JP2009004889A - キー制御回路、電子機器、携帯装置及びキー制御方法 - Google Patents

キー制御回路、電子機器、携帯装置及びキー制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のキーを備えるキーマトリクス回路のキー制御に関し、目的外のキー押下に起因するキー検索の電力消費の低減にある。
【解決手段】キー(キースイッチK11〜K66)を複数行、複数列に配列したキーマトリクス回路(4)のキー制御に関し、キー選択手段(開閉検出回路6、開閉検出部24、キー選択スイッチ72、キー選択部74)によるキー選択によって、キーマトリクス回路の行又は列の何れかのラインを単位としてキーが無効又は有効になり、制御手段(制御部8)がキー選択を受け、有効なキーに含まれるキーの押下検出を契機に、所定時間、キー押下検出を待機状態とし、前記所定時間の経過後、前記キー押下検出を再開させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、キーマトリクス回路を備える電子機器や携帯装置等のキー制御に関し、目的外のキー押下による電流消費を抑止するキー制御回路、電子機器、携帯装置及びキー制御方法に関する。
複数のキーを備え、そのキー押下を検出するキーマトリクス回路を内蔵した電子機器として例えば、携帯端末装置では、第3世代携帯に移行して機能拡大とともに、筐体の小型化や薄型化が図られている。このような携帯端末装置は鞄や被服のポケット等に収納されて携行され、その携行時、圧迫負荷を受けることが予想される。しかしながら、圧迫負荷には携行時の自然的負荷とは別に、ユーザによる所謂“覗き見防止シート”や“キー上面へのシール”の貼付等も圧迫負荷の原因である。携帯端末装置がその通話機能や情報処理機能に加え、ファッション性が高まれば、このような傾向はより助長、拡大される傾向にある。
携帯装置等の電子機器に用いられるキーマトリクス回路に関し、特許文献1には、m本×n本(m、nはそれぞれ3以上)の行列状の配線及び各交点にキースイッチを有するキーマトリクス回路部を備え、CPUの入出力ポートの状態を変化させてキーの状態をスキャンし、任意の1つ又は2つのキー入力からなる同時に3つ以上のキー押しを認識するキーマトリクス回路装置について開示されている。
キーボード等のキー誤操作防止に関し、特許文献2には、キーボードのキーを押下すると、キー押下検出部がそのキー押下を検出し、誤操作防止キーがオンしている場合には、誤操作防止検出部が誤操作防止信号を制御部に送り、制御部はキーボードのキー押下を無効とするキー誤操作防止機能を備え、その状態でキー押下があると、発光ダイオードを点灯させる携帯電話装置が開示されている。
また、キーを含む操作部が備えられた折畳み型携帯装置に関し、特許文献3には、操作部の操作デバイスの突出量以上に深い凹部を表示部側の筐体の筐体接触面に形成する等、操作部と表示部との接触防止が開示されている。
特開2006−4052号公報(要約、図1等) 特開平9−64803号公報(要約、図1等) 特開2004−128814号公報(要約、図1等)
ところで、携帯装置には、閉状態(折畳み状態)から開状態、開状態から閉状態に操作されるもの、操作部がスライドして引き出されるもの、閉じられた状態で筐体の一部を旋回させて露出させるもの等、各種の姿態が変化するものがあるが、開閉可能な携帯装置にあっては、筐体の薄型化とともに、固定側筐体部と可動側筐体部との間の間隔を小さくする所謂クリアランスレス化が進むと、固定側筐体部と可動側筐体部との間に異物混入等により、目的外のキー押下が発生することになる。キー押下が発生すると、キー押下検出が行われ、この検出動作で不要な電流が消費される。この電流消費は電池の消耗を早めることになる。
このようなキーマトリクス回路を備えた従来の携帯装置について、図1を参照する。図1は、キーマトリクス回路を備える従来の携帯装置を示す図である。この携帯装置400では、キーマトリクス回路402と、制御部404と、開閉検出回路406とが備えられている。この場合、キー押下検出のため、ハードウェアでキーマトリクス回路402が構成され、制御部404に含まれるCPUに対しては割込み線1本に集約して入力され、CPUが割込み要因、即ち、押下キーを検索する。
