JP2013187585A - 携帯端末探索システム、携帯端末、および携帯端末探索方法 - Google Patents

携帯端末探索システム、携帯端末、および携帯端末探索方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 紛失した携帯端末を確実に探索および発見できる携帯端末探索システムを提供する。
【解決手段】 本発明の携帯端末探索システム100は、携帯端末102が、探索側装置(ワイヤレスイヤフォン104)と近距離無線通信可能な近距離無線通信部116と、音、光、または振動によって外部に報知が可能な報知部と、当該携帯端末102が操作されていない状態が所定時間以上継続しているかどうかに基づいて紛失状態を判定し、紛失状態を判定した場合に近距離無線通信部116を近距離無線通信可能なオン状態にする探索モードを起動する制御部110とを備え、探索側装置が、携帯端末102と近距離無線通信可能な近距離無線通信部152を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末と携帯端末を探索する探索側装置とを含む携帯端末探索システム、携帯端末、および携帯端末探索方法に関する。
従来から、紛失した携帯端末を探索する探索システムとして様々なものが提案されている。例えば、特許文献1では、被探索側装置(探索受信側装置)を付加または組み込んだ所有物の所在が分からなくなった場合に、近距離無線通信により探索側装置から被探索側装置を呼び出す技術を開示している。特許文献1では、呼び出された被探索側装置が、音、光、または振動等によって、少なくとも無線が届く範囲内に存在することをユーザに通知するとしている。
特許文献2では、探索側装置からの探索指示を含む探索データを被探索側装置が受信し、そのときの状態が消音モード中であるかどうかを被探索側装置が判定し、判定結果が消音モード中である場合には消音モードを被探索側装置が解除する技術を開示している。特許文献2では、受信した探索データの信号強度より被探索側装置と探索側装置との距離を被探索側装置が算出し、その算出した探索側装置との距離に応じて被探索側装置が出力する音の音量を変化させるとしている。
特開2003−323682号公報 特開2006−135905号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、被探索側装置の近距離無線通信部が近距離無線通信可能なオン状態でなければ、所在が分からなくなった場合に探索することができない。常に近距離無線通信部を近距離無線通信可能なオン状態に設定しておくことも考えられるが、この場合には被探索側装置のバッテリーの消耗が激しくなり、すぐにバッテリー切れになってしまうおそれがある。また、紛失した被探索側装置が消音モードに設定されている場合、近距離無線通信できたとしても音が出力されないので、紛失した被探索側装置の探索が困難となる。これに対して、特許文献2の技術では、紛失した被探索側装置の消音モードを解除するとしているが、被探索側装置との距離が離れすぎていたり(近くなかったり)、被探索側装置が他のもので覆われていたり、音を吸収する材質のところに置かれていたりすると、いずれにせよ探索が困難となる。さらに、特許文献1、2の技術では、探索側装置を積極的に操作しなければならず、わずらわしさが生じる問題もある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、紛失した携帯端末を確実に探索および発見できる携帯端末探索システム、携帯端末、および携帯端末探索方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明にかかる携帯端末探索システムの構成は、携帯端末と携帯端末を探索する探索側装置とを含む携帯端末探索システムにおいて、携帯端末は、探索側装置と近距離無線通信可能な近距離無線通信部と、音、光、または振動によって外部に報知が可能な報知部と、当該携帯端末が操作されていない状態が所定時間以上継続しているかどうかに基づいて紛失状態を判定し、紛失状態を判定した場合に近距離無線通信部を近距離無線通信可能なオン状態にする探索モードを起動する制御部とを備え、探索側装置は、携帯端末と近距離無線通信可能な近距離無線通信部を備えることを特徴とする。
制御部は、探索モードにおいて、間欠的に近距離無線通信部を近距離無線通信可能なオン状態にするとよい。
