JP2009006926A - 車両用アウタミラー - Google Patents

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道昌 井東
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Abstract

【課題】バイザーの下部において車両後方側に流れ込む雨滴の量を効果的に減少させることができる車両用アウタミラーを得る。
【解決手段】本ドアミラーでは、車両走行時に車両前方側からバイザー14の表面に雨滴Rが付着すると、当該雨滴Rはバイザー14の表面に沿ってバイザー14の下端側へ流下する。ここで、バイザー14の下端側の表面からは雨滴防止壁22が下方へ向けて突出している。このため、バイザー14の下端側へ流下した雨滴Rは、走行風にあおられて雨滴防止壁22を乗り越える際に、その少なくとも一部が落下されてその量を減少される。しかも、このような雨滴防止壁22が車両前後方向に並んで複数設けられているため、バイザー14の下部において車両後方側に流れ込む雨滴Rの量を効果的に減少させることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用アウタミラーに関する。
従来、車両のドアミラーでは、バイザーの内側に収容されたCCDカメラによって、車両の側方又は後方を撮影する構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このCCDカメラは、バイザーの下端部に形成された装着孔(貫通孔)にレンズが装着されている。また、このレンズの車両前方側でバイザーの下端部には、レンズよりも下方へ突出する汚れ付着防止部が設けられている。
上記構成のドアミラーでは、車両走行時に車両前方側からバイザーの表面に雨滴が付着すると、当該雨滴は汚れ付着防止部の外側面(車両前方側の面)に沿って下方へ流下する。そして、汚れ付着防止部の先端まで流下した雨滴は、CCDカメラのレンズの下方を通過して車両後方側へ飛び散るようになっている。これにより、CCDカメラのレンズへの雨滴の付着を抑制するようにしている。
特開2000−16181号公報
ところで、上述の如きドアミラーでは、バイザーの下端側でかつCCDカメラのレンズの車両前方側の部分において、車両後方側に流れ込む雨滴の量を減少させることができれば、CCDカメラのレンズへの雨滴の付着を抑制することができる。
本発明は上記事実を考慮し、バイザーの下部において車両後方側に流れ込む雨滴の量を効果的に減少させることができる車両用アウタミラーを得ることが目的である。
請求項1に記載の発明に係る車両用アウタミラーは、車体の外側に設けられ、鏡面が車両後方側を向いて配置された車両後方視認用のミラーと、前記鏡面を露出させた状態で前記ミラーの周囲を覆うバイザーと、各々が前記バイザーの下端側の表面から下方へ向けて突出すると共に、互いに車両前後方向にずれて配置された複数の突出部と、を有することを特徴としている。
なお、請求項1に記載の「前」及び「後」の方向性は、請求項1に係る車両用アウタミラーの使用状態(車両の座席に着座した乗員が請求項1に記載のミラーからの反射光によって車両後方を視認できる状態)における車両に対する方向性である。この点は、以下に説明する請求項3においても同様である。
請求項1に記載の車両用アウタミラーでは、車両走行時に車両前方側からバイザーの表面に雨滴が付着すると、当該雨滴はバイザーの表面に沿ってバイザーの下端側へ流下する。ここで、バイザーの下端側の表面からは突出部が下方へ向けて突出している。このため、バイザーの下端側へ流下した雨滴は、走行風にあおられて突出部を乗り越える際に、その少なくとも一部が落下されてその量を減少される。しかも、このような突出部が車両前後方向にずれて複数設けられているため、バイザーの下部において車両後方側に流れ込む雨滴の量を効果的に減少させることができる。
請求項2に記載の発明に係る車両用アウタミラーは、請求項1に記載の車両用アウタミラーにおいて、前記複数の突出部は、各先端の位置が隣接同士で同じ高さ又は車両後方側へ向かうに従い低くなっていることを特徴としている。
なお、請求項2に記載の「同じ高さ」及び「低く」は、車体の上下方向を基準にしたものである。
