JP2009008075A - 小型発電装置および防音パネル - Google Patents
小型発電装置および防音パネル Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009008075A JP2009008075A JP2008155748A JP2008155748A JP2009008075A JP 2009008075 A JP2009008075 A JP 2009008075A JP 2008155748 A JP2008155748 A JP 2008155748A JP 2008155748 A JP2008155748 A JP 2008155748A JP 2009008075 A JP2009008075 A JP 2009008075A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound
- absorbing layer
- sound absorbing
- soundproof panel
- power generator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】透過損失が高く防音機能に優れた防音パネルを採用する小型発電装置、および当該防音パネルを提供すること。
【解決手段】この防音パネル50の適用対象である小型発電装置は、発電機を駆動する機関と、複数の防音パネル50を有すると共にこの機関を収容するボンネットとを含む。防音パネル50は、グラスウール製の第1吸音層42と、繊維強化セメント板製の遮音層43と、グラスウール製の第2吸音層44をこの順に積層して形成され、第1吸音層42の面を機関側に向けてボンネットの外板120の内面に設置される。これにより、エンジン音等の機械音の外部への透過を抑制し、小型発電装置の騒音を低減できる利点がある。
【選択図】 図8
【解決手段】この防音パネル50の適用対象である小型発電装置は、発電機を駆動する機関と、複数の防音パネル50を有すると共にこの機関を収容するボンネットとを含む。防音パネル50は、グラスウール製の第1吸音層42と、繊維強化セメント板製の遮音層43と、グラスウール製の第2吸音層44をこの順に積層して形成され、第1吸音層42の面を機関側に向けてボンネットの外板120の内面に設置される。これにより、エンジン音等の機械音の外部への透過を抑制し、小型発電装置の騒音を低減できる利点がある。
【選択図】 図8
Description
この発明は、小型発電装置および防音パネルに関し、更に詳しくは、透過損失が高く防音機能に優れた防音パネルを採用する小型発電装置、および当該防音パネルに関する。
ディーゼルエンジン、小型ガスタービン、その他の機関を動力源として備え、病院、工場、ホテル、スーパーマーケット等の中小規模設備に設置される小型発電装置が開発されている。かかる小型発電装置は、設置のための工事費を削減し、また工期を短縮する等の観点から、屋内の専用発電機室内ではなく屋外の空きスペースに設置される傾向にある。このため、特に市街地やその周辺に設置される場合には騒音を規制値以下に抑える必要があり、また、より低騒音な小型発電装置を開発すべき社会的要請も強い。図9は、従来の小型発電装置を示す全体構成図であり、図10は、図9に記載した小型発電装置の内部構成を示す透視図である。従来の小型発電装置100は、エンジン110と、発電機111と、発電機制御盤112と、放熱用ラジエータ113とを含み構成される(図10参照)。これらは、箱型のボンネット101内に収容されてパーケージ化される。ボンネット101は、複数の防音パネル(図示省略)を含み形成され、その側部に、内部への入口となるドア102を有する。なお、小型発電装置100は、500kwクラスのもので、全長約8mである。
従来の小型発電装置100では、その稼働時にてエンジン音等の機械音が発生し、この機械音がボンネット101全体から外部に漏れて騒音となる(図11参照)。この騒音は、エンジン110の側方付近にて特に大きく、かかる騒音を低減するため、ボンネット101の側面やドア102には他の部分より透過損失の低く防音性の高い防音パネルが採用される。図12(a)および(b)は、従来の防音パネルの構成を示す側面断面図である。従来の小型発電装置100において、エンジン110付近に設置される防音パネル103は、ボンネット101の外板120内面に配置され、底部を床板121に付けて設置される。従来の防音パネル103は、グラスウール122のみの単層構造もしくは2層のグラスウール123、124の間に鉄板125を挿入して挟み込んだ構造を有する(図12(a)および(b)参照)。かかる防音パネル103を採用した従来の小型発電装置100は、エンジン110側方におけるボンネット101外部の騒音レベルが、約85デシベルであった。なお、ボンネット101の外板120および床板121は鉄製であり、また、防音パネル103の厚さは約100mmである。
しかしながら、近年の環境問題等による社会的要請から、さらに低騒音な小型発電装置の開発が望まれている。ここで、小型発電装置の防音機能を単純に高めるには、防音パネル103の重量や厚さを増加させればよい。しかし、ボンネット101の組立作業の容易性や製造コスト、材料の強度等の観点から重量や厚さの増加には一定の限界がある。また、防音パネル103をドア102等に適用する場合には、容易に開閉できるようにその軽量化が必須となる。このため、従来の小型発電装置100では、軽量、高性能かつ安価な防音パネルを、一定の規格内にて開発する必要があった。また、エンジン音等の機械音は低周波数域の騒音が大きいが、従来の防音パネル103はかかる周波数域における防音機能が低いという問題点があった。
そこで、この発明は上記に鑑みてなされたものであって、透過損失が高く防音機能に優れた防音パネルを採用する小型発電装置、および当該防音パネルを提供することを目的とする。
