JP2009020513A - 粘着セキュリティーテープ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】粘着セキュリティーテープとその製造方法を利用可能にし、当該粘着セキュリティーテープから、少なくとも一部のサブストレート物質に完全に穴を開ける切断線を有する粘着タブを作ることができ、従って粘着タブが粘着セキュリティーテープから予め製作された所望の長さに切断されるようにする
【解決手段】本発明は、粘着セキュリティーテープ1及びその製造方法に関する。当該粘着セキュリティーテープ1は、第2粘着層6を介して互いに連結した第1及び第2サブストレート層2,5を有する。これらは、第1粘着層3を介して粘着表面に接着される。当該第1サブストレート層2は切断線4を有し、切断線は、切断線4に沿う第1サブストレート層2の少なくとも一部を完全に貫く。切断線4は、レーザービームにより作られると好ましく、切断線のプロフィールは、切断線4が識別子を構成するようにデザインされる。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、粘着セキュリティーテープ1及びその製造方法に関する。当該粘着セキュリティーテープ1は、第2粘着層6を介して互いに連結した第1及び第2サブストレート層2,5を有する。これらは、第1粘着層3を介して粘着表面に接着される。当該第1サブストレート層2は切断線4を有し、切断線は、切断線4に沿う第1サブストレート層2の少なくとも一部を完全に貫く。切断線4は、レーザービームにより作られると好ましく、切断線のプロフィールは、切断線4が識別子を構成するようにデザインされる。
【選択図】図1
Description
本発明は、特許文献1に一般的に記載されているようなカットサイズの粘着セキュリティータブの形状の粘着セキュリティーテープに関する。本発明に記載されるような一般的方法は特許文献1にも記載されている。
以下の説明で使用するように、粘着セキュリティータブは、すぐに使用できる一枚の粘着テープとして定められる。それは固定長さ又はランダムな長さを有する。
かなり一般的に、粘着タブは、平坦な部材、例えば紙やボール紙又はシート部材の少なくとも2つの末端部を連結する機能を有し、粘着タブは、少なくとも端と端を繋ぐジョイント又は末端部の間のオーバーラップジョイントを覆うように接着される。
気づかれないように操作できない、すなわち取り消し可能に取り外しと再接着のできない粘着タブを、以下では粘着セキュリティータブと呼ぶ。これらは、多数の個々のパッケージが利用される外部包装(以下では包装とも呼ぶ)に使用される盗難防止手段として特に適している。例えば、特に、たばこのカートン、比較的小さい電子デバイス及び医薬品の輸送包装がある。
このような粘着セキュリティータブが所望の長さのタブに切ることで簡単に得られる粘着テープを、粘着セキュリティーテープと呼ぶ。
特に紙やボール紙でできた、包装のための効率的な改ざん防止用封止を作るため、粘着セキュリティータブは、少なくとも1つの包装部分が切り離されて包装が開くように端から端まで存在する又は重なった少なくとも2つの包装部分に接着されなければならない。
従来技術には、それらの特別な層構造のために、改ざんされると、すなわちラベルを包装から取り外そうとすると、目に見える取り消し不可能な変化を受ける識別目的のためのラベルとして主に使用される多数の粘着ラベルやセルフシール粘着タブ(以下では粘着テープとも呼ぶ)が含まれる。このような特別にデザインされた粘着テープ及び粘着ラベルはすぐに手に入らず、ゆえに気づかれないように交換できない。
例えば特許文献2は、粘着成分を有する顔料含有層と上に保護層を有する粘着テープを開示している。粘着テープが取り外されると、保護層は完全に除去されるのに対し、粘着層の部分は保護層と一部は包装に接着したままである。すなわち、顔料含有層は目に見えて損傷を受け、その後それを再び接着する試みは明らかに気づかれる。特に、顔料含有層に組み込まれなければならない特別な接着剤を使用する必要がある点が不都合である。
特許文献3は、粘着層の裂け目線を有する中間層と、接着剤により裂け目線が配置される当該中間層に適用される全長トップシートとを有する、粘着ラベルのための層構造を開示する。トップシートは、滑らかですぐにプリント可能な表面を与える機能を有し、裂け目線により損なわれていないプリント画像を創出することができる。
識別サブストレートとしてのトップシートは、それを破壊せずにトップシートを取り外すことが困難になるように、容易に壊せる物質から構成されると好ましい。
