JP2009012616A - 建設機械の盗難防止装置 - Google Patents

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沢哉 野村
Katsuyoshi Nasu
且良 那須
Tatsuo Takishita
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Abstract

【課題】建設機械のロック解除の数を切り替えることができ、状況に応じたセキュリティ度を得ることができる建設機械の盗難防止装置を提供する。
【解決手段】テンキー入力装置32で入力した暗証番号が一致するかどうかを判定し、一致すると判定した場合にリレー41の接点41bを閉じ状態に切り換えるコントローラ40と、アンテナ43を介しトランスポンダ42から受信した暗証番号が一致するかどうかを判定し、一致すると判定した場合にリレー45の接点45bを閉じ状態に切り換えるコントローラ44とを備えた建設機械の盗難防止装置であって、スタータ46の駆動回路51におけるリレー41の接点41bとリレー45の接点45bとを直列接続又は並列接続に切り替え可能な接続切替手段(例えば接続切替用ポート48A,48B、並列接続用ブロック49A,49B、直列接続用ブロック50A,50B、及び直列接続用予備配線51)を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば油圧ショベル等の建設機械の盗難装置に関する。
建設機械の盗難防止装置は、これまで種々の技術が提唱されている。その一例として、建設機械に設けられ暗証番号を入力可能なテンキー入力装置と、このテンキー入力装置で入力した暗証番号が内部メモリに予め記憶された暗証番号と一致するかどうかを判定し、一致すると判定した場合にスタータ制御リレーを駆動する解錠制御装置と、スタータ制御リレーの接点及びキースイッチスタートリレーの接点を介しバッテリに接続されたエンジン起動用のスタータとを備えた構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。そして、例えばテンキー入力装置で入力した暗証番号が解錠制御装置に予め記憶された暗証番号と一致した場合、スタータ制御リレーの接点が閉じ状態となり、その後、キースイッチの操作によりキースイッチスタートリレーの接点が閉じ状態となることで、スタータが通電されエンジンを起動するようになっている。一方、例えば暗証番号が一致しない場合、スタータ制御リレーの接点が開き状態となり、エンジン起動を不能(ロック状態)として盗難防止を図るようになっている。
また、盗難防止装置の他の例として、エンジンキーに内蔵され暗証番号(IDコード)が記憶されたトランスポンダと、キーシリンダに設けられたアンテナと、アンテナを介しトランスポンダに記憶された暗証番号を受信し、この受信した暗証番号が内部メモリに予め記憶された暗証番号と一致するかどうかを判定し、一致すると判定した場合にスタータスイッチを駆動するイモビライザ制御部と、スタータスイッチの接点及びメインスイッチの接点を介しバッテリに接続されたエンジン起動用のスタータとを備えた構成が開示されている(例えば、特許文献2参照)。そして、例えばトランスポンダから受信した暗証番号がイモビライザ制御部に予め記憶された暗証番号と一致した場合、スタータスイッチの接点が閉じ状態となり、その後、メインスイッチの操作によりメインスイッチの接点を閉じ状態とすることで、スタータが通電されエンジンを起動するようになっている。一方、例えば暗証番号が一致しない場合、スタータスイッチの接点が開き状態となり、エンジン起動を不能(ロック状態)として盗難防止を図るようになっている。
特開平8−318821号公報(図1参照) 特開2007−90908号公報(図3参照)
建設機械の盗難防止の強化を目的とし、上述のテンキー入力装置を備えた盗難防止装置と上述のトランスポンダを備えた盗難防止装置とを共に搭載させることがある。詳しく説明すると、例えば、テンキー入力装置で入力した暗証番号が一致する場合に閉じ状態に切り換えられる接点、アンテナを介しトランスポンダから受信した暗証番号が一致する場合に閉じ状態に切り換えられる接点、及びキースイッチ(メインスイッチ)の操作に応じて閉じ状態に切り換えられる接点を直列接続して、さらにスタータ等に接続するような構成とする。これにより、建設機械を二重にロックしてセキュリティ度を高めることができ、特に、例えば屋外の作業現場等で夜間放置する場合等に有益となる。しかしながら、建設機械の管理状況や作業状況によっては、建設機械を二重にロックする必要がなく、むしろ二重のロック状態を解除するための手間が煩わしく、不便に感じる場合がある。具体的には、例えばレンタル会社等から委託された運送業者が建設機械を運送する場合や、作業現場で建設機械の運転と停止を頻繁に繰り返すような場合等が想定される。
