JP2005112022A - 建設機械の制御装置 - Google Patents

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且良 那須
Takatomi Miyakubo
孝富 宮窪
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毅 山口
Tatsuo Takishita
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Abstract

【課題】暗号入力等の操作性を向上させつつ、安価に盗難防止を図ることができる建設機械の制御装置を提供する。
【解決手段】エンジン42と、エンジン42によって駆動される油圧ポンプ43と、油圧ポンプ43から油圧アクチュエータ16,21,22,23への圧油の流れをそれぞれ制御するコントロールバルブ52,53,54,55と、複数のスイッチ47a,47b,47c,47d,48,50を備えた表示器34とを有する建設機械の制御装置において、選択スイッチ47a,47b,47c,47dはその入力順序により操作者が暗号を入力可能なスイッチとして兼用され、コントローラ41は、キースイッチ33がON位置33aに操作されかつエンジン42の停止状態が検出されたときに、入力暗号と記憶暗号とが一致するかどうかを判定し、一致しないと判定された場合は制御信号をOFF状態として起動用リレー58の接点を開き状態とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、油圧ショベル等の建設機械に係わり、特に、複数のスイッチを備えた表示器を有する建設機械の制御装置に関するものである。
建設機械は屋外で使用されるものであり、使用されない場合も、屋外に例えば運転席をロックした状態で駐車(留置)される。このような建設機械の盗難を防止するために、従来例えば、制御系の作動をON・OFF可能にロックするロック手段と、操作レバーの操作に応じて信号を出力するレバー信号出力手段と、このレバー信号出力手段からの信号の入力パターンを暗合として記憶すると共に、この信号入力パターンの入力により前記ロック手段に解除信号を出力する暗号入力パターン記憶手段とを備えた建設機械の盗難防止装置が提唱されている(例えば、特許文献1参照)。この従来技術では、操作レバーの操作に対応する信号の入力パターンにより暗号を入力するので、暗号入力用の専用部品を追加することなく、建設機械の盗難防止を図るようになっている。
特開平11−140918号公報
しかしながら、上記従来技術には以下のような課題が存在する。
すなわち、上記従来技術では、操作レバーの操作によって暗号を入力したり記憶させたりする構成となっていた。そのため、操作レバーの操作自体が複雑となりやすいので操作者が覚えにくく、また誤操作した場合には最初からやり直さなけらばならないという不具合が生じていた。特に、操作レバーの操作量に応じた信号が暗号として入力される(詳細には例えば、[全ての操作レバーを中立]→[第2の操作レバーを正側に1/2ストローク]→[全ての操作レバーを中立]→[第1の操作レバーを負側に3/4ストローク]→[全ての操作レバーを中立]の順序で操作レバーを操作する)場合は、操作者が操作レバーの操作度合いを微妙に調整する必要があり、新しい暗号を記憶させる場合にも、その操作性は困難となっていた。
本発明の目的は、暗号入力等の操作性を向上させつつ、安価に盗難防止を図ることができる建設機械の制御装置を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、下部走行体と、この下部走行体上に旋回可能に設けた上部旋回体と、この上部旋回体に俯仰可能に設けた多関節型のフロント装置と、原動機と、この原動機によって駆動される油圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出された圧油により駆動する油圧アクチュエータと、前記油圧ポンプから前記油圧アクチュエータへの圧油の流れを制御する油圧パイロット式のコントロールバルブと、複数のスイッチを備えた表示器とを有する建設機械の制御装置において、前記複数のスイッチのうち少なくとも2つのスイッチは、その入力順序により操作者が暗号を入力可能な暗号入力手段として兼用され、前記原動機が回転状態にあるか停止状態にあるかを検出する原動機回転検出手段と、キースイッチがON位置に操作されかつ前記原動機回転検出手段で前記原動機の停止状態にあることが検出されたときに、前記暗号入力手段で入力された入力暗号と予め記憶された記憶暗号とが一致するかどうかを判定する暗号判定手段と、この暗号判定手段で一致しないと判定されたときに、前記原動機の起動手段による起動制御を禁止する禁止制御手段とを有する。
建設機械の表示器は、例えば操作レバーの操作方向と油圧アクチュエータ及びその動作方向とを対応づける操作パターンの設定等を操作者が入力可能な複数のスイッチを備えていることがある。本発明においては、これら複数のスイッチのうち少なくとも2つのスイッチを暗号入力手段として兼用し、操作者がこれらスイッチの入力順序により暗号を入力する。そして、キースイッチがON位置に操作されかつ原動機回転検出手段で原動機の停止状態にあることが検出されたときに、操作者が入力した入力暗号と予め記憶された記憶暗号とが一致するかどうかを暗号判定手段で判定する。このとき、一致すると判定された場合は、原動機の起動手段により原動機が起動可能となるが、暗号判定手段で一致しないと判定された場合は、原動機の起動手段による起動制御が禁止制御手段によって禁止される。したがって、操作者が例えば掘削作業等を終了又は中止して建設機械から離れる場合でも、記憶暗号と同じ入力暗号が入力されなければ原動機が起動しないので、建設機械の盗難を防止することができる。
このように本発明においては、表示器に備えられた複数のスイッチを暗号入力手段として兼用するので、専用部品を追加することなく安価に盗難防止を図ることができる。また、操作者が複数のスイッチの入力順序により暗号を入力するので、従来の操作レバーの操作により暗号入力する場合に比べ、その操作性を著しく向上させることができる。
(2)上記(1)において、好ましくは、パイロット油圧源から前記コントロールバルブへのパイロット管路を連通・遮断可能な切換弁と、前記暗号判定手段で一致しないと判定されたときに、前記切換弁を遮断状態に制御する遮断制御手段とをさらに有する。
これにより、暗号判定手段で入力暗号と記憶暗号とが一致しないと判定されたときは、遮断制御手段によってパイロット管路上の切換弁を遮断状態に制御するので、コントロールバルブが切り換えられず、油圧アクチュエータが駆動しない。したがって、操作者が建設機械から離れる場合でも、記憶暗号と同じ入力暗号が入力されなければ油圧アクチュエータが駆動しないので、さらに確実に建設機械の盗難を防止することできる。
(3)上記(1)又は(2)において、好ましくは、前記暗号入力手段である前記スイッチは、前記キースイッチのON位置操作後の所定の制限時間内のみ前記暗号が入力可能である。
