JP2009010764A - 通信端末装置及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御部8は、ナビゲーション機能起動時に、自動的に省電力モードを設定し、圏外状態であった場合には、さらに電波オフモードも設定する。また、制御部8は、ナビゲーション機能実行中には、所定時間ごとに電波オフモードを解除し、圏外状態であるか否かの確認を行い、圏内状態となっていた場合には、圏内状態となったことを報知部3によりユーザに報知し、GPS部2による現在位置測定を行う。
【選択図】図1
Description
このようなGPS機能等により現在位置測定を行うことが可能な通信端末装置において、災害時に好適なナビゲーションを行うサービスがある。すなわち、例えば災害発生時、或いは僻地で遭難した場合等の緊急時に、GPS機能等による測位により取得した現在位置情報を基に、現在位置付近の地図を通信により取得し、地図上で現在位置を確認しながら避難場所等安全な地域までナビゲーションを行うサービスである。
しかし、例えば僻地において遭難してしまった場合等の緊急時には、圏外状態になってしまう可能性が多々ある。この圏外状態では圏内状態へと復帰するために、頻繁に近隣の基地局との通信を試みるようになっており、それ故通信端末装置のバッテリが早く消耗してしまい、安全な地域までナビゲーションを行うことができなくなってしまう事態が考えられる。また、圏内状態であっても、電池残量が残りわずかな場合には、避難場所等の目的地に辿り着くまでずっとナビゲーション機能が使用できなくなるおそれがある。
以下、本発明の通信端末装置の一例として、携帯端末100について説明する。
本実施形態の携帯端末100としては、例えばGPS機能を有する携帯電話機を想定している。
図1は、携帯端末100の構成の一例を示す図である。
図1に示すように、携帯端末100は、通信部1、GPS部(本発明の位置情報取得部に対応)2、報知部3、バッテリ4、記憶部5、入力部6、圏内外判定部7を含む制御部8を有する。
携帯端末100を含む情報通信システム1000の一例を図2に示す。
図2に示すように、携帯端末100は、通信部1により基地局200と無線通信を行い、基地局200に接続されたネットワーク300を介して、他の携帯端末やサーバ装置400とデータ送受信を行う。また、携帯端末100は、GPS衛星500が送出するGPS信号を受信してGPS機能による現在位置測定を行う。
例えばGPS部2は、GPS衛星500からGPS信号を受信して、GPS信号を基に「衛星番号」、「衛星からの電波送信時の時刻」、「携帯端末装置で同じ電波を受信した時刻」を検出する。
GPS部2は、各GPS衛星500からのGPS信号の遅延時間を基に、各GPS衛星500からの距離を算出し、例えば3個またはそれ以上のGPS衛星500について3点測量を行うことで現在位置を測定する。なお、GPS衛星500の軌道は定まっているので、GPS部2は、時刻を参照することにより当該時刻のGPS衛星500の位置を特定することができる。
特に、報知部3では、GPS部2による現在位置測定の結果、表示部31に表示した地図上に現在位置を示したり、音声出力部32により現在位置情報(例えば緯度・経度等)を報知したりする。
記憶部5は、携帯端末100の各種動作に必要な各種データを記憶する。記憶部5が記憶するデータは、例えば、音声通話発着信及びメール送受信用のアドレス帳データ、待ち受け時の壁紙データ、着信音等の音声データ、後述するナビゲーション機能実行時の地図データ、各種機能を実行するためのプログラム等である。
圏内外判定部7は、通信部1により基地局200との通信が実行可能であるか否か(例えば、受信電界強度が所定レベル以上か否か)の判定を行い、通信可能であった場合には圏内状態であると判定し、通信不可能であった場合には圏外状態であると判定する。なお、圏内外判定部7による圏内外判定の方法については本発明では限定せず、従来周知の方法であってもよい。
制御部8は、携帯端末100の各種構成を制御することにより、例えば以下のような機能を実行可能である。すなわち、音声通話機能、メール送受信機能、ウェブブラウジング機能、省電力機能、通信制限機能、ナビゲーション機能等である。
音声通話機能は、基地局200及びネットワーク300を介して他の携帯端末100と音声通話を行う機能である。音声通話機能実行時には、制御部8は基地局200に対する発信処理、或いは基地局からの着信処理を通信部1に実行させ、基地局200との通信を確立し、図1に図示しないマイク等の音声入力デバイス等を介して取得した音声データに符号化等の処理を施し、基地局に対して通信部1に送信させる、或いは、通信部1が基地局200から取得した音声データをデコードし、音声出力部32に再生・出力させる。