当該文献で説明されている粘着ラベルの不都合は、2つの異なる処理ステップ、例えばパンチングにより裂け目線を挿入するステップと、識別情報をラベルにプリントするステップが必要になることである。
識別サブストレートとしてのトップシートは、それを破壊せずにトップシートを取り外すことが困難になるように、容易に壊せる物質から構成されると好ましい。
当該文献で説明されている粘着ラベルの不都合は、2つの異なる処理ステップ、例えばパンチングにより裂け目線を挿入するステップと、識別情報をラベルにプリントするステップが必要になることである。
特許文献4は、粘着層と、レーザービームによって弱められるが完全には切断されない少なくとも1つの層を有するシート構造とからなる粘着ラベルを開示している。この目的のために記載されている適切なシート物質は、シート構造を安定に維持するため、十分高い引裂抵抗と熱安定性を有するポリエステルシートである。
粘着層に隣接するシート層が作られる物質と接着剤は、粘着ラベルが約30分の周期で元の位置に戻されるように選択される。裂け目線が弱められる程度、すなわち割れ目の深さは、物質と厚さに依存して、粘着ラベルを破壊する恐れがなく接着される対象物に粘着ラベルが施され、粘着ラベルがそれに損傷を与えて元の位置に戻され、粘着層の完全な取り外し後、粘着ラベルを取り外そうとすると粘着ラベルが制御不可能に裂けることが保証されるように、選択される。
粘着層に隣接するシート層が作られる物質と接着剤は、粘着ラベルが約30分の周期で元の位置に戻されるように選択される。裂け目線が弱められる程度、すなわち割れ目の深さは、物質と厚さに依存して、粘着ラベルを破壊する恐れがなく接着される対象物に粘着ラベルが施され、粘着ラベルがそれに損傷を与えて元の位置に戻され、粘着層の完全な取り外し後、粘着ラベルを取り外そうとすると粘着ラベルが制御不可能に裂けることが保証されるように、選択される。
シート構造の好ましい実施形態では、レーザービームで弱められるシート層に加えて、レーザー感知層が設けられる。これにより、シングルステップで、裂け目線を弱化可能なシート層に入れられ、識別子(identifier)をレーザー感知層にプリントすることができる利点が得られる。
前述のように、識別子及びセキュリティー封止として機能する特許文献4に記載の粘着ラベルは、少なくとも2つの層の特別なシート構造を有しなければならず、又は1つの層しか存在しない場合、識別子はさらなるプリントステップによってのみ可能となる。
前述のように、識別子及びセキュリティー封止として機能する特許文献4に記載の粘着ラベルは、少なくとも2つの層の特別なシート構造を有しなければならず、又は1つの層しか存在しない場合、識別子はさらなるプリントステップによってのみ可能となる。
前述の粘着タブ及び粘着ラベルの全てが共通に有するデザイン特徴は、これらを取り外そうと試みられるとこれらは取り消せない変化を受け、それでいったん取り外されると、同じ粘着タブ又は同じ粘着ラベルはそれぞれ使用できず、当該タブ又はラベルを貼り直しも再適用もできず、またその特別な層構造のために、等価な粘着タブも等価な粘着ラベルも代替物としてすぐには手に入らないことである。
特許文献1は、粘着セキュリティータブとその製造方法を開示する。当該粘着セキュリティータブは、市販のセルフシール粘着包装テープを所望の長さに切断することで作られ、次いで、タブはそれらを破壊せずには取り外せず、さらに必要ならば識別サブストレートを構成するようにシングルステップで変えられる。この目的のために、粘着セキュリティータブは意図されるように対象物(粘着表面)に接着される。すなわち、粘着セキュリティータブは、すでに先に説明したように、少なくとも2つの包装端部分に重なるように接着される。接着後、レーザービームが粘着セキュリティータブの表面に向けられ、所定の切断線に沿って通過され、サブストレート物質は切断線に沿って除去される。切断線は粘着セキュリティータブをその構成要素ピースに完全に分離でき、又はサブストレート物質のみを部分的に分離することができる。どちらの場合でも、粘着セキュリティータブの気づかれない取り外し及び再接着は不可能になる。切断線の線プロフィールを、このプロフィールが識別子を構成するようにデザインすると有用である。これは、例えばバーコードや文字列でもよい。
このソリューションの欠点は、特に、このステップを実行するのに必要なレーザーツールの取り扱いが、タブの適用されるべき対象物及び粘着サイトに明確にマッチしなければならず、また包装がシールされるときにこのようなレーザーツールが利用できなければならないことである。