(4)上記(1)〜(3)のいずれか1つにおいて、好ましくは、前記表示器は、さらに少なくとも1つの表示灯を備えており、この表示灯は、前記暗号が入力可能な準備状態であることを表示する準備表示手段として兼用される。
(5)上記(1)〜(4)のいずれか1つにおいて、好ましくは、前記複数のスイッチのうち少なくとも1つのスイッチは、前記記憶暗号の書き換えが可能な設定を操作者が入力指示可能な書換指示手段として兼用され、前記キースイッチがON位置に操作されかつ前記原動機回転検出手段で前記原動機の停止状態にあることが検出されたときに、前記書換指示手段の入力指示により前記暗号入力手段で入力された入力暗号を前記記憶暗号として書き換え記憶する記憶暗号書換手段をさらに有する。
(6)上記(1)〜(5)のいずれか1つにおいて、好ましくは、前記複数のスイッチの少なくとも1つのスイッチは、前記キースイッチがON位置に操作されかつ前記原動機回転検出手段で前記原動機の停止状態にあることが検出されたときに、前記暗号判定手段で一致すると判定されるまで前記禁止制御手段若しくは前記遮断制御手段が有効となるロック設定を、操作者が入力可能なロック設定手段として兼用される。
(7)上記(1)〜(6)のいずれか1つにおいて、好ましくは、前記暗号入力手段である前記スイッチは、操作レバーの操作方向と前記油圧アクチュエータ及びその動作方向とを対応づける操作パターンの設定を操作者が入力可能な操作パターン入力手段として兼用される。
本発明によれば、暗号入力等の操作性を向上させつつ、安価に盗難防止を図ることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態による建設機械の制御装置の適用対象である小型の油圧ショベル(ミニショベル)の全体構造を表す側面図であり、図2は、本実施形態による建設機械の制御装置の適用対象である小型の油圧ショベルの全体構造を表す上面図である。なお、以降、油圧ショベルが図1及び図2に示す状態にて操作者が運転席に着座した場合における操作者の前側(図1中左側)、後側(図1中右側)、左側(図1中紙面に向かって手前側)、右側(図1中紙面に向かって奥側)を、単に前側、後側、左側、右側と称する。
これら図1及び図2において、この油圧ショベルは、走行手段としての左・右の無限軌道履帯(クローラ)1L,1Rを備えた下部走行体2と、この下部走行体2の上部に旋回可能に搭載された上部旋回体3と、この上部旋回体3の基礎下部構造をなす旋回フレーム4に垂直ピン(図示せず)を中心にして水平方向に回動可能に取り付けられたスイングポスト5と、このスイングポスト5に上下方向に回動可能に(俯仰可能に)取り付けられた多関節型のフロント装置6と、旋回フレーム4上に設けられたいわゆるキャノピータイプの運転室7と、旋回フレーム4上の運転室7以外の大部分を覆う上部カバー8とを備えている。
下部走行体2は、略H字形状のトラックフレーム9と、このトラックフレーム9の左・右両側の後端近傍に回転自在に支持された駆動輪10L,10R(但し10Lのみ図1に図示)と、駆動輪10L,10Rをそれぞれ駆動する左・右走行用油圧モータ11L,11R(但し11Lのみ図1に図示)と、トラックフレーム9の左・右両側の前端近傍に回転自在に支持され、履帯1L,1Rを介し駆動輪10L,10Rの駆動力でそれぞれ回転される従動輪(アイドラ)12L,12R(但し12Lのみ図1に図示)と、トラックフレーム9の前方側に上下動可能に設けられ、ブレード用油圧シリンダ13により上下動する排土用のブレード14とを備えている。また下部走行体2の中央部には旋回台軸受(旋回輪)15が配置され、この旋回輪15の中心近傍に、下部走行体2に対し旋回フレーム4を旋回させる旋回用油圧モータ16(後述の図5参照)が内蔵されている。
スイングポスト5は、垂直ピン(図示せず)を介し旋回フレーム4に対し水平に回動可能となっている。またスイングポスト5は、旋回フレーム4に設けられたスイング用油圧シリンダ17に、連結ピン(図示せず)を介して連結されており、スイング用油圧シリンダ17の伸縮でスイングポスト5全体が鉛直方向の軸心まわりに回動することによって、フロント装置6が左・右にスイングするようになっている。
フロント装置6は、ブーム18と、ブーム18に回動可能に結合されたアーム19と、アーム19に回動可能に結合されたバケット20とを備えている。そして、ブーム18、アーム19、及びバケット20は、それぞれブーム用油圧シリンダ21、アーム用油圧シリンダ22、及びバケット用油圧シリンダ23により動作する。
運転室7は、上記した旋回フレーム4上の左側に設けられており、操作者が着座する座席(運転席)24と、この座席24の上方に設けられたルーフ25と、このルーフ25を支持する支柱26とを有している。図3は、この運転室7内の詳細構造を表す図1中矢印A方向から見た矢視俯瞰図である。
この図3、及び前述の図1、図2において、運転室7内の操作者が着座する座席24より前方には、左・右走行用油圧モータ11L,11Rをそれぞれ駆動し油圧ショベルの前進又は後進走行等をさせるための手でも足でも操作可能な左・右走行用操作レバー27L,27Rが設けられている。
左走行用操作レバー27Lのさらに左側足元部分には、オプション用油圧アクチュエータ(例えばブレーカ用油圧モータ)を駆動するためのオプション用操作ペダル28Lが設けられている。右走行用操作レバー27Rのさらに右側足元部分には、スイング用油圧シリンダ17を駆動しスイングポスト5(言い換えればフロント装置6全体)を左・右にスイングさせるためのスイング用操作ペダル28Rが設けられている。それら左・右走行用操作レバー27L,27R及び操作ペダル28L,28Rの前側には、操作者の前方への転落防止のための前ステー29が設けられている。
座席24の左側には、操作者の左側への転落防止のためのサイドステー30と、左コンソール31とが設けられ、座席24の右側には、前側又は後側に操作することでブレード用油圧シリンダ13を駆動しブレード14を上下動させるためのブレードレバー32と、キースイッチ33及び表示器(モニタ)34等を備えた右コンソール35と、燃料タンク(図示せず)からの燃料供給を制御するための燃料レバー36とが設けられている。
そして、座席24の左・右両側には、十字操作式の左・右手動操作レバー37L,37Rをそれぞれ備え、これら左・右手動操作レバー37L,37Rの各操作方向(前後方向又は左右方向)に対応した操作対象(上記ブーム用油圧シリンダ21、上記アーム用油圧シリンダ22、上記バケット用油圧シリンダ23、及び上記旋回用油圧モータ16)にそれぞれ作動指令を与える例えば電気レバー方式の操作レバー装置38L,38R(後述の図5参照)が設けられている。これら十字操作式の手動操作レバー37L,37Rのさらに左・右両側にはパイロットポンプ39(後述の図5参照)等の油圧源からの元圧を遮断可能な誤操作防止用のロックレバー40L,40Rが設けられている。また、座席24の下側には、後述するコントローラ41(図5参照)が収納されている。
