JP2009013598A - 建設機械における旋回駆動機構の潤滑方法および装置 - Google Patents

建設機械における旋回駆動機構の潤滑方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】油圧モータおよび減速装置のそれぞれのケーシング内部に適正な圧油を潤滑油として供給する建設機械における旋回駆動機構の潤滑方法および装置を提供する。
【解決手段】上方側ケーシング104と一体的に形成されたハウジング120の垂直壁120Aと上方側ケーシング右側の垂直壁104Bとの間には間隙が形成され、その上端面に設けられた蓋122の貫通孔内にはパイロットポンプPLPからの圧油が供給されるようになっている。前記間隙の途中におよび上方位置の垂直壁には流量調整用の絞り126、124が設けられている。絞りを通過した圧油は下方側が開口した通路120Bを通って減速装置130のケーシング130A内に潤滑油として供給される。また、油室120Aからの圧油が絞り126を介して下方ケーシング104内へ油圧モータ100用の潤滑油として供給されるようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、建設機械における上部旋回体用の油圧モータと減速装置とを結合した旋回駆動機構への潤滑油供給に関する。
斜板式ピストンモータなどの油圧モータでは回転軸は通常、2ヶ所の軸受部分を備えている。そのうち出力側から遠い方に配置され軸受部分は当該油圧モータ内部に配置される関係からその潤滑に対する種々の配慮がなされている。
例えば、潤滑油の保守及び管理上の効率を向上させ、コストダウンを図るため、油圧モータの潤滑は作動油の内部漏れによりケース内に溜められたドレンオイルにより行なわれ、歯車式減速機の潤滑はハウジング内に収容された潤滑油により行なわれるよう構成された油圧モータ減速機の潤滑装置であって、ケース内とハウジング内との間にはオイル連通路手段が設けられ、ハウジング内とオイルタンクとはドレンパイプにより接続されるよう構成したものが提案されている(特許文献1の図1参照)。
また、軸受を長寿命化させるべく強制潤滑させるようにするため、油圧モータの回転軸が弁板の貫通孔の内周部に臨む部分の外周部には、螺旋溝が形成され、回転軸を軸支する後方軸受の端面は、バルブケーシング内に設けられる油路によって、弁板の外周部付近と連通し、弁板とシリンダブロックの端面との間からは、内周側では前記螺旋溝の周囲に、外周側では油路の開口部付近にそれぞれ作動油が漏出するので回転軸がいずれか一方に回転しても、内周側に漏出する作動油または外周側に漏出する作動油が油路および後方軸受を流れ、後方軸受を強制的に潤滑する構成が提案されている(特許文献2の図1参照)。
図2は、前記後方部軸受に対する他の潤滑方式を示す(特許文献3の図1参照)。
この特許文献3の斜板式ピストンモータの内部構造を示す断面図を本願の図2として示す。同図2において、斜板式ピストンモータは後端を開口させて筒状に形成されたハウジング10と、このハウジング10の後端開口を閉塞するハウジングカバー11とを備えており、ハウジング10の内部には斜板12、ピストン14、シリンダブロック16、バルブプレート18、モータ軸23、メカニカルブレーキ機構29等が設けられている。
斜板12はその前面がボルト等によりハウジング10の内面に固定されており、この斜板12の背面にはシュー13が摺動可能に当接されている。ピストン14は、ハウジング10内に複数設けられている。また、各ピストン14は球状頭部15を有しており、この球状頭部15を介してシュー13と揺動可能に係合している。
シリンダブロック16は円柱状に形成されており、このシリンダブロック16内には、ピストン14を摺動可能に保持する複数のシリンダ室17が形成されている。バルブプレート18は環状に形成されている。また、バルブプレート18はシリンダブロック16とハウジングカバー11との間に設けられ、このバルブプレート18には、シリンダブロック16のシリンダ室17に対して圧油を給排する三日月形の圧油給排ポート19、19が設けられている。
