JP2009018052A - 嵌合具及び嵌合具付包装用袋体 - Google Patents

嵌合具及び嵌合具付包装用袋体 Download PDF

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Abstract

【課題】袋体シール層がポリプロピレン系樹脂であってもポリエチレン系樹脂であっても、袋体シール層に嵌合具をヒートシールした際に良好なシール強度を有する嵌合具及び嵌合具付包装用袋体を得ることを目的とする。
【解決手段】帯状に形成された一対の基材部一方の内側に雄爪部を他方の内側に雌爪部を設け、該雄爪部と該雌爪部とを嵌合する上記嵌合具において、該基材部が、外側に嵌合具シール層を有しており、該嵌合具シール層が少なくとも、樹脂a(密度900kg/m3以下、メルトフローレート1.0〜20g/10min、融点100℃以下のプロピレン−α−オレフィン共重合体)を25〜75質量%、樹脂b(密度910kg/m3以下、メルトフローレート1.0〜20g/10min、融点100℃以下のメタロセン系触媒を用いて得られた直鎖状低密度ポリエチレン)を25〜75質量%含有している。
【選択図】なし

Description

本発明は、嵌合具及び嵌合具付包装用袋体に関する。
袋体の開口部の縁に、雄爪部と雌爪部を有する一対の帯状の嵌合具を設けることで、雄爪部と雌爪部を嵌合し開閉を自在とした嵌合具付包装用袋体は、食品、医薬品、工業品等様々な分野で使用されている。
このような嵌合具付包装用袋体は、一般的に嵌合具を袋体の最内層にある袋体シール層と嵌合具の外側にある嵌合具シール層とをヒートシールすることにより製造される。
袋体シール層としては、ポリプロピレン系樹脂やポリエチレン系樹脂等が広く使用されている。嵌合具シール層と袋体シール層とをヒートシールする際、両シール層が同種の樹脂によるものであれば、シール強度等に差支えなく嵌合具を袋体にヒートシールすることができる。そこで嵌合具シール層としても、該袋体シール層と同種のポリプロピレン系樹脂やポリエチレン系樹脂等を用い、嵌合具を袋体にヒートシールさせている。つまり、該ヒートシール法では袋体シール層の材質により嵌合具シール層の材質を選択する必要があった。
そこで、袋体シール層がポリエチレン系樹脂であってもポリプロピレン系樹脂であっても、共に良好なシール強度を得るため、特許文献1では嵌合具シール層にメタロセン系直鎖状低密度ポリエチレン(密度:898kg/m、メルトフローレート(MFR):3.5g/10min、融点(MP)90℃)100質量%を使用する方法が開示されている。
特開2005−329150号公報
しかしながら特許文献1による嵌合具シール層では、袋体シール層がポリエチレン系樹脂の場合は良好なシール強度得られているが、袋体シール層がポリプロピレン系樹脂の場合は良好なシール強度が得られているとは言えず、袋体シール層を形成する樹脂の種類に関係なく良好なシール強度得るには不十分であるという問題がある。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたもので、袋体シール層がポリプロピレン系樹脂であってもポリエチレン系樹脂であっても、袋体シール層に嵌合具をヒートシールした際に良好なシール強度を有する嵌合具と、該嵌合具を使用した嵌合具付包装用袋体を目的とする。
本発明の嵌合具は、帯状に形成された一対の基材部の一方の内側に雄爪部が設けられ、他方の内側に雌爪部が設けられ、該雄爪部と該雌爪部とが嵌合する嵌合具において、該基材部が、外側に嵌合具シール層を有しており、該嵌合具シール層が少なくとも、下記樹脂aを25〜75質量%、樹脂bを25〜75質量%含有していることを特徴とする嵌合具である。
樹脂a:密度900kg/m以下、メルトフローレート(MFR)1.0〜20g/10min、融点(MP)100℃以下のプロピレン−α−オレフィン共重合体。
