JP2009007261A - 美白剤および化粧料組成物 - Google Patents

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【課題】色素などのポインセチア抽出物の活用を図ること。
【解決手段】ポインセチア抽出物を含有することを特徴とするチロシナーゼ活性抑制作用または紫外線吸収作用を有する美白剤およびそれを用いた化粧料組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、美白剤および該美白剤を含有する化粧料組成物に関する。さらに詳しくは天然成分であるポインセチア抽出物のチロシナーゼ活性抑制作用または紫外線吸収作用を利用した効率的で効果の優れた美白剤および化粧料の提供を目的とする。
ポインセチア類は、成長すると葉が赤く着色し、花芽の周りに花苞葉(苞)を展開させる。園芸用に改良されたものは葉と苞を合せた植物体の6割以上の広範な部位が赤色に変化し、天然の赤色色素を効率的に生産する。このポインセチアの赤色色素はアントシアニンであることが報告されており、苞中のアントシアニンとしてシアニジン−3−グルコシド(クリサンテミン)、シアニジン−3−ラムノグルコシド(アンチリニン)、ペラルゴニジン−3−グルコシド(カリステフィン)、ペラルゴニジン−3−ラムノグルコシドの4種類が同定されている(非特許文献1)。
アントシアニンは、合成着色料に比べて安全性が高いことや自然な色合いを有することから、古くから種々の食品に着色料として利用されてきた。また、最近になってアントシアニンが抗酸化性やラジカル消去性、さらには抗変異原性などを示すことが見いだされ、生体内酸化ストレスやDNA変異を抑止する食品因子としても再評価されている。
一方、ポインセチアに関する様々な研究によると、ポインセチアと同属(ユーフォルビア属)である多くの種の植物が生産する有毒のジテルペンが、ポインセチアからは見つかっていない(例えば、非特許文献2)。
さらに、ラットを用いたポインセチアの経口毒性試験において、経口量が多量の場合でも、致死や毒性の兆候が見られず、行動にも変化が見られなかったことが報告されている(非特許文献3)。
従って、赤色色素の高生産性、毒性に関する評価などを顧慮すると、ポインセチア抽出物、特に色素を含む抽出物の生理活性を中心とした利用が望まれるが、用途開発、技術開発の報告はあまり見られない。ポインセチアは現在、観葉植物として利用されているが、その利用時期はクリスマスの時期に集中しており、年間を通じた生産体制にはなっていない。ポインセチアの利用効率向上のためには、化学成分の利用を含む広範な用途開発・技術開発が望まれている。
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従って、本発明の目的は上記の問題を解決し、色素などのポインセチア抽出物の活用を図ることにより、ポインセチアの一時期に焦点を絞った生産体制を改善し、利用効率を増大させながら、天然成分であるポインセチア抽出物の優れたチロシナーゼ活性抑制作用または紫外線吸収作用による美白作用を利用した効率的で効果の優れた美白剤および化粧料組成物を提供することである。
なお、美白剤を開発するに当たって考慮すべき要件は下記の通りである。
(色素の沈着)
しみ、そばかす、日焼け後の色黒は皮膚におけるメラニン色素の沈着が原因である。表皮の基底層に存在するメラノサイトと呼ばれる細胞がメラニン色素を生産し、このメラニン色素が表皮細胞に移動し、ついには表皮全体に分布するようになる。従って、メラニン色素の沈着を抑制することが美白剤の要件である。
(紫外線の吸収)
紫外線はメラノサイトの働きを活発化し、メラニン色素の産出量を増加させるので、紫外線は色黒、しみ、そばかすの原因になる。従って、紫外線を吸収できれば、紫外線が原因となるメラニン色素の沈着を抑えることができる。
(チロシナーゼ活性の抑制)
メラニン色素はアミノ酸の一種であるチロシンから作られる。チロシンからチロシナーゼという酵素のクレゾラーゼ活性により、ドーパという物質になり、そのドーパからチロシナーゼのカテコラーゼ活性によりドーパキノンに変遷する。さらに、このドーパキノンからメラニン色素が生合成される。従って、チロシナーゼは、メラニン色素の生合成に必須な酵素であって、この酵素活性の抑制はメラニン色素量の減少につながる。
