JP2009007467A - 実装用難燃性サイドフィル材及び半導体装置 - Google Patents

実装用難燃性サイドフィル材及び半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】リペア、リワークが可能で、封止性能が高く、かつ硬化物の応力緩和性能により耐クラック性に優れた信頼性の高い半導体製品を与える実装用難燃性サイドフィル材、及びこれにより封止された半導体装置を提供する。
【解決手段】(A)液状エポキシ樹脂、
(B)フェノール系硬化剤、
(C)プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、及び
(D)ステアリン酸で表面処理された、平均粒径が1〜15μmである水酸化マグネシウム粉末を、有機成分100質量部に対して90〜120質量部
を含有し、かつ25℃における粘度が100Pa・s以上1,000Pa・s未満の液状エポキシ樹脂組成物からなる、基板と該基板上に搭載された素子とを有する半導体装置の実装用難燃性サイドフィル材。
【選択図】なし

Description

本発明は、半導体装置を製造する際に用いられる、耐熱衝撃性に優れると共に、リペア、リワーク可能な実装用難燃性サイドフィル材及び半導体装置に関する。
電気機器の小型化、軽量化、高性能化等に伴い、近年では半導体の実装方式として、旧来リード線タイプではなく、表面実装、即ちベアチップ実装が採用されるようになっている。一般に、BGA,CSP等の半田バンプ接合型の半導体装置は、衝撃がダイレクトに半田に伝わるため、リードによる応力緩和機能を持つリード接続型半導体装置と比較し、信頼性に劣る。そのため、信頼性を向上させるために、様々な補強が行われている。
また、実装の際、封止材による封止方式には、LSIチップのバンプ高さに由来する基板と半導体チップ等の素子との間隙を封止することを目的として、前記間隙内に封止材を充填するアンダーフィルタイプと、素子周辺部のみを封止するサイドフィルタイプとの二つの方法がある。前記両者共に一長一短があるが、例えば、デバイスの内部の素子が光学的に構成されている場合、又は配線構造が緻密である場合には、上記間隙部に影響を及ぼすことがないことから、アンダーフィルタイプよりもサイドフィルタイプの方が適している。
また、アンダーフィルタイプでは、上記間隙部の封止・充填工程に比較的長い時間を要することから、工程面及び生産性の点からみても、サイドフィルタイプの方がより好ましい。なお、以下、前記サイドフィルタイプの方法で用いられる封止材を「サイドフィル材」という。
しかし、アンダーフィルタイプと比較すると、サイドフィルタイプでは、サイドフィル材の使用形態あるいは封止構造上、サイドフィル材と基板との接触面積がより小さく、かつ熱衝撃を受けやすい構造となっているので、クラック発生等の抑制のためにサイドフィル材の硬化物は応力緩和性能を有することが必要とされていた。更に、安全性の観点から難燃性であることも要求されてきている。その際、昨今の環境面への配慮から、難燃剤についてハロゲン及びアンチモンフリー(人体への影響が問題視されているハロゲン化合物・アンチモン化合物を含まない)、即ち、グリーン化も合わせて要求されている。
一方、通常、使用されている基板が高価なことから、搭載する素子が動作不良を起こした場合、その素子をリペア、リワークする工程が必要になる。しかし、エポキシ系の樹脂は、熱的、化学的に安定な物質で機械的強度が高いことから、補強材料として理想的な反面、一度硬化させると除去は困難であるため、サイドフィル材として使用した場合、リペア、リワークに支障をきたす。その結果として、基板を廃棄せざるを得なくなり、経済的損失を被るため、リペア、リワーク面の課題解決が望まれる。
なお、上記記載事項の関連先行技術文献としては、下記特許文献1〜4、非特許文献1が挙げられる。
特開平11−163513号公報 特開平9−260534号公報 特開平10−321666号公報 特開2001−77246号公報 松下電工技報(Aug.2001.P19−24)
