JP2009012460A - 画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】作成しなければならない画像のサイズに効率的に対応可能な画像形成装置および
画像形成方法を提供すること。
【解決手段】入力された画像データに対して潜像を形成する形成手段と、前記潜像を副走査方向に形成する回数をカウントすると共に、前記回数の上限値が定められるカウンタと、前記上限値に従って前記形成手段による前記潜像の形成動作を実行させる第1の制御手段と、前記上限値を超えて前記形成手段による前記潜像の形成を行うか否かを判断する判断手段と、前記判断手段が前記上限値を超えて前記潜像の形成を行なうと判断した場合に、前記副走査方向への前記潜像の形成を継続させる第2の制御手段と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成に関し、より詳細には、作成しなければならない画像のサイズに効
率的に対応可能な画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラムに関する。
画像形成装置は、一般に定型サイズの画像形成のみの対応ではなく不定形サイズの画像
形成にも対応することが望まれている。不定形サイズは通常の給紙搬送と異なり給紙段か
らではなく手差しトレイから給紙される。手差しトレイからの転写紙サイズは、主走査方
向は手差しトレイの物理的サイズから上限が制限されるが、副走査方向は物理的に無限長
可能である。副走査方向長さは画像形成装置のスペック仕様から上限が定められている。
例えばA3機では通常トレイで最大:432mmであるが、手差しトレイでは最大:12
60mmまでプリント可能である。A0機では通常トレイで最大:1189mmであるが
、手差しトレイではロール紙形態の給紙を考慮し最大:15000mmまでプリント可能
である。このように副走査方向の最大プリント領域は不定形サイズを含めた長尺サイズに
対応している。
画像形成装置を使用して画像領域に対して画像を形成する技術として、例えば、特許文献1が知られている。特許文献1には、画像情報に基づき主走査・副走査方式によって像担持体へ画像を書き込むためのビデオ信号処理回路について開示されている。開示内容は、ビデオ信号処理回路にて副走査方向の画像領域を制御する副走査画像有効領域信号の生成方法に関する案件であり、副走査有効領域信号を生成する上でステートマシンと副走査カウンタを有し、副走査カウンタと領域の閾値に基づいて副走査有効領域信号を生成している。
特許文献1では、書き込み制御部の中枢であるビデオ信号処理回路にて副走査有効領域
信号を、副走査カウンタと領域長の閾値に基づいて生成している。そのため、副走査カウ
ンタは最大副走査画像長に合わせたカウンタbit数を必要とする。上述の副走査長尺サ
イズを画像形成する場合には、副走査長尺の最大サイズに対応させる必要がある。副走査
方向の解像度が1200dpiの画像形成装置を例に考えると、A3機での通常サイズ:
432mmは、20409(0x4FB9)ラインであり15bit幅の副走査カウンタを有していれば十分である。副走査長尺最大サイズ:1260mmは、59527(0xE887)ラインであり16ビット幅の副走査カウンタが必要である。他方A0機では通常サイズ:1189mmは、56173(0xDB6D)ラインであり16bit幅で十分であるが、副走査長尺最大サイズ:15000mmは、708661(0xAD035)ラインであり、20bit幅の副走査カウンタが必要である。なお、カッコ内の値は、ヘキサデシマル表記の値を示す。
転写紙サイズが長くなるにつれ必要な副走査カウンタのbit幅は増加する。カウンタ
のbit幅が増加することは、カウンタ値と比較すべき領域の閾値を格納するレジスタの
bit幅も増加させる必要がある。例えば、副走査画像領域を制御する上で必要となる領
域レジスタは、副走査書き込みライン数、副走査画像データ転送有効ライン数、副走査ト
リム先端位置、副走査トリム後端位置と様々なレジスタを含んで構成される。これらレジ
スタも副走査カウンタと同様に長尺サイズ対応のため、bit幅を拡張する必要がある(
A3機:15bit→16bit、A0機:16bit→20bit)。
加えて、副走査カウンタは、画像形成装置に1つだけ実装されるわけではない。例えば
、複数色を出力するための複数の感光体ドラムを有したタンデム方式のカラー画像形成装
置の場合、色毎に作像タイミングが異なるので、排他制御可能な回路構成を採用する必要
があり、このため、出力させるべき色と同数の副走査カウンタを実装させる必要がある。
レーザダイオードを光源とするフルカラー画像形成装置では、Bk(ブラック)、M(マ
ゼンダ)、Y(イエロー)、C(シアン)の4色を使用してカラー作像するので、副走査カウンタを作像色別に1つずつ合計4つ有する回路構成になる。
また、副走査カウンタだけでなく領域レジスタも複数有する場合がある。インターリー
ブ処理などを利用し、複数種類の転写部材サイズ(A3、A4)の混載や、転写部材の表
裏で異なる解像度、モードに対応する場合、領域レジスタを複数実装させ、各モードに合
わせて使い分ける回路構成をとる場合もある。
特開2005−138429号公報
上述したように、従来の画像形成装置は、副走査有効領域信号を副走査カウンタと領域
レジスタの閾値とに基づいて生成する構成では、副走査長尺サイズに対応させるために、
画像形成装置の規格仕様に合わせて副走査カウンタと領域レジスタのbit幅を過剰に有
しなければならず回路構成の膨大化を招く問題があった。また、このため、回路構成およ
び制御ソフトウェアなどが複雑化し、転写部材ごとに異なるメモリ構成を設計しなければ
ならないという問題があった。
すなわち、本発明は、用紙サイズの種類に対し、ハードウェア構成およびソフトウェア
構成を都度大きく修正することなく、ソフトウェア的な設定を変更するだけで定型サイズ
(A5、A4、A3、A0、B5、B4、B3など)から不定型サイズ(長尺サイズまた
は長幅サイズ)まで対応することができる画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる画像形成装置は、入力された画像データに対して潜像を形成する形成手段と、前記潜像を副走査方向に形成する回数をカウントすると共に、前記回数の上限値が定められるカウンタと、前記上限値に従って前記形成手段による前記潜像の形成動作を実行させる第1の制御手段と、前記上限値を超えて前記形成手段による前記潜像の形成を行うか否かを判断する判断手段と、前記判断手段が前記上限値を超えて前記潜像の形成を行なうと判断した場合に、前記副走査方向への前記潜像の形成を継続させる第2の制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記画像形成装置で実行される画像形成方法、画像形成プログラムである。
