JP2016159547A - 画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御プログラム - Google Patents

画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2016159547A
JP2016159547A JP2015041400A JP2015041400A JP2016159547A JP 2016159547 A JP2016159547 A JP 2016159547A JP 2015041400 A JP2015041400 A JP 2015041400A JP 2015041400 A JP2015041400 A JP 2015041400A JP 2016159547 A JP2016159547 A JP 2016159547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
page
image forming
image data
buffer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015041400A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6627230B2 (ja
Inventor
悠司 内田
Yuji Uchida
悠司 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2015041400A priority Critical patent/JP6627230B2/ja
Publication of JP2016159547A publication Critical patent/JP2016159547A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6627230B2 publication Critical patent/JP6627230B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

【課題】画像のページ切り替わりにソフトウエアでハードウエアのレジスタ設定やルックアップテーブルを変更する際に、構成を変えずに長尺用紙の画像間隔を更に削減する。【解決手段】長尺用紙に対して画像データに基づいて画像形成する画像形成装置であって、画像データを記憶するページメモリと、前記ページメモリから転送される画像データを一時記憶するバッファと、前記バッファから読み出される画像データに基づいて画像形成を実行する画像形成部と、を備えて構成されており、前記ページメモリから前記バッファに画像データをページ毎に転送する際には、各ページの転送の間に準備が必要なページ準備処理の間は転送を一時停止し、前記バッファから前記画像形成部に画像データを読み出す際には、1ページ目の読み出し開始タイミングを遅らせると共に、各ページの読み出しの間の時間をページ準備処理時間よりも減少させる。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御プログラムに関する。特に、連続紙又はロール紙等の長尺用紙を用いた画像形成を効率良く実行する際の技術に関する。
画像データに基づいて画像形成するプリンタ等の画像形成装置では、A4やB4といった所定の定型サイズにカットされたカット紙と呼ばれる用紙に対して画像を形成することが一般的である。
一方、この種の画像形成装置において、連続紙又はロール紙と呼ばれる、定型サイズの用紙よりも搬送方向の用紙長が長い長尺用紙に画像を形成することも可能である。なお、このような長尺用紙は、宛名やシリアル番号や商品表示などのシール形式のラベルを繰り返し印刷するといった用途で使用されることが多い。
ところで、画像形成装置において、メモリやバッファを制御するASIC等のハードウエアの多くは、画像のページ切り替わりの際に、ソフトウエアでハードウエアのレジスタ設定やルックアップテーブルを変更する必要がある。
このようなハードウエアの設定変更中は、ASIC等のハードウエアを動作させることができない。このため、画像出力ができない期間が発生することになる。ここで、カット紙を用いる画像形成装置の場合は、カット紙と次のカット紙との間に用紙間隔が存在する。このため、ソフトウエア処理時間すなわち画像出力停止期間は、用紙と次の用紙との紙間時間に収まっていれば問題は生じない。
一方、長尺用紙への印刷の場合、用紙間隔は存在せず、画像形成装置内には常に用紙が存在する。そして、用紙は一定の線速で搬送されている。このため、上述したソフトウエア処理時間は、用紙上に画像を形成することができず、余白(画像間隔)として出現することになる。最終的に余白(画像間隔)は廃棄物になるため、最小化する事を求められている。
ここで、ASIC等のハードウエアについてのソフトウエア処理が不要、あるいは、前ページ出力中に次ページ設定を予約できるようなハードウエアを用いれば、画像間隔をゼロにすることができる。しかし、このようなハードウエアは、ハードウエアの変更が必要になるため、多大のコストを要する。
実際の製品として、この問題に対し、ソフトウエアの処理時間を削減することで、画像間隔を1mm程度に短縮しているものもある。
しかし、専用のハードウエアを用意することなく、従来の構成のままで、長尺用紙における画像間隔の更なる削減を実現できる装置は存在していなかった。
また、ガンマ変換テーブルなどのデータサイズの大きいルックアップテーブルを書き換えるような場合には、この処理時間が伸びる場合もあり得る。
なお、長尺用紙を用いた画像形成装置における画像間の制御については、以下の特許文献などに各種の提案がなされている。
特開2006-116975号公報
以上の特許文献1では、出力開始前処理、出力完了後処理が必要な構成の装置(インクジェットプリンタ)において、画像間0で出力する際は先頭ページで前処理、最終ページで後処理を行い、中間のページでページ切り替え時にヘッド境界をまたぐ場合は、前後のページを繋げた1個の画像をヘッドへ送信する、といったことが記載されている。
但し、この技術は、プロセス要因の画像間を排除するという内容であって、ページ切り替え時のソフトウエア処理で発生する画像間を排除するという内容ではない。
すなわち、画像のページ切り替わりの際に、ソフトウエアでハードウエアのレジスタ設定やルックアップテーブルを変更する必要がある場合にも、専用のハードウエアを用意することなく、従来の構成のままで、長尺用紙における画像間隔の更なる削減を実現できる画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御プログラムを提供することを目的とする。