上部カバー8は、その内部に、エンジン42(後述の図5参照)、このエンジン42に駆動される油圧ポンプ43(後述の図5参照)、エンジン42の燃料を貯留する燃料タンク、油圧ポンプ43の圧油源となる作動油タンク(図示せず)、及びバッテリ44(後述の図5参照)等の機器を収納している。
図4は、上記表示器34の全体構造を表す上面図である。
この図4において、表示器34は、油圧ショベルの稼動状態に係わる状態量を表示する状態量表示部45と、操作者に異常を報知するための警告表示部46と、上記左・右手動操作レバー37L,37Rの各操作方向ごとに操作対象(上記ブーム用油圧シリンダ21、上記アーム用油圧シリンダ22、上記バケット用油圧シリンダ23、及び上記旋回用油圧モータ16のうちいずれか1つ)を対応づけた例えば4つの操作パターンA,B,C,D(詳細は後述)のうちいずれか1つの選択を操作者が入力可能な例えば4つの押しボタン式の選択スイッチ47a,47b,47c,47dと、選択された操作パターンの設定指示を操作者が入力可能な例えば押しボタン式のセットスイッチ48と、設定された操作パターンを表示する4つの表示灯(LED)49a,49b,49c,49dと、キースイッチ33が後述のOFF位置に操作されて通常は表示されない設定操作パターンの表示指示を操作者が入力可能な例えば押しボタン式の表示切替スイッチ50とを備えている。
状態量表示部45は、例えば液晶画面等で形成され、エンジン42を冷却するラジエータ(図示せず)の冷却水温度を表示する水温計45aと、上記燃料タンク内の燃料量を表示する燃料計45bと、油圧ショベルの稼動時間の累計を表示するアワーメータ45c等で構成されている。そして、水温計45a、燃料計45b、及びアワーメータ45cは、ラジエータの冷却水温度を検出する温度センサ(図示せず)、上記燃料タンク内の燃料量を検出する燃料センサ(図示せず)、エンジン42駆動時に発電するオルタネータ51(後述の図5参照)で検出された状態量(ラジエータ水温、燃料量、及び稼動時間等)をそれぞれ表示するようになっている。
警告表示部46は、例えば、エンジンオイル油圧警告灯46aと、ラジエータ水温警告灯46bと、燃料量警告灯46cと、バッテリ充電警告灯46d等で構成されている。そして、ラジエータ水温警告灯46b及び燃料量警告灯46cは、検出された上記ラジエータ水温及び上記燃料量が予め定められた所定値(例えば固定値として設定記憶されているか、あるいは適宜の外部設定手段により入力されてもよい)未満であるときに、それぞれ点灯表示するようになっている。また、エンジンオイル油圧警告灯46a及びバッテリ充電警告灯46dは、エンジンオイルの油圧を検出する油圧センサ(図示せず)又はオルタネータ51からの検出信号がないときに、それぞれ点灯表示するようになっている。
以上説明した構成において、左・右無限軌道履帯1L,1R、上部旋回体3、スイングポスト5、ブレード14、ブーム18、アーム19、及びバケット20は、この油圧ショベルに備えられた油圧駆動装置により駆動される被駆動部材を構成している。
図5は、上記油圧駆動装置のうち上部旋回体3、ブーム18、アーム19、及びバケット20の駆動に係わる要部構成を例にとり、本発明の制御装置の一実施形態とともに表す回路図である。
この図5において、上記エンジン(原動機)42と、このエンジン42により駆動される例えば可変容量型の上記油圧ポンプ43と、上記旋回用油圧モータ16と、上記ブーム用油圧シリンダ21と、上記アーム用油圧シリンダ22と、上記バケット用油圧シリンダ23と、油圧ポンプ43からそれら旋回用油圧モータ16、ブーム用油圧シリンダ21、アーム用油圧シリンダ22、バケット用油圧シリンダ23への圧油の流れをそれぞれ制御する例えば電気−油圧変換弁タイプの旋回用コントロールバルブ52、ブーム用コントロールバルブ53、アーム用コントロールバルブ54、バケット用コントロールバルブ55を含む弁ユニット56と、上部旋回体3、ブーム18、アーム19、及びバケット20の動作を指示する上記十字操作式の左・右手動操作レバー37L,37Rをそれぞれ備えた上記電気レバー方式の操作装置38L,38Rと、上記押しボタン式の選択スイッチ47a,47b,47c,47d、上記押しボタン式のセットスイッチ48、上記表示灯49a,49b,49c,49d、上記押しボタン式の表示切替スイッチ50を備えた上記表示器34と、上記コントローラ41と、油圧源としての上記パイロットポンプ39と、上記ロックレバー40L,40Rを備えたロックスイッチ57と、電源のON・OFF及びエンジン42の起動を指示する上記キースイッチ33とが設けられている。
キースイッチ33は、その一方が上記バッテリ(電源)44に接続され、他方のON位置33aが表示器34及びコントローラ41に接続され、他方の起動位置33bが起動用リレー58(通常その接点が閉じ状態となっている、詳細は後述)を介しエンジン42を起動させるスタータモータ59に接続されており、例えば操作者が所持する操作キー等をキーシリンダ等に挿入して回転操作されるようになっている。これにより、キースイッチ33が例えばON位置33aに操作されると表示器34及びコントローラ41の電気系統をON状態とし、例えば起動位置33bに操作されると電気系統をON状態とするとともに、スタータモータ59を駆動してエンジン42を起動させ、また例えばOFF位置33cに操作されると電気系統をOFF状態とするとともに、エンジン42を停止するようになっている。
操作レバー装置38Lは、前後方向及び左右方向に変位可能な上記十字操作式の左手動操作レバー37Lと、それぞれの変位を検出するレバー変位検出器(ポテンションメータ)60Lとを備えており、レバー変位検出器60Lは左手動操作レバー37Lの変位方向(十字方向のいずれの方向であるか)及び変位量(操作量)をそれぞれ検出し、これに応じた前後方向の操作信号(作動指令信号)L1または左右方向の操作信号L2をコントローラ41にそれぞれ出力するようになっている。
また、操作レバー装置38Rは、前後方向及び左右方向に変位可能な上記十字操作式の右手動操作レバー37Rと、それぞれの変位を検出するレバー変位検出器60Rとを備えており、レバー変位検出器60Rは右手動操作レバー37Rの変位方向及び変位量をそれぞれ検出し、これに応じた前後方向の操作信号R1または左右方向の操作信号R2をコントローラ41にそれぞれ出力するようになっている。
コントローラ41は、まず第1の機能として、表示器34の選択スイッチ47a,47b,47c,47d及びセットスイッチ48からの入力信号に対し所定の演算処理が行われ、4つの操作パターンA,B,C,Dの中から実際に使用する操作パターンを選択し設定するとともに、生成した制御信号を対応する表示灯(49a,49b,49c,49dのいずれか1つ)へ出力して点灯させる。
また、コントローラ41は、上記設定した操作パターンに対応する操作テーブルに基づいて操作レバー装置38L,38Rから入力した操作信号L1,L2,R1,R2に対し所定の演算処理が行われ、生成した駆動信号を旋回用コントロールバルブ52の電磁比例弁52A,52B、ブーム用コントロールバルブ53の電磁比例弁53A,53B、アーム用コントロールバルブ54の電磁比例弁54A,54B、及びバケット用コントロールバルブ55の電磁比例弁55A,55Bへそれぞれ出力する。
