JP2009188611A - 移動体通信端末、及び、通信システム - Google Patents

移動体通信端末、及び、通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】自動で通信圏外時の消費電力を抑制する移動体通信端末及び通信システムを提供する。
【解決手段】バッテリ20に蓄電された電力を消費して基地局2からの電波が受信可能か否かの試行受信を試行する。所定の間隔毎に試行受信を繰り返させ、該試行受信の結果に基づき通信圏外か否かを判定し、判定の結果が通信圏外である場合、所定の間隔よりも長い待機間隔で試行受信を繰り返す。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、携帯電話機等の移動体通信端末及びその移動体通信端末を用いた通信システムに関する。
従来、携帯電話機のような移動体通信端末は、例えば、基地局を介して他の移動体通信端末との無線通信を行うことができるように構成されている。このような移動体通信端末が、所謂圏外といわれるような付近に基地局が存在しない場所に移動した場合には、所定期間毎に周囲の基地局との通信を試みる基地局交信の動作を行う。
しかし、このような基地局との交信の試行に必要な電力は通信圏内における待機状態の電力よりも大きいため、移動体通信端末が圏外である場合、通信不可能であるにもかかわらず無駄な電力を消費してしまっていた。このような無駄な消費電力を抑制するためのものが、例えば特許文献1及び2に開示されている。
例えば、特許文献1の携帯情報端末装置は、圏外となった場合に、外部との無線通信を行う無線部への電源供給を遮断するため、手動で電源をオン/オフせずに消費電力を抑制する構成となっている。また、特許文献2の携帯端末装置は、携帯端末装置が通信圏外に位置することとなった際に、予め定められているアプリケーション機能を起動制御すると共に、少なくとも上記無線通信機能に供給する電力を停止制御することで消費電力の削減、及び通信圏外時における所定のアプリケーション機能の実行の容易化を図る構成となっている。
特開2004−343383公報 特開2007−243578公報
しかしながら、特許文献1及び2の携帯情報端末装置は、無線通信を行う機能を停止させるため、結局手動で無線通信の機能を復帰させる必要があり、通信圏内であるにも関わらず無線通信を行えない可能性があるといった問題があった。
そこで、本発明の目的は、自動で通信圏外時の消費電力を抑制する移動体通信端末及び通信システムを提供することである。
課題を解決するための手段及び効果
上記目的を達成するために、本発明の移動体通信端末は、バッテリに蓄電された電力を消費して基地局からの電波が受信可能か否かの交信を試行する交信手段と、前記交信手段に所定の間隔毎に前記交信を繰り返させ、該交信の結果に基づき通信圏外か否かを判定し、前記判定の結果が前記通信圏外である場合、前記交信手段に前記所定の間隔よりも長い待機間隔で前記交信を繰り返させる端末制御手段とを備えることを特徴とする。
上記の構成によれば、交信手段による交信の結果に基づく判定の結果が通信圏外である場合、交信手段による交信を所定の間隔よりも長い待機間隔にて交信を繰り返させる。これにより、通信圏外においてバッテリに蓄電された電力に基づく交信を少なくすることができる。この結果、通信圏外におけるバッテリの消費電力を抑制することができる。
また、本発明の移動体通信端末の前記端末制御手段は、前記通信圏外であると判定している間、前記待機間隔を所定時間毎に長くすることを特徴とする。
上記の構成によれば、交信の結果に基づく判定の結果が通信圏外である間、交信の待機間隔が所定時間毎に長くされる。これにより、通信圏外においてバッテリに蓄電された電力に基づく交信をさらに少なくすることができる。この結果、通信圏外におけるバッテリの消費電力をさらに抑制することができる。
また、本発明の移動体通信端末の前記端末制御手段は、前記通信圏外であると判定している間、前記待機間隔を所定時間毎にランダムに変更させることを特徴とする。
上記の構成によれば、交信の結果に基づく判定の結果が通信圏外である間、交信の待機間隔が所定時間毎にランダムに変更される。交信の待機間隔は通信圏内における交信の所定の間隔よりも長い範囲でランダムに変更されるため、バッテリに蓄電された電力に基づく交信をさらに少なくすることができる。この結果、通信圏外におけるバッテリの消費電力をさらに抑制することができる。
また、本発明の移動体通信端末は、移動体通信端末自身の移動速度を計測する移動速度計測手段をさらに備え、前記端末制御手段は、前記通信圏外であると判定している間、前記待機間隔を前記移動速度に基づいて決定することを特徴とする。
上記の構成によれば、交信の結果に基づく判定の結果が通信圏外である間、交信の待機間隔は移動速度計測手段が計測する移動速度に基づいて決定される。交信の待機間隔は通信圏内における交信の所定の間隔よりも長い範囲で決定されるため、バッテリに蓄電された電力に基づく交信をさらに少なくすることができる。この結果、通信圏外におけるバッテリの電力をさらに抑制することができる。
