JP2009010272A - 発光パネル、表示装置及び光源装置 - Google Patents

発光パネル、表示装置及び光源装置 Download PDF

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Abstract

【課題】発光パネルの発光素子の配列密度を高める。
【解決手段】それぞれ複数個の発光素子(112、114、116)が平面状に配列されて成る発光素子アレイ(111、113、115)が複数枚重ねて配置された発光パネルを用いる。互いに異なる発光素子アレイの発光素子が、互いに異なる半導体材料で形成されている。発光素子(112、114、116)は、例えば基板(110a、110b、110c)上に形成されており、これらの基板は、発光パネルの表面(光取り出し側)から離れた側に配置された発光素子が発生する光を透過させる材料で形成される。異なる発光素子アレイの発光素子は互いに異なる波長の光を発生し、発光パネルの表面から離れた側に配置された発光素子アレイの発光素子の発光波長は、発光パネルの表面に近い側に配置された発光素子アレイの発光素子の発光波長よりも長くなるように設定される。
【選択図】図1

Description

この発明は、発光素子を平面状に配列させた発光パネル、表示装置及び光源装置に関する。
従来、発光素子として有機EL素子を用い、基板上に2次元に配列させた発光パネルを用いた表示装置として、特許文献1に記載されたものがある。そのような表示装置でカラー表示をさせる場合、例えば、赤、緑、青の3色のように異なる発光波長の光を出力する複数種類の発光素子が必要である。
特開2000−284726号公報
3色のカラー表示装置における1色当たりの画素数は、単色の表示装置の画素数と同じであれば、発光素子の密度が単色の表示装置に比べ3倍となる。このため、カラー表示装置においては、単色の表示装置に比べて、発光素子をより小さくすることが必要となる。そのサイズ又は直径寸法を単色表示装置のそれらの寸法に対して小さくすることが求められる。しかしながら、これには、発光素子の寸法を小さくすることは困難であり、このため画素を高密度化する上での制約があった。
本発明は、発光パネルにおける発光素子の高密度化を達成することにある。
本発明の発光素子パネルは、
複数の発光素子を平面状に配列させた発光素子アレイが複数枚有し、
複数枚の前記発光素子アレイのうち、一の発光素子アレイの発光素子配列面は、他の発光素子アレイの発光素子配列面と略平行になるよう重なるとともに各々の前記発光素子の発光方向が略同一となるように配設されたことを特徴とする。
本発明によれば、発光素子の密度を高めた発光パネルを得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。以下の実施の形態では、表示装置の半導体装置部分の説明では、n型(n側)が第1導電型(第1導電側)であり、p型(p側)が第2導電型(第2導電側)であるとして説明するが、逆であっても良い。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の表示装置の発光パネルの一例の概略構成を示す分解斜視図である。図2は、図1の発光パネルの概略断面図である。
図1及び図2に示された発光パネルは、3個の発光素子アレイユニット101、102、103を有する。図1及び図2において、上方が発光パネルの表面側(画像光が出射される側)、下方が発光パネルの背面側である。3個の発光素子アレイユニット101、102、103は図面で上下方向に互いに重ねられている。
発光素子アレイユニット101は、基板110aと、基板110aの表面110af側(発光パネルの表面の側、即ち図で上側)に配列された複数個の発光素子112とを備えている。同様に、発光素子アレイユニット102は、基板110bと、基板110bの表面110bf側に配列された複数個の発光素子114とを備えている。同様に、発光素子アレイユニット103は、基板110cと、基板110cの表面110cf側に配列された複数個の発光素子116とを備えている。
一体化のため、例えば図2に示されるように、発光素子アレイユニット101、102、103の基板110a、110b、110cは、例えば枠状の保持部材105により周辺部が保持されて、互いに適切な間隔で重ねられた状態で支持されている。なお、このようにする代わりに、発光素子アレイユニット101、102、103相互間に挿入されたスペーサ、充填材、又は接着剤などにより、相互間に適切な間隔を維持するようにしても良い。
発光素子アレイユニット101の複数の発光素子112は、基板110aに平行な仮想平面上に縦方向(Y方向)及び横方向(X方向)に等ピッチで2次元マトリクス状に配列されて、発光素子アレイ111を形成している。
同様に、発光素子アレイユニット102の複数の発光素子114は、基板110bに平行な仮想平面上に縦方向(Y方向)及び横方向(X方向)に等ピッチで2次元マトリクス状に配列されて、発光素子アレイ113を形成している。
同様に、発光素子アレイユニット103の複数の発光素子116は、基板110cに平行な仮想平面上に縦方向(Y方向)及び横方向(X方向)に等ピッチで2次元マトリクス状に配列されて、発光素子アレイ115を形成している。
発光素子アレイ111を構成する複数の発光素子112は、図示のように互いに分離されたものであっても良く、連続した半導体層乃至薄膜内に形成されたものであっても良い。発光素子アレイ113を構成する複数の発光素子114、及び発光素子アレイ115を構成する複数の発光素子116についても同様である。
発光素子アレイ111の発光素子112のY方向の配列ピッチ(中心相互間の間隔)と、発光素子アレイ113の発光素子114のY方向の配列ピッチと、発光素子アレイ115の発光素子116のY方向の配列ピッチとは、互いには等しい。同様に、発光素子アレイ111の発光素子112のX方向の配列ピッチと、発光素子アレイ113の発光素子114のX方向の配列ピッチと、発光素子アレイ115の発光素子116のX方向の配列ピッチとは、互いには等しい。
発光素子アレイ113の発光素子112と、発光素子アレイ113の発光素子114と、発光素子アレイ115の発光素子116とは、発光素子アレイ111、113、115に垂直な方向、即ち基板110a、110b、110cに垂直な方向に互いに整列している。図2ではこのことを、それぞれの発光素子アレイの一つずつの発光素子について符号ALで示している。
図示の例では、表示装置の発光パネルの表面の側から順番に、発光素子アレイ111、113、115の順で配列されている。即ち、発光素子アレイ111、113、115は、発光パネルの表面からみて、それぞれ1番目、2番目、3番目の位置にある。
発光素子アレイ111の発光素子112は、すべて同一の波長の光、即ち同じ色の光を発生するものであり、例えばInGaN等の青色発光無機半導体材料で形成されており、発光波長が例えば450〜490nmである。
発光素子アレイ113の発光素子114は、すべて同一の波長の光、即ち同じ色の光を発生するものであり、例えばGaP等の緑色発光無機半導体材料で形成されており、発光波長が例えば490〜560nmである。
発光素子アレイ115の発光素子116は、すべて同一の波長の光、即ち同じ色の光を発生するものであり、例えばAlGaAs等の赤色発光無機半導体材料で形成されており、発光波長が例えば630〜760nmである。
このように、互いに異なる発光素子アレイ111、113、115の発光素子112、114、116は、互いに異なる半導体材料で形成され、発光波長が互いに異なり、互いに異なる色の光を発する。
表示装置の発光パネルの表面側に位置する(発光パネルの表面側から1番目の)発光素子アレイ111の発光素子112の発光波長が最も短く、発光パネルの表面側から2番目の発光素子アレイ113の発光素子114の発光波長が2番目に短く、発光パネルの表面側から3番目の発光素子アレイ115の発光素子114の発光波長が最も長い。