すなわち、前記した課題を解決するため、本発明の一側面が反映された画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御プログラムは、以下のように構成される。
(1)定型サイズの用紙よりも搬送方向の用紙長が長い長尺用紙に対して画像データに基づいて画像形成する画像形成装置であって、画像データを記憶するページメモリと、前記ページメモリから転送される画像データを一時記憶するバッファと、前記バッファから読み出される画像データに基づいて画像形成を実行する画像形成部と、を備えて構成されており、前記ページメモリから前記バッファに画像データをページ毎に転送する際には、各ページの転送の間に準備が必要なページ準備処理の間は転送を一時停止し、前記バッファから前記画像形成部に画像データを読み出す際には、1ページ目の読み出し開始タイミングを遅らせると共に、各ページの読み出しの間の時間をページ準備処理時間よりも減少させるようにする。
(2)以上の(1)において、前記バッファから前記画像形成部に画像データを読み出す際には、各ページの読み出しが連続した状態になるようにする。
(3)以上の(1)〜(2)において、前記バッファから前記画像形成部に前記画像データの1ページ目の読み出し開始タイミングを遅らせて読み出す際における遅らせるタイミングは、画像形成するページ数に応じて、各ページ間の前記ページ準備処理時間の累積によって決定される。
(4)以上の(1)〜(3)において、前記バッファから前記画像形成部に前記画像データの1ページ目の読み出し開始タイミングを遅らせて読み出す際における遅らせるタイミングを、画像形成するページ数に応じて、各ページ間の前記ページ準備処理時間の累積によって決定し、前記読み出し開始タイミングを遅らせることにより必要とされる前記画像データの容量が前記バッファの記憶容量を超える場合には、画像形成の中止又は画像形成するページ数の減少の、いずれかを選択する。
(5)以上の(1)〜(4)において、前記ページ準備処理時間として、基準となる基準ページ準備処理時間を定めた場合に、前記メモリから前記バッファへの各ページの転送の間の時間が前記基準ページ準備処理時間に一致しない場合には、前記メモリから前記バッファへの各ページの転送の間の時間が前記基準ページ準備処理時間に一致するようにする。
(6)以上の(1)〜(4)において、画像処理する画像処理部を備え、前記画像処理部は、前記画像データに含まれる画像が、副走査方向サイズが異なる複数の画像が主走査方向に複数配置されたものであって、前記副走査方向サイズが異なる複数の画像を副走査方向に繰り返して画像形成する場合には、各画像の副走査方向の間隔を空けない状態にした画像データを生成する。
(7)以上の(1)〜(6)において、前記画像形成部は、前記バッファからの画像データを受けて、前記長尺用紙を搬送しつつ画像データに基づいて画像形成を行う。
本発明の一側面が反映された画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御プログラムによると、以下のような効果が得られる。
(1)定型サイズの用紙よりも搬送方向の用紙長が長い長尺用紙に対して画像データに基づいて画像形成する際に、ページメモリからバッファに画像データをページ毎に転送する際には、各ページの転送の間に準備が必要なページ準備処理の間は転送を一時停止し、バッファから画像形成部に画像データを読み出す際には、1ページ目の読み出し開始タイミングを遅らせると共に、各ページの読み出しの間の時間をページ準備処理時間よりも減少させるようにする。
すなわち、画像のページ切り替わりの際に、ソフトウエアでハードウエアのレジスタ設定やルックアップテーブルを変更する必要がある場合にも、専用のハードウエアを用意することなく、従来の構成のままで、長尺用紙における画像間隔の更なる削減を実現できる。
(2)以上の(1)において、バッファから画像形成部に画像データを読み出す際には、各ページの読み出しが連続した状態になるようにする。すなわち、画像のページ切り替わりの際に、ソフトウエアでハードウエアのレジスタ設定やルックアップテーブルを変更する必要がある場合にも、専用のハードウエアを用意することなく、従来の構成のままで、長尺用紙における画像間隔をゼロにして画像を密着させることが可能になる。
(3)以上の(1)〜(2)において、バッファから画像形成部に画像データの1ページ目の読み出し開始タイミングを遅らせて読み出す際における遅らせるタイミングは、画像形成するページ数に応じて、各ページ間のページ準備処理時間の累積によって決定される。
これにより、画像間隔を削減しつつ、バッファに記憶させるデータを無駄なく決定し、画像形成の開始の遅れが最低限に制御される。
(4)以上の(1)〜(3)において、バッファから画像形成部に画像データの1ページ目の読み出し開始タイミングを遅らせて読み出す際における遅らせるタイミングを、画像形成するページ数に応じて、各ページ間のページ準備処理時間の累積によって決定し、読み出し開始タイミングを遅らせることにより必要とされる画像データの容量がバッファの記憶容量を超える場合には、画像形成の中止又は画像形成するページ数の減少の、いずれかを選択する。これにより、画像間隔を削減しつつ、バッファの記憶容量に応じてバッファに記憶させるデータを無駄なく決定し、画像形成の開始の遅れは適切に制御される。また、制御が破綻することもない。
(5)以上の(1)〜(4)において、ページ準備処理時間として、基準となる基準ページ準備処理時間を定めた場合に、メモリからバッファへの各ページの転送の間の時間が基準ページ準備処理時間に一致しない場合には、メモリからバッファへの各ページの転送の間の時間が基準ページ準備処理時間に一致するようにする。
すなわち、画像のページ切り替わりの際に、ソフトウエアでハードウエアのレジスタ設定やルックアップテーブルを変更する必要がある場合にも、専用のハードウエアを用意することなく、従来の構成のままで、長尺用紙における画像間隔をゼロを含む一定の状態に低減できる。
(6)以上の(1)〜(4)において、副走査方向サイズが異なる複数の画像が主走査方向に複数配置されたものであって、副走査方向サイズが異なる複数の画像を副走査方向に繰り返して画像形成する場合には、各画像の副走査方向の間隔を空けない状態にした画像データを生成する。これにより、用紙の副走査方向に余白が生じず、廃棄物を生じさせない効率的な画像形成が可能になる。