本発明の目的は、建設機械のロック解除の数を切り替えることができ、状況に応じたセキュリティ度を得ることができる建設機械の盗難防止装置を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、建設機械に設けられ暗証番号を入力可能な入力装置と、前記入力装置で入力した暗証番号が予め記憶された第1の暗証番号に一致するかどうかを判定し、一致すると判定した場合に第1の接点を閉じ状態に切り換える第1のロック解除制御手段と、暗証番号が記憶された携帯可能なトランスポンダと、アンテナを介し前記トランスポンダに記憶された暗証番号を受信し、この受信した暗証番号が予め記憶された第2の暗証番号に一致するかどうかを判定し、一致すると判定した場合に第2の接点を閉じ状態に切り換える第2のロック解除制御手段とを備えた建設機械の盗難防止装置であって、前記第1の接点と前記第2の接点とを並列接続又は直列接続に切り替え可能な接続切替手段と、前記接続切替手段で並列接続に切り替えた場合は、前記第1の接点及び前記第2の接点のうちのいずれか一方を介した電気信号によって前記駆動装置を駆動し、前記接続切替手段で直列接続に切り替えた場合は、前記第1の接点及び前記第2の接点を介した電気信号によって駆動装置を駆動する駆動回路とを備える。
本発明においては、例えば接続切替手段で第1の接点と第2の接点とを並列接続に切り替えた場合は、入力装置によって暗証番号を入力するか、若しくはトランスポンダによって暗証番号を送信することにより、建設機械のロック状態を解除することができる。すなわち、建設機械のロック解除の数が1つとなるので、運転者の負担を軽減することができる。一方、例えば接続切替手段で第1の接点と第2の接点とを直列接続に切り替えた場合は、入力装置によって暗証番号を入力するともに、トランスポンダによって暗証番号を送信することにより、建設機械のロック状態を解除することができる。すなわち、建設機械のロック解除の数が2つとなり、セキュリティ度を高めることができる。したがって、本発明においては、建設機械のロック解除の数を切り替えることができ、状況に応じたセキュリティ度を得ることができる。
(2)上記(1)において、好ましくは、前記接続切替手段は、電源に接続された端子、前記駆動装置に接続された端子、前記第1の接点の一方側端子及び他方側端子にそれぞれ接続された端子、並びに前記第2の接点の一方側端子及び他方側端子にそれぞれ接続された端子を有する接続切替用ポートと、前記接続切替用ポートに着脱可能とし、前記第1の接点と前記第2の接点とを並列接続させる回路を有する並列接続用ブロックと、前記接続切替用ポートに着脱可能とし、前記第1の接点と前記第2の接点とを直列接続させる回路を有する直列接続用ブロックとを備え、前記接続切替用ポートに前記並列接続用ブロック又は前記直列接続用ブロックを取り付けることにより、前記第1の接点と前記第2の接点とを並列接続又は直列接続に切り替える。
(3)上記(1)において、好ましくは、前記接続切替手段は、電源に接続された端子、前記第1の接点の一方側端子に接続された端子、前記第2の接点の一方側端子に接続された端子、及び直列接続用予備配線の一方側に接続された端子を有する第1の接続切替用ポートと、前記駆動装置に接続された端子、前記第1の接点の他方側端子に接続された端子、前記第2の接点の他方側端子に接続された端子、及び直列接続用予備配線の他方側に接続された端子を有する第2の接続切替用ポートと、前記第1及び第2の接続切替用ポートにそれぞれ着脱可能とし、前記第1の接点と前記第2の接点とを並列接続させる回路を有する一組の並列接続用ブロックと、前記第1及び第2の接続切替用ポートにそれぞれ着脱可能とし、前記第1の接点と前記第2の接点とを直列接続させる回路を有する一組の直列接続用ブロックとを備え、前記第1及び第2の接続切替用ポートに前記並列接続用ブロック又は前記直列接続用ブロックを取り付けることにより、前記第1の接点と前記第2の接点とを並列接続又は直列接続に切り替える。
(4)上記(1)〜(3)のいずれか1つにおいて、好ましくは、前記駆動装置は、原動機を起動する起動装置及び油圧系統に設けた開閉弁のうちの少なくとも一方である。
本発明によれば、建設機械のロック解除の数を切り替えることができ、状況に応じたセキュリティ度を得ることができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の建設機械の盗難防止装置の第1の実施形態が適用された小型の油圧ショベルの全体構造を表す側面図である。また、図2は、この油圧ショベルの運転席廻りの詳細構造を表す斜視図である。なお、以降、油圧ショベルが図1に示す状態にて操作者が運転席に着座した場合における操作者の前側(図1中左側)、後側(図1中右側)、左側(図1中紙面に向かって手前側)、右側(図1中紙面に向かって奥側)を、単に前側、後側、左側、右側と称する。
これら図1及び図2において、油圧ショベルは、左右の履帯(クローラ)1を備えた下部走行体2と、この下部走行体2の上部に旋回可能に搭載された上部旋回体3と、この上部旋回体3の基礎下部構造をなす旋回フレーム4に垂直ピン(図示せず)を中心にして水平方向に回動可能に取り付けられたスイングポスト5と、このスイングポスト5に上下方向に回動可能に(俯仰可能に)取り付けられた多関節型のフロント作業機6と、旋回フレーム4上に設けられたいわゆるキャノピータイプの運転室7と、旋回フレーム4上の運転室7以外の大部分を覆う上部カバー8とを備えている。