本発明の解決すべき課題は、粘着セキュリティーテープとその製造方法を利用可能にし、当該粘着セキュリティーテープから、少なくとも一部のサブストレート物質に完全に穴を開ける切断線を有する粘着タブを作ることができ、従って粘着タブが粘着セキュリティーテープから予め製作された所望の長さに切断されるようにすることである。
この課題は、請求項1の特徴を有する粘着セキュリティーテープ及び請求項10の特徴を有する粘着セキュリティーテープの製造方法により解決される。
有用な改良形態は従属請求項に記載されている。
本発明に従う粘着セキュリティーテープを図に基づく例を用いて以下により詳細に説明する。
原則として、粘着セキュリティーテープ1は、第1サブストレート層2、第1粘着層3、第2サブストレート層5及び第2粘着層6を有し、第1粘着層3の少なくとも一部及び第1サブストレート層2の少なくとも一部は切断線4に沿って完全に穴が開けられる。
原則として、粘着セキュリティーテープ1は、第1サブストレート層2、第1粘着層3、第2サブストレート層5及び第2粘着層6を有し、第1粘着層3の少なくとも一部及び第1サブストレート層2の少なくとも一部は切断線4に沿って完全に穴が開けられる。
本発明に従う方法によって作られる粘着セキュリティーテープ1の特に有用な実施形態を以下に説明する。
粘着層3,6及びサブストレート層2,5の使用に適する物質の選択は、主に当該層の機能によって決定される。
第1サブストレート層2の機能は、粘着セキュリティーテープ1から所望の長さに切断された一枚の粘着タブが粘着表面に適用された後、粘着表面に永続的に接着することである。粘着表面からこの第1サブストレート層2を変化を与えずに取り外すこと又はそれを変わらないように再接着することは可能であってはならない。この目的のために、第1サブストレート層2は、第1サブストレート層2の物質を部分的又は完全に分離する切断線4を有するべきである。
粘着表面からテープを取り外す試みがなされると、テープの部分的な取り外しのみ可能にする切断線、例えば結合ストリップにより分離される穿孔又はスリットからなる線により、切断線4は裂けて開き又は結合ストリップは過度に伸ばされる。両方の場合とも、これによりダメージを受け、目立つ変化を受ける。
テープの完全な取り外しを可能にする切断線、すなわち粘着セキュリティーテープ1の全幅にわたって延在するカットにより、テープを破壊せずにテープを取り外すことが可能になるが、切断線4で分離されるテープの個々の部分は正確に同じ場所に再接着できず、よって変化が加えられたことの合図にもなる。
線プロフィールは、識別子が作られるように具体的にデザインされる。
従って、切断線4は、セキュリティーに関連するだけでなく、識別にも関連する特徴である。
図2a〜2dは、特別な線プロフィールの例を示す。特に例2a,2c及び2dは、レーザーを用いた加工に適する。これらの例は、一定の幅を有する切断線4を示す。図2aでは、切断線は、粘着セキュリティーテープ1の全幅にわたって第1サブストレート物質を完全に切断するジグザグラインである。
図2cは、多数の穿孔及びスリットからなる切断線4を示す。互いに隣接する部分に連結する結合ストリップが少ないほど、これらが破壊される可能性は大きくなる。
図2cは、多数の穿孔及びスリットからなる切断線4を示す。互いに隣接する部分に連結する結合ストリップが少ないほど、これらが破壊される可能性は大きくなる。
図2dに示される例は、個々のピースは粘着セキュリティーテープ1に接着したままであり、これらのピースは、それらが小さいほど、それらに機械的にダメージを与えずに取り外すことはできない点が興味深い。
図2bに示される例は、この例ではバーコードを構成する切断線4が様々な幅を有する点で他の例と異なる。これは、幾つかの切断線4を中間にギャップなしで並んで創出することで実施される。
第2サブストレート層5は支持層として機能し、切断線4が入れられる間、第1サブストレート層2を安定して接着されたままにし、また切断線4により小区分され又は切断される第1サブストレート層2の部分が互いに同じ変化しない位置に留まるようにすることを保証する。切断線4が入れられた後でも、この第2サブストレート層は第1サブストレート層2に接着し続け、従って取り扱いの間中、すなわち輸送及び貯蔵の間第1サブストレート層2を機械的に保護する。
図2bに示される例は、この例ではバーコードを構成する切断線4が様々な幅を有する点で他の例と異なる。これは、幾つかの切断線4を中間にギャップなしで並んで創出することで実施される。
第2サブストレート層5は支持層として機能し、切断線4が入れられる間、第1サブストレート層2を安定して接着されたままにし、また切断線4により小区分され又は切断される第1サブストレート層2の部分が互いに同じ変化しない位置に留まるようにすることを保証する。切断線4が入れられた後でも、この第2サブストレート層は第1サブストレート層2に接着し続け、従って取り扱いの間中、すなわち輸送及び貯蔵の間第1サブストレート層2を機械的に保護する。
