグ14とを積層させた回路基板10の断面図は、図1(B)に示すとおり、中間層12の最上および最下の表層に一対のプリプレグ14が形成されている。
本実施の形態では、本発明の概要に基づいた実施例1〜実施例3を例に挙げて説明する。なお、本実施の形態において用いられるプリプレグを、本発明の概要で触れたように、配向させた繊維に樹脂を含浸させて構成させているとする。
実施例1では、直交する2方向に繊維を配向させたプリプレグを利用した場合を例に挙げて説明する。
回路基板20は、図2(A)に示すように、コア層21を中心として、コア層21の上下にビルドアップ層22,23、最表層24,25が順に形成された鏡面構造が構成されている。なお、図2(A)では、便宜上、コア層21、ビルドアップ層22,23および最表層24,25を離して示しているが、実際にコア層21、ビルドアップ層22,23および最表層24,25を積層させた回路基板20の断面図は、図2(B)に示すとおり、コア層21を中心として、コア層21の上下にビルドアップ層22,23および最表層24,25が順に形成されている。
図3は、本実施の形態における実施例1を利用した回路基板の断面模式図である。
回路基板30は、コア層31を中心として、コア層31の上下にビルドアップ層32,33、最表層34,35が順に形成された鏡面構造が構成されている。さらに、最表層34,35には、ソルダーレジスト36,37が形成されて、回路基板30のショートを防ぎ、絶縁性が保たれて保護されている。
まず、コア基板(横×縦×厚さ:510mm×340mm×400μm)として、日立化成製のMCL−E−679FGを用い、回路配線をエッチングにより形成して、その後に2層のコア基板を積層熱プレスして、コア層31を作製した。
実施例2では、1方向に繊維を配向させたプリプレグを利用した場合を例に挙げて説明する。
回路基板40は、コア層41を中心として、コア層41の上下にビルドアップ層42,43、最表層44,45が順に形成された鏡面構造が構成されている。なお、図4では、便宜上、コア層41、ビルドアップ層42,43および最表層44,45を離して示しているが、実際にコア層41、ビルドアップ層42,43および最表層44,45を積層させた回路基板40の断面図は、図2(B)に示したような、コア層41を中心とした鏡面構造が形成される。
実施例3では、最表層が複数積層したプリプレグから構成される場合を例に挙げて説明する。
回路基板50は、コア層51を中心として、コア層51の上下にビルドアップ層52,53、最表層54,55が順に形成された鏡面構造が構成されている。なお、図5では、便宜上、コア層51、ビルドアップ層52,53および最表層54,55を離して示しているが、実際にコア層51、ビルドアップ層52,53および最表層54,55を積層させた回路基板50の断面図は、図2(B)に示したような、コア層51を中心とした鏡面構造が形成される。また、図5に示す実施例3では、実施例1(図2)の2方向に配向させたプリプレグを利用した場合に適用させた例を挙げて説明するが、実施例2(図4)の1方向に配向させたプリプレグを利用した場合にも適用させると、同様の効果を得ることできる。
11,14 プリプレグ
11a,14a 繊維
11b,14b 樹脂
12 中間層
13 ねじれ方向
Claims (5)
- 第1の繊維に樹脂を含浸させた第1のプリプレグが複数積層された中間層と、
前記中間層のねじれ方向に配向させた第2の繊維に樹脂を含浸させた第2のプリプレグと、を有し、前記中間層は、前記第2のプリプレグに挟持されていることを特徴とする回路基板。 - 前記第1のプリプレグが、互いに交わる2方向に配向した前記第1の繊維を備え、前記第2のプリプレグが、前記第1の繊維に対して45度回転し、かつ互いに交わる2方向に配向した前記第2の繊維を備えることを特徴とする請求項1記載の回路基板。
- 前記第1のプリプレグが、1方向に配列した前記第1の繊維を備え、前記第2のプリプレグが、前記第1の繊維に対して直交した前記第2の繊維を備えることを特徴とする請求項1記載の回路基板。
- 前記繊維は、ガラスクロス、アラミドおよび炭素繊維であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の回路基板。
- 前記第2のプリプレグを複数積層させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の回路基板。
Priority Applications (1)
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JP2007184071A JP2009021470A (ja) | 2007-07-13 | 2007-07-13 | 回路基板 |
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JP2007184071A JP2009021470A (ja) | 2007-07-13 | 2007-07-13 | 回路基板 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016086143A (ja) * | 2014-10-29 | 2016-05-19 | 京セラサーキットソリューションズ株式会社 | 配線基板およびその製造方法 |
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-
2007
- 2007-07-13 JP JP2007184071A patent/JP2009021470A/ja active Pending
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