下部走行体2は、略H字形状のトラックフレーム9と、このトラックフレーム9の左右両側の後端近傍に回転自在に支持された左右の駆動輪10と、これら左右の駆動輪10をそれぞれ駆動する左右の走行用油圧モータ11と、トラックフレーム9の左右両側の前端近傍に回転自在に支持され、履帯1を介し駆動輪10の駆動力でそれぞれ回転される左右の従動輪(アイドラ)12と、トラックフレーム9の前方側に上下動可能に設けられ、ブレード用油圧シリンダ13により上下動する排土用のブレード14とを備えている。また下部走行体2の中央部には旋回台軸受(旋回輪)15が配置され、この旋回輪15の中心近傍に、下部走行体2に対し旋回フレーム4を旋回させる旋回用油圧モータ(図示せず)が内蔵されている。
スイングポスト5は、垂直ピン(図示せず)を介し旋回フレーム4に対し水平に回動可能となっている。また、スイングポスト5は、旋回フレーム4に設けられたスイング用油圧シリンダ16に、連結ピン(図示せず)を介して連結されており、スイング用油圧シリンダ16の伸縮でスイングポスト5全体が鉛直方向の軸心まわりに回動することによって、フロント作業機6が左右にスイングするようになっている。
フロント作業機6は、スイングポスト5に回動可能に連結されたブーム17と、このブーム17の先端部に回動可能に結合されたアーム18と、このアーム18の先端部に回動可能に結合されたバケット19とを備えている。そして、ブーム17、アーム18、及びバケット19は、それぞれブーム用油圧シリンダ20、アーム用油圧シリンダ21、及びバケット用油圧シリンダ22により動作するようになっている。
運転室7は、旋回フレーム4上の左側に設けられており、操作者が着座する座席(運転席)23と、この座席23の上方に設けられたルーフ24と、このルーフ24を支持する支柱25とを有している。
座席23の前方側(図2中左下側)には、左右の走行用油圧モータ11をそれぞれ駆動し油圧ショベルの前進又は後進走行等をさせるための手でも足でも操作可能な左右の走行用操作レバー26L,26Rが設けられている。左走行用操作レバー26Lのさらに左側(図2中右下側)足元部分には、オプション用油圧アクチュエータ(例えばブレーカ用油圧モータ)を駆動するためのオプション用操作ペダル27Lが設けられている。右走行用操作レバー26Rのさらに右側(図2中左上側)足元部分には、スイング用油圧シリンダ16を駆動しスイングポスト5(言い換えればフロント作業機6全体)を左右にスイングさせるためのスイング用操作ペダル27Rが設けられている。
座席23の左側には、左側又は右側に操作することで上記旋回用油圧モータを駆動し上部旋回体3を左側又は右側に旋回させるとともに前側又は後側に操作することでアーム用油圧シリンダ21を駆動しアーム18をダンプ又はクラウドさせる十字操作式の左手動操作レバー28Lが設けられている。また、左手動操作レバー28Lの下方側には、パイロットポンプ29(後述の図3参照)等の油圧源からの元圧を遮断可能な誤操作防止用のロックレバー30が設けられている。
座席23の右側には、左側又は右側に操作することでバケット用油圧シリンダ22を駆動しバケット19をクラウド又はダンプさせるとともに前側又は後側に操作することでブーム用油圧シリンダ20を駆動しブーム17を下げ又は上げる十字操作式の右手動操作レバー28Rと、キースイッチ31やテンキー入力装置32等を備えたコンソールとが設けられている。なお、キースイッチ31は、詳細を図示しないが、キーシリンダ及びこのキーシリンダに挿入可能なエンジンキーで構成されており、OFF位置、ON位置、又はスタート位置に回転操作可能としている。
上部カバー8の内部には、エンジン33(後述の図3参照)、このエンジン33により駆動される油圧ポンプ34(後述の図3参照せず)、この油圧ポンプ34の圧油源となる作動油タンク35(後述の図4参照)等の機器が収納されている。
上述した左右の履帯1、上部旋回体3、スイングポスト5、ブレード14、ブーム17、アーム18、及びバケット19は、油圧ショベルに備えられた油圧駆動装置(油圧系統)により駆動される被駆動部材を構成している。図3は、この油圧駆動装置のうちブーム17に係わる要部構成を例にとって表す油圧回路図である。
この図3において、上記エンジン(原動機)33と、このエンジン33により駆動される例えば可変容量型の上記油圧ポンプ34と、エンジン33により駆動される例えば固定容量型の上記パイロットポンプ29と、これらポンプ34,29の圧油源となる上記作動油タンク35と、油圧ポンプ34からの吐出圧油によって駆動される上記ブーム用油圧シリンダ20と、油圧ポンプ34からブーム用油圧シリンダ20への圧油の流れを制御する油圧パイロット式のブーム用コントロールバルブ36と、ブーム17等の動作を指示する上記右手動操作レバー28Rを備えた油圧パイロット方式の操作レバー装置37と、上記ロックレバー30を備えたロックレバー装置38と、パイロットポンプ29からの元圧を遮断可能とするロックバルブ39(開閉弁)とが設けられている。