また、例えば、移動速度が速い場合は通信圏外から通信圏内になる可能性が高いとして交信の待機間隔を短くし、移動速度が遅い場合は通信圏外から通信圏内になる可能性が低いとして交信の待機間隔を長くする。これにより、バッテリに蓄電された電力の消費を抑えると共に、通信圏外から通信圏内になった場合の基地局からの電波に、すばやく反応することができる場合がある。この結果、移動体通信端末のユーザへのストレスを軽減することができる場合がある。
また、本発明の移動体通信端末は、前記バッテリに蓄電された電力に基づいて、所定の情報を表示する表示手段と、前記端末制御手段が前記交信の結果に基づく判定の結果が通信圏外である間の少なくとも一部を含む期間、前記表示手段へのバッテリからの電力供給を禁止する禁止手段とをさらに備えることを特徴とする。
上記の構成によれば、所定の情報を表示する表示手段は、交信の結果に基づく判定の結果が通信圏外である間の少なくとも一部を含む期間、バッテリからの電力供給が禁止される。これにより、通信圏外である間の一部の期間は、表示手段に所定の情報が表示されない。この結果、通信圏外におけるバッテリの消費電力をさらに抑制することができる。
また、本発明の通信システムは、通信回線網に接続された基地局と、前記基地局と相互にデータ通信が可能な移動体通信端末と、前記基地局を介して、前記移動体通信端末と相互にデータ通信が可能なサーバとを備え、前記移動体通信端末は、バッテリに蓄電された電力を消費して前記基地局からの電波が受信可能か否かの交信を試行すると共に前記データ通信を行う交信手段と、自身の位置情報を取得可能な位置情報取得手段と、前記交信手段に所定の間隔毎に前記交信を繰り返させ、所定のタイミングで前記位置情報取得手段に現在の位置情報を取得させると共に前記交信手段に前記位置情報を前記サーバへ送信させ、前記サーバからの指示信号に基づき前記交信手段に前記所定の間隔よりも長い待機間隔で前記交信を繰り返させる端末制御手段とを有するものであり、前記サーバは、各位置情報に対する電波の状況を示す電波情報を記憶する記憶手段と、前記移動体通信端末から送信される前記位置情報に対する前記電波情報に基づき前記移動体通信端末が所定の期間内に前記通信圏外となる可能性が高いか否かを判定し、前記通信圏外となる可能性が高い場合に前記移動体通信端末へ前記指示信号を送信するサーバ制御手段とを有するものであることを特徴とする。
上記の構成によれば、サーバは、移動体通信端末の位置情報に対する電波情報に基づいて、移動体通信端末が所定期間内に通信圏外となる可能性が高いか否かを判定する。移動体通信端末は、所定の期間内に通信圏外となる可能性が高い場合、交信手段による交信を所定の間隔よりも長い待機間隔にて交信を繰り返す。これにより、バッテリに蓄電された電力に基づく交信を少なくすることができる。この結果、通信圏外になる可能性が高い状態、及び、通信圏外におけるバッテリの消費電力を抑制することができる場合がある。
(本実施の形態)
本発明の実施の形態を図1乃至図15に基づいて以下に説明する。
(通信システム100の構成)
図1は、本実施携帯に係る通信システム100のネットワーク構成を示す概略図である。図1に示すように、通信システム100は、移動体通信端末としての携帯電話機1と、携帯電話機1が他の携帯電話機1等との通信を行うための中継を行う基地局2と、サーバ装置3と、通信回線網4とGPS(Global Positioning System)衛星10とを備えている。
携帯電話機1は、基地局2と、無線通信により相互にデータ通信可能に接続されている。また、サーバ装置3は、基地局2と、通信回線網4を介して相互にデータ通信可能に接続されている。即ち、サーバ装置3は、基地局2を介して、携帯電話機1と相互にデータ通信が可能になっている。
また、携帯電話機1は、GPS衛星10からの電波を受信し、自身の位置を特定できる機能を備えている。尚、図示しないが、携帯電話機1は、複数のGPS衛星10からの電波を受信可能に構成されている。GPS衛星10からの電波には、衛星に搭載された原子時計からの時刻のデータ、及び、衛星の軌道等の情報が含まれており、携帯電話機1はこれらの情報を複数のGPS衛星10の夫々から受信することで自身の位置を特定している。
基地局2は、無線通信を行うための電波が届く範囲に応じて、所定のエリア毎に複数存在している(図示せず)。携帯電話機1は、何れの基地局2からの電波も届かない位置にある場合、所謂「圏外(通信圏外)」という状態となる。即ち、携帯電話機1が「圏外)」である場合、他の携帯電話機1との通信、及び、サーバ装置3等とのデータ通信等を、基地局2を介して行うことが出来ない状態となる。また、携帯電話機1が、基地局2を介したデータ通信が可能である状態を、以下「圏内(通信圏内)」と称す。
サーバ装置3は、携帯電話機1とデータ通信に接続する通信機能を有しており、例えば、携帯電話機1の利用者に様々なサービスを提供するサービス提供会社等に設置されている。尚、サーバ装置3は、基地局2と一体に構成されているものであってもよい。
(携帯電話機1の機械的構成)
図1に示すように、携帯電話機1は、折りたたみ式であり、液晶画面17、スピーカ15、操作キー16、および、マイク14を折りたたみ式の筐体の内側に有している。また、携帯電話端末1は、カメラ9および外部スピーカ3を折りたたみ式の筐体の外側に有している。そして、このような携帯電話端末1は、図示しないバッテリー(図2参照)を内蔵しており、バッテリーから供給される電力によって駆動可能となっている。なお、携帯電話端末1は、折りたたみ式に限定されるものではない。