上記課題の解決にあたり、発明者らは後述する種々の防音パネルを含む小型発電装置を開発し、その防音効果を実証している。なお、これらの小型発電装置において、防音パネルの吸音層、遮音層が如何に連関して防音効果を奏するかは不明である。しかし、発明者らの実験により、防音パネルをかかる構成とすれば一定の確実性をもって所定の防音効果を得られることが実証されている。なお、以下の発明において、防音パネルとは、ボンネット101の外殻を構成する外板120や床板121を含まないパネルをいうものとする。
この発明にかかる小型発電装置は、発電機を駆動する機関と、複数の防音パネルを有すると共に前記機関を収容するボンネットとを含み、且つ、前記防音パネルは、グラスウール、セラミックスその他の吸音材から成る吸音層と、コンクリート、繊維強化セメント板その他の遮音材から成る少なくとも一の遮音層とを含み、これらを積層して形成されると共に、前記吸音層の面を前記ボンネットの内部側に向けつつ設置される。
この発明では、ボンネットの防音パネルを、吸音層および遮音層を積層して形成し、且つ、この吸音層をボンネットの内部側に向けて設置する。すなわち、防音パネルは、ボンネットの内部側に前面を向けて配置される吸音層と、この吸音層の背面側に配置される遮音層とを含み、これらを積層して構成される。これにより、エンジン音等の機械音のボンネット外部への透過を抑制し、小型発電装置の騒音を低減できる利点がある。なお、防音パネルは、吸音層と遮音層とを積層して形成されるものであればよく、その厚さ、面積、形状等に限定はない。また、吸音層および遮音層は、複数層あってもよい。例えば、防音パネルを、第1吸音層、遮音層、第2吸音層の順に積層して形成してもよく、吸音層(セラミックス)、吸音層(グラスウール)、遮音層(コンクリート)の順に積層して形成してもよい。また、防音パネルは小型発電装置の何処に設置してもよいが、騒音低減の観点から、主たる騒音源である機関の側方に設置することが好ましい。この場合、防音パネルは、機関側の内壁面が吸音層となるように設置する。
また、この発明にかかる小型発電装置は、発電機を駆動する機関と、複数の防音パネルを有すると共に前記機関を収容するボンネットとを含み、且つ、前記防音パネルは、グラスウール、セラミックスその他の吸音材から成る第1吸音層と、コンクリート、繊維強化セメント板その他の遮音材から成る遮音層と、前記吸音材から成る第2吸音層とを含み、これらを第1吸音層、遮音層、第2吸音層の順に積層して形成されると共に、前記第1吸音層の面を前記ボンネットの内部側に向けつつ設置される。
この発明では、ボンネットの防音パネルを、第1吸音層、遮音層、第2吸音層の順に積層して形成し、且つ、第1吸音層をボンネットの内部側に向けて設置する。すなわち、防音パネルは、ボンネットの内部側に前面を向けて配置される第1吸音層と、この第1吸音層の背面側に配置される遮音層と、この遮音層の背面側に配置される第2吸音層とを含み、これらを積層して構成される。これにより、エンジン音等の機械音のボンネット外部への透過を抑制し、小型発電装置の騒音を低減できる利点がある。なお、これらの層は、この順に積層されていれば足り、中間に他の層を有してもよい。例えば、第1吸音層と遮音層との間に、さらに他の吸音層や遮音層を挿入して積層してもよい。
また、この発明にかかる小型発電装置は、発電機を駆動する機関と、複数の防音パネルを有すると共に前記機関を収容するボンネットとを含み、且つ、前記防音パネルは、グラスウール製の吸音層と、コンクリート製の遮音層とを積層して形成されると共に、前記吸音層の面を前記ボンネットの内部側に向けつつ設置される。
この発明では、ボンネットの防音パネルを、グラスウール製の吸音層とコンクリート製の遮音層とを積層して形成し、この吸音層をボンネットの内部側に向けて設置する。これにより、エンジン音等の機械音のボンネット外部への透過を抑制し、小型発電装置の騒音を低減できる利点がある。
また、この発明にかかる小型発電装置は、発電機を駆動する機関と、複数の防音パネルを有すると共に前記機関を収容するボンネットとを含み、且つ、前記防音パネルは、グラスウール製の第1吸音層と、コンクリート製の遮音層と、グラスウール製の第2吸音層とを含み、これらを第1吸音層、遮音層、第2吸音層の順に積層して形成されると共に、前記第1吸音層の面を前記ボンネットの内部側に向けつつ設置される。
この発明では、ボンネットの防音パネルを、第1吸音層、遮音層、第2吸音層の順に積層して形成し、且つ、第1吸音層をボンネットの内部側に向けて設置する。これにより、エンジン音等の機械音のボンネット外部への透過を抑制し、小型発電装置の騒音を低減できる利点がある。
また、この発明にかかる小型発電装置は、発電機を駆動する機関と、複数の防音パネルを有すると共に前記機関を収容するボンネットとを含み、且つ、前記防音パネルは、グラスウール製の第1吸音層と、繊維強化セメント板製の遮音層と、グラスウール製の第2吸音層とを含み、これらを第1吸音層、遮音層、第2吸音層の順に積層して形成されると共に、前記第1吸音層の面を前記ボンネットの内部側に向けつつ設置される。
この発明では、ボンネットの防音パネルを、第1吸音層、遮音層、第2吸音層の順に積層して形成し、且つ、第1吸音層をボンネットの内部側に向けて設置する。これにより、エンジン音等の機械音のボンネット外部への透過を抑制し、小型発電装置の騒音を低減できる利点がある。
また、この発明にかかる小型発電装置は、上記小型発電装置において、前記防音パネルは、前記ボンネットの内部側に位置する前記吸音層もしくは前記第1吸音層の前面を覆うセラミックス製の前面吸音層を含む。
この発明では、防音パネルのボンネット内部側前面に、さらにセラミックス製の前面吸音層を設けた。これにより、グラスウール製の吸音層(もしくは第1吸音層)を表面とする場合と比較して、ボンネットの防音機能を確保しつつ、油や埃等で汚れ易い防音パネルの表面を容易に洗浄できる利点がある。