携帯端末は、外部情報を取得する外部情報取得部をさらに備え、探索側装置は、携帯端末から受信した外部情報を出力する出力部をさらに備えるとよい。
制御部は、探索モードにおいて、近距離無線通信の受信レベルまたは通信遅延量に基き探索側装置との距離を推定し、距離が近いと推定した場合には報知部による報知を行わせ、距離が近くないと推定した場合には近距離無線通信により外部情報を探索側装置に送信し出力部を通じて外部情報をユーザへと伝達するとよい。
報知部は少なくとも音による外部への報知が可能であり、制御部は、探索モードにおいて、報知部による報知を行わせる場合に時間帯を考慮して音量レベルを制御するとよい。
外部情報取得部は、GPS受信部、加速度センサ、カメラ、照度センサ、近接センサ、静電センサ、マイクのいずれかを含むとよい。
探索側装置は、ワイヤレスイヤフォンであるとよい。
上記課題を解決するために本発明にかかる携帯端末の構成は、探索側装置と近距離無線通信可能な近距離無線通信部と、音、光、または振動によって外部に報知が可能な報知部と、当該携帯端末が操作されていない状態が所定時間以上継続しているかどうかに基づいて紛失状態を判定し、紛失状態を判定した場合に近距離無線通信部を近距離無線通信可能なオン状態にする探索モードを起動する制御部とを備えることを特徴とする。
上記課題を解決するために本発明にかかる携帯端末探索方法の構成は、携帯端末が操作されていない状態が所定時間以上継続しているかどうかに基づいて紛失状態を判定し、紛失状態を判定した場合に携帯端末を近距離無線通信可能なオン状態にし、携帯端末と探索側装置との近距離無線通信を確立し、近距離無線通信の受信レベルまたは通信遅延量に基き携帯端末に音、光、または振動によって外部への報知を行わせるか、または携帯端末から探索側装置に携帯端末が取得した外部情報を送信することを特徴とする。
本発明によれば、紛失した携帯端末を確実に探索および発見できる携帯端末探索システム、携帯端末、および携帯端末探索方法を提供可能である。
本発明の実施形態にかかる携帯端末探索システムの概念図である。 図1に示す携帯端末の概略的な構成を示したブロック図である。 図1に示すワイヤレスイヤフォンの概略的な構成を示したブロック図である。 図1に示す携帯端末の探索モードの起動について説明するフローチャートである。 図1に示す携帯端末の探索モード起動後の動作について説明するフローチャートである。 図1に示す携帯端末と探索側装置との近距離無線通信の確立から、携帯端末の探索および発見について説明するフローチャートである。 図1に示す携帯端末の探索モードの解除について説明するフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施形態にかかる携帯端末探索システム100の概念図である。図1に示すように、携帯端末探索システム100は、探索側装置を用いて紛失した携帯端末102を探索するシステムである。本実施形態では、探索側装置は予め携帯端末102と認証登録されているワイヤレスイヤフォン104である。
図2は、携帯端末102の概略的な構成を示したブロック図である。携帯端末102は、制御部110、記憶部112、無線通信部114、近距離無線通信部116、表示部118、入力操作部120、発光部122、振動部124、GPS受信部126、加速度センサ128、照度センサ130、近接センサ132、カメラ134、音声処理部136、マイク138、スピーカ140、バッテリー142を備える。
制御部110は、中央処理装置いわゆるCPUを含んで構成され、当該携帯端末102を制御する。記憶部112は、ROMやRAM、フラッシュメモリ等で構成され、制御部110が実行するプログラムを記憶する。また、記憶部112は、各種情報を記憶する。
無線通信部114は、LTEやCDMA、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等の所定の無線通信方式により基地局との無線通信を確立する。相手先との音声通信やデータ通信は、基地局が接続する有線ネットワークを介して行われる。
近距離無線通信部116は、近距離無線通信可能なオン状態のときに、Bluetooth(登録商標)やWiFi(登録商標)等の近距離無線通信によりワイヤレスイヤフォン104との接続を確立する。近距離無線通信部116のオン状態、オフ状態の切替は制御部110によって制御される。