樹脂b:密度910kg/m以下、メルトフローレート(MFR)1.0〜20g/10min、融点(MP)100℃以下のメタロセン系触媒を用いて得られた直鎖状低密度ポリエチレン。
また、前記嵌合具シール層は樹脂a及び樹脂bと異なる成分である下記樹脂cを5〜30質量%含有することが好ましい。
樹脂c:密度930kg/m以下、メルトフローレート(MFR)1.0〜20g/10min、融点(MP)120℃以下の低密度ポリエチレン。
本発明の嵌合具付包装用袋体は、上記した嵌合具を使用したものである。
本発明によれば、袋体シール層がポリプロピレン系樹脂であってもポリエチレン系樹脂であっても、袋体シール層に嵌合具をヒートシールした際、良好なシール強度を有した嵌合具及び嵌合具付包装用袋体を得ることができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
図1に本発明の嵌合具の断面の構造の一例を示す。
本発明の嵌合具1は帯状に形成された一対の基材部4の一方の内側に雄爪部2が設けられ、他方の内側に雌爪部3が設けられ、該雄爪部2と該雌爪部3とが嵌合する嵌合具において、該基材部4が、外側に嵌合具シール層6を有していることを特徴とする。
〔爪部〕
図1の断面図で示すように、嵌合具における、雄爪部2と雌爪部3と基材部4を有する対になった部位を爪部5とする。
爪部5では、一対の帯状に形成された基材部4から立ち上がるように形成された雄爪部2と雌爪部3が、帯状の基材部4の長手方向に対になるように設けられている。
雄爪部2は図1の断面図で示されるように雌爪部3に適合する程度の頭部8と該頭部に連結する棒状の連結部7とを有している。また、該雄爪部は基材部4と連結している。対して雌爪部3は、雄爪部2に適合する程度のフック状の部位となっており、基材部4と連結している。
該爪部5には、ランダムポリプロピレンやポリエチレン等の樹脂を用いると好ましい。
用いる樹脂がランダムポリプロピレンの場合は、密度900kg/m以下、メルトフローレート(MFR)1.0〜20g/10min、融点(MP)140℃以下のランダムポリプロピレンを用いるのが好ましく、MFR2〜10g/10min、MP135℃以下であると更に好ましい。
密度が900kg/m以下であれば、硬すぎず、割れの発生がない。MFRが1.0g/10min以上であれば、充分な押出形成性が得られ、20g/10min以下であれば形の保持性が良好である。また、MPが140℃以下であれば、袋体を形成する際に、図2に示す袋体のサイドシール部23における嵌合具の押しつぶし性が良好である。
また、用いる樹脂がポリエチレンの場合は、密度940kg/m以下、MFR1.0〜20g/10min、MP140℃以下のポリエチレンを用いるのが好ましく、密度930kg/m以下、MFR2〜10g/10min、MP130℃以下であると更に好ましい。
密度が940kg/m以下であれば、硬すぎず、割れの発生がない。MFRが1.0g/10min以上であれば、充分な押出形成性が得られ、20g/10min以下であれば形の保持性が良好である。また、MPが140℃以下であれば袋体を形成する際に、図2に示す袋体のサイドシール部23における嵌合具の押しつぶし性が良好である。
〔嵌合具シール層〕
嵌合具シール層6は図1で示されるように、爪部5の外側に設置されている部位である。
嵌合具シール層は、少なくとも以下に記載する樹脂aと樹脂bとを含有し、該樹脂aの含有量が25〜75質量%、該樹脂bの含有量が25〜75質量%であることを特徴とする。
樹脂a:密度900kg/m以下、MFR1.0〜20g/10min、MP100℃以下のプロピレン−α−オレフィン共重合体。
樹脂b:密度910kg/m以下、MFR1.0〜20g/10min、MP100℃以下のメタロセン系触媒を用いて得られた直鎖状低密度ポリエチレン。