また、この発明にかかる防音パネルは、グラスウール、セラミックスその他の吸音材から成る吸音層と、コンクリート、繊維強化セメント板その他の遮音材から成る遮音層とを積層して成る。
この発明では、防音パネルを、吸音層と遮音層とを積層して形成した。これにより、吸音層または遮音層のみから成る防音パネルと比較して、より防音性を高められる利点がある。
また、この発明にかかる防音パネルは、グラスウール、セラミックスその他の吸音材から成る第1吸音層と、コンクリート、繊維強化セメント板その他の遮音材から成る遮音層と、前記吸音材から成る第2吸音層とを含み、これらを第1吸音層、遮音層、第2吸音層の順に積層して成る。
この発明では、防音パネルを、第1吸音層と遮音層と第2吸音層と、この順に積層して形成した。これにより、吸音層または遮音層のみから成る防音パネルと比較して、より防音性を高められる利点がある。
以上説明したように、この発明にかかる小型発電装置によれば、ボンネットの防音パネルを、吸音層および遮音層を積層して形成し、且つ、この吸音層をボンネットの内部側に向けて設置するので、エンジン音等の機械音のボンネット外部への透過を抑制し、小型発電装置の騒音を低減できる利点がある。
また、この発明にかかる小型発電装置によれば、ボンネットの防音パネルを、第1吸音層、遮音層、第2吸音層の順に積層して形成し、且つ、第1吸音層をボンネットの内部側に向けて設置するので、エンジン音等の機械音のボンネット外部への透過を抑制し、小型発電装置の騒音を低減できる利点がある。
また、この発明にかかる小型発電装置によれば、ボンネットの防音パネルを、グラスウール製の吸音層とコンクリート製の遮音層とを積層して形成し、この吸音層をボンネットの内部側に向けて設置するので、エンジン音等の機械音のボンネット外部への透過を抑制し、小型発電装置の騒音を低減できる利点がある。
また、この発明にかかる小型発電装置によれば、ボンネットの防音パネルを、第1吸音層、遮音層、第2吸音層の順に積層して形成し、且つ、第1吸音層をボンネットの内部側に向けて設置するので、エンジン音等の機械音のボンネット外部への透過を抑制し、小型発電装置の騒音を低減できる利点がある。
また、この発明にかかる小型発電装置によれば、ボンネットの防音パネルを、第1吸音層、遮音層、第2吸音層の順に積層して形成し、且つ、第1吸音層をボンネットの内部側に向けて設置するので、エンジン音等の機械音のボンネット外部への透過を抑制し、小型発電装置の騒音を低減できる利点がある。
また、この発明にかかる小型発電装置によれば、防音パネルのボンネット内部側前面に、さらにセラミックス製の前面吸音層を設けた。これにより、グラスウール製の吸音層(もしくは第1吸音層)を表面とする場合と比較して、ボンネットの防音機能を確保しつつ、油や埃等で汚れ易い防音パネルの表面を容易に洗浄できる利点がある。
また、この発明にかかる防音パネルは、吸音層と遮音層とを積層して形成されるので、吸音層または遮音層のみから成る防音パネルと比較して、より防音性を高められる利点がある。
また、この発明にかかる防音パネルは、第1吸音層と遮音層と第2吸音層と、この順に積層して形成されるので、吸音層または遮音層のみから成る防音パネルと比較して、より防音性を高められる利点がある。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、以下に示す実施の形態の構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的同一のものが含まれる。
(実施例1)
図1(a)は、この発明の実施例1にかかる小型発電装置の防音パネルを示す断面図である。同図において、上記従来の小型発電装置100と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。この小型発電装置の防音パネル1は、セラミックス製の前面吸音層2と、グラスウール製の吸音層3と、コンクリート製の遮音層4とをこの順に積層して形成され、前面吸音層2の面をボンネット101内部のエンジン110側に向けつつ、遮音層4を外板120の内壁面に当てて固定設置される。すなわち、防音パネル1は、エンジン110に対して吸音層2、3を前面に配置し、その背面に遮音層4を配置する。前面吸音層2は、多孔質であると共に通気性を有し、エンジン110からの騒音を吸収する機能を持つ。また、前面吸音層2は、吸音層3を覆う被覆層としての役割を有し、水、油、埃などで汚れ易い防音パネル1の内面を保護すると共に、洗浄等による事後的なメンテナンスを容易にする役割を有する。なお、一般に、多孔質のセラミックスやグラスウールは音響を減衰させて吸収する吸音材として機能し、コンクリートは音響の透過を遮断する遮音材として機能する。また、この防音パネル1は、前面吸音層2、吸音層3、遮音層4の厚さを約1:5:5の割合とし、全体としては、略110mm程度の厚さを有する。また、防音パネル1は約2m×2mの面積を有し、約100kgの重量を有する。また、外板120は、鉄製であり約2mmの厚さを有する。
図1(a)は、この発明の実施例1にかかる小型発電装置の防音パネルを示す断面図である。同図において、上記従来の小型発電装置100と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。この小型発電装置の防音パネル1は、セラミックス製の前面吸音層2と、グラスウール製の吸音層3と、コンクリート製の遮音層4とをこの順に積層して形成され、前面吸音層2の面をボンネット101内部のエンジン110側に向けつつ、遮音層4を外板120の内壁面に当てて固定設置される。すなわち、防音パネル1は、エンジン110に対して吸音層2、3を前面に配置し、その背面に遮音層4を配置する。前面吸音層2は、多孔質であると共に通気性を有し、エンジン110からの騒音を吸収する機能を持つ。また、前面吸音層2は、吸音層3を覆う被覆層としての役割を有し、水、油、埃などで汚れ易い防音パネル1の内面を保護すると共に、洗浄等による事後的なメンテナンスを容易にする役割を有する。なお、一般に、多孔質のセラミックスやグラスウールは音響を減衰させて吸収する吸音材として機能し、コンクリートは音響の透過を遮断する遮音材として機能する。また、この防音パネル1は、前面吸音層2、吸音層3、遮音層4の厚さを約1:5:5の割合とし、全体としては、略110mm程度の厚さを有する。また、防音パネル1は約2m×2mの面積を有し、約100kgの重量を有する。また、外板120は、鉄製であり約2mmの厚さを有する。