発光素子アレイユニット101、102、103の基板110a、110b、110cは、例えば、ガラス、石英、又はプラスチックで形成されたものである。基板110a、110b、110cは各々それよりも発光パネルの背面側に位置する発光素子から発せられる光を透過させる材料を用いることが望ましい。基板110a、110b、110cとして同一の光透過性のものを用いることとして、発光パネルの表面の側から見て1番目の発光素子アレイ111以外の発光素子アレイ113、115の発光素子114及び発光素子116の発光波長に対して透過性を持つものを用いても良い。代りに、基板110a、110b、110cとして互いに異なる光透過性のものを用いることとして、基板110aとしては、発光素子114及び116の発光波長に対して透過性を持つものを用い、基板110bとしては、発光素子116の発光波長に対して透過性を持つものを用いることしても良い。この場合、基板110cは遮光性のものであっても良い。
上記のように、本実施の形態では、発光パネルの表面側から1番目の発光素子アレイ111の発光素子112の発光波長が最も短く、発光パネルの表面側から2番目の発光素子アレイ113の発光素子114の発光波長が2番目に短く、発光パネルの表面側から3番目の発光素子アレイ115の発光素子116の発光波長が最も長くしているが、このようにするのは、波長の長い光ほど、半導体材料中を通過する際の減衰が少ないからである。即ち、上記のような順序で配置とすることで、発光パネルの表面から最も遠い発光素子アレイ115の発光素子116から出射された光の、発光パネルの表面から1番目及び2番目の発光素子アレイ111、113における減衰、及び発光パネルの表面から2番目の発光素子アレイ113の発光素子114から出射された光の、発光パネルの表面から1番目の発光素子アレイ111における減衰を、上記とは異なる順序の配置とする場合に比べて少なくすることができるからである。
次に、図1及び図2に示される発光素子アレイユニット101、102、103の発光素子アレイ111、113、115を構成する発光素子112、114、116の製造方法を説明する。発光素子112、114、116に共通する説明の場合、これらの基板の符号として110a、110b、110cの代りに110を用いる。
図3は、図1の発光素子を半導体薄膜で形成する場合の半導体エピタキシャルウエハの概略構成の一例を示す断面図である。図4は、図3に示された発光素子を形成する半導体薄膜層がエピタキシャル成長用基板から剥離されるエッチング工程の途中の概略構成の一例を示す断面図である。図5は、図4のエッチング工程の終了時の概略構成の一例を示す断面図である。
図3乃至図5に示された構成において、201はエピタキシャル半導体層を成長させるための基板(エピタキシャル成長用基板)、202は基板201上のバッファ層、203は半導体薄膜層(204〜306)を基板201から剥離するための剥離層、204は剥離層203と接している半導体層である。
剥離層203は、エッチング液等によるエッチング作用に対して、他の半導体層や基板に対して、エッチング速度が早い層であり、逆に半導体層204は、剥離層203を剥離させるためのエッチング液等によるエッチング作用に対してエッチング速度が遅く、剥離層203のエッチングプロセスでエッチングされない層である。205は発光領域を含む半導体層であり、206は半導体薄膜層の最上層である。半導体層204、205、206を合わせた半導体薄膜層210(図5参照)が発光素子となる。
半導体薄膜層210の製造方法としては、例えば、図3の半導体エピタキシャルウエハが、図4に示すように剥離層203がエッチング液等のエッチング作用により選択的にエッチングされ、図5に示すように剥離層203よりも上の半導体層(半導体薄膜層210)が基板201から剥離される。
剥離された半導体薄膜層210は、図1等に示された基板110上に分子間力によってボンディングされる。このボンディング工程では、半導体薄膜層210のボンディング面を適宜活性化処理した後に、基板110上の所定の位置に密着させ加圧する。ボンディング工程後は、必要に応じて、ボンディング力を向上させるために加熱処理を実施してもよい。また、基板110上のボンディングされる領域には、その表面を平坦化するためのコーティングを予め施しても良い。さらに、半導体薄膜層210は、基板110上に接着性を有する材料を用いた接着層を介してボンディングしても良い。
半導体薄膜層210をエピタキシャル成長用基板201から剥離して、基板110にボンディングする際は、図示しない転写用基板乃至保持体212(図5に破線で示す)で半導体薄膜層210を保持しても良い。この場合、半導体薄膜層210を保持する転写用基板212の図5において上側の面を基板110にボンディングしてもよく、図5において、半導体薄膜層210の下側の面を基板110にボンディングしても良い。後者の場合、ボンディング後転写用基板212は除去される。
また、この剥離及びボンディングは、個々の発光素子ごとに行っても良く、基板110上のすべての発光素子116の一部をなす複数個の発光素子ごとに行っても良い。
このようにすることで、基板110上での発光素子相互間の間隔を、エピタキシャル成長用基板201上での発光素子相互間の間隔と異ならせることができる。
図6は、半導体薄膜層210の具体例を示す断面図である。図6に示される例は、赤色の光を発生する発光素子を構成するものであり、図1の発光素子116として用いられるものである。
図6において、310はn型GaAsボンディング層、311はn型AlGa1−tAs導通層、312はInGa1−sPエッチングストップ層、314はn型AlGa1−xAsクラッド層、315はn型AlGa1−yAs活性層、316はp型AlGa1−zAsクラッド層、317はp型GaAsコンタクト層である。311乃至316が図5の発光領域を含む半導体層(半導体薄膜層)205に相当する。
n型GaAsコンタクト層312は発光素子形成工程で上側(表面側)に位置する層(313〜317)がエッチング等で除去された場合に露出されて表面上にn側コンタクトが形成される。InGa1−sPエッチングストップ層313は発光素子形成工程で上側に位置する層がエッチング等で除去される場合にエッチングを停止させる。n型AlGa1−yAs活性層315は、n型AlGa1−xAsクラッド層314及びp型AlGa1−zAsクラッド層316に挟まれて発光領域を構成する。
尚、Al組成yはx、zよりも小さく、tはyよりも大きいことが望ましい。また、Inの組成sは、GaAs層と格子定数が整合するようにs=0.5、実効的なIn組成比で0.48乃至0.52の範囲内の値であることが望ましい。さらに、三元化合物半導体であるAlGaAs半導体層に代えて、四元化合物半導体であるAlGaAInPを用いて発光波長が600〜700nm程度の発光素子としても良い。
図7は、図1の発光素子アレイ(111、113、又は115)の一部を構成する20個(4行5列)の発光素子と、発光素子に接続された電極と配線の概略構成の一例を示す概略平面図である。図8は、図7のA−A線断面図である。図8においては、本実施の形態の特徴に関する部分のみを示し、層間絶縁膜等の記載は省略している。以下の他の図面においても同様である。
図7及び図8に示された構成は、例えば、図6の半導体薄膜210に対して、メサ・エッチング、蒸着などの加工を行うことにより形成したものである。
なお、メサ・エッチングは、発光素子を構成する半導体薄膜210を発光素子アレイユニットの基板110a、110b、110cにボンディングしてから、行っても良く、エピタキシャル成長基板210上で、メサ・エッチングを行ない、発光素子の構造を形成してから、半導体薄膜210を分離し、発光素子アレイユニットの基板110a、110b、110cにボンディングするようにしても良い。この場合、ボンディング後に発光素子上の電極と基板110a、110b、110c上の配線パターンとの間を適宜結線する配線加工工程を行う。
図7及び図8において、125は、発光素子構造を備えた半導体薄膜の発光領域であり、図1の発光素子112、114、又は116に相当する。