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、リペア、リワークが可能で、封止性能が高く、かつ硬化物の応力緩和性能により耐クラック性に優れた信頼性の高い半導体製品を与える実装用難燃性サイドフィル材、及びこれにより封止された半導体装置を提供することを目的とする。
本発明者は、上記目的を達成するために鋭意検討を重ねた結果、(A)液状エポキシ樹脂、(B)フェノール系硬化剤、(C)プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、(D)ステアリン酸で表面処理された、平均粒径が1〜15μmである水酸化マグネシウム粉末を、有機成分100質量部に対し90〜120質量部を含有し、かつ25℃における粘度が100Pa・s以上1,000Pa・s未満の液状エポキシ樹脂組成物を、基板と該基板上に搭載された素子とを有する半導体装置の実装用サイドフィル材として用いた場合、ハロゲン及びアンチモンフリーで難燃性を付与すると共に、リペア、リワークを可能とする、封止性能が高く、かつ硬化物の応力緩和性能により耐クラック性に優れた信頼性の高い半導体装置が得られることを見出し、本発明をなすに至った。
従って、本発明は、
(A)液状エポキシ樹脂、
(B)フェノール系硬化剤、
(C)プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、及び
(D)ステアリン酸で表面処理された、平均粒径が1〜15μmである水酸化マグネシウム粉末を、有機成分100質量部に対して90〜120質量部
を含有し、かつ25℃における粘度が100Pa・s以上1,000Pa・s未満の液状エポキシ樹脂組成物からなる、基板と該基板上に搭載された素子とを有する半導体装置の実装用サイドフィル材、及びこの実装用難燃性サイドフィル材により封止された半導体装置を提供するものである。
本発明の実装用難燃性サイドフィル材は、基板と素子との間隙への侵入を防止することができる。そして、硬化物の熱膨張収縮によるクラックの発生、及び基板等からの剥離を防止することができ、耐熱衝撃試験等の過酷な条件下においても、良好な封止特性を発揮することができるので、信頼性の高い半導体装置を与える。更に、リペア、リワーク性を付与したことで、リペア、リワークを可能とした。一方、難燃性にも優れ、ハロゲン・アンチモンフリーとしたため、環境面にも配慮されている。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の実装用難燃性サイドフィル材は、
(A)液状エポキシ樹脂、
(B)フェノール系硬化剤、
(C)プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、及び
(D)ステアリン酸で表面処理された、平均粒径が1〜15μmである水酸化マグネシウム粉末を、有機成分100質量部に対して90〜120質量部
を含有し、かつ25℃における粘度が100Pa・s以上1,000Pa・s未満の液状エポキシ樹脂組成物よりなる。
[液状エポキシ樹脂組成物]
[(A)液状エポキシ樹脂]
本発明の液状エポキシ樹脂組成物に用いられる(A)成分の液状エポキシ樹脂は、サイドフィル材に硬化性を付与する成分であり、1分子中に2個以上のエポキシ基を有するもので、それ自体が室温で液状のものであることの条件を満たせば、分子構造、分子量等は特に限定されず、公知のエポキシ樹脂を全て用いることができる。
この(A)成分としては、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂等のビスフェノール型エポキシ樹脂;脂環式エポキシ樹脂;フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂等のノボラック型エポキシ樹脂;トリフェノールメタン型エポキシ樹脂、トリフェノールプロパン型エポキシ樹脂等のトリフェノールアルカン型エポキシ樹脂;フェノールアラルキル型エポキシ樹脂、ビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂、スチルベン型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、シクロペンタジエン型エポキシ樹脂等が挙げられる。これらの液状エポキシ樹脂は、1種単独でも2種以上組み合わせても使用することができる。