ロックバルブ39は、パイロットポンプ29と操作レバー装置(図3では操作レバー装置37)との間の油圧管路に設けられ、ロックレバー30の操作により油圧管路を連通・遮断可能とするものである。すなわち、ロックレバー30を下降位置(下げた状態)に引き下げると、ロックレバー装置38の接点が閉じ状態となり、ロックレバー装置38からの操作信号がロックバルブ39のソレノイド駆動部39aに入力されて、ロックバルブ39が図3中左側に示す連通位置に切換えられる。これにより、パイロットポンプ29からの元圧(1次パイロット圧)が操作レバー装置37等へ導かれるようになっている。一方、ロックレバー30を上昇位置(上げた状態)に引き上げると、ロックレバー装置38の接点が開き状態となり、ロックバルブ39がバネ39bの付勢力で図3中右側に示す遮断位置に切換えられ、1次パイロット圧が遮断されるようになっている。
操作レバー装置37は、上記右手動操作レバー27Lと、その操作量に応じてパイロットポンプ29からの1次パイロット圧を減圧した操作パイロット圧(2次パイロット圧)を出力する一対の減圧弁37a,37bとを備えている。そして、操作レバー装置37の操作レバー28Rを図4中矢印A側(又はその反対側、以下かっこ内対応関係同じ)に操作すると、その操作量に応じて減圧弁37a(又は減圧弁37b)で生成した操作パイロット圧をブーム用コントロールバルブ36のパイロット操作部36a(又は36b)へ出力し、これによってコントロールバルブ36を切換えるようになっている。
図4及び図5は、本発明の建設機械の盗難防止装置の第1の実施形態の構成を表す電気回路図であり、図4は、接続切替用ポートに並列接続用ブロックを取り付けた場合を示し、図5は、接続切替用ポートに直列接続用ブロックを取り付けた場合を示す。また、図6は、接続切替用ポートの取付位置を表す運転席下部の斜視図である。
これら図4〜図6において、第1の盗難防止機能として、暗証番号を入力可能な上記テンキー入力装置32と、所定の演算処理を行い、テンキー入力装置32で入力された暗証番号が内部メモリ等に予め設定記憶された暗証番号に一致するかどうかを判定するコントローラ40とが設けられている。コントローラ40は、暗証番号が一致すると判定した場合に、リレー41のコイル41aを励磁させて接点41bを閉じ状態に切り替えるようになっている。
また、第2の盗難防止機能として、例えばエンジンキーに係着され、暗証番号が記憶されたタグ型のトランスポンダ42と、例えばキーシリンダ近傍に設けられたアンテナ43と、このアンテナ43を介しトランスポンダ42に暗証番号を要求する指令信号を送信し、その後、アンテナ43を介しトランスポンダ42からの暗証番号を受信し、これに対し所定の演算処理を行い、受信した暗証番号が内部メモリ等に記憶された暗証番号に一致するかどうかを判定するコントローラ44とが設けられている。コントローラ44は、暗証番号が一致すると判定した場合に、リレー45のコイル45aを励磁させて接点45bを閉じ状態に切り替えるようになっている。
そして、エンジン33を起動するスタータ46(起動装置)を駆動させる駆動回路47が設けられており、この駆動回路47は、キースイッチ31(詳細には、スタート位置に操作されて閉じ状態に切り換わる接点)と、リレー41の接点41a及びリレー45の接点45aと、接続切替用ポート48A,48Bと、これら接続切替用ポート48A,48Bに着脱可能な並列接続用ブロック49A,49B又は直列接続用ブロック50A,50Bと、直列接続用予備配線51とで構成されている。
バッテリ側の接続切替用ポート48Aは、キースイッチ31を介しバッテリ(図示せず)に接続された端子52aと、リレー41の接点41bの一方側(図4及び図5中左側)端子に接続された端子52bと、リレー45の接点45bの一方側(図4及び図5中左側)端子に接続された端子52cと、直列接続用予備配線51の一方側(図4及び図5中左側)に接続された端子52dとを有している。スタータ側の接続切替用ポート48Bは、スタータ46に接続された端子53aと、リレー41の接点41bの他方側(図4及び図5中右側)端子に接続された端子53bと、リレー45の接点45bの他方側(図4及び図5中右側)端子に接続された端子53cと、直列接続用予備配線51の他方側(図4及び図5中右側)に接続された端子53dとを有している。なお、接続切替用ポート48A,48Bは、ソケットとして一体的に構成されて運転席23下側のシートベース54内に取り付けられており、運転者は、シートベース54の前部に設けられた開閉カバー55を開けた状態で、並列接続用ブロック49A,49B又は直列接続用ブロック50A,50Bの着脱が行えるようになっている。
図4に示すように、並列接続用ブロック49Aは、接続切替用ポート48Aの端子52a〜52cを互いに接続する回路を有し、並列接続用ブロック49Bは、接続切替用ポート48Bの端子53a〜53cを互いに接続する回路を有している。そして、例えば並列接続用ブロック49A,49Bが接続切替用ポート48A,48Bに取り付けられた場合、リレー41の接点41bとリレー45の接点45bとを並列接続するようになっている。なお、本実施形態では、並列接続用ブロック49A,49Bは同じ部品である。