キーマトリクス回路402は、6行6列に配列された複数のキースイッチK11、K12・・・K66を備える。このキーマトリクス回路402が設置された携帯装置400にあっては、携帯装置400が開閉可能であるから、閉じた状態(閉状態)では使用されないキーを内側キーとし、サイドキー等の筐体部の状態に無関係に使用されるキーを外側キーとし、この外側キーは例えば、閉状態の筐体から外側に露出しているキーであって、閉状態でも使用が予定されているキーである。この場合、キーマトリクス回路402では、キースイッチK11、K12・・・K66から選択された一部のキースイッチK14a、K24a、K33a、K43a、K53a、K64aが外側キーに設定され、この外側キーを除く他のキースイッチK11、K12・・・K66が内側キーに設定されている。キースイッチK33a、K43a、K53aのライン上には内側キーであるキースイッチK13b、K23b、K63bが存在し、また、キースイッチK14a、K24a、K64aのライン上には内側キーであるキースイッチK34b、K44b、K54bが存在している。即ち、携帯装置400が閉状態で内側キーをマスクしても、外側キーの押下検出を可能にするため、外側キーが存在しているライン上のキースイッチK13b、K23b、K34b、K44b、K54b、K63bはマスクすることができない。
制御部404は、キーマトリクス回路402のキー押下と、押下されたキー検出の双方を行う。そこで、制御部404には共通のマトリクス集約割込み線408を通してキーマトリクス回路402のキー押下を検出するとともに、割込み要因であるキー押下場所、即ち、押下されたキーを検索するため、キー検出制御線410を通してキー検出制御信号をキーマトリクス回路402の列ラインに付与し、キーマトリクス回路402の行ライン側から押下キーを表すキー検出信号をキー検出線412から取り込んでいる。
また、開閉検出回路406はこの場合、携帯装置400が開閉可能であるから、筐体の開閉を検出し、制御部404がその検出信号を受け、キーマトリクス回路402に対するマスク制御を行う。
このようなキーマトリクス回路402を備えた携帯装置400の動作について、図2を参照する。図2はキー制御の手順を示すフローチャートである。
この手順では、開閉検出回路406が閉を検出すると、内側キーのキースイッチK13b、K23b、K34b、K44b、K54b、K63bの押下検出(キー割込み)が行われ(ステップS1)、キースイッチK13b、K23b、K34b、K44b、K54b、K63bの何れかが押下されていれば(ステップS1のYES)、キー割込みを無視し(ステップS2)、その押下キーが開放されるまでキー開放検出(ポーリング)を実行する(ステップS3)。
この制御部404の制御について、図3を参照する。図3はキー制御のタイミングチャートである。
図3において、Aは開閉検出回路406の検出出力、即ち、携帯装置400の開閉状態を表し、開が開状態、閉が閉状態である。閉状態において、Bに示すように、開放状態からキースイッチK13b、K23b、K34b、K44b、K54b、K63bの何れかが押下されると、そのキー押下を契機にキー押下割込みが発生し、Cに示すように、制御部404のCPU(Central Processing Unit )の動作状態は待機状態(Standby )から動作状態(Awake )に移行する。この結果、Dに示すように、キー検出は、閉状態の割込み状態からポーリングに移行し、押下キーが開放状態になるまでそのポーリング状態が維持され、このポーリングが解除されると、CPUは待機状態となり、キー検出は割込み状態となる。
内側キーが一旦押下されると、その開放検出のため、ポーリングが開始されて押下キーが開放されるまで継続する。CPUは動作状態(Awake )を維持してポーリングし続けるため、CPU側で電流を消費する。この状態で外側キーが押下されても、上記ポーリングによって、外側キーの押下も検出できる。ポーリングで内側キーの開放が検出されたら、割込み検出に戻し、待機状態(Standby )に戻ることになる。
この場合、携帯装置400を閉じた状態でも、外側キーの押下を検出する必要があり、キーマトリクス回路402内に内側キー及び外側キーが混在する場合には、全てのキー押下を全面的にマスクできない。
このため、携帯装置400では閉状態で本来使用されない内側キーが何らかの原因でキー押下を生じると、その押下検出がポーリングによって続行され、CPU側の不要な電流消費を抑制するには例えば、内側キーと外側キーとを別個のキーマトリクス回路で構成すれば、内側キーのみをマスク化することが可能になる反面、回路構成が複雑化し、また、キー検索機能も二重化することとなり、得策ではない。
キーマトリクス回路の規模を拡大することなく、単一のキーマトリクス回路上のキーを有効に使用するには、閉状態にあっても押下検出が可能な外側キーと、閉状態では押下検出が不要な内側キーとを混在させることが不可欠となる。斯かる構成では、大半の内側キーをマスクしても、押下検出が可能な外側キーと同様に、押下検出が可能な内側キーが存在することとなるため、この内側キーが押下されると既述の押下検出を生じさせ、これが無用な電力消費を生じさせることになる。