126はp側電極、127はn側電極、120はp側電極126と接続されたp側配線、122はn側電極127と接続されたn側配線である。p側配線120とn側配線122は、互いに直交する方向に延在し、全体として格子状に構成されている。
また、図7に示された構成において、格子状に構成されたp側配線120とn側配線122は、それより背面側に位置する発光素子が放射する光の拡散を防ぐ機能をも有する。
半導体薄膜層210のうちの層313、314、315、316、317を図8に示すように選択的に除去することにより、発光素子の発光領域125を形成するとともに、n型GaAsコンタクト層312の一部分312eを露出させ、その上に蒸着等によりn側電極127を形成する。また、p型GaAsコンタクト層317上にp側電極126が形成される。
n側電極127としては、例えば、n型GaAsコンタクト層312との間にオーミックコンタクトを形成することができるAuGeNi/AuやAuGe/Ni/Au等のメタルが用いられる。n側電極127とn側配線122とは、例えば、Ti/Pt/Au等のAu系のメタル配線、あるいは、Al、Ni/Al、Ni/AlNd、Ni/AlSiCu等のAl系メタル層によって接続することができる。
p側電極126としては、例えば、p型GaAsコンタクト層317とオーミックコンタクトを形成することができるTi/Pt/AuやAuZn等のAu系、Al、Ni/Al、Ti/Al、AlSiCu、AlNd、Ni/AlSiCu、Ni/AlNd等のAl系メタル層が用いられる。
図9は、半導体薄膜となる半導体薄膜層の、図6の半導体薄膜210とは異なる具体例220を示す。
図9に示される例は、窒化物系半導体材料を用いた発光素子を構成するものであり、例えば、450〜560nm程度の発光波長の発光素子を構成するものであり、図1の発光素子112或いは114として用いられるものである。
図9の半導体薄膜層220では、多重量子井戸層420が設けられている。図9において、410はn型GaNコンタクト層、411はInGa1−xN層、412はGaN層、420はInxGa1−xN層411とGaN層412が交互に複数層積層された多重量子井戸層、413はp型AlGa1−yNクラッド層、414はp型GaNコンタクト層である。
図10は、図9の半導体薄膜層220を用いて形成した、発光素子と、発光素子に接続された電極を示す断面図であり、図8と同じく、図7のA−A線に沿う断面図である。
例えば、図9の半導体薄膜層220に、メサ・エッチングにより、層420、413、414を図10に示すように選択的に除去することにより、発光領域125を形成すると共に、n型GaNコンタクト層410を露出させ、その上に蒸着等によりn側電極127、p型GaNコンタクト層414上にp側電極126等を形成したものである。
n側電極127としては、例えば、n型GaNコンタクト層410との間にオーミックコンタクトを形成することができるTi/Al、Al、Ti/Mo/Au、Ti/Pt/Au等のメタルが用いられる。
p側電極126としては、例えば、p型GaNコンタクト層414とオーミックコンタクトを形成することができるNi/Pt/Au、Ni/Pt等のメタル層が用いられる。
発光素子アレイを構成する半導体薄膜層の発光素子、並びに発光素子に接続される電極及び配線を、図7及び図8に示すように構成する代わりに、図11及び図12に示すように構成することもできる。図11は、図1の発光素子アレイ111、113、又は115の一部を構成する20個(4行5列、但し、5列目(右端の列)は一部のみが示されている)の発光素子と、発光素子に接続された電極と配線の概略構成の他の例を示す概略平面図であり、図12は、図12のB−B線断面図である。
なお、p側配線120及びn側配線122が、図7では図面上それぞれ横方向及び縦方向に延在しているのに対して、図11では、それぞれ縦方向及び横方向に延在している。
図11及び図12に示された構成も、例えば、図6の半導体薄膜層210にメサ・エッチング、蒸着などの加工を行うことにより、形成することができる。
図11及び図12において、125は半導体薄膜210に形成した発光領域である。126はp側電極、127はn側電極を示している。120はp側電極126と接続されたp側配線、122はn側電極127と接続されたn側配線である。p側配線120とn側配線122は、互いに直交する方向に延在し、全体として格子状に構成されている。また、図11に示された構成においては、図7の場合と同様に、格子状に構成されたp側配線120とn側配線122は、それより背面側に位置する発光素子が放射する光の拡散を防ぐ機能をも有する。
図12に示された発光素子の構成が図8に示された発光素子の構成と異なる点は、図8ではn側電極127が発光領域125の両側に配置されているのに対し、図12では、n側電極が、発光領域125の片側にのみ配置されている点である。発光領域125の寸法が小さい場合には、図8に示された構成よりも図12に示された構成のようにn側電極127を片側のみにした構成の方が構造が単純になり、特性的にも良好である。
図13は、半導体薄膜層に選択的に不純物を拡散して発光素子構造を形成した例を示す断面図である。
上記した図8、図10、及び図12の例においては、発光素子構造を、メサ・エッチングにより形成しているのに対し、図13の例では、選択的拡散によっても発光素子構造を形成している。
図13において、350から354は、例えばn型の半導体層であり、350はn型GaAs層、351はn型AlGa1−xAsクラッド層、352はn型AlGa1−yAs活性層、353はn型AlGaAsクラッド層、354はn型GaAsコンタクト層である。360はn型の半導体層352乃至354に対して、例えば、p型不純物であるZnを拡散させて形成したp型不純物拡散領域であり、そのうち、360aは活性層352にp型不純物(Zn)を拡散させたp型不純物拡散領域、360bはクラッド層353にp型不純物を拡散させたp型不純物拡散領域、360cはコンタクト層354にp型不純物を拡散させて形成されたp側コンタクト層である。
発光素子アレイを構成する半導体薄膜層の発光素子、並びに発光素子に接続される電極及び配線を、図11及び図12に示すように構成する代わりに、図14及び図15に示すように構成することもできる。図14は図1の発光素子アレイ115の一部を構成する20個(4行5列(但し、5列目(右端の列)は一部のみが示されている)の発光素子116と、発光素子に接続された電極と配線の概略構成のさらに他の例を示す概略平面図であり、図15は、図14のC−C線断面図である。
図14に示された構成は、n側コンタクト層312を透明電極132で覆って、さらに発光領域125から外れた位置でn側接続配線136を設け、さらにn側配線122に接続している。p側コンタクト層317上には、p側電極126を形成し、p側配線120に接続している。
図14及び図15に示された構成も、例えば、図6の半導体薄膜層210に対してメサ・エッチング、蒸着などの加工を行うことにより、形成することができる。
図14及び図15において、125は半導体薄膜内に形成した発光領域である。132はn側電極(透明電極)、120はp側電極126と接続されるp側配線、122はn側接続配線136と接続されるn側配線である。p側配線120とn側配線122は、互いに直交する方向に延在し、全体として格子状に構成されている。尚、図14に示された構成においても、格子状に構成されたp側配線120とn側配線122は、それより背面側に位置する発光素子が放射する光の拡散を防ぐ機能をも有する。
図15に示された構成が図12に示された構成と異なる点は、図12では、n側コンタクト層312の露出部分312e上にn側電極127が設けられているのに対し、図15では、n側電極127が設けられておらず、代わりに透明電極132がn側コンタクト層312の露出部分312eを覆い、さらにそこから突出するように形成され、その突出した部分にn側接続配線136が接続されている点である。この構造では、n側コンタクト層312の露出部分312eは透明電極132により覆われ、発光素子の発光領域125から離れた領域でn側接続配線136と接続されるため、n側接続配線136が裏面側(図における下側)に配置された他の発光素子が放出し発光領域125の周囲に広がった光を遮ることがなく、光の取り出し効率を上げることができる。