本発明は、書き込み制御部が含むビデオ信号処理回路にて、副走査有効領域信号を生成
する際に使用する副走査カウンタや領域レジスタのbit幅を低減し回路構成の膨大化を
防止する。本発明では、副走査最大サイズに合わせたbit幅を有して副走査有効領域信
号を生成するのではなく、通常使用する定型サイズの副走査長に合わせた副走査カウンタ
や領域レジスタのbit幅を与えておく。
画像形成装置は、副走査カウンタの値および領域レジスタの値を使用した副走査方向制
御と、副走査方向の走査を継続させるための副走査強制フラグを使用した副走査方向制御
を切り換えることにより、副走査方向制御を実行する。画像形成装置は、定型サイズの場
合、領域レジスタにロードした値となるまで副走査カウンタがカウントアップした時点で
副走査方向の制御を終了させる。一方、設定された副走査カウンタや領域レジスタの値を
超えて画像形成を行うことが必要な転写部材サイズが設定された場合、副走査強制フラグ
を、副走査カウンタのカウントアップ途中の適切なタイミングで設定する。
画像形成装置は、副走査カウンタが満了した場合、副走査強制フラグが設定されている
か否かを判断し、副走査カウンタが満了し、副走査強制フラグが設定されていない場合に
は、副走査制御を終了する。また、副走査カウンタが満了し、副走査強制フラグがアサー
ト(アクティブ化)されている場合、副走査強制フラグがネゲート(インアクティブ化)
されるまで、副走査方向制御を継続させる。なお、副走査カウンタの満了とは、副走査カ
ウンタが領域レジスタにロードしたカウント値となった場合および副走査カウンタがフル
カウントに達した状態を意味する。
本発明では、上述した処理を採用することにより、定型サイズばかりではなく、副走査
長尺サイズなど、不定型サイズへの画像形成に柔軟に対応しながら副走査カウンタや領域
レジスタのbit幅を最大に削減できる。さらに、不定型サイズを出力可能とするために
、ハードウェア設定などを大幅に変更する必要がなく、容易に不定型サイズに対応するこ
とが可能となる。
また、書き込み制御部の内部回路構成において、副走査有効領域信号を制御する機能を
副走査カウンタによる制御方式だけでなくフラグ設定による制御方式を併用することによ
り、副走査カウンタおよび領域レジスタのbit幅を低減し、回路を低コスト化すること
ができる。
さらに、副走査有効領域信号を、フラグ設定制御方式と副走査カウンタ制御方式の2種
類を使用して切換制御する場合、両方の方式について優先順位を割当てる。すなわち、副
走査長尺の不定型サイズの作像に対し通常の定型サイズと同一の制御シーケンスで作像を
開始させ、作像終了タイミングのみ副走査長尺サイズ専用の制御方法に切り換えるソフト
ウェア上の処理を修正するのみで容易に対応することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明につき、実施形態をもって説明するが、本発明は実施形態に限定されるも
のではない。図1は、画像形成装置の実施形態を示す。画像形成装置100は、半導体レ
ーザ、ポリゴンミラーなどの光学要素を含む光学装置102と、感光体ドラム、帯電装置
、現像装置などを含む像形成部112と、中間転写ベルトなどを含む転写部122を含ん
で構成される。光学装置102は、半導体レーザ(図示せず)などの光源から放出された
光ビームを、ポリゴンミラー102cにより偏向させ、fθレンズ102bに入射させている。光ビームAは、図示した実施形態ではシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色に対応した数発生されていて、fθレンズ102bを通過した後、反射ミラー102aで反射される。
WTLレンズ102dは、光ビームを整形した後、反射ミラー102eへと光ビームを
偏向させ、露光のために使用される光ビームLとして感光体ドラム104a、106a、
108a、110aへと、光ビームを像状照射する。感光体ドラム104a、106a、
108a、110aへの光ビームLの照射は、上述したように複数の光学要素を使用して
行われるため、主走査方向および副走査方向に関して、タイミング同期が行われている。
なお、以下、主走査方向を、光ビームの走査方向として定義し、副走査方向を、主走査方
向に対して直交する方向、多くの画像形成装置100では、感光体ドラム104a、10
6a、108a、110aの回転する方向として定義する。
感光体ドラム104a、106a、108a、110aは、アルミニウムなどの導電性ドラム上に、少なくとも電荷発生層と、電荷輸送層とを含む光導電層を備えている。光導電層は、それぞれ感光体ドラム104a、106a、108a、110aに対応して配設され、コロトロン、スコロトロン、または帯電ローラなどを含んで構成される帯電器104b、106b、108b、110bにより表面電荷が付与される。
各帯電器104b、106b、108b、110bにより感光体ドラム104a、10
6a、108a、110a上に付与された静電荷は、光ビームLにより像状露光され、静
電潜像が形成される。感光体ドラム104a、106a、108a、110a上に形成さ
れた静電潜像は、現像スリーブ、現像剤供給ローラ、規制ブレードなどを含む現像器10
4c、106c、108c、110cにより現像され、現像剤像が形成される。
感光体ドラム104a、106a、108a、110a上に担持された現像剤像は、搬送ローラ114a、114b、114cにより矢線Bの方向に移動する中間転写ベルト114上に転写される。中間転写ベルト114は、C、M、Y、Kの現像剤を担持した状態で2次転写部へと搬送される。2次転写部は、2次転写ベルト118と、搬送ローラ118a、118bと含んで構成される。2次転写ベルト118は、搬送ローラ118a、118bにより矢線Cの方向に搬送される。2次転写部には、給紙カセットなどの受像材収容部128から上質紙、プラスチックシートなどの転写部材124が搬送ローラ126により供給される。
2次転写部は、2次転写バイアスを印加して、中間転写ベルト114上に担持された多
色現像剤像を、2次転写ベルト118上に吸着保持された転写部材124に転写する。転
写部材124は、2次転写ベルト118の搬送と共に定着装置120へと供給される。定
着装置120は、シリコーンゴム、フッソゴムなどを含む定着ローラなどの定着部材13
0を含んで構成されていて、転写部材124と多色現像剤像とを加圧加熱し、印刷物13
2として画像形成装置100の外部へと出力する。多色現像剤像を転写した後の転写ベル
ト114は、クリーニングブレードを含むクリーニング部116により転写残現像剤が除
去された後、次の像形成プロセスへと供給されている。
図2は、画像形成装置100の画像データのデータフローを説明する制御ブロック20
0の実施形態を示す。画像形成装置100は、中央処理装置(CPU)を含むエンジン制