このような課題について、特許文献1〜3にはその開示や示唆はなく、また、その解決手段も開示されていない。
そこで、本発明の目的は、複数のキーを備えるキーマトリクス回路のキー制御に関し、目的外のキー押下に起因するキー検索の電力消費の低減にある。
また、本発明の他の目的は、複数のキーを備えるキーマトリクス回路のキー制御に関し、キー操作パターンの選択によるバリエーション機能を向上させることにある。
また、本発明の他の目的は、開閉可能な携帯装置に関し、閉状態でのユーザが意図しないキー押下による不要な電流消費の抑止とともに、過酷な使用形態にも耐え得る携帯装置の提供にある。
上記目的を達成するため、本発明は、キーを複数行、複数列に配列したキーマトリクス回路のキー制御に関し、キー選択手段によるキー選択によって、キーマトリクス回路の行又は列の何れかのラインを単位としてキーが無効又は有効になり、制御手段がキー選択を受け、有効なキーに含まれるキーの押下検出を契機に、所定時間、キー押下検出を待機状態とし、前記所定時間の経過後、前記キー押下検出を再開させる構成、手順又は段階を包含している。キー選択による「有効なキー」とは例えば、筐体が閉状態に移行した場合にキー検出が必要な外側キーであり、キーマトリクス回路上、外側キーと同一のライン上にある内側キーが含まれ、有効なキーに含まれる。キー選択による「無効なキー」とは例えば、筐体が閉状態に移行した場合に検出が不要な内側キーであって、キーマトリクス回路上、外側キーと同一のライン上にある内側キーは除かれる。ただし、本発明は、筐体の開閉を前提とした外側キーか内側キーかを対象とするキー制御に限定されるものではない。
このような構成であれば、キー選択の後、有効とされた複数のキーの中にキー検出から外したいキーの意図しない押下等に伴う押下検出による電力消費の低減が可能となるとともに、有効なキーに含まれる特定キーの押下検出をキー選択の前と異ならせることによって、キー検索の検索時間密度が疎となり、消費電力の低減が図られる。また、複数のキーを含むキーマトリクス回路からのキー選択を併用することによって、キー操作やキー押下のバリエーション機能が高められるという機能もある。
そこで、上記目的を達成するため、本発明の第1の側面は、キーを複数行、複数列に配列したキーマトリクス回路を制御するキー制御回路であって、前記キーマトリクス回路の行又は列の何れかのラインを単位としてキーを無効又は有効にするキー選択を行うキー選択手段と、前記キー選択手段によって前記キー選択が行われた場合、有効なキーの押下を検出し、その押下から所定時間、キー押下検出を待機状態にし、前記所定時間の経過後、前記キー押下検出を再開させる制御手段とを備えることである。
斯かる構成によれば、キー選択手段によるキー選択を契機に、前記有効なキーの押下から所定時間、キー押下の検出を待機状態にし、所定時間の経過後、特定キーの押下検出を再開するので、キー選択の後の目的外のキー押下等によるキー検出の時間間隔が拡大され、電力消費の低減が図られる。また、既述の通り、複数のキーを含むキーマトリクス回路からのキー選択を併用することにより、キー操作やキー押下のバリエーション機能が高められる。
上記目的を達成するため、本発明の第2の側面は、電子機器であって、上記キー制御回路を備えることである。斯かる構成によれば、上記キー制御回路の動作及び機能がパーソナルコンピュータ等の各種の電子機器によって実現され、上記目的が達成される。
上記目的を達成するため、本発明の第3の側面は、携帯装置であって、上記キー制御回路を備えることである。斯かる構成によれば、上記キー制御回路の動作及び機能が携帯電話機、携帯端末装置等の携帯装置によって実現され、上記目的が達成される。
上記目的を達成するため、本発明の第4の側面は、受話器と表示部とを有する第1の筐体と、送話器とキー操作部とを有する第2の筐体とが接合部によって折り畳み可能に構成され、該第2の筐体に折り畳み状態で内側にある内部操作キーと折り畳み状態で外側にある外部操作キーを備えた携帯装置において、該第1の筐体と該第2の筐体とが折り畳まれたか否かを検出する折り畳み検出手段と、該内部操作キー又は該外部操作キーの何れかが押されたら、どのキーが押されたかを検出する第1のキー検出部と、該折り畳み検出手段で折り畳みを検出し、且つ該内部操作キーが押されたことを検出すると、該外部操作キーが押されたことを一定間隔で検出する第2のキー検出部とを有することである。