(7)以上の(1)〜(6)において、バッファからの画像データを受けた画像形成部が、長尺用紙を搬送しつつ画像データに基づいて画像形成を行う。
すなわち、長尺用紙の搬送を停止させずに一定速度で搬送しつつ画像形成を実行する構成において、画像のページ切り替わりの際に、ソフトウエアでハードウエアのレジスタ設定やルックアップテーブルを変更する必要がある場合にも、専用のハードウエアを用意することなく、従来の構成のままで、長尺用紙における画像間隔の更なる削減を実現できる。
本発明の実施形態の画像形成システムの構成を示す構成図である。 本発明の実施形態の画像形成システムの構成を示す構成図である。 本発明の実施形態の画像形成システムの構成を示す構成図である。 画像形成の様子を模式的に示す説明図である。 画像形成の様子を模式的に示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成の様子を模式的に示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成の様子を模式的に示す説明図である。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の画像形成の様子を模式的に示す説明図である。
以下、図面を参照して、画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御プログラムにおいて、ロール状の長尺用紙を用いた画像形成を効率良く実行する実施形態を詳細に説明する。
なお、画像形成装置100や画像形成システムの動作が画像形成制御方法である。また、画像形成装置100や画像形成システム1の動作を制御する制御部101の制御は、画像形成制御プログラムに基づいて行われる。
〔画像形成システムの構成〕
ここで、給紙装置50と画像形成装置100と排紙装置200とがセットされた画像形成システム1の構成例を、図1と図2に基づいて詳細に説明する。
なお、給紙装置50と画像形成装置100と排紙装置200とがセットされた画像形成システム1は、画像形成システムの一例を示しており、図示されない他の後処理装置などが接続されていても良い。
給紙装置50は、制御部51と、通信部52と、給紙部55と、給紙調整部56と、搬送部58と、センサ59と、を備えて構成されている。制御部51は、後述する制御部101の指示に基づいて、給紙装置50内の各部を制御する。通信部52は、セットされている画像形成装置100等の他の装置と通信する。給紙部55は、用紙ロールから長尺用紙を画像形成装置100に向けて給紙する。給紙調整部56は、給紙部55から給紙される用紙の張り具合や弛み具合を調整しつつ、搬送速度の変動を吸収する。搬送部58は、給紙装置50内で用紙を搬送する。センサ59は、用紙搬送に関して各種状態を検知する。
画像形成装置100は、制御部101と、通信部102と、プリントコントローラ103と、記憶部104と、操作表示部105と、画像形成搬送部107と、センサ109と、原稿読取部110と、RIP処理部120と、データ記憶部130と、画像処理部140と、画像形成部150と、定着部160と、を備えて構成されている。
制御部101は、画像形成装置100内の各部を制御する。通信部102は、セットされている他の装置(外部機器や給紙装置50や排紙装置200等)と通信する。プリントコントローラ103は、外部機器からページ記述言語で記述されたジョブデータを受信して必要に応じて記憶する。記憶部104は、各種設定を記憶する。操作表示部105は、利用者による操作入力の受け付けと画像形成装置100の状態表示とを行う。画像形成搬送部107は、装置内で用紙を搬送する。センサ109は、画像形成と用紙搬送に関して各種状態を検知する。原稿読取部110は、撮像素子により原稿の画像を読み取って原稿画像データを生成する。
RIP処理部120は、プリントコントローラが受信したページ記述言語で記述されたRIP処理前のジョブデータに対してRIP処理を実行し、画像形成可能なビットマップ形式の画像データに変換する。データ記憶部130は、画像形成する際の画像データや各種データを記憶する。なお、データ記憶部130は、画像データを受け入れる読込用画像メモリと、受け入れた画像データを画像形成用に出力するプリント用画像メモリと、を備えて構成されている。画像処理部140は、画像形成に必要な各種画像処理を実行する。画像形成部150は、画像形成命令と、データ記憶部130内のプリント用画像メモリに格納された画像データとに基づいて用紙上に画像を形成する。定着部160は、用紙上に形成されたトナーによる画像を熱と圧力とで安定させる。
排紙装置200は、制御部201と、通信部202と、切断部203と、排紙調整部205と、搬送部206と、排紙部208と、センサ209と、を備えて構成されている。制御部201は、制御部101の制御に基づいて、排紙装置200内の各部を制御する。通信部202は、セットされている画像形成装置100等の他の装置と通信する。切断部203は、所定位置で長尺用紙を切断する。排紙調整部205は、画像形成装置100から排紙される用紙の張り具合を調整しつつ搬送速度の変動を吸収する。搬送部206は、排紙装置200内で用紙を搬送する。排紙部208は、画像形成装置100からの長尺用紙をロール形状に巻き取りつつ、用紙ロールとして排紙する。センサ209は、用紙搬送に関して各種状態を検知する。
また、図1と図2では、給紙装置50,画像形成装置100,排紙装置200による画像形成システムとして、長尺用紙を扱う場合を具体例として示している。ここで、長尺用紙とは、定型サイズの用紙よりも搬送方向の用紙長が長い用紙を意味している。また、図2において、画像形成部150として複数色で画像形成を行うものを示しているが、これに限定されず、モノクロの画像形成を行う画像形成部150であっても良い。なお、給紙や画像形成や排紙に関しては各種の構造が考えられるため、図1〜図2では一例を示しており、この具体例に示される構成や形態に限定されるものではない。
図3は本実施形態の特徴的動作を実行する部位の構成を示している。
ここで、第1処理部1000は、第1処理制御部としてのメモリASIC1010と、メモリASIC1010により制御されて画像データを記憶するページメモリ1020と、を有して構成されている。また、第2処理部2000は、第2処理制御部としてのプリントASIC2010と、プリントASIC2010により制御されて画像データを一時記憶するバッファ2020と、を有して構成されている。また、第3処理部3000は、図1と図2における画像形成部150であり、露光部3030を有して構成されている。