図1(b)は、図1(a)に記載した防音パネルの特性を示すグラフである。このグラフは、1/3オクターブバンド付近における防音パネル1の透過損失を、各周波数ごとにD−40等級の透過損失と比較可能に示している。なお、この実施例1および後述する実施例2〜6において、防音パネルの透過損失は、「実験室における音響透過損失測定方法」に基づき測定した数値である。また、グラフに記載するD−40等級とは、発明者らが低騒音化の目標として掲げた透過損失の基準であり、従来の防音パネル103の透過損失を示すものではない。また、実施例1〜6と従来の防音パネル103との透過損失の比較は、実施例1についてのみ後述する図2に記載し、他の実施例2〜6についてはD−40等級との比較グラフをもってその記載を省略する。
図1(b)に示すように、この防音パネル1の透過損失は、全体としてほぼD−40等級の透過損失と同等の数値を有しており、防音パネル1の優れた防音機能を実証している。また、この防音パネル1は、高周波数域ではD−40等級に僅かに劣るものの、低周波数域にてD−40等級を上回り、従来の課題であった低周波数域の遮音性が特に優れることを示している。これにより、主として低周波数域の騒音を発するエンジン音等を有効に遮断できるので、小型発電装置の低騒音化を実現できる利点がある。
図2は、図1(a)に記載した防音パネルと従来の防音パネルとの特性の比較を示すグラフである。同図に示すように、この実施例1にかかる防音パネル1は、従来の防音パネル103と比較して著しく透過損失が大きく、全周波数に渡って優れた防音機能を有する。特に、この防音パネル1は、従来の課題となっていた低周波数域での透過損失が大きく向上し、かかる周波数での騒音が大きい機械音を効果的に遮断できる性能を有する。これにより、小型発電装置の超低騒音化が可能となる。なお、参考資料として、図3に、この実施例1にかかる防音パネル1を採用する小型発電装置の騒音レベルを測定したグラフを示す。この小型発電装置において、防音パネル1は、エンジン110側方に位置するボンネット101の外板120内面に設置される。図3の測定では、この小型発電装置について、エンジン110横のボンネット101の内側および外側での騒音レベルを測定した。ここで、ボンネット101外側での測定では、ボンネット101外面から約1m離れた地点にて騒音レベルを測定した。なお、図3のグラフにおいて、ボンネット101内の騒音レベルは103.8デシベルであり、ボンネット101外の騒音レベルは62.3デシベルである。
この小型発電装置によれば、新規に開発した上記防音パネル1を騒音が著しいエンジン110横の防音壁として用いたので、エンジン音等の機械音のボンネット101外部への透過を抑制して、小型発電装置の低騒音化を実現できる利点がある。また、この防音パネル1は、全周波数域に渡って優れた防音性能を有すると共に、薄型かつ軽量なのでドア102等にも適用可能である。また、この防音パネル1は、特に、低周波数領域の透過損失が優れるので、小型発電装置のボンネットに採用された場合に、エンジン音等の機械音を有効に遮断する。
なお、この実施例1では、防音パネル1の厚さを約110mmとしたが、さらに厚くしてもよい。また、逆に薄くしてもよい。一般に防音パネルの防音機能は、その厚さおよび重量の増加に伴って向上する。しかし、防音パネルを小型発電装置に適用するときは、その寸法、重量、材料コスト等を、組立作業性や市場競争力の観点から一定範囲内に収める必要がある。したがって、防音パネル1の厚さや重量は、上記観点に鑑み、適用対象である小型発電装置の仕様に応じて当業者自明の範囲内で適宜決定すべきことが好ましい。
また、この実施例1および後述する実施例2〜6において、防音パネルが含む吸音層および遮音層の厚さ、割合、材質等は、単に一例を示すものに過ぎず、これらの厚さ等により発明が限定されるものではない。しかし、好ましくは、グラスウール製の吸音層は30mm以上、コンクリート製若しくは繊維強化セメント板製の遮音層は10mm以上であり、かつこれらの吸音層と遮音層を積層した防音パネルの厚さが75mm以上のものである。
(実施例2)
また、上記実施例1では、防音パネル1のエンジン110側の面にセラミックス製の前面吸音層2を設けたが、この前面吸音層2を省略してもよい。図4は、この発明の実施例2にかかる小型発電装置の防音パネルを示す断面図(a)、およびその特性を示すグラフ(b)である。同図において、上記実施例1の小型発電装置と同一の構成要素には同一の符号を付しその説明を省略する。この防音パネル10は、実施例1の防音パネル1からセラミックス製の前面吸音層2を省略した構成を有する。すなわち、この防音パネル10は、グラスウール製の吸音層3およびコンクリート製の遮音層4のみを積層して構成され、吸音層3の面をエンジン110側に向けて外板120の内面に配置される(図4(a)参照)。なお、この防音パネル10の厚さは100mmであり、吸音層3と遮音層4とは50mmずつ1:1の割合で構成される。また、吸音層3のエンジン110側表面は、グラスクロスと呼ばれる布状物(図示省略)で覆われ、この布状物を交換することにより、表面に付着した油等を容易に除去できる構成となっている。図4(b)のグラフに示すように、この防音パネル10は、目標値であるD−40等級の基準とほぼ同等の防音特性を有し、セラミックス製の前面吸音層2が無くとも所望の防音機能を発揮することが判る。特に、この防音パネル10は、低周波数域でもD−40等級並の透過損失を有するので、小型発電装置に適用されたときにエンジン音等の機械音を有効に遮断し得る。これにより、小型発電装置の低騒音化を実現できる利点がある。また、この防音パネル10は、前面吸音層2を有しないため、上記防音パネル1と比較して、より薄型、軽量かつ安価であると共に、その製造も容易である利点がある。