粘着セキュリティーテープ1は、従来の粘着テープのようにロールに巻かれた連続テープの形状で貯蔵される。
テープを接着するために、それはロールから直接解かれ、意図した粘着表面に接着され、次いで所望の長さに切断されるか、一枚の特定の長さがまず切られ、次いで接着される。先に既に説明したように、すぐに使用できる一枚の粘着セキュリティーテープ1はここでは粘着セキュリティータブと呼ぶ。
テープを接着するために、それはロールから直接解かれ、意図した粘着表面に接着され、次いで所望の長さに切断されるか、一枚の特定の長さがまず切られ、次いで接着される。先に既に説明したように、すぐに使用できる一枚の粘着セキュリティーテープ1はここでは粘着セキュリティータブと呼ぶ。
テープが接着されると、粘着層は、第1サブストレート層2のための新たな支持層の機能を引き受け、第2サブストレート層5はその機能を失う。
第1サブストレート層2の切断線4が識別機能を有する場合、第2サブストレート層5は剥されなければならない。重要なことは、この剥がしの間第1サブストレート層2が損傷を受けないことである。
第1サブストレート層2の切断線4が識別機能を有する場合、第2サブストレート層5は剥されなければならない。重要なことは、この剥がしの間第1サブストレート層2が損傷を受けないことである。
機能の観点では、レーザーにより加工されうる柔軟な物質、すなわちレーザー放射を吸収する物質であれば、第1サブストレート層2に使用するのに適している。好ましくは、これらの物質は低い引裂抵抗を有し、それで所定の切断線に沿う物質の弱化とは無関係に、これらの物質を粘着表面から当該物質を破壊せずに取り外すことは困難である。
テープを取り外す試みが過度の引き伸ばしを生じさせ、従って注目されない再取り付けを防ぐように、物質が取り消し不可能に高度に伸長可能であると有利である。
第1サブストレート層2の使用に適する物質は、PVC、PP、ポリエステル又は紙であり、好ましくは天然ゴム成分を含む。
テープを取り外す試みが過度の引き伸ばしを生じさせ、従って注目されない再取り付けを防ぐように、物質が取り消し不可能に高度に伸長可能であると有利である。
第1サブストレート層2の使用に適する物質は、PVC、PP、ポリエステル又は紙であり、好ましくは天然ゴム成分を含む。
第2サブストレート層5のために、高い引裂抵抗で柔軟な物質が使用されるべきである。これは、例えば織物、合成物質及び紙である。
好ましくは、第1サブストレート層2が伸ばされて、従ってテープが接着されている間改ざんされるのを防ぐために、この物質は伸長可能でない。
好ましくは、第1サブストレート層2が伸ばされて、従ってテープが接着されている間改ざんされるのを防ぐために、この物質は伸長可能でない。
好ましくは、この物質はレーザー加工の間放射線を吸収せず、又はレーザー加工の間放射線を反射する層でコーティングされ、従って第2サブストレート層5はレーザー加工の間放射線により弱められない。
テープが接着されるべき表面(粘着表面)の物質及び粗さに依存して、第1粘着層3としての使用のために選択される接着剤は、第1粘着層3を介して間接的に第1サブストレート層2の高い接着性を保証するようにこの粘着表面に密接に接着する接着剤である。
対照的に、第2粘着層6に使用される接着剤は、第2サブストレート層5の取り外しを容易にし、第1サブストレート層2への損傷が確実に回避されるのを保証する。
従って、第2粘着層6を介して間接的にもたらされる、2つのサブストレート層2,5の間の接着性は、第1粘着層3を介して間接的にもたらされる、第1サブストレート層2と粘着層の間の接着性よりも顕著に低くなければならない。
従って、第2粘着層6を介して間接的にもたらされる、2つのサブストレート層2,5の間の接着性は、第1粘着層3を介して間接的にもたらされる、第1サブストレート層2と粘着層の間の接着性よりも顕著に低くなければならない。
粘着層として使用されるべき物質は、例えばアクリレートである。
粘着セキュリティーテープ1は本発明に従う方法を用いて製造されると好ましい。レーザービームを使用する代わりに、切断カットは、機械的なニードルパンチング又はカッティングなどの他の除去又は切断方法により実行されてもよい。
本発明に従う方法を実行するために、まず、2つのサブストレート層2,5と2つの粘着層4,6からなる多層物質構造が、従来の粘着テープを製造するのに使用される慣用的方法を用いて製造され、次いで、多層構造は粘着セキュリティーテープの所定の幅に切断され、ロールに巻かれる。