これらの中でも、特に、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂等のビスフェノール型エポキシ樹脂が好ましい。
更に、下記構造で示されるエポキシ樹脂も好ましく使用することができる。
また、この(A)成分の液状エポキシ樹脂中に含まれる全塩素含有量は、1,500ppm以下、特に1,000ppm以下であることが望ましい。また、液状エポキシ樹脂を50質量%含む水中における100℃×20時間の条件で抽出された塩素イオンの量が、10ppm以下であることが望ましい。前記全塩素含有量及び前記抽出塩素イオンの量が、前記上限以下であれば、耐湿性が良好であり、半導体装置の信頼性を損なうことがない。
[(B)フェノール系硬化剤]
本発明の液状エポキシ樹脂組成物に用いられる(B)成分は、(A)成分の液状エポキシ樹脂を硬化させる成分である。液状エポキシ樹脂を硬化させる成分としては、(A)成分中のエポキシ基と反応可能な官能基、例えば、フェノール性水酸基、アミノ基等を有する化合物があるが、本発明では、比較的ガラス転移温度の低い硬化系であるフェノール硬化系が選択され、フェノール性水酸基の一価の基であれば、それを2個以上、実質上二価の基であれば、それを1個以上有する化合物であればよく、分子構造、分子量等は特に限定されず、公知のフェノール系エポキシ樹脂硬化剤を全て使用することができる。
この(B)成分としては、例えば、1分子中にフェノール性水酸基を少なくとも2個有するフェノール樹脂が挙げられ、より具体的には、フェノールノボラック樹脂、クレゾールノボラック樹脂等のノボラック型フェノール樹脂;パラキシリレン変性ノボラック樹脂、メタキシリレン変性ノボラック樹脂、オルソキシリレン変性ノボラック樹脂等のキシリレン変性ノボラック樹脂;ビスフェノールA型樹脂、ビスフェノールF型樹脂等のビスフェノール型フェノール樹脂;ビフェニル型フェノール樹脂、レゾール型フェノール樹脂、フェノールアラルキル型樹脂、ビフェニルアラルキル型樹脂等のフェノール樹脂;トリフェノールメタン型樹脂、トリフェノールプロパン型樹脂等のトリフェノールアルカン型樹脂及びその重合体等のフェノール樹脂;ナフタレン環含有フェノール樹脂、ジシクロペンタジエン変性フェノール樹脂等がいずれも使用可能である。
(B)成分の使用量は、本発明の実装用難燃性サイドフィル材として使用される液状エポキシ樹脂組成物を、通常の硬化条件において、所望の程度に十分に硬化させることができる量であって、過度の硬化により硬化物が脆くなり、温度サイクル時にクラックが発生することがなく、かつ、硬化後に硬化剤由来の官能基が残存せず、封止性もしくは密着性等の特性を損なわないとの条件を満たせば、特に制限されるものではない。例えば、上記(A)成分中のエポキシ基1モルに対して、上記硬化剤中に含まれるフェノール性水酸基の官能基の量(但し、多価官能基の場合は一価の基が複数あるものとして換算する)が、通常、0.8〜1.2モル、好ましくは0.9〜1.1モル程度となる量の硬化剤を使用するのがよい。
なお、後述する(E)成分の変性シリコーン樹脂を配合し、この変性シリコーン樹脂がエポキシ基を有する場合は、前記量については、上記(A)成分中のエポキシ基と(E)成分の変性シリコーン樹脂中のエポキシ基との合計量を基準とする。また、(E)成分の変性シリコーン樹脂がフェノール性水酸基を有する場合は、前記量については、上記(B)成分中の官能基と(E)成分の変性シリコーン樹脂中のフェノール性水酸基との合計量を基準とする。
[硬化促進剤]
本発明の液状エポキシ樹脂組成物には、上記(B)成分の硬化剤と共に、必要に応じて、硬化促進剤を組み合わせて使用することができる。この硬化促進剤としては、硬化反応を促進させるものならば特に限定されず、公知のものを全て使用することができ、例えば、イミダゾール化合物、第3級アミン化合物、有機リン系化合物等を挙げることができる。
