JPH03138137A - 難燃性積層板の製造方法及びプリント配線板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐燃性、耐トラツキング性、打抜加工性及び
耐侵性に優ｎた積層板の製造方法に関する０ 〔従来の技術〕 最近、電子機器の高密度化に伴い、安全の面からプリン
ト配線板の難燃性の要求が一段と敗しくなっており、米
国ＵＬ規格等の法制規格も整備され、その規制は強化さ
ｎつりある。

樹脂の難燃化には、リン酸エステル等のリン系化合物、
ブロム化フェノール類、クロム化エポキシ化合物、クロ
ム化ピフェニルエーテル腿等の７０ム系化合物、メラミ
ン化廿物、トリアジン化付物等のテラ素化付物及びアン
チモン等の無機化合物を単独ｆたは併用して、Ｈ燃比し
ようとする熱硬化性樹脂に添加する方法がある。

しかし、耐燃性、耐トラツキング性、打抜加工性、耐湿
性の諸％注を同時ＶＣ＃足する檀層鈑は未だ開発されて
いない。

特公昭５５−２２９４０に開示さｔた方法は、水溶性２
エノール樹脂に次の一般式で示さｎるポリオールを添加
すること罠よって難燃化するものである。

一般式　　　。

１ （ＲＩＯ）２Ｐ　Ｒ２−Ｎ（Ｒ３０Ｈ）２（式中、Ｒ１
は炭素数１〜４のアルキル基。

Ｒ２ｖ　ＲＭは炭素数ＩＳ４のアルキレン基）〔発明が
解決しようとする課題〕 上記の特公昭５５−２２９４０に示された難燃化の方法
は、１ｆｌ海板の耐燃性及び電気％性しエ改善さするが
、耐トラツキング性及び打抜加工性が不十分である０ 不発ＢＡは、上記一般式で示すポリオールを使用し、か
つ耐燃性、耐トラツキング性、打抜加工性及び耐湿性に
優ｎたフェノール樹脂ｔ！！Ｉ層板の製造方法を提供す
ることを目的とする。

〔課題ｔ−解決するための手段〕

本発明は、次に示す一般式を有する含リン難燃剤ポリオ
ールをメラミン含有量５〜ｚｏｘｉ％のメラミン樹脂変
性フェノール樹脂に配付したワニスをＭｊｉ維基材に含
浸乾燥しさらに難燃化上塗り樹脂を含浸して得た表層用
プリプレグと、メラミン含有’ｎを１０１を量９以上と
するメラミン樹脂変性フェノール樹脂からなるワニスを
憶柑基拐に含浸乾燥しさらに難燃化上塗り樹脂を含浸し
て得た内層用プリプレグとによってなる＠１板であるワ
一般式　　　。

１ （Ｒ１０）２Ｐ　Ｒ２Ｎ　（ＲｓＯＨ）ｚ（式中、Ｒ，
は炭素数１〜４のアルキル基、Ｒ２，Ｒ，は炭素数１〜
４のアルキレン基）上記一般式に示すポリオールとして
は、ジメチル−Ｎ、Ｎ−ビス（２−ヒドロキシエチル）
アミノメチルホスホネート、ジエチル−Ｎ、Ｎ−ビス（
２−ヒドロキシエチルノアミノメチルホスホネート。

ジプロピル−Ｎ、Ｎ−ビス（２−ヒドロキシエチルノア
ミノメチルホスホネート及びジエチル−Ｎ、Ｎ　−ビス
（２−ヒドロキシエチル）アミンメチルホスホネート等
がある。

上記表層用フリプレグ及び内層用プリプレグは、何ｎも
上塗り樹脂を含浸して仕上げるが、この上塗り樹脂は難
燃性かつ打抜加工性を良好とする必要がある。そのため
には、熱硬化性樹脂をベースとして、こｒＬ、を町そ比
変性する。　ｆ＋ＩＪえは乾性油変性フェノール樹脂と
すると、打抜加工性が良好となり、難燃剤を加えて難燃
化できる。乾性油としては桐油、脱水ひまし油、オイテ
シカ油等とし、フェノール類としてはフェノール、メタ
クレゾール、バラクレゾール、オルソクレゾール、イソ
プロピルフェノール、パラターシャリブチルフェノール
、パライソプロペニルフェノールオリゴマーノニルフェ
ノール、ビスフェノールＡ’４が６’ｂ。

上記一般式で示すポリオールのメラミン樹脂変性フェノ
ール樹脂への添加量は、樹脂１００重量部に対してａ５
〜５０．好ましくは２〜２０重世重量部とする。ｆＡｌ
）Ｑ量がＣＬ５未満では難燃効果不十分てあり、５０を
越えると電気特性が低下する。

表層用プリプレグの含浸に用いるメラミン樹脂変性フェ
ノール樹脂のメラミン−ｍは５〜２ＯＮ童％が良いが、
５％未満では耐トラツキング性が低下し、２０％を越え
ると耐湿性が低下する。上記−般式で示すポリオールを
メラミン賃が５〜２０重亀％であるメラミン樹脂変性フ
ェノール樹脂に上記の添加量範囲で配付し、さらにトル
エン、アルコール、メチルエチルケトン、アセトン、ジ
メチルホルムアミド、スチレン等の溶剤でワニスとし。