図5に示すように、直列接続用ブロック50Aは、接続切替用ポート48Aの端子52a,52cを互いに接続しかつ端子52b,52dを互いに接続する回路を有し、直列接続用ブロック50Bは、接続切替用ポート48Bの端子53a,53bを互いに接続しかつ端子53c,53dを互いに接続する回路を有している。そして、例えば直列接続用ブロック50A,50Bが接続切替用ポート48A,48Bに取り付けられた場合、リレー41の接点41bとリレー45の接点45bとを直列接続するようになっている。なお、本実施形態では、直列接続用ブロック50A,50Bは同じ部品である。
なお、上記において、リレー41の接点41bは、特許請求の範囲の第1の接点を構成し、コントローラ40は、特許請求の範囲記載の入力装置で入力した暗証番号が予め記憶された第1の暗証番号に一致するかどうかを判定し、一致すると判定した場合に第1の接点を閉じ状態に切り換える第1のロック解除制御手段を構成する。また、リレー45の接点45bは、第2の接点を構成し、コントローラ44は、アンテナを介しトランスポンダに記憶された暗証番号を受信し、この受信した暗証番号が予め記憶された第2の暗証番号に一致するかどうかを判定し、一致すると判定した場合に第2の接点を閉じ状態に切り換える第2のロック解除制御手段を構成する。また、接続切替用ポート48A,48B、並列接続用ブロック49A,49B、直列接続用ブロック50A,50B、及び直列接続用予備配線51は、第1の接点と第2の接点とを並列接続又は直列接続に切り替え可能な接続切替手段を構成する。
次に、本実施形態の動作及び作用効果を説明する。
例えばレンタル会社が運送業者を手配して油圧ショベルを運送させる場合、接続切替用ポート48A,48Bに並列接続用ブロック49A,49Bを取り付ける。その後、レンタル会社は、例えば、トランスポンダ42が係着されていないエンジンキーを運送業者に貸すとともに、コントローラ40に予め設定記憶された暗証番号(言い換えれば、テンキー入力装置32による暗証番号)を運送業者に知らせる。そして、例えば運送業者が油圧ショベルを起動させることを意図して、キースイッチ31をON位置に操作するとともにテンキー入力装置32で暗証番号を入力すると、その暗証番号が一致するかどうかをコントローラ40が判定し、暗証番号が一致すると、リレー41の接点41bが閉じ状態に切り替えられる。その後、キースイッチ31をスタート位置に操作すると、キースイッチ31の接点及びリレー41の接点41bを介しスタータ46が通電されて駆動し、エンジン33が起動する。一方、例えばテンキー入力装置32で入力する暗証番号が一致しないか、対応するトランスポンダ42がなければ、リレー41の接点41b及びリレー45の接点45bが開き状態となるため、エンジン33が起動不能となり、油圧ショベルの盗難防止を図ることができる。このようにして、油圧ショベルの盗難防止を図りつつも、油圧ショベルのロック解除の数が1つとなり、例えばトランスポンダ42が不要となるので、トランスポンダ42の紛失を防止するとともに運送業者の負担を軽減することができる。
そして、油圧 ショベルが作業現場等に運送された後、接続切替用ポート48A,48Bに直列接続用ブロック50A,50Bを取り付ける。また、レンタル会社は、トランスポンダ42が係着されたエンジンキーを顧客に渡すとともに、コントローラ40に予め設定記憶された暗証番号を顧客に知らせる(実際には、暗証番号の設定変更を顧客に促す)。そして、例えば顧客が油圧ショベルを起動させることを意図して、キースイッチ41をON位置に操作するとともにトランスポンダ42をアンテナ43に近づけさせると、アンテナ43を介しトランスポンダ42から受信した暗証番号が一致するかどうかをコントローラ44が判定し、暗証番号が一致すると、リレー45の接点45bが閉じ状態に切り換えられる。また、テンキー入力装置32で暗証番号を入力すると、暗証番号が一致するかどうかをコントローラ40が判定し、暗証番号が一致すると、リレー41の接点41bが閉じ状態に切り替えられる。その後、キースイッチ31をスタート位置に操作すると、キースイッチ31の接点、リレー41の接点41b、及びリレー45の接点45bを介しスタータ46が通電されて駆動し、エンジン33が起動する。一方、例えばテンキー入力装置32で入力する暗証番号が一致しないか、若しくは対応するトランスポンダ42がなければ、リレー41の接点41b及びリレー45の接点45bのうちの少なくとも一方が開き状態となるため、エンジン33が起動不能となり、油圧ショベルの盗難防止を図ることができる。すなわち、油圧ショベルのロック解除の数が2つとなり、セキュリティ度を高めることができる。
また、例えば日中、作業現場で油圧ショベルの運転と中止を頻繁に繰り返すような場合、接続切替用ポート48A,48Bに並列接続用ブロック49A,49Bを取り付けるようにしてもよい。このような場合、例えば、作業者が油圧ショベルを起動させることを意図して、キースイッチ41をON位置に操作するとともにトランスポンダ42をアンテナ43に近づけさせると、アンテナ43を介しトランスポンダ42から受信した暗証番号が一致するかどうかをコントローラ44が判定し、暗証番号が一致すると、リレー45の接点45bが閉じ状態に切り換えられる。その後、キースイッチ31をスタート位置に操作すると、キースイッチ31の接点及びリレー45の接点45bを介しスタータ46が通電されて駆動し、エンジン33が起動する。一方、例えばテンキー入力装置32で入力する暗証番号が一致しないか、対応するトランスポンダ42がなければ、リレー41の接点41b及びリレー45の接点45bが開き状態となるため、エンジン33が起動不能となり、油圧ショベルの盗難防止を図ることができる。このようにして、油圧ショベルの盗難防止を図りつつも、油圧ショベルのロック解除の数が1つとなり、例えばテンキー入力装置32による暗証番号の入力が不要となるので、作業者の負担を軽減することができる。