イミダゾール化合物としては、例えば、2−メチルイミダゾール、2−エチルイミダゾール、2−ウンデシルイミダゾール、2,4−ジメチルイミダゾール、2−へプタデシルイミダゾール、1,2−ジメチルイミダゾール、1,2−ジエチルイミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾール、2,4,5−トリフェニルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、1−ベンジル−2−フェニルイミダゾール、1−シアノエチル−2−メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−ウンデシルイミダゾール、1−ベンジル−2−メチルイミダゾール、2−フェニル−4,5−ジヒドロキシメチルイミダゾール、2−アリル−4,5−ジフェニルイミダゾール、2−フェニル−4−メチル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール等が挙げられる。
これらの中でも、2−フェニル−4−メチル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール、2−フェニル−4,5−ジヒドロキシメチルイミダゾール、2−メチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−エチルイミダゾール、1,2−ジメチルイミダゾール、1,2−ジエチルイミダゾール、2,4−ジメチルイミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾールが好ましい。
また、第3級アミン化合物としては、例えば、トリエチルアミン、ベンジルジメチルアミン、ベンジルトリメチルアミン、α−メチルベンジルジメチルアミン等の窒素原子に結合する置換基としてアルキル基やアラルキル基を有するアミン化合物;1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセン−7及びそのフェノール塩、オクチル酸塩、オレイン酸塩等のシクロアミジン化合物やその有機酸との塩;下記構造式で表される化合物等のシクロアミジン化合物と4級ホウ素化合物との塩又は錯塩等が挙げられる。
有機リン系化合物としては、例えば、トリブチルホスフィン、トリフェニルホスフィン、トリ(メチルフェニル)ホスフィン、トリ(ノニルフェニル)ホスフィン、トリ(メトキシフェニル)ホスフィン、ジフェニルトリルホスフィン、トリフェニルホスフィン・トリフェニルボラン等のトリオルガノホスフィン化合物;テトラフェニルホスホニウム・テトラフェニルボレート等の4級ホスホニウム塩等が挙げられる。
これらの硬化促進剤は、1種単独でも2種以上を組み合わせても使用することができる。
なお、硬化促進剤を使用する場合、その配合量は、硬化促進効果が発揮され、液状エポキシ樹脂組成物の保存安定性を損なうことがないとの観点から、(A)成分の液状エポキシ樹脂100質量部に対して、通常、10質量部以下、好ましくは0.01〜10質量部、特に0.5〜5質量部の範囲の量がよい。
[(C)プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート]
本発明の(C)成分は、液状エポキシ樹脂組成物の硬化過程における液状成分のブリードの発生を抑制し、かつ硬化物のガラス転移温度を低くすると共に、リペア、リワークの際、150℃以上の温度で軟化し、かつ基材との界面に偏析してリペア、リワーク機能を向上させるものである。
参考のため、基板温度の変化による、本成分を用いた液状エポキシ樹脂組成物と基板(FR−4:ガラスファイバー含有エポキシ樹脂基板)との接着強度の関係を図1に示す。なお、接着強度は、図2に示すように、基板11上に上面2mmφ、下面5mmφ、高さ6.2mmの液状エポキシ樹脂組成物を硬化させてテストピースを作製し、該組成物の硬化物12の横方向から1mm/secの荷重を加えることにより測定した。
本発明の液状エポキシ樹脂組成物に対し、他のアセテート(例えば、イソブチルアセテート、メチル・エチルアセテートやイソプロピルアセテート等)もリペア、リワークの機能を付与させることができるが、サイドフィル材としてのチキソ性を劣化させる傾向がある。
この(C)成分の使用量は、本発明の液状エポキシ樹脂組成物の全量に対し、通常2〜10質量%、好ましくは3〜7質量%、より好ましくは3〜5質量%の範囲とするのがよい。前記使用量が、少なすぎるとリペア、リワークが不能となり、また逆に多すぎると温度サイクル時にクラックが発生する。