同様に、p側電極126を透明電極とし、発光素子の発光領域125から離れた領域まで引き出し、p側配線120と接続するようにしても良い。
なお、上記の例では、複数の発光素子アレイの発光素子が発光素子アレイに垂直な方向に整列されているが、発光素子アレイの面方向に互いにずらして配置されていても良い。
配線120、122は、それぞれ、例えば図16に示されるように、点灯制御回路155の第1の駆動回路156、第2の駆動回路157に、図示しないコネクタなどを介して接続されている。これらの駆動回路156、157により、配線120のうちの一本、配線122のうちの一本に対して選択的に電圧をかけることで、発光素子アレイ内の一つの発光素子を選択的に発光させることができる。これらの駆動回路は各基板上に設けても良い。
第1及び第2の駆動回路156、157はそれぞれ発光素子アレイ111、113、115に対して別個に設けられているものであり、発光素子アレイ111、113、115の全ての発光素子の点灯/消灯は、個別に制御することができる。
しかし、点灯制御回路155に対して各発光素子アレイ111、113、115間を種々の動作に対応させて並列的又は直列的に接続することで、各発光素子アレイ111、113、115を部分的又は全体的に点灯制御することも可能であり、種々の変形が可能である。
図1に示された構成では発光素子アレイユニットの個数を3個としたが、本実施の形態の表示装置の発光パネルにおける発光素子アレイユニットの個数は3個に限定されるものではなく、図17に示すように4個の発光素子アレイユニット101、102、103、104が重ねられた構造であってもよく、また5個以上が重ねられた構造であっても良い。また、逆に図18に示すように2個の発光素子アレイユニット101、102が重ねられた構造としても良い。
図17のように、4個の発光素子アレイユニット101、102、103、104を設ける場合には、これらの発光素子アレイ111、113、115、117の発光素子112、114、116、118を、例えば、互いに異なる発光波長の光を出力する半導体材料で構成しても良い。このように、4個の発光素子アレイを、互いに異なる色の光を発生する発光素子で構成することで、発光パネルをカラー表示装置として用いる場合の色の再現範囲を広くすることができる。
また、4個の発光素子アレイユニットを青色、緑色、赤色のものと、残り1個をこれらの色のうちの一つと同系統色のもの(発光波長が同じ、或いは近似したもの)としても良い。発光波長を同じものとした場合、特定の系統色の発光強度を強めることができる。
図18に示すように、2個の発光素子アレイユニットで表示装置を構成する場合には、上述と同様に青色、緑色、赤色の系統色から選んだ異なる系統色の発光素子アレイユニットを組み合わせても良いし、同系統色で発光波長が異なるものを組み合わせても良い。
さらに、発光素子アレイユニットに含まれる発光素子を、可視光以外の発光波長をもつもの、例えばInGaAsP等の材料を含む長波長のもの、GaN、AlGaN,あるいは、ZnOなどの材料を含む短波長のものとしても良い。特に、紫外領域の発光波長をもつものとした場合、紫外光の取り出し側面に蛍光物質の層を設けて、表示装置として用いることができる。
このように本発明の実施の形態1では、複数の発光素子が仮想平面上に配列された2次元アレイを形成した発光素子アレイユニットを複数個設け、それぞれの発光素子アレイユニットの発光素子を互いに異なる半導体材料で形成して、それぞれの発光素子アレイユニットの発光素子が互いに異なる波長の光を発生するようにしたので、発光素子を高密度で配列することができ、画素密度の高い発光パネルを実現することができる。また、発光素子アレイユニットごとに分割して製造した上で、組み立てることにより発光パネルが完成するので、製品の歩留まりを高めることができる。
実施の形態2.
図19は、本発明の実施の形態2の表示装置の発光パネルの一例の概略構成を示す分解斜視図である。
図19の発光パネルは、概して図1の発光パネルと同じであるが、以下の点で異なる。
即ち、図19の発光パネルは、第1及び第2の発光素子アレイユニット106及び103を有する。第2の発光素子アレイユニット103は、図1の発光素子アレイユニット103と同様のものである。
第1の発光素子アレイユニット106は、基板110bと、該基板110bの表面110bf側に配列された複数個の発光素子複合体150とを備えている。発光素子複合体150は、複数の発光領域を含む半導体層を積層した構造の発光素子を有するものである。具体的には、基板100bの表面110bf上に形成された第1の発光素子144と、該発光素子144の上に形成された第2の発光素子142とを有する。
複数の発光素子複合体150は、縦方向(Y方向)及び横方向(X方向)に等ピッチで2次元マトリクス状に配列されている。従って、複数の発光素子144は、基板110bに平行な仮想平面上に縦方向(Y方向)及び横方向(X方向)に等ピッチで2次元マトリクス状に配列されており、この複数の発光素子144により、発光素子アレイ143が形成されている。同様に、複数の発光素子142は、基板110bに平行な仮想平面上に縦方向(Y方向)及び横方向(X方向)に等ピッチで2次元マトリクス状に配列されており、この複数の発光素子142により、発光素子アレイ141が形成されている。複数の発光素子144が配列された仮想平面と、複数の発光素子142が配列された仮想平面とは、異なる位置にある(基板110bからの距離乃至高さが異なる)。
発光素子アレイ141を構成する発光素子142と発光素子アレイ143を構成する発光素子144と、発光素子アレイ115を構成する発光素子116とは、互いに異なる波長の光を発生する。例えば、発光素子アレイ141を構成する発光素子142は青色の光を発生するものであり、発光素子アレイ143を構成する発光素子144は緑色の光を発生するものであり、発光素子アレイ115を構成する発光素子116は、図1の発光素子116と同様に、赤色の光を発生するものである。このような配置とすることで、実施の形態1と同様に、発光波長のより短い発光素子が発光パネルの表面により近い側に位置することになり、発光パネルの表面からより遠い位置にある発光素子からの光の減衰をより少なくすることができる。
発光素子142及び144は、基板110bに垂直な方向、従って、発光素子アレイ141及び143に垂直な方向に互いに整列しており、さらに、発光素子116とも、基板110b、110cに垂直な方向、従って発光素子アレイ141、143、115に垂直な方向に整列している。
図20は、本発明の実施の形態2で用いる表示装置の発光パネルの他の例の概略構成を示す分解斜視図である。
上記した図19の例では、基板110cの表面110cf側に1つの発光素子アレイ115が配置され、基板110bの表面110bf側に2つの発光素子アレイ141及び143が配置されているが、図20に示される例では、図19と同様に、基板110bの表面110bf側に、互いに積層された発光素子142、144から成る2つの発光素子アレイ141及び143が配置されているほか、基板110cにも、その表面110cf側に、互いに積層された発光素子162、164から成る2つの発光素子アレイ161及び163が配置されている。互いに積層された発光素子162、164は、発光素子複合体152の形態で形成されている。
基板110bと、発光素子アレイ141及び143とで、発光素子アレイユニット106が構成され、基板110cと発光素子アレイ161、163とで、発光素子アレイユニット107が構成されている。
発光素子アレイ141、143、161、163の発光素子は、発光素子アレイ141、143、161、163の配列面に対してに垂直な方向に互いに整列している。
また、この例でも、発光パネルの表面により近く配置された発光素子アレイほど、より短い発光波長の発光素子から成るのが望ましい。
図21は、本発明の実施の形態2の表示装置の発光パネルのさらに他の例の概略構成を示す分解斜視図である。
