JP2009014639A - ビーム照射装置およびレーザレーダ - Google Patents

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真人 山田
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Abstract

【課題】光検出器上におけるサーボ光の振り幅を円滑に抑制できるビーム照射装置およびレーザレーダを提供する。
【解決手段】サーボ光を受光する光検出器の前段に光を拡散する光拡散素子(拡散板107)を配し、光拡散素子上におけるサーボ光の入射位置を所定の面積領域(孔108a)を介して光検出器(PSD109)上に投影する光投影素子(ピンホール板108)をさらに配する。このように構成すると、光検出器上におけるサーボ光の振り幅が抑制される。よって、光検出器の小型化と低コスト化を実現できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、レーザ光を照射して目標領域の状況を検出するレーザレーダおよびそれに用いて好適なビーム照射装置に関するものである。
近年、走行時の安全性を高めるために、レーザレーダが家庭用乗用車等に搭載されている。一般に、レーザレーダは、レーザ光を目標領域内でスキャンさせ、各スキャン位置における反射光の有無から、各スキャン位置における障害物の有無を検出し、さらに、各スキャン位置におけるレーザ光の照射タイミングから反射光の受光タイミングまでの所要時間をもとに、そのスキャン位置における障害物までの距離を検出するものである。
レーザレーダの検出精度を高めるには、レーザ光を目標領域内において適正にスキャンさせる必要があり、また、レーザ光の各スキャン位置を適正に検出する必要がある。
ここで、スキャン位置の検出は、たとえば、ターゲット領域に照射されるレーザ光の一部をビームスプリッタ等によって分岐させ、分岐した光(サーボ光)を、PSD(Position Sensitive Detector)等の位置検出用の光検出器にて受光することにより行うことができる(たとえば、特許文献1参照)。
特開2006−153820号公報
しかし、この場合、目標領域におけるレーザ光の振り幅がサーボ光の振り幅に直接作用するため、レーザ光の振り幅が大きくなると、比較的大きな受光面を有する光検出器が必要となり、コストの上昇を招いてしまう。さらに、サーボ光を光検出器上に集光させる場合には、サーボ光の振り幅をカバーするために、大きな集光レンズが必要となり、コストの上昇と光学系の大型化を招く。
本発明は、かかる問題を解消するためになされたものであり、光検出器上におけるサーボ光の振り幅を円滑に抑制できるビーム照射装置およびレーザレーダを提供することを目的とする。
上記課題を解決すべく、本発明では、光検出器の前段に光拡散素子が配される。
本発明に係るビーム照射装置は、レーザ光を出射する光源と、前記レーザ光を目標領域内において走査させるアクチュエータと、前記レーザ光の走査に伴ってサーボ光を走査させるサーボ光学系と、前記サーボ光を受光するとともに受光位置に応じた信号を出力する光検出器と、前記光検出器と前記サーボ光学系の間に配され光を拡散する光拡散素子と、前記光拡散素子上における前記サーボ光の入射位置を所定の面積領域を介して前記光検出器上に投影する光投影素子とを有する。
ここで、光投影素子は、光拡散素子と光検出器の間に配されるとともに拡散されたサーボ光の一部が通過する孔が形成されたピンホール板とすることができる。これに代えて、光投影素子は、光拡散素子と前記光検出器の間に配されるとともに拡散されたサーボ光の一部を光検出器上に集光するレンズ素子とすることもできる。また、光拡散素子は、平面板状の透過型もしくは反射型の拡散板とすることができる。
本発明に係るレーザレーダは、上記構成のビーム照射装置を有することを特徴とする。このレーザレーダによれば、上記ビーム照射装置における効果と同様の効果が奏される。
本発明では、光拡散素子上におけるサーボ光の入射位置が所定の面積領域を介して光検出器上に投影されるため、光検出器上におけるサーボ光の振り幅が抑制される。よって、光検出器の小型化と低コスト化を実現できる。
図8は、本発明の効果を模式的に示す図である。なお、同図には、光拡散素子として透過型の拡散板が用いられた場合の構成が示されている。
図示の如く、サーボ光が振り幅Aにて振られるとすると、光拡散素子が存在しない場合、光検出器上におけるサーボ光の入射位置の端縁はS1’、S2’となる。この場合、光検出器の受光面は、少なくとも、サーボ光の振り幅L2をカバーする必要がある。