[(D)ステアリン酸で表面処理された水酸化マグネシウム粉末]
本発明の液状エポキシ樹脂組成物に用いられる(D)成分のステアリン酸で表面処理された水酸化マグネシウム粉末は、得られる硬化物に対し難燃性を付与するため、及び基板と半導体チップとの間隙への本発明のサイドフィル材の侵入を制御するために配合される成分である。ここで、水酸化マグネシウム粉末をステアリン酸で表面処理するのは、低粘度化することが目的で、組成物中の水酸化マグネシウム含有量を多くしたいがためである。
本発明において、(D)成分の平均粒径は1〜15μm、特に5〜10μmであることが好ましい。前記平均粒径が15μmより大きいと、シリンジ先端のノズルを詰まらせる原因となるおそれがある。前記平均粒径が1μm未満であるとエポキシ樹脂組成物の粘度が高くなり、流動性が低下する場合がある。そして、エポキシ樹脂組成物の流動性が低下すると、シリンジ等を用いてサイドフィル材を実装適用する場合に、ディスペンス性に劣るものとなるので作業上支障をきたすおそれがある。
なお、本発明において、上記平均粒径は、例えばレーザー光回折法による粒度分布測定により測定することができる。また、平均粒径はメジアン径として求めることができる。
また、前記水酸化マグネシウム粉末の表面処理方法としては、予めステアリン酸にて表面処理した水酸化マグネシウムを用いることが、水酸化マグネシウムの使用量を抑制する点からも好ましいが、本発明の液状エポキシ樹脂組成物の調製時にステアリン酸を添加・配合する表面処理を行ってもよい。
ステアリン酸で表面処理された平均粒径が1〜15μmである水酸化マグネシウム粉末としては、市販品を使用することができ、例えば神島化学工業社製の製品等が挙げられる。
この(D)成分の使用量は、本発明の液状エポキシ樹脂組成物の有機成分(即ち、上記(A)成分、(B)成分及び(C)成分、更には硬化促進剤及び後述する(E)成分の変性シリコーン樹脂の合計量)100質量部に対し、90〜120質量部、好ましくは900〜110質量部、より好ましくは100〜110質量部の範囲とするのがよい。前記使用量が少なすぎると、得られる硬化物への難燃性が劣り、耐熱衝撃試験において半導体チップからの剥離、クラック等を誘発させる場合がある。逆に前記使用量が多すぎると、粘度が高くなりすぎて、液状のエポキシ樹脂組成物を得ることが困難となる場合がある。
本発明の液状エポキシ樹脂組成物には、耐熱衝撃性を付与するために(E)変性シリコーン樹脂を配合することができ、これにより、得られる硬化物の応力を緩和し、クラックの発生を抑制することができる。
(E)成分の変性シリコーン樹脂としては、例えば、アルケニル基含有エポキシ樹脂及びアルケニル基含有フェノール樹脂から選ばれるアルケニル基含有樹脂と、下記平均組成式(1)
abSiO(4-a-b)/2 (1)
(式中、Rは脂肪族不飽和基以外の非置換又は置換の一価炭化水素基であり、aは0.005〜0.1、好ましくは0.01〜0.05の正数であり、bは1.8〜2.2、好ましくは1.9〜2.0の正数であり、かつ、a+bの和は1.81〜2.3、好ましくは1.91〜2.05の正数である。)
で表され、かつ1分子中の珪素原子の数が20〜400、好ましくは40〜200であり、1分子中にケイ素原子に結合した水素原子(SiH基)を好ましくは1〜5個、より好ましくは2〜4個、特に好ましくは2個有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンとの、ヒドロシリル化反応により得られる付加反応生成物を使用することが好ましい。前記ヒドロシリル化反応は、前記アルケニル基と前記SiH基とが付加する反応であって、当業者に周知のものであり、通常のとおり、白金系触媒を用いて、公知の反応条件で実施すればよい。