ポリプロピレン系樹脂である樹脂aは、密度900kg/m以下、MFR1.0〜20g/10min、MP100℃以下のプロピレン−α−オレフィン共重合体であり、MFR2〜10g/10minであると更に好ましい。
密度が900kg/m以下であれば硬すぎず、割れの発生がない。MFRが1.0g/10min以上であれば、充分な押出形成性が得られ、20g/10min以下であれば形の保持性が良好である。また、MPが100℃以下であると、低温シール性が良好である。
一方ポリエチレン系樹脂である樹脂bは、密度910kg/m以下、MFR1.0〜20g/10min、MP100℃以下のメタロセン系触媒を用いて得られた直鎖状低密度ポリエチレンであり、密度900kg/m以下、MFR2〜15g/10min、MP95℃以下であると更に好ましい。
密度が910kg/m以下であれば硬すぎず、割れの発生がない。MFRが1.0g/10min以上であれば、充分な押出形成性が得られ、20g/10min以下であれば形の保持性が良好である。また、MPが100℃以下であると低温でのヒートシールが可能になるので、爪部や袋体の変形が抑えられる。
尚、樹脂aの含有量は25〜75質量%であり、30〜70質量%であると更に好ましい。樹脂aの含有量が25質量%以上であると、ポリプロピレン系樹脂との良好なシール強度が確保でき、75質量%以下であると、ポリエチレン系樹脂との良好なシール強度が確保できる。
樹脂bの含有量は25〜75質量%であり、30〜70質量%であると更に好ましい。樹脂aの含有量が25質量%以上であると、ポリエチレン系樹脂との良好なシール強度が確保でき、75質量%以下であると、ポリプロピレン系樹脂との良好なシール強度が確保できる。
また、該嵌合具シール層を構成する樹脂成分として、樹脂a及び樹脂bと異なる成分である、下記樹脂cを5〜30質量%含有することが好ましい。
樹脂cは密度930kg/m以下、MFR1.0〜20g/10min、MP120℃以下の低密度ポリエチレンであることが好ましく、MFR2〜10g/10minの低密度ポリエチレンであると更に好ましい。
密度が930kg/m以下であれば、硬すぎず、割れの発生がない。MFRが1.0g/10min以上であれば、充分な押出形成性が得られ、20g/10min以下であれば形の保持性が良好である。また、MPが120℃以下であると低温シール性が良好である。
更に、樹脂cの含有量は5〜30質量%以下であることが好ましい。
樹脂cの含有量が5質量%以上であれば、押出成形性が向上し、30質量%以下であれば、ポリプロピレン系樹脂とのシール強度を阻害しない。
また、本発明の嵌合具には、滑剤、アンチブロッキング剤、顔料、染料等の添加成分を、嵌合体性能及び/又はシール強度等を阻害しない程度に添加することができる。
〔製法〕
本発明の嵌合具は、例えば嵌合具シール層に使用する樹脂と爪部に使用する樹脂とを、それぞれ別に押出し機を用いて一定温度で溶融混練する。その後、嵌合具シール層に使用する樹脂と爪部に使用する樹脂とを、雄爪部と雌爪部とを有する複合異形ダイに導き、共押出し形成して嵌合具を得ることが好ましい。
〔嵌合具付包装用袋体〕
本発明の嵌合具付包装用袋体は、上記嵌合具を使用したものである。その一例を図2に示す。
図2に示される嵌合具付包装用袋体21は、一方に開口部24を備えた袋本体22と、袋本体22の開口部24付近に設けられた嵌合具1とで構成されている。
製法としては、上記嵌合具を、例えば図1に示されるように、2枚の袋体フィルム11の袋体シール層12にシールバーを用いてヒートシールする。その後、図2に示されるように、開口部24を残して、三方向シール機で袋体のサイドシール部23をヒートシールし、嵌合具付包装用袋体21を得ることができる。
