JP2009014386A - 温度検出回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】2点の温度を測定することで、出力信号に含まれる、製造ばらつきによる温度係数に関するばらつきとDC電圧に関するばらつきを同時に補正することができ、高精度かつ低電圧入力動作が可能な温度検出回路を得る。
【解決手段】2つの電界効果トランジスタのゲート電極の仕事関数差を用いて、温度係数を有するPTAT電圧Vpを生成する第1の電圧源回路2と、2つの電界効果トランジスタにおけるゲート電極の仕事関数差を用いて、温度変化に依存しない所定の基準電圧Vrefを生成する第2の電圧源回路3と、基準電圧Vrefの電圧補正を行って出力する補正回路4と、PTAT電圧Vpと補正回路4の出力電圧との減算を行い更に増幅して出力電圧Vtempとして出力する、出力電圧Vtempにおける温度係数の補正可能な減算増幅回路5とを備えるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、低電圧動作や低消費電力動作を行うことができる高精度な温度検出回路に関する。
従来、半導体回路を温度検出回路として使用する場合、図10に示すように、絶対温度の1次関数となる電圧を発生させる第1の電圧源回路101と、周辺温度の影響を受けることがない所定の基準電圧を発生させる第2の電圧源回路102を備えていることが一般的である。
図11は、図10の第1の電圧源回路101及び第2の電圧源回路102の回路例を示した図であり、第1及び第2の各電圧源回路101及び102は同じ回路構成をなしている。但し、図11の2つの電界効果トランジスタにおけるゲート幅W/ゲート長Lの比は、第1の電圧源回路101と第2の電圧源回路102とで異なっている。また、図11の括弧内に示した符号は、第2の電圧源回路102の場合を示している。
第1の電圧源回路101は、高濃度n型ゲートを有したデプレッション型の電界効果トランジスタM101aと高濃度p型ゲートを有した電界効果トランジスタM102aとのチャネル長Lの比を適切に調整することで、絶対温度に比例する電圧であるPTAT(Proportional−To−Absolute−Temperature)電圧を出力することができる。同様に、第2の電圧源回路102は、高濃度n型ゲートを有したデプレッション型の電界効果トランジスタM101bと高濃度p型ゲートを有した電界効果トランジスタM102bとのチャネル長Lの比を適切に調整することで、所定の基準電圧を出力することができる。
第1の電圧源回路101から出力されるPTAT電圧は、温度変化に対する変化量が小さいため、第1の電圧源回路101だけでは高感度な温度検出回路を実現することができない。したがって、図10に示すように第1の電圧源回路101から出力されるPTAT電圧と、第2の電圧源回路102から出力される基準電圧とを減算増幅器103で減算して増幅するようにして、高感度かつ低入力電圧動作が可能な温度検出回路を実現していた。
第1の電圧源回路101の高濃度n型ゲートを有したデプレッション型の電界効果トランジスタM101aにおいて、しきい値電圧をVth101とすると共に導電係数をβ101とし、高濃度p型ゲートを有した電界効果トランジスタM102aにおいて、しきい値電圧をVth102とすると共に導電係数をβ102とすると、実測の結果から、{Vth102−(β101/β102)1/2×Vth101}は、製造ばらつきによる、温度係数に関するばらつきとDC電圧に関するばらつきを有していることが分かった。
第2の電圧源回路102で生成される基準電圧も同様に製造ばらつきを有しており、製造ばらつきによるDC電圧に関するばらつきは決して小さくないことが実測の結果より分かった。
更に、減算増幅器103の各入力端との間に入力オフセットが発生し、該入力オフセットは、{Vth102−(β101/β102)1/2×Vth101}と同様、製造時のばらつきによる、温度係数に関するばらつきとDC電圧に関するばらつきを有している。
第1の電圧源回路101から出力されたPTAT電圧と第2の電圧源回路102から出力される基準電圧を減算増幅器103で減算して出力される電圧Vtempは下記(a)式のようになる。
Vtemp=k1×T+k2+σtemp1×T+σtemp2……(a)
なお、Tは温度であり、k1,k2は減算増幅器103の減算率と増幅率から定まる定数であり、σtemp1,σtemp2は、減算増幅器103の倍率、{Vth102−(β101/β102)1/2×Vth101}のばらつき及び減算増幅器103の入力オフセットから定まる定数である。
なお、本発明と異なるが、2つの電界効果トランジスタのゲート電極の仕事関数差を用いて、温度係数を有する第1電圧を生成する第1の電圧源回路と、複数の電界効果トランジスタにおけるゲート電極の仕事関数差を用いて、温度変化に依存しない所定の基準電圧を生成する第2の電圧源回路と、前記第1電圧と該基準電圧との減算を行い、該差分を増幅する減算回路とを備えるようにした温度検出回路があった(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−242894号公報