御部210により画像形成装置100が使用する各制御部の制御パラメータを設定する。
画像形成装置100のスタートスイッチを押す、またはプリントホストからの印刷ジョブ
スタート信号を有効になると、スキャナ部202またはプリンタドライバ204から画像
データ信号が画像処理部206へ出力される。画像処理部206では、画像データに対し
て像域分離、画像回転、編集などの各種画像処理施し、書き込み制御部208へ出力する。
書き込み制御部208は、転写部材上に画像を形成するため、入力された画像データを
二次元画像に展開するタイミング処理を行い、二次元画像に展開された画像データを、L
D駆動部212のドライバ設定に合わせてフォーマット変換を施して出力する。LD駆動
部212は、レーザダイオード駆動用のドライバICを搭載する。LD駆動部212は、
入力された画像データに基づき書き込み光学ユニット214に接続したレーザダイオードを駆動し、感光体にレーザビームを露光させ静電潜像を形成する。
図3は、画像形成装置100の書き込み制御部208を制御する周辺ブロックの詳細構
成を示す。画像形成装置100の制御は、エンジン制御部210にて所定の動作に対応す
るように制御されている。エンジン制御部210は、画像処理部206および書き込み制
御部208に画像形成を行うためのコマンド送受信信号を通知する。コマンド通信は、シリアル転送を使用して行われ、エンジン制御部210各制御部のステータスを受信確認することで制御状態を管理している。各種制御パラメータが設定された後、書き込み制御部208は、LD駆動部212に対して所定タイミングでLD214aを点灯させる点灯信号と、偏向器であるポリゴンモータ214bへ回転信号を出力し、光源であるLD214aから出射したレーザビームをポリゴンモータ214bにて偏向する。主走査方向への走査開始時、レーザビームは、同期検知板218に搭載した光学センサに入射される。同期検知板218は、レーザビームを検出し、同期検知信号を生成する。同期検知板218で生成された同期検知信号は、書き込み制御部208へ出力され、副走査方向の制御に利用される。
書き込み制御部208では、同期検知信号を主走査方向の基準信号としてタイミング制
御を行う。画像処理部206から書き込み制御部208への画像データ転送では、スキャ
ナ部(図示せず)やプリンタドライバ(図示せず)から画像データ信号が画像処理部20
6へ出力される。従って、画像処理部206で処理を施されたデータをLD駆動部212に転送する必要がある。転送タイミングについては、最終的に転写部材が出力されるタイミングでレジストレーションを行う必要がある。紙搬送制御と同期させたタイミングでエンジン制御部210から書き込み制御部208へジョブスタート命令を送信する。
ジョブスタート命令を受信した書き込み制御部208では画像処理部206へ画像デー
タを転送要求するための副走査画像データ転送領域信号を出力する。画像処理部206で
は転送領域信号を受け画像データ信号を書き込み制御部208へ出力する。その際、書き込み制御部208と画像処理部206での主副走査のタイミングを同期させる必要がある。主走査方向のタイミングを同期化するために、主走査同期タイミング信号と、主走査画像データ転送領域信号とを使用する。主走査同期タイミング信号は、同期検知板218からの同期検知信号を基準信号として生成された信号であり、書き込み制御部208から画像処理部206へ転送される。
画像処理部206では主走査同期タイミング信号を受け、転送する画像データの有効領
域を示す主走査画像データ転送領域信号を生成し、転送画像データと合わせて書き込み制
御部208へと出力される。書き込み制御部208と、画像処理部206とのタイミング
同期は、主走査同期タイミング信号の1パルスについて、ポリゴンモータ214b面中に書き込む画像データを転送するルールで画像データおよび制御信号の転送を行う。エンジン制御部210では次の画像形成に合わせた各種制御パラメータをいつから設定するか判断するために、ジョブスタート信号を出力した後、どのタイミングで画像形成しているかを認識する必要がある。この認識は、最終制御ブロックであるLD駆動部212でレーザダイオードを駆動するタイミングで、書き込み制御部208からの副走査書き込み領域信号をエンジン制御部210へ渡すことによって、そのタイミングを認識させることができる。副走査書き込み領域信号により、エンジン制御部210は、書き込み制御部208での画像形成タイミングを確認する。
図4は、図3に示した書き込み制御部208の詳細な内部構成を示す。書き込み制御部
208は、ASIC(Application Specified Integrated Circuit)などのマイクロプロ
セッサとして構成され、図4に示した実施形態では、副走査方向のタイミング制御機能を
実装するための詳細構成が示されている。副走査方向のタイミングは、本実施形態では、
副走査カウンタ、副走査領域レジスタ、および副走査強制フラグを使用して制御する。副
走査カウンタは、副走査方向の書き込み制御タイミングを管理するカウンタである。副走
査カウンタは、ジョブスタート命令によるスタート信号によって、書き込み制御部208から画像処理部206へと画像データ転送を要求する副走査画像データ転送領域信号のアサートに同期させて、カウントアップを開始する。具体的には、副走査カウンタは、書き込み制御部208が利用するROM、EEPROM、EPROM(図示せず)から初期値をロードし、同期検知信号を検出するたびにカウントアップする。
書き込み制御部208は、副走査領域を制御する副走査画像長、副走査トリム先端、後
端位置を設定された副走査領域レジスタ値208bと、副走査カウンタ値208aとを比較し、大小関係に応じて、副走査画像データ転送領域信号、副走査書き込み領域信号、副走査トリム領域信号の各領域信号を生成する。副走査トリム領域信号は、書き込み制御部208の内部で使用される信号であり、トリム領域内部の画像データを有効としてLD駆動部212への画像データをマスクするために使用される。副走査トリム領域信号により、画像データの最終書き込み領域が設定される。
また、副走査強制フラグ208cは、アサート/ネゲート設定され、アサートされてい
る場合には、副走査方向への画像形成を副走査カウンタ値およびレジスタ値にかかわらず
副走査方向の各領域信号をアクティブ状態を継続させる。一方、副走査強制フラグ208
cがネゲートされている場合には、副走査領域レジスタ値208bと副走査カウンタ208aとを使用して副走査方向の各領域信号を制御する。
副走査強制フラグ208cは、本実施形態では、以下の条件が満たされた場合にエンジ
ン制御部210の切り換えモジュールとして実装され、実装された副走査強制フラグ208cがアサートされ、副走査方向への画像形成を強制的に継続させることにより、不定型サイズの転写部材に対する画像形成を、書き込み制御部208への大きな設定変更を伴うことなく実行することが可能となる。切り換えモジュールは、例えば以下の判断処理を実行して、カウンタ制御、カウンタ/フラグ制御、またはフラグ制御を切り換えることができる。