紙、ガラスクロス、ガラスベーパ、台成欅維布等の基材
に所定量含浸乾燥し、さらに変性熱硬化性樹脂を所定量
含浸し乾燥して表層用プリプレグとする。

別に、メラミン量が１０重量％以上であるメラずン樹脂
変性フェノール柄脂を溶剤に溶かしたワニスを上記基＠
に含浸乾燥し、さらに変性熱硬化性樹脂を含浸乾燥して
内層用プリプレグとする０表層用プリプレグと内層用プ
リプレグとを谷必景枚数ムね甘わせ加熱加圧成形して積
層板を製造する。必要枚数のプリプレグと銅箔とを組甘
わせ加熱加圧成形して鋼張積層板を表層する０銅らは接
看剤付きを用いると接層強度が向上する０稍層板を加工
してプリント配Ｎ板とする０又。

鋼張積層板をエツチング加工してプリント配吻板とする
０ 積１板に電解めっき、無電帛めつき等で回路を形成して
も良い０プリント配線板の半専体、抵抗等の部品穴は、
一般にをニトリル加工あるいは打抜加工で形成する０ 〔作用〕 表層用及び内層用のプリプレグにメラミン樹脂変性フェ
ノール樹脂を使用することによって、フェノール樹脂効
果として基材への含浸性が良く、メラミン効果として耐
トラツキング性が良好となる０ メラミン成分の悪影響として＃ｉ湿性が悪（なるから、
表１用プリプレグのメラミン樹脂成分なくして表層の耐
湿性を良くし、結果としてメラミン黛の減少による耐燃
性の低下を上記一般式で示すポリオール化せ物を添加し
て補う。表層用及び内層用プリプレグの何ｎも、上塗り
樹脂によって難燃性となり打抜加工性が良好となる。

〔実施例〕

メラミン量１５％のメラミンａ（脂質性フェノール樹脂
１００ＩＵｉｆ部（以下部と称す）にジエチル−Ｎ、Ｎ
−ビス（２−ヒドロキシエチル）アミノメチルホスホネ
ートを４部配付し溶剤に溶かして表層用ワニスとし、メ
ラミン量４０％のメラずン樹脂変成フェノール側脂を溶
剤に浴かして内層用ワニスとした。こｎらのワニスをそ
ｎぞｎクラ２ト紙基旬に樹脂付清蓋１７Ｓ２２％となる
ように含浸し乾燥して得たプリプレグに、さらに桐油変
性フェノール樹１ｉＴｈ１００部にトリ２工ニルホスフ
エイト２８部、テトラブロモビスフェノールＡジグリシ
ジルエーテル２０ｇ’ｅ配合した上塗り樹脂を樹脂付着
量５０〜５４％となるように含浸乾燥して表層用プリプ
レグ及び内層用プリプレグを得た。

この表層用グリ１２７２枚と同ノー用プリプレグ６枚と
接漕剤付き鋼箔とを重ね曾わせ、加熱加圧成形して１．
６１１１ＩＤ厚さの両面銅張積層板を得た。

そのｅ性を表１に示す。

（比較例１）水溶性２エノール檎ＩＩＦ１１００部にジ
エチル−Ｎ、Ｎ−ビス（２ヒドロキシエテルンアミノメ
チルホスホネ−１ｔ−４都配合して表層及び内層用処理
樹脂とした。以下実施例と同様にして上塗り樹脂の含浸
も行い、銅張禎層板金得た。その特性を表１に示す。

ｃ比！Ｉ？例２）メラずン量４０％のメラずン柚脂変性
フェノール樹脂金表層及び内層用処理樹脂とし、以下実
施例と同様にして上塗り樹脂の含浸も行い、銅張積層板
を得た。その特性を表１に示す。

表１ 〔発明の効果〕 表１に示す特性値で明らかなように、本発明の冥誇によ
る槓ノ＃＃板は、耐トラッキング性、耐燃性。

打抜加工性及び耐湿性の伺ｎも優ｎていることを確認し
た。比較例１は、メラミン樹脂成分を欠く例であるが、
ｆＮ）ラッキング性及び打抜加工性が悪い。比較例２は
、表層プリプレグに含浸するメラミン樹脂変性フェノー
ル樹脂のメラミン量が５へ２０１１［−１１％より大き
い例であるが、吸湿が大きく耐湿性が悪い結果を示して
いる。

７′）、

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. １．一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ （式中Ｒ＿１は炭素数１〜４のアルキル 基、Ｒ＿２，Ｒ＿３は炭素数１〜４のアルキレン基） で表わされる含リンポリオールをメラミン量５〜２０重
   量％のメラミン樹脂変性フェノール樹脂に添加したワニ
   スを繊維基材に含浸乾燥し、さらに難燃化した上塗り樹
   脂を含浸乾燥して得た表層用プリプレグと、メラミン量
   １０重量％以上のメラミン樹脂変性フェノール樹脂を繊
   維基材に含浸乾燥し、さらに難燃化した上塗り樹脂を含
   浸乾燥して得た内層用プリプレグとを重ね加熱加圧する
   ことを特徴とする難燃性積層板の製造方法。
2. ２．請求項１記載の表層用プリプレグ及び内層用プリプ
   レグと銅箔とを重ね加熱加圧することを特徴とする難燃
   性銅張積層板の製造方法。
3. ３．請求項１又は２によって製造する難燃性積層板又は
   難燃性銅張積層板を用いたプリント配線板。