しかし、前記(a)式は、出力電圧Vtempが温度係数とDC電圧に関するばらつきを同時に有していることを示しており、減算増幅器103の増幅率が大きくなればなるほどPTAT電圧と基準電圧のばらつき、減算増幅器103の入力オフセットのばらつきが顕著になるという問題があった。このことは、温度検出回路が周辺温度を正確に測定することができないということを意味している。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、2点の温度を測定することで、出力信号に含まれる、製造ばらつきによる、温度係数に関するばらつきとDC電圧に関するばらつきを同時に補正することができ、高精度かつ低電圧入力動作が可能な温度検出回路を得ることを目的とする。
この発明に係る温度検出回路は、検出した温度に応じた電圧を生成して出力電圧として出力する温度検出回路において、
複数の電界効果トランジスタのゲート電極の仕事関数差を用いて、温度係数を有する第1電圧を生成する第1の電圧源回路部と、
複数の電界効果トランジスタにおけるゲート電極の仕事関数差を用いて、温度変化に依存しない所定の基準電圧を生成する第2の電圧源回路部と、
前記基準電圧の電圧補正を行って出力する補正回路部と、
前記第1電圧と該補正回路部の出力電圧との減算を行い更に増幅して前記出力電圧として出力する、該出力電圧における温度係数に対して補正可能な減算増幅回路部と、
を備えるものである。
具体的には、前記補正回路部は、前記第1電圧を分圧して出力し、該第1電圧の分圧比を可変して前記補正を行うようにした。
この場合、前記補正回路部は、
前記基準電圧のインピーダンス変換を行って出力する第1のインピーダンス変換回路と、
該第1のインピーダンス変換回路の出力電圧を分圧して出力する、分圧比可変の分圧回路と、
該分圧回路の出力電圧のインピーダンス変換を行って出力する第2のインピーダンス変換回路と、
を備えるようにした。
また、前記補正回路部は、前記第1電圧を昇圧して出力し、該第1電圧の昇圧率を可変して前記補正を行うようにしてもよい。
この場合、前記補正回路部は、
前記基準電圧のインピーダンス変換を行って出力する第1のインピーダンス変換回路と、
該第1のインピーダンス変換回路の出力電圧を昇圧して出力する、昇圧比可変の昇圧回路と、
該昇圧回路の出力電圧のインピーダンス変換を行って出力する第2のインピーダンス変換回路と、
を備えるようにした。
また、前記減算増幅回路部は、
一方の入力端である第1入力端に前記第1電圧が入力され、出力端から出力する電圧が前記出力電圧をなす演算増幅回路と、
前記補正回路部の出力端と該演算増幅回路の他方の入力端である第2入力端との間に接続された固定抵抗と、
前記演算増幅回路における、出力端と前記第2入力端との間に接続された可変抵抗と、
を備え、
前記可変抵抗の抵抗値を可変させることによって、前記出力電圧における温度係数の補正を行うようにした。
また、この発明に係る温度検出回路は、検出した温度に応じたデジタル値を生成して出力信号として出力する温度検出回路において、
複数の電界効果トランジスタのゲート電極の仕事関数差を用いて、温度係数を有する第1電圧を生成する第1の電圧源回路部と、
複数の電界効果トランジスタにおけるゲート電極の仕事関数差を用いて、温度変化に依存しない所定の基準電圧を生成する第2の電圧源回路部と、
前記第1電圧と前記基準電圧との減算を行い更に増幅して出力する、該出力電圧における温度係数に対して補正可能な減算増幅回路部と、
該減算増幅回路部の出力電圧を所定の方法でA/D変換して出力するA/D変換回路部と、
該A/D変換回路部の出力データを、設定された値だけ可変して補正し前記出力信号として出力する補正回路部と、
を備えるものである。
具体的には、前記減算増幅回路部は、
一方の入力端である第1入力端に前記第1電圧が入力されると共に、他方の入力端である第2入力端に前記基準電圧が入力され、出力端から出力する電圧が前記A/D変換回路部に入力される演算増幅回路と、
前記第1の電圧源回路部の出力端と該演算増幅回路の第1入力端との間に接続された固定抵抗と、
前記演算増幅回路における、出力端と前記第1入力端との間に接続された可変抵抗と、
を備え、
前記可変抵抗の抵抗値を可変させることによって、前記出力信号における温度係数の補正を行うようにした。
また、前記補正回路部は、前記A/D変換回路部の出力データを設定された値だけ減算して前記出力信号として出力するようにした。
この場合、前記補正回路部は、
前記減算を行う減算値が設定される設定回路と、
前記A/D変換回路部の出力データを、該設定回路に設定された前記減算値だけ減算させて前記出力信号として出力する減算回路と、
を備えるようにした。
また、前記A/D変換回路部は、
入力された制御信号に応じて、前記減算増幅回路部の出力電圧又は外部から入力された入力電圧のいずれか一方を排他的に選択して出力する切替スイッチと、
該切替スイッチを介して入力された電圧を所定の方法でA/D変換して前記補正回路部に出力するA/D変換回路と、
前記切替スイッチの動作制御を行う制御回路と、