これに対し、本発明では、サーボ光は、位置R1、R2を端縁として光拡散素子に入射される。ここで、入射位置R1、R2は、面積領域を介して、光検出器上の位置S1、S2に投影される。この場合、光検出器上のサーボ光の振り幅L1は、光拡散素子を用いない場合の振り幅L2よりもかなり小さくなる。よって、光検出器として小型・低コストのものを用いることができる。
なお、面積領域が光検出器に接近するほどサーボ光の振り幅L1は小さくなる。よって、光検出器を小型化するには、面積領域を光検出器に接近させるのが望ましい。また、面積領域に集光レンズを配すれば、光検出器上にサーボ光を収束させることができ、光検出器上におけるサーボ光の照射位置を精度良く検出することができる。この場合、集光レンズは小型のものでよく、よって、コストの低減と光学系の小型化を図ることができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下の実施の形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施の形態に何ら制限されるものではない。
以下、本発明の実施の形態につき図面を参照して説明する。本実施の形態では、レーザ光が水平方向からミラーに入射される。ミラーを水平方向および垂直方向に回動させることにより、レーザ光が目標領域において2次元方向に走査される。
図1に、本実施の形態に係るミラーアクチュエータの構成を示す。同図(a)はミラーアクチュエータの分解斜視図、同図(b)はアセンブル状態にあるミラーアクチュエータの斜視図である。
同図(a)において、10は、ミラーホルダである。ミラーホルダ10には、端部に抜け止めを有する支軸11、12が形成されている。また、ミラーホルダ10の前面には、平板状のミラー13が装着されており、背面には、コイル15が装着されている。なお、コイル15は、方形状に巻回されている。
ミラーホルダ10の支軸12には、サーボ用のミラー14が装着されている。ミラー14は、平板形状となっており、そのミラー面がミラー13のミラー面と平行になるようにして、支軸12に装着される。なお、ミラー13とミラー14は、それぞれの反射面が反対を向くようにして配置される。
20は、ミラーホルダ10を支軸11、12を軸として回動可能に支持する可動枠である。可動枠20には、ミラーホルダ10を収容するための開口21が形成されており、また、ミラーホルダ10の支軸11、12と係合する溝22、23が形成されている。さらに、可動枠20の側面には、端部に抜け止めを有する支軸24、25が形成され、背面には、コイル26が装着されている。コイル26は、方形状に巻回されている。
30は、可動枠20を支軸24、25を軸として回動可能に支持する固定枠である。固定枠30には、可動枠20を収容するための凹部31が形成され、また、可動枠20の支軸24、25と係合する溝32、33が形成されている。さらに、固定枠30の内面には、コイル15に磁界を印加するマグネット34と、コイル26に磁界を印加するマグネット35が装着されている。なお、溝32、33は、それぞれ固定枠30の前面から上下2つのマグネット35間の隙間内まで延びている。
40は、可動枠20の支軸24、25が溝32、33から脱落しないよう、支軸24、25を前方から押さえる押さえ板である。なお、ミラーホルダ10の支軸11、12を可動枠20の溝22、23から脱落しないよう規制する押さえ板は、図示省略されている。
ミラーアクチュエータ100をアセンブルする際には、ミラーホルダ10の支軸12にミラー14を装着した後、支軸11、12を可動枠20の溝22、23に係合させ、さらに、支軸11、12の前面を押さえるようにして、押さえ板(図示せず)を可動枠20の前面に装着する。これにより、ミラーホルダ10が、可動枠20によって、回動可能に支持される。
このようにしてミラーホルダ10を可動枠20に装着した後、可動枠20の支軸24、25を固定枠30の溝32、33に係合させ、さらに、支軸32、33の前面を押さえるようにして、押さえ板40をマグネット35の前面に装着する。これにより、可動枠20が、回動可能に固定枠30に装着され、ミラーアクチュエータ100のアセンブルが完了する。
ミラーホルダ10が可動枠20に対し支軸11、12を軸として回動すると、これに伴ってミラー13が回動する。また、可動枠20が固定枠30に対し支軸24、25を軸として回動すると、これに伴ってミラーホルダ10が回動し、ミラーホルダ10と一体的にミラー13が回動する。このように、ミラーホルダ10は、互いに直交する支軸11、12と支軸24、25によって、2次元方向に回動可能に支持され、ミラーホルダ10の回動に伴って、ミラー13が2次元方向に回動する。ミラー13が回動すると、これに伴ってサーボ用のミラー14が回動する。