図6は、コントローラ41に記憶された4つの操作パターンA,B,C,Dの操作テーブルの詳細を一例として表す図である。
この図6において、操作パターンA,B,C,Dにおける左・右手動操作レバー37L,37Rの各操作方向(前、後、左、右方向のいずれか)に対応する操作対象(かっこ書きには各操作対象の動作方向)を示している。以下、詳細を説明する。
(1)操作パターンA(JIS規格パターン)
コントローラ41は、操作パターンAの操作テーブルに基づいて所定の演算処理が行われると、左手動操作レバー37Lの前後方向の操作による操作信号L1及び左右方向の操作による操作信号L2に対し、アーム19及び上部旋回体3を駆動させる駆動信号を生成し、これら駆動信号がアーム用コントロールバルブ54の電磁比例弁54A,54B及び旋回用コントロールバルブ52の電磁比例弁52A,52Bにそれぞれ出力される。また、右手動操作レバー37Rの前後方向の操作による操作信号R1及び左右方向の操作による操作信号R2に対し、ブーム18及びバケット20を駆動させる駆動信号を生成し、これら駆動信号がブーム用コントロールバルブ53の電磁比例弁53A,53B及びバケット用コントロールバルブ55の電磁比例弁55A,55Bにそれぞれ出力される。
旋回用コントロールバルブ52の電磁比例弁52A,52B、ブーム用コントロールバルブ53の電磁比例弁53A,53B、アーム用コントロールバルブ54の電磁比例弁54A,54B、及びバケット用コントロールバルブ55の電磁比例弁55A,55Bは、それらコントローラ41からの駆動信号に基づき、パイロットポンプ39からの1次パイロット圧を減圧して操作パイロット圧を生成し、それぞれ、旋回用コントロールバルブ52のパイロット操作部52a,52b、ブーム用コントロールバルブ53のパイロット操作部53a,53b、アーム用コントロールバルブ54のパイロット操作部54a,54b、及びバケット用コントロールバルブ55のパイロット操作部55a,55bへ出力し、これによって旋回用コントロールバルブ52、ブーム用コントロールバルブ53、アーム用コントロールバルブ54、及びバケット用コントロールバルブ54を切り換えるようになっている。
この結果、十字操作式の左手動操作レバー37Lが前側又は後側に操作されることでアーム用油圧シリンダ22を縮み方向又は伸び方向に駆動しアーム19をダンプ又はクラウドさせるとともに、左側又は右側に操作されることで旋回用油圧モータ16を駆動し上部旋回体3を左側又は右側に旋回させるようになっている。また、十字操作式の右手動操作レバー37Rが前側又は後側に操作されることでブーム用油圧シリンダ21を縮み方向又は伸び方向に駆動しブーム18を下げ又は上げるとともに、左側又は右側に操作されることでバケット用油圧シリンダ23を伸び方向又は縮み方向に駆動しバケット20をクラウド又はダンプさせるようになっている。
(2)操作パターンB
コントローラ41は、操作パターンBの操作テーブルに基づいて所定の演算処理が行われると、左手動操作レバー37Lの前後方向の操作による操作信号L1及び左右方向の操作による操作信号L2に対し、上部旋回体3及びアーム19を駆動させる駆動信号を生成し、これら駆動信号が旋回用コントロールバルブ52の電磁比例弁52A,52B及びアーム用コントロールバルブ54の電磁比例弁54A,54Bにそれぞれ出力される。また、右手動操作レバー37Rの前後方向の操作による操作信号R1及び左右方向の操作による操作信号R2に対し、上述した操作パターンA同様、ブーム18及びバケット20を駆動させる駆動信号を生成し、これら駆動信号がブーム用コントロールバルブ53の電磁比例弁53A,53B及びバケット用コントロールバルブ55の電磁比例弁55A,55Bにそれぞれ出力される。これに応じて、旋回用コントロールバルブ52、ブーム用コントロールバルブ53、アーム用コントロールバルブ54、及びバケット用コントロールバルブ55を切り換えるようになっている。
この結果、十字操作式の左手動操作レバー37Lが前側又は後側に操作されることで旋回用油圧モータ16を駆動し上部旋回体3を右側又は左側に旋回させるとともに、左側又は右側に操作されることでアーム用油圧シリンダ22を縮み方向又は伸び方向に駆動しアーム19をダンプ又はクラウドさせるようになっている。また、上述した操作パターンA同様、十字操作式の右手動操作レバー37Rが前側又は後側に操作されることでブーム用油圧シリンダ21を縮み方向又は伸び方向に駆動しブーム18を下げ又は上げるとともに、左側又は右側に操作されることでバケット用油圧シリンダ23を伸び方向又は縮み方向に駆動しバケット20をクラウド又はダンプさせるようになっている。
(3)操作パターンC
コントローラ41は、操作パターンCの操作テーブルに基づいて所定の演算処理が行われると、左手動操作レバー37Lの前後方向の操作による操作信号L1及び左右方向の操作による操作信号L2に対し、ブーム18及びバケット20を駆動させる駆動信号を生成し、これら駆動信号がブーム用コントロールバルブ52の電磁比例弁52A,52B及びバケット用コントロールバルブ55の電磁比例弁55A,55Bにそれぞれ出力される。また、右手動操作レバー37Rの前後方向の操作による操作信号R1及び左右方向の操作による操作信号R2に対し、アーム19及び上部旋回体3を駆動させる駆動信号を生成し、これら駆動信号がアーム用コントロールバルブ54の電磁比例弁54A,54B及び旋回用コントロールバルブ52の電磁比例弁52A,52Bにそれぞれ出力される。これに応じて、旋回用コントロールバルブ52、ブーム用コントロールバルブ53、アーム用コントロールバルブ54、及びバケット用コントロールバルブ55を切り換えるようになっている。
この結果、十字操作式の左手動操作レバー37Lが前側又は後側に操作されることでブーム用油圧シリンダ21を縮み方向又は伸び方向に駆動しブーム18を下げ又は上げるとともに、左側又は右側に操作されることでバケット用油圧シリンダ23を縮み方向又は伸び方向に駆動しバケット20をダンプ又はクラウドさせるようになっている。また、十字操作式の右手動操作レバー37Rが前側又は後側に操作されることでアーム用油圧シリンダ22を伸び方向又は縮み方向に駆動しアーム19をクラウド又はダンプさせるとともに、左側又は右側に操作されることで旋回用油圧モータ16を駆動し上部旋回体3を左側又は右側に旋回させるようになっている。
(4)操作パターンD
コントローラ41は、操作パターンDの操作テーブルに基づいて所定の演算処理が行われると、上述した操作パターンC同様、左手動操作レバー37Lの前後方向の操作による操作信号L1及び左右方向の操作による操作信号L2に対し、ブーム18及びバケット20を駆動させる駆動信号を生成し、これら駆動信号がブーム用コントロールバルブ53の電磁比例弁53A,53B及びバケット用コントロールバルブ55の電磁比例弁55A,55Bにそれぞれ出力される。また、右手動操作レバー37Rの前後方向の操作による操作信号R1及び左右方向の操作による操作信号R2に対し、アーム19及び上部旋回体3を駆動させる駆動信号を生成し、これら駆動信号がアーム用コントロールバルブ54の電磁比例弁54A,54B及び旋回用コントロールバルブ52の電磁比例弁52A,52Bにそれぞれ出力される。これに応じて、旋回用コントロールバルブ52、ブーム用コントロールバルブ53、アーム用コントロールバルブ54、及びバケット用コントロールバルブ55を切り換えるようになっている。