また、上記実施例1では、防音パネル1のエンジン110側の面にセラミックス製の前面吸音層2を設けたが、この前面吸音層2を省略してもよい。図4は、この発明の実施例2にかかる小型発電装置の防音パネルを示す断面図(a)、およびその特性を示すグラフ(b)である。同図において、上記実施例1の小型発電装置と同一の構成要素には同一の符号を付しその説明を省略する。この防音パネル10は、実施例1の防音パネル1からセラミックス製の前面吸音層2を省略した構成を有する。すなわち、この防音パネル10は、グラスウール製の吸音層3およびコンクリート製の遮音層4のみを積層して構成され、吸音層3の面をエンジン110側に向けて外板120の内面に配置される(図4(a)参照)。なお、この防音パネル10の厚さは100mmであり、吸音層3と遮音層4とは50mmずつ1:1の割合で構成される。また、吸音層3のエンジン110側表面は、グラスクロスと呼ばれる布状物(図示省略)で覆われ、この布状物を交換することにより、表面に付着した油等を容易に除去できる構成となっている。図4(b)のグラフに示すように、この防音パネル10は、目標値であるD−40等級の基準とほぼ同等の防音特性を有し、セラミックス製の前面吸音層2が無くとも所望の防音機能を発揮することが判る。特に、この防音パネル10は、低周波数域でもD−40等級並の透過損失を有するので、小型発電装置に適用されたときにエンジン音等の機械音を有効に遮断し得る。これにより、小型発電装置の低騒音化を実現できる利点がある。また、この防音パネル10は、前面吸音層2を有しないため、上記防音パネル1と比較して、より薄型、軽量かつ安価であると共に、その製造も容易である利点がある。
(実施例3)
図5は、この発明の実施例3にかかる小型発電装置の防音パネルを示す断面図(a)およびその特性を示すグラフ(b)である。同図において、上記従来の小型発電装置100と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。この小型発電装置の防音パネル20は、無数の孔を有するセラミックス製の前面吸音層21と、グラスウール製の第1吸音層22と、コンクリート製の遮音層23と、グラスウール製の第2吸音層24とをこの順に積層して構成され、前面吸音層21側の面をエンジン110側に向け、第2吸音層24の背面を外板120の内面に付けて設置される。すなわち、この防音パネル20は、エンジン110側に吸音層21、22を配置し、その背面に遮音層23を配置する点では上記実施例1の防音パネル1と同様であるが、その背面にさらに第2吸音層24を配置する点で、上記防音パネル1と相異する。これにより、この防音パネル20は、図5(b)のグラフに示すように、上記防音パネル1と比較して、特に中高周波数域にて高い透過損失を示し優れた防音特性を発揮する。なお、この防音パネル20の厚さは上記防音パネル1と同一の約110mmであり、具体的には、前面吸音層21が9mm、第1吸音層22が25mm、遮音層23が50mm、第2吸音層24が25mmである。また、前面吸音層21は、エンジン110側からの油や埃から第1吸音層22を被覆し、付着した油等の除去を容易にして事後的なメンテナンス負担を軽減させる。
図5は、この発明の実施例3にかかる小型発電装置の防音パネルを示す断面図(a)およびその特性を示すグラフ(b)である。同図において、上記従来の小型発電装置100と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。この小型発電装置の防音パネル20は、無数の孔を有するセラミックス製の前面吸音層21と、グラスウール製の第1吸音層22と、コンクリート製の遮音層23と、グラスウール製の第2吸音層24とをこの順に積層して構成され、前面吸音層21側の面をエンジン110側に向け、第2吸音層24の背面を外板120の内面に付けて設置される。すなわち、この防音パネル20は、エンジン110側に吸音層21、22を配置し、その背面に遮音層23を配置する点では上記実施例1の防音パネル1と同様であるが、その背面にさらに第2吸音層24を配置する点で、上記防音パネル1と相異する。これにより、この防音パネル20は、図5(b)のグラフに示すように、上記防音パネル1と比較して、特に中高周波数域にて高い透過損失を示し優れた防音特性を発揮する。なお、この防音パネル20の厚さは上記防音パネル1と同一の約110mmであり、具体的には、前面吸音層21が9mm、第1吸音層22が25mm、遮音層23が50mm、第2吸音層24が25mmである。また、前面吸音層21は、エンジン110側からの油や埃から第1吸音層22を被覆し、付着した油等の除去を容易にして事後的なメンテナンス負担を軽減させる。
(実施例4)