ここで、第1処理部1000と第2処理部2000とは、図1における画像データ記憶部130内に存在していても良い。また、第1処理部1000は図1における画像データ記憶部130内に存在し、第2処理部2000は画像形成部150内に存在していても良い。
〔動作〕
以下、図4以降の各種説明図を用いて動作説明を行う。
〔前提動作〕
ここで、図4のタイムチャートと図5の記憶状態説明図を参照し、本実施形態の前提となる基本動作について説明する。なお、この基本動作とは、本実施形態の特徴部分を適用する前の、前提となる状態の動作を示している。
図4のタイムチャートにおいて、VTOPは副走査方向における画像形成出力開始のトリガとなる信号である。このVTOPは、用紙搬送のタイミングに合わせて、制御部101におけるソフトウエアが、メモリASIC等のハードウエアに入力する。
WVVはVTOPに連動して有効となるハードウエア内部信号である。なお、このWVVは、ページメモリ上の画像データをプリントASICへ転送するための、ハードウエア内部信号である。このWVVは、画像データの副走査長と線速に応じた時間だけ有効となる。例えば、画像形成部150における用紙搬送時の線速が315mm/sであり、画像の副走査長が315mmであれば、丁度1秒間だけ有効になる。
PVVはVTOPから先端タイミングの指定値だけ遅延してから有効となるハードウエア内部信号である。このPVVは、プリントASICからの画像出力が有効となるハードウエア内部信号である。この信号は、画像データ副走査長と線速に応じた時間だけ有効となる。画像形成部150における用紙搬送時の線速が315mm/sであり、画像の副走査長が315mmであれば、丁度1秒間だけ有効になる。
ここで、PVVが有効になるにはバッファ内に画像データの存在が必要である。このため、WVVから先端タイミングの指定値分だけ遅延させた状態でPVVが有効になる。すなわち、WVVよりも前にPVVをオンすることはできない。言い換えると、先端タイミングが負になることはない。
ここで、先端タイミングとは、搬送される用紙と画像先端のタイミングを合わせるための調整値であり、プリントASICに対してソフトウエアで任意に指定することができる。通常、1ジョブ中に先端タイミングが変化することは無い。
以下、図4と図5を対比させつつ、各タイミングでの状態を説明する。
a10:VTOPオン。
a11:プリントASICのバッファには画像先端部のデータが貯まっている。プリントASICは画像先端から出力を開始する。
a12:プリントASICのバッファは画像形成出力をしつつ、引き続き画像データの受信を行う。
a13:プリントASICのバッファは引き続き画像出力を行う。ページ切り替え中は画像データの受信は停止する。
a14:プリントASICのバッファは1ページ目の画像出力を完了すると共に、2ページ目の画像受信を行う。
a21:プリントASICのバッファは2ページ目の画像出力を開始しつつ、引き続き2ページ目の画像データ受信を行う。
a23:プリントASICのバッファは2ページ目の画像受信を完了する。2ページ目の画像出力は継続する。
以上の説明において、図4のa14とa21との間のページ準備処理の間も長尺用紙は画像形成部150内で搬送され続けている。このため、図5のa22やa23の「画像形成」に示すように、画像Aと画像Bとの間のページ間に画像形成されない空白(余白)領域が副走査方向に向かって生じている。
〔実施形態の動作〕
ここで、図6のタイムチャートと図7の記憶状態説明図を参照し、上述した基本動作を改良した本実施形態の特徴動作について説明する。
PVVが画像出力を制御する信号であることから、用紙上の画像に副走査方向の余白を発生させないようにするためには、図6におけるPVVが有効であり続けるようにすればよい。
本実施形態では、PVVが有効になるb11の時点でプリントASICのバッファに画像データが貯まること、先端タイミングをソフトからページ単位で任意に指定可能であることを用いて、PVV無効期間を除去する。
具体的には、1ページ目に先端タイミング量を大きく取っておき、毎ページで先端タイミング量をページ準備処理時間相当ずつ小さくする。このようにすることで、ページ準備処理を残しつつ、PVV無効期間を除去する。
以下、図6と図7を対比させつつ、各タイミングでの状態を説明する。なお、既に説明した図4と図5におけるa**と、これから説明する図6と図7におけるb**とは、数字部分が等しくなるようにしている。
b11:プリントASICのバッファには画像先端部のデータが貯まっている。画像先端から1ページ目の出力を開始する。
b13:プリントASICのバッファは1ページ目の画像受信を完了し、画像受信が停止する。1ページ目の画像出力は継続する。
b20:プリントASICのバッファは2ページ目の画像受信を開始する。1ページ目の画像出力は継続される。
b21(b14):プリントASICのバッファは2ページ目の画像受信を継続する。1ページ目の画像出力を完了する(b14)と同時に、2ページ目の画像出力を開始する(b21)。
b23:プリントASICのバッファは2ページ目の画像受信を完了し、画像受信が停止する。2ページ目の画像出力は継続する。
以上の説明において、ページ切り替えの度にWVVがオフとなるため、プリントASICの画像受信が停止する。よって、ページ切り替えの度にプリントASIC内のバッファ内のデータが減少する。そのため、画像形成するページ数が多いと、計算上は先端タイミング量が負になり、画像出力を継続できない状況が発生する。そこで、以上の問題に対処すべくあるため、バッファを最大限確保する。ただし、バッファに画像データを貯める時間を考慮すると、バッファに貯めるデータ量は部数、画像サイズに応じた最低限とすることが望ましい。また、先端タイミングの減少量(タイミングを早める量)は、ページ準備処理に要する時間(ページ準備時間×ページ切り替え回数)に応じて決定する。但し、ページ準備処理自体は残し、バッファからの読み出しのタイミングのみを従来とは変更する。
〔実施形態の具体例〕
ここで、具体的数値をもって説明する。
・YMCKの4色で画像形成する。
・プリントASICのバッファの記憶容量=256MB(各色)とする。
・画像形成部150の各色のドラムから中間転写体に転写するまでの時間差(ドラム間遅延)があるため、バッファ入力からバッファ出力までの時間は、Kが最も遅い。
・4色のドラム間距離は95mm×3とする。
・主走査方向の最大書き込み幅を320mm又は200mmとする。
・副走査方向の用紙搬送速度(線速)を315mm/sとする。
・ページ準備処理時間は、副走査方向の画像間隔を1mmとした場合、1/315=3.17ミリ秒である。
