JP2009012506A - ボード用の把手 - Google Patents

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Takeshi Joraku
健 常樂
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Toyota Boshoku Corp
Meiwa Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】一端側がボードに固定されたストラップを有するボード用の把手のストラップを、ボードを開いたときに長くし、ボードを閉じたとき、そのボードの上方に突出したストラップ部分の長さを短くできるようにする。
【解決手段】ストラップ13の一端側17をねじ19と第1のホック部材15によってボード4に固定し、ストラップ13の長手方向中間部21に第2のホック部材16を固定し、ボード4が閉位置にあるとき、第1及び第2のホック部材15,16を互いに係合し、ボード4を開いて、そのボードを開位置に保持するときは、第1及び第2のホック部材15,16の係合を解除して、ストラップ13の長さを長くする。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車のラゲージルームのフロアパネル上に敷設されるデッキボードや、そのフロアパネルに形成された収納凹部の上部開口を覆うボードなどの各種ボードを持ち上げ、ないしは開放させるときに使用されるボード用の把手に関するものである。
上述したボード用の把手は従来より周知である(特許文献1及び2参照)。この形式の把手は、可撓性を有する細長形状のストラップを2つに折り返し、その基端部をボードの端面に固定したものである。ボードが閉状態にあるとき、ストラップのループ状に形成された先端側は外部に露出している。かかるボードを上方に回動させるなどして開くときは、ループ状に形成されたストラップの先端側を手で掴み、これを引いてボードを開放させる。このようにしてボードを開放させた後、ストラップのループ状に形成された先端側を、例えば車体に固定されたフックなどの掛止部に掛ければ、ボードを開放した状態に保つことができる。
上述のように、従来のボード用の把手によっても、ボードを開放した状態に保つことができるのであるが、開放したときのボードと、掛止部との間の距離が大きいときも、ストラップをその掛止部に確実に掛けておくことができるようにするには、ストラップの長さを、ボードと掛止部との間の大きな距離に対応した大きさに設定する必要がある。ところが、このようにストラップの長さが長くなると、ボードが閉状態にあるとき、その外部に露出したストラップ部分の長さが長くなるため、その見栄えが低下すると共に、そのストラップ部分が邪魔となるおそれもある。
特開平9−109777号公報 特開2004−314839号公報
本発明の目的は、上記従来の欠点を除去したボード用の把手を提供することにある。
本発明に係るボード用の把手は、一端側がボードに固定された可撓性を有する細長形状のストラップと、該ストラップの長手方向中間部を前記ボードに対して着脱可能に連結する連結手段とを有し、前記ストラップの他端側には該ストラップを掛止部に掛けるための係合手段が設けられていることを特徴とする。
また、上記ボード用の把手において、前記連結手段は、前記ボードに固定された第1のホック部材と、前記ストラップの長手方向中間部に固定された第2のホック部材とを有するホックから構成され、前記第2のホック部材を第1のホック部材に係合させることにより、前記ストラップの長手方向中間部をボードに連結するように構成することもできる。
さらに、上記ボード用の把手において、前記第1のホック部材は、ねじによって前記ボードに固定され、該ねじと第1のホック部材とによって、前記ストラップの一端側が前記ボードに固定されているように構成することもできる。
また、上記ボード用の把手において、前記係合手段は、前記ストラップの他端側を折り返して互いに重なったストラップの部分を前記第2のホック部材によって互いに固定することによりループ状に形成されたストラップ部分によって構成することもできる。
本発明によれば、把手のストラップを引いてボードを開放したとき、連結手段による連結を解除して、ストラップの長手方向中間部をボードから離し、ストラップを長く延ばして、その他端側の係合手段を掛止部に掛けることができるので、ボードと掛止部の距離が大きくとも、ストラップの係合手段を掛止部に掛止めさせることができる。しかも、ボードが閉状態にあるときは、連結手段によってストラップの長手方向中間部をボードに連結しておくことができるので、ストラップの外部に露出したストラップ部分の長さを短くすることができる。
以下、本発明の実施形態例を図面に従って詳細に説明する。