表示部118は、液晶ディスプレイやEL(Electro Luminescence)ディスプレイ等とそのコントローラで構成され、ユーザに画像を表示する。入力操作部120は、テンキーや十字キーなどのスイッチ、ジョイスティック等で構成され、ユーザの入力操作を受け付ける。なお、タッチパネルディスプレイのような表示部118と入力操作部120を兼ねるものを備えてもよい。
発光部122は、携帯端末102に搭載されたLED等であって、制御部110の制御に基き発光する。振動部124は、携帯端末102に搭載されたバイブレータであって、制御部110の制御に基き振動する。
GPS受信部126は、GPS衛星からの電波を受信する。GPS受信部126により、携帯端末102の位置情報を取得することができる。また、測位方法としてディファレンシャル測位(DGPS)や干渉測位を採用することで、取得する位置情報の精度を向上することができる。例えば、ディファレンシャル測位では誤差を1m程度とすることができ、干渉測位では誤差を数cm程度とすることも可能である。
加速度センサ128は、携帯端末102の加速度を検出する。加速度センサ128により、携帯端末102の傾き(向き)や移動しているかどうかを検出することができる。照度センサ130は、光の明るさを検出する。近接センサ132は、物体が周囲に近接して存在しているかどうかを検出する。カメラ134は、CMOSイメージセンサやCCDイメージセンサ等を含んで構成され、携帯端末102外部を撮像する。
音声処理部136は、マイク138とスピーカ140とに接続し、各種音声処理(例えば音声データに対するデジタル処理)を実行する。マイク138は外部の音を取得し、スピーカ140は外部へ音を出力する。バッテリー142は、携帯端末102に電力を供給する。
上述した表示部118、発光部122、振動部124、スピーカ140は、音、光、または振動によって外部に報知が可能な報知部である。また、GPS受信部126、加速度センサ128、照度センサ130、近接センサ132、カメラ134、マイク138は、外部情報を取得する外部情報取得部である。
図3は、ワイヤレスイヤフォン104の概略的な構成を示したブロック図である。図3に示すようにワイヤレスイヤフォン104は、制御部150、近距離無線通信部152、スピーカ154、バッテリー156、電源スイッチ158を備える。ワイヤレスイヤフォン104は、電源スイッチ158がオン状態のときにバッテリー156から電力が供給され、使用可能な状態となる。
制御部150は、中央処理装置いわゆるCPUを含んで構成され、当該ワイヤレスイヤフォン104を制御する。近距離無線通信部152は、電源スイッチ158がオン状態のときに、Bluetooth(登録商標)やWiFi(登録商標)等の近距離無線通信により携帯端末102との接続を確立する。スピーカ154は、ワイヤレスイヤフォン104を装着したユーザに音を出力する出力部である。
図4は、携帯端末102の探索モードの起動について説明するフローチャートである。携帯端末探索システム100では、携帯端末102が操作されていない状態が所定時間以上継続しているかどうかに基づいて、制御部110が紛失状態を判定する。紛失状態と判定する条件は、入力操作部120からの入力操作によりユーザが任意に決定することができる。なお、就寝時間帯等に関しては、紛失状態と判定する条件を緩めに設定可能にするとよい。例えば、操作がない場合に紛失状態と判定する時間を別個に長めに設定可能にするとよい。
図4に示すように、ここでは、制御部110が入力操作部120への入力操作の履歴(タッチパネルディスプレイの場合、静電センサの反応)、無線通信部114による音声通信、データ通信の履歴、加速度センサ128の加速度、GPS受信部126の位置情報を取得する(ステップS200)。そして、入力操作部120への入力操作および無線通信部114による音声通信、データ通信がない状態がユーザが設定した時間継続し、加速度センサ128が取得する加速度が固化、GPS受信部126が取得する位置情報が変化なしの場合に制御部110は紛失状態と判定する。
制御部110が紛失状態を判定すると(ステップS202YES)、制御部110が探索モードを起動する(ステップS204)。探索モードでは、近距離無線通信部116が近距離無線通信可能なオン状態にされる。一方、制御部110が紛失状態を判定しない場合には(ステップS202NO)、ステップS200に戻り引き続き監視を続ける。