を備えるようにした。
前記第1の電圧源回路は、高濃度n型ゲートを有するデプレッション型の第1の電界効果トランジスタと、高濃度p型ゲートを有する第2の電界効果トランジスタとを備え、導電型の極性が異なるポリシリコンゲートを有する該第1及び第2の各電界効果トランジスタにおけるゲート電極の仕事関数差を用いて、温度係数を有する前記第1電圧を生成するようにした。
この場合、前記第1及び第2の各電界効果トランジスタは、チャネル長が異なるようにした。
また、前記第2の電圧源回路は、高濃度n型ゲートを有するデプレッション型の第3の電界効果トランジスタと、高濃度p型ゲートを有する第4の電界効果トランジスタとを備え、導電型の極性が異なるポリシリコンゲートを有する該第3及び第4の各電界効果トランジスタにおけるゲート電極の仕事関数差を用いて、温度変化に依存しない基準電圧を生成するようにした。
この場合、前記第3及び第4の各電界効果トランジスタは、チャネル長が異なるようにした。
具体的には、前記第3及び第4の各電界効果トランジスタは、前記基準電圧が温度特性を有しないように各チャネル長の比が設定されるようにした。
本発明の温度検出回路によれば、複数の電界効果トランジスタのゲート電極の仕事関数差を用いて、温度係数を有する第1電圧を生成する第1の電圧源回路部と、複数の電界効果トランジスタにおけるゲート電極の仕事関数差を用いて、温度変化に依存しない所定の基準電圧を生成する第2の電圧源回路部と、前記基準電圧の電圧補正を行って出力する補正回路部と、前記第1電圧と該補正回路部の出力電圧との減算を行い更に増幅して前記出力電圧として出力する、該出力電圧における温度係数に対して補正可能な減算増幅回路部とを備えるようにした。このことから、検出した温度に応じた電圧を生成して出力電圧として出力する温度検出回路において、製造ばらつきによる温度係数に関するばらつきとDC電圧に関するばらつきを同時に補正することができ、高精度かつ低電圧入力動作を行うことができる。
また、本発明の温度検出回路によれば、複数の電界効果トランジスタのゲート電極の仕事関数差を用いて、温度係数を有する第1電圧を生成する第1の電圧源回路部と、複数の電界効果トランジスタにおけるゲート電極の仕事関数差を用いて、温度変化に依存しない所定の基準電圧を生成する第2の電圧源回路部と、前記第1電圧と前記基準電圧との減算を行い更に増幅して出力する、該出力電圧における温度係数に対して補正可能な減算増幅回路部と、該減算増幅回路部の出力電圧を所定の方法でA/D変換して出力するA/D変換回路部と、該A/D変換回路部の出力データを、設定された値だけ可変して補正し前記出力信号として出力する補正回路部とを備えるようにした。このことから、検出した温度に応じたデジタル値を生成して出力信号として出力する温度検出回路において、製造ばらつきによる温度係数に関するばらつきとDC電圧に関するばらつきを同時に補正することができ、高精度かつ低電圧入力動作を行うことができる。
次に、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態における温度検出回路の回路例を示した図である。
図1において、温度検出回路1は、第1の電圧源回路2と、第2の電圧源回路3と、補正回路4と、減算増幅回路5とで構成されている。第1の電圧源回路2は、2つの電界効果トランジスタにおけるゲート電極の仕事関数差を用いて、負の温度係数を有する正のPTAT電圧Vpを生成して出力する。
第2の電圧源回路3は、2つの電界効果トランジスタにおけるゲート電極の仕事関数差を用いて、温度変化に依存しない基準電圧Vrefを生成して出力する。補正回路4は、第2の電圧源回路3から出力された基準電圧Vrefを補正して出力する。減算増幅回路5は、温度感度の上昇及び低消費電力化を実現するために、第1の電圧源回路2からのPTAT電圧Vpと補正回路4を介して入力された第2の電圧源回路3からの基準電圧Vrefとの減算を行って増幅し、出力電圧Vtempとして出力する。
補正回路4は、演算増幅回路AMP1,AMP2及び抵抗R1,R2で構成され、減算増幅回路5は、演算増幅回路AMP3及び抵抗R3,R4で構成されている。抵抗R1及びR3はそれぞれ固定抵抗であり、抵抗R2及びR4はそれぞれ可変抵抗である。
補正回路4において、演算増幅回路AMP1及びAMP2は、それぞれ出力端が反転入力端に接続されてボルテージホロワを形成している。演算増幅回路AMP1の非反転入力端には、基準電圧Vrefが入力され、演算増幅回路AMP1の出力端と接地電圧との間に抵抗R2及びR1が直列に接続されている。抵抗R1と抵抗R2との接続部は演算増幅回路AMP2の非反転入力端に接続され、演算増幅回路AMP2の出力端が補正回路4の出力端をなしている。
減算増幅回路5において、演算増幅回路AMP2の出力端と演算増幅回路AMP3の反転入力端との間には抵抗R3が接続され、演算増幅回路AMP3の出力端と反転入力端との間には抵抗R4が接続されている。演算増幅回路AMP3の非反転入力端にはPTAT電圧Vpが入力され、演算増幅回路AMP3の出力端から出力電圧Vtempが出力される。