請求項2に記載の車両用アウタミラーでは、複数の突出部は、各先端の位置が隣接同士で同じ高さ又は車両後方側へ向かうに従い低くなっている。このため、バイザーの下端側へ流下して車両前方側の突出部を乗り越えた雨滴や、当該突出部の先端から落下して走行風により車両後方側へ吹き飛ばされた雨滴を、後隣の突出部に良好に干渉させることができる。すなわち、バイザーの下端側へ流下した雨滴を、複数の突出部に順番に一つ一つ干渉させることが可能になり、それぞれの突出部を良好に機能させることができる。したがって、バイザーの下部において車両後方側に流れ込む雨滴の量を一層効果的に減少させることができる。
請求項3に記載の発明に係る車両用アウタミラーは、請求項1又は請求項2に記載の車両用アウタミラーにおいて、前記複数の突出部は、前記バイザーの表面からの各突出高さが車両前方側の前記突出部よりも車両後方側の前記突出部の方が低くなっていることを特徴としている。
請求項3に記載の車両用アウタミラーでは、仮にバイザーの下端部において複数の突出部の車両後方側に形成された貫通孔を介してバイザーの外側を撮影可能なカメラを有するとすると、車両走行時に車両前方側からバイザーの表面に付着した雨滴がバイザーの貫通孔側(カメラ側)へ流れ込むことを複数の突出部によって抑制できる。しかも、複数の突出部は、バイザー表面からの各突出高さが車両前方側の突出部よりも車両後方側の突出部の方が低くなっている。したがって、貫通孔の近くに配置された突出部によってカメラの視界が狭められることを抑制できる。
請求項4に記載の発明に係る車両用アウタミラーは、車体の外側に設けられ、鏡面が車両後方側を向いて配置された車両後方視認用のミラーと、前記鏡面を露出させた状態で前記ミラーの周囲を覆うバイザーと、前記バイザーの下端側の表面から下方へ向けて突出し、車両前後方向に沿った断面形状で先端側の幅が基端側の幅より狭く形成され、車両後方側の端面の車両上下方向に対する傾斜角度よりも車両前方側の端面の車両上下方向に対する傾斜角度の方が小さく設定された突出部と、を有することを特徴としている。
請求項4に記載の車両用アウタミラーでは、車両走行時に車両前方側からバイザーの表面に雨滴が付着すると、当該雨滴はバイザーの表面に沿ってバイザーの下端側へ流下する。ここで、バイザーの下端側の表面からは、突出部が下方へ向けて突出している。このため、バイザーの下端側へ流下した雨滴は、走行風にあおられて突出部を乗り越える際に、その少なくとも一部が落下されてその量を減少される。しかも、突出部は、車両前後方向に沿った断面形状で先端側の幅が基端側の幅より狭く形成され、車両後方側の端面の車両上下方向に対する傾斜角度よりも車両前方側の端面の車両上下方向に対する傾斜角度の方が小さく設定されている。このため、突出部を乗り越える雨滴を効果的に落下させることができるので、バイザーの下部において車両後方側に流れ込む雨滴の量を効果的に減少させることができる。
請求項5に記載の発明に係る車両用アウタミラーは、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の車両用アウタミラーにおいて、前記バイザーの内側に収容されると共に、前記バイザーの下端部に形成された貫通孔を介して前記バイザーの外側を撮影可能なカメラを有し、前記突出部は、前記貫通孔の少なくとも車両前方側で前記貫通孔を囲うように配置されていることを特徴としている。
請求項5に記載の車両用アウタミラーでは、バイザーの下端部に形成された貫通孔を介してバイザーの外側を撮影可能なカメラを有しており、バイザーの貫通孔の少なくとも車両前方側が突出部によって囲まれている。このため、車両走行時に車両前方側からバイザーの表面に付着した雨滴がバイザーの貫通孔(カメラ)へと流れ込むことを突出部によって効果的に抑制することができる。
以上説明したように、本発明に係る車両用アウタミラーでは、バイザーの下部において車両後方側に流れ込む雨滴の量を効果的に減少させることができる。
<第1の実施形態>
図1には、本発明の第1の実施形態に係る車両用アウタミラーとしてのドアミラー10の外観斜視図が示されている。また、図2には、このドアミラー10の部分的な構成が側面図にて示されている。なお、図中矢印FRは車両前方向を示し、矢印UPは車両上方向を示し、矢印INは車幅内側方向を示している。
ドアミラー10は、図示しない車両のドアパネルに締結固定されたステー12を備えている。このステー12には、図示しないフレームを介してバイザー14が連結されている。このバイザー14は、ステー12の上側へ延びる連結部14Aを備えており、バイザー14の本体部は、この連結部14Aから車幅方向外側へ向けて延出されている。