以上のように本実施形態においては、接続切替用ポート48A,48Bに並列接続用ブロック49A,49B又は直列接続用ブロック50A,50Bを取り付けることにより、リレー41の接点41bとリレー45の接点45bとを並列接続又は直列接続に切り替え、油圧ショベルのロック解除の数を切り替えることができる。これにより、油圧ショベルの管理状況や作業状況等に応じて、運転者の負担を軽減したり、セキュリティ度を高めたりすることができる。
なお、上記第1の実施形態においては、リレー41の接点41bとリレー45の接点45bとを直列接続又は並列接続に切り替え可能な接続切替手段として、端子52a〜52dを有するバッテリ側の接続切替用ポート48Aと、端子53a〜53dを有するスタータ側の接続切替用ポート48Bと、こられ接続切替用ポート48A,48Bに着脱可能な一組の並列接続用ブロック49A,49Bと、接続切替用ポート48A,48Bに着脱可能な一組の直列接続用ブロック50A,50Bと、直列接続用予備配線51とを備えた構成を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば端子52a〜52d及び53a〜53dを有する1つの接続切替用ポートと、その接続切替用ポートに着脱可能な1つの並列接続用ブロックと、その接続切替用ポートに着脱可能な1つの直列接続用ブロックとを備えた構成としてもよい。また、接続切替用ポートに着脱可能なブロックに換えて、例えばジャンパー線やハーネス等を用いてもよい。これらの場合も、上記同様の効果を得ることができる。
また、上記第1の実施形態においては、接続切替用ポート48A,48Bに着脱可能な並列接続用ブロック49A,49B及び直列接続用ブロック50A,50Bを用意した場合を例にとって説明したが、これに加えて、例えば、接続切替用ポート48A,48Bに着脱可能とし、リレー41の接点41b及びリレー45の接点45bのうちの一方をキースイッチ31及びスタータ46に接続し、他方を切り離すような片側接続用ブロックを用意してもよい。
本発明の第2の実施形態を図7及び図8により説明する。本実施形態は、スタータ46及びロックバルブ39を駆動させる駆動回路に盗難防止装置のリレー接点を設けた実施形態である。
図7及び図8は、本実施形態による建設機械の盗難防止装置の構成を表す電気回路図であり、図7は、並列接続用ブロックをポートに取り付けた場合を示し、図8は、直列接続用ブロックをポートに取り付けた場合を示す。これら図7及び図8において、上記第1の実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施形態では、コントローラ40は、テンキー入力装置32で入力された暗証番号が内部メモリ等に予め設定記憶された暗証番号暗証番号に一致すると判定した場合に、リレー41のコイル41aを励磁させて接点41bを閉じ状態に切り替るとともに、リレー56のコイル56aを励磁させて接点56bを閉じ状態に切り替えるようになっている。また、コントローラ44は、アンテナ43を介しトランスポンダ42からの受信した暗証番号が内部メモリ等に記憶された暗証番号に一致すると判定した場合に、リレー45のコイル45aを励磁させて接点45bを閉じ状態に切り替えるとともに、リレー57のコイル57aを励磁させて接点57bを閉じ状態に切り替えるようになっている。
そして、エンジン33を起動するスタータ46を駆動させるともに、ロックレバー装置38を介しロックバルブ39を駆動させる駆動回路58が設けられており、この駆動回路58は、キースイッチ31(詳細には、スタート位置に操作されて閉じ状態に切り換わる接点)と、リレー41の接点41a、リレー45の接点45a、リレー57の接点56b、及びリレー57の接点57bと、接続切替用ポート59A,59Bと、これら接続切替用ポート59A,59Bに着脱可能な並列接続用ブロック60A,60B又は直列接続用ブロック61A,61Bと、直列接続用予備配線51,62とで構成されている。
バッテリ側の接続切替用ポート59Aは、キースイッチ31を介しバッテリに接続された端子52aと、リレー41の接点41bの一方側(図7及び図8中左側)端子に接続された端子52bと、リレー45の接点45bの一方側(図7及び図8中左側)端子に接続された端子52cと、直列接続用予備配線51の一方側(図7及び図8中左側)に接続された端子52dと、キースイッチ31を介しバッテリに接続された端子63aと、リレー56の接点56bの一方側(図7及び図8中左側)端子に接続された端子63bと、リレー57の接点57bの一方側(図7及び図8中左側)端子に接続された端子63cと、直列接続用予備配線62の一方側(図7及び図8中左側)に接続された端子63dとを有している。