・主走査方向画像幅320mmのときの先端タイミング量の最大値:
1200dpi、8bitの画像データでは、320mmの1ラインは、
320/25.4×1200=15120(バイト)になる。
バッファは各色256MBであり、
256×1024×1024/15120=17753ラインまで貯められる。
17753ラインをmmへ変換すると、
17753/1200×25.4=375.77mmとなる。
ここで、Kのドラム間距離を減算すると、
375.77−95×3=90.77mmとなる。
これを時間に直すと、90.77/315=0.288秒となる。
すなわち、画像幅320mmのときの先端タイミング量の最大値は、0.288秒である。
・主走査方向画像幅200mmのときの先端タイミング量の最大値:
1200dpi、8bitの画像データでは、200mmの1ラインは、
200/25.4×1200=9448(バイト)になる。
バッファは各色256MBであり、
256×1024×1024/9448=28411ラインまで貯められる。
28411ラインをmmへ変換すると、
28411/1200×25.4=601.37mmとなる。
ここで、Kのドラム間距離を減算すると、
601.37−95×3=316.37mmとなる。
これを時間に直すと、316.37/315=1.004秒となる。
すなわち、画像幅200mmのときの先端タイミング量の最大値は、1.004秒である。
・主走査方向画像幅320mmのときのPVV=0が可能なページ数:
288/3.17=90.85、ページ間が90回であるため91ページとなる。
・主走査方向画像幅200mmのときのPVV=0が可能なページ数:
1004/3.17=316.7、ページ間が316回であるため317ページとなる。
以上のように、主走査方向画像幅に応じて先端タイミング量の最大値が変化する。このため、後述する実施例では、主走査方向の画像幅も考慮した処理手順としている。
〔実施形態の具体的動作(1)〕
以下、図8のフローチャートを参照して本実施形態の動作(1)を詳細に説明する。ここで、このフローチャートは制御部101の制御により実行される。
ここで、S:バッファ容量(byte)、X:画像幅(mm)、R:解像度(dpi)、D:階調(bit)、L:線速(mm/s)、M:総部数、N:1部の総ページ数、Tb:ページ準備処理時間(s)、P:ページ切り替え回数=M・N−1、A:画像1ラインデータ(byte)、Tmax:最大先端タイミング量(s)=バッファ保存可能画像長、と定義する。
まず、制御部101は、実行するジョブについて、必要とする先端タイミング量(必要先端タイミング量)Treqを、Treq=P×Tbと算出する(図8中のステップS101)。
また、制御部101は、実行するジョブについて、最大の先端タイミング量(最大先端タイミング量)Tmaxについて、A=(X/25.4)×R×(D/8)として、Tmax=(S/A/R)×(25.4/L)と算出する(図8中のステップS102)。
制御部101は、以上の必要先端タイミング量Treqと最大先端タイミング量Tmaxとを比較する(図8中のステップS103)。
必要先端タイミング量Treqが最大先端タイミング量Tmaxより大きければ(図8中のステップS103でNO)、計算上は先端タイミング量が負になり、画像出力を継続できない状況が発生する。そこで、制御部101は操作表示部105に、Tmax≧Treq を満たす部数に変更するか、ジョブ実行を中止するかを選択するポップアップ表示画面を表示し、ユーザに選択させる(図8中のステップS104)。
ユーザがジョブ実行中止を選択した場合には(図8中のステップS104でNO)、制御部101は、画像形成を中止して終了する(図8中のエンド)。
Tmax≧Treq を満たしていた場合(図8中のステップS103でYES)、又は、ユーザがTmax≧Treq を満たす部数に変更した場合には(図8中のステップS104でYES)、制御部101は、以上のTreqを先端タイミング量Tに設定する(図8中のステップS106)。
そして、制御部101は、m(1≦m≦M)部目のn(1≦n≦N)ページについて、ページ毎に先端タイミング量T=T−Tbと設定しながら、画像形成を実行する(図8中のステップS107〜SS113)。
すなわち、ページ毎にページ準備処理時間分ずつ先端タイミングを早めながら、プリントASIC2010がバッファ2020から画像データを読み出して、露光部3030に画像データを供給する。この結果、図6のように、バッファから画像データを読み出す際には、各ページの読み出しが連続した状態になる。すなわち、画像のページ切り替わりの際に、ソフトウエアでハードウエアのレジスタ設定やルックアップテーブルを変更する必要がある場合にも、専用のハードウエアを用意することなく、従来の構成のままで、長尺用紙における画像間隔をゼロにして画像を密着させることが可能になる。
また、以上のように、バッファ2020から露光部3030に画像データの1ページ目の読み出し開始タイミングを遅らせて読み出す際における遅らせるタイミング(先端タイミング量)は、画像形成するページ数(M・N)に応じて、各ページ間のページ準備処理時間Tbに要する時間の累積によって決定される。これにより、画像間隔を削減しつつ、バッファに記憶させるデータを無駄なく決定し、画像形成の開始の遅れが最低限に制御される。
また、必要先端タイミング量Treqが、バッファの記憶容量から算出される最大先端タイミング量(バッファ保存可能画像長)を超える場合には、画像形成の中止又は画像形成するページ数の減少の、いずれかをユーザに選択させる。このようにすることで画像間隔を削減しつつ、制御が破綻することもない。
〔実施形態の具体的動作(2)〕
以下、図9のフローチャートを参照して本実施形態の動作(2)を詳細に説明する。ここで、このフローチャートは制御部101の制御により実行される。また、図8のフローチャートと同一処理内容については、同一ステップ番号を付すことで、重複した説明を省略する。
以上の動作(1)では毎ページで、本実施形態の特徴的な処理を適用することを前提としていた。しかし、必ずしも毎ページで実施する必要はない。そのため、ページ準備処理の中で特に時間のかかる処理が発生するページ切り替え時のみ、本実施形態を適用することで、時間のかかる出力設定変更を可能とすることができる。
ここで、特に時間のかかる処理としては、通常の基準となるページ準備処理時間(基準ページ準備処理時間)よりも長いページ準備処理時間(基準外ページ準備処理時間)が必要となる処理である。但し、基準外ページ準備処理時間は1種類とは限らない。