なお、同図(b)に示すアセンブル状態において、2つのマグネット34は、コイル15に電流を印加することにより、ミラーホルダ10に支軸11、12を軸とする回動力が生じるよう配置および極性が調整されている。したがって、コイル15に電流を印加すると、コイル15に生じる電磁駆動力によって、ミラーホルダ10が、支軸11、12を軸として回動する。
また、同図(b)に示すアセンブル状態において、2つのマグネット35は、コイル26に電流を印加することにより、可動枠20に支軸24、25を軸とする回動力が生じるよう配置および極性が調整されている。したがって、コイル26に電流を印加すると、コイル26に生じる電磁駆動力によって、可動枠20が、支軸24、25を軸として回動する。
このように、コイル15とコイル26に電流を印加することにより、ミラーホルダ10と可動枠20がそれぞれ支軸11、12と支軸24、25を軸として回動する。これにより、ミラー13が、ミラーホルダ10と一体となって、2次元方向に回動する。
図2は、本実施の形態に係るレーザレーダの構成を示す図である。
図において、101は、図1の構成を有するミラーアクチュエータである。半導体レーザ102から出射されたレーザ光は、ビーム成形用のレンズ103を介して、ミラーアクチュエータ101のミラー13に斜め方向から入射される。レンズ103は、目標領域におけるレーザ光のビーム形状を調整する。
104は、サーボ用の光学系の一部を保持するシャーシである。シャーシ104には、半導体レーザ105が装着され、また、凹部104aに、平板状の光拡散素子(透過型の拡散板)107と、ピンホール板108と、PSD109が装着されている。
半導体レーザ105から出射されたサーボ光は、レンズ106を介して、ミラーアクチュエータ101のミラー14に斜め方向から入射される。ここで、レンズ106は、平板状の光拡散素子(透過型拡散板)107上にサーボ光を収束させる。
ミラー14によって反射されたサーボ光は、拡散板107に入射され拡散される。拡散されたサーボ光は、その一部が、ピンホール板108の孔108aを通過し、PSD109によって受光される。孔108a以外の領域に入射されたサーボ光は、ピンホール板108によって遮光される。PSD109は、サーボ光の受光位置に応じた電流信号を出力する。
図3は、拡散板107上におけるサーボ光の入射位置とPSD109上におけるサーボ光の入射位置の関係を示す図である。
図中、P1の位置に入射されたサーボ光は、拡散板107によって拡散され、その一部が孔108aを通過する。孔108aを通過したサーボ光は、Q1の位置において、PSD109の受光面に入射される。この場合、入射位置P1は、孔108aを介して、入射位置Q1に投影される。
また、図中、P2の位置に入射されたサーボ光は、拡散板107によって拡散され、その一部が孔108aを通過する。孔108aを通過したサーボ光は、Q2の位置において、PSD109の受光面に入射される。この場合、入射位置P2は、孔108aを介して、入射位置Q2に投影される。
このように、拡散板107上におけるサーボ光の入射位置と、PSD109受光面上におけるサーボ光の入射位置は一対一に対応する。なお、拡散板107と光検出器109の中間位置よりも光検出器109に近づく位置にピンホール板108を配置すれば、拡散板107上におけるサーボ光の振り幅よりも、PSD109受光面上におけるサーボ光の振り幅を小さくすることができる。ピンホール板108は、使用するPSD109のサイズに対しサーボ光の振り幅が適正となる位置に配置すれば良い。
図2に戻り、レーザ駆動回路201は、コントローラ206からの指令に応じて、半導体レーザ102、105を駆動する。アクチュエータ駆動回路202は、コントローラ206からの指令に応じて、ミラーアクチュエータ101を駆動する。
PSD109から出力された電流信号は、電圧変換回路203によって電圧信号に変換された後、増幅回路204によって増幅される。さらに、増幅後の電圧信号は、信号処理回路205にて、サーボ光の入射位置を表す信号(位置信号)に処理され、コントローラ206に入力される。コントローラ206は、入力された位置信号をもとに、目標領域におけるレーザ光のスキャン位置を検出し、検出結果に応じてレーザ駆動回路201とアクチュエータ駆動回路202を制御する。
スキャン動作時には、半導体レーザ105が一定パワーにて常時発光されるとともに、目標領域に設定されたスキャン軌道に沿ってレーザ光がスキャンされるようミラーアクチュエータ101が駆動される。ミラーアクチュエータ101が駆動されると、拡散板107上におけるサーボ光の入射位置が変化し、これに伴い、PSD109受光面上におけるサーボ光の入射位置が変化する。ここで、目標領域上におけるレーザ光のスキャン位置と、PSD109受光面上におけるサーボ光の入射位置は一対一に対応している。