図1は、自動車のラゲージルームの床面を構成するフロアパネル1に形成された収納凹部2に図示していない工具箱を収納し、その収納凹部2の上部開口をボード4によって覆った状態を示す断面図である。ここに示したボード4は、表面側の表壁5と、裏面側の裏壁6と、これらを一体に連結する端壁7,8と、補強壁3とから成る樹脂製の基材9を有し、表壁5の表面には、表皮材11が貼着されている。かかるボード4は、フロアパネル1の収納凹部2の周辺の段部12に載置され、その収納凹部2の上部開口を覆っている。
ボード4の端壁7には、細長形状のストラップ13を有するボード用の把手14が付設され、収納凹部2に工具箱を出し入れするときは、ボード4の上方に突出したストラップ13の部分を手で掴んで、これを矢印A方向に引き上げ、ボード4を図5に示した開位置にもたらせばよい。このように収納凹部2の上部開口を開放することにより、工具箱を出し入れすることができる。ボード4を矢印Aと反対方向に回動させることによって、そのボード4を図1に示した閉位置に戻し、該ボード4によって収納凹部2の上部開口を閉鎖することができる。
上述のように、把手14のストラップ13を手で掴むことにより、楽にボード4を開位置に回動させることができる。以下に、この把手14の具体的構成を明らかにする。
図2は、ボード用の把手14が設けられた部分のボード4と、その把手14の拡大断面図であり、図3は把手14を斜め下方から見た斜視図である。さらに、図4は後述する第1及び第2のホック部材15,16の係合を解除したときの把手14を示す斜視図である。これらの図に示すように、本例のボード用の把手14は、前述の細長形状のストラップ13を有しており、このストラップ13は、例えば布、軟質樹脂又はゴムなどの可撓性を有する材料によって構成されている。かかるストラップ13の一端側17は、ボード4の端壁7に固定されている。
また、本例のボード用の把手14は、前述の第1及び第2のホック部材15,16より成るホック18を有している。図2に示すように、第1のホック部材15とストラップ13の一端側17に形成された孔には、ねじ19が挿通され、該ねじ19がボード4の端壁7に形成された取付孔20に螺着されて締め付けられている。これにより、第1のホック部材15はボード4の端壁7に固定され、しかもストラップ13の一端側17も、その第1のホック部材15とボード4の端壁7に強く挟まれて該ボード4に固定されている。このように、第1のホック部材15は、ねじ19によってボード4に固定され、そのねじ19と第1のホック部材15とによって、ストラップ13の一端側17がボード4に固定されているのである。
また、図2乃至図4に示すように、第2のホック部材16は、ストラップ13の長手方向中間部21に固定されていて、ストラップ13の他端側24は2つに折り返され、ストラップ13の長手方向中間部21においてストラップ部分22,23が互いに重ね合わされ、そのストラップ部分22,23が第2のホック部材16によって互いに固定されている。これにより、ストラップ13の他端側24は、ループ状に形成される。
ボード4が図1及び図2に示した閉位置にあるとき、第1及び第2のホック部材15,16は、図2及び図3に示すように、それ自体周知の態様で、互いに着脱可能に係合し、これによってストラップ13の長手方向中間部21がボード4の端壁7に対して固定連結される。このとき、図2に示すように、ストラップ13の一端側17から、第2のホック部材16が設けられた長手方向中間部21までのストラップ部分25と、これに隣接するストラップ部分26は、ボード4によって覆い隠され、よって、ボード4の上方から、これらのストラップ部分25,26を目視することはできない。これに対し、ストラップ13のループ状に形成された他端側24は、ボード4とフロアパネル1との間の隙間Gからボード4の上方に突出している。
前述のように、ボード4を開位置にもたらすには、ループ状に形成されたストラップ13の他端側24に手を掛けて、これを図1に矢印Aで示した方向に引き上げて、ボード4を図5に示した位置にもたらす。このとき、ボード4を図5に示した開状態に保つには、第2のホック部材16と第1のホック部材15との係合を解除し、第2のホック部材16を第1のホック部材15から分離して、図4に示すようにストラップ13を長く延ばし、そのストラップ13のループ状に形成された他端側24を、図5及び図6に示したように、例えば車体27に固定されたフックより成る掛止部28に掛ければよい。このとき、開放状態にあるボード4と、掛止部28との間の距離が大きくとも、上述のように、ストラップ13を長く延ばすことができるので、そのストラップ13のループ状の他端側24を支障なく掛止部28に掛けることができる。