図21に示される発光パネルは、第1及び第2の発光素子アレイユニット101及び108を有する。
第1の発光素子アレイユニット101は、図1の発光素子アレイユニット101と同様のものである。
第2の発光素子アレイユニット108は、基板110eと、該基板110eの裏面110eg側に配列された複数個の発光素子複合体154とを備えている。発光素子複合体154は、各々互い積層された2つの発光素子を有する。具体的には、基板110eの裏面110eg上に形成された第1の発光素子174と、その上(図21では下)に形成された第2の発光素子172とを有する。
複数の発光素子複合体154は、2次元マトリクス状に配列されている。従って、複数の発光素子174は、基板110eに平行な仮想平面上に2次元マトリクス状に配列されて、発光素子アレイ173を形成しており、同様に、複数の発光素子172は、基板110eに平行な仮想平面上に2次元マトリクス状に配列されて、発光素子アレイ171を形成している。複数の発光素子174が配列された仮想平面と、複数の発光素子172が配列された仮想平面とは、異なる位置にある(基板110eからの距離が異なる)。
発光素子アレイ111を構成する発光素子112と、発光素子アレイ173を構成する発光素子174と、発光素子アレイ171を構成する発光素子172とは、互いに異なる波長の光を発生する。
図21の例でも、各発光層の積層の順序は、発光パネルの光を取り出す側の表面により近く配置された発光素子アレイほど、より短い発光波長の発光素子から成るのが望ましい。
例えば、図の上側から光を取り出す場合、発光素子アレイ111を構成する発光素子112は青色の光を発生するものであり、発光素子アレイ173を構成する発光素子174は緑色の光を発生するものであり、発光素子アレイ171を構成する発光素子172は赤色の光を発生するものである。
基板110eは、その裏面110eg側に発光素子174及び172が配置されているので、これらが発生する波長の光、例えば、緑色の光及び赤色の光に対して透過性を持つものであることが望ましく、この点では基板110aと同じ性質が求められる。
図22は、図19の発光素子アレイ141の一部を構成する4個の発光素子142と、発光素子アレイ143の一部を構成する4個の発光素子144と、これらの発光素子に接続された電極と配線の概略構成の一例を示す概略平面図である。図23は、図22のD−D線断面図、図24は、図22のE−E線断面図、図25は、図22のF−F線断面図である。
図22乃至図25に示される構成は、例えば、2つの発光層が積層された半導体薄膜層に対してメサ・エッチング、蒸着などの加工を行うことにより形成することができる。
図22乃至図25に示された構成において、510は、例えば図19の発光素子複合体150の最下層で、基板110bにボンディングしているボンディング層である。511は例えば図19の発光素子144のn型半導体層であり、その最上層のうち、第2のn側電極537と接続される部分がコンタクト層511cを構成している。512cは例えば図19の発光素子144のp型半導体層であり、その最上層のうち、第2のp側電極536と接続される部分がコンタクト層512cを構成している。513は例えば図19の発光素子142のn型半導体層であり、その最上層が第1のn側電極527と接続されるコンタクト層513cを構成している。514は例えば図19の発光素子142のp型半導体層であり、その最上層が第1のp側電極526と接続されるコンタクト層514cを構成している。
これらの半導体層511〜514は、それぞれ複数の層から成り、例えば活性層、クラッド層などを含むが、詳細を省略する。また、コンタクト層511c、512c、513c、514cは図面を簡略にするため、厚みがないものとして示されている。
第1のn側電極527は、第1のn側配線522と接続されている。第1のp側電極526は、第1のp側配線521に接続されている。第2のn側電極537は、第2のn側配線523と接続されている。第2のp側電極536は、第2のp側配線520に接続されている。
上記した本実施の形態の各例における各発光素子の点灯(発光)のための制御は、実施の形態1と概して同様に行い得る。
例えば、発光素子144を点灯させるには、図22に示された複数の第2のn側電極537と、複数の第2のp側電極536から各々1つずつ対応する配線523、520を選択して発光素子144に電圧を印加する。また、発光素子142を点灯させるには、図22に示された複数の第1のn側電極527と、複数の第1のp側電極526から各々1つずつ対応する配線522、521を選択して発光素子142に電圧を印加する。
したがって、基本的に基板110b上の全ての発光素子は、上記したように各電極を外部の点灯制御回路と接続された配線と接続することにより、点灯/消灯を個別に制御することができる。また、各発光素子アレイ141、143に対して個別に点灯制御回路を接続することによって、各発光素子アレイ141、143を各々独立して制御することができる。また、点灯制御回路に対して各各発光素子アレイ141、143間を種々の動作に対応させて並列的又は直列的に接続することで、各各発光素子アレイ141、143を部分的又は全体的に点灯制御する等の種々の変形か可能である。
図26は、図19の発光素子アレイ141の一部を構成する4個の発光素子142と、発光素子アレイ143の一部を構成する4個の発光素子144と、これらの発光素子に接続された電極と配線の概略構成の他の例を示す概略平面図である。図27は、図26のG−G線断面図であり、図28は、図26のH−H線断面図であり、図29は、図26のJ−J線断面図である。ここで、説明を簡単にするためこれらの各図では、p側とn側の電極や配線の間に設ける層間絶縁膜を省略している。
図26乃至図29に示される構成も、図22乃至図26に示される構成と同じく、例えば、2つの発光層が積層された半導体薄膜層に対してメサ・エッチング、蒸着などの加工を行うことにより形成することができる。
図26に示された構成が図22に示された構成と異なる点は、図26に示された構成では、発光素子144のp型半導体層512のコンタクト層512cの上に透明電極547aが設けられ、発光素子142のp型半導体層514のコンタクト層514cの上に透明電極547bが設けられ、透明電極547aは接続配線548aにより第2のp側配線520に接続され、透明電極547bは接続配線548bにより第1のp側配線521に接続される点である。
その他は図22に示された構成と同様である。図26に示された構成でも、図22に示された構成の点灯制御と同様な制御方法により、発光素子142と発光素子144を個々に点灯/消灯を制御することができる。
図30は、図19の発光素子アレイ141の一部を構成する4個の発光素子142と、発光素子アレイ143の一部を構成する4個の発光素子144と、これらの発光素子に接続された電極と配線の概略構成のさらに他の例を示す概略平面図である。図31は、図30のK−K線断面図である。
図30及び図31に示される構成も、図22乃至図26に示される構成や図26乃至図29に示される構成と同じく、例えば、2つの発光層が積層された半導体薄膜層に対してメサ・エッチング、蒸着などの加工を行うことにより形成することができる。
図30及び図31に示された構成で、610は、例えば図19の発光素子複合体150の最下層で、基板110bにボンディングしているボンディング層である。611は、例えば図19の発光素子144のn型半導体層であり、その最上層のうち一部、即ち第1のn側電極657に接続される部分はコンタクト層611cを構成している。612は、例えば図19の発光素子144のp型半導体層ある。613は、例えば図19の発光素子142のp型半導体層であり、その最上層の一部、即ちp側電極646に接続される部分がコンタクト層613cを構成している。614は、例えば図19の発光素子142のn型半導体層であり、その最上層は、n側電極627に接続されるコンタクト層614cを構成している。
これらの半導体層611乃至614も、それぞれ複数の層から成り、例えば活性層、クラッド層、コンタクト層などを含むが、詳細を省略する。また、コンタクト層611c、613c、614cは、図面の簡略化のため、厚みがないものとして示されている。