また、上記実施例3では、防音パネル20のエンジン110側の面にセラミックス製の前面吸音層21を設けたが、この前面吸音層21を省略してもよい。図6は、この発明の実施例4にかかる小型発電装置の防音パネルを示す断面図(a)、およびその特性を示すグラフ(b)である。同図において、上記実施例3の小型発電装置と同一の構成要素には同一の符号を付しその説明を省略する。この防音パネル30は、実施例3の防音パネル20からセラミックス製の前面吸音層21を省略した構成を有する。すなわち、この防音パネル30は、第1吸音層22、遮音層23、第2吸音層24のみをこの順に積層して構成され、第1吸音層22の面をエンジン110側に向けて外板120の内面に設置される。なお、第1吸音層22の表面には、グラスクロス(図示省略)が被覆される。この防音パネル30は、図6(b)のグラフに示すように、上記実施例3の防音パネル20とほぼ同様な防音特性を有する。すなわち、この防音パネル20は、ほぼ全域に渡り目標とするD−40等級を越える透過損失を有し、特に、中高周波数域の透過損失が高く、優れた防音機能を有する。また、この防音パネル30は、前面吸音層21を有しないため、上記防音パネル20と比較して、より薄型、軽量かつ安価であると共に、その製造も容易である利点がある。
また、上記実施例3では、防音パネル20のエンジン110側の面にセラミックス製の前面吸音層21を設けたが、この前面吸音層21を省略してもよい。図6は、この発明の実施例4にかかる小型発電装置の防音パネルを示す断面図(a)、およびその特性を示すグラフ(b)である。同図において、上記実施例3の小型発電装置と同一の構成要素には同一の符号を付しその説明を省略する。この防音パネル30は、実施例3の防音パネル20からセラミックス製の前面吸音層21を省略した構成を有する。すなわち、この防音パネル30は、第1吸音層22、遮音層23、第2吸音層24のみをこの順に積層して構成され、第1吸音層22の面をエンジン110側に向けて外板120の内面に設置される。なお、第1吸音層22の表面には、グラスクロス(図示省略)が被覆される。この防音パネル30は、図6(b)のグラフに示すように、上記実施例3の防音パネル20とほぼ同様な防音特性を有する。すなわち、この防音パネル20は、ほぼ全域に渡り目標とするD−40等級を越える透過損失を有し、特に、中高周波数域の透過損失が高く、優れた防音機能を有する。また、この防音パネル30は、前面吸音層21を有しないため、上記防音パネル20と比較して、より薄型、軽量かつ安価であると共に、その製造も容易である利点がある。
(実施例5)
図7は、この発明の実施例5にかかる小型発電装置の防音パネルを示す断面図(a)およびその特性を示すグラフ(b)である。同図において、上記従来の小型発電装置100と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。この小型発電装置の防音パネル40は、無数の孔を有するセラミックス製の前面吸音層41と、グラスウール製の第1吸音層42と、繊維強化セメント板製の遮音層43と、グラスウール製の第2吸音層44とをこの順に積層して構成され、前面吸音層41側の面をエンジン110側に向け、第2吸音層44の背面を外板120の内面に付けて設置される。すなわち、この吸音パネル40は、上記実施例3の吸音パネル20において、コンクリート製の遮音層23を繊維強化セメント板製の遮音層43に代替えした点に特徴を有する。この防音パネル40によれば、遮音層43がコンクリート製の遮音層23よりも薄型かつ軽量なので、ボンネット101の組立作業性を向上できる利点がある。なお、この防音パネル40の各層の厚さは、具体的には、前面吸音層41が9mm、第1吸音層42が25mm、遮音層43が10mm、第2吸音層44が50mmである。すなわち、この防音パネル40は、上記防音パネル20よりも全体の厚さが15mm薄くなり、かつ軽量化されている。この点で、この防音パネル40は、特に軽量化の要求が厳しいボンネット101のドア102等に適している。また、この防音パネル40は、図7(b)に示すように、D−40等級と同等の防音特性を維持し、エンジン110付近の騒音を効果的に遮断する。なお、この防音パネル40の各層もしくは任意の層を厚くして、上記防音パネル20と同等の厚さとしてもよい。これにより、より防音パネル40の透過損失を高めて防音機能を向上できる利点がある。
図7は、この発明の実施例5にかかる小型発電装置の防音パネルを示す断面図(a)およびその特性を示すグラフ(b)である。同図において、上記従来の小型発電装置100と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。この小型発電装置の防音パネル40は、無数の孔を有するセラミックス製の前面吸音層41と、グラスウール製の第1吸音層42と、繊維強化セメント板製の遮音層43と、グラスウール製の第2吸音層44とをこの順に積層して構成され、前面吸音層41側の面をエンジン110側に向け、第2吸音層44の背面を外板120の内面に付けて設置される。すなわち、この吸音パネル40は、上記実施例3の吸音パネル20において、コンクリート製の遮音層23を繊維強化セメント板製の遮音層43に代替えした点に特徴を有する。この防音パネル40によれば、遮音層43がコンクリート製の遮音層23よりも薄型かつ軽量なので、ボンネット101の組立作業性を向上できる利点がある。なお、この防音パネル40の各層の厚さは、具体的には、前面吸音層41が9mm、第1吸音層42が25mm、遮音層43が10mm、第2吸音層44が50mmである。すなわち、この防音パネル40は、上記防音パネル20よりも全体の厚さが15mm薄くなり、かつ軽量化されている。この点で、この防音パネル40は、特に軽量化の要求が厳しいボンネット101のドア102等に適している。また、この防音パネル40は、図7(b)に示すように、D−40等級と同等の防音特性を維持し、エンジン110付近の騒音を効果的に遮断する。なお、この防音パネル40の各層もしくは任意の層を厚くして、上記防音パネル20と同等の厚さとしてもよい。これにより、より防音パネル40の透過損失を高めて防音機能を向上できる利点がある。
(実施例6)