本発明の嵌合具をヒートシールする袋体は特に制限はないが、図1に示されるように少なくとも袋体基材層13と袋体シール層12を有するものであることが好ましい。
該袋体基材層としては、二軸延伸ナイロン、二軸延伸ポリプロピレン等が挙げられ、該袋体シール層としては、直鎖状低密度ポリエチレン、無延伸ポリプロピレン、エチレン―酢酸ビニル共重合体、アイオノマー等が挙げられる。
本発明の嵌合具は、樹脂a(密度900kg/m以下、MFR1.0〜20g/10min、MP100℃以下のプロピレン−α−オレフィン共重合体)と、樹脂b(密度910kg/m以下、MFR1.0〜20g/10min、MP100℃以下のメタロセン系触媒を用いて得られた直鎖状低密度ポリエチレン)との2種類の樹脂を少なくとも25〜75質量%含有することを特徴とする嵌合具シール層を有している。また、前記樹脂a及び樹脂bとは異なる樹脂である樹脂c(密度930kg/m以下、MFR1.0〜20g/10min、MP120℃以下の低密度ポリエチレン)を前記嵌合具シール層に含有していると好ましい。これにより、袋体シール層がポリエチレン系樹脂又はポリプロピレン系樹脂どちらによるものでも、袋体シール層に対し嵌合具シール層が親和性を示し、良好なシール強度を得ることができた。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
下記の実施例、及び比較例において、嵌合具の形成に用いた樹脂を以下に示す。
(A)プロピレン−ブテン−1共重合体:密度890kg/m、メルトフローレート(MFR)7.0g/10min、融点(MP)83℃
(B)プロピレン−ブテン−1共重合体:密度890kg/m、MFR6.0g/10min、MP110℃
(C)メタロセン系直鎖状低密度ポリエチレン:密度898kg/m、MFR3.5g/10min、MP90℃
(D)メタロセン系直鎖状低密度ポリエチレン:密度913kg/m、MFR2.0g/10min、MP116℃
(E)低密度ポリエチレン:密度914kg/m、MFR11.0g/10min、MP115℃
(F)ランダムプロピレン:密度890kg/m、MFR3.5g/10min、MP132℃
〔実施例1〕
嵌合具シール層の樹脂として、樹脂(A)を60質量%と樹脂(C)を40質量%とを用意し、爪部の樹脂として樹脂(F)を100質量%用意した。
嵌合具シール層では、口径30mm、L/D25の押出し機を用いて樹脂(A)と樹脂(B)とを210℃にて溶融混練し、爪部では、口径40mm、L/D25の押出し機を用いて樹脂(F)を210℃にて溶融混練し、それぞれを雄爪部と雌爪部を有する複合異形ダイに導き、共押出し形成後、冷却水槽に導いて冷却固化させてから巻取機にて巻き取り、嵌合具を得た。
〔実施例2〕
嵌合具シール層の樹脂として、樹脂(A)を40質量%と樹脂(C)を60質量%とを用意した以外は、実施例1と同様にして嵌合具を得た。
〔実施例3〕
嵌合具シール層の樹脂として、樹脂(A)を40質量%と樹脂(C)を40質量%と樹脂(E)を20質量%とを用意した以外は、実施例1と同様にして嵌合具を得た。
〔比較例1〕
嵌合具シール層の樹脂として、樹脂(C)を100質量%用意した以外は、実施例1と同様にして嵌合具を得た。
〔比較例2〕
嵌合具シール層の樹脂として、樹脂(A)を20質量%と樹脂(C)を80質量%とを用意した以外は、実施例1と同様にして嵌合具を得た。
〔比較例3〕
嵌合具シール層の樹脂として、樹脂(A)を80質量%と樹脂(C)を20質量%とを用意した以外は、実施例1と同様にして嵌合具を得た。
〔比較例4〕
嵌合具シール層の樹脂として、樹脂(A)を100質量%用意した以外は、実施例1と同様にして嵌合具を得た。
〔比較例5〕
嵌合具シール層の樹脂として、樹脂(A)を60質量%と樹脂(D)を40質量%とを用意した以外は、実施例1と同様にして嵌合具を得た。
〔比較例6〕