また、図1に示すように、携帯電話機1の液晶画面17の上部左側には、携帯電話機1の電波状況を示す電波状況画像17aが表示される。電波状況画像17aは、その表示形態の変化によって、携帯電話機1の電波状況を示す。具体的には、携帯電話機1が「圏内」の場合、電波状況画像17aはアンテナを示す画像の右側に1〜3本の長さの異なるラインが表示もしくは非表示される。そのラインの表示もしくは非表示により、基地局からの電波の強弱が示される。また、携帯電話機1が「圏外」の場合、電波状況画像17aは、「圏外」の文字列を示す画像となる。尚、本実施の形態において、電波状況画像17aの表示形態の変化は基地局2からの電波の強さに基づくものであるが、例えば、推定される通話品質に基づいて表示形態の変化させるもの等であってもよい。
(通信システム100の電気的構成:携帯電話機1)
図2は、上記のように構成された通信システム100の電気的構成を示すブロック図である。携帯電話機1は、図2に示すように、機能実行部21と、機能実行部21に電源供給を行うバッテリー20で構成されている。
機能実行部21は、携帯電話機1全体を制御するマイクロコンピュータ11を備えている。このマイクロコンピュータ11は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)、CPUが実行するプログラムを格納するROM(Read Only Memory)、及びプログラム等で使用するデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)から構成されたものである。そして、マイクロコンピュータ122は、例えば、電話の発着信処理、電子メールの作成・送受信処理、インターネット処理等を行う。
また、マイクロコンピュータ11には、データ通信部12、音声回路13、操作キー16、液晶画面17、メモリ18、及び、GPS受信部19が接続されている。データ通信部12は、図示しないアンテナを備えることで基地局2と相互なデータ通信を可能にしている。これにより、他の携帯電話機1との相互なデータ通信、及び、サーバ装置3との相互なデータ通信を可能にしている。
また、交信手段としてのデータ通信部12は、携帯電話機1が「圏内」である場合、基地局2からの電波を所定時間毎に受信する、所謂「間欠受信」を行うようになっている。基地局2からの電波にはタイミング情報が含まれており、データ通信部12は、タイミング情報に基づく所定時間毎に間欠受信を行う。これにより、データ通信部12への電力の供給は、その所定時間毎のみでよいので、後述のバッテリー20の消費電力を抑えることができるようになっている。
また、データ通信部12は、携帯電話機1が「圏外」である場合、基地局2からのタイミング情報が得られないため、予め設定された内容に基づく時間毎に、基地局2からの電波が受信可能か否かの交信を試行する。以下、この交信を「試行受信」と称す。本実施の形態において、「試行受信」の間隔は、間欠受信の間隔よりも長く設定されているため、携帯電話機1が「圏外」である場合の消費電力をさらに抑えることができるようになっている。
上述のように、「試行受信」の間隔は、予めユーザによって設定された内容に基づき決定される。ユーザは、操作キー16を操作することによって、「試行受信」の間隔を設定することができる。「試行受信」の間隔の詳細については後に詳述する。
音声回路13には、スピーカ14及びマイク15が接続されている。音声回路13は、データ通信部12が受信した音声信号を音声としてスピーカ14から出力させる。また、音声回路13は、マイク15に入力された音声を音声信号に変換する。
操作キー16は、利用者が数字や記号等を入力するキーであり、液晶画面17に表示された画面に従ってデータ等を入力する。液晶画面17は、サーバ装置3から送信された画面データや操作キー16から入力されたデータ等を画面表示する。また、液晶画面17は、携帯電話機1が「圏外」である場合、液晶画面17へのバッテリー20からの電力の供給が停止されるようになっている。
メモリ18は、サーバ装置3から送信される指示信号等の各種データやアプリケーション等のプログラムを記憶する。また、メモリ18は、所定期間において、時刻毎の携帯電話機1の位置情報を記録するようになっている。
GPS受信部19は、GPS衛星10からの電波を受信することができるようになっている。GPS受信部19は、複数のGPS衛星10のそれぞれの電波を受信可能である。GPS衛星10から送信される電波には、GPS衛星10に搭載された原子時計からの時刻データが含まれている。マイクロコンピュータ11は、電波の送信時刻から受信時刻までの時間に、電波の伝播速度をかけることで、携帯電話機1の現在地点から各GPS衛星10までの距離を算出する。マイクロコンピュータ11は、3個以上のGPS衛星10までの距離を算出することで、現在地の位置情報を割り出すようになっている。さらに、マイクロコンピュータ11は、メモリ18に記録された時刻毎の携帯電話機1の位置情報から、携帯電話機1の速度を算出するようになっている。
尚、本実施の形態において現在地の割り出しを上記のように行っているが、これに限定されることはない。例えば、携帯電話機1が現在通信可能な基地局2を、携帯電話機1のおおよその現在地の位置情報としてもよい。