本発明者は、上記の目的を達成すべく鋭意研究の結果、ポインセチア抽出物を美白剤および化粧料として用いることにより、上記の如き従来技術の問題が解決されることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明はポインセチア抽出物を含有することを特徴とする美白剤およびそれを用いた化粧料組成物を提供する。
本発明によれば、ポインセチア抽出物を美白剤として化粧料組成物に用いることにより、有効に色素形成抑制作用が発揮され、高い美白効果、抗しみ効果などを発現でき、同時にポインセチアの有効利用が促進される。
次に発明を実施するための最良の形態を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。本発明で使用されるポインセチアとはポインセチアおよびその類縁種のことで、トウダイグサ科ユーフォルビア属の常緑低木、Euphoribia pulcherrimaの学名を持つ植物、およびその類縁の植物である。別称として猩々木、クリスマスフラワーなどが使用される場合もあるが、これらも本発明で使用されるポインセチアに含まれる。また、ポインセチアの類縁種としては草本性で、猩々草や草猩々の名前を持つEuphoribia heterophyllaの学名が採用されている植物が挙げられる。本発明で生理活性剤として使用されるのは、苞、根、茎、葉などの各部位からの抽出物であるが、特に好適に使用されるのは植物の赤く着色した苞の部分および根部からの抽出物である。
本発明で美白剤として使用されるポインセチアの形態としては、赤く着色した苞、根、茎、葉などを適当な大きさに裁断し、これより水、エチルアルコール、メチルアルコール、酢酸エチル、アセトニトリル、アセトン、エチルエーテル、石油エーテルなどの適当な抽出媒体により抽出物を得て、この抽出物を化粧料用美白剤として使用する。本発明の美白剤が使用される化粧料の種類としては、洗顔クリーム、洗顔フォーム、化粧水、美容液、パック、マッサージ剤、乳液、リップクリーム、モイスチャークリームなどの基礎化粧品用化粧料、ファンデーション、白粉、口紅、アイカラー、チークカラーなどのメイクアップ化粧品用化粧料、ネイルエナメル、リムーバー、石鹸、ボディシャンプー、入浴剤、サンスクリーン剤、デオドラントスプレー、脱色クリーム、脱毛クリームなどのボディ化粧品用化粧料、香水、オーデコロン、オードトワレなどの芳香化粧品用化粧料などが挙げられるが、これらに限定されない。
本発明の美白剤の化粧品への配合量は特に限定されないが、化粧品100質量部に対して0.0001〜20質量部程度である。特に化粧品100質量部に対して0.001〜5質量部程度が好ましい。本発明の美白剤が用いられる化粧品には油脂、ロウ類、炭化水素、高級脂肪酸などの油性基剤、精製水、エチルアルコールなどの水性基剤、ノニオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤などの界面活性剤、天然高分子物質、合成高分子物質などの高分子基剤、タルク、カオリンなど粉体基剤などの化粧品基剤が使用される。該化粧品の剤型としては、例えば、溶液タイプ、ジェルタイプ、乳化タイプ、固体タイプ、粉体タイプ、ペーストタイプ、皮膜タイプ、エアロゾルタイプなどが挙げられるが、これらに限定されない。
本発明で美白剤として使用されるポインセチア抽出物の抽出方法は通常の抽出方法でよく、抽出物が紫外線吸収作用、チロシナーゼ活性抑制能などの美白作用を有していれば特に限定されない。例えば、抽出溶媒を用いて抽出する場合は、抽出溶媒として、水、親水性有機溶媒、疎水性有機溶媒のいずれも用いられる。例えば、水、二酸化炭素、炭素数1〜5の低級アルコール類、含水低級アルコール類、炭素数1〜5の低級アルコールと炭素数1〜5の脂肪酸とのエステル類、ケトン類、上記エステル類と上記ケトン類の含水物、ハロゲン化炭化水素類、エーテル類、炭化水素類、液化ガス(液体炭酸、液化プロパン、液化ブタンなど)などの溶媒が用いられるが、水、エチルアルコール、メチルアルコール、酢酸エチル、アセトニトリル、アセトン、エチルエーテル、石油エーテル、クロロホルム、ベンゼン、n−ブタノ−ル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、n−ヘキサンなどが好適に用いられる。特に好適に用いられるのは水、エタノールなどである。また、これらの抽出溶媒の混合物も好適に用いられる。