n側電極657は、接続配線637によりn側配線623に接続されている。n側電極627は、n側配線620と接続されている。p側電極646は、接続配線626によりp側配線622に接続されている。
図32は、図22乃至図25、図26乃至図29に示された発光素子142、144を構成する半導体エピタキシャル薄膜層の具体的な構造の一例を示す断面図である。
図32に示された半導体層は、エピタキシャル成長させる工程により各半導体層を順次積層して形成したものであっても良く、発光素子142を構成する薄膜層と、発光素子144を構成する薄膜層を、それぞれ図5等を参照して説明したように、別々にエピタキシャル成長用基板上で形成した後に剥離して、接合面の分子間力あるいは接合面の相互作用によって互いにボンディングして形成したものであっても良い。
図32に示された構成では、半導体層670〜680aによって発光素子144を構成し、半導体層680b〜684によって発光素子142を構成する。
670は、n型GaN層、671は、InGa1−xN層、672は、GaN層、675は、上記InGa1−xN層671と上記GaN層672が交互に複数層積層された多重量子井戸層、673は、p型AlGa1−yN層、680aは、p型GaN層である。
680bは、n型GaN層、681は、InGa1−xN層、682は、GaN層、685は、上記InGa1−xN層681と上記GaN層682が交互に複数層積層された多重量子井戸層、683 は、p型AlGa1−yN層、684は、p型GaN層である。
図33は、図30及び図31に示された発光素子142、144を構成する半導体エピタキシャル薄膜層の具体的な構造の一例を示す断面図である。
図33に示された半導体層も、エピタキシャル成長させる工程により各半導体層を順次積層して形成したものであっても良く、発光素子142を構成する薄膜層と、発光素子144を構成する薄膜層を、それぞれ図5等参照して説明したように、別々にエピタキシャル成長用基板上で形成した後に剥離して、接合面の分子間力あるいは接合面の相互作用によって互いにボンディングして形成したものであっても良い。
図33に示された構成では、半導体層670〜680aによって発光素子144を構成し、半導体層680c〜684aによって発光素子142を構成する。
670は、n型GaN層、671は、InGa1−xN層、672は、GaN層、675は、上記InGa1−xN層671と上記GaN層672が交互に複数層積層された多重量子井戸層、673は、p型AlGa1−yN層、680aは、p型GaN層である。
680cは、p型GaN層、681aは、InGa1−xN層、682aは、GaN層、685aは、上記InGa1−xN層681aと上記GaN層68a2が交互に複数層積層された多重量子井戸層、683aは、n型AlGa1−yN層、684aは、n型GaN層である。
図22や図26に示される構成では、発光素子144と発光素子142に同時に電圧を印加して同時に点灯させる場合には、発光素子144のp型半導体層512と発光素子142のn型半導体層513の間に電流が流れないようにすればよい。
例えば、発光素子144のp型半導体層512と発光素子142のn型半導体層513を同電位にしたり、又は、発光素子142のn型半導体層513の電位を発光素子144のp型半導体層512の電位よりも高く設定すればよい。
図30に示された構成では、発光素子144は、第1のn側電極657とp側電極646との間に順方向の電圧を印加し、電極間に電流を流すことによって点灯させることができる。発光素子142は、p側電極646と第2のn側電極627の間に順方向の電圧を印加し、電流を流すことによって点灯する。発光素子144と発光素子142を同時に発光させる場合には、p側電極646に対して、発光素子144の第1のn側電極657、および、発光素子142の第2のn側電極627の電位が低くなるように電圧を印加する。
このように実施の形態2では、発光素子アレイユニット内の発光素子を複数の発光素子を積層した形態としたので、実施の形態1の効果に加えて、発光素子アレイユニットの数、従って基板(110b、110c)の数を減らすことができるという効果が得られる。
実施の形態3.
図34は、本発明の実施の形態3で用いる表示装置の発光パネルの一例の概略構成を示す分解斜視図である。
実施の形態3が、実施の形態2と異なる点は、実施の形態3では、少なくとも1個の発光素子アレイユニット内で、第1の発光波長の光を出力する発光素子(例えば青色の光を出力する発光素子)142と第2の発光波長の光を出力する発光素子(例えば緑色の光を出力する発光素子)144とが積層されるのではなく、2次元アレイの方向(平面方向)の異なる位置に配置されている点である。
図34に示された表示装置は、発光素子アレイユニット103と発光素子アレイユニット109とを有する。発光素子アレイユニット103は、図1の発光素子アレイユニット103と同様のものであり、基板110cに複数の発光素子116が2次元マトリクス状に配列されて、発光素子アレイ115を形成している。
発光素子アレイユニット109は、基板110bと、基板110bの同じ側(図面で上側、即ち発光パネルの表面側)に配置された2つの発光素子アレイ181及び183とを備えている。発光素子アレイ181は、複数の発光素子182を2次元マトリクス状に配列して成るものであり、発光素子アレイ183は、複数の発光素子184を2次元マトリクス状に配列して成るものである。さらに、異なる3種類以上の発光波長をもつ発光素子を同じ基板上に配列させても良い。
発光素子アレイ181と発光素子アレイ183とは同じ仮想平面内に形成されたものであり、発光素子アレイ181を構成する発光素子182と発光素子アレイ183を構成する発光素子184とは平面方向の異なる位置に配置されている。より具体的には、発光素子アレイ183の発光素子184の各々は、発光素子アレイ181内の対応する発光素子182に対して、Y軸方向に、Y軸方向のピッチの1/2だけずれた位置に配置されている。言い換えると、発光素子アレイ181を構成する発光素子182と、発光素子アレイ183を構成する発光素子184とは、Y軸方向に交互に配置されている。
なお、上記のようにY軸方向にずらす代わりに、X軸方向にずらすこととしても良く、Y軸方向及びX軸方向の双方にずらすようにしても良い。
発光素子アレイ181を構成する発光素子182と発光素子アレイ183を構成する発光素子184とは、互いに異なる波長の光を発生する。例えば、発光素子アレイ181を構成する発光素子182は青色の光を発生するものであり、発光素子アレイ183を構成する発光素子184は緑色の光を発生するものである。また、発光素子アレイ115を構成する発光素子116は、図1の発光素子116と同様に、赤色の光を発生するものである。このような配置とすることで、発光パネルの表面から遠い位置にある発光素子アレイ(115)の発光素子(116)からの光の減衰をより少なくすることができる。
図35は、図34の発光素子アレイ181の一部を構成する4個の発光素子182と、発光素子アレイ183の一部を構成する4個の発光素子184と、これらの発光素子に接続された電極と配線の概略構成の一例を示す概略平面図である。図36は、図35のL−L線断面図である。
図35及び図36に示された構成で、901〜903は発光素子182を構成する半導体層で、901は基板110b上にボンディングされているボンディング層、902はn型半導体層、903はp型半導体層である。911〜913は発光素子184を構成する半導体層で、911は基板110b上にボンディングされているボンディング層、912はn型半導体層、913はp型半導体層である。927は発光素子182のn側電極、926は発光素子182のp側電極である。発光素子182のn側電極927、p側電極926は、それぞれ、n側配線922、p側配線921に接続されている。
発光素子184のn側電極937、p側電極936は、それぞれ、n側配線923、p側配線920に接続されている。