図5は、携帯端末102の探索モード起動後の動作について説明するフローチャートである。図5に示すように、探索モードを起動すると、携帯端末102の制御部110は、間欠的に近距離無線通信部116を近距離無線通信可能なオン状態にする(ステップS206)。間欠的にオン状態にすることで、バッテリー142の消耗を抑え、バッテリー142切れを防ぐことができる。
また、携帯端末102の制御部110は、探索モード起動中外部情報取得部等を通じて外部情報を収集する。制御部110は、GPS受信部126を利用して、携帯端末102の位置情報を取得する(ステップS208)。かかる位置情報には、携帯端末102の経度、緯度、高さに関する情報を含む。制御部110は、加速度センサ128により携帯端末102の加速度を取得する(ステップS210)。制御部110は、照度センサ130により周囲の明るさを取得する(ステップS212)。制御部110は、近接センサ132により物体が周囲に近接して存在しているかどうかを検出する(ステップS214)。制御部110は、カメラ134に周囲を撮像させ、その画像を取得する(ステップS216)。制御部110は、マイク138によって外部の音を取得する(ステップS218)。これらの外部情報の収集は、探索モードが解除される(ステップS252YES)まで実行される。
図6は、携帯端末102とワイヤレスイヤフォン104との近距離無線通信の確立から、携帯端末102の探索および発見について説明するフローチャートである。図6に示すように、例えば家の中で何処においたか忘れたなど携帯端末102を紛失したユーザは予め認証登録されているワイヤレスイヤフォン104の電源スイッチ158をオン状態にする(ステップS220)。
ここで携帯端末102が上述したように探索モードを起動していれば、携帯端末102とワイヤレスイヤフォン104との近距離無線通信が確立される(ステップS222YES)。なお、ワイヤレスイヤフォン104は、携帯端末102との近距離無線通信が確立されるまでは(ステップS222NO)その確立を試みる。
近距離無線通信が確立されると(ステップS222YES)、ワイヤレスイヤフォン104のスピーカ154から音声でユーザに探索開始が伝達される(ステップS224)。携帯端末102の制御部110は、近距離無線通信の受信レベルまたは通信遅延量に基き外部情報であるワイヤレスイヤフォン104との距離を推定する(ステップS226)。そして、携帯端末102の制御部110が、スピーカ140からの音、表示部118および発光部122からの光、並びに振動部124の振動による外部への報知のみで当該携帯端末102を探索および発見できるかどうかを判定する。
上記の判定は、ステップS226で推定した距離に基づき行う。ここで、ステップS212で取得した明るさ、ステップS214で取得した物体が周囲に近接して存在しているかどうか(携帯端末102が何かで覆われているかどうか)、ステップS218で取得した外部の音(周囲に大きな雑音があるかどうか)、または携帯端末102が消音モード(マナーモード)であるかどうかを考慮して判定するようにしてもよい。
外部への報知のみで携帯端末102を探索および発見できると判定した場合には(ステップS228YES)、時間帯が就寝時間帯かどうかを判定する。時間帯が就寝時間帯でない場合(ステップS230NO)、制御部110は、スピーカ140からの音、表示部118および発光部122からの光、並びに振動部124の振動による外部への報知を行わせる(ステップS232)。これにより、携帯端末102を発見させる。
一方、外部への報知のみでは携帯端末102を探索および発見できないと判定した場合(ステップS228NO)、または時間帯が就寝時間帯である場合(ステップS230YES)、携帯端末102の近距離無線通信部116は近距離無線通信で外部情報取得部等が取得する外部情報をワイヤレスイヤフォン104に送信する。そして、ワイヤレスイヤフォン104が、受信したその外部情報をスピーカ154から音声でユーザに出力する(ステップS236)。かかる外部情報の出力は、携帯端末102が発見されるまで継続的に実行される。
例えば、ステップS208で取得した携帯端末102の位置情報をユーザに出力する。ここで予め家の1階、2階、3階等、基準となる高さ(リファレンス)を携帯端末102に入力および記憶させておき、GPS受信部126を利用して取得した位置情報が基準となる高さを登録した位置(ここでは家)と合致する場合、制御部110がこれらを比較することで携帯端末102が家の何階にあるのかを推定するようにしてもよい。これにより、ワイヤレスイヤフォン104のスピーカ154から音声で携帯端末102が家の何階にあるのかをユーザに伝達することができる。