斯かる構成によれば、閉状態の折り畳み携帯電話機等の携帯装置において、省電力キー制御が行われ、例えば、キー配置面とその対面側の筐体の隙間への異物混入等により、ユーザ操作以外のキー押下状態が長時間に亘って継続した場合に、そのキー押下による不要な電流消費が抑制される。
上記目的を達成するため、本発明の第5の側面は、キーが複数行、複数列に配列されたキーマトリクス回路を制御するキー制御方法であって、前記キーマトリクス回路の行又は列の何れかのラインを単位としてキーを無効又は有効にするキー選択をする段階と、前記キー選択が行われていない場合には、所定の時間間隔で押下キーの検出を行い、前記キー選択が行われた場合には、有効なキーの押下から所定時間が経過するまでの間、キー押下の検出を停止し、前記所定時間が経過した後、前記キー押下の検出を再開する段階とを含むことである。
斯かる制御方法によれば、キー選択を契機に、有効なキーの押下から所定時間が経過するまでの間、キー押下の検出を停止し、前記所定時間が経過した後、キー押下の検出を再開するので、キー選択の後の目的外のキー押下等によるキー検出の時間間隔が拡大され、電力消費の低減が図られ、また、複数のキーを含むキーマトリクス回路からのキー選択を併用することにより、キー操作やキー押下のバリエーション機能が高められる。
本発明によれば、次のような効果が得られる。
(1) キー選択手段による有効か無効かのキー選択によって、キーマトリクス回路上のキーが有効又は無効に設定され、その後の有効なキーの押下を契機にキー検出が所定の時間間隔で行われるので、その時間間隔に応じて電流消費を低減でき、省電力化を図ることができる。
(2) キーマトリクス回路のキーに対してキー押下の有効、無効が設定されるので、これら有効、無効の設定と、キー押下とによりキーの選択が可能となり、キー操作のバリエーションが高められる。
(3) キーマトリクス回路のキーに対して無効なキーが設定されるとともに、有効なキーに対してキー検出の時間間隔が設定されてキー検出が行われるので、目的外のキー押下による消費電力の低減が図られる。
(4) 折り畳み機能等を備える携帯装置では、目的外のキー押下による不要な電流消費を抑制することができる。
(5) バッテリを搭載する機器にあっては、不要な電流消費を抑制し、バッテリの不要電流による過剰な消費を抑止でき、バッテリの使用時間を延ばすことができる。
そして、本発明の他の目的、特徴及び利点は、添付図面及び各実施の形態を参照することにより、一層明確になるであろう。
〔第1の実施の形態〕
本発明の第1の実施の形態について、図4、図5、図6及び図7を参照する。図4は、第1の実施の形態に係る携帯装置の構成例を示す図、図5は、キーマトリクス回路を拡大して示した図、図6は、キー検出制御部の構成例を示す図、図7は、キー検出部の構成例を示す図である。
この携帯装置2は本発明のキー制御回路、電子機器、携帯装置及びキー制御方法の一実施の形態であって、コンピュータが搭載されて通信機能や情報処理機能を備える例えば、携帯電話機を構成する。そこで、この携帯装置2には、キーマトリクス回路4と、開閉検出回路6と、制御部8とが備えられている。
キーマトリクス回路4は複数のキーを複数行、複数列に配列し、押下されたキーを特定するためのスイッチ回路であって、この実施の形態では、6行6列に配列された複数のキースイッチK11、K12・・・K66(図5)を備えている。この実施の形態では、複数のキースイッチK11、K12・・・K66は複数のキーグループとして、第1、第2及び第3のキーグループ41、42、43に分類されている。
キーグループ41、42は例えば、閉状態での使用が予定されていない内部操作キーである「内側キー」のみのグループであって、携帯装置2が閉状態(図9)にあるときマスクされるキー、即ち、閉状態にあるとき押下が無効とされるキーである。「マスクされる」とは、キー押下が行われても、その押下が無視され、押下検出されない状態であって、斯かる状態は制御部8によって電気的に実現される。図5に示すように、キーグループ41には、キースイッチK11、K21・・・K61、キースイッチK12、K22・・・K62、キーグループ42には、キースイッチK15、K25・・・K65、キースイッチK16、K26・・・K66が含まれる。