この結果、上述した操作パターンC同様、十字操作式の左手動操作レバー37Lが前側又は後側に操作されることでブーム用油圧シリンダ21を縮み方向又は伸び方向に駆動しブーム18を下げ又は上げるとともに、左側又は右側に操作されることでバケット用油圧シリンダ23を縮み方向又は伸び方向に駆動しバケット20をダンプ又はクラウドさせるようになっている。また、十字操作式の右手動操作レバー37Rが前側又は後側に操作されることでアーム用油圧シリンダ22を縮み方向又は伸び方向に駆動しアーム19をダンプ又はクラウドさせるとともに、左側又は右側に操作されることで旋回用油圧モータ16を駆動し上部旋回体3を左側又は右側に旋回させるようになっている。
図5に戻り、上記パイロットポンプ39と上記電磁比例減圧弁52a,52b,53a,53b,54a,54b,55a,55bとの油圧管路上には、この管路を遮断可能な切換弁61が設けられている。そして、ロックレバー40L,40Rを下降位置(下げた状態)に引き下げると、ロックスイッチ57が閉じ状態(アンロック位置)となり、操作信号がロック用リレー62(通常その接点が閉じ状態となっている、詳細は後述)を介し切換弁61のソレノイド駆動部61aに入力されて、切換弁61が図5中左側に示す連通位置61Lに切り換えられる。これにより、パイロットポンプ39からの1次パイロット圧が上記電磁比例減圧弁52a,52b,53a,53b,54a,54b,55a,55bへそれぞれ導かれるようになっている。一方、ロックレバー40L,40Rを上昇位置(上げた状態)に引き上げると、ロックスイッチ57が開き状態(ロック位置)となり、切換弁61がバネ61bの付勢力で図5中右側に示す遮断位置61Rに切り換えられ、上記1次パイロット圧が遮断されるようになっている。
ここで、本実施形態の大きな特徴として、上記表示器34に備えられた4つの選択スイッチ47a,47b,47c,47dは、その入力順序により後述の盗難防止機能を解除するための暗号を入力可能としている。そして、コントローラ41は、第2の機能として、選択スイッチ47a,47b,47c,47dで入力された入力暗号(例えば選択スイッチ47a→47b→47c→47dの入力順序等)に対し所定の演算処理を行い、予め記憶された記憶暗号と一致するかどうかを判定し、それに応じた信号を出力するようになっている。
次に、コントローラ41の上記第1の機能(操作パターン設定機能)及び上記第2の機能(盗難防止機能)の制御手順を説明する。図7は、コントローラ41の制御処理内容を表すフローチャートであり、図8は、コントローラ41のロックモード解除における制御処理内容を表すフローチャートであり、図9は、コントローラ41の操作パターン設定における制御処理内容を表すフローチャートであり、図10は、コントローラ41の記憶暗号変更における制御処理内容を表すフローチャートであり、図11は、コントローラ41のロックモード設定における制御処理内容を表すフローチャートである。
これら図7、図8、図9、図10、及び図11において、まずステップ100で、キースイッチ33がON位置33aに操作されてコントローラ41の電気系統がON状態になり、ステップ110に進んで、オルタネータ51からの検出信号によりエンジン42が駆動しているかどうかを判定する。エンジン42が駆動している場合は、ステップ110の判定が満たされ、この判定がくり返される。
一方、エンジン42が駆動していない場合は、ステップ110の判定が満たされず、ステップ120に移る。ステップ120では、キースイッチ33がON位置33aに操作されて経過した時間tが所定の制限時間T(例えば10秒等)以内であるかどうかを判定する。経過時間tが所定の制限時間T以内である場合は、ステップ120の判定が満たされ、ステップ130に移る。ステップ130では、所定の演算処理が行われ、表示灯49a,49b,49c,49dの制御信号をON状態として全部点滅させる。そして、ステップ140に進んで、前回設定記憶されたモードフラグ及び記憶暗号を読み込み、ステップ150に進んで、このモードフラグが盗難防止機能が有効なロックモードであるか無効な解除モードであるかどうかを判定する。
モードフラグがロックモードである場合は、ステップ150の判定が満たされ、ステップ160に移る。ステップ160では、再度、キースイッチ33のON位置33aでの経過時間tが所定の制限時間T以内であるかどうかを判定する。経過時間tが所定の制限時間T以内である場合は、ステップ160の判定が満たされ、ステップ170に移る。ステップ170では、セットスイッチ48及び表示切替スイッチ50からの信号が同時入力されたかどうかを判定する。セットスイッチ48及び表示切替スイッチ50からの信号が同時入力されない場合は、ステップ170の判定が満たされず、ステップ180に移る。ステップ180では、選択スイッチ47a,47b,47c,47dが入力操作されて暗号入力(例えば4回の入力操作順序による暗号等)が完了したかどうかを判定する。暗号入力が完了しない(例えば選択スイッチ47a,47b,47c,47dが多くて3回までしか入力操作されない)場合は、ステップ180の判定が満たされず、ステップ160に戻って、上記同様の手順を繰り返す。
一方、暗号入力が完了した(例えば選択スイッチ47a,47b,47c,47dが4回入力操作された)場合は、ステップ180の判定が満たされ、ステップ190のロックモード解除処理に移る。
ステップ190のロックモード解除処理では、まずステップ191で、所定の演算処理が行われ、入力された入力暗号と記憶された記憶暗号とが一致しているかどうかを判定する。一致している場合は、ステップ191の判定が満たされ、ステップ192に移る。ステップ192では、モードフラグがロックモードから解除モードに設定変更され、ステップ193に進んで、起動用リレー58の制御信号をON状態として起動用リレー58の接点を閉じ状態とし、ステップ194に進んで、ロック用リレー62の制御信号をON状態としてロック用リレー62の接点を閉じ状態とする。そして、ステップ195に進んで、ブザー(図示せず)の制御信号をON状態として3回吹鳴させ、ステップ190のロックモード解除処理が終了する。また、ステップ191において、入力暗号と記憶暗号とが一致していない場合は、その判定が満たされず、ステップ196に移る。ステップ196では、ブザーの制御信号をON状態として1回吹鳴させ、ステップ190のロックモード解除処理が終了する。
そして、ステップ200に進んで、表示灯49a,49b,49c,49dの制御信号をOFF状態として全部消灯させ、ステップ210の操作パターン設定処理に移る。