(a)画像処理部206が送付する主走査画像データ転送領域信号のデータビットの所定領域に副走査強制フラグ設定を明示的に通知するデータが含まれている場合。
(b)主走査画像データ転送領域信号が指定する画像の有効領域に対応し、ROMなどに登録された設定値よりも大きな値が指定されていると書き込み制御部208が判断した場合。
(c)ROMなどに予め登録された副走査強制フラグ設定を指定するレジスタ値が指定された場合。
上記(a)〜(c)のいずれかの条件が満足された場合、画像形成装置100は、副走
査強制フラグ208cを設定し、不定型サイズの転写部材に対する画像形成を実行し、(a)〜(c)のいずれかの条件が満たされない場合には、副走査カウンタ値およびレジスタ設定値を使用した副走査方向制御を実行する。
図5は、書き込み制御部208が実行する画像領域制御のタイミングチャートである。では、副走査強制フラグが設定されておらず、副走査カウンタ値およびレジスタ設定値を使用した副走査方向制御が実行される。図5に示すように、画像形成装置100は、ジョブスタート命令によるスタート信号が書き込み制御部208に入力されると、書き込み制御部208は、副走査遅延カウンタに遅延カウンタ初期ロード値:Aをロードし、同期検知信号に応じて−1ずつディクリメントする。副走査遅延カウンタは、副走査方向のレジストレーション量を調整するカウンタであり、副走査レジ調整値に応じて初期ロード値:Aの値を変更する。副走査遅延カウンタは、ディクリメント動作により0となると、書き込み制御部208は、副走査画像データ転送領域信号をアサートさせ、副走査カウンタにカウンタ初期ロード値:Dをロードする。
副走査カウンタは、同期検知信号に応じて+1ずつインクリメントするカウンタであり
、副走査画像長レジスタ値:Eに到達するとカウント動作を停止し、リセット初期値:0x
7F00にリセット停止するカウンタである。副走査書き込み領域信号は、副走査カウンタが
0に到達した際にアサートされ、副走査画像長レジスタ値:Eに到達した際にネゲートさ
れる。副走査トリム領域信号は、副走査カウンタが副走査トリム先端位置レジスタ値(図
5では、2に設定されるものとする。)に到達した際にアサートされ、副走査トリム後端
位置レジスタ値(図ではE−3)に到達した際にネゲートされる信号である。副走査書き
込み領域信号および副走査トリム領域信号は、上記レジスタの設定値に応じて副走査1ラ
イン単位で設定することができる。尚、以下の説明では、上述したように、副走査書き込み領域信号および副走査トリム領域信号は、上記レジスタの設定値に応じて副走査1ライン単位で設定することを前提に説明しているが、2ライン以上の単位で設定することも可能である。
図5では、副走査カウンタが値(E−3)となったタイミングに同期して副走査トリム領域信号がネゲートされ、副走査カウンタが値Eとなったタイミングに同期して副走査書き込み領域信号がネゲートされ、副走査カウンタ値がリセット初期値0x7F00にリセットされて、副走査方向制御が終了する。図5に示した例では、上述した副走査強制フラグ設定条件が充足していないので、副走査カウンタおよびレジスタ値を使用した制御が実行され、定型サイズの転写部材に対する画像形成が実行される。
図6は、書き込み制御部208の画像領域制御についてのタイミングチャートの他の例を示す。図6に示したタイミングチャートでは、副走査画像データ転送領域信号は、副走査カウンタが初期値:Dをロードしたと同期してアサートされ、副走査画像長レジスタ値:Eに到達したと同期してネゲートされる。画像処理部206から転送される画像データは、副走査書き込みライン数と同ライン数とされるので、画像データは、前もってネゲートする必要がある。しかしながら、後述する図7に示すように、画像処理部206で副走査後端部に白ラインデータを追加する処理、書き込み制御部208での副走査後端トリム機能により余分な白領域についての出力マスク処理を使用する例では、副走査画像データ転送領域信号と副走査書き込み領域信号とのネゲートタイミングを同一タイミングに制御することができる。なお、アサートタイミングについては、画像処理部206のモードに応じて異なる場合がある。
例えば、例えば副走査画像データ転送領域信号および副走査書き込み領域信号のアサート間隔が異なる場合とは、画像処理部206での処理遅延ライン数が異なる場合を挙げることができる。画像処理部206では副走査画像データ転送領域信号のアサートを受けて画像データ信号を書き込み制御部208へ出力する。先頭ラインデータが出力されるまでの処理遅延ライン数:Tdは、画像処理部206が実行する画像処理モードに応じて異なるので一概に決まらない。そこで、処理モードに対応付けて処理遅延ライン数:Tdの変化について副走査カウンタの初期ロード値を変更することにより吸収することにより対応される。これに対応し、図5で示した例に対し、図6に示した例のタイミングチャートでは、図5に示したタイミングチャートでは、Td=2ライン遅延とされているが、図6に示したタイミングチャートでは、Td=3ライン遅延として設定されている。これに対応し、書き込み制御部208は、副走査カウンタ初期ロード値を図5では0x7FFD、図6では0x7FFCと異なる値を設定し、画像処理部208での処理遅延ライン数の相違に対応している。
図7は、書き込み制御部208の画像領域制御のタイミングチャートのさらに他の例を
示す。図7に示した例では、上述した(a)〜(c)の指令または条件が充足されており、副走査強制フラグ208cが副走査カウンタがフルカウントになる前の適切なタイミングでアサート(アクティブ化)される。適切なタイミングとは、副走査カウンタのカウントアップ、副走査書き込み領域信号のアサート/ネゲート、または副走査トリム領域信号のアサート/ネゲートなど、他の制御タイミングと明確に区別され、CPUのクロックタイムを使用しても他の制御タイミングに影響を与えないタイミングを意味する。この適切なタイミングとは、具体的には、副走査画像データ転送領域信号、画像データ信号転送開始、副走査カウンタのカウント開始、副走査書き込み領域信号アサート、または副走査トリム領域信号アサートなどの種々のタイミングから、設定された遅延時間が経過したタイミングとすることができる。
図7に示した例では、スタート信号から副走査遅延カウンタを起動し副走査画像データ転送領域信号をアサートさせる。そして、書き込み制御部208は、副走査カウンタを起動し、画像処理部からの画像データ信号入力を受け副走査書き込み領域信号と副走査トリム領域信号をアサートさせ画像形成動作を開始する。図7に示したタイミングチャートは、長尺サイズの画像形成を実行する場合のタイミングチャートであり、副走査画像長が副走査カウンタのフルカウント値を越えて副走査方向への画像形成を制御するものである。