また、キーグループ43は例えば、閉状態の携帯装置2の筐体から外側に露出しているサイドキー等のキーであって、開閉状態に関係なく使用が予定されている外部操作キーである「外側キー」に、キーマトリクス回路4のキーの利用性を高めるため、既述の「内側キー」の一部を含んでいる。図5に示すように、キーグループ43には、キースイッチK13b、K23b、K33a、K43a、K53a、K63b、キースイッチK14a、K24a、K34b、K44b、K54b、K64aが含まれており、キースイッチK14a、K24a、K33a、K43a、K53a、K64aが外側キーであり、キースイッチK13b、K23b、K34b、K44b、K54b、K63bは内側キーであるが、携帯装置2が閉状態にあっても検出が可能な有効なキーとなる。即ち、キースイッチK13b、K23b、K63bはキースイッチK33a、K43a、K53aと同一ライン上にあり、同様に、キースイッチK34b、K44b、K54bはキースイッチK14a、K24a、K64aと同一ライン上にあるため、キーグループ41、42とは異なり、外側キーを有効にするため、マスクされない。そこで、この実施の形態では、一定の条件として例えば、閉状態を契機に、目的外押下によるポーリング処理を起動し、CPU10の待機状態を介在させてキー検出の間隔を拡大し、電力消費を抑制する。
開閉検出回路6は、開閉可能で携帯装置2の第1の筐体52(図8)と第2の筐体54(図8)とが折り畳まれたか否かを検出する折り畳み検出手段であるとともに、その開閉等を契機として有効なキーと無効なキーとを選択するためのキー選択手段であって、その検出信号はマスク処理の制御に用いるため、制御部8に取り込まれる。
制御部8はコンピュータを備える制御手段であって、キーマトリクス回路4のキー押下と、押下されたキー検出の双方を行うとともに、携帯装置2が閉状態にある場合、キーグループ41、42のキー検出のマスク処理、キーグループ43のキー検出、キーグループ43のキー検出のポーリング処理等を行う。そこで、この制御部8には、CPU10と、記憶部12と、タイマー14と、タイマー制御部16と、キー検出制御部18と、キー検出部20と、キー割込み検出部22と、開閉検出部24とが備えられ、これらはバス26によって接続されている。キー割込み検出部22は、内部操作キー(内側キー)又は外部操作キー(外側キー)の何れかが押されたら、どのキーが押されたかを検出する第1のキー検出部であり、キー検出部20は、折り畳み検出手段で折り畳みを検出し、且つ内部操作キーが押されたことを検出すると、外部操作キーが押されたことを一定間隔で検出する第2のキー検出部である。
CPU10は、キー検出、マスク制御、演算処理等の各種の制御を実行するプロセッサの一例であって、記憶部12に格納されているプログラムを実行し、各機能部を制御する。記憶部12は、プログラム記憶部、データ記憶部、RAM(Random-Access Memory)等を含んで構成され、プログラム記憶部にはOS(Operating System)やアプリケーションプログラムが格納され、データ記憶部には固定データや処理途上のデータが格納され、また、RAMはワークエリアを構成する。アプリケーションプログラムには、携帯装置2の開閉に伴う内側キーか外側キーかの判別、2以上のキー押下の際に、押下キーの数や押下キーに内側キー又は外側キーが含まれているか否かの判別プログラムが含まれている。
タイマー14はポーリングの間隔時間を計時するための計時手段であって、CPU10の動作、動作停止の時間間隔を計時し、その計時開始がタイマー制御部16によって制御され、設定された所定時間を計時したとき、その計時信号がタイマー制御部16に取り込まれる。
タイマー制御部16はCPU10の動作時間を所定の時間間隔に制御する制御手段であるとともに、タイマー14に対する計時開始、計時信号の取込み等を行う。
キー検出制御部18は、キー検出制御線28(即ち、6本の制御線281、282、283、284、285、286)を通してキー検出制御信号をキーマトリクス回路4の列ラインに付与し、キー検出部20はキー検出線30(即ち、6本の検出線301、302、303、304、305、306)を通してキーマトリクス回路4の行ライン側から押下キーを表すキー検出信号を取り込んでいる。キー検出信号によって検出された押下キーを表すキー情報がCPU10に取り込まれる。
キー割込み検出部22は、キーマトリクス回路4の列又は行に設置されたマトリクス集約割込みライン32に得られるキー押下を表すキー押下信号を取り込む手段である。キー割込み検出部22に取り込まれたキー押下信号が押下キーを検出する契機となる。この実施の形態では、キーマトリクス回路4が6行6列のキー配列であることから、マトリクス集約割込みライン32は6本構成である。そこで、この6本のマトリクス集約割込みライン32が論理和(OR)回路34で一括され、何れかのラインに生じたキー押下信号がOR回路34を通して得られる。