モータ軸23はリテーナ部24を有しており、このリテーナ部24には、リターンプレート25を介してシュー13を斜板12に押圧するリング状の板ばね26が取付けられている。また、モータ軸23は斜板12の中心孔を貫通し、ハウジング10の前端部に形成されたボス部27に軸受28を介して回転可能に支持されている。さらに、モータ軸23はシリンダブロック16の前端面から延出するようにシリンダブロック16と一体に形成されている。
メカニカルブレーキ機構29はシリンダブロック16に固定された固定ブレーキ板30と、この固定ブレーキ板30に対向してシリンダブロック16の外周に設けられた可動ブレーキ板31と、この可動ブレーキ板31をシリンダブロック16の軸方向に進退駆動するブレーキピストン32と、このブレーキピストン32を介して可動ブレーキ板31を固定ブレーキ板30に押圧する複数の圧縮コイルばね33とを備えている。また、メカニカルブレーキ機構29はブレーキピストン室34を有しており、このブレーキピストン室34に圧油がブレーキ解除用油圧タイマ35から供給され、これによりブレーキピストン32および可動ブレーキ板31が圧縮コイルばね33のばね力に抗して図中右方へ後退移動すると、固定ブレーキ板30と可動ブレーキ板31との間に発生している摩擦ブレーキ力が解除されるようになっている。従って、メカニカルブレーキ機構29のブレーキピストン室34に圧油がブレーキ解除用油圧タイマ35から供給され、これにより可動ブレーキ板31およびブレーキピストン32が圧縮コイルばね33のばね力に抗して図中右方へ移動すると、モータ軸23に対するブレーキ力が解除され、シリンダブロック16およびモータ軸23が回転可能な状態となる。
ハウジングカバー11はボルト等によりハウジング10に固定されており、このハウジングカバー11には、バルブプレート18の圧油給排ポート19、19に対して圧油を給排する圧油供給ポート20、20と圧油排出ポート21、21が設けられていると共にハウジング10内でリークした作動油を外部へ排出するリーク油排出ポート22が設けられている。そして、ハウジングカバー11の前端面には、シリンダブロック16の後端面に凹設された穴部36に軸受37を介して係合する円柱状のボス部38が突設されている。
圧油供給ポート20,20および圧油排出ポート21、21はバルブプレート18に向かって開口する大径孔部と、この大径孔部の後端に連設された小径孔部とから形成されており、各ポート20、21の大径孔部には、リング状のブッシュ44が摺動可能に設けられていると共にブッシュ44をバルブプレート18の背面に当接させる弾性体、好ましくは皿ばね等のばね45が設けられている。
各ブッシュ44はその前端面をハウジングカバー11の前端面から僅かに突出させて前記大径部に設けられており、従ってハウジングカバー11とバルブプレート18との間には油を通流させるための隙間が形成されている。
また、ハウジングカバー11には前述した穴部36とボス部38との間隙部39に作動油を導入する作動油導入手段としての作動油導入孔40が設けられている。この作動油導入孔40は作動油供給管路41および絞り43を介してブレーキ解除用油圧タイマ35に連通しており、従って作動油導入孔40にはブレーキ解除用油圧タイマ35に供給された作動油が絞り43および作動油供給管路41を介して常時供給されるようになっている。
このように構成される斜板式ピストンモータでは、ブレーキ解除用油圧タイマ35から分岐され、絞り43により減圧された後、作動油供給管路41に供給された作動油が作動油導入孔40を介して間隙部39に導入されると、間隙部39内の油が間隙部39に導入された作動油と共に軸受37内を流れ、さらにハウジングカバー11とバルブプレート18との間を通流した後、ハウジングカバー11のリーク油排出ポート22から外部に排出される。
従って、軸受37の潤滑に供される油が間隙部39内で滞留して高速運転時に高温となることがないので、軸受37の摺動面に形成される油膜の厚さを適正な厚さに保つことが可能となり、これにより軸受37の摩耗を抑制することができる。また、軸受37の潤滑に供される油が間隙部39内で滞留せず、常にリーク油排出ポート22より外部に排出されるため、コンタミ等の異物によって軸受37の摺動面が損傷したりすることを抑制できる。このようにして軸受37の耐久性を向上させることができる。さらに、メカニカルブレーキ機構29のブレーキ力を油圧力により解除する油圧タイマ35への供給油の一部を作動油導入孔40より間隙部39に供給しているため、作動油導入孔40に作動油を供給するための油圧ポンプ等を新たに設けることなく軸受37の摺動面に形成される油膜の厚さを適正な厚さに保つことができるよう構成するものである。