ウェブブラウジング機能実行時には、制御部8は、通信部1を介してサーバ装置400の1つであるウェブサーバと通信を行い、ウェブページデータを取得し表示部31に表示させる。
このようにナビゲーション機能実行中には消費電力量が増大するため、ユーザを目的地までナビゲートする前にバッテリ4が切れてしまう事態を防止するために、本実施形態の携帯端末100では、ナビゲーション機能実行中に上述した省電力機能が起動可能になっている。これによりナビゲーション機能実行中に省電力モードに移行することが可能になっているため、バッテリ4の持ちが良くなっている。
このようにナビゲーション機能実行中に圏外状態となった場合には捕捉電波発信等の捕捉処理により消費電力量が増大するので、圏外状態に伴う捕捉処理を止め、消費電力量を低減するために、本実施形態の携帯端末100では、ナビゲーション機能実行中に上述した通信制限機能が起動可能となっている。これによりナビゲーション機能実行中に電波オフモードに移行することが可能になっているため、バッテリ4の持ちが良くなっている。
まず、ナビゲーション機能起動時の動作例について説明する。
図3は、ナビゲーション機能起動時の動作例を説明するためのフローチャートである。
入力部6を介したユーザの入力等により、ナビゲーション機能の実行が要求され、ナビゲーション機能が起動する。
ステップST2:
制御部8は、ステップST1においてナビゲーション機能が起動する以前に、ユーザの入力等に応じて既に省電力モードに設定されているか否かの判定を行う。既に省電力モードに設定されていた場合は、ステップST4に進み、省電力モードに設定されていなかった場合は、ステップST3に進む。
制御部8は、携帯端末100を省電力モードに移行する。
ステップST4:
制御部8は、ステップST1においてナビゲーション機能が起動する以前に、ユーザの入力等に応じて既に電波オフモードに設定されているか否かの判定を行う。既に電波オフモードに設定されていた場合は、ナビゲーション機能起動処理を終了し、電波オフモードに設定されていなかった場合は、ステップST5に進む。
圏内外判定部7は、携帯端末100が圏外状態であるか否かの判定を行う。圏外状態であるか否かの判定方法は、本実施形態では限定しない。圏外状態であった場合は、ステップST6に進み、圏外状態で無い場合(圏内状態である場合)はナビゲーション機能起動処理を終了する。
ステップST6:
制御部8は、携帯端末100を電波オフモードに移行するとともに、電波オフフラグFを「1」に設定(F=1)する。
以上のように、本実施形態の携帯端末100においては、ナビゲーション機能起動時に、自動的に省電力モードを設定し、圏外状態であった場合には、さらに電波オフモードも設定する。このため、本実施形態の携帯端末100においては、ナビゲーション機能実行中のバッテリ4の持ちを長くし、目的地までのナビゲーションを完遂しやすくなる。
図4は、ナビゲーション機能実行中において電波オフモードに設定中の携帯端末100の動作例を説明するためのフローチャートである。
制御部8は、電波オフモードに設定してから(すなわちナビゲーション機能起動後)所定時間が経過したか否かの判定を行う。所定時間が経過していた場合はステップST12に進み、そうでない場合は本ステップST11を繰り返す。
ステップST12:
制御部8は、設定されていた電波オフモードを一時的に解除し、通信部1による通信が可能な状態とする。
圏内外判定部7は、通信部1による基地局200との通信が可能であるか否かの判定、すなわち、携帯端末100が圏外状態であるか否かの判定を行う。圏外状態であった場合はステップST14に進み、圏外状態で無かった場合(圏内状態であった場合)はステップST15に進む。
ステップST14:
制御部8は、携帯端末100を再度電波オフモードに移行し、ステップST11に戻る。
制御部8は、報知部3に圏内状態となったことを報知させる。具体的には、例えば表示部31に圏内状態になったことを示す文章・アイコン等を表示させたり、音声出力部32に圏内状態となったことを示す音声或いはアラーム等を出力させたりする。これにより、ユーザは携帯端末100が圏内状態となったことを認識し、携帯端末100を利用して他の携帯端末と連絡を取ったり、災害時にはウェブにより災害の詳しい情報を得たりすることができるようになる。