従来の副走査方向制御では、副走査画像長レジスタについて副走査カウンタのフルカウ
ント値と同一値の0x7F00に設定した場合であっても、画像形成中に副走査カウンタがフル
カウントに達すると、0x7F00でカウンタ停止し、フルカウント以上の副走査方向への制御
が不可能となる。このため、15bit幅の副走査画像長レジスタに、最大値(0x7F00)
を設定していても、副走査カウンタ値と同値になるので副走査画像データ転送領域信号、
副走査書き込み領域信号、トリム領域信号はネゲートし画像形成を終了させてしまう。こ
のことは、長尺サイズに対応させるために、長尺サイズ分の副走査カウンタおよびレジスタメモリのbitサイズを必要とし、ハードウェア設計およびソフトウェア設計いずれについても設計負担を要することとなり、また装置コストも高まってしまう。
一方、図7に示した例では、アセンブラ言語やC言語などにより記述されるプログラムによって副走査強制フラグ208cが設定されているか否かの判断を行う。この判断は、副走査カウンタのカウント値と初期ロード値Dとの比較を行うタイミングの前に行われる。エンジン制御部210は、ジョブスタート命令を書き込み制御部208へ送信し、所定時間経過した後、エンジン制御部210にて書き込み制御部208からの副走査画像データ転送領域信号を監視し、領域信号がアクティブになったことを検知して画像形成動作を開始したことを確認する。
図8は、上述した図7に示す書き込み制御部208が行う画像領域制御のタイミングチャートの副走査制御に関する処理フローである。図8に示すように、エンジン制御部210が書き込み制御部208に対してジョブスタート命令を発行すると(ステップS801)、書き込み制御部208は、図9に示す副走査領域制御処理(ステップS802)を行う。
図9に示す副走査領域制御処理では、まず書き込み制御部208は、副走査書き込み領域信号がアサートされたか否かを判定し(ステップS901)、アサートされたと判定しない場合(ステップS901;No)、アサートされるまで待機する。一方、副走査書き込み領域信号がアサートされたと判定した場合(ステップS901;Yes)、さらに書き込み制御部208は、画像を形成する領域の副走査サイズが長尺サイズか否かを判定する(ステップS902)。
そして、画像を形成する領域の副走査サイズが長尺サイズでないと判定した場合(ステップS902;No)、さらに副走査書き込み信号がネゲートされたか否かを判定し(ステップS906)、副走査書き込み信号がネゲートされていないと判定した場合(ステップS906;No)、副走査書き込み信号がネゲートされるまで待機する。一方、副走査書き込み信号がネゲートされたと判定した場合(ステップS906;Yes)、図9に示す副走査領域制御の処理を終了する。
一方、画像を形成する領域の副走査サイズが長尺サイズであると判定した場合(ステップS902;Yes)、書き込み制御部208は、副走査強制フラグ208cをアクティブに設定し(ステップS903)、さらに副走査強制フラグをアクティブにした状態で、副走査終了位置を検出したか否かを判定し(ステップS904)、副走査終了位置を検出しないと判定した場合(ステップS904;No)、副走査終了位置を検出するまで待機し、副走査終了位置を検出した場合(ステップS904;Yes)、ステップS903でアクティブにした副走査強制フラグ208cをインアクティブにして(ステップS905)、副走査領域制御処理を終了する。
図8に戻り、ステップS802において副走査制御処理が終了すると、書き込み制御部208は、次のページの印刷要求、すなわち画像データ転送要求があるか否かを判定し(ステップS803)、印刷要求があると判定した場合は(ステップS803;Yes)、ステップS801に戻り、ステップS802以降の処理を繰り返す。一方、印刷要求がないと判定した場合は(ステップS803;No)、副走査制御に関する処理を終了する。
なお、図7に示した例では、副走査強制フラグ208cの設定は、副走査画像データ転送領域信号のアサートの後、書き込み制御部208は、副走査トリム領域がアクティブになるまでの遅延時間の後にアサートされる。副走査領域強制フラグ208cがアサートされる場合は、副走査カウンタ値208aと副走査領域レジスタ値208の大小関係の判断を行う処理ステップおよび副走査書き込み領域信号、副走査トリム領域信号をネゲートする処理ステップをスキップさせ、副走査強制フラグ208cのネゲート(インアクティブ化)に同期させて、副走査書き込み領域信号、副走査トリム領域信号のネゲートを制御する。当該処理を実行させることにより、副走査画像データ転送領域信号は、副走査強制フラグ208cのアサート/ネゲートに対応して制御されるので、副走査カウンタ値208aがフルカウントに到達した後も画像形成を継続することができる。
画像形成終了のタイミングは、副走査強制フラグ208cのネゲートにより指定される
。副走査強制フラグ208cのネゲートには、種々の変形例を使用することができる。例えば、図5に示した例では、エンジン制御部210が検出可能な手段にて長尺サイズの終了位置を検出することができる。検出したタイミングにて転写紙端部まで充分に画像形成可能な時間を経過させた後に、書き込み制御部208へ副走査領域強制フラグを無効に設定する。その後、副走査領域強制フラグ208cをネゲートした次の同期検知信号サイクルのタイミングで領域信号をネゲートさせ副走査画像形成を終了する。
副走査領域強制フラグ208cをネゲートしたタイミングと同時に各領域信号をネゲー
トせず、次の同期検知信号サイクルでネゲートさせることにより、主走査方向への走査途
中に副走査方向制御を切り替えさせることによる異常画像の発生を防止することができる
。なお、エンジン制御部210での長尺サイズの副走査終了位置の検出については、ライ
ン単位の分解能で検出することができる場合にはライン単位での検出を利用し、副走査強
制フラグ208cの制御に反映させることができる。また、ライン単位での検出が困難な
場合、画像処理部206から書き込み制御部208へ転送する画像データの副走査方向へ
の有効画像データ以降について、画像データを、画像上で見た場合白ラインなど画像上に
出現しないダミーデータを付加して転送する処理を追加することができる。ダミーデータ
は、白画像を与えるデータでもよいし、また白画像を与えるキャラクタなどをデリミタと
して与えておき、当該キャラクタを画像処理部206が作成し、画像データとして送付す
ることもできる。
画像形成装置100は、付加されたダミーデータの画像を形成している間またはデリミ
タが検出されている期間中の適切なタイミングで副走査強制フラグ208cをネゲートす
ることで、出力画像の副走査端部に異常画像を出力せずに長尺サイズの画像形成を終了す
る。上述した処理を使用することにより、副走査長尺サイズ分に対応する副走査カウンタ