また、例えばステップS212で取得した明るさに基づいて「明るい場所」または「明るくない場所」とスピーカ154から音声でユーザに伝達するようにしてもよい。ステップS214で取得した近接センサ132の検出結果に基づき「何かで覆われていない」または「何かで覆われている」とスピーカ154から音声でユーザに伝達するようにしてもよい。ステップS210で取得した加速度から移動中であるかどうか又は当該携帯端末の傾き(向き)をユーザに伝達するようにしてもよいし、ステップS218で取得した外部の音をユーザに伝達するようにしてもよい。さらに、ステップS226で推定した距離をスピーカ154から音声で適宜ユーザに伝達したり、この距離を制御部110に適宜推定させ、「近づいた」または「近づいていない」とスピーカ154から音声で適宜ユーザに伝達したりするとよい。
なお、本実施形態では探索側装置として予め携帯端末102と認証登録されたワイヤレスイヤフォン104を例示しているが、これに限定されるわけではない。例えば表示部を備える探索側装置でもよいし、その場合にはステップS216で撮像した画像を探索側装置へと近距離無線通信で送信し、探索側装置の表示部へ表示させてもよい。また、ステップS216で撮像した画像を予め登録した画像と照合することで、携帯端末102がどこにあるのかを割り出す機能を設けてもよい。
スピーカ154から出力される外部情報に基づきワイヤレスイヤフォン104を装着したユーザとの距離が近くなると(ステップS238YES)、携帯端末102の制御部110は消音モードであるかどうかを確認する。消音モードでない場合(ステップS240NO)制御部110は就寝時間帯であるかどうかを確認し、就寝時間帯でない場合(ステップS242NO)ステップS232へと移行する。一方、消音モードである場合(ステップS240YES)または就寝時間帯である場合(ステップS242YES)、制御部110は、スピーカ140からの音、表示部118および発光部122からの光、並びに振動部124の振動による外部への報知をその大きさを制御して行わせる(ステップS244)。すなわち、音量レベルや発光レベルを周囲に迷惑にならない程度に抑えて報知を行わせる。これにより、携帯端末102を発見させる。なお、ステップS242では就寝時間帯であるかどうかを判定しているが、これに限らず、他の時間帯であるかどうかを判定して外部への報知の大きさを決定してもよい。
図7は、携帯端末102の探索モードの解除について説明するフローチャートである。図7に示すように、携帯端末102の制御部110は、入力操作部120への入力操作の有無(タッチパネルディスプレイの場合、静電センサの反応)、無線通信部114による音声通信、データ通信の有無、加速度センサ128の加速度、GPS受信部126の位置情報を取得する(ステップS246)。そして、入力操作部120への入力操作または無線通信部114による音声通信、データ通信があった場合、加速度センサ128が取得する加速度の固化を脱した場合、またはGPS受信部126が取得する位置情報が変化した場合に(ステップS248YES)、制御部110は探索モードを解除する(ステップS250)。なお、探索モードを解除する条件は、これに限らず、入力操作部120からの入力操作によりユーザが任意に決定できるものとする。
上述した携帯端末探索システム100によれば、制御部110は間欠的に近距離無線通信部116を近距離無線通信可能なオン状態にするので、バッテリー142の消耗を抑えその切れを防いで、近距離無線通信を確立することができる。また、外部への報知のみで携帯端末102を探索および発見できると判定した場合には外部への報知がなされ、外部への報知のみでは携帯端末102を探索および発見できないと判定した場合にはワイヤレスイヤフォン104に外部情報が送信されそのスピーカ154からユーザに伝達される。したがって、紛失した携帯端末102を確実に探索および発見できる。さらに、ユーザはワイヤレスイヤフォン104の電源スイッチ158をオン状態にするだけで、わずらわしい操作を行うことなく紛失した携帯端末102の探索が可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、携帯端末と携帯端末を探索する探索側装置とを含む携帯端末探索システム、携帯端末、および携帯端末探索方法として利用可能である。