例えば画像処理パラメータ設定変更が挙げられる。これは、ASIC等のハードウエア内のルックアップテーブルに、キロバイト単位のデータ設定が必要になること等が該当する。これは、それぞれ異なるルックアップテーブル等で処理された2種類の画像データを100メートルずつ印刷したい、といった状況で発生しうる。
この場合の動作(2)のフローチャートは図9のようになる。以下、図8に示した動作(1)と異なる箇所を中心に説明する。
まず、全ページ(m部nページ)について、予想されるページ準備処理時間(予想ページ準備処理時間Temn)と、ページ準備処理時間の基準値(基準ページ準備処理時間)Tbと、を算出する(図9中のステップS100)。なお、画像処理パラメータ変更が無い場合のページ準備処理時間(例えば、1部1ページ目のT11)を基準ページ準備処理時間Tbとする。
また、必要先端タイミング量Treqとしては、Temn−Tbについて、全ページ(m部・nページとして、nについて1〜N、mについて1〜M)の総和を算出する。
この動作(2)の実施形態では、ページ準備処理時間が、基準ページ準備処理時間と、基準ページ準備処理時間とは異なる基準外ページ準備処理時間とが存在する場合において、メモリからバッファへの各ページの転送の間の時間が基準ページ準備処理時間である場合には、バッファから画像形成部への各ページの読み出しの間の時間を基準ページ準備処理時間とし、メモリから前記バッファへの各ページの転送の間の時間が基準外ページ準備処理時間である場合には、バッファから画像形成部への各ページの読み出しの間の時間を基準外ページ準備処理時間から基準ページ準備処理時間に一致するように減少又は増加させるようにする。
すなわち、画像のページ切り替わりの際に、ソフトウエアでハードウエアのレジスタ設定やルックアップテーブルを変更する必要がある場合にも、専用のハードウエアを用意することなく、従来の構成のままで、長尺用紙における画像間隔をゼロを含む一定の状態に低減できる。
〔実施形態の具体的動作(3)〕
以下、本実施形態の動作(3)について説明する。
画像データに複数の画像が含まれる場合を想定する。ここで、副走査方向サイズが異なる複数の画像が、主走査方向に複数配置されたものであり、更に、副走査方向サイズが異なる複数の画像を、副走査方向に繰り返して画像形成する場合である。
例えば、図10(a)は、画像データに複数の画像が含まれ、副走査方向サイズが異なる複数の画像が、主走査方向に複数配置されたものに該当する。
このような図10(a)の画像データを、長尺用紙を用いて、副走査方向に繰り返して画像形成するとする。
本実施形態を全く適用しない場合には、図10(b)のように、画像の間に無駄な余白が発生している。
本実施形態を適用すると、図10(c)のように、画像の間に無駄な余白が発生しなくなる。但し、画像データに含まれる画像のなかの、副走査方向に大きさの異なる小さい画像については、本実施形態を適用しても、余白が生じることになる。
そこで、画像処理部140の画像処理により、画像データに含まれる画像のなかの、副走査方向に大きさの異なる画像について、個別に、各画像の副走査方向の間隔を空けない状態にした画像データを生成する。そして、以上の動作(1)で説明したように間隔を空けないように画像形成を実行する。
すなわち、この動作(3)の実施形態を適用することで、図10(d)のように、全ての画像の間に無駄な余白が発生しなくなる。
なお、ここでは、副走査方向に大きさが異なる二種類の画像を用いたが、三種類以上の画像が存在している場合であっても、各画像の余白を生じないように対処することが可能である。
〔補足説明〕
以上の動作説明では、画像形成部150として、電子写真方式の画像形成をおこなうものとしていたが、これに限定されるものではない。すなわち、各種の画像形成に本実施形態を適用することが可能である。
また、以上の実施形態については、バッファからの画像データを受けて、長尺用紙を搬送しつつ画像データに基づいて画像形成を行う各種の装置に適用することが可能である。
ここで、長尺用紙を搬送しつつ画像形成するとは、用紙の搬送を停止させない状態で画像形成を実行する各種方式を意味する。そして、このような各種の画像形成において、画像間隔を減少させて、無駄な余白を生じさせないようにすることが可能である。
また、画像間隔を減少させるとは、画像間隔を完全にゼロにして密着させることだけではなく、ページ準備処理時間によって生じる余白部分を残しつつも減少させることも含むものである。
50 給紙装置
100 画像形成装置
200 排紙装置

Claims (9)

  1. 定型サイズの用紙よりも搬送方向の用紙長が長い長尺用紙に対して画像データに基づいて画像形成する画像形成装置であって、
    画像データを記憶するページメモリと、
    前記ページメモリから転送される画像データを一時記憶するバッファと、
    前記バッファから読み出される画像データに基づいて画像形成を実行する画像形成部と、
    を備えて構成されており、
    前記ページメモリから前記バッファに画像データをページ毎に転送する際には、各ページの転送の間に準備が必要なページ準備処理の間は転送を一時停止し、
    前記バッファから前記画像形成部に画像データを読み出す際には、1ページ目の読み出し開始タイミングを遅らせると共に、各ページの読み出しの間の時間をページ準備処理時間よりも減少させるようにする、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記バッファから前記画像形成部に画像データを読み出す際には、各ページの読み出しが連続した状態になるようにする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記バッファから前記画像形成部に前記画像データの1ページ目の読み出し開始タイミングを遅らせて読み出す際における遅らせるタイミングは、画像形成するページ数に応じて、各ページ間の前記ページ準備処理時間の累積によって決定される、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  4. 前記バッファから前記画像形成部に前記画像データの1ページ目の読み出し開始タイミングを遅らせて読み出す際における遅らせるタイミングを、画像形成するページ数に応じて、各ページ間の前記ページ準備処理時間の累積によって決定し、
    前記読み出し開始タイミングを遅らせることにより必要とされる前記画像データの容量が前記バッファの記憶容量を超える場合には、画像形成の中止又は画像形成するページ数の減少の、いずれかを選択する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記ページ準備処理時間として、基準となる基準ページ準備処理時間を定めた場合に、