上記平均組成式(1)中の脂肪族不飽和基以外の非置換又は置換の一価炭化水素基であるRとしては、炭素原子数1〜10、特に1〜8のものが好ましく、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、オクチル基、デシル基等のアルキル基;フェニル基、キシリル基、トリル基等のアリール基;ベンジル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基等のアラルキル基;及びこれらの炭化水素基の水素原子の一部又は全部が塩素、フッ素、臭素等のハロゲン原子で置換されたクロロメチル基、ブロモエチル基、トリフルオロプロピル基等のハロゲン置換一価炭化水素基等を挙げることができる。
上記変性シリコーン樹脂としては、特に下記一般式(2)で表される樹脂あるいは下記一般式(3)で表される樹脂が好適である。

(上記各式中、R1は水素原子、好ましくは炭素原子数1〜6の、非置換もしくは置換の一価炭化水素基、アルコキシ基又はアルコキシアルキル基であり、R2は脂肪族不飽和基以外の非置換又は置換の一価炭化水素基であり、R3は水素原子又はグリシジル基であり、R4は水素原子、メチル基又はトリフルオロメチル基であり、R5は末端に式中のSi原子に結合する酸素原子を有していてもよい非置換又は置換の二価炭化水素基を表し、nは0以上、好ましくは18〜398、更に好ましくは48〜148の整数であり、pは0以上、好ましくは1〜50の整数、更に好ましくは1〜10の整数であり、qは0以上、好ましくは1〜200、更に好ましくは9〜100の整数である。)
上記式(2)中のR1としては、例えば、水素原子;メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等のアルキル基;ビニル基、アリル基、イソプロペニル基等のアルケニル基;フェニル基等のアリール基;メトキシ基、エトキシエチル基等のアルコキシ基及びアルコキシアルキル基が好ましく例示される。
上記式(2)及び(3)中のR2としては、上記平均組成式(1)に関して記載のRについて例示したものと同様の基が例示される。また、上記R5としては、例えば、−CH2CH2CH2−、−O−CH2−CH(OH)−CH2−O−CH2CH2CH2−、−O−CH2CH2CH2−(なお、前記構造の端部の酸素原子が、Si原子に結合する)等で表される酸素原子あるいは水酸基を含有してもよいアルキレン基等の非置換又は置換の二価炭化水素基が好ましく例示される。
この変性シリコーン樹脂は、1種単独でも2種以上組み合わせても使用することができる。
(E)成分の変性シリコーン樹脂を配合する場合、その使用量は、硬化物の応力緩和に有効な量であればよく、例えば、該(E)成分を含めた本発明の液状エポキシ樹脂組成物中の有機成分(即ち、上記(A)成分、(B)成分、(C)成分、更には(E)成分及び硬化促進剤)の合計質量に対して、通常、1〜30質量%、好ましくは5〜20質量%程度とするのがよい。この変性シリコーン樹脂の配合量が少なすぎると耐熱衝撃性が劣化する場合があり、多すぎると高粘度化し、作業性が悪くなる場合がある。
[他の配合成分]
本発明の液状エポキシ樹脂組成物には、上記各成分に加えて、必要に応じて他の成分を配合することができる。但し、得られるエポキシ樹脂組成物が液状であることが必要であり、かつ本発明の効果を損なうものであってはならない。
例えば、得られる硬化物の応力を緩和させるために、シリコーンゴム、シリコーンオイル、液状のポリブタジエンゴム等を配合してもよい。
また、得られる硬化物の熱膨張係数を小さくするため、従来から公知の各種の無機充填剤を使用することができ、例えば、溶融シリカ、結晶シリカ、アルミナ、ボロンナイトライド、アルミニウムナイトライド、シリコンナイトライド、マグネシア、マグネシウムシリケート等が挙げられ、1種単独でも2種以上を組み合わせても使用することができる。更に、表面処理剤、接着性向上用のシランカップリング剤、カーボンブラック等の顔料、染料、酸化防止剤、その他の添加剤等も配合することができる。前記表面処理剤としては、例えば、ヘキサメチルジシラザン、テトラエトキシシラン等が挙げられ、これは無機充填剤成分の表面を疎水化処理し、樹脂成分との濡れ性向上に効果を発揮する。また、前記シランカップリング剤としては、公知のものを使用することができ、例えば、KBM403(商品名、信越化学工業社製)等が挙げられる。
[液状エポキシ樹脂組成物の調製]