ステップ210の操作パターン設定処理は、まずステップ211で、選択スイッチ47a,47b,47c,47dのいずれか1つから信号入力があるかどうかを判定する。選択スイッチからの信号入力がある場合は、ステップ211の判定が満たされ、ステップ212に移る。ステップ212では、対応する表示灯(49a,49b,49c,49dのいずれか1つ)の制御信号をON状態として1つ点滅させる。そして、ステップ213に進んで、信号入力のあった選択スイッチ及びセットスイッチ48からの信号が同時入力されるかどうかを判定する。同時入力される場合は、ステップ213の判定が満たされ、ステップ214に移る。ステップ214では、所定の演算処理が行われ、記憶されている操作パターンフラグを設定入力された操作パターンに書き換える。そして、ステップ215に進んで、操作パターンフラグを読み込み、ステップ216に進んで、対応する表示灯の制御信号をON状態として1つ点灯させ、ステップ210の操作パターン設定処理が終了する。ステップ210の操作パターン設定処理が終了すると、ステップ100に戻って上記同様の手順を繰り返す。また、ステップ211において、選択スイッチ47a,47b,47c,47dのいずれか1つから信号入力がない場合は、その判定が満たされず、ステップ215に進んで上記同様の手順を行う。また、ステップ213において、信号入力のあった選択スイッチ及びセットスイッチ50からの信号が同時入力されない場合は、その判定が満たされず、ステップ215に進んで上記同様の手順を行う。
ステップ170において、セットスイッチ48及び表示切替スイッチ50からの信号が同時入力される場合は、その判定が満たされ、ステップ220の記憶暗号変更処理に移る。
ステップ220の記憶暗号変更処理では、まずステップ221で、キースイッチ33のON位置33aでの経過時間tが所定の制限時間T以内であるかどうかを判定する。経過時間tが所定の制限時間T以内である場合は、ステップ221の判定が満たされ、ステップ222に移る。ステップ222では、暗号入力が完了したかどうかを判定する。暗号入力が完了しない場合は、ステップ222の判定が満たされず、ステップ221に戻って、上記同様の手順を繰り返す。一方、暗号入力が完了した場合は、ステップ222の判定が満たされ、ステップ223に移る。ステップ223では、所定の演算処理が行われ、入力暗号と記憶暗号とが一致しているかどうかを判定する。
一致している場合は、ステップ223の判定が満たされ、ステップ224に移る。ステップ224では、表示灯49a,49b,49c,49dの制御信号をON状態として全部点灯させる。そして、ステップ225に進んで、再度、キースイッチ33のON位置33aでの経過時間tが所定の制限時間T以内であるかどうかを判定する。経過時間tが所定の制限時間T以内である場合は、ステップ225の判定が満たされ、ステップ226に移る。ステップ226では、記憶暗号入力が完了したかどうかを判定する。記憶暗号入力が完了しない場合は、ステップ226の判定が満たされず、ステップ225に戻って、上記同様の手順を繰り返す。一方、記憶暗号入力が完了した場合は、ステップ226の判定が満たされ、ステップ227に移る。ステップ227では、所定の演算処理が行われ、記憶されている記憶暗号を入力された暗号に書き換える。
そして、ステップ228に進んで、モードフラグがロックモードから解除モードに設定変更され、ステップ229に進んで、起動用リレー58の制御信号をON状態として起動用リレー58の接点を閉じ状態とし、ステップ230に進んで、ロック用リレー62の制御信号をON状態としてロック用リレー62の接点を閉じ状態とする。そして、ステップ231に進んで、ブザーの制御信号をON状態として3回吹鳴させ、ステップ220の記憶暗号変更処理が終了する。また、ステップ223において、入力暗号と記憶暗号とが一致していない場合は、その判定が満たされず、ステップ232に移る。ステップ232では、ブザーの制御信号をON状態として1回吹鳴させ、ステップ220の記憶暗号変更処理が終了する。また、ステップ221又は225において、キースイッチ33のON位置33aでの経過時間tが所定の制限時間Tを超えた場合は、それら判定が満たされず、ステップ220の記憶暗号変更処理が終了する。ステップ220の記憶暗号変更処理が終了すると、ステップ200に進んで、表示灯49a,49b,49c,49dの制御信号をOFF状態として全部消灯させ、上述のステップ210の操作パターン設定処理に移る。
また、ステップ160において、キースイッチ33のON位置33aでの経過時間tが所定の制限時間Tを越えた場合は、その判定が満たされず、ステップ200に移る。ステップ200では、表示灯49a,49b,49c,49dの制御信号をOFF状態として全部消灯させ、上述のステップ210の操作パターン設定処理に移る。
ステップ150において、モードフラグがロックモードでない(言い換えれば解除モードである)場合は、その判定が満たされず、ステップ240のロックモード設定に移る。
ステップ240のロックモード設定処理では、まずステップ241で、キースイッチ33のON位置33aでの経過時間tが所定の制限時間T以内であるかどうかを判定する。経過時間tが所定の制限時間T以内である場合は、ステップ241の判定が満たされ、ステップ242に移る。ステップ242では、表示切替スイッチ50からの信号入力があるかどうかを判定する。表示切替スイッチ50からの信号入力がない場合は、ステップ242の判定が満たされず、ステップ241に戻って上記同様の手順を繰り返す。一方、表示切替スイッチ50からの信号入力がある場合は、ステップ242の判定が満たされ、ステップ243に移る。ステップ243では、所定の演算処理が行われ、モードフラグが解除モードからロックモードに設定変更され、ステップ244に進んで、起動用リレー58の制御信号をOFF状態として起動用リレー58の接点を開き状態とし、ステップ245に進んで、ロック用リレー62の制御信号をOFF状態としてロック用リレー62の接点を開き状態とする。そして、ステップ246に進んで、ブザーの制御信号をON状態として3回吹鳴させ、ステップ240のロックモード設定処理が終了する。また、ステップ241において、キースイッチ33のON位置33aでの経過時間tが所定の制限時間Tを超えた場合は、その判定が満たされず、ステップ240のロックモード設定処理が終了する。ステップ240のロックモード設定処理が終了すると、ステップ200に進んで、表示灯49a,49b,49c,49dの制御信号をOFF状態として全部消灯させ、上述のステップ210の操作パターン設定処理に移る。
また、ステップ120において、キースイッチ33のON位置33aでの経過時間tが所定の制限時間Tを越えた場合は、上述のステップ210の操作パターン設定処理に移る。
なお、上記において、選択スイッチ47a,47b,47c,47dは、特許請求の範囲記載のその入力順序により操作者が暗号を入力可能な暗号入力手段を構成し、かつ操作レバーの操作方向と油圧アクチュエータ及びその動作方向とを対応づける操作パターンの設定を操作者が入力可能な操作パターン入力手段をも構成する。また、表示灯49a,49b,49c,49dは、暗号が入力可能な準備状態であることを表示する準備表示手段を構成する。