なお、第1の電圧源回路2は第1の電圧源回路部を、第2の電圧源回路3は第2の電圧源回路部を、補正回路4は補正回路部を、減算増幅回路5は減算増幅回路部をそれぞれなす。また、演算増幅回路AMP1は第1のインピーダンス変換回路を、演算増幅回路AMP2は第2のインピーダンス変換回路を、抵抗R1及びR2は分圧回路をそれぞれなす。
図2は、図1における第1及び第2の各電圧源回路2,3の回路例を示した図である。なお、第1及び第2の各電圧源回路2,3は同じ回路構成をなしているが、図2の2つの電界効果トランジスタにおけるゲート幅W/ゲート長Lの比は、第1の電圧源回路2と第2の電圧源回路3とで異なっている。また、図2の括弧内に示された符号は、第2の電圧源回路3の場合を示しており、以下、第1の電圧源回路2を例にして説明する。
図2において、第1の電圧源回路2は、高濃度n型ゲートを有したデプレッション型の電界効果トランジスタM1aと、高濃度p型ゲートを有した電界効果トランジスタM2aとで構成され、導電型の極性が異なるポリシリコンゲートを有する各電界効果トランジスタM1a及びM2aにおけるゲート電極の仕事関数差を用いて、温度係数を有するPTAT電圧Vpを生成する。なお、電界効果トランジスタM1aは第1の電界効果トランジスタを、電界効果トランジスタM2aは第2の電界効果トランジスタを、PTAT電圧Vpは第1電圧をそれぞれなす。
電源電圧VDDと接地電圧との間には、電界効果トランジスタM1a及びM2aが直列に接続されている。電界効果トランジスタM1a及びM2aの各ゲートは接続され、該接続部は電界効果トランジスタM1aとM2aの接続部に接続されPTAT電圧Vpが出力される出力端をなしている。また、電界効果トランジスタM1a及びM2aにおいて、それぞれサブストレートゲートはソースに接続されている。
同様に、第2の電圧源回路3は、高濃度n型ゲートを有したデプレッション型の電界効果トランジスタM1bと、高濃度p型ゲートを有した電界効果トランジスタM2bとで構成され、導電型の極性が異なるポリシリコンゲートを有する各電界効果トランジスタM1b及びM2bにおけるゲート電極の仕事関数差を用いて温度変化に依存しない基準電圧Vrefを生成する。なお、電界効果トランジスタM1bは第3の電界効果トランジスタを、電界効果トランジスタM2bは第4の電界効果トランジスタをそれぞれなす。
電源電圧VDDと接地電圧との間には、電界効果トランジスタM1b及びM2bが直列に接続されている。電界効果トランジスタM1b及びM2bの各ゲートは接続され、該接続部は電界効果トランジスタM1bとM2bの接続部に接続され基準電圧Vrefが出力される出力端をなしている。また、電界効果トランジスタM1b及びM2bにおいて、それぞれサブストレートゲートはソースに接続されている
第1の電圧源回路2では、電界効果トランジスタM1aとM2aとのチャネル長の比を適切に調整することにより、絶対温度に比例する電圧であるPTAT電圧Vpが生成され、第2の電圧源回路3では、電界効果トランジスタM1bとM2bとのチャネル長の比を適切に調整することにより、温度特性の小さい所定の基準電圧Vrefが生成される。
第1の電圧源回路2の電界効果トランジスタM1aにおいて、しきい値電圧をVth1とすると共にゲートの濃度をNgとし、電界効果トランジスタM2aにおいて、しきい値電圧をVth2とすると共にゲートの濃度をPgとすると、しきい値電圧Vth1及びVth2は下記(1)式及び(2)式のようになる。
Vth1=φm(Ng)−φs−Qf/Cox+2×φf−Qb/Cox………………(1)
Vth2=φm(Pg)−φs−Qf/Cox+2×φf−Qb/Cox………………(2)
ここでφmはゲートの仕事関数、φsは基板の仕事関数、Qfは酸化膜中の固定電荷、Coxは酸化膜の単位面積あたりの静電容量、Qbは反転層と基板間の空乏層内電荷、φfは基板のフェルミレベルである。
更に、ゲートの仕事関数φmは、下記(3)式のようになる。
φm=χ+Eg/2±φf………………(3)
なお、(3)式において、右辺第3項目の符号はゲートがP型であれば正、ゲートがN型であれば負になる。但し、Egはシリコンのバンドギャップを示している。
電界効果トランジスタM1aの導電係数をβ1とし、電界効果トランジスタM2aの導電係数をβ2とすると下記(4)式が成り立つ。
Vth2−(β1/β2)1/2×Vth1
=φm(Ng)−(β1/β2)1/2×φm(Pg)−{1−(β1/β2)1/2}×(φs+Qf/Cox−2×φf+Qb/Cox)
=−{log(Ng/Ni)+(β1/β2)1/2log(Pg/Ni)}×kT/q+{1−(β1/β2)1/2}×{χ+Eg/2−(φs+Qf/Cox−2×φf+Qb/Cox)}………………(4)
(4)式において、kはボルツマン定数、qは電子の電荷量、Tは絶対温度、Niは真性半導体のキャリア濃度である。
前記(4)式における右辺の第1項目の係数−{log(Ng/Ni)+(β1/β2)1/2log(Pg/Ni)}は温度特性を有しているが、その値は非常に小さい。
同様に、前記(4)式における右辺の第2項目{1−(β1/β2)1/2}×{χ+Eg/2−(φs+Qf/Cox−2×φf+Qb/Cox)}も温度特性を有しているが、その値は非常に小さい。