しかしながら、上記の特許文献1は減速機を備えた油圧モータであり、油圧モータ側と減速機側のケーシング内の油を循環させるものである。また、上記の特許文献2では螺旋溝を回転軸部に形成し軸の回転に伴うポンプ作用を利用してケーシング内の油を後方軸受部へ供給するものである。これら特許文献1、2では共にケーシング内の油を潤滑油として利用するものであり、潤滑油の油温が上昇するとともに、ケーシング内部におけるポンプ作用を必要とする。
また、上記の特許文献3は、ケーシング内でポンプ作用は必要としないが、前記のようにブレーキ用の圧油(通常、パイロット圧源を利用し、4MPa程度)を導入しているため、軸受部への供給圧油としては圧力が高すぎるという問題がある。また、ブレーキ装置を備えていない油圧モータでは採用できない。
特開平8−312521 発明の名称「油圧モータ減速機の潤滑装置」 特開平9−184472 発明の名称「油圧モータの軸受強制潤滑構造」 特開2002−39047 発明の名称「斜板式ピストンモータ」
本発明者は、建設機械の旋回駆動機構を構成する油圧モータおよび減速装置における潤滑油の供給に関して前記特許文献1、2、3の問題点を鋭意検討した結果、パイロットポンプからの圧油を利用すると共に、パイロットポンプ圧を絞りを介して適正な圧力とし、且つ油圧モータと減速装置に対し別々に圧油を供給・排出することで前記問題点は基本的に解決できることを突き止めた。
従って、本発明の目的は、油圧モータ自体にブレーキ装置を装備するかしないかに関係せずに油圧モータおよび減速装置内部に適正な圧油を潤滑油として供給する建設機械における旋回駆動機構の潤滑方法および装置を提供することにある。
上記の目的を達成するための、本発明による建設機械における旋回駆動機構の潤滑方法は、パイロットバルブを介してパイロットポンプの吐出圧油から生成されるパイロット操作圧信号により操作される切換弁を介してメインポンプからの圧油を上部旋回体駆動用の油圧モータに供給し、該油圧モータの回転出力は油圧モータの下方に配置された減速機を介して前記上部旋回体を駆動するようにした建設機械における旋回駆動機構の潤滑方法であって、前記パイロットポンプの吐出圧油を、前記油圧モータを構成するモータハウジングとモータケースとの間に形成された油室に導き、前記油室に導かれたパイロットポンプの吐出圧油を前記モータケース内へ第1流量調整手段を介して流入させ、さらに、前記油室に導かれたパイロットポンプの吐出圧油を前記モータハウジングに一体的に構成された通路を介して前記油圧モータの下部に位置する減速機ケース内へ第2流量調整手段を介して流入させると共に、前記油圧モータのモータケース内に流入した圧油と前記減速機ケース内に流入した圧油とを個別に外部へ排出させるようにしたことを特徴とする。
また、上記の目的を達成するための、本発明による建設機械における旋回駆動機構の潤滑装置は、パイロットバルブを介してパイロットポンプの吐出圧油から生成されるパイロット操作圧信号により操作される切換弁を介してメインポンプからの圧油を上部旋回体駆動用の油圧モータに供給し、該油圧モータの回転出力は油圧モータ下方に配置された減速機を介して前記上部旋回体を駆動するようにした建設機械における旋回駆動機構の潤滑装置であって、前記油圧モータを構成するモータハウジングとモータケースとの間に形成され前記パイロットポンプの吐出圧油が導かれる油室と、前記油室に導かれたパイロットポンプの吐出圧油を前記モータケース内へ流入させる第1流量調整手段と、さらに、前記油室に導かれたパイロットポンプの吐出圧油を前記モータハウジングに一体的に構成された通路を介して前記油圧モータの下部に位置する減速機のケース内へ流入させる第2流量調整手段と、前記油圧モータのモータケースに流入した圧油と前記減速機のケースに流入した圧油とを個別に外部へ排出させるべくそれぞれのケースに設けられた排出口と、を備えたことを特徴とする。
その場合、前記第1流量調整手段および第2流量調整手段は共に絞りで構成することができる。