100…携帯端末探索システム、102…携帯端末、104…ワイヤレスイヤフォン、110…制御部、112…記憶部、114…無線通信部、116…近距離無線通信部、118…表示部、120…入力操作部、122…発光部、124…振動部、126…GPS受信部、128…加速度センサ、130…照度センサ、132…近接センサ、134…カメラ、136…音声処理部、138…マイク、140…スピーカ、142…バッテリー、150…制御部、152…近距離無線通信部、154…スピーカ、156…バッテリー、158…電源スイッチ

Claims (9)

  1. 携帯端末と該携帯端末を探索する探索側装置とを含む携帯端末探索システムにおいて、
    前記携帯端末は、
    前記探索側装置と近距離無線通信可能な近距離無線通信部と、
    音、光、または振動によって外部に報知が可能な報知部と、
    当該携帯端末が操作されていない状態が所定時間以上継続しているかどうかに基づいて紛失状態を判定し、紛失状態を判定した場合に前記近距離無線通信部を近距離無線通信可能なオン状態にする探索モードを起動する制御部とを備え、
    前記探索側装置は、
    前記携帯端末と近距離無線通信可能な近距離無線通信部を備えることを特徴とする携帯端末探索システム。
  2. 前記制御部は、前記探索モードにおいて、間欠的に近距離無線通信部を近距離無線通信可能なオン状態にすることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末探索システム。
  3. 前記携帯端末は、外部情報を取得する外部情報取得部をさらに備え、
    前記探索側装置は、前記携帯端末から受信した前記外部情報を出力する出力部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末探索システム。
  4. 前記制御部は、前記探索モードにおいて、前記近距離無線通信の受信レベルまたは通信遅延量に基き前記探索側装置との距離を推定し、該距離が近いと推定した場合には前記報知部による報知を行わせ、該距離が近くないと推定した場合には前記近距離無線通信により前記外部情報を前記探索側装置に送信し前記出力部を通じて該外部情報をユーザへと伝達することを特徴とする請求項3に記載の携帯端末探索システム。
  5. 前記報知部は少なくとも音による外部への報知が可能であり、
    前記制御部は、前記探索モードにおいて、前記報知部による報知を行わせる場合に時間帯を考慮して音量レベルを制御することを特徴とする請求項4に記載の携帯端末探索システム。
  6. 前記外部情報取得部は、GPS受信部、加速度センサ、カメラ、照度センサ、近接センサ、静電センサ、マイクのいずれかを含むことを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の携帯端末探索システム。
  7. 前記探索側装置は、ワイヤレスイヤフォンであることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の携帯端末探索システム。
  8. 探索側装置と近距離無線通信可能な近距離無線通信部と、
    音、光、または振動によって外部に報知が可能な報知部と、
    当該携帯端末が操作されていない状態が所定時間以上継続しているかどうかに基づいて紛失状態を判定し、紛失状態を判定した場合に前記近距離無線通信部を近距離無線通信可能なオン状態にする探索モードを起動する制御部とを備えることを特徴とする携帯端末。
  9. 携帯端末が操作されていない状態が所定時間以上継続しているかどうかに基づいて紛失状態を判定し、
    紛失状態を判定した場合に前記携帯端末を近距離無線通信可能なオン状態にし、
    前記携帯端末と探索側装置との近距離無線通信を確立し、
    前記近距離無線通信の受信レベルまたは通信遅延量に基き前記携帯端末に音、光、または振動によって外部への報知を行わせるか、または前記携帯端末から前記探索側装置に該携帯端末が取得した外部情報を送信することを特徴とする携帯端末探索方法。
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