開閉検出部24は開閉検出回路6とともに携帯装置2の開閉状態を検出する検出手段であるとともに、キー選択手段をも構成する。開閉検出回路6に検出された開閉状態を表す検出信号が開閉検出部24に取り込まれ、この検出信号を契機として内側キーのマスク処理制御が実行される。
次に、キー検出制御部18について、図6を参照する。図6はキー検出制御部の具体的な構成例を含む携帯装置の一部を示す回路図である。図6において、図4、図5と同一部分には同一符号を付してある。
このキー検出制御部18では行又は列のライン数即ち、6本のキー検出制御線281、282・・・286に対応し、6組のキーコントロール回路(KC)181、182、183、184、185、186が設置され、各KC181、182・・・186の出力部にはトライステート回路191、192、193、194、195、196が設置されている。トライステート回路191、192、193、194、195、196では、高インピーダンス(Hi−z)出力又は低インピーダンス(Low)出力の何れかが出力され、常態としてHi−z出力となり、キー検出をマスク状態とする場合にはこのHi−z出力となり、キー検出時にはトライステート回路191、192、193、194、195、196から順次かつ交互にLow出力となる。トライステート回路191がLow出力時のタイミングで例えば、キースイッチK61が押下されると、キースイッチK61を通してLow出力がキー検出部20に伝えられ、押下キーがキースイッチK61であることが検出される。
次に、キー検出部20について、図7を参照する。図7はキー検出部の具体的な構成例を含む携帯装置の一部を示す回路図である。図7において、図4、図5と同一部分には同一符号を付してある。
このキー検出部20では行又は列のライン数即ち、6本のキー検出線301、302・・・306に対応し、6組のステータスレジスタ(KR)201、202、203、204、205、206が設置され、各KR201、202・・・206の入力部にはバッファ回路211、212、213、214、215、216が設置され、各バッファ回路211、212・・・216の入力部は、抵抗221、222、223、224、225、226を通して正電源に接続されてプルアップされている。このプルアップ状態では、KR201、202・・・206にはバッファ回路211、212・・・216を通してH入力が加えられている。そこで、例えば、トライステート回路191(図6)がLow出力時のタイミングで例えば、キースイッチK61が押下されると、キースイッチK61を通してLow出力がキー検出部20に伝えられるので、プルアップ状態からL状態に移行し、押下キーがキースイッチK61であることが検出される。その他のキーも同様に検出される。
ところで、キー検出制御部18からLow出力が生じている場合において、何れかのキースイッチK11、K12・・・K66の例えば、キースイッチK61が押下されると、そのLow出力がマトリクス集約割込みライン32からOR回路34を通してキー割込み検出部22に加えられ、このキー割込み検出部22では、そのLow出力を受け、キー押下のイベントが検出される。
次に、携帯装置2について、図8、図9を参照する。図8は携帯装置2の構成例であって、開状態を示す図、図9は閉状態にある携帯装置2を示す図である。図8及び図9において、図4、図5と同一部分には同一符号を付してある。
この携帯装置2では、装置筐体50が第1の筐体52と第2の筐体54とが接合部としてのヒンジ部56によって折り畳み可能に構成され、筐体52は表示部58と受話器60とを有し、筐体54はキー操作部62と送話器64とを有し、筐体52、54は開閉検出回路6に接続された検出素子66、68を有する。キー操作部62は例えば、既述のキースイッチK11、K12・・・K66が設置され、キーグループ43に含まれるキースイッチK13b、K23b、K33a、K43a、K53a、K63b等が配置されている。キー操作部62の明示したキースイッチK13b、K23b、K33a、K43a、K53a、K63bは一例であって、斯かる配置に限定されるものではない。
この携帯装置2は、図8及び図9に示すように、筐体52、54を開いた状態(開状態:図8)から折り畳み状態(閉状態:図9)にし、この閉状態から開状態にすることができる。この開閉状態は、開閉検出回路6により検出され、開閉検出部24を以てCPU10に取り込まれる。
次に、携帯装置2の開閉によるキー制御について、図10及び図11を参照する。図10は、閉状態にある場合のキー制御方法の一例であるフローチャート、図11は、開状態にある場合のキー制御方法の一例を示すフローチャートである。