コントローラ206は、信号処理回路205から入射される位置信号をもとに、目標領域上におけるレーザ光のスキャン位置を検出し、スキャン位置が目標領域上の測定位置(障害物の検出および障害物までの距離の測定を行う位置)に到達したタイミングにおいて、半導体レーザ102をパルス状に発光させる。また、これに応じて目標領域から反射される光を、受光光学系(図示せず)を介して受光素子(図示せず)にて受光し、受光素子からの信号をもとに、その位置に障害物が存在するか、および、障害物が存在する場合には障害物までの距離を検出する。
また、コントローラ206は、信号処理回路205から入射される位置信号をもとに、目標領域上におけるレーザ光のスキャン位置を検出し、スキャン位置が初期のスキャン軌道に沿うよう、ミラーアクチュエータ101にサーボを掛ける。これにより、外乱等が加わった場合にも、実動作時の測定位置を初期の測定位置に接近させることができ、障害物の検出精度を高めることができる。
以上、本実施の形態によれば、拡散板107とピンホール板108をPSD109の前段を配することにより、PSD109受光面上におけるサーボ光の振り幅を抑制することができる。よって、小型・低コストのPSDを用いることができ、また、光学系の小型化を図ることができる。なお、拡散板107とピンホール板108は、PSD109に比べて安価であるため、別途、これらを追加しても、装置全体のコストが上昇することもない。
<他の実施形態>
図4ないし図6を参照して、他の実施形態について説明する。ここでは、目標領域におけるレーザ光のスキャンがレンズを駆動することにより行われる。また、上記スリット板108に代えて集光レンズ309が配されている。
図4は、レンズアクチュエータの構成を示す図である。
同図を参照して、走査レンズ51は、レンズホルダー52中央の開口に装着される。レンズホルダー52には、4つの側面にそれぞれコイルが装着されており、各コイル内にヨーク53中央の突出部が図示矢印のように挿入される。各ヨーク53は、両側の舌片が一対のヨーク固定部材55の凹部に嵌入される。さらに、それぞれのヨーク固定部材55に、ヨーク53の舌片を挟むようにして磁石54が固着される。この状態にて、ヨーク固定部材55が磁石54とともにベース(図示せず)に装着される。
さらに、ベースには一対のワイヤー固定部材56が装着されており、このワイヤー固定部材56にワイヤー57を介してレンズホルダー52が弾性支持される。レンズホルダー52には四隅にワイヤー57を嵌入するための孔が設けられている。この孔にそれぞれワイヤー57を嵌入した後、ワイヤー57の両端をワイヤー固定部材56に固着する。これにより、レンズホルダー52がワイヤー57を介してワイヤー固定部材56に弾性支持される。
駆動時には、レンズホルダー52に装着されている各コイルに、アクチュエータ駆動回路から駆動信号が供給される。これにより、電磁駆動力が発生し、走査レンズ51がレンズホルダーとともに2次元駆動される。
図5は、レーザレーダの構成を示す図である。
図において、301は、図4の構成を有するレンズアクチュエータである。半導体レーザ302は、異なる2つの波長のレーザ光を出射する。以下、これら2つのレーザ光のうち目標領域に照射されるレーザ光を単に「レーザ光」と称し、PSD310に導かれるレーザ光を特に「サーボ光」と称する。
半導体レーザ302から出射されたレーザ光とサーボ光は、アパーチャ303によって所望の形状に整形された後、レンズアクチュエータ301の走査レンズ51に入射される。走査レンズ51は、両面非球面の凸レンズから構成されており、半導体レーザ302から入射されたレーザ光とサーボ光を収束させる。これにより、レーザ光は平行光よりも収束した状態とさせる。走査レンズ51は、同図のY−Z平面方向に変位可能となるよう、レンズアクチュエータ301によって支持されている。
走査レンズ51を通過したレーザ光とサーボ光は、レンズアクチュエータ301の駆動に応じて、Y−Z平面方向に進行方向が変化する。なお、走査レンズ51は、中立位置にあるときに、その中心軸が走査拡大レンズ305の中心軸に一致するよう、配置されている。
レーザ光とサーボ光は、走査レンズ51を通過した後、ビームスプリッタ304によってその一部が反射される。反射されたレーザ光とサーボ光のうちサーボ光のみが波長フィルタ306を透過し、透過型の拡散板308に入射する。