しかし、実測の結果から、前記(4)式における{Vth2−(β1/β2)1/2×Vth1}は、製造ばらつきによる、温度係数に関するばらつきとDC電圧に関するばらつきを有することが分かった。このため、前記(4)式を簡略化して下記(5)式のように表すことができる。
Vth2−(β1/β2)1/2×Vth1=(av+σa)×T+bv+σb………………(5)
(5)式において、σa及びσbはそれぞれ製造ばらつきを示しており、σaは製造ばらつきによる{Vth2−(β1/β2)1/2×Vth1}の温度係数に関するばらつきを示し、σbは製造ばらつきによる{Vth2−(β1/β2)1/2×Vth1}のDC電圧に関するばらつきを示している。
また、第2の電圧源回路3で生成される基準電圧Vrefも同様に製造ばらつきを有しており、製造ばらつきによるDC電圧に関するばらつきは決して小さくないことが実測の結果より分かっている。
そこで、演算増幅回路AMP3の出力電圧Vtempを常温T1と高温T2でそれぞれ測定し、得られた2点の出力電圧Vtempのデータから抵抗R2と抵抗R4の抵抗値を調整することによって、温度検出回路1の出力端から所望の温度係数とDCレベルを持った電圧を出力させる。抵抗R2と抵抗R4の抵抗値の調整方法としては、レーザー装置でトリミングして調整する方法が一般的である。以下、このような抵抗R2と抵抗R4の抵抗値の調整方法についてもう少し詳細に説明する。
演算増幅回路AMP1の非反転入力端には第2の電圧源回路3から温度に依存しない基準電圧Vrefが入力されている。また、演算増幅回路AMP3の非反転入力端には第1の電圧源回路2から絶対温度の1次関数であり、かつ負の1次係数を有するPTAT電圧Vpが入力されており、抵抗R1〜R4の抵抗値をr1〜r4とすると、演算増幅回路AMP3の出力電圧Vtempは下記(6)式のようになる。
Vtemp=(r4/r3+1)×Vp−r4/r3×{r1/(r1+r2)}×Vref………………(6)
ここで、抵抗R2と抵抗R4をレーザー装置でトリミングする前の出力電圧VtempをVtとし、該トリミングを実施して所望の温度係数とDCレベルを持った出力電圧VtempをVt1とする。なお、出力電圧Vtの温度係数は出力電圧Vt1よりも小さく、かつ全動作温度範囲で出力電圧Vtは出力電圧Vt1よりも小さくなるように抵抗比r4/r3とr2/r1を設定する。
最初に、常温T1で基準電圧Vrefと出力電圧Vtを測定し、次に、高温T2での出力電圧Vtを測定する。出力電圧Vt1の温度係数をav、温度T1における出力電圧Vt1をVt1(T1)とし、Vt1(T1)=Vobjとする。また、抵抗R2の抵抗値r2はトリミングによって抵抗値r2tに、抵抗R4の抵抗値r4はトリミングによって抵抗値r4tにそれぞれなったとする。温度Tにおける出力電圧VtをVt(T)とすると、温度Tにおける出力電圧Vt1であるVt1(T)は、下記(7)式のようになる。
Vt1(T)=(r4t/r3+1)×Vt(T)−r4t/r3{r1/(r1+r2t)}×Vref………………(7)
出力電圧Vt1の温度係数がavであり、Vt1(T1)=Vobjであることから下記(8)及び(9)式が成り立つ。
{Vt1(T2)−Vt1(T1)}/(T2−T1)=av……(8)
(r4t/r3+1)×Vt(T1)−(r4t/r3)×r1/(r1+r2t)×Vref=Vobj=Vt1(T1)………………(9)
前記(8)式及び(9)式から、r2t/r1及びr4t/r3は下記(10)及び(11)式のようになる。
r4t/r3=av×(r4/r3+1)×(T2−T1)/{Vt1(T2)−Vt1(T1)}−1………………(10)
r2t/r1=r4t/r3×Vref/[(1+r4t/r3)×{r3×Vt(T)/(r4+r3)+r4×r1×Vref/{(r4+r3)×(r1+r2)}−Vobj]−1………………(11)
前記(10)及び(11)式にしたがって、抵抗R2及びR4が抵抗値r2t及びr4tになるようにそれぞれトリミングを行う。
抵抗R2の抵抗値を調整することにより、所定の温度、例えば25℃のときの出力電圧VtempのDC電圧を調整することができ、抵抗R4の抵抗値を調整することにより、出力電圧Vtempの温度変化に対する変化量を調整することができる。
なお、図1では、補正回路4は、基準電圧Vrefを分圧して補正するようにしたが、基準電圧Vrefを昇圧して補正するようにしてもよく、この場合、図1は図3のようになる。図3における図1との相違点は、演算増幅回路AMP1の反転入力端を抵抗R1とR2との接続部に接続したことにある。
図4は、製造ばらつきによる、温度係数のばらつきとDC電圧のばらつきを持った出力電圧Vt(T)が、所望の温度係数とDC電圧を持った出力電圧Vt1(T)に補正されたことを示している。
このように、本第1の実施の形態における温度検出回路は、製造ばらつきによる、温度係数に関するばらつきとDC電圧に関するばらつきを同時に補正することができ、高精度かつ低入力電圧動作が可能な温度検出回路を実現することができる。
第2の実施の形態.