切断線4を入れるために、粘着セキュリティーテープは、ロールから機械的に解かれるプロセスにあるとき、レーザー加工セクションを通過し、次いで第2ロールに巻かれる。粘着セキュリティーテープ1はレーザー加工セクションの間に引っ張られる間、レーザービームは粘着セキュリティーテープ1の粘着層3に向けられる。特定の線プロフィールを有する切断線4を作るのに必要な、粘着セキュリティーテープ1とレーザービームとの必要な相対運動は、一方で運動の方向及び速度により決定され、他方でレーザービームの運動の方向及び速度により決定される合成運動であると好ましい。
レーザービームを放出するレーザーのプロセスパラメータは、切断線4に沿うレーザーの単一の通路によって第1粘着層3と第1サブストレート層2が完全に貫通されるのを保証するように設定される。連続的に放出される又はパルスのCO2レーザーを使用すると有用である。
当業者にとって、切断線4が多数のレーザーを用いても製造されることは明らかである。
当業者にとって、切断線4が多数のレーザーを用いても製造されることは明らかである。
1 粘着セキュリティーテープ
2 第1サブストレート層
3 第1粘着層
4 切断線
5 第2サブストレート層
6 第2粘着層
2 第1サブストレート層
3 第1粘着層
4 切断線
5 第2サブストレート層
6 第2粘着層
Claims (11)
- 柔軟な第1サブストレート層(2)と、第1サブストレート層(2)の2つの表面の1つに適用される第1粘着層(3)とを有し、第1サブストレート層(2)の少なくとも一部は特定の切断線(4)に沿って完全に貫かれた、粘着セキュリティーテープ(1)において、
柔軟な第2サブストレート層(5)が、第2粘着層(6)を介して間接的に、第1サブストレート層(2)の自由表面に接着し、
所望の長さの粘着セキュリティータブが粘着セキュリティーテープ(1)から切られ、粘着セキュリティータブが所望に接着された後、第2サブストレート層は除去されることを特徴とする粘着セキュリティーテープ(1)。 - 切断線(4)は、粘着セキュリティーテープ(1)の幅にわたって延在するスリットであることを特徴とする請求項1に記載の粘着セキュリティーテープ(1)。
- 切断線(4)は、結合ストリップにより分離されたスリットの列であることを特徴とする請求項1に記載の粘着セキュリティーテープ(1)。
- 切断線(4)は、穿孔の列であることを特徴とする請求項1に記載の粘着セキュリティーテープ(1)。
- スリット又は穿孔は、加工レーザービームによる物質の除去によって作られ、第1サブストレート層(2)の物質は加工レーザーの放射線を吸収することを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の粘着セキュリティーテープ(1)。
- 第1サブストレート層(2)の物質は天然ゴム成分を含むことを特徴とする請求項5に記載の粘着セキュリティーテープ(1)。
- 第2サブストレート層(5)の物質は加工レーザーで放出される放射線を吸収しないことを特徴とする請求項5又は6に記載の粘着セキュリティーテープ(1)。
- 第2粘着層(6)に面する第2サブストレート層(5)は、加工レーザーで放出される放射線を反射する層でコーティングされることを特徴とする請求項5又は6に記載の粘着セキュリティーテープ(1)。
- 第2サブストレート層(5)は引裂抵抗を有する物質で作られ、カットサイズの粘着セキュリティータブの接着後、当該物質は当該粘着セキュリティータブから安定的に一体的に取り外されることが保証されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の粘着セキュリティーテープ(1)。
- 切断線(4)の線プロフィールは識別子を構成することを特徴とする請求項1に記載の粘着セキュリティーテープ(1)。
- 第1粘着層(3)が加工レーザーにより放出される放射線を吸収する柔軟な第1サブストレート層(2)に適用される、粘着セキュリティーテープ(1)を製造する方法において、
柔軟な第2サブストレート層(5)が、第2粘着層(6)を介して第1サブストレート層(2)の自由表面に間接的に接続され、
加工レーザーのビームが、粘着セキュリティーテープ(1)に対して、所定の切断線(4)に沿って第1粘着層(3)に向けられ、それで加工レーザービームにより物質は第1サブストレート層(2)の少なくとも一部において切断線(4)に沿って完全に切断されることを特徴とする粘着セキュリティーテープ(1)を製造する方法。
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