また、上記実施例5では、防音パネル40のエンジン110側の面にセラミックス製の前面吸音層41を設けたが、この前面吸音層41を省略してもよい。図8は、この発明の実施例6にかかる小型発電装置の防音パネルを示す断面図(a)、およびその特性を示すグラフ(b)である。同図において、上記実施例5の小型発電装置と同一の構成要素には同一の符号を付しその説明を省略する。この防音パネル50は、実施例5の防音パネル40からセラミックス製の前面吸音層41を省略した構成を有する。すなわち、この防音パネル50は、第1吸音層42、遮音層43、第2吸音層44のみをこの順に積層して構成され、第1吸音層42の面をエンジン110側に向けて外板120の内面に設置される。なお、第1吸音層42の表面には、グラスクロス(図示省略)が被覆される。図8(b)のグラフに示すように、上記防音パネル40から前面吸音層41を省略しても、ほぼ同等の防音効果が得られる。また、前面吸音層41の省略により、よりボンネット101の薄型化、軽量化が可能となる利点がある。
また、上記実施例5では、防音パネル40のエンジン110側の面にセラミックス製の前面吸音層41を設けたが、この前面吸音層41を省略してもよい。図8は、この発明の実施例6にかかる小型発電装置の防音パネルを示す断面図(a)、およびその特性を示すグラフ(b)である。同図において、上記実施例5の小型発電装置と同一の構成要素には同一の符号を付しその説明を省略する。この防音パネル50は、実施例5の防音パネル40からセラミックス製の前面吸音層41を省略した構成を有する。すなわち、この防音パネル50は、第1吸音層42、遮音層43、第2吸音層44のみをこの順に積層して構成され、第1吸音層42の面をエンジン110側に向けて外板120の内面に設置される。なお、第1吸音層42の表面には、グラスクロス(図示省略)が被覆される。図8(b)のグラフに示すように、上記防音パネル40から前面吸音層41を省略しても、ほぼ同等の防音効果が得られる。また、前面吸音層41の省略により、よりボンネット101の薄型化、軽量化が可能となる利点がある。
1、10、20、30、40、50 防音パネル
2、21、41 前面吸音層
3 吸音層
22、42 第1吸音層
4、23、43 遮音層
24、44 第2吸音層
2、21、41 前面吸音層
3 吸音層
22、42 第1吸音層
4、23、43 遮音層
24、44 第2吸音層
Claims (3)
- 発電機を駆動する機関と、複数の防音パネルを有すると共に前記機関を収容するボンネットとを含み、且つ、
前記防音パネルは、グラスウール製の第1吸音層と、繊維強化セメント板製の遮音層と、グラスウール製の第2吸音層とを含み、これらを第1吸音層、遮音層、第2吸音層の順に積層して形成されると共に、前記第1吸音層の面を前記ボンネットの内部側に向けつつ設置される小型発電装置。 - 前記防音パネルは、前記ボンネットの内部側に位置する前記第1吸音層の前面を覆うセラミックス製の前面吸音層を含む請求項1に記載の小型発電装置。
- グラスウール製の第1吸音層と、繊維強化セメント板製の遮音層と、グラスウール製の第2吸音層とを含み、これらを第1吸音層、遮音層、第2吸音層の順に積層して成る防音パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008155748A JP2009008075A (ja) | 2008-06-13 | 2008-06-13 | 小型発電装置および防音パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008155748A JP2009008075A (ja) | 2008-06-13 | 2008-06-13 | 小型発電装置および防音パネル |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002183485A Division JP2004027918A (ja) | 2002-06-24 | 2002-06-24 | 小型発電装置および防音パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009008075A true JP2009008075A (ja) | 2009-01-15 |
Family
ID=40323382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008155748A Pending JP2009008075A (ja) | 2008-06-13 | 2008-06-13 | 小型発電装置および防音パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009008075A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101013212B1 (ko) * | 2009-03-20 | 2011-02-10 | 박기주 | 방재형 발전기 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3881569A (en) * | 1973-09-06 | 1975-05-06 | Jr William O Evans | Soundproofing panel construction |
JPS61133608U (ja) * | 1985-02-06 | 1986-08-20 | ||
JPH02173397A (ja) * | 1988-12-23 | 1990-07-04 | Mitsubishi Electric Corp | 低騒音電動送風機 |
JPH03116737U (ja) * | 1990-03-13 | 1991-12-03 | ||
JPH04305048A (ja) * | 1991-03-30 | 1992-10-28 | Nippon Concrete Ind Co Ltd | 無機質防音材及びその製造方法 |