バッテリー20は、上記機能実行部21の各構成の夫々に対して、蓄電された電力を供給するようになっている。
(通信システム100の電気的構成:サーバ装置3)
次に、サーバ装置3について説明する。サーバ装置3は、通信部32、CPU31、ROM34、RAM33、およびHDD(Hard disk drive)35を有している。通信部32は、通信回線網4及び基地局2を介して、携帯電話機1とデータの送受信する。CPU31は、携帯電話機1への指示信号を送信する等の予め設定されたプログラムを実行する。RAM33は、携帯電話機1から送られたデータやCPU31が実行するプログラム、及び、そのプログラムで使用する一時ファイル等を記憶する。ROM34は、CPU31が実行するプログラム等を記憶する。HDD35は、携帯電話機1の属する基地局2に対する電波の状況を示す電波情報を記憶している。
(電波情報データテーブル)
次に、図7を参照して、電波情報データテーブルについて説明する。電波情報データテーブルは、上述のHDD35に格納されており、携帯電話機1から送信された位置情報に基づく電波情報を携帯電話機1へ送信する際に参照される。
電波情報データテーブルは、基地局欄と、電波情報欄とを有している。基地局欄には、各基地局2を識別可能な識別番号が格納されている。電波情報欄には、各基地局2における携帯電話機1の「圏外」へのなり易さが「1」〜「3」の数値で格納されている。電波情報欄に格納される数値が大きいほど、携帯電話機1が所定の期間内にデータ通信の圏外となる可能性が高いことを示しており、予め通信サービスを提供するサービス提供会社等により決定されているものである。尚、本実施の形態において、通信圏外となる可能性の高さは、基地局2の周囲のエリアに存在する他の基地局の数によって定めるものとするが、これに限定されることはない。例えば、詳細な位置情報に対する電波状況地図を作成しこれを参照するものであってもよい。
具体的に、本実施の形態において、携帯電話機1の属する基地局2の電波情報が「3」の場合、サーバ装置3は、携帯電話機1へ間欠受信間隔を長くとらせる指示信号を送信する。
(試行受信間隔)
試行受信の間隔は、上述のようにユーザによって予め決められた内容で決定される。本実施の形態において、試行受信の間隔として、以下の4種類が選択可能となっている。第1の試行受信は、図3に示すように、「圏内」時における間欠受信よりも長い待機間隔で試行受信を行うものである。第2の試行受信は、図4に示すように、「圏内」時における間欠受信よりも長い待機間隔であり、待機間隔を所定時間毎に長くしていくものである。第3の試行受信は、図5に示すように、「圏内」時における間欠受信よりも長い待機間隔をランダムに決定するものである。第4の試行受信は、図6に示すように、「圏内」時における間欠受信よりも長い待機間隔を、携帯電話機1の移動速度に基づいて決定するものである。具体的には、移動速度が速い場合は通信圏外から通信圏内になる可能性が高いとして交信の待機間隔を短くし、移動速度が遅い場合は通信圏外から通信圏内になる可能性が低いとして交信の待機間隔を長くするようになっている。尚、ユーザによって何れの試行受信の間隔が選択されたかは、メモリ18に試行受信種別として記憶されるようになっている。
(通信システム100の動作)
上記の構成において、通信システム100の動作について説明する。
(携帯電話機1の動作:試行受信処理ルーチン)
図8を参照して、「圏外」と判定された場合に、マイクロコンピュータ11により実行される試行受信処理ルーチンについて説明する。
初めに、携帯電話器1が「圏外」と判定された場合、図8に示すように、マイクロコンピュータ11により、所定時間のカウントが開始される(S100)。具体的には、メモリ18に、所定時間の終了時刻が格納され、カウントの判定時に現在時刻と比較されるようになっている。次に、試行受信開示時間決定処理が実行される(S101)。具体的には、後述の図9に示す試行受信開示時間決定処理ルーチンで説明する。ここで、次に開始される試行受信の開始時間が決定される。次に、液晶画面停止処理(S102)が実行される。具体的には、液晶画面17へのバッテリー20からの電力の供給を停止させる。また、既に液晶画面17への電力の供給が停止されている場合は、本処理はスキップされる。
このように、所定の情報を表示する液晶画面17は、交信の結果に基づく判定の結果が通信圏外である間の少なくとも一部を含む期間、バッテリ20からの電力供給が禁止される。これにより、通信圏外である間の一部の期間は、液晶画面17に所定の情報が表示されない。この結果、通信圏外におけるバッテリ20の消費電力をさらに抑制することができる。
そして、S100の処理において決定された試行受信の開始時間まで待機する(S104)。その後、試行受信を実行する(S106)。試行受信の結果、圏外であるか否かが判定される(S108)。圏外でない場合(S108:NO)、即ち、圏内である場合、本ルーチンを終了する。一方、圏外である場合(S108:YES)、本ルーチンを繰り返す。
(携帯電話機1の動作:試行受信処理ルーチン)
次に、図9を参照して、上述の試行受信処理ルーチンにおいて実行される試行受信開始時間決定処理ルーチンを説明する。