    前記メモリから前記バッファへの各ページの転送の間の時間が前記基準ページ準備処理時間に一致しない場合には、前記メモリから前記バッファへの各ページの転送の間の時間が前記基準ページ準備処理時間に一致するようにする、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 画像処理する画像処理部を備え、
    前記画像処理部は、
    前記画像データに含まれる画像が、副走査方向サイズが異なる複数の画像が主走査方向に複数配置されたものであって、前記副走査方向サイズが異なる複数の画像を副走査方向に繰り返して画像形成する場合には、各画像の副走査方向の間隔を空けない状態にした画像データを生成する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成部は、前記バッファからの画像データを受けて、前記長尺用紙を搬送しつつ画像データに基づいて画像形成を行う、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 定型サイズの用紙よりも搬送方向の用紙長が長い長尺用紙を給紙する給紙装置と、
    前記給紙装置により給紙される前記長尺用紙に対して画像データに基づいて画像形成する請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の画像形成装置と、
    前記画像形成装置により画像形成された前記長尺用紙を排紙する排紙装置と、
    を有する画像形成システム。
  9. 定型サイズの用紙よりも搬送方向の用紙長が長い長尺用紙に対して画像データに基づいて画像形成する画像形成装置を制御する画像形成制御プログラムであって、
    前記画像形成装置は、
    画像データを記憶するページメモリと、
    前記ページメモリから転送される画像データを一時記憶するバッファと、
    前記バッファから読み出される画像データに基づいて画像形成を実行する画像形成部と、を備えて構成されており、
    前記ページメモリから前記バッファに画像データをページ毎に転送する際には、各ページの転送の間に準備が必要なページ準備処理の間は転送を一時停止し、
    前記バッファから前記画像形成部に画像データを読み出す際には、1ページ目の読み出し開始タイミングを遅らせると共に、各ページの読み出しの間の時間をページ準備処理時間よりも減少させる、
    ように前記画像形成装置のコンピュータを機能させることを特徴とする画像形成制御プログラム。
JP2015041400A 2015-03-03 2015-03-03 画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御プログラム Active JP6627230B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015041400A JP6627230B2 (ja) 2015-03-03 2015-03-03 画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015041400A JP6627230B2 (ja) 2015-03-03 2015-03-03 画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016159547A true JP2016159547A (ja) 2016-09-05
JP6627230B2 JP6627230B2 (ja) 2020-01-08

Family

ID=56843925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015041400A Active JP6627230B2 (ja) 2015-03-03 2015-03-03 画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6627230B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006116975A (ja) * 1998-11-27 2006-05-11 Seiko Epson Corp 長尺印刷を行うための印刷システム
JP2008302583A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Sharp Corp 印刷制御回路及び画像形成装置
JP2009012460A (ja) * 2007-06-05 2009-01-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム
JP2009129191A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Canon Finetech Inc 情報処理システム
JP2010000629A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Fuji Xerox Co Ltd 印刷制御装置、印刷装置、及び印刷制御プログラム
JP2011207121A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Canon Inc 画像処理装置及びその制御方法又はプログラム
US20130029825A1 (en) * 2011-07-28 2013-01-31 Ds Smith Packaging Limited Apparatus and Method for Producing Printed Articles
JP2013246316A (ja) * 2012-05-25 2013-12-09 Canon Inc 画像形成装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006116975A (ja) * 1998-11-27 2006-05-11 Seiko Epson Corp 長尺印刷を行うための印刷システム
JP2009012460A (ja) * 2007-06-05 2009-01-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム
JP2008302583A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Sharp Corp 印刷制御回路及び画像形成装置
JP2009129191A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Canon Finetech Inc 情報処理システム
JP2010000629A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Fuji Xerox Co Ltd 印刷制御装置、印刷装置、及び印刷制御プログラム
JP2011207121A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Canon Inc 画像処理装置及びその制御方法又はプログラム
US20130029825A1 (en) * 2011-07-28 2013-01-31 Ds Smith Packaging Limited Apparatus and Method for Producing Printed Articles
JP2013246316A (ja) * 2012-05-25 2013-12-09 Canon Inc 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6627230B2 (ja) 2020-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9710734B2 (en) Image forming apparatus, image printing method, and computer-readable recording medium having stored therein image printing control program
US8284464B2 (en) Image processing method and apparatus to scan on both sides of a document
US9720633B2 (en) Image forming apparatus, image forming system, image processing method, and computer-readable recording medium
US20090230607A1 (en) Image forming apparatus and computer program product
JP6083395B2 (ja) 画像形成装置、および画像形成方法
JP7135609B2 (ja) 画像形成装置、及び、画像形成方法
JP2014061638A (ja) 印刷装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP6747007B2 (ja) 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法
JP6428751B2 (ja) 画像形成装置、画像印刷方法および画像印刷制御プログラム
JP6627230B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御プログラム
JP6459469B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御プログラム
JP6272097B2 (ja) 画像形成システム、制御方法及びプログラム
JP2019025750A (ja) 画像形成装置およびプログラム
US9471022B2 (en) Print control apparatus, print control method, image forming system, and non-transitory computer readable medium
JP2018122463A (ja) 画像形成装置、画像形成方法及び画像形成装置のプログラム
JP2017161597A (ja) 画像形成装置及び画像形成制御方法
US10447869B2 (en) Optimization of sweeping correction in printing on continuous pages
JP2010020579A (ja) プログラム、印刷制御方法、及び印刷システム
JP2004004403A (ja) 印刷装置及び印刷制御方法
JP6673069B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法および画像形成制御プログラム
JP6613830B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2018015911A (ja) 画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御プログラム
JPH09300755A (ja) 印刷装置
JP2022112879A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP2004255675A (ja) 印刷装置及び印刷制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180219

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20180712

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20180720

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181010

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181030

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181225

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190823

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20190903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6627230

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150