再び、ボード4を閉じるときは、ストラップ13のループ状の他端側24を掛止部28から外した後、第2のホック部材16を図3に示したように第1のホック部材15に係合し、次いでボード4を図1に矢印Aで示した方向と逆方向に回動して、該ボード4を図1及び図2に示した閉位置にもたらす。このとき、図2に示したように、ストラップ13のループ状に形成された他端側24は、ボード4の上方に突出し、ラゲージルームの物品収納空間側にはみ出しているが、第2のホック部材16は第1のホック部材15に係合して、ストラップ13の全体の長さが短くなっているので、ボード4の上方に突出したストラップ部分の長さは短くなる。従って、ラゲージルーム内の見栄えが低下したり、ストラップ13が荷物の出し入れに邪魔となることはない。
上述のように、ボード4に固定された第1のホック部材15と、ストラップ13の長手方向中間部21に固定された第2のホック部材16を有するホック18は、ストラップ13の長手方向中間部21をボード4に対して着脱可能に連結する連結手段の一例を構成する。かかる第2のホック部材16を第1のホック部材15に係合することによって、ストラップ13の長手方向中間部21をボード4に連結することができる。このような連結手段を設けることによって、ボード4を開位置にもたらしたとき、ストラップ13の長さを長くすることができ、逆にボード4を閉位置にもたらしたとき、ストラップ13の長さを短くすることができるのである。
また、図2乃至図4から明らかなように、第1のホック部材15は、ボード4の端壁7の一般面29よりも引っ込んだ端壁7の凹部30に固定されているので、ボード4を図2に示したように閉位置にもたらしたときも、ホック18がフロアパネル1に干渉することはない。
さらに、前述のように、ストラップ13の他端側24は、折り返されていて、互いに重なったストラップ部分22,23が第2のホック部材16によって互いに固定され、これによりストラップ13の他端側24はループ状に形成され、かかるループ状の他端側24によって、ストラップ13を掛止部28に掛けるための係合手段が構成されている。このように、ストラップ13の他端側24に、そのストラップ13を掛止部28に掛けるための係合手段を設けることにより、ストラップ13を確実に掛止部28に係合し、ボード4を確実に開位置に保持しておくことができる。
掛止部28に係合可能なフックをストラップ13の他端側に取り付け、そのフックによって係合手段を構成することもできる。また、第1及び第2のホック部材15,16より成るホック以外の連結手段を採用することもできる。
本発明は、自動車のフロアパネルに形成された収納凹部の上部開口を覆うボード以外の各種ボード用の把手にも広く適用できるものである。
フロアパネルに形成された収納凹部の上部開口を覆うボードの断面図である。 ボード用の把手の拡大断面図である。 図2に示したボード用の把手を斜め下方から見た斜視図である。 第1及び第2のホック部材の係合を解除してストラップを長く延ばしたときの把手の斜視図である。 ボードを開位置にもたらし、把手のループ状の他端側を掛止部に掛けたときの様子を示す図である。 図5の矢印VI方向に見た拡大図である。
符号の説明
4 ボード
13 ストラップ
14 把手
15 第1のホック部材
16 第2のホック部材
17 一端側
18 ホック
19 ねじ
21 長手方向中間部
22,23 部分
24 他端側

Claims (4)

  1. 一端側がボードに固定された可撓性を有する細長形状のストラップと、該ストラップの長手方向中間部を前記ボードに対して着脱可能に連結する連結手段とを有し、前記ストラップの他端側には該ストラップを掛止部に掛けるための係合手段が設けられていることを特徴とするボード用の把手。
  2. 前記連結手段は、前記ボードに固定された第1のホック部材と、前記ストラップの長手方向中間部に固定された第2のホック部材とを有するホックから構成され、前記第2のホック部材を第1のホック部材に係合させることにより、前記ストラップの長手方向中間部をボードに連結する請求項1に記載のボード用の把手。
  3. 前記第1のホック部材は、ねじによって前記ボードに固定され、該ねじと第1のホック部材とによって、前記ストラップの一端側が前記ボードに固定されている請求項2に記載のボード用の把手。
  4. 前記係合手段は、前記ストラップの他端側を折り返して互いに重なったストラップの部分を前記第2のホック部材によって互いに固定することによりループ状に形成されたストラップ部分によって構成されている請求項1乃至3のいずれかに記載のボード用の把手。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013056585A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 Toyota Boshoku Corp 車両用デッキボード
WO2016030980A1 (ja) * 2014-08-27 2016-03-03 本田技研工業株式会社 車体床部構造
JP2020147083A (ja) * 2019-03-11 2020-09-17 本田技研工業株式会社 車両用荷室構造

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