307は、サーボ用の光学系の一部を保持するシャーシである。シャーシ307には凹部307aが形成され、この凹部307aに、平板状の光拡散素子(透過型の拡散板)308と、集光レンズ309と、PSD310が装着されている。
拡散板308にて拡散されたサーボ光は、その一部が、集光レンズ309に入射し、集光レンズ309によってPSD310受光面上に集光される。PSD310は、サーボ光の受光位置に応じた電流信号を出力する。
ビームスプリッタ304を通過したレーザ光は、走査拡大レンズ305に入射される。走査拡大レンズ305は、収束光として入射されるレーザ光を略平行光に変換する。走査拡大レンズ305にて平行光とされたレーザ光は、出射窓を通過して、目標領域に照射される。
図6は、拡散板308上におけるサーボ光の入射位置とPSD310上におけるサーボ光の収束位置の関係を示す図である。
図中、P1の位置に入射されたサーボ光は、拡散板308によって拡散され、その一部が集光レンズ309に入射する。集光レンズ309は、保持部材311を介してシャーシ307の凹部307aに装着されている。集光レンズ309に入射したサーボ光は、Q1の位置において、PSD310受光面上に収束される。したがって、入射位置P1は、集光レンズ309を介して、入射位置Q1に投影される。
また、P2の位置に入射されたサーボ光は、拡散板308によって拡散され、その一部が集光レンズ309に入射する。集光レンズ309に入射したサーボ光は、Q2の位置において、PSD310受光面上に収束される。したがって、入射位置P2は、集光レンズ309を介して、入射位置Q2に投影される。
このように、拡散板308上におけるサーボ光の入射位置と、PSD310受光面上におけるサーボ光の入射位置は一対一に対応する。
なお、保持部材311を遮光板にて構成し、その中央に形成された孔に集光レンズ309を装着すれば、集光レンズ309に入射する以外の不要なサーボ光が、PSD310受光面に到達するのを抑制することができる。この場合、PSD310からの出力信号に、不要なサーボ光によるノイズが重畳するのを回避することができる。
ただし、本構成例では、集光レンズ309によってサーボ光が収束されるため、不要なサーボ光がPSD310受光面に到達しても、当該収束位置におけるサーボ光の強度は、PSD310受光面の他の領域よりも数段高くなる。よって、保持部材311に遮光作用がなく、不要なサーボ光がPSD310受光面に到達したとしても、通常、PSD310からの信号をもとにサーボ光の収束位置を円滑に検出することができる。
図5において、レーザ駆動回路201ないしコントローラ206から構成される回路系は、図2における回路系と同様の機能を発揮する。ただし、本構成例では、ミラーアクチュエータ101がレンズアクチュエータ301に変更されているため、この点において、アクチュエータ駆動回路202の機能が相違している。
スキャン動作時には、半導体レーザ302内のサーボ光用のレーザ素子が一定パワーにて常時発光されるとともに、目標領域に設定されたスキャン軌道に沿ってレーザ光がスキャンされるようレンズアクチュエータ301が駆動される。レンズアクチュエータ301が駆動されると、拡散板308上におけるサーボ光の入射位置が変化し、これに伴い、PSD310受光面上におけるサーボ光の入射位置が変化する。ここで、目標領域上におけるレーザ光のスキャン位置と、PSD310受光面上におけるサーボ光の入射位置は一対一に対応している。
コントローラ206は、信号処理回路205から入射される位置信号をもとに、目標領域上におけるレーザ光のスキャン位置を検出し、スキャン位置が目標領域上の測定位置に到達したタイミングにおいて、半導体レーザ302内のレーザ光用のレーザ素子をパルス状に発光させる。また、これに応じて目標領域から反射される光を、受光光学系(図示せず)を介して受光素子(図示せず)にて受光し、受光素子からの信号をもとに、その位置に障害物が存在するか、および、障害物が存在する場合には障害物までの距離を検出する。
また、コントローラ206は、信号処理回路205から入射される位置信号をもとに、目標領域上におけるレーザ光のスキャン位置を検出し、スキャン位置が初期のスキャン軌道に沿うよう、レンズアクチュエータ301にサーボを掛ける。これにより、実動作時の測定位置を初期の測定位置に接近させることができ、障害物の検出精度が高められる。
なお、図5の構成例では、走査拡大レンズ305における光学作用によって、レーザ光の振り幅が拡大される。走査拡大レンズ305が凹レンズから構成される場合、走査拡大レンズ305を透過した後のレーザ光が平行光であり、且つ、そのビーム径(光線追跡法によるもの)が走査レンズ51に入射する際のビーム径(光線追跡法によるもの)の1/nであるとすると、光学理論上、走査拡大レンズを配さない場合に比べ、n倍の振り幅にて、レーザ光をスキャンさせることができる。