以降は、圏内状態となっているため、目的地までのナビゲーションを行う通常のナビゲーション処理に移行する。通常のナビゲーション処理については、本実施形態では説明を省略する。何故なら、圏内状態においては、頻繁な基地局サーチが行われず、電力消費量が特に増大しないからである。また、同様の理由で、電波オフモードに設定されていない状態のナビゲーション機能実行中の携帯端末100の動作についても説明を省略する。図3において説明したナビゲーション機能起動時の動作例から分かるように、電波オフモードに設定中で無い場合は、すなわち圏内状態であるからである。
なお、ユーザの設定入力等に応じて電波オフモードが設定され、ステップST4の判断が“YES”の場合には、図4に示す本フローの処理を省略してもよい。
以下、ナビゲーション機能終了時において省電力モード或いは電波オフモードに設定中の携帯端末100の動作例について説明する。
図5は、ナビゲーション機能終了時において省電力モード或いは電波オフモードに設定中の携帯端末100の動作例について説明するためのフローチャートである。
制御部8は、ユーザの入力部6を介した入力等によるナビゲーション機能の終了要求を取得する。または、取得された位置情報に基づき、現在地が所定の領域(例えば、避難所等の目的地の近く、予め記憶されている圏内領域等)に位置すると予測される場合には、ナビゲーション機能の必要性が低くなるため、ナビゲーション機能の終了要求を自動的に発するように構成してもよい。
ステップST22:
制御部8は、ナビゲーション機能の終了処理を行う。すなわち、通常の待ち受け状態へと携帯端末100の状態を戻す。
制御部8は表示部31に、ナビゲーション機能終了後に省電力モードと電波オフモードとを解除するか否かについての確認メッセージを表示させる。具体的なメッセージの内容については、本実施形態では限定しない。
ステップST24:
ステップST23において表示部31に表示させた確認メッセージへの応答として、省電力モードと電波オフモードとの両方の解除が要求された場合はステップST25に進み、省電力モードと電波オフモードのどちらか片方の解除が要求された場合はステップST26に進み、省電力モードと電波オフモードの両方とも解除が要求されなかった場合はステップST27に進む。
制御部8は、省電力モードと電波オフモードの両方を解除する。
ステップST26:
制御部8は、省電力モードと電波オフモードの片方(ユーザによって指定された方)を解除する。
ステップST27:
制御部8は、省電力モードと電波オフモードの両方を解除せず待ち受け状態に戻る。
以下、本発明の電子機器の一例として、携帯端末101について説明する。
携帯端末101は、GPS部2、記憶部5及び制御部8を除いて、第1実施形態において図1に関連付けて説明した携帯端末100と同様の構成を有する。
携帯端末101はまた、GPS部2の代わりにGPS部2a(本発明の位置情報取得部に対応)を、記憶部5の代わりに記憶部5aを、制御部8aの代わりに制御部8aを有する。
また、携帯端末101は、第1実施形態の図2において説明した携帯端末100と同様、情報通信システム1000において、通信部1により基地局200と無線通信を行い、基地局200に接続されたネットワーク300を介して、他の携帯端末やサーバ装置400とデータ送受信を行ったり、GPS衛星500が送出するGPS信号を受信してGPSによる現在位置測定を行ったりする。
以下、携帯端末101の携帯端末100とは異なる構成であるGPS部2a及び制御部8aについて説明する。その他の構成については、第1実施形態において説明した携帯端末100の各構成と同様であるため、説明を省略する。
第1実施形態において説明したGPS部2は、現在位置の測定に基地局のサポートが必要なネットワークアシスト方式のGPS機能を有していたが、本実施形態のGPS部2aは、基地局200のサポートが必要なく、GPS部2aのみでGPS信号を基に現在位置を測定することが可能な単独測位方式のGPS機能を有する。
単独測位方式では、測位時に必要となるGPS信号をGPS衛星500から直接取得し、GPS部2a単独で現在位置測定を行う。
GPS衛星500から送信されるGPS信号に含まれるGPS衛星500の位置や時刻等の情報を基に、GPS衛星500からGPS信号が発信されてから携帯端末101に到達するまでに要した時間の情報を取得して、GPS衛星500からの電波が発射された時刻(GPS信号に情報として含まれる)と携帯端末101がGPS信号を受信した時刻(携帯端末101側が計時)との差からGPS信号の到達所要時間を求め、光速を乗じることによって距離に変換する。なお、GPS衛星500と携帯端末101間の距離は、携帯端末101側の時計の誤差等に影響されるため、擬似距離と呼ばれる。