携帯装置2が閉状態にあるキー制御では、図10に示すように、携帯装置2の閉状態に基づくマスク制御の段階(F1)、ポーリングによる外側キーの押下検出による制御の段階(F2)が含まれる。
マスク制御(F1)では、携帯装置2を閉状態(図9)にすると、開閉検出回路6及び開閉検出部24による“閉”検出が実行され、この閉検出を契機として内側キー専用ラインの割込みマスクが実行され(ステップS11)、キーグループ41、42(図4)に属するキースイッチK11、K21・・・K61、キースイッチK12、K22・・・K62、キースイッチK15、K25・・・K65、キースイッチK16、K26・・・K66(図5)の押下を無効とする割込みマスクが実行される。
閉状態(図9)にある携帯装置2の筐体52、54の間に異物が混入等により内側キーであるキースイッチK13b、K23b、K34b、K44b、K54b、K63b(図5)の何れかの1又は2以上に目的外の押下検出(キー割込み)が行われると(ステップS12)、携帯装置2が閉状態にある場合、これらのキースイッチK13b、K23b、K34b、K44b、K54b、K63bが押下されても、押下が予定されていないので、機能の割り当てがなく、そのキー割込み無視が実行される(ステップS13)。この場合、携帯装置2は“閉”状態のため、キー割込みを無視し、そのキーに割り当てられた機能は起動しない。
しかしながら、これらのキースイッチK13b、K23b、K34b、K44b、K54b、K63bは押下が有効な外側キーと同一ライン上にあるため、押下検出が無視されないので、CPU10による検索動作が行われ、これが消費電力の増加となる。そこで、次の段階(F2)であるポーリングによる外側キー押下検出が実行される。
この段階(F2)では、内側キーであるキースイッチK13b、K23b、K34b、K44b、K54b、K63bの1又は2以上の押下が継続することにより、マトリクス集約割込みラインからの入力が無視され、外側キーの押下検出を不能にするが、携帯装置2が“閉”状態にあっても、外側キー検出は必要であるため、一定間隔のポーリングにより、外側キー検出を行う。この場合、内側キーが開放されれば、ポーリングシーケンスから外れることになる。
この段階(F2)では、携帯装置2が閉状態にあるため、キーグループ43の何れかのキースイッチが押下されても、マトリクス集約割込みマスクにより、キー割込み検出部22は検出機能を停止し、CPU10側ではその押下を無視する制御を行う。そこで、キースイッチK13b、K23b、K34b、K44b、K54b、K63bの1又は2以上の押下を契機とし、その押下が連続して生じていることによる消費電力を低減するため、定期的にキー検出を実行する制御に移行させる。
マトリクス集約割込みマスク(ステップS14)の後、外側キーの押下、及び内側キー、即ち、ポーリング制御に移行する契機となったキースイッチK13b、K23b、K34b、K44b、K54b、K63bの押下開放の確認(ポーリング)が行われ(ステップS15)、押下が予定されている外側キー、即ち、キースイッチK14a、K24a、K33a、K43a、K53a、K64aの何れかが押下されているのであれば、その押下を契機とする機能が起動される(ステップS16)。
この場合、キースイッチK13b、K23b、K34b、K44b、K54b、K63bの1又は2以上の押下であれば、また、外側キーの押下にこれらキースイッチK13b、K23b、K34b、K44b、K54b、K63bの1又は2以上が含まれていれば、その押下が開放されたか否かが判定され(ステップS17)、その押下が開放されていれば(ステップS17のYES)、ステップS12に戻り、待機状態となる。
これに対し、その押下が開放されていなければ(ステップS17のNO)、キースイッチK13b、K23b、K34b、K44b、K54b、K63bの1又は2以上の押下を契機に、ポーリングのためのタイマー14が起動される(ステップS18)。この場合、キースイッチK13b、K23b、K34b、K44b、K54b、K63bが瞬間的に押下され、その押下が解除される場合には、タイマー14を起動する必要がない。
タイマー14が起動すると、この起動に同期してCPU10は待機状態(Standby )に移行し(ステップS19)、タイマー14の計時動作が継続する。タイマー14が所定時間を計時し、予め設定された所定時間が経過するまでの間、計時が行われ、タイマー14が満了したか否か、即ち、所定時間が経過したか否かが判定される(ステップS20)。タイマー14が計時している間、待機状態に維持されていたCPU10は、タイマー14が出力する計時信号に基づき、動作状態(Awake )に復帰し(ステップS21)、ステップS15に戻り、再びキー押下の検出が再開される。
