JP2009012241A - クリップ - Google Patents

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Tsutomu Hirose
努 広瀬
Terufumi Fukushima
輝文 福島
Susumu Shinmyo
進 神明
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Max Co Ltd
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Abstract

【課題】従来のクリップでは、挟持力を強くしたい場合に支持片間に書類を容易に挿入できないため、支持片間を拡開するのにクリップ装着装置を用いるので、クリップ装着装置にクリップを装填する必要がある等の煩わしさや、作業時にクリップ装着装置が見つからない場合等は綴じ作業そのものが行うことが出来ないという問題があった。
【解決手段】クリップにおいて一対の支持片の各端縁同士を離間し、支持片の内壁部に押圧部を設けた構成とした。これにより綴じ作業における負担を軽減し、更にクリップ装着装置が不要なクリップを提供することができる
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば書類等のシート状部材の束を綴じるクリップに関し、特に基板の両端を折曲げて形成した、弾性拡開状の支持片間に書類を挟持するクリップに関する。
従来より、書類等のシート状部材の束を綴じる場合、ステンレス等の金属の持つ弾性力によりシート状部材を挟持する種々の考案がなされている。
例えば、書類等のシート状部材の束を綴じる場合、金属線等を2重に巻回してリング状部分を構成し、このリング状部材を挟むようにしたゼムクリップや、帯状の弾性部材を折り曲げて支持片を形成し、支持片を拡開するための取手が設けられたクリップ等が広く利用されている。
しかしながら、このゼムクリップは枚数の少ない書類を綴じるなら問題ないが、枚数が多くなると挟持している部分が拡開し書類が外れやすく、厚手の書類を綴じるには不向きである。一方、支持片に取手を設けたクリップは厚手の書類を綴じる際に取手を操作するのに力を必要とし、女性や子供には苦痛な作業であった。
そこで帯状の弾性部材を折り曲げて支持片を形成し、所定のクリップ装着装置を用いて支持片を拡開し、拡開している支持片間を弾性部材の持つ弾性力で閉塞して書類を綴じるクリップや(例えば特許文献1参照)、前記クリップの先端部を内側に折曲げて返しを付けているもの等のクリップ(例えば特許文献2参照)が考案されている。
特許3116232号公報 特許2686058号公報
しかしながら、引用文献1のような従来のクリップでは、挟持力を強くしたい場合に支持片間に書類を容易に挿入できないため、支持片間を拡開するのにクリップ装着装置を用いるので、クリップ装着装置にクリップを装填する必要がある等の煩わしさや、作業時にクリップ装着装置が見つからない場合等は綴じ作業そのものが行うことが出来ないという問題があった。
また、引用文献2のように先端部分を内側に折曲げて返しを付けているものは、書類を綴じた際に書類の厚みよりも折り返しの分先端部が厚くなってしまい、引っかかりも大きくなり、それによりクリップが外れたりして使い勝手が悪いという問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、クリップにおいて一対の支持片の各端縁同士を離間し、支持片の内壁部に押圧部を設けることで、綴じ作業における負担を軽減し、更にクリップ装着装置が不要なクリップを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るクリップは、基板部と、前記基板部の両端側から互いを同じ方向に折り曲げて対向して形成された一対の支持片を備え、前記支持片の端縁部に沿って外側に拡開したガイド部が形成され、これら支持片間にシート状部材を挟持するクリップにおいて、前記端縁部間同士が離間した前記支持片のそれぞれの内壁部に、シート状部材を上下から押圧する押圧部を形成したことを特徴としている。
このように、本発明に係るクリップでは支持片の端縁部間が離間し、支持片の内壁部に、シート状部材を押圧する押圧部を備えた構造となっているため、挟持力を強くした場合でも別段装着装置を用いずとも、支持片間に書類を容易に挿入することが可能となる。
また、前記各支持片の一部に相互の支持片に向けて押圧部となる切り起こし部を形成し、前記切り起こし部の端縁部を基板部に向け、前記端縁部の先端は支持片の内壁に向って更に折曲げられ、前記各端縁部は互いに弾性的に当接して形成されていることを特徴している。
このように、支持片の切込みを内側に折曲げ、折曲げた端縁部を基板部に向け、前記端縁部は互いに弾性的に当接して押圧部を形成することで、クリップを開くための取手設ける等の部品点数増加によるコストアップを抑制できる。
本発明に係るクリップは、基板部の両端側から互いを同じ方向に折曲げて形成され、これらの端縁部間にシート状部材を挟持する支持片備え、前記支持片の端縁部に沿って外側に拡開したガイド部が形成され、前記端縁部間同士が離間した前記支持片のそれぞれの内壁部に、シート状部材を上下から押圧する押圧部を形成した構成により、押圧部の挟持力を強くした場合にもシート状部材の挟持間への挿入をスムーズに行うことができる。
また、本発明に係るクリップの押圧部は前期支持片の切込みを内側に起こし、起こした端縁部を基板部に向け、前期端縁部の先端を支持片の内壁に向け折曲げ、前記端縁部を互いに弾性的に当接して形成することで、押圧部間にシート状部材をスムーズの挿入することができ、その際シート部材を傷つけることがない。また、挟持されるシート状部材が厚い場合であっても、押圧部が支持片に切り込みを入れて形成されているため切り起こし部は前記切り込みに入り込むことからクリップの高さを抑えることが出来る。