ここで、特定の瞬間に複数のGPS衛星500のGPS信号を同時に受信すれば、それぞれの衛星からの測定値に含まれる時計誤差は同じ値となる。また、短い時間内では、時計誤差は一定値と見なせると考えられる。
従って、GPS信号に含まれるGPS衛星500の位置を基準点(既知点)として、4個以上の衛星から携帯端末101までの距離を同時に知ることにより、現在位置の3次元的情報と正確な携帯端末101における現在時刻とを含む4つの未知数を算出することが可能であり、これにより携帯端末101の現在位置を測定することができる。
なお、GPS部2aは、上述した単独測位方式だけでなく、基地局200との通信が可能な場合には、ネットワークアシスト方式でも測位を行うことが可能である。
ここで、第1実施形態の記憶部5とは異なり、ナビゲーション機能実行時の地図データは、通信部1を介してサーバ装置400から取得するのではなく、予め(例えば携帯端末100の製造時等)記憶部5aに記憶されている。ここで、地図データとして、例えば、日本全国の広域避難所や主要道路、駅などの位置を示した地図データを予め記憶部5aに記憶しておく。
また、圏内地域データとは、予め記憶部5aに記憶された、圏内状態となる地域に関するデータであり、例えば緯度・経度により指定されたデータである。これにより、現在位置を基に圏内であるか否かを判定することができるようになる。
以下、制御部8aのナビゲーション機能について説明する。
本第2実施形態では、GPS部2aが単独測位可能となっているため、測位時に通信部1を介した基地局200との通信が必要無い。従って、ナビゲーション機能実行中の電波オフモードへの移行条件が第1実施形態において図4に関連付けて説明した動作例と若干異なる。ナビゲーション機能起動時及び終了時の動作に関しては、第1実施形態において図3及び図5に関連付けて説明した動作例と同様であるため、本実施形態では説明を省略する。
図6は、第2実施形態の携帯端末101における、ナビゲーション機能実行中において電波オフモードに設定中の第2の動作例を説明するためのフローチャートである。
制御部8aは、GPS部2aによる現在位置の単独測位を実行して位置情報を取得する。
ステップST32:
制御部8aは、電波オフモードに設定してから(すなわちナビゲーション機能起動後)、ステップST31のGPS部2aによる現在位置測定が所定回数実施されたか否かの判定を行う。所定回数の現在位置測定が実行されていた場合はステップST33に進み、そうでない場合はステップST31に戻る。
制御部8aは、設定されていた電波オフモードを一時的に解除し、通信部1による通信が可能な状態とする。
ステップST34:
圏内外判定部7は、通信部1による基地局200との通信が可能であるか否かの判定、すなわち、携帯端末100が圏外状態であるか否かの判定を行う。圏外状態であった場合はステップST35に進み、圏外状態で無かった場合(圏内状態であった場合)はステップST36に進む。
制御部8aは、携帯端末100を再度電波オフモードに移行し、ステップST31に戻る。
ステップST36:
制御部8aは、報知部3に圏内状態となったことを報知させる。
以降は、圏内状態となっているため、目的地までのナビゲーションを行う通常のナビゲーション処理に移行する。なお、本第2実施形態では、以降の圏内状態における通常のナビゲーション処理において、GPS部2aは単独測位方式ではなく、より精度が高いネットワークアシスト方式に切り替えて測位を行ってもよいし、ネットワークアシスト方式と比較して電力消費量が小さい単独測位方式のまま測位を行ってもよい。
図7は、第2実施形態の携帯端末101における、ナビゲーション機能実行中において電波オフモードに設定中の第3の動作例を説明するためのフローチャートである。
制御部8aは、GPS部2aによる単独測位を実行して現在位置を測定する。
ステップST42:
制御部8aは、ステップST41において実行された測位により得られた現在位置が、圏内地域内にあるか否かの判定を行う。現在位置が圏内地域内であるか否かは、記憶部5aに記憶された圏内地域データにより判定する。ただし、圏内地域データはあくまで参考程度のデータであり、圏内地域として指定された地域において確実に圏内状態であることが保証されるものではない。従って、後のステップにおいて実際に通信を行い、圏内であるか否かを確認する必要がある。
本ステップST42において、圏内地域であると判定された場合はステップST43に進み、そうでない場合はステップST41に戻る。