また、オルタネータ51及びコントローラ41が行う図7のステップ110は、原動機が回転状態にあるか停止状態にあるかを検出する原動機回転検出手段を構成する。また、コントローラ41が行う図8のステップ191は、キースイッチがON位置に操作されかつ原動機回転検出手段で原動機の停止状態にあることが検出されたときに、暗号入力手段で入力された入力暗号と予め記憶された記憶暗号とが一致するかどうかを判定する暗号判定手段を構成する。
また、キースイッチ33、起動用リレー58、及びスタータモータ59は、原動機の起動手段を構成する。また、起動用リレー58及びコントローラ41の行う図11のステップ244は、暗号判定手段で一致しないと判定されたときに、原動機の起動手段による起動制御を禁止する禁止制御手段を構成する。また、ロック用リレー62及びコントローラ41の行う図11のステップ245は、暗号判定手段で一致しないと判定されたときに、切換弁を遮断状態に制御する遮断制御手段を構成する。
また、表示切替スイッチ50は、キースイッチがON位置に操作されかつ原動機回転検出手段で原動機の停止状態にあることが検出されたときに、暗号判定手段で一致すると判定されるまで禁止制御手段若しくは遮断制御手段が有効となるロック設定を、操作者が入力可能なロック設定手段を構成する。
また、セットスイッチ48及び表示切替スイッチ50は、記憶暗号の書き換えが可能な設定を操作者が入力指示可能な書換指示手段を構成する。また、コントローラ41の行う図10のステップ227が、キースイッチがON位置に操作されかつ原動機回転検出手段で原動機の停止状態にあることが検出されたときに、書換指示手段の入力指示により暗号入力手段で入力された入力暗号を記憶暗号として書き換え記憶する記憶暗号書換手段を構成する。
次に、本実施形態の動作及び作用効果を以下に説明する。
操作者が例えば掘削作業等を終了又は中止する場合、まず、操作者がキースイッチ33をOFF位置33cに操作して、エンジン制御の電気系統をOFF状態としエンジン42を停止させる。そして、図7のステップ100で操作者がキースイッチ33をON位置33aに操作すると、ステップ110,120を経てステップ130で、表示灯49a,49b,49c,49dが全部点滅する。そして、例えば盗難防止機能が無効な解除モードから有効なロックモードに設定変更することを意図して、キースイッチ33のON位置33a操作後の所定の制限時間T内に、操作者が表示切替スイッチ50を入力操作すると、ステップ140,150,241を経てステップ242の判定が満たされ、ステップ243で、ロックモードに設定変更される。
その後、ステップ244で、制御信号をOFF状態として起動用リレー58の接点を開き状態とする。これにより、キースイッチ33を起動位置33bに操作しても、スタータモータ59が駆動せず、エンジン42が起動できない。また、ステップ245で、制御信号をOFF状態としてロック用リレー62の接点を開き状態とする。これにより、ロックレバー40L,40Rを下降位置に引き下げても、操作信号が切換弁61のソレノイド駆動部61aに入力されず、切換弁61が遮断位置61Rから連通位置61Lに切り換えられない。そのため、電磁比例弁52A,52B,53A,53B,54A,54B,55A,55Bにパイロットポンプ39からの1次パイロット圧が供給されず、旋回用油圧モータ16、ブーム用油圧シリンダ21、アーム用油圧シリンダ22、及びバケット用油圧シリンダ23が駆動しない。また、ステップ246で、制御信号をON状態としてブザーが3回吹鳴する。これにより、操作者は盗難防止機能が有効なロックモードに設定されたことを確認する。したがって、操作者が掘削作業等を終了又は中止して油圧ショベルから離れる場合でも、ロックモードに設定することで、エンジン42が起動せず、旋回用油圧モータ16、ブーム用油圧シリンダ21、アーム用油圧シリンダ22、及びバケット用油圧シリンダ23等の油圧アクチュエータが駆動しないので、油圧ショベルの盗難を防止することができる。
一方、操作者が例えば掘削作業等を再開する場合は、まず、ステップ100で操作者がキースイッチ33をON位置33aに操作すると、ステップ110,120を経てステップ130で、表示灯49a,49b,49c,49dが全部点滅する。そして、キースイッチ33のON位置33a操作後の所定の制限時間T内に、操作者が選択スイッチ47a,47b,47c,47dで記憶暗号と同じ暗号を入力すると、ステップ140,150,160,170,180を経てステップ191の判定が満たされ、ステップ192で、解除モードに設定変更される。
その後、ステップ193で、制御信号をON状態として起動用リレー58の接点を閉じ状態とする。これにより、キースイッチ33を起動位置33bに操作すれば、スタータモータ59が駆動しエンジン42が起動可能となる。また、ステップ194で、制御信号をON状態としてロック用リレー62の接点を閉じ状態とする。これにより、ロックレバー40L,40Rが下降位置に引き下げれば、操作信号が切換弁61のソレノイド駆動部61aに入力され、切換弁61が遮断位置61Rから連通位置61Lに切り換え可能となり、旋回用油圧モータ16、ブーム用油圧シリンダ21、アーム用油圧シリンダ22、及びバケット用油圧シリンダ23が駆動可能となる。また、ステップ246で、制御信号をON状態としてブザーが3回吹鳴する。これにより、操作者は盗難防止機能が無効な解除モードに設定されたことを確認して、掘削作業等を再開することができる。
また、その後、操作者が手動操作レバー37L,37Rの各操作方向の操作対象を所望の操作パターン(上述した操作パターンA、B、C、Dのいずれか)に変更しようとして、操作者がキースイッチ33をON位置33aにしたまま(かつエンジン42が駆動していない状態で)、選択スイッチ47a,47b,47c,47dのいずれか1つを入力操作すると、ステップ211の判定が満たされ、ステップ212で、対応する表示灯(49a,49b,49c,49dのいずれか1つ)が点滅する。そして、入力操作した選択スイッチ及びセットスイッチ48を操作者が同時入力すると、ステップ213の判定が満たされ、ステップ214で設定入力された操作パターンに書き換えられ、ステップ215を経てステップ216で対応する表示灯が点灯する。
このように本実施形態においては、表示器34に備えられた選択スイッチ47a,47b,47c,47dを上述の操作パターン入力手段としてだけでなく、上述の暗号入力手段として兼用するので、専用部品を追加することなく安価に盗難防止を図ることができる。また、操作者が選択スイッチ47a,47b,47c,47dの入力順序により暗号を入力するので、従来の操作レバーの操作により暗号入力する場合に比べ、その操作性を著しく向上させることができる。