初めに、メモリ18より試行受信種別を取得する(S200)。具体的には、ユーザにより設定された試行受信種別が格納されるメモリ18より、試行受信種別を取得する。次に、取得した試行受信種別が上述の第1の試行受信であるか否かが判定される(S202)。第1の試行受信である場合(S202:YES)、図10を参照して説明する第1の試行受信開始時間決定処理(S204)が実行されて、本ルーチンが終了される。
一方、第1の試行受信でない場合(S202:NO)、取得した試行受信種別が上述の第2の試行受信であるか否かが判定される(S206)。第1の試行受信である場合(S206:YES)、図11を参照して説明する第2の試行受信開始時間決定処理(S208)が実行されて、本ルーチンが終了される。
一方、第2の試行受信でない場合(S206:NO)、取得した試行受信種別が上述の第2の試行受信であるか否かが判定される(S210)。第1の試行受信である場合(S210:YES)、図12を参照して説明する第3の試行受信開始時間決定処理(S212)が実行されて、本ルーチンが終了される。
一方、第3の試行受信でない場合(S210:NO)、取得した試行受信種別が上述の第2の試行受信であるか否かが判定される(S214)。第1の試行受信である場合(S214:YES)、図13を参照して説明する第4の試行受信開始時間決定処理(S216)が実行されて、本ルーチンが終了される。また、第4の試行受信でない場合(S214:NO)、ユーザによって試行受信種別の設定がされていないとして、デフォルトの試行受信種別の開始時間決定処理が実行され(S218)、本ルーチンが終了される。
(携帯電話機1の動作:第1の試行受信開始時間決定処理)
次に、図10を参照して、上述の試行受信開始時間決定処理ルーチンにおいて実行される第1の試行受信開始時間決定処理ルーチンを説明する。
初めに、メモリ18に格納されている所定の待機間隔を取得する(S300)。所定の待機間隔は、予めメモリ18に設定され格納されている試行受信の待機間隔のデフォルトの値である。次に現在時刻に取得した所定の待機間隔を加算したものを、次に実行する試行受信の開始時間としてメモリ18に格納する(S302)。その後、本ルーチンを終了する。
このように、通信圏外である場合に試行受信の間隔を所定の間欠間隔よりも長い待機間隔にて交信を繰り返させる。これにより、通信圏外においてバッテリ20に蓄電された電力に基づく交信を少なくすることができる。この結果、通信圏外におけるバッテリ20の消費電力を抑制することができる。
(携帯電話機1の動作:第2の試行受信開始時間決定処理)
次に、図11を参照して、上述の試行受信開始時間決定処理ルーチンにおいて実行される第2の試行受信開始時間決定処理ルーチンを説明する。
初めに、所定時間が終了したか否かが判定される(S400)。上述したように、メモリ18に格納された所定時間のカウント開始時刻と現在時刻を比較し、所定時間が経過しているか否かが判定される。所定時間が終了している場合、メモリ18の待機間隔に所定秒数が加算され、メモリ18に格納される。この待機間隔は、デフォルトの待機間隔と異なり一時的な値である。その後、所定時間のカウントがリセットされる(S403)。具体的には、メモリに格納されている所定時間のカウント開始時刻を現在の時刻で更新する。
S400の処理において、所定時間が終了していない場合(S400:NO)、又は、S403の処理終了後、メモリ18から待機間隔を取得する(S404)。そして、現在時刻に取得した待機間隔を加算したものを試行受信の開始時間としてメモリ18に格納し(S406)、本ルーチンを終了する。
このように、通信圏外である間、試行受信の待機間隔が所定時間毎に長くされる。これにより、通信圏外においてバッテリ20に蓄電された電力に基づく交信をさらに少なくすることができる。この結果、通信圏外におけるバッテリ20の消費電力をさらに抑制することができる。
(携帯電話機1の動作:第3の試行受信開始時間決定処理)
次に、図12を参照して、上述の試行受信開始時間決定処理ルーチンにおいて実行される第3の試行受信開始時間決定処理ルーチンを説明する。
初めに、所定時間が終了したか否かが判定される(S500)。次に、乱数が抽出される(S501)。具体的に、本実施の形態において、0〜255の範囲から乱数が抽出されるようになっているが、これに限定されることはない。そして、所定の待機間隔に乱数に基づく時間を加算する(S502)。具体的に、本実施の形態において、抽出された乱数を3で割った剰余が算出される。その剰余に所定の待機間隔を掛けたものが、所定の待機間隔に加算される。即ち、剰余が0の場合、待機間隔は所定の待機間隔であり、剰余が1の場合、待機間隔は所定の待機間隔の2倍であり、剰余が2の場合、待機間隔は所定の待機間隔の3倍となる。算出された待機間隔はメモリ18に格納される。その後、所定時間のカウントがリセットされる(S503)。
S500の処理において、所定時間が終了していない場合(S500:NO)、又は、S503の処理終了後、メモリ18から待機間隔を取得する(S504)。そして、現在時刻に取得した待機間隔を加算したものを試行受信の開始時間としてメモリ18に格納し(S506)、本ルーチンを終了する。