嵌合具シール層の樹脂として、樹脂(B)を60質量%と樹脂(C)を40質量%とを用意した以外は、実施例1と同様にして嵌合具を得た。
また、各実施例及び比較例における測定及び評価は以下の方法による。
〔シール強度〕
図1に示すように、袋体シール層12がポリエチレン系樹脂の場合は、袋体基材層13として2軸延伸ナイロンフィルムを用い、2軸延伸ナイロンフィルム(Ny;15μm)/直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(LL;50μm)、フィルム総厚み65μmの袋体Xとした。
袋体シール層12がポリプロピレン系樹脂の場合は、袋体基材層13として2軸延伸ポリプロピレンフィルムを用い、2軸延伸ポリプロピレンフィルム(OP;20μm)/無延伸ポリプロピレン(CP;30μm)、フィルム総厚み50μmの袋体Yとした。
上記2種の袋体を用い、幅25mm、長手方向300mmのサンプルを準備した。
また、嵌合具の基材部から幅5mm、長手方向300mmを切り取ってサンプルを準備した。
準備したX,Yそれぞれの袋体における袋体シール層と嵌合具シール層同士を合わせ、両端を固定し、熱傾斜試験機(東洋精機製作所製)を用いて、シール圧力1.0kgf/cm、シール時間1.0秒の条件でシール温度を110℃〜125℃の範囲で変化させてヒートシールを行い、試験片を得た。
上記試験片をストログラフ引張試験機(東洋精機製作所製)を用いて、引張速度200mm/minで引張りシール強度を測定し、シール強度が1000gf以上に達した温度をシール温度とした。シール強度が1000gf未満の場合はシール不可とした。
結果を表1に示す。
〔総合評価〕
○:シール温度がどちらの袋体でも得られたもの。
×:シール不可の項目がいずれかの袋体にあるもの。
結果を表1に示す。
Figure 2009018052
表1で示されるように実施例1〜3では、袋体シール層がポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂のどちらであっても、良好なシール強度を有する嵌合具を得ることが可能であった。
対して、樹脂の含有量を変化させた比較例1〜4及び、樹脂の融点を変化させた比較例5〜6においては、いずれもが、袋体シール層の材質によってシール強度が変化し、いずれか一方の袋体シール層とシール不可となった。
袋体にヒートシールされた嵌合具の断面図の一例。 嵌合具付包装用袋体の正面図の一例。
符号の説明
1:嵌合具 2:雄爪部2:雌爪部 4:基材部 6:嵌合具シール層
21:嵌合具付包装用袋体

Claims (3)

  1. 帯状に形成された一対の基材部の一方の内側に雄爪部が設けられ、他方の内側に雌爪部が設けられ、該雄爪部と該雌爪部とが嵌合する嵌合具において、
    該基材部が、外側に嵌合具シール層を有し、
    該嵌合具シール層が少なくとも、下記樹脂aを25〜75質量%、樹脂bを25〜75質量%含有していることを特徴とする嵌合具。
    樹脂a:密度900kg/m以下、メルトフローレート(MFR)1.0〜20g/10min、融点(MP)100℃以下のプロピレン−α−オレフィン共重合体。
    樹脂b:密度910kg/m以下、メルトフローレート(MFR)1.0〜20g/10min、融点(MP)100℃以下のメタロセン系触媒を用いて得られた直鎖状低密度ポリエチレン。
  2. 前記嵌合具シール層は樹脂a及び樹脂bと異なる成分である下記樹脂cを5〜30質量%含有する、請求項1記載の嵌合具。
    樹脂c:密度930kg/m以下、メルトフローレート(MFR)1.0〜20g/10min、融点(MP)120℃以下の低密度ポリエチレン。
  3. 請求項1又は2に記載の嵌合具を使用した、嵌合具付包装用袋体。
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