またその場合、前記第1および/または第2流量調整手段は圧力補償流量制御弁で構成することができる。
さらにその場合、前記油圧モータは斜板式油圧モータであり、該油圧モータのピストンの最大ストロークとなる斜板位置に前記排出口を設けることができる。
本発明によれば、建設機械の油圧系の中でも最も温度の低い油圧タンクの作動油を、旋回駆動装置の潤滑用として利用し、しかも、モータ部分と減速機部分を個別に冷却することが出来るので、各々の動力伝達都分を十分冷却でき、装置の信頼性を大幅に向上させることが出来る。また、メイン油圧ポンプからの配管は油圧モータ部分のみでよく、全体を簡素化できる。更には油圧モータと減速機を潤滑冷却した作動油は個別に排出するので減速機内での歯車のかみ合いに伴う微細な異物の拡散が無く又、減速機、油圧モータを個別にメンテナンスすることが出来、装置の保守管理が容易になる。
以下、本発明の実施の形態に基づく1実施例について添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明による建設機械における旋回駆動機構の軸方向の縦断面を示す。同図1において、参照符号100は、油圧モータである斜板式ピストンモータであって、中央には出力回転軸102が下方側ケース104に設けられ、同出力回転軸102は、その一旦側、すなわち下方の出力側においてオイルシール106を介し軸受108により下方側ケーシング104内部に支持されている。前記出力回転軸102の上端側は径太に形成され、その円周方向に複数のピストン110が配置されている。参照符号112は斜板である。
前記出力回転軸102の上端側径太の中央部には凹部114が形成されており、同凹部114に、上端側の上方側ケーシング104Aの中心凸部116が嵌まり込んでいる。この凸部116の外周面と前記凹部114の内周面の間に出力回転軸102の上方側軸受であるニードルベアリング116Aが取付けられている。
参照符号120は、上方側ケーシング104と一体的に形成されたハウジングであって、同ハウジング120の垂直壁120Aと上方側ケーシング104右側の垂直壁104Bとの間には間隙が形成されている。参照符号122は、前記間隙の上端面に設けられた貫通孔を有する蓋であって、パイロットポンプPLPからの圧油がラインL1から分岐したラインL2を介して前記貫通孔内へ供給されるようになっている。参照符号124は前記間隙の途中に設けられた流量調整用の絞りである。
また、絞り124よりも上方位置の垂直壁104Bにはもう一つの絞り126が設けられている。絞り124を通過した圧油は太い矢視で示されるように、下方側が開口した通路120Bを通って減速装置130のケーシング130A内に潤滑油として供給されるようになっている。また、蓋122および絞り124で囲まれた間隙部分に相当する油室120Aからの圧油が絞り126を介して下方ケーシング104内へ油圧モータ100用の潤滑油として供給されるようになっている。参照符号128は、油圧モータ100の下方ケーシング104内の潤滑油を排出する排出口であって、図示のように、ピストン110が最大ストロークとなる傾斜状態の斜板112近傍に設けられている。
ハウジング120の下端面にはリング状の内歯車134を介して減速装置130のケーシング130Aがボルト136およびピン138により締結されている。
参照符号132は、減速装置130側の回転軸であって、油圧モータ100側の出力回転軸102と同軸上に配置されており、その下端部には図示しない上部旋回体に回転力を伝える歯車132Aが取り付けられている。回転軸132の中間部は、ケーシング130Aに取り付けられた大小一対のテーパコロ軸受150、152により支持されている。なお参照符号154はシール部材である。油圧モータ100側の出力回転軸102の回転は減速機構を介して回転軸132へ伝達される。この減速機構は、出力回転軸102に取り付けられた歯車140Aおよび前記内歯車134とかみ合う遊星歯車140と、回転軸132上端部に形成された歯車156とかみ合うもう一つの遊星歯車142との2段遊星機構により大きな減速比を得られるようになっている。
参照符号144は、減速装置130側の潤滑油の排出口である。参照符号146はフィルタであって、前記遊星歯車機構での各歯車のかみ合いにより発生する微細な異物を吸着する。