このように、通信圏外である間、試行受信の待機間隔が所定時間毎にランダムに変更される。交信の待機間隔は通信圏内における間欠間隔の所定の間隔よりも長い範囲でランダムに変更されるため、バッテリ20に蓄電された電力に基づく交信をさらに少なくすることができる。この結果、通信圏外におけるバッテリ20の消費電力をさらに抑制することができる。
(携帯電話機1の動作:第4の試行受信開始時間決定処理)
次に、図13を参照して、上述の試行受信開始時間決定処理ルーチンにおいて実行される第4の試行受信開始時間決定処理ルーチンを説明する。
初めに、GPS衛星10からの電波に基づき移動速度を計測する(S600)。移動速度に基づき、試行受信開始間隔を決定する(S602)。具体的には、移動速度が60Km/時間以上の場合、待機間隔は所定の待機間隔とし、移動速度が10Km/時間以上の場合、待機間隔は所定の待機間隔の2倍とし、移動速度が10Km/時間未満の場合、待機間隔は所定の待機間隔の3倍とする。決定された待機間隔はメモリ18に格納され(S604)、本ルーチンを終了される。
このように、通信圏外である間、試行受信の待機間隔は、移動速度に基づいて決定される。試行受信の待機間隔は通信圏内における間欠受信の間隔よりも長い範囲で決定されるため、バッテリ20に蓄電された電力に基づく交信をさらに少なくすることができる。この結果、通信圏外におけるバッテリ20の電力をさらに抑制することができる。
また、上記のように、移動速度が速い場合は通信圏外から通信圏内になる可能性が高いとして交信の待機間隔を短くし、移動速度が遅い場合は通信圏外から通信圏内になる可能性が低いとして交信の待機間隔を長くする。これにより、バッテリに蓄電された電力の消費を抑えると共に、通信圏外から通信圏内になった場合の基地局からの電波に、すばやく反応することができる場合がある。この結果、携帯電話機1のユーザへのストレスを軽減することができる場合がある。
(サーバ装置3の動作:サーバ側間欠受信間隔決定処理)
次に、図14を参照して、サーバ装置3のCPU31が実行するサーバ側間欠受信間隔決定処理ルーチンを説明する。本ルーチンは、携帯電話機1が圏内である場合に実行される。
初めに携帯電話機1が属している基地局2が何れであるかが判定される(S700)。その後、図7に示す電波情報データテーブルより、電波情報が取得される(S702)。さらに、電波情報に基づき指示信号を携帯電話機1へ送信する(S704)。具体的には、電波情報が、上述の「3」である場合、間欠受信間隔を長く設定させる指示信号を携帯電話機1へ送信し、本ルーチンが終了される。
(携帯電話機1の動作:端末側間欠受信間隔決定処理)
次に、図14を参照して、携帯電話機1のマイクロコンピュータ11が実行する端末側間欠受信間隔決定処理を説明する。
初めに、サーバ装置3から指示信号を受信したか否かが判定される(S800)。指示信号を受信しない場合(S800:NO)、本ルーチンが終了される。指示信号を受信する場合(S800:YES)指示信号に基づいて間欠受信間隔が決定される(S802)。本実施の形態の場合、電波情報が「3」である場合、間欠受信間隔は通常の間欠受信間隔の2倍に設定される。その後、設定された間隔で間欠受信を開始され(S804)、本ルーチンが終了される。
このように、サーバ装置3は、携帯電話機1の位置情報に対する電波情報に基づいて、携帯電話機1が所定期間内に通信圏外となる可能性が高いか否かを判定する。携帯電話機1は、所定の期間内に通信圏外となる可能性が高い場合、間欠受信を所定の間隔よりも長い待機間隔にて交信を繰り返す。これにより、バッテリ20に蓄電された電力に基づく交信を少なくすることができる。この結果、通信圏外になる可能性が高い状態、及び、通信圏外におけるバッテリ20の消費電力を抑制することができる場合がある。
(本実施の形態の概要)
以上のように、本実施の形態の携帯電話機1は、バッテリ(バッテリ20)に蓄電された電力を消費して基地局(基地局2)からの電波が受信可能か否かの交信(本実施の形態の試行受信)を試行する交信手段(マイクロコンピュータ11、データ通信部12等)と、交信手段に所定の間隔毎に交信を繰り返させ、該交信の結果に基づき通信圏外か否かを判定し、判定の結果が通信圏外である場合、交信手段に所定の間隔よりも長い待機間隔で交信を繰り返させる端末制御手段(マイクロコンピュータ11等)とを備える構成にされている。
上記の構成によれば、交信手段による交信の結果に基づく判定の結果が通信圏外である場合、交信手段による交信を所定の間隔よりも長い待機間隔にて交信を繰り返させる。これにより、通信圏外においてバッテリに蓄電された電力に基づく交信を少なくすることができる。この結果、通信圏外におけるバッテリの消費電力を抑制することができる。
また、本実施の形態の携帯電話機1の端末制御手段は、通信圏外であると判定している間、待機間隔を所定時間毎に長くする構成にされている。
上記の構成によれば、交信の結果に基づく判定の結果が通信圏外である間、交信の待機間隔が所定時間毎に長くされる。これにより、通信圏外においてバッテリに蓄電された電力に基づく交信をさらに少なくすることができる。この結果、通信圏外におけるバッテリの消費電力をさらに抑制することができる。
また、本実施の形態の携帯電話機1の端末制御手段は、通信圏外であると判定している間、待機間隔を所定時間毎にランダムに変更させる構成にされている。