図2に示されるように、バイザー14は、側面視で略半円形に形成されており、上端側、前端側、及び下端側が連続する曲面によって構成されると共に、後端部が側面視で直線状に形成されている。このバイザー14は車両後方側へ開口しており、この開口部の付近でバイザー14の内側には、ミラー16が取り付けられている。このミラー16は、鏡面が車両後方側へ向いた状態で配置されており、鏡面を露出した状態でバイザー14によって周囲を覆われている。
バイザー14の下端部には、ミラー16の車両前方側近傍において円形の貫通孔18が形成されており、この貫通孔18の上方でバイザー14の内側には、カメラ(例えばCCDカメラ)20が設けられている。このカメラ20は、そのレンズ(図示省略)が貫通孔18に装着されており、貫通孔18を介してバイザー14の外側を撮影可能とされている。
また、貫通孔18の車両前方側でバイザー14の下端側の表面には、複数(本第1の実施形態では5つ)の雨滴防止壁22(突出部)が設けられている(なお図1では、説明の都合上、雨滴防止壁22を3つだけ図示してある)。これらの雨滴防止壁22は、バイザー14の下端側表面から下方へ向けて突出すると共に、バイザー14の長手方向(図1参照)に沿って延在しており、互いに所定の間隔をあけて車両前後方向に並んで(ずれて)配置されている。
これらの雨滴防止壁22のうち最も車両前方側に配置された雨滴防止壁22は、バイザー14の前端部付近に設けられており、最も車両後方側に配置された雨滴防止壁22は、貫通孔18の直前に設けられている。
図3に示されるように、各雨滴防止壁22は、車両前後方向に沿った断面形状が逆三角形(くさび形)に形成されており、先端側(下端側)が鋭角に尖っている。また、各雨滴防止壁22は、車両後方側の端面22Bの車両上下方向に対する傾斜角度θ2よりも車両前方側の端面22Aの車両上下方向に対する傾斜角度θ1の方が小さく設定されている。
さらに、これらの雨滴防止壁22は、バイザー14の表面からの各突出高さが、車両前方側の雨滴防止壁22から車両後方側の雨滴防止壁22へ向かうに従い順次低くなっており、貫通孔18の直前に配置された雨滴防止壁22のバイザー14表面からの突出高さが最も低く設定されている。
但し、前述したようにバイザー14の下端側の表面が曲面によって構成されているため、各雨滴防止壁22の配置は、車両前方側の雨滴防止壁22から車両後方側の雨滴防止壁22に向かうに従い順次低くなっている。このため、複数の雨滴防止壁22は、各先端の位置が車両後方側へ向かうに従い順次低くなっている。換言すれば、前後に隣り合う雨滴防止壁22において、車両後方側の雨滴防止壁22の先端(最下端)は、車両前方側の雨滴防止壁22の先端よりも車両下方側に配置されている。
次に、本第1の実施形態の作用について説明する。
上記構成のドアミラー10では、車両走行時に車両前方側からバイザー14の表面に雨滴Rが付着すると、当該雨滴Rはバイザー14の表面に沿ってバイザー14の下端側へ流下する。バイザー14の下端側の表面からは、複数の雨滴防止壁22が下方へ向けて突出しており、これらの雨滴防止壁22は、車両前後方向に並んで配置されている。このため、バイザー14の下端側へ流下した雨滴Rは、走行風にあおられて、これらの雨滴防止壁22を車両前方側のものから順に乗り越えると共に、各雨滴防止壁22の先端を通過する際に、その少なくとも一部が落下されたり走行風によって吹き飛ばされたりして徐々にその量を減少される。これにより、バイザー14の下部において車両後方側に流れ込む雨滴Rの量が効果的に減少される。
しかも、複数の雨滴防止壁22は、車両前後方向に沿った断面形状で先端側が鋭角に尖って形成されると共に、車両後方側の端面22Bの車両上下方向に対する傾斜角度θ2よりも車両前方側の端面22Aの車両上下方向に対する傾斜角度θ1の方が小さく設定されている。このため、各雨滴防止壁22の車両前方側の端面22Aに当った走行風は、当該端面22Aに沿って下方へ吹き降ろされるので(図3の矢印W1参照)、各雨滴防止壁22の先端側へ流れた雨滴Rの大部分が下方へ吹き飛ばされる。これにより、各雨滴防止壁22を乗り越える雨滴Rの量が効果的に減少されるので、バイザー14の下部において車両後方側(貫通孔18が形成された側)に流れ込む雨滴Rの量が効果的に減少される。