なお、上記一実施形態では、コントローラ41が盗難防止機能(ロックモード設定・解除、記憶暗号変更)及び操作パターン設定機能をともに備える構成を例にとって説明したが、これに限られず、例えばコントローラ41及び表示器34が分担して盗難防止機能及び操作パターン設定機能を備える構成としてもよい。この場合も、上記同様の効果を得る。
また、上記一実施形態では、エンジン41が回転状態にあるか停止状態にあるかを検出する原動機回転検出手段として、オルタネータ51により検出する方法を例に取り説明したがこれに限らない。すなわち、例えばエンジン41の出力軸等に設けられ実回転数を検出する回転センサ又はスタータモータ59等からの信号によりエンジン41の回転状態を検出してもよい。この場合も、上記同様の効果を得る。
本発明の建設機械の制御装置の適用対象である小型の油圧ショベルの全体構造を表す側面図である。 本発明の建設機械の制御装置の適用対象である小型の油圧ショベルの全体構造を表す上面図である。 図1中矢印A方向から見た矢視俯瞰図である。 本発明の建設機械の制御装置の一実施形態を構成する表示器の全体構造を表す上面図である。 本発明の建設機械の制御装置の一実施形態とともに、上部旋回体、ブーム、アーム、及びバケットの駆動に係わる油圧駆動装置の要部構成を表す回路図である。 本発明の建設機械の制御装置の一実施形態を構成するコントローラに記憶された操作パターン選択テーブルの詳細を一例として表す図である。 本発明の建設機械の制御装置の一実施形態を構成するコントローラの制御処理内容を表すフローチャートである。 本発明の建設機械の制御装置の一実施形態を構成するコントローラのロックモード解除における制御処理内容を表すフローチャートである。 本発明の建設機械の制御装置の一実施形態を構成するコントローラの操作パターン設定における制御処理内容を表すフローチャートである。 本発明の建設機械の制御装置の一実施形態を構成するコントローラの記憶暗号変更における制御処理内容を表すフローチャートである。 本発明の建設機械の制御装置の一実施形態を構成するコントローラのロックモード設定における制御処理内容を表すフローチャートである。
符号の説明
2 下部走行体
3 上部旋回体
6 フロント装置
16 旋回用油圧モータ
21 ブーム用油圧シリンダ
22 アーム用油圧シリンダ
23 バケット用油圧シリンダ
33 キースイッチ(起動手段)
33a ON位置
34 表示器
37L,37R 操作レバー
39 パイロットポンプ(パイロット油圧源)
41 コントローラ(原動機回転検出手段、暗号判定手段、禁止制御手段、遮断制御手段、記憶暗号書換手段)
42 エンジン(原動機)
43 油圧ポンプ
47a,47b,47c,47d 選択スイッチ(暗号入力手段、操作パターン入力手段)
48 セットスイッチ(書換指示手段)
49a,49b,49c,49d 表示灯(準備表示手段)
50 表示切替スイッチ(書換指示手段、ロック設定手段)
51 オルタネータ(原動機回転検出手段)
52 旋回用コントロールバルブ
53 ブーム用コントロールバルブ
54 アーム用コントロールバルブ
55 バケット用コントロールバルブ
58 起動用リレー(起動手段、禁止制御手段)
59 スタータモータ(起動手段)
61 切換弁
62 ロック用リレー(遮断制御手段)
T 制限時間

Claims (7)

  1. 下部走行体と、この下部走行体上に旋回可能に設けた上部旋回体と、この上部旋回体に俯仰可能に設けた多関節型のフロント装置と、原動機と、この原動機によって駆動される油圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出された圧油により駆動する油圧アクチュエータと、前記油圧ポンプから前記油圧アクチュエータへの圧油の流れを制御する油圧パイロット式のコントロールバルブと、複数のスイッチを備えた表示器とを有する建設機械の制御装置において、
    前記複数のスイッチのうち少なくとも2つのスイッチは、その入力順序により操作者が暗号を入力可能な暗号入力手段として兼用され、
    前記原動機が回転状態にあるか停止状態にあるかを検出する原動機回転検出手段と、
    キースイッチがON位置に操作されかつ前記原動機回転検出手段で前記原動機の停止状態にあることが検出されたときに、前記暗号入力手段で入力された入力暗号と予め記憶された記憶暗号とが一致するかどうかを判定する暗号判定手段と、
    この暗号判定手段で一致しないと判定されたときに、前記原動機の起動手段による起動制御を禁止する禁止制御手段とを有することを特徴とする建設機械の制御装置。
  2. 請求項1項記載の建設機械の制御装置において、パイロット油圧源から前記コントロールバルブへのパイロット管路を連通・遮断可能な切換弁と、前記暗号判定手段で一致しないと判定されたときに、前記切換弁を遮断状態に制御する遮断制御手段とをさらに有することを特徴とする建設機械の制御装置。
  3. 請求項1又は2記載の建設機械の制御装置において、前記暗号入力手段である前記スイッチは、前記キースイッチのON位置操作後の所定の制限時間内のみ前記暗号が入力可能であることを特徴とする建設機械の制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載の建設機械の制御装置において、前記表示器は、さらに少なくとも1つの表示灯を備えており、この表示灯は、前記暗号が入力可能な準備状態であることを表示する準備表示手段として兼用されることを特徴とする建設機械の制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項記載の建設機械の制御装置において、前記複数のスイッチのうち少なくとも1つのスイッチは、前記記憶暗号の書き換えが可能な設定を操作者が入力指示可能な書換指示手段として兼用され、前記キースイッチがON位置に操作されかつ前記原動機回転検出手段で前記原動機の停止状態にあることが検出されたときに、前記書換指示手段の入力指示により前記暗号入力手段で入力された入力暗号を前記記憶暗号として書き換え記憶する記憶暗号書換手段をさらに有することを特徴とする建設機械の制御装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項記載の建設機械の制御装置において、前記複数のスイッチの少なくとも1つのスイッチは、前記キースイッチがON位置に操作されかつ前記原動機回転検出手段で前記原動機の停止状態にあることが検出されたときに、前記暗号判定手段で一致すると判定されるまで前記禁止制御手段若しくは前記遮断制御手段が有効となるロック設定を、操作者が入力可能なロック設定手段として兼用されることを特徴とする建設機械の制御装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項記載の建設機械の制御装置において、前記暗号入力手段である前記スイッチは、操作レバーの操作方向と前記油圧アクチュエータ及びその動作方向とを対応づける操作パターンの設定を操作者が入力可能な操作パターン入力手段として兼用されることを特徴とする建設機械の制御装置。
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