や領域レジスタのbit幅を確保するようにハードウェア資源を変更することなく、副走
査長尺サイズの画像形成を実現することができる。また、副走査領域強制フラグ208c
のアサート/ネゲートによる副走査画像データ転送領域信号のアサート/ネゲートのタイ
ミングを、最小の同期検知信号サイクルとすることで、最小の遅延時間で主走査方向の先
頭位置からの異常画像を防止することが可能となる。
さらに、図5〜図7の例で示したように、本実施形態では、定型サイズの画像形成では副走査カウンタと副走査領域レジスタ値との大小関係により副走査カウンタが0以上、かつ副走査画像長の設定レジスタ値以下の範囲を副走査の画像有効領域として扱い、カウンタ値:0を副走査先端、カウンタ値:副走査画像長の設定レジスタ値を副走査後端として制御している。一方、長尺サイズの画像形成では、定型サイズと同様に副走査カウンタと副走査領域レジスタ値の大小関係で副走査カウンタ値:0を副走査先端位置として検出する。さらに、副走査先端位置を検出した後に副走査強制フラグ208cをネゲート状態からアサート状態に設定することで、副走査カウンタ値がフルカウント停止した後も副走査領域信号をアクティブ状態に保持する。なお、副走査強制フラグ208cのアサートと同時に副走査カウンタのカウント処理を停止させてもよい。
副走査強制フラグ208cのアサート期間中は、副走査カウンタと副走査領域レジスタ
値とを使用することなく、副走査領域信号のアクティブ/インアクティブ制御を実行し、
副走査強制フラグ208cが設定されている期間中アクティブ状態を継続させ、画像形成
を有効にする。副走査後端は副走査強制フラグ208cをアサート状態からネゲート状態
に遷移させ、副走査画像データ領域信号をインアクティブ状態に移行させる。なお、副走
査強制フラグ208cがアサートされるまでは、書き込み制御部208は、副走査カウン
タと副走査領域レジスタ値との大小関係に応じて副走査領域信号を制御している。
このため、定型サイズの画像形成時には副走査強制フラグを常時無効設定で使用するこ
とで、従来の画像形成方法を使用し、最小のソフトウェア構成を修正するだけで、同一の制御ブロック構成を有する書き込み制御部208にて定型サイズおよび長尺サイズの画像形成を実現することができ、画像形成装置100の画像形成サイズへの対応性を拡張することができる。
(第2の実施形態)
図10は、本実施形態の画像形成方法を、カラー画像形成装置に適用する場合の画像データのデータフローに対応する制御ブロック800を示す。図2に示した第1の実施形態と比較した場合、カラー画像形成装置の制御ブロック800では、カラー画像に対応するためスキャナ部802やプリンタドライバ804からRGBの画像データが入力される。画像処理部806では、RGB−KMYCの色域変換や、色変換などが実行される。色変換後の画像データは、書き込み制御部808へと送られ、トナー色に対応したKMYCの4色データとして出力される。4色データは、それぞれ各作像色に対応したLD駆動部812に送られて作像色を担当するレーザダイオードを駆動させて感光体ドラム上に静電潜像を形成する。
(第3の実施形態)
図11は、図10で示したカラー画像形成装置の制御ブロック800のさらに詳細な制御ブロック900を示す。図11では、カラー画像形成装置の書き込み制御部908を制御する、周辺ブロックとの構成を詳細に示す。基本的な機能構成については、図3で詳細に説明したと同様の機能ブロックを備えている。しかしながら、カラー画像形成装置として機能させるため、エンジン制御部910と、書き込み制御部908と、画像処理部906および書き込み制御部間908の制御信号はKMYCの4色分のデータが転送される。書き込み制御部908内部には、KMYCの各色に対応した副書き込み制御部908a〜908dが実装され、各々独立に各色の画像データを展開し、主副走査タイミング制御を実行させている。
図11では、書き込み光学ユニット914a〜914eは、1つのポリゴンモータ914eを中心に両方向へ走査するレイアウトを有するものとして説明している。本実施形態は、図11に示した実施形態に限定されず、各色ごとにポリゴンモータを配置した光学ユニットを含むように構成することもできる。図11中の同期検知板918a、918bは、ポリゴンモータ914eを中心に配置するレイアウトとして説明されているので、走査位置の片側2色で共通の同期検知板918a、918bを使用し、対向する側で別の共通する同期検知板916c、916dを使用する構成になっている。すなわち、図11に示した実施形態では、KとM色、YとC色は、同一同期検知基板を使用して同期制御を行う。なお、各色ごとの書き込み制御については、図2〜図7で説明したと同様に行われる。
図12は、図11に示したカラー画像形成装置の制御ブロック1000が実行する、書き込み制御部1008の内部データ構成および副走査方向のタイミング制御処理を示す。複数の感光体ドラムを備えるカラータンデム機での作像タイミングは、各色の感光体ドラム位置に応じたタイミングで作像する必要がある。すなわち、同一ページの作像動作であっても副走査方向への作像タイミングが作像色毎に異なる。このため、複数色の書き込み制御を担う書き込み制御部1008は、各色毎に副走査方向のタイミング制御を実行する。このため、KMYC色毎に、各々独立した副走査カウンタと、領域を設定する副走査領域レジスタとを対応させて備えている。
長尺サイズ対応時であっても作像タイミングは、副走査方向に各色独立なので、各副書
き込み制御部1008a〜1008dについて、各色独立の副走査強制フラグが設定可能
とされている。図12に示した実施形態では、副走査強制フラグを使用した副走査タイミ
ング制御を、各色独立に実行させることにより、カラータンデム機での長尺サイズ対応を
容易に実現することができ、長尺サイズへの対応についても、同一のハードウェア構成を
含む書き込み制御部1008を使用しながら、最小のソフトウェア的な修正で行うことが
可能となる。
(第4の実施形態)
図13は、書き込み制御部についてさらに別の実施形態における制御ブロック1100
を示す。図4で示した第1の実施形態と比較した場合、書き込み制御部1108内の副走査方向タイミング制御のための機能構成が相違する。すなわち、図13に示した実施形態では、書き込み制御部1108は、副走査カウンタを1つ実装し、副走査画像長や副走査トリム先端・後端位置を設定する副走査領域レジスタおよび副走査強制フラグを、A群1108aおよびB群1108bに分類して制御する。
図13で示すように、A群とB群と構成する理由は、図13の実施形態では、インター
リーブ動作などにより、異なるサイズが混在する場合に画像形成する画像形成装置に対し
て好ましく適用することができる。例えば、A3およびA4サイズの転写部材が混在した
ドキュメントを画像形成する場合、画像領域を瞬時に切り換える必要がある。その際、画