発光素子182の断面は、図36と同様である。但し、符号911、912、913、936、937を符号901、902、903、926、927に置き換えて見る必要がある。
図37は、図34の発光素子アレイ181の一部を構成する4個の発光素子182と、発光素子アレイ183の一部を構成する4個の発光素子184と、これらの発光素子に接続された電極と配線の概略構成の他の例を示す概略平面図である。図38は、図37のM−M線断面であり、図39は、図37のN−N線断面図である。
図37乃至図39に示された構成が、図35及び図36に示された構成と異なる点は、図37乃至図39に示された構成では、発光素子182のn型半導体層902と、発光素子184のn型半導体層912とに共通のn側電極947が設けられている点である。共通のn側電極947は、n側配線922に接続されている。発光素子182のp側電極926は、第1のp側配線920に接続されている。発光素子184のp側電極936は、第2のp側配線921と接続されている。
図35及び図36に示された構成や、図37乃至図39に示された構成も、上記の実施の形態1や実施の形態2について方法に準じた方法で、形成することができる。
図35に示された構成では、発光素子182、184は、個々に点灯/消灯を制御することができる。例えば、図35に示された発光素子182を点灯させるには、当該発光素子182に接続された第1のn側電極927及び第1のp側電極926に接続された配線922、921を選択してこれらに電圧を印加すれば良い。また、図35に示された発光素子184を点灯させるには、当該発光素子184に接続された第2のn側電極937及び第2のp側電極936に接続された配線923、920を選択してこれらに電圧を印加すれば良い。また、図37に示された発光素子182を点灯させるには、当該発光素子182に接続された共用n側電極947及び第1のp側電極926に接続された配線922、920を選択してこれらに電圧を印加すれば良い。また、図37に示された発光素子184を点灯させるには、当該発光素子184に接続された共用n側電極947及び複数の第2のp側電極936に接続された配線922、921を選択してこれらに電圧を印加すれば良い。
このように本実施の形態によれば、発光素子アレイユニット上に複数種類の発光素子182、184を積層せずに平面上の異なる位置に配列する形態としたので、実施の形態1、実施の形態2で得られる効果に加えて、発光素子の複数の半導体層間の電位の制御が不要になるので、発光素子182、184の発光の制御が容易になる。
実施の形態4.
図40は、本発明の実施の形態4で用いる表示装置の発光パネルの一例の概略構成を示す分解斜視図である。
図40に示される発光パネルは、実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3の発光パネルと概して同じであるが、実施の形態4では、1枚の基板110bの両面(表面、裏面)に発光素子アレイが形成されている点である。即ち、図40に示された発光パネルは、単一の発光素子アレイユニット1050で構成され、基板110bの表面110bfに発光素子アレイ141及び143が形成され、基板110bの裏面110bgに発光素子アレイ115が形成されている。発光素子アレイ143は、複数の発光素子144から成り、同様に発光素子アレイ141は、複数の発光素子142から成り、同様に発光素子アレイ115は、複数の発光素子116から成る。
発光素子アレイ143及び141は互いに積層されている。即ち基板110bの上側の面110bfに発光素子アレイ143が形成され、発光素子アレイ143の上に発光素子アレイ141が形成されている。
図40の構成においても、発光パネルの光取り出し側の表面により近く配置されている発光素子アレイほど、より短い発光波長の発光素子から成るものであるのが望ましい。例えば、発光素子アレイ143の発光素子144が最も波長の短いものが用いられ、発光素子アレイ141の発光素子142として次に波長の短いものが用いられ、発光素子アレイ115の発光素子116として最も波長の長いものが用いられる。
各発光素子116、144、142を備えた発光素子アレイユニット1050は、上記した実施の形態1乃至3に関して説明したのと同様の方法で形成することができる。
本実施の形態では、1枚の基板の両面に発光素子アレイを形成したので、実施の形態1、2、3と同様の効果が得られる。また、実施の形態1、2、3では、複数の発光素子アレイユニットを位置合わせをしながら組立てる必要があるが、実施の形態4ではそのような必要がない。
図41は、本発明の実施の形態4の表示装置の発光パネルの他の例の概略構成を示す分解斜視図である。
図41に示される例では、基板110bの表面110bfに、例えば実施の形態3で示したのと同様に、発光素子アレイ181及び183が設けられ、発光素子アレイ181の発光素子182と発光素子アレイ183の発光素子184とが平面方向の異なる位置に配置されている点で異なる。基板110bの裏面110bgには、図40の例と同様に、単一の発光素子アレイ115が配置されている。
この場合、発光素子アレイ115を構成する発光素子1140として、波長の最も長いものが用いられるが、発光素子アレイ181を構成する発光素子182と発光素子アレイ183を構成する発光素子184とでは、どちらがより波長の長いものであっても良い。
上記以外の点では、図41の例は、図40の例と同じである。
図42は、実施の形態4の表示装置の発光パネルのさらに他の例の概略構成を示す分解斜視図である。図42に示される例では、基板の両面に発光素子が設けられた発光素子アレイユニットが複数個設けられている。具体的には、図42に示される例では、図41に示される例のように、第1の基板110bの表面110bfに複数の発光素子114から成る発光素子アレイ113が配置され、裏面110bgに2つの発光素子アレイ181及び183が配置され、第2の基板110cの表面110cfに複数の発光素子116から成る発光素子アレイ115が配置され、裏面110cgに2つの発光素子アレイ185及び186が形成されている。発光素子アレイ181の発光素子182と発光素子アレイ183の発光素子184とは、平面方向の異なる位置に配置されている。同様に、発光素子アレイ185の発光素子186と発光素子アレイ187の発光素子188とは、平面方向の異なる位置に配置されている。
基板110bと発光素子アレイ113、181、183で一つの発光素子アレイユニット1250が形成され、基板110cと発光素子アレイ115、185、187でもう一つの発光素子アレイユニット1252が形成されている。
図42の構成においても、発光パネルの光取り出し側の表面により近く配置されている発光素子アレイほど、より短い発光波長の発光素子から成るものであるのが望ましい。同じ平面上に配置された2つの発光素子アレイ(181と183、185と187)では、どちらがより波長の短い発光素子で構成されていても良い。
図42の例では、6個の発光素子アレイを有するので、6つの互いに異なる波長の光を発生することができる。
図1乃至図42を参照して説明した例では、各発光素子アレイ(111、113、115など)において、互いに直交する複数の仮想直線、即ち縦方向(Y方向)に延びた仮想直線と横方向(X方向)に延びた仮想直線の交点のすべてに発光素子(112、114、116など)が1個ずつ配置されているものとしているが、本発明は、これに限定されず、例えば、図43に示すように、上記した交点(Y方向に延びた複数の仮想直線とX方向に延びた複数の仮想直線の交点)のうちの縦方向及び横方向にそれぞれ1個置きの位置に、かつ互いに隣接するY方向の仮想直線相互間では、互いにずれた位置に、かつ互いに隣接するX方向の仮想直線相互間でも、互いにずれた位置に、即ち千鳥格子状に発光素子が配置されていても良い。
また、上記の各例において、n型(及びn側)とp型(p側)は逆であっても良い。即ち、上記の各例では、n型(n側)が第1の導電型(第1導電側)であり、p型(p側)が第2の導電型(第2導電側)であるが、逆にp型(p側)が第1の導電型(第1導電側)であり、n型(n側)が第2の導電型(第2導電側)であっても良い。