上記の構成によれば、交信の結果に基づく判定の結果が通信圏外である間、交信の待機間隔が所定時間毎にランダムに変更される。交信の待機間隔は通信圏内における交信の所定の間隔よりも長い範囲でランダムに変更されるため、バッテリに蓄電された電力に基づく交信をさらに少なくすることができる。この結果、通信圏外におけるバッテリの消費電力をさらに抑制することができる。
また、本実施の形態の携帯電話機1は、携帯電話機1自身の移動速度を計測する移動速度計測手段(マイクロコンピュータ11、GPS受信部19等)をさらに備え、端末制御手段は、通信圏外であると判定している間、待機間隔を移動速度に基づいて決定する構成にされている。
上記の構成によれば、交信の結果に基づく判定の結果が通信圏外である間、交信の待機間隔は移動速度計測手段が計測する移動速度に基づいて決定される。交信の待機間隔は通信圏内における交信の所定の間隔よりも長い範囲で決定されるため、バッテリに蓄電された電力に基づく交信をさらに少なくすることができる。この結果、通信圏外におけるバッテリの電力をさらに抑制することができる。
また、例えば、移動速度が速い場合は通信圏外から通信圏内になる可能性が高いとして交信の待機間隔を短くし、移動速度が遅い場合は通信圏外から通信圏内になる可能性が低いとして交信の待機間隔を長くする。これにより、バッテリに蓄電された電力の消費を抑えると共に、通信圏外から通信圏内になった場合の基地局からの電波に、すばやく反応することができる場合がある。この結果、移動体通信端末のユーザへのストレスを軽減することができる場合がある。
また、本実施の形態の携帯電話機1は、バッテリに蓄電された電力に基づいて、所定の情報を表示する表示手段(液晶画面17)と、端末制御手段が交信の結果に基づく判定の結果が通信圏外である間の少なくとも一部を含む期間、表示手段へのバッテリからの電力供給を禁止する禁止手段(マイクロコンピュータ11等)とをさらに備える構成にされている。
上記の構成によれば、所定の情報を表示する表示手段は、交信の結果に基づく判定の結果が通信圏外である間の少なくとも一部を含む期間、バッテリからの電力供給が禁止される。これにより、通信圏外である間の一部の期間は、表示手段に所定の情報が表示されない。この結果、通信圏外におけるバッテリの消費電力をさらに抑制することができる。
また、本実施の形態の通信システム100は、通信回線網に接続された基地局(基地局2)と、基地局と相互にデータ通信が可能な移動体通信端末(携帯電話機1)と、基地局を介して、移動体通信端末と相互にデータ通信が可能なサーバ(サーバ装置3)とを備え、移動体通信端末は、バッテリに蓄電された電力を消費して基地局からの電波が受信可能か否かの交信を試行すると共にデータ通信を行う交信手段(マイクロコンピュータ11、データ通信部12等)と、自身の位置情報を取得可能な位置情報取得手段(マイクロコンピュータ11、データ通信部12等)と、交信手段に所定の間隔毎に交信を繰り返させ、所定のタイミングで位置情報取得手段に現在の位置情報を取得させると共に交信手段に位置情報をサーバへ送信させ、サーバからの指示信号に基づき交信手段に所定の間隔よりも長い待機間隔で交信を繰り返させる端末制御手段(マイクロコンピュータ11等)とを有するものであり、サーバは、各位置情報に対する電波の状況を示す電波情報を記憶する記憶手段と、移動体通信端末から送信される位置情報に対する電波情報に基づき移動体通信端末が所定の期間内に通信圏外となる可能性が高いか否かを判定し、通信圏外となる可能性が高い場合に移動体通信端末へ指示信号を送信するサーバ制御手段(CPU31等)とを有するものである構成にされている。
上記の構成によれば、サーバは、移動体通信端末の位置情報に対する電波情報に基づいて、移動体通信端末が所定期間内に通信圏外となる可能性が高いか否かを判定する。移動体通信端末は、所定の期間内に通信圏外となる可能性が高い場合、交信手段による交信を所定の間隔よりも長い待機間隔にて交信を繰り返す。これにより、バッテリに蓄電された電力に基づく交信を少なくすることができる。この結果、通信圏外になる可能性が高い状態、及び、通信圏外におけるバッテリの消費電力を抑制することができる場合がある。
(本実施の形態の変形例)
以上、本発明を好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、出力手段及びサーバーは、以下の構成を上述の実施の形態における構成に加えて、或いは重複、置き換えて備えていてもよい。
例えば、本実施の形態において、移動体通信端末は携帯電話機1に限定されることはない。例えば、PDA、及び、ノートパソコン等であってもよい。また、サーバ装置3は、基地局2と一体に構成されているものであってもよい。
また、本実施の形態において、現在地の割り出しをGPS衛星10を用いて行っているが、これに限定されることはない。例えば、携帯電話機1が現在通信可能な基地局2を、携帯電話機1のおおよその現在地の位置情報としてもよい。これにより、コストを軽減することができる場合がある。
また、本実施の形態において、通信圏外となる可能性の高さは、基地局2の周囲のエリアに存在する他の基地局の数によって定めるものとしたが、これに限定されることはない。例えば、詳細な位置情報に対する電波状況地図を作成しこれを参照するものであってもよい。これにより、より正確な情報を提供することができる場合がある。