本発明の液状エポキシ樹脂組成物は、上記各成分を同時に、又は逐次的に、装置内へ投入し、必要により15〜25℃の範囲の冷却処理を行いながら、撹拌、溶解、混合、分散等の操作を行うことによって調製することができる。これらの撹拌、溶解、混合、分散等の操作に用いられる装置は特に限定されない。例えば、撹拌及び加熱装置を備えたライカイ機、3本ロールミル、ボールミル、プラネタリーミキサー等を用いることができる。また、前記装置の複数を適宜組み合わせてもよい。
このようにして得られる液状エポキシ樹脂組成物は、サイドフィル材として適用する際の作業性及び封止性の点から、また、基板と該基板上に搭載された素子との間隙へのサイドフィル材の侵入を適度な一定範囲内に制御することを可能とするため、25℃における粘度が300Pa・s以上1,000Pa・s未満であることが必要であり、特に400〜800Pa・sであることが好ましい。
[実装用難燃性サイドフィル材]
本発明の液状エポキシ樹脂組成物は、基板と該基板上に実装された半導体チップとの間隙を、前記素子の周辺部において封止するサイドフィル材として使用される。この本発明のサイドフィル材の適用方法、封止方法、硬化条件等については、公知の方法、条件等を採用することができる。
例えば、封止工程としては、シリンジ等のディスペンサーに前記サイドフィル材を収容し、前記ディスペンサーから所要量のサイドフィル材を封止部位に供給した後に、加熱硬化処理を施すことができる。前記加熱硬化処理の条件としては、通常、100〜200℃、特に120〜150℃で、30〜60分間である。
[半導体装置]
本発明の実装用サイドフィル材によって封止されて得られる半導体装置は、上記のとおり、基本的に半導体チップの周辺部が封止されていると共に、上記基板と半導体チップとの間隙には侵入が防止されている結果、図3に示すように前記周辺部付近の間隙内部にサイドフィル材は充填されていない。なお、図3において、21は基板、22はチップ、23はサイドフィル材であり、このサイドフィル材23は、基板21とチップ22との間の隙間(通常100〜500μm)24に侵入していないものである。図3中、矢印は侵入方向である。
本発明の実装用サイドフィル材は、リペア、リワーク性を有するため、信頼性不良のデバイスを除去するに際し、スポットヒーターでそのデバイスを半田融点である200〜260℃まで加熱除去後、半田吸収線にて半田残渣及びサイドフィル材残渣を除去し、イソプロピルアルコール等の溶剤で洗浄する工程により、簡単に半導体装置のリペア、リワークを行うことができる。
以下、本発明を実施例及び比較例を示して具体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるものではない。
下記実施例及び比較例で使用した材料は、下記のとおりである。
(A)液状エポキシ樹脂
ビスフェノール型エポキシ樹脂:ZX−1059(商品名、東都化成社製)
(B)フェノール系硬化剤
ノボラック型フェノール樹脂:レジトップPL6328(商品名、群栄化学社製)
ジアリルビスフェニルアルコール:DABPA(商品名、小西化学社製)
・酸無水物系硬化剤
メチルテトラヒドロ無水フタル酸:リカシッドMH−700(商品名、新日本理化社製)
・芳香族アミン系硬化剤
ジエチルジアミノジフェニルメタン:カヤハードA−A(商品名、日本化薬社製)
・硬化促進剤
マイクロカプセル化トリフェニルホスフィン:EPCAT−PS5(商品名、日本化薬社製)
(C)プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート
PMA(商品名、協和発酵ケミカル社製)
(D)ステアリン酸で表面処理された水酸化マグネシウム粉末
Mg(OH)2:(神島化学工業社製)
<変性シリコーン樹脂>
[実施例1〜3、比較例1〜4]
上記成分を下記表1,2に示す組成及び配合量で配合し、均一に混練することによりエポキシ樹脂組成物を得た。これらの組成物を用いて、下記に示す各種性能評価を行った。評価結果を表1,2に示す。なお、比較例3,4は、硬化剤であるDABPAとPL6328の代わりに、各々、MH−700が、エポキシ基と同当量になるように配合されており、更に、比較例4は、充填剤に、ステアリン酸で表面処理された水酸化マグネシウムの代わりにシリカ(平均粒径:2μm)を用いている以外は、他のものと同組成である。