また、上記した例では、発光素子に窒化物半導体が含まれる場合を説明したが、本発明は窒化物半導体の発光素子に限られず、例えば、ZnO等の酸化物半導体が含まれる発光素子、又は窒化物半導体と酸化物半導体を共に含む発光素子にも適用することができる。
また、上述の各例では、発光パネルを表示装置に用いた場合を示したが、液晶表示装置のバックライトなどの光源装置、或いは、照明装置として用いることもできる。この場合、発光素子の配列密度が高くできるため、高い照度が得られるとともに小面積でも均一な発光強度の光源装置、或いは照明装置が得られる。
本発明の実施の形態1の表示装置の発光パネルの一例の概略構成を示す分解斜視図である。 図1の発光パネルの概略断面図である。 図1の発光素子112、114、116を半導体薄膜で形成する場合の半導体エピタキシャルウエハの概略構成の一例を示す断面図である。 図3に示された発光素子を形成する半導体薄膜層が基板から剥離されるエッチング工程の途中の概略構成の一例を示す断面図である。 図3に示された発光素子を形成する半導体薄膜層が基板から剥離されるエッチング工程の終了時の概略構成の一例を示す断面図である。 図5に示された半導体薄膜層210の一例(210)を構成する半導体層をより詳しく示す断面図である。 図1の発光素子アレイの一部を構成する発光素子と、発光素子に接続された電極と配線の概略構成の一例を示す概略平面図である。 図7のA−A線断面図である。 図6に示された半導体薄膜層210とは別の構造の半導体薄膜層220の詳細を示す断面図である。 図9の半導体薄膜層220を用いて形成された発光素子構造を示す概略断面図である。 図1の発光素子アレイの一部を構成する発光素子と、発光素子に接続された電極と配線の概略構成の他の例を示す概略平面図である。 図11のB−B線断面図である。 選択的不純物拡散により形成された発光素子構造の例を示す断面図である。 図1の発光素子アレイの一部を構成する発光素子と、発光素子に接続された電極と配線の概略構成のさらに他の例を示す概略平面図である。 図14のC−C線断面図である。 発光素子アレイユニットの配線と点灯制御回路との接続関係を示す概略配線図である。 本発明の実施の形態1の表示装置の発光パネルの他の例の概略構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1の表示装置の発光パネルの他の例の概略構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態2の表示装置の発光パネルの一例の概略構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態2の表示装置の発光パネルの他の例の概略構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態2の表示装置の発光パネルの他の例の概略構成を示す分解斜視図である。 図20の発光素子アレイの一部を構成する発光素子と、発光素子に接続された電極と配線の概略構成の一例を示す概略平面図である。 図22のD−D線断面図である。 図22のE−E線断面図である。 図22のF−F線断面図である。 図20の発光素子アレイの一部を構成する発光素子と、発光素子に接続された電極と配線の概略構成の他の例を示す概略平面図である。 図26のG−G線断面図である。 図26のH−H線断面図である。 図26のJ−J線断面図である。 図20の発光素子アレイの一部を構成する発光素子と、発光素子に接続された電極と配線の概略構成のさらに他の例を示す概略平面図である。 図30のK−K線断面図である。 図22乃至図25、図26乃至図29に示された発光素子142、144を構成する半導体エピタキシャル薄膜層の具体的な構造の一例を示す断面図である。 図30及び図31に示された発光素子144、142を構成する半導体エピタキシャル薄膜層の具体的な構造の一例を示す断面図である。 本発明の実施の形態3の表示装置の発光パネルの一例の概略構成を示す分解斜視図である。 図34の発光素子アレイの一部を構成する発光素子と、発光素子に接続された電極と配線の概略構成の一例を示す概略平面図である。 図35のL−L線断面図である。 図34の発光素子アレイの一部を構成する発光素子と、発光素子に接続された電極と配線の概略構成の他の例を示す概略平面図である。 図37のM−M線断面図である。 図37のN−N線断面図である。 本発明の実施の形態4の表示装置の発光パネルの一例の概略構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態4の表示装置の発光パネルの他の例の概略構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態4の表示装置の発光パネルのさらに他の例の概略構成を示す分解斜視図である。 発光素子アレイ内の発光素子の配列の異なる例を示す図である。
符号の説明
101、102、103、104、106、107、108、109、1050、1250、1252 発光素子アレイユニット、 110a、110b、110c、110d、110e 基板、 111、113、115、117、141、143、161、163、171、173、181、183、185、187 発光素子アレイ、 112、114、116、142、144、172、174、182、184、186、188 発光素子。

Claims (13)

  1. 複数の発光素子を平面状に配列させた発光素子アレイが複数枚有し、
    複数枚の前記発光素子アレイのうち、一の発光素子アレイの発光素子配列面は、他の発光素子アレイの発光素子配列面と略平行になるよう重なるとともに各々の前記発光素子の発光方向が略同一となるように配設されたことを特徴とする発光パネル。
  2. 複数枚の前記発光素子アレイのうち、一の発光素子アレイに含まれる前記複数の発光素子と、他の発光素子に含まれる発光素子とは異なる半導体材料で形成されたことを特徴とする請求項1に記載の発光パネル。
  3. 前記半導体材料は無機材料であることを特徴とする請求項2に記載の発光パネル。
  4. 前記半導体材料は、窒化物半導体、又は酸化物半導体の何れかを含むことを特徴とする請求項3に記載の発光パネル。
  5. 複数枚の前記発光素子アレイのうち、一の発光素子アレイに含まれる発光素子は、他の発光素子アレイに含まれる発光素子と発光波長が異なることを特徴とする請求項1に記載の発光パネル。
  6. 一の発光素子アレイに含まれる複数の発光素子の各々は、他の発光素子アレイに含まれる発光素子と、前記発光素子配列面に対して略垂直方向に重なる位置に配置されていることを特徴とする請求項5に記載の発光パネル。
  7. 発光素子アレイに含まれる複数の発光素子の発光波長は、前記発光方向に配置された発光素子の発光波長よりも長く設定されたことを特徴とする請求項6に記載の発光パネル。
  8. 前記複数の発光素子は、同一発光素子アレイ内で発光波長が同じものであることを特徴とする請求項1に記載の発光パネル。
  9. 複数枚の前記発光素子アレイの各々は、基板表面に配設されたことを特徴とする請求項1に記載の発光パネル。
  10. 複数枚の前記発光素子アレイのうちの2枚は同一基板の第1の面と第2の面とに配設されたことを特徴とする請求項9に記載の発光パネル。
  11. 前記基板は、該基板に対して前記発光素子の発光方向の反対側に配置された発光素子アレイに含まれる発光波長を透過させる材料で形成されたことを特徴とする請求項9に記載の発光パネル。
  12. 請求項1乃至11の何れかに記載の発光パネルと、
    前記発光パネルに含まれる前記複数の発光素子の各々を選択的に駆動する駆動部とを備えたことを特徴とする表示装置。
  13. 請求項1乃至11の何れかに記載の発光パネルと、
    前記発光パネルに含まれる前記複数の発光素子を点灯させる駆動部とを備えたことを特徴とする光源装置。
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