前記第1の実施の形態ではアナログ電圧を温度検出回路の出力信号としたが、温度検出回路の出力信号をデジタル信号にしてもよく、このようにしたものを本発明の第2の実施の形態とする。
図5は、本発明の第2の実施の形態における温度検出回路の回路例を示した図である。なお、図5では、図1と同じもの又は同様のものは同じ符号で示し、ここではその説明を省略する。
図5において、温度検出回路10は、図6に示すように温度Tに関して正比例するデジタル値を出力する。その比例係数は16とし、0℃のときにデジタル値0を出力する仕様になっているものとする。したがって、温度検出回路10の分解能は0.0625℃となる。
温度検出回路10は、第1の電圧源回路2と、第2の電圧源回路3と、減算増幅回路5と、切替スイッチ12と、2重積分型のA/Dコンバータ13と、デジタル減算回路14と、制御回路15とで構成されている。なお、切替スイッチ12、A/Dコンバータ13及び制御回路15はA/D変換回路部を、デジタル減算回路14補正回路部をそれぞれなしている。
第1の電圧源回路2から出力されたPTAT電圧Vpは、抵抗R3を介して演算増幅回路AMP3の反転入力端に入力され、第2の電圧源回路3から出力された基準電圧Vrefは、演算増幅回路AMP3の非反転入力端に入力されている。演算増幅回路AMP3の出力端は、切替スイッチ12の入力端in1に接続され、切替スイッチ12の入力端in2は外部端子16に接続されている。
切替スイッチ12は、制御回路15からの制御信号に応じて、出力端OUTを入力端in1又はin2のいずれか一方に接続する。切替スイッチ12の出力端OUTは、A/Dコンバータ13の入力端に接続され、これとは別にA/Dコンバータ13には基準電圧Vrefが入力されている。
デジタル減算回路14は、減算する数が設定される設定回路21と減算回路22で構成されており、減算回路22は、A/Dコンバータ13から出力されたデジタル値が入力されており、A/Dコンバータ13から入力されたデジタル値から設定回路21で設定されたデジタル値を減算して、温度検出回路10の出力信号DWとして出力する。
このような構成において、減算増幅回路5は、抵抗R4をレーザー装置でトリミングすることによって抵抗R4の抵抗値の調整を行い、温度検出回路10の出力信号DWにおける、製造ばらつきによる温度係数のばらつきの補正を行う。一方、デジタル減算回路14では、A/Dコンバータ13から入力されたデジタル値が所望の値でない場合に該入力されたデジタル値の補正を行う。
減算増幅回路5の抵抗R4をトリミングすることによって、温度検出回路10の出力信号DWにおける温度係数を補正することから、トリミングを実施する前の減算増幅回路5の出力電圧は、所望としている温度係数16よりも小さく、かつすべての温度範囲でA/Dコンバータ13がA/D変換することができる最大の電圧以下になるように抵抗比r4/r3の値を設定しなければならない。
次に、2重積分型のA/Dコンバータ13は公知のものであり、A/Dコンバータ13について簡単に説明する。
図7は、2重積分型のA/Dコンバータ13の構成例を示した図である。
図7において、A/Dコンバータ13は、切替スイッチ31、演算増幅回路32、コンパレータ33、制御回路34,35、カウンタ36、コンデンサ37及び抵抗38で構成されている。
切替スイッチ31において、一方の入力端は、切替スイッチ12の出力端OUTに接続され、他方の入力端には基準電圧Vrefが入力されている。切替スイッチ31は、制御回路35からの制御信号に応じて切替スイッチ12から入力された信号、又は基準電圧Vrefのいずれか一方を抵抗38の一端に入力し、抵抗38の他端は、演算増幅回路32の反転入力端に接続されている。
演算増幅回路32の出力端と反転入力端との間にはコンデンサ37が接続され、演算増幅回路32の非反転入力端は接地電圧に接続されている。また、演算増幅回路32の出力端はコンパレータ33の反転入力端に接続され、コンパレータ33の非反転入力端は接地電圧に接続されている。コンパレータ33からの出力信号は制御回路34に入力され、制御回路34は、コンパレータ33からの出力信号に応じてカウンタ36の動作制御を行う。カウンタ36のカウント値はA/Dコンバータ13の出力信号としてデジタル減算回路14の減算回路22に出力される。制御回路35は、カウンタ36のカウント値に応じて切替スイッチ31の切替制御を行う。
図8は、A/Dコンバータ13がA/D変換を開始した時間tとA/Dコンバータ13中の演算増幅回路32の出力電圧Voutとの関係の例を示したものであり、図8を使用してA/Dコンバータ13の特性のばらつきを検出する動作について説明する。なお、図8では、コンデンサ37の容量をCとし、抵抗38の抵抗値をRとしている。
この場合、切替スイッチ12は、制御回路15によって入力端in2に接続されており、切替スイッチ12の出力端OUTは、外部端子16に入力された入力電圧Vinになっている。図8から分かるように、このときのA/D変換動作は2つのフェーズに分かれている。第1フェーズでは、切替スイッチ31は、切替スイッチ12の出力端OUTに接続し、デジタル値に変換されるべき電圧の絶対値を負にした電圧Vinに接続され、定まった時間tcの間コンデンサ37への充電を行う。なお、カウンタ36の1パルス(周期)をtとし該充電をはじめた時間ではカウンタは0になっているものとする。コンデンサ37への充電が終了した後、すなわち時刻tcではカウンタ36のカウンタ値NcはNc=tc/tを指していることになる。
次に、第2フェーズでは、制御回路35により切替スイッチ31は基準電圧Vrefに接続され、同時にカウンタ36は0にリセットされる。なお、このとき切替スイッチ31に接続される電圧は、入力電圧Vinや周辺温度やその他環境に依存しないバイアス電圧であるようにし、例えば基準電圧Vrefであってもよく、以下基準電圧Vrefを使用した場合を例にして説明する。切替スイッチ31が基準電圧Vrefに接続されると同時に、前記第1フェーズでコンデンサ37に充電された電荷が放出される。コンデンサ37に充電された電荷が完全に放出されるとコンパレータ33の出力信号の信号レベルが反転することを利用して、コンデンサ37に充電された電荷の放出が開始された瞬間から、該放出が完全に終了するまでの時間を測定器で測定する。