上述した構成になる旋回体駆動機構では、パイロットポンプPLPから供給される圧油は、油室120Aからそれぞれ絞り124、126を介して減速装置側および油圧モータ100側のケーシング内に供給され、その排出口144、128から別々に排出されるようになっているので、潤滑油として混合することがない。
また、潤滑油は油圧タンクから吸い上げられ供給されるので、その温度は比較的低く、したがって、油圧モータ内部や減速機構内部の油温上昇を抑制する効果がある。
以上、本発明の好適な実施形態の1実施例について説明したが、本発明は図1で例示したものに限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、絞り124、126に代えて圧力補償流量制御弁を用いることができる。
本発明による建設機械における旋回駆動機構の軸方向の縦断面である。 斜板式ピストンモータにおける後方部軸受に対する従来の潤滑方式を示す図である。
符号の説明
100 油圧モータ(斜板式ピストンモータ)
102 出力回転軸
104 下方側ケーシング
104A 上方側ケーシング
106、154 シール部材
112 斜板
120 ハウジング
120A 油室
120B 通路
122 蓋
124、126 絞り
128、144 排出口
130 減速装置
130A ケーシング
132 回転軸
140、142 遊星歯車

Claims (5)

  1. パイロットバルブを介してパイロットポンプの吐出圧油から生成されるパイロット操作圧信号により操作される切換弁を介してメインポンプからの圧油を上部旋回体駆動用の油圧モータに供給し、該油圧モータの回転出力は油圧モータの下方に配置された減速機を介して前記上部旋回体を駆動するようにした建設機械における旋回駆動機構の潤滑方法であって、
    前記パイロットポンプの吐出圧油を、前記油圧モータを構成するモータハウジングとモータケースとの間に形成された油室に導き、
    前記油室に導かれたパイロットポンプの吐出圧油を前記モータケース内へ第1流量調整手段を介して流入させ、
    さらに、前記油室に導かれたパイロットポンプの吐出圧油を前記モータハウジングに一体的に構成された通路を介して前記油圧モータの下部に位置する減速機ケース内へ第2流量調整手段を介して流入させると共に、
    前記油圧モータのモータケース内に流入した圧油と前記減速機ケース内に流入した圧油とを個別に外部へ排出させるようにしたことを特徴とする建設機械における旋回駆動機構の潤滑方法。
  2. パイロットバルブを介してパイロットポンプの吐出圧油から生成されるパイロット操作圧信号により操作される切換弁を介してメインポンプからの圧油を上部旋回体駆動用の油圧モータに供給し、該油圧モータの回転出力は油圧モータ下方に配置された減速機を介して前記上部旋回体を駆動するようにした建設機械における旋回駆動機構の潤滑装置であって、
    前記油圧モータを構成するモータハウジングとモータケースとの間に形成され前記パイロットポンプの吐出圧油が導かれる油室と、
    前記油室に導かれたパイロットポンプの吐出圧油を前記モータケース内へ流入させる第1流量調整手段と、
    さらに、前記油室に導かれたパイロットポンプの吐出圧油を前記モータハウジングに一体的に構成された通路を介して前記油圧モータの下部に位置する減速機のケース内へ流入させる第2流量調整手段と、
    前記油圧モータのモータケースに流入した圧油と前記減速機のケースに流入した圧油とを個別に外部へ排出させるべくそれぞれのケースに設けられた排出口と、
    を備えたことを特徴とする建設機械における旋回駆動機構の潤滑装置。
  3. 前記第1流量調整手段および第2流量調整手段は共に絞りである請求項2記載の建設機械における旋回駆動機構の潤滑装置。
  4. 前記第1および/または第2流量調整手段は圧力補償流量制御弁である請求項2記載の建設機械における旋回駆動機構の潤滑装置。
  5. 前記油圧モータは斜板式油圧モータであり、該油圧モータのピストンの最大ストロークとなる斜板位置に前記排出口を設けた請求項2乃至4のいずれか1項に記載された建設機械における旋回駆動機構の潤滑装置。
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