以下、本発明に係るクリップについて、図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係るクリップの展開図を示している。また、図2(a)は展開したクリップを使用状態とした斜視図を示し、図2(b)は前記クリップはシート状部材Sを挟んだクリップの使用状態を示し、図3(a)はクリップ1の側面図を示し、図3(b)は図2(a)のA-A線上での断面図、図3(c)は図2(b)のB-B線上での断面図である。
図1はクリップ1の展開図であり、弾性を有するステンレス等の金属の帯状部材の、その長手方向の中央部をほぼ綴じ厚に相当する高さを有した基板部2と、折目aを介して上下に支持片3を各々配置された構成で、各支持片3には折目cより切り起こされて押圧片4を形成する切り込みbを設けている。
続いてこのクリップ1を使用状態にするには、前記基板部2から長手方向両端部を折目aに沿って互いに同じ方向に折曲げ、その端縁部dを離間するように形成した一対の支持片3と、各支持片の端縁部dには、シート部材を挿入しやすいように互いに外側に折り曲げられたガイド部5が図2(a)、図2(b)に示すように形成されている。尚、本実施例では基板部2の両端から各支持片3が対称形状に形成されている。
各支持片3の端縁部d寄りに一対の切り起こし部としての押圧片4を形成するための切込みbが形成される。切込みbは各押圧片4の先端が基板部方向を向くように形成され、これを折目cに沿って図3(b)に示すように内側に起こすことで押圧片4を形成する。各押圧片4の先端にはシート状部材Sへの当接部6が形成されている。
このように支持片3の間が離間した構成であるため、シート状部材Sをクリップ1の支持片3の間に挿入する際に、従来のようにクリップの支持片3の間を拡開するための別段の装着装置を用いる必要がなく、スムーズにシート状部材Sを挿入することができ、当接部6においてシート部材Sの表面を傷つけることなく挟持させることができる。
このようにして形成された押圧片4を有するクリップにシート状部材Sを挿入し、挟持する方法について説明する。
クリップ1の支持片3の間にシート状部材Sを配置し、基板部2に突き当てるようにシート状部材Sを挿入することで、図2(b)に示すようにシート状部材Sが押圧片4間で弾性的に挟持される。この状態の断面図を図3(c)に示す。
押圧片4は先端を支持片3の内壁に向けて拡開することで当接部6を形成し、シート状部材Sの挿入時や取外し時に、引っかかったりすることがなくシート状部材を傷つけることがない。
なお、本実施の形態では支持片3を略四角形状としたが、例えば略円形状等とするなどデザイン性を持たせても良い。
以上説明したように、本発明に係るクリップ1では、金属等の弾性を有するステンレス等の帯状の金属部材のその長手方向の中央部をほぼ綴じ厚に相当する高さを有した基板部2と、前記基板部2から長手方向両端部を折目aに沿って互いに同じ方向に折曲げ、その端縁部dを離間するように形成した一対の支持片3と、各支持片の先端は、シート部材を挿入しやすいように互いに外側に折り曲げられたガイド部5が図2(a)、図2(b)に示すように形成されている。各支持片3の端縁部d寄りに一対の押圧片4を形成するための切込みbが形成される。切込みbは各押圧片4の先端が基板部方向を向くように形成され、これを折目cに沿って図3(b)に示すように内側に起こすことで押圧片4を形成し、各押圧片4の先端にはシート状部材Sへの当接部6が形成されている。これにより、支持片3間にシート状部材Sを挿入し、基板部に突き当てるだけで綴じ作業が完了するため、クリップ1にシート状部材を綴じる作業負担が大幅に軽減される。
以上、本発明に係るクリップを、図面を用いて詳細に説明したが、本発明に係るクリップは上述した実施の形態には限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述の実施例ではクリップに押圧部としての押圧片4を各支持片3に対して一個ずつ設けたが、クリップの形状は実施例の形のみに必ずしも限定されるものではなく、押圧片4を各支持片に対して複数個設けたり、に図4に示すように、支持片の内壁部に押圧部としての凸状部7を設けたりするものであってもよい。
実施の形態に係るクリップを示した展開図である 実施の形態に係るクリップにおいて、(a)は斜視図(b)はシート状部材を綴じた状態の斜視図である 図1、図2に示すクリップにおいて図3(a)はクリップ1の側面図、図3(b)は図2(a)のA-A線上での断面図、図3(c)は図2(b)のB-B線上での断面図である その他の実施例
符号の説明
1・・・クリップ
2・・・基板部
3・・・支持片
4・・・押圧片
5・・・ガイド部
6・・・当接部
7・・・凸状部
a・・・折目
b・・・切込み
c・・・折目
d・・・端縁部

Claims (2)

  1. 基板部と、前記基板部の両端側から互いを同じ方向に折り曲げて対向して形成された一対の支持片を備え、前記支持片の端縁部に沿って外側に拡開したガイド部が形成され、これら支持片間にシート状部材を挟持するクリップにおいて、前記各支持片の前記端縁部同士が離間し、前記支持片のそれぞれの内壁部に、シート状部材を上下から押圧する押圧部を形成したことを特徴とするクリップ。
  2. 前記各支持片の一部に、相互の支持片に向けて押圧部となる切り起こし部を形成し、前記切り起こし部の端縁部を基板部に向け、前記端縁部の先端は、支持片の内壁に向って更に折曲げられ、各端縁部が互いに弾性的に当接して形成されていることを特徴とする請求項1記載のクリップ。
JP2007174852A 2007-07-03 2007-07-03 クリップ Pending JP2009012241A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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