スタータ側の接続切替用ポート59Bは、スタータ46に接続された端子53aと、リレー41の接点41bの他方側(図7及び図8中右側)端子に接続された端子53bと、リレー45の接点45bの他方側(図7及び図8中右側)端子に接続された端子53cと、直列接続用予備配線51の他方側(図7及び図8中右側)に接続された端子53dと、ロックレバー30を備えたロックレバー装置38を介しロックバルブ39に接続された端子64aと、リレー56の接点56bの他方側(図7及び図8中右側)端子に接続された端子64bと、リレー57の接点57bの他方側(図7及び図8中右側)端子に接続された端子64cと、直列接続用予備配線62の他方側(図7及び図8中右側)に接続された端子64dとを有している。
図7に示すように、並列接続用ブロック60Aは、接続切替用ポート59Aの端子52a〜52cを互いに接続しかつ端子63a〜63cを互いに接続する回路を有し、並列接続用ブロック60Bは、接続切替用ポート59Bの端子53a〜53cを互いに接続しかつ端子64a〜64cを互いに接続する回路を有している。そして、例えば並列接続用ブロック60A,60Bを接続切替用ポート59A,59Bに取り付けた場合、リレー41の接点41bとリレー45の接点45bとを並列接続し、リレー56の接点56bとリレー57の接点57bとを並列接続する。このような場合には、例えばテンキー入力装置32で入力する暗証番号が一致しないか、対応するトランスポンダ42がなければ、リレー41の接点41b、リレー56の接点56b、リレー45の接点45b、及びリレー57の接点57bが開き状態となる。これにより、キースイッチ31の操作によるエンジン33起動を不能とする。また、ロックレバー30の操作によるロックバルブ39の連通状態への切換えを不能とし、操作レバー装置の1次パイロット圧が遮断されて油圧アクチュエータ(ブーム用油圧シリンダ20等)を動作不能とする。その結果、油圧ショベルの盗難防止を図ることができる。このようにして、油圧ショベルの盗難防止を図りつつも、油圧ショベルのロック解除の数が1つとなるので、運転者の負担を軽減することができる。
図8に示すように、直列接続用ブロック61Aは、接続切替用ポート59Aの端子52a,52cを互いに接続し、端子52b,52dを互いに接続し、端子63a,63cを互いに接続し、かつ端子63b,63dを互いに接続する回路を有している。また、直列接続用ブロック61Bは、接続切替用ポート59Bの端子53a,53bを互いに接続し、端子53c,53dを互いに接続し、端子64a,64bを互いに接続し、端子64c,64dを互いに接続する回路を有している。そして、例えば直列接続用ブロック61A,61Bを接続切替用ポート59A,59Bに取り付けた場合、リレー41の接点41bとリレー45の接点45bとを直列接続し、リレー56の接点56bとリレー57の接点57bとを直列接続する。このような場合には、例えばテンキー入力装置32で入力する暗証番号が一致しないか、若しくは対応するトランスポンダ42がなければ、リレー41の接点41b及びリレー56の接点56bの組み合わせとリレー45の接点45b及びリレー57の接点57bの組み合わせとのうち少なくとも一方が開き状態となる。これにより、キースイッチ31の操作によるエンジン33起動を不能とする。また、ロックレバー30の操作によるロックバルブ39の連通状態への切換えを不能とし、操作レバー装置の1次パイロット圧が遮断されて油圧アクチュエータ(ブーム用油圧シリンダ20等)を動作不能とする。その結果、油圧ショベルの盗難防止を図ることができる。すなわち、油圧ショベルのロック解除の数が2つとなり、セキュリティ度を高めることができる。
以上のように構成された本実施形態においても、上記第1の実施形態と同様、油圧ショベルのロック解除の数を切り替えることができ、状況に応じたセキュリティ度を得ることができる。
なお、上記第1の実施形態においては、スタータ46を駆動させる駆動回路にリレー接点を設けた場合を例にとって説明し、上記第2の実施形態においては、スタータ46及びロックバルブ39を駆動させる駆動回路58にリレー接点を設けた場合を例にとって説明したが、これらに限られない。すなわち、例えばロックバルブ39を駆動させる駆動回路にリレー接点を設けてもよい。この場合も、上記同様の効果を得ることができる。
なお、以上においては、本発明の適用対象として小型の油圧ショベルを例にとって説明したが、これに限られず、例えば中型や大型の油圧ショベル、クローラクレーン、ホイールローダ等に適用してもよいことは言うまでもない。
本発明の建設機械の盗難防止装置の第1の実施形態が適用された油圧ショベルの全体構造を表す側面図である。 本発明の建設機械の盗難防止装置の第1の実施形態が適用された油圧ショベルの運転席廻りの詳細構造を表す斜視図である。 本発明の建設機械の盗難防止装置の第1の実施形態が適用された油圧ショベルに備えられた油圧駆動装置のうちブームに係わる要部構成を例にとって表す油圧回路図である。 本発明の建設機械の盗難防止装置の第1の実施形態の構成を表す電気回路図であり、接続切替用ポートに並列接続用ブロックを取り付けた場合を示す。 本発明の建設機械の盗難防止装置の第1の実施形態の構成を表す電気回路図であり、接続切替用ポートに直列接続用ブロックを取り付けた場合を示す。 本発明の建設機械の盗難防止装置の第1の実施形態を構成する接続切替用ポートの取付位置を表す運転席下部の斜視図である。 本発明の建設機械の盗難防止装置の第2の実施形態の構成を表す電気回路図であり、接続切替用ポートに並列接続用ブロックを取り付けた場合を示す。 本発明の建設機械の盗難防止装置の第2の実施形態の構成を表す電気回路図であり、接続切替用ポートに直列接続用ブロック取り付けた場合を示す。