JPH0527112U (ja) * | 1991-09-14 | 1993-04-09 | 二郎 片田 | 防音パネル |
JPH06129029A (ja) * | 1992-09-18 | 1994-05-10 | West Japan Railway Co | 共鳴型吸音・遮音パネル |
JPH0816172A (ja) * | 1994-07-01 | 1996-01-19 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 防音パネル |
JPH1017348A (ja) * | 1996-06-27 | 1998-01-20 | Shin Etsu Chem Co Ltd | セメント系押出成形助剤及びセメント系押出成形用材料 |
-
2008
- 2008-06-13 JP JP2008155748A patent/JP2009008075A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3881569A (en) * | 1973-09-06 | 1975-05-06 | Jr William O Evans | Soundproofing panel construction |
JPS61133608U (ja) * | 1985-02-06 | 1986-08-20 | ||
JPH02173397A (ja) * | 1988-12-23 | 1990-07-04 | Mitsubishi Electric Corp | 低騒音電動送風機 |
JPH03116737U (ja) * | 1990-03-13 | 1991-12-03 | ||
JPH04305048A (ja) * | 1991-03-30 | 1992-10-28 | Nippon Concrete Ind Co Ltd | 無機質防音材及びその製造方法 |
JPH0527112U (ja) * | 1991-09-14 | 1993-04-09 | 二郎 片田 | 防音パネル |
JPH06129029A (ja) * | 1992-09-18 | 1994-05-10 | West Japan Railway Co | 共鳴型吸音・遮音パネル |
JPH0816172A (ja) * | 1994-07-01 | 1996-01-19 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 防音パネル |
JPH1017348A (ja) * | 1996-06-27 | 1998-01-20 | Shin Etsu Chem Co Ltd | セメント系押出成形助剤及びセメント系押出成形用材料 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101013212B1 (ko) * | 2009-03-20 | 2011-02-10 | 박기주 | 방재형 발전기 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2450367C2 (ru) | Способ изготовления звукопоглощающей панели, в частности, для гондолы авиадвигателя | |
JP3680061B2 (ja) | 壁部材 | |
TWI631266B (zh) | 壁體結構 | |
CN105803965A (zh) | 一种宽频带吸声单元板 | |
JPWO2012086680A1 (ja) | 気流を阻害しない防音板 | |
JP4972711B2 (ja) | ハニカムパネル積層体及びボックス状構造物 | |
CN104499591A (zh) | 一种板材 | |
JP2010168940A (ja) | 圧縮機及びこれを備えた空気調和機 | |
JP2009002337A (ja) | 小型発電装置および防音パネル | |
JP2008115807A (ja) | 携帯型機器用防音ボックス | |
JP2009008075A (ja) | 小型発電装置および防音パネル | |
JP2006323204A (ja) | 複層吸音構造体 | |
JP2010013847A (ja) | ガラスカーテンウォールによる遮音欠損の改善構造 | |
JPH09302717A (ja) | 建設機械のエンジンカバー | |
CN114603943B (zh) | 一种变电站用保温吸隔声围护墙体 | |
CN206873669U (zh) | 降噪隔音墙 | |
JP3198454U (ja) | 吸音体 | |
CN210940778U (zh) | 一种用于隔离设备噪声的分层复合轻质声学材料 | |
JP2004027918A (ja) | 小型発電装置および防音パネル | |
JP2007172946A (ja) | 燃料電池エンクロージャ及び防音パネル | |
CN201495683U (zh) | 隔音复合板 | |
JP6414189B2 (ja) | 無響室 | |
JP2005273273A (ja) | 音響パネル及び吸音・遮音装置 | |
JP2008049981A (ja) | 中空形材とその減圧または真空構造付加方法 | |
JP2006153926A (ja) | 複合吸音構造体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20081110 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090203 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090406 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091027 |