像領域レジスタを各サイズで共用する場合、サイズ変更時にエンジン制御部1110から
のシリアルコマンド通信にて画像領域レジスタ値を変更しなければならない。エンジン制
御部1110のパフォーマンスが高い場合はサイズ変更時の作像タイミングを遅延させる
必要がないが、パフォーマンスが充分ではない画像形成装置ではサイズ変更時にページ間
の作像タイミングを遅延させ、画像領域レジスタ設定を変更した後に、サイズ変更後の作
像を開始する必要があり、この結果、画像形成装置全体のPPM値(Print Per Minute)な
どの作像パフォーマンスを低下させてしまう。
図13に示した実施形態は、副走査領域レジスタをA群1108aとB群1108bの
2種類実装させ、転写部材のサイズ変更に対応させて、A群レジスタとB群レジスタを選
択し、選択していないレジスタ群の設定値を他方選択時に変更する、擬似的スレッド処理
を実行する。擬似的スレッド処理では、例えばA4サイズの設定をA群に設定しておき、
A4サイズの作像動作時に、A群レジスタを選択して作像する。一方、A4サイズを作像
している間、A3へのサイズ変更情報を検知した場合、マイクロプロセッサに対してB群
レジスタにA3サイズに対応するレジスタ値を取得させておき、作像対象がA4からA3
サイズへ変更するタイミングで、データ読み取りレジスタのアドレス設定を、A群からB
群へと変更する。
このため、特にエンジン制御部1110のパフォーマンスに依存した作像パフォーマン
スの低下を招くことなく画像形成可能な画像形成装置が提供できる。また、長尺サイズな
どの不定型サイズの転写部材の処理時も同様であり、副走査強制フラグをA群およびB群
毎に構成させることで、長尺サイズ対応にも作像パフォーマンスを低下させず、画像形成
を実行することができることにより、クライアントを介してユーザに状況を通知することができる。
図14は、上述した図13に示す書き込み制御部1108が行う画像領域制御のタイミングチャートの副走査制御に関する処理フローである。図14に示す処理フローでは、複数の異なるサイズの用紙等が画像形成装置にセットされて画像が形成される場合について示している。なお、以下の説明では、図8に示した各処理と同一の処理を行う場合があるので、同一の処理(ステップS1402〜1404、S1407〜1409)には同一の符号を付してその説明を省略し、異なる処理についてのみ説明している。
まず、書き込み制御部1108は、セットされた用紙等のサイズを検知し、領域制御レジスタ(A群)を選択する(ステップS1401)。その後、ステップS1402〜1404の各処理を行い、副走査書き込み信号が書き込まれる領域が前ページの領域と異なるか否かを判定する(ステップS1405)。そして、副走査書き込み信号が書き込まれる領域が前ページの領域と異ならないと判定した場合(ステップS1405;No)、ステップS1402に戻り、以降の各処理を行う。
一方、副走査書き込み信号が書き込まれる領域が前ページの領域と異なると判定した場合(ステップS1405;Yes)、ステップS1401で選択した領域制御レジスタ(A群)を領域制御レジスタ(B群)に変更する(ステップS1406)。その後、ステップS1407〜1409の各処理を行い、ステップS1405と同様に、副走査書き込み信号が書き込まれる領域が前ページの領域と異なるか否かを判定する(ステップS1410)。そして、副走査書き込み信号が書き込まれる領域が前ページの領域と異ならないと判定した場合(ステップS1410;No)、ステップS1407に戻り、以降の各処理を行う。一方、副走査書き込み信号が書き込まれる領域が前ページの領域と異なると判定した場合(ステップS1410;Yes)、ステップS1406で選択した領域制御レジスタ(B群)を領域制御レジスタ(A群)に変更し(ステップS1411)、ステップS1401に戻って以降の各処理を繰り返す。
なお、本発明の上記機能は、マイクロプロセッサが実行するアセンブラ言語またはC言
語で記述されたプログラミングを機械語にアセンブルすることにより機械語に変換したプ
ログラムにより実現でき、ROM、EEPROM、EPROMなどの装置可読な記録媒体
に格納して頒布することができる。
これまで本発明について実施形態をもって説明してきたが、本発明は、実施形態に限定
されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することがで
きる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する
限り、本発明の範囲に含まれるものである。
本実施形態の画像形成装置の概略図である。 画像形成装置の画像データのデータフローを説明する制御ブロックの実施形態を示した図である。 画像形成装置の書き込み制御部を制御する周辺ブロックの詳細構成の実施形態を示した図である。 図3に示した書き込み制御部の実施形態の詳細な内部構成を示した図である。 書き込み制御部の画像領域制御のタイミングチャートの第1実施形態を示した図である。 書き込み制御部の画像領域制御についてのタイミングチャートの第2実施形態を示した図である。 書き込み制御部の画像領域制御のタイミングチャートの第3実施形態を示した図である。 書き込み制御部の副走査制御に関する処理フローチャートである。 図8に示す図9に示す副走査領域制御処理に関する処理フローチャートである。 本実施形態をカラー画像形成装置に適用する場合の画像データのデータフローに対応する制御ブロックを示した図である。 図10で示したカラー画像形成装置の制御ブロックのさらに詳細な制御ブロックを示した図である。 図11に示したカラー画像形成装置の制御ブロックが実行する、書き込み制御部の内部データ構成および副走査方向のタイミング制御処理を示した図である。 書き込み制御部についてさらに別の実施形態における制御ブロックを示した図である。 図13に示す書き込み制御部の副走査制御に関する処理フローチャートである。
符号の説明
100…画像形成装置、102…光学装置、102a、102e…反射ミラー、102b
…fθレンズ、102c…ポリゴンミラー、104a、106a、108a、110a…
感光体ドラム、104b、106b、108b、110b…帯電器、104c、106c
、108c、110c…現像器、112…像形成部、114…中間転写ベルト、114a
、114b、114c…搬送ローラ、118…2次転写ベルト、120…定着装置、12
2…転写部、124…転写部材、130…定着部材、132…印刷物、200…制御ブロ
ック、202…スキャナ部、204…プリンタドライバ、206…画像処理部、208…
書き込み制御部、210…エンジン制御部、212…LD駆動部、214…書き込み光学
ユニット、216…感光体ドラム、218…同期検知板、500、600、700…タイ
ミングチャート

Claims (20)