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。また、特許請求の範囲に規定される本発明の技術的範囲を逸脱しないで、上述の実施例に種々の変更・修整を施しうることは、本発明の属する分野の技術者にとって自明であり、このような変更・修整も本発明の技術的範囲に含まれる。
通信システム100のネットワーク構成を示す概略図。 通信システム100における携帯電話機及びサーバ装置のブロック図。 第1の試行受信の間隔を示す説明図。 第2の試行受信の間隔を示す説明図。 第3の試行受信の間隔を示す説明図。 第4の試行受信の間隔を示す説明図。 サーバ装置のHDDに格納される電波情報データテーブルを示す図。 試行受信処理ルーチンのフローチャートを示す図。 試行受信開始時間決定処理ルーチンのフローチャートを示す図。 第1の試行受信開始時間決定処理ルーチンのフローチャートを示す図。 第2の試行受信開始時間決定処理ルーチンのフローチャートを示す図。 第3の試行受信開始時間決定処理ルーチンのフローチャートを示す図。 第4の試行受信開始時間決定処理ルーチンのフローチャートを示す図。 サーバ側間欠受信間隔決定処理ルーチンのフローチャートを示す図。 端末側間欠受信間隔決定処理ルーチンのフローチャートを示す図。
符号の説明
1 携帯電話機
2 基地局
3 サーバ装置
4 通信回線網
5 液晶表示装置
10 GPS衛星
14 マイク
15 スピーカ
16 操作キー
17 液晶画面
17 電波状況画像
100 通信システム100

Claims (6)

  1. バッテリに蓄電された電力を消費して基地局からの電波が受信可能か否かの交信を試行する交信手段と、
    前記交信手段に所定の間隔毎に前記交信を繰り返させ、該交信の結果に基づき通信圏外か否かを判定し、前記判定の結果が前記通信圏外である場合、前記交信手段に前記所定の間隔よりも長い待機間隔で前記交信を繰り返させる端末制御手段と
    を備えることを特徴とする移動体通信端末。
  2. 前記端末制御手段は、前記通信圏外であると判定している間、前記待機間隔を所定時間毎に長くすることを特徴とする請求項1に記載の移動体通信端末。
  3. 前記端末制御手段は、前記通信圏外であると判定している間、前記待機間隔を所定時間毎にランダムに変更させることを特徴とする請求項1に記載の移動体通信端末。
  4. 移動体通信端末自身の移動速度を計測する移動速度計測手段をさらに備え、
    前記端末制御手段は、前記通信圏外であると判定している間、前記待機間隔を前記移動速度に基づいて決定することを特徴とする請求項1に記載の移動体通信端末。
  5. 前記バッテリに蓄電された電力に基づいて、所定の情報を表示する表示手段と、
    前記端末制御手段が前記交信の結果に基づく判定の結果が通信圏外である間の少なくとも一部を含む期間、前記表示手段へのバッテリからの電力供給を禁止する禁止手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の移動体通信端末。
  6. 通信回線網に接続された基地局と、
    前記基地局と相互にデータ通信が可能な移動体通信端末と、
    前記基地局を介して、前記移動体通信端末と相互にデータ通信が可能なサーバと
    を備え、
    前記移動体通信端末は、バッテリに蓄電された電力を消費して前記基地局からの電波が受信可能か否かの交信を試行すると共に前記データ通信を行う交信手段と、
    自身の位置情報を取得可能な位置情報取得手段と、
    前記交信手段に所定の間隔毎に前記交信を繰り返させ、所定のタイミングで前記位置情報取得手段に現在の位置情報を取得させると共に前記交信手段に前記位置情報を前記サーバへ送信させ、前記サーバからの指示信号に基づき前記交信手段に前記所定の間隔よりも長い待機間隔で前記交信を繰り返させる端末制御手段とを有するものであり、
    前記サーバは、各位置情報に対する電波の状況を示す電波情報を記憶する記憶手段と、
    前記移動体通信端末から送信される前記位置情報に対する前記電波情報に基づき前記移動体通信端末が所定の期間内に前記通信圏外となる可能性が高いか否かを判定し、前記通信圏外となる可能性が高い場合に前記移動体通信端末へ前記指示信号を送信するサーバ制御手段とを有するものである
    ことを特徴とする通信システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017175652A (ja) * 2010-04-02 2017-09-28 インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド 低移動度状態およびプロシージャ
JP2018011146A (ja) * 2016-07-12 2018-01-18 株式会社Jvcケンウッド 無線装置、通信方法
JP2020074619A (ja) * 2016-07-12 2020-05-14 株式会社Jvcケンウッド 無線装置、通信方法

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