該測定した時間をtxとし、電荷放出終了時にカウンタ36のカウント値がNxであったとすると、tx=Nx×tが成り立つ。簡単な考察により、入力電圧Vinは、図9に示しているように下記(12)式によってデジタル値Nxに変換される。
Nx=Nc/Vref×Vin………………(12)
なお、基準電圧Vrefは製造ばらつきを有しているため、A/Dコンバータ13の入力−出力特性もばらつきを有している。
図5の場合も図1と同様に、第1の電圧源回路2の出力電圧であるPTAT電圧Vpは、製造ばらつきによる、温度係数に関するばらつきとDC電圧に関するばらつきを有しており、第2の電圧源回路3の出力電圧である基準電圧Vrefも製造ばらつきによるDC電圧に関するばらつきを有している。したがって、温度検出回路10の出力信号も、製造ばらつきによる、温度係数に関するばらつきと信号レベルに関するばらつきを有している。このため、図5の温度検出回路10においても、図1の場合と同様に常温時と高温時での温度検出回路の出力信号から、製造ばらつきによる、温度係数に関するばらつきと信号レベルに関するばらつきに対する補正を行う。以下、該補正の手順について説明する。
はじめに、前記(12)式の入力電圧Vinの係数Nc/Vrefを決定することにより、A/Dコンバータ13の入力−出力特性を特定化する。通常の室温で、切替スイッチ12を外部端子16に接続し、切替スイッチ31を切替スイッチ12の出力端OUTに接続する。外部端子16に所定の電圧、例えば基準電圧Vrefを入力し、A/Dコンバータ13は、該基準電圧Vrefをデジタル値に変換する。A/Dコンバータ13に入力された基準電圧VrefのA/D変換を行った結果、A/Dコンバータ13から出力された出力デジタル値をNVrefとすると、基準電圧Vrefと出力デジタル値NVrefを1対1に対応させることで前記(12)式の入力電圧Vinの係数Nc/Vrefを決定することができる。この結果、入力電圧である基準電圧Vrefとデジタル値NVrefとの関係は、Nx=NVref/Vref×Vinであるとする。
次に、切替スイッチ12を入力端in1に接続させ、A/Dコンバータ13に演算増幅回路AMP3の出力電圧が入力されるようにする。室温T1における温度検出回路10の出力値を測定器で測定し、該測定値をDW(T1)とする。また、所定の高温T2における温度検出回路10の出力値を測定器で測定し、該測定値をDW(T2)とする。
温度検出回路10の出力値の温度係数とレベルを所望のものにするためには、抵抗R4の抵抗値r4が抵抗値r4tになるように抵抗R4をトリミングすることにより、抵抗比r4/r3をr4t/r3になるようにする。r4t/r3は、下記(13)式のようになる。
r4t/r3=16/{DW(T2)−DW(T1)}/(T2−T1)………………(13)
抵抗R4をトリミングした段階では温度検出回路10の出力値の温度係数は所望のものになっているが、温度検出回路10の出力値のレベルは所望のものになっていない。したがって、下記(14)式で示す値をデジタル減算回路14で減じる必要がある。
(1+r4t/r3)×Vref−(r4t/r3)×{DW(T1)/NVref/Vref}−16×T1………………(14)
前記(14)式を2進数に変換し、デジタル減算回路14中の対応するbitをレーザーでトリミングすることで減算する数を生成し、A/Dコンバータ13の出力値を前記(14)式の数で減算する。なお、該トリミングで減算する数を設定する代わりにRAM等の記憶回路を使用してもよい。
このように、本第2の実施の形態における温度検出回路は、室温T1における温度検出回路10の出力値DW(T1)と室温T2における温度検出回路10の出力値DW(T2)の情報が得られさえすれば、前記(13)及び(14)式にしたがって、抵抗R4とデジタル減算器14中の減算する数に対応するbitを同時にトリミングすることで、所望の温度係数とレベルを持ったデジタル値を出力できる、高精度な温度検出を行うことができる。
本発明の第1の実施の形態における温度検出回路の回路例を示した図である。 図1における第1及び第2の各電圧源回路2,3の回路例を示した図である。 本発明の第1の実施の形態における温度検出回路の他の回路例を示した図である。 製造ばらつきを有する出力電圧Vt(T)が、所望の温度係数とDC電圧を持った出力電圧Vt1(T)に補正されたことを示した図である。 本発明の第2の実施の形態における温度検出回路の回路例を示した図である。 図5の出力信号DWの特性例を示した図である。 図5のA/Dコンバータ13の回路例を示した図である。 時間tと図7の演算増幅回路32の出力電圧Voutとの関係例を示した図である。 入力電圧Vinとデジタル値Nxとの関係例を示した図である。 従来の温度検出回路の回路例を示した図である。 図10の第1及び第2の各電圧源回路101,102の回路例を示した図である。
符号の説明
1,10 温度検出回路
2 第1の電圧源回路
3 第2の電圧源回路
4 補正回路
5 減算増幅回路
12 切替スイッチ
13 A/Dコンバータ
14 デジタル減算回路
15 制御回路
21 設定回路
22 減算回路
M1a,M1b,M2a,M2b 電界効果トランジスタ
AMP1〜AMP3 演算増幅回路
R1〜R4 抵抗

Claims (16)

  1. 検出した温度に応じた電圧を生成して出力電圧として出力する温度検出回路において、
    複数の電界効果トランジスタのゲート電極の仕事関数差を用いて、温度係数を有する第1電圧を生成する第1の電圧源回路部と、
    複数の電界効果トランジスタにおけるゲート電極の仕事関数差を用いて、温度変化に依存しない所定の基準電圧を生成する第2の電圧源回路部と、
    前記基準電圧の電圧補正を行って出力する補正回路部と、
    前記第1電圧と該補正回路部の出力電圧との減算を行い更に増幅して前記出力電圧として出力する、該出力電圧における温度係数に対して補正可能な減算増幅回路部と、