制御部8aは、設定されていた電波オフモードを一時的に解除し、通信部1による通信が可能な状態とする。
ステップST44:
圏内外判定部7は、通信部1による基地局200との通信が可能であるか否かの判定、すなわち、携帯端末100が圏外状態であるか否かの判定を行う。圏外状態であった場合はステップST45に進み、圏外状態で無かった場合(圏内状態であった場合)はステップST46に進む。
制御部8aは、携帯端末100を再度電波オフモードに移行し、ステップST41に戻る。
ステップST46:
制御部8aは、報知部3に圏内状態となったことを報知させる。
以降は、圏内状態となっているため、目的地までのナビゲーションを行う通常のナビゲーション処理に移行する。
なお、所定の条件とは、本実施形態においては、所定回数GPS部2aによる単独測位方式の現在位置測定が実行されたこと、或いは、GPS部2aによる単独測位方式の現在位置測定の結果と、記憶部5aに予め記憶された圏内地域データから、現在位置が圏内と推測されたことである。
すなわち、本発明の実施に際しては、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
上述した実施形態では、ナビゲーション機能の起動等によって取得された位置情報に基づく情報が報知される場合には、省電力モードと電波オフモードとを設定する構成としているが、本発明はこれに限定されること無く、いずれか一方のみを設定する(例えば、省電力モードへの変更は行わずに、電波オフモードへの変更のみを行う)ように構成してもよい。
なお、上述した電波オフモードは基地局との通信が停止されて圏外時の捕捉処理も行われない状態であり、消費電力が抑制された状態であることから、電波オフモードへの変更も省電力モードへの変更の一部として含まれる。
Claims (9)
- 位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記位置情報取得部にて取得された位置情報に基づく情報を報知する報知部と、
前記報知部を含む各種電気部品への電力を供給するバッテリと、
前記バッテリからの電力供給を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記報知部により前記位置情報に基づく情報が報知される場合に、前記バッテリから供給される電力の消費を抑制する省電力モードへ変更する
ことを特徴とする通信端末装置。 - 前記制御部は、前記省電力モードにおいては、前記電気部品での電力の消費を抑制する
請求項1に記載の通信端末装置。 - 基地局と通信を行う通信部
を備え、
前記制御部は、前記省電力モードにおいて、前記通信部による前記基地局との通信を抑制する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の通信端末装置。 - 前記制御部は、所定の条件が満たされた場合に前記基地局との通信の抑制を解除する
ことを特徴とする請求項3に記載の通信端末装置。 - 前記通信部による前記基地局との通信状態に基づき圏内外判定を行う圏内外判定部
を備え、
前記制御部は、前記省電力モードにおいて、前記圏内外判定部により圏外状態にあると判定されると前記基地局との通信を抑制する
ことを特徴とする請求項3に記載の通信端末装置 - 前記制御部は、前記省電力モードにおいて、前記圏外状態であると判定されたことにより前記基地局との通信が抑制されている場合に、所定の条件に応じて前記圏内外判定部によって圏内外判定を行い、この結果圏内であると判定されると、前記基地局との通信の抑制を解除する
ことを特徴とする請求項5に記載の通信端末装置。 - 前記制御部は、前記位置情報取得部が取得した位置情報に基づく現在地が所定の領域に位置すると予測される場合に前記圏内外判定部による前記圏内外判定を行う
ことを特徴とする請求項6に記載の通信端末装置。 - 前記制御部は、前記位置情報取得部が単独測位方式のGPS(Global Positioning System)による位置測定を行う場合に、前記省電力モードに変更する
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の通信端末装置。 - 位置情報を取得するステップと、
取得された前記位置情報に基づく情報を報知するステップと、
前記位置情報に基づく情報が報知される場合に、バッテリから各電気部品へ供給される電力の消費を抑制する省電力モードへと変更するステップと、
を備えたことを特徴とする通信端末装置の制御方法。
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