このように所定時間の間、CPU10が待機状態となるので、動作状態に維持されてキー押下を継続的に検出する場合に比較し、消費電流を大幅に削減することができる。この電流消費は、待機状態にある時間の幅と、待機状態から復帰して動作状態にある時間の幅に応じて削減される。
また、携帯装置2が開状態にあるキー制御では、図11に示すように、閉状態の場合の内側キー専用ラインの割込みマスクが解除される。この場合の制御では、携帯装置2を開状態(図8)にすると、開閉検出回路6及び開閉検出部24による“開”検出が実行され、この開検出を契機として内側キー専用ラインの割込みマスクが解除され(ステップS31)、通常のキー検出が実行される。
次に、キー検出について、図12を参照する。図12は、押下キーのキー検出方法の一例を示すフローチャートである。
このキー検出では、キー検出制御部18による全ラインをイネーブルとし、KC181、182・・・186の各出力をLow出力にし(ステップS41)、この状態でマスク集約割込みの検出をする(ステップS42)。この状態において、キースイッチK11、K21・・・K66の何れかの押下があるまで、その押下の待ち状態となり、その押下があれば「割込みあり」となる。
このとき、キー検出制御部18による検索が開始され(n=0、ステップS43)、キー押下を契機にキー検出制御部18により全ラインをマスクし、即ち、KC181、182・・・186の各出力を一旦、Hi−z出力にし(ステップS44)、次に、キー検出制御部18によりキーマトリクス回路4の1ラインのみイネーブルに制御し、具体的にはKC181、182・・・186の各出力を連続的かつ交互にLow出力に切り替え(ステップS45)、キー検出部20によるKR201、202・・・206の出力読込みを行う(ステップS46)。
この場合、キー検出のライン数Nは、この実施の形態では、N=6であるから、キー検出制御はライン数Nに到達するまで連続的(この場合、n=0〜5)に実行され、即ち、n>5であるか否かが判定され(ステップS47)、N=6に到達するまでキー検出制御部18による検索(n=n+1)が続行され(ステップS48)、n>5に到達したとき、押下キーの検出を終了する。
このキー検出において、KC181、182・・・186の何れかのLow出力と、キー押下によるキー検出線301〜306の何れかのLow出力との成立により押下キーが特定され、これがキー検出となる。
次に、キー検出制御について、図13及び図14を参照する。図13は、ポーリング動作を伴う場合のキー制御を示すタイミングチャート、図14は、ポーリング動作を伴わない場合(待機状態)のキー制御を示すタイミングチャートである。
図13において、Aは携帯装置2の開状態から閉状態への切替えを示し、開が開状態、閉が閉状態である。また、Bは閉状態において、内側キーであるキースイッチK13b、K23b、K34b、K44b、K54b、K63bの何れかが開放状態から押下され、その押下状態から開放されたことを表している。
内側キーが押下されるとキー押下割込みが開始され、Cに示すように、CPU10では一定間隔で動作状態(Awake )と待機状態(Standby )が繰り返される。Dに示すように、キー検出は割込み状態からポーリング状態に移行し、CPU10の動作状態にあるタイミングで外側キーの押下と、内側キーの開放とをポーリング検出する。
このように、定期的に待機状態(Standby )に移行することにより、CPU10の消費電流が抑止される。ポーリングにおいて、内側キーの開放が検出された場合には、割込み検出状態に移行し、CPU10は待機状態(Standby )に復帰する。
このように閉じた状態で内側キーが押下されると、CPU10は動作状態となり、キー押下中は通常起動時と同等の電流を消費するが、上記動作とすることにより、CPU10で消費する電流が抑止される。
また、図14のAに示すように、携帯装置2が開状態から閉状態に移行し、この閉状態にあって、図14のBに示すように、内側キーの押下がなければ通常の閉状態の動作となり、図14のCに示すように、CPU10は待機状態(Standby )を維持することになり、不要な電流消費はない。
なお、携帯装置2の閉状態において、キーが押下された場合には、そのキーが内側キーか外側キーかの判別はCPU10側のプログラム処理によりキー判別が実行され、外側キーであれば通常のキー押下検出であり、内側キーであればキー開放のポーリング動作となる。内側キーと外側キーとが同時に押下された場合にはポーリング動作を優先し