    を備えることを特徴とする温度検出回路。
  2. 前記補正回路部は、前記第1電圧を分圧して出力し、該第1電圧の分圧比を可変して前記補正を行うことを特徴とする請求項1記載の温度検出回路。
  3. 前記補正回路部は、
    前記基準電圧のインピーダンス変換を行って出力する第1のインピーダンス変換回路と、
    該第1のインピーダンス変換回路の出力電圧を分圧して出力する、分圧比可変の分圧回路と、
    該分圧回路の出力電圧のインピーダンス変換を行って出力する第2のインピーダンス変換回路と、
    を備えることを特徴とする請求項2記載の温度検出回路。
  4. 前記補正回路部は、前記第1電圧を昇圧して出力し、該第1電圧の昇圧率を可変して前記補正を行うことを特徴とする請求項1記載の温度検出回路。
  5. 前記補正回路部は、
    前記基準電圧のインピーダンス変換を行って出力する第1のインピーダンス変換回路と、
    該第1のインピーダンス変換回路の出力電圧を昇圧して出力する、昇圧比可変の昇圧回路と、
    該昇圧回路の出力電圧のインピーダンス変換を行って出力する第2のインピーダンス変換回路と、
    を備えることを特徴とする請求項4記載の温度検出回路。
  6. 前記減算増幅回路部は、
    一方の入力端である第1入力端に前記第1電圧が入力され、出力端から出力する電圧が前記出力電圧をなす演算増幅回路と、
    前記補正回路部の出力端と該演算増幅回路の他方の入力端である第2入力端との間に接続された固定抵抗と、
    前記演算増幅回路における、出力端と前記第2入力端との間に接続された可変抵抗と、
    を備え、
    前記可変抵抗の抵抗値を可変させることによって、前記出力電圧における温度係数の補正を行うことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の温度検出回路。
  7. 検出した温度に応じたデジタル値を生成して出力信号として出力する温度検出回路において、
    複数の電界効果トランジスタのゲート電極の仕事関数差を用いて、温度係数を有する第1電圧を生成する第1の電圧源回路部と、
    複数の電界効果トランジスタにおけるゲート電極の仕事関数差を用いて、温度変化に依存しない所定の基準電圧を生成する第2の電圧源回路部と、
    前記第1電圧と前記基準電圧との減算を行い更に増幅して出力する、該出力電圧における温度係数に対して補正可能な減算増幅回路部と、
    該減算増幅回路部の出力電圧を所定の方法でA/D変換して出力するA/D変換回路部と、
    該A/D変換回路部の出力データを、設定された値だけ可変して補正し前記出力信号として出力する補正回路部と、
    を備えることを特徴とする温度検出回路。
  8. 前記減算増幅回路部は、
    一方の入力端である第1入力端に前記第1電圧が入力されると共に、他方の入力端である第2入力端に前記基準電圧が入力され、出力端から出力する電圧が前記A/D変換回路部に入力される演算増幅回路と、
    前記第1の電圧源回路部の出力端と該演算増幅回路の第1入力端との間に接続された固定抵抗と、
    前記演算増幅回路における、出力端と前記第1入力端との間に接続された可変抵抗と、
    を備え、
    前記可変抵抗の抵抗値を可変させることによって、前記出力信号における温度係数の補正を行うことを特徴とする請求項7記載の温度検出回路。
  9. 前記補正回路部は、前記A/D変換回路部の出力データを設定された値だけ減算して前記出力信号として出力することを特徴とする請求項7又は8記載の温度検出回路。
  10. 前記補正回路部は、
    前記減算を行う減算値が設定される設定回路と、
    前記A/D変換回路部の出力データを、該設定回路に設定された前記減算値だけ減算させて前記出力信号として出力する減算回路と、
    を備えることを特徴とする請求項9記載の温度検出回路。
  11. 前記A/D変換回路部は、
    入力された制御信号に応じて、前記減算増幅回路部の出力電圧又は外部から入力された入力電圧のいずれか一方を排他的に選択して出力する切替スイッチと、
    該切替スイッチを介して入力された電圧を所定の方法でA/D変換して前記補正回路部に出力するA/D変換回路と、
    前記切替スイッチの動作制御を行う制御回路と、
    を備えることを特徴とする請求項7、8、9又は10記載の温度検出回路。
  12. 前記第1の電圧源回路は、高濃度n型ゲートを有するデプレッション型の第1の電界効果トランジスタと、高濃度p型ゲートを有する第2の電界効果トランジスタとを備え、導電型の極性が異なるポリシリコンゲートを有する該第1及び第2の各電界効果トランジスタにおけるゲート電極の仕事関数差を用いて、温度係数を有する前記第1電圧を生成することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10又は11記載の温度検出回路。
  13. 前記第1及び第2の各電界効果トランジスタは、チャネル長が異なることを特徴とする請求項12記載の温度検出回路。
  14. 前記第2の電圧源回路は、高濃度n型ゲートを有するデプレッション型の第3の電界効果トランジスタと、高濃度p型ゲートを有する第4の電界効果トランジスタとを備え、導電型の極性が異なるポリシリコンゲートを有する該第3及び第4の各電界効果トランジスタにおけるゲート電極の仕事関数差を用いて、温度変化に依存しない基準電圧を生成することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12又は13記載の温度検出回路。
  15. 前記第3及び第4の各電界効果トランジスタは、チャネル長が異なることを特徴とする請求項14記載の温度検出回路。
  16. 前記第3及び第4の各電界効果トランジスタは、前記基準電圧が温度特性を有しないように各チャネル長の比が設定されることを特徴とする請求項15記載の温度検出回路。
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