<各種性能評価>
・粘度
得られた各エポキシ樹脂組成物の25℃における粘度(Pa・s)を、ブルックフィールド製E型粘度計を用いて測定した。
・侵入度
図4(a)に示すように、30mm×30mm角のガラス板1の上に、粒径が200μmのマイクロビーズからなるスペーサー2を乗せ、その上に10mm角のシリコン製チップ3を搭載し、模擬半導体装置を作製した。前記チップ3の一辺の端部4に沿ってその全てに、シリンジ5を用いてノズル6から各エポキシ樹脂組成物7を線状にディスペンスした。次いで、150℃×60分間の条件で各エポキシ樹脂組成物を硬化させた。評価は、図4(b)に示すように、上記ガラス板1の裏面を透して、硬化物8の侵入状態を目視により観察し、侵入の有無を確認した。間隙9において、チップ端部4から硬化物侵入先端部10までの距離Mが500μm以上であるものを、侵入「有」と評価した。
・難燃性測定
国際基準規格に準拠。
・耐熱衝撃試験
30mm×30mm角のFR4製基板上に、粒径が200μmのマイクロビーズからなるスペーサーを介して、10mm角のシリコン製チップを積載して、模擬半導体装置を作製した。前記チップの周辺部に、シリンジを用いて各エポキシ樹脂組成物をディスペンスした。次いで、150℃×60分間の条件で硬化させて封止体を得た。この封止体に、−20〜120℃、及び1000サイクルの条件で冷熱サイクルを加える耐熱衝撃試験を行った後に、封止体にクラックが生じているか、否かを、目視で観察した。
・リペア、リワーク性の確認
上記耐熱衝撃試験で使用したデバイスを200℃で保持しながら、スパチュラでシリコン製チップを除去し、室温に戻した後、イソプロピルアルコールにて洗浄した。判定は、その基板の除去度により良好、不良を判断した。
基板温度の変化による基板と本発明の実装用サイドフィル材との接着強度の関係を示すグラフである。 接着強度の測定方法を説明する概略図である。 本発明の実装用サイドフィル材にて封止された半導体装置の封止部の説明図である。 本発明の実施例において、(a)フリップチップ実装用サイドフィル材の侵入度及びブリードの有無の測定方法に用いる装置の概略を示す図、(b)ガラス板の裏面からみた、前記サイドフィル材によって封止された状態の概略を示す図である。
符号の説明
1 ガラス板
2 スペーサー
3 シリコン製チップ
4 チップ端部
5 シリンジ
6 ノズル
7 エポキシ樹脂組成物
8 硬化物
9 間隙
10 硬化物侵入先端部

Claims (4)

  1. (A)液状エポキシ樹脂、
    (B)フェノール系硬化剤、
    (C)プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、及び
    (D)ステアリン酸で表面処理された、平均粒径が1〜15μmである水酸化マグネシウム粉末を、有機成分100質量部に対して90〜120質量部
    を含有し、かつ25℃における粘度が100Pa・s以上1,000Pa・s未満の液状エポキシ樹脂組成物からなる、基板と該基板上に搭載された素子とを有する半導体装置の実装用難燃性サイドフィル材。
  2. 更に、(E)変性シリコーン樹脂を含有する請求項1に記載の実装用難燃性サイドフィル材。
  3. 前記(E)成分が、アルケニル基含有エポキシ樹脂及びアルケニル基含有フェノール樹脂から選ばれるアルケニル基含有樹脂と、下記平均組成式(1)
    abSiO(4-a-b)/2 (1)
    (式中、Rは脂肪族不飽和基以外の非置換又は置換の一価炭化水素基であり、aは0.005〜0.1の正数であり、bは1.8〜2.2の正数であり、かつ、a+bの和は1.81〜2.3の正数である。)
    で表され、かつ1分子中の珪素原子の数が20〜400であるオルガノハイドロジェンポリシロキサンとのヒドロシリル化反応により得られる付加反応生成物である請求項2に記載の実装用サイドフィル材。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の実装用難燃性サイドフィル材により封止された半導体装置。
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