したがって、このドアミラー10では、貫通孔18に装着されたカメラ20のレンズ(図示省略)に、雨滴Rが付着することを効果的に抑制できると共に、バイザー14の車両後方側に生じる走行風の巻き込み(図3の矢印W2参照)によって、雨滴Rがミラー16の鏡面に付着することを効果的に抑制できる。
さらに、このドアミラー10では、複数の雨滴防止壁22は、各々の先端の位置が車両後方側へ向かうに従い順次低くなっている。このため、バイザー14の下端側へ流下して車両前方側の雨滴防止壁22を乗り越えた雨滴Rや、当該雨滴防止壁22の先端から落下して走行風により車両後方側へ吹き飛ばされた雨滴Rを、後隣の雨滴防止壁22に良好に干渉させることができる。すなわち、バイザー14の下端側へ流下した雨滴Rを、複数の雨滴防止壁22に順番に一つ一つ干渉させることが可能になり、それぞれの雨滴防止壁22を良好に機能させることができる。したがって、バイザー14の下部において車両後方側に流れ込む雨滴Rの量を一層効果的に減少させることができる。
またさらに、このドアミラー10では、複数の雨滴防止壁22は、バイザー14の表面からの各突出高さが、車両前方側の雨滴防止壁22から車両後方側の雨滴防止壁22へ向かうに従い順次低くなっており、貫通孔18(カメラ20のレンズ)の直前に配置された雨滴防止壁22のバイザー14表面からの突出高さが最も低く設定されている。したがって、貫通孔18の直前に配置された雨滴防止壁22によってカメラの視界が狭められることを抑制できる。
なお、上記第1の実施形態に係るドアミラー10では、バイザー14の下端側に5つの雨滴防止壁22が設けられた構成にしたが、本発明はこれに限らず、雨滴防止壁22(突出部)の数は適宜変更することができる。
また、上記第1の実施形態に係る雨滴防止壁22のように、車両前後方向に沿った断面形状で先端側が鋭角に尖って形成されると共に、車両後方側の端面22Bの車両上下方向に対する傾斜角度θ2よりも車両前方側の端面22Aの車両上下方向に対する傾斜角度θ1の方が小さく設定されている場合には、バイザー14の下端側表面からの突出高さが高い雨滴防止壁22を1つだけ設ける構成にしてもよい。
さらに、上記第1の実施形態に係るドアミラー10では、雨滴防止壁22(突出部)が、車両前後方向に沿った断面形状で先端側が鋭角に尖った形状(逆三角形)に形成された構成にしたが、本発明はこれに限らず、突出部は、車両前後方向に沿った断面形状で先端側の幅が基端側の幅よりも狭い形状に形成されることが好ましく、例えば逆台形状に形成された構成にしてもよい。この場合でも、上記第1の実施形態と基本的に同様の作用効果を奏する。
また、上記第1の実施形態に係るドアミラー10では、複数の雨滴防止壁22の各先端の位置が、車両後方側へ向かうに従い低くなる構成にしたが、本発明はこれに限らず、複数の雨滴防止壁22の各先端の位置が、隣接同士で同じ高さに設定された構成にしてもよい。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。なお、前記第1の実施形態と基本的に同様の構成・作用については、前記第1の実施形態と同符号を付与し、その説明を省略する。
<第2の実施形態>
図4には、本発明の第2の実施形態に係る車両用アウタミラーとしてのドアミラー30の部分的な構成が下面図にて示されている。このドアミラー30は、前記第1の実施形態に係るドアミラー10と基本的に同様の構成とされているが、このドアミラー30のバイザー14には、前記第1の実施形態に係る複数の雨滴防止壁22(突出部)の代わりに、複数の円柱状の突起32(突出部)が設けられている。これらの突起32は、各々がバイザー14の下端側の表面から下方へ向けて突出しており、車幅方向に等間隔に並んで配置されると共に、車両前後方向に複数列(ここでは5列)にずれて配置されている。また、二列目と四列目に配置された複数の突起32は、一列目、三列目、及び五列目に配置された複数の突起32に対して互い違いになるように車幅方向にずれて配置されている。
この実施形態においても、バイザー14の下端側へ流下した雨滴Rを、複数の突起32に干渉させることができるので、雨滴Rが各突起32を乗り越える際に、雨滴Rの全部又は一部を各突起32先端から落下させたり、走行風によって吹き飛ばしたりすることができる。したがって、この実施形態においても、前記第1の実施形態と同様に、バイザー14の下部において車両後方側に流れ込む雨滴Rの量を効果的に減少させることができる。