  1. 入力された画像データに対して潜像を形成する形成手段と、
    前記潜像を副走査方向に形成する回数をカウントすると共に、前記回数の上限値が定められるカウンタと、
    前記上限値に従って前記形成手段による前記潜像の形成動作を実行させる第1の制御手段と、
    前記上限値を超えて前記形成手段による前記潜像の形成を行うか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段が前記上限値を超えて前記潜像の形成を行なうと判断した場合に、前記副走査方向への前記潜像の形成を継続させる第2の制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記判断手段は、前記上限値を超えて前記形成手段による前記潜像の形成を行うか否かを示すフラグに応じて判断する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 第2の制御手段は、前記フラグがアクティブに設定されていた場合、前記カウンタによる制御とは独立して副走査画像データ転送有効領域、副走査書き込み有効領域、および副走査書き込みトリム領域を有効化する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2の制御手段は、複数の転写部材のサイズが混載した画像形成を行う場合、前記転写部材のサイズに対応する前記各フラグを独立して制御し、前記異なる転写部材のサイズ毎に割り当てられた複数の前記書き込み制御部を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2の制御手段は、前記フラグを設定した場合に、前記画像データとしてダミーデータを前記書き込み制御部に転送する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記副走査画像データ転送有効領域、前記副走査書き込み有効領域、および前記副走査書き込みトリム領域は、前記第2の制御手段が前記フラグをインアクティブに設定した同期検知信号の次のサイクルでネゲートされる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  7. 前記第2の制御手段は、前記フラグがアクティブ設定である場合、前記カウンタの値、副走査画像長を設定するレジスタ値、および副走査トリム領域を設定するレジスタ値とは独立して、副走査画像データ転送有効領域、副走査書き込み有効領域、および副走査書き込みトリム領域を保持させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  8. 前記カウンタは、主走査方向の書き出し開始位置を検出する同期検知信号をカウントするカウンタである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像データを転送する画像処理部を有し、前記カウンタは、前記書き込み制御部から前記画像処理部への前記画像データの転送要求を発行と同期して初期値をレジスタにロードしカウント動作を開始する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  10. 前記カウンタが前記初期値を変更可能である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  11. 前記第2の制御手段は、さらに前記副走査画像長を格納するレジスタを有し、前記カウンタの値と、前記副走査画像長の値とを比較し、前記画像データの転送を制御するための副走査画像データ転送有効領域を制御する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  12. 前記第2の制御手段は、前記副走査方向に画像形成を行う有効領域を定める副走査トリム領域を格納し、前記カウンタ値と副走査トリム領域を格納するレジスタ値とを比較して、前記レーザダイオードを駆動する副走査書き込みトリム領域を制御する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  13. 前記カウンタの上限値が、前記カウンタの値が副走査画像長レジスタ値と一致した場合にカウント動作を停止させる停止手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  14. 前記カウンタの上限値が、フルカウント値に達した際にカウント動作を停止させる停止手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  15. カラー画像を作像するため複数の前記書き込み制御部を含み、前記フラグを、作像色に対応する数に応じて独立に設定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  16. 入力された画像データに対する潜像を副走査方向に形成する回数をカウントすると共に、前記回数の上限値が定められるカウンタを備える画像形成装置で実行される画像形成方法であって、
    形成手段が、前記潜像を形成する形成ステップと、
    第1の制御手段が、前記上限値に従って前記形成手段による前記潜像の形成動作を実行させる第1の制御ステップと、
    判断手段が、前記上限値を超えて前記形成手段による前記潜像の形成を行うか否かを判断する判断ステップと、
    第2の制御手段が、前記判断手段が前記上限値を超えて前記潜像の形成を行なうと判断した場合に、前記副走査方向への前記潜像の形成を継続させる第2の制御ステップと、
    を含むことを特徴とする画像形成方法。
  17. 前記第2の制御ステップは、前記上限値を超えて前記形成手段による前記潜像の形成を行うか否かを示すフラグに応じて判断し、前記フラグがアクティブに設定されている場合、前記カウンタ制御とは独立して副走査画像データ転送有効領域、副走査書き込み有効領域、および副走査書き込みトリム領域を有効化する、
    ことを特徴とする請求項16に記載の画像形成方法。
  18. 前記カウンタは、主走査方向の書き出し開始位置を検出する同期検知信号をカウントするステップを含む、
    ことを特徴とする請求項16に記載の画像形成方法。
  19. 前記カウンタは、前記書き込み制御部から前記画像処理部への前記画像データの転送要
    求を発行と同期して初期値をレジスタにロードしカウント動作を開始するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項16に記載の画像形成方法。
  20. 請求項16〜19に記載された画像形成方法をコンピュータに実行させることを特徴とする画像形成プログラム。
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