抽出温度や抽出時間などの抽出条件も特に限定されず、通常行われる抽出条件が用いられる。例えば、好適な抽出温度としては0〜90℃の範囲であり、特に5〜70℃の範囲の温度が好適である。好適な抽出時間としては1時間〜1週間の範囲であり、特に1日〜3日の範囲の抽出時間が好適である。好ましい溶媒容量は、被抽出物に対して質量比で1〜100倍量の範囲の溶媒量が好適であり、特に2〜50倍量の溶媒量が好適である。
ポインセチア抽出物は上記溶媒で抽出して得た抽出液をそのまま、或いは濃縮して得ることができる。抽出手段は特に限定されず、例えば、上記溶媒中に苞、葉、茎、根などのポンセチア原料を室温にて浸漬、静置する方法、上記溶媒中に該ポインセチア原料を投入の後、該溶媒の沸点以下の温度で加温、攪拌しながら抽出する方法、さらには超臨界抽出法、亜臨界抽出法なども用いられる。
本発明の美白剤の使用形態は特に制限されないが、上記ポインセチア抽出物は必要に応じて種々の添加剤とともに、溶液、分散液、乳化液などの液状として、また、粉体、顆粒状、フィルム状、シート状などの固体として、化粧料として用いられる。配合品としては、水、油剤、界面活性剤、潤滑剤、アルコール類、水溶性高分子剤、ゲル化剤、保湿剤、緩衝剤、防腐剤、抗炎症剤、増粘剤、香料、ビタミン類、抗酸化剤などが挙げられるが、これらに限定されない。上記の添加剤は1種又は2種以上を混合して用いることもできる。本発明でポインセチア抽出物の使用量は特に限定されないが、目安としては、美白剤に使用した場合、美白剤100質量部に対して10〜100質量部程度である。特に、美白剤100質量部に対して50〜100質量部程度が好ましい。
本発明における化粧料組成物とは、必須成分であるポインセチア抽出成物と通常の皮膚外用剤として知られる種々の形態の基剤を配合することにより調製されるものをいい、局所又は全身用の皮膚洗浄料又は、皮膚用化粧品類、浴用剤、化粧用シートなどの化粧用製品と成すことができる。該化粧用製品の形態としては、アンプル、カプセル、粉末、顆粒、固形、溶液、ゲル、分散体、エマルジョン、シート、ミスト剤、スプレー剤などが挙げられるが、これらに限定されない。該化粧用製品には、例えば、乳液、クリーム、化粧水、軟膏、美容液、ジェル、ローション、美容オイル、パック料、ミスト、顔面用化粧シートなどの基礎化粧料、入浴剤、洗浄料、皮膚洗浄料、消臭剤、制汗剤、クレンジング料、日焼け止め料などのボディ化粧品、ファンデーション、頬紅などのメイクアップ化粧料、香水類、オーデコロンなどの芳香用化粧品が挙げられるがこれらに限定されない。
本発明の化粧料組成物には、必要に応じて本発明の効果を損なわない範囲で通常使用される成分として、水、油剤、油脂類、ロウ類、脂肪酸、鉱物油、界面活性剤、金属セッケン、ゲル化剤、粉体、アルコール類、多価アルコール類、エステル類、水溶性高分子、被膜形成剤、樹脂、ガム類、糖類、包接化合物、ビタミン類、アミノ酸類、pH調節剤、抗菌剤、防腐剤、抗酸化剤、血行促進剤、保湿剤、清涼剤、酸化防止剤、香料などを加えることができる。
本発明の化粧料組成物に使用されるポインセチア抽出物の使用量は限定されないが、化粧料100質量部に対してポインセチア抽出物は、乾燥分として0.00001〜20質量部程度で使用され、特に0.0005〜5質量部の範囲の時に好適である。また、抽出液の場合は、この乾燥分換算量で使用される。
ポインセチア抽出物の美白作用のメカニズムは以下のように考えられる。
ヒトの皮膚色の原因物質であるメラニンはチロシンから生じたインドール化合物が3次元に結合したポリマーである。このメラニン合成過程の鍵酵素として知られているのがチロシナーゼであり、メラニン色素沈着に深く関わっている酵素である。アントシアニンを始めとするポインセチア抽出成分はこのチロシナーゼの活性を阻害し、メラニン色素生成を抑制すると考えられる。また、紫外線照射により生じた活性酸素・フリーラジカルは、ケラチノサイトでの各種炎症性シグナル物質の産出やそれに続くメラノサイトの活性化を引き起こし、しみ、そばかすなどの色素形成を生じさせるが、フラボノイドなどの本発明のポインセチア抽出物中の抗酸化成分が活性酸素・フリーラジカルを消去し、皮膚における色素沈着を防御する。
さらに、本発明で使用されるポインセチア抽出物はUVA(400nm〜320nm)、UVB(320nm〜290nm)、UVC(290nm以下)の広い波長領域の紫外線を吸収するので、上記のメラノサイトの活性化を引き起こす根本原因である紫外線量そのものを減じることができる。これらの総合作用により、本発明のポインセチア抽出物が美白効果さらにはしみ・そばかす抑制効果を発現すると考えられる。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1
ポインセチア苞由来抽出物
赤く色づいたポインセチア(ミレニアム)の苞を切り取り、その10グラムをエタノール100ミリリットルに一晩浸漬した。その後、浸漬液を定性濾紙(No.2)で濾過し、抽出液とした。抽出残渣はさらに100ミリリットルのエタノールで同様に抽出濾過を繰り返し、200ミリリットルの抽出液を得た。抽出液はロータリーエバポレーターでエタノールを留去し、乾固後、1.0gの赤紫色のポインセチア苞由来抽出物を得た。
実施例2
ポインセチア苞由来抽出物のチロシナーゼ活性抑制効果
美白効果をチロシナーゼ酵素活性の阻害を測定することで評価した。実施例1のポインセチア苞由来抽出物1.0gを水5ミリリットルに溶解し、ポインセチア苞由来抽出物溶液原液とした。50%エタノール水溶液で適宜に希釈したポインセチア苞由来抽出物溶液100マイクロリットルに、100マイクロリットルのチロシナーゼ(マッシュルーム由来 SIGMA製:120ユニット/ミリリットル・M/15リン酸緩衝液 pH6.8)を加え、37℃で10分間放置した後、100マイクロリットルのDOPA(3,4-Dihydoroxyphenylalanine:0.3ミリグラム/ミリリットル・M/15リン酸緩衝液 pH6.8)を加えさらに37℃で5分間放置した。その後マイクロプレートリーダーを用い、475ナノメートルの吸光度を測定した。コントロールには試料溶液の代わりにリン酸緩衝液、試料が着色しているためブランクとしてチロシナーゼ溶液の代わりにリン酸緩衝液100マイクロリットルを加えたものを用いて同時に測定した。
なお、チロシナーゼ活性阻害率は各吸光度を用いて次式により算出した。
チロシナーゼ活性阻害率(%)=(1−(試料−ブランク)/コントロール)×100
この結果を表1に示す。この結果よりポインセチア苞由来抽出物はチロシナーゼ活性抑制効果を有していることが明らかになり、美白作用を持つことがわかった。
Figure 2009007261
実施例3
ポインセチア苞由来抽出物の紫外線吸収効果
実施例1のポインセチア苞由来抽出物1.0mgを水5ミリリットルに溶解し、ポインセチア苞由来抽出物溶液とした。このポインセチア苞由来抽出物溶液の紫外線吸収スペクトル(溶媒:水、濃度:0.02%、公路長:1cm)を分光光度計((株)日立製作所製 U−2000A)にて測定した。この結果を図1に示す。この結果から、ポインセチア苞由来抽出物は、広い波長領域の紫外線を吸収することがわかった。
以下に本発明に関わる化粧料組成物の処方例を示す。
配合例1(化粧水)
・グリセリン 5.0質量部
・プロピレングリコール 4.0質量部
・1%ポインセチア苞由来抽出物(実施例1)
1,3ブチレングリコール溶液 2.0質量部
・ポリオキシエチレンラウリルエーテル
(20E.O.) 1.0質量部
・エタノール 10.0質量部
・酸化防止剤 適量
・防腐剤 適量
・香料 適量
・精製水 残部
合計 100質量部
配合例2(クリーム)
・グリセリン 5.0質量部
・流動パラフィン 5.0質量部
・ミリスチン酸イソプロピル 5.0質量部
・1%ポインセチア苞由来抽出物(実施例1)
1,3ブチレングリコール溶液 2.0質量部
・ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 5.0質量部
・エタノール 5.0質量部
・酸化防止剤 適量
・防腐剤 適量
・香料 適量
・精製水 残部
合計 100質量部
本発明によれば、ポインセチア抽出物を美白剤として化粧料組成物に用いることにより、有効に色素形成抑制作用が発揮され、高い美白効果、抗しみ効果などを発現でき、同時にポインセチアの有効利用が促進される。
本発明の実施例1のポインセチア苞由来抽出物の紫外線吸収スペクトルである。

Claims (3)

  1. ポインセチア抽出物を含有することを特徴とするチロシナーゼ活性抑制作用を有する美白剤。
  2. ポインセチア抽出物を含有することを特徴とする紫外線吸収作用を有する美白剤。
  3. 請求項1または2に記載の美白剤を含有することを特徴とする化粧料組成物。
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