したがって、本構成例では、走査レンズ51によるレーザ光の振り幅を抑制することができ、その結果、サーボ光の振り幅も抑制することができる。よって、本構成例によれば、走査拡大レンズ305による作用と、拡散板308および集光レンズ309による作用とが相俟って、PSD310受光面上におけるサーボ光の振り幅を顕著に抑制することができ、走査拡大レンズ305、拡散板308および集光レンズ309を用いない場合に比べ、PSD310受光面のサイズを数段小さくすることができる。
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に何ら制限されるものではなく、また、本発明の実施形態も上記以外に種々の変更が可能である。
たとえば、上記実施の形態では、透過型の拡散板を用いたが、図7に示す如く、反射型の拡散板を用いても良い。図7の構成例は、図2の構成例における拡散板107を反射型の拡散板110に置き換えたものである。拡散板110は、サーボ光の光軸に対し所定角度だけ傾くように配置される。拡散板110によって反射および拡散されたサーボ光は、その一部が、ピンホール板108の孔108aを通過する。この構成例においても、図2の場合と同様、ミラーアクチュエータ101が駆動されるに応じて、拡散板110上におけるサーボ光の入射位置が変化し、PSD109受光面上におけるサーボ光の入射位置が変化する。
同様に、図5の構成例においても、拡散板308を反射型のものに置き換えることができる。また、図2および図7の構成においても、ミラー13の後段に走査拡大レンズを配するようにしても良い。さらに、本発明は、車載用以外のレーザレーダおよびビーム照射装置に適用することもできる。この他、サーボ光の出射光源として、LED等、他の光源を用いることもできる。
本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
実施の形態に係るミラーアクチュエータの構成を示す図 実施の形態に係るレーザレーダの構成を示す図 実施の形態に係る拡散板とピンホール板の作用を説明する図 他の実施の形態に係るレンズアクチュエータの構成を示す図 他の実施の形態に係るレーザレーダの構成を示す図 実施の形態に係る拡散板と集光レンズの作用を説明する図 反射型の拡散板を用いる場合の実施の形態の構成を示す図 本発明の効果を説明する図
符号の説明
14 ミラー(サーボ光学系)
101 ミラーアクチュエータ(アクチュエータ)
102 半導体レーザ(光源)
105 半導体レーザ(サーボ光学系)
107 拡散板(光拡散素子)
108 ピンホール素子
109 PSD(光検出器)
107 拡散板(光拡散素子)
301 レンズアクチュエータ(アクチュエータ)
302 半導体レーザ(光源、サーボ光学系)
304 ビームスプリッタ(サーボ光学系)
306 波長フィルタ(サーボ光学系)
308 拡散板(光拡散素子)
309 集光レンズ(レンズ素子)
310 PSD(光検出器)

Claims (5)

  1. レーザ光を出射する光源と、
    前記レーザ光を目標領域内において走査させるアクチュエータと、
    前記レーザ光の走査に伴ってサーボ光を走査させるサーボ光学系と、
    前記サーボ光を受光するとともに受光位置に応じた信号を出力する光検出器と、
    前記光検出器と前記サーボ光学系の間に配され光を拡散する光拡散素子と、
    前記光拡散素子上における前記サーボ光の入射位置を所定の面積領域を介して前記光検出器上に投影する光投影素子とを有する、
    ことを特徴とするビーム照射装置。
  2. 請求項1において、
    前記光投影素子は、前記光拡散素子と前記光検出器の間に配されるとともに前記拡散されたサーボ光の一部が通過する孔が形成されたピンホール板である、
    ことを特徴とするビーム照射装置。
  3. 請求項1において、
    前記光投影素子は、前記光拡散素子と前記光検出器の間に配されるとともに前記拡散されたサーボ光の一部を前記光検出器上に集光するレンズ素子である、
    ことを特徴とするビーム照射装置。
  4. 請求項1ないし3の何れか一項において、
    前記光拡散素子は、平面板状の透過型もしくは反射型の拡散板である、
    ことを特徴とするビーム照射装置。
  5. 請求項1ないし4の何れか一項に記載のビーム照射装置を有するレーザレーダ。
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