なお、各突起32の形状は円柱状に限らず、円錐状、角錐状、半球状、或いは断面台形の円柱状(先端側が縮径された円柱状)などに適宜変更することができる。
<第3の実施形態>
図5には、本発明の第3の実施形態に係る車両用アウタミラーとしてのドアミラー40の外観斜視図が示されている。このドアミラー40は、前記第1の実施形態に係るドアミラー10と基本的に同様の構成とされているが、このドアミラー40では、前記第1の実施形態に係る複数の雨滴防止壁22の代わりに、バイザー14の貫通孔18の周囲に設けられた複数(本第3の実施形態では3つ)の雨滴防止壁42(突出部)を有している。これらの雨滴防止壁42は、雨滴防止壁22と同様の断面形状に形成されてバイザー14の下端側表面から下方へ向けて突出している。また、これらの雨滴防止壁42は、貫通孔18と同心の環状に形成されており、貫通孔18が3つの雨滴防止壁42によって3重に取り囲まれている。
このため、この実施形態では、車両走行時に車両前方側からバイザー14の表面に付着した雨滴がバイザー14の貫通孔18側(カメラ20側)へ流れると、当該雨滴は雨滴防止壁42を乗り越える際に、その少なくとも一部が落下されてその量を減少される。しかも、このような雨滴防止壁42が貫通孔18を取り囲むように3重に設けられているので、車両走行時に車両前方側からバイザー14の表面に付着した雨滴が貫通孔18(カメラ20のレンズ)へ流れ込むことを効果的に抑制することができる。
なお、上記第3の実施形態に係るドアミラー40では、バイザー14の貫通孔18と同心の環状に形成された3つの雨滴防止壁42を備えた構成にしたが、本発明はこれに限らず、雨滴防止壁42(突出部)は、貫通孔18の少なくとも車両前方側で貫通孔18を囲うように形成されていればよく、その数及び形状は適宜変更することができる。
本発明の第1の実施形態に係るドアミラーの外観斜視図である。 図1に示されるドアミラーの部分的な構成を示す側面図である。 図2の一部を拡大した図である。 本発明の第2の実施形態に係るドアミラーの部分的な構成を示す下面図である。 本発明の第3の実施形態に係るドアミラーの外観斜視図である。
符号の説明
10 ドアミラー(車両用アウタミラー)
14 バイザー
16 ミラー
18 貫通孔
20 カメラ
22 雨滴防止壁(突出部)
30 ドアミラー(車両用アウタミラー)
32 突起(突出部)
40 ドアミラー(車両用アウタミラー)
42 雨滴防止壁(突出部)

Claims (5)

  1. 車体の外側に設けられ、鏡面が車両後方側を向いて配置された車両後方視認用のミラーと、
    前記鏡面を露出させた状態で前記ミラーの周囲を覆うバイザーと、
    各々が前記バイザーの下端側の表面から下方へ向けて突出すると共に、互いに車両前後方向にずれて配置された複数の突出部と、
    を有する車両用アウタミラー。
  2. 前記複数の突出部は、各先端の位置が隣接同士で同じ高さ又は車両後方側へ向かうに従い低くなっていることを特徴とする請求項1に記載の車両用アウタミラー。
  3. 前記複数の突出部は、前記バイザーの表面からの各突出高さが車両前方側の前記突出部よりも車両後方側の前記突出部の方が低くなっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用アウタミラー。
  4. 車体の外側に設けられ、鏡面が車両後方側を向いて配置された車両後方視認用のミラーと、
    前記鏡面を露出させた状態で前記ミラーの周囲を覆うバイザーと、
    前記バイザーの下端側の表面から下方へ向けて突出し、車両前後方向に沿った断面形状で先端側の幅が基端側の幅より狭く形成され、車両後方側の端面の車両上下方向に対する傾斜角度よりも車両前方側の端面の車両上下方向に対する傾斜角度の方が小さく設定された突出部と、
    を有する車両用アウタミラー。
  5. 前記バイザーの内側に収容されると共に、前記バイザーの下端部に形成された貫通孔を介して前記バイザーの外側を撮影可能なカメラを有し、前記突出部は、前記貫通孔の少なくとも車両前方側で前記貫通孔を囲うように配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の車両用アウタミラー。
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