符号の説明
32 テンキー入力装置
33 エンジン(原動機)
39 ロックバルブ(開閉弁)
40 コントローラ(第1のロック解除制御手段)
41 リレー
41b 接点(第1の接点)
42 トランスポンダ
43 アンテナ
44 コントローラ(第2のロック解除制御手段)
45 リレー
45b 接点(第2の接点)
46 スタータ(起動装置)
47 駆動回路
48A,48B 接続切替用ポート(接続切替手段)
49A,49B 並列接続用ブロック(接続切替手段)
50A,50B 直列接続用ブロック(接続切替手段)
51 直列接続用予備配線(接続切替手段)
52a〜52d 端子
53a〜53d 端子
56 リレー
56b 接点(第1の接点)
57 リレー
57b 接点(第2の接点)
58 駆動回路
59A,59B 接続切替用ポート(接続切替手段)
60A,60B 並列接続用ブロック(接続切替手段)
61A,61B 直列接続用ブロック(接続切替手段)
62 直列接続用予備配線(接続切替手段)

Claims (4)

  1. 建設機械に設けられ暗証番号を入力可能な入力装置と、前記入力装置で入力した暗証番号が予め記憶された第1の暗証番号に一致するかどうかを判定し、一致すると判定した場合に第1の接点を閉じ状態に切り換える第1のロック解除制御手段と、暗証番号が記憶された携帯可能なトランスポンダと、アンテナを介し前記トランスポンダに記憶された暗証番号を受信し、この受信した暗証番号が予め記憶された第2の暗証番号に一致するかどうかを判定し、一致すると判定した場合に第2の接点を閉じ状態に切り換える第2のロック解除制御手段とを備えた建設機械の盗難防止装置であって、
    前記第1の接点と前記第2の接点とを並列接続又は直列接続に切り替え可能な接続切替手段と、
    前記接続切替手段で並列接続に切り替えた場合は、前記第1の接点及び前記第2の接点のうちのいずれか一方を介した電気信号によって前記駆動装置を駆動し、前記接続切替手段で直列接続に切り替えた場合は、前記第1の接点及び前記第2の接点を介した電気信号によって駆動装置を駆動する駆動回路とを備えたことを特徴とする建設機械の盗難防止装置。
  2. 請求項1記載の建設機械の盗難防止装置において、前記接続切替手段は、電源に接続された端子、前記駆動装置に接続された端子、前記第1の接点の一方側端子及び他方側端子にそれぞれ接続された端子、並びに前記第2の接点の一方側端子及び他方側端子にそれぞれ接続された端子を有する接続切替用ポートと、前記接続切替用ポートに着脱可能とし、前記第1の接点と前記第2の接点とを並列接続させる回路を有する並列接続用ブロックと、前記接続切替用ポートに着脱可能とし、前記第1の接点と前記第2の接点とを直列接続させる回路を有する直列接続用ブロックとを備え、前記接続切替用ポートに前記並列接続用ブロック又は前記直列接続用ブロックを取り付けることにより、前記第1の接点と前記第2の接点とを並列接続又は直列接続に切り替えることを特徴とする建設機械の盗難防止装置。
  3. 請求項1記載の建設機械の盗難防止装置において、前記接続切替手段は、電源に接続された端子、前記第1の接点の一方側端子に接続された端子、前記第2の接点の一方側端子に接続された端子、及び直列接続用予備配線の一方側に接続された端子を有する第1の接続切替用ポートと、前記駆動装置に接続された端子、前記第1の接点の他方側端子に接続された端子、前記第2の接点の他方側端子に接続された端子、及び直列接続用予備配線の他方側に接続された端子を有する第2の接続切替用ポートと、前記第1及び第2の接続切替用ポートにそれぞれ着脱可能とし、前記第1の接点と前記第2の接点とを並列接続させる回路を有する一組の並列接続用ブロックと、前記第1及び第2の接続切替用ポートにそれぞれ着脱可能とし、前記第1の接点と前記第2の接点とを直列接続させる回路を有する一組の直列接続用ブロックとを備え、前記第1及び第2の接続切替用ポートに前記並列接続用ブロック又は前記直列接続用ブロックを取り付けることにより、前記第1の接点と前記第2の接点とを並列接続又は直列接続に切り替えることを特徴とする建設機械の盗難防止装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載の建設機械の盗難防止装置において、前記駆動装置は、原動機を起動する起動装置及び油圧系統に設けた開閉弁のうちの少なくとも一方であることを特徴とする建設機械の盗難防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101277789B1 (ko) 2011-11-10 2013-06-25 대한민국 농업용 트랙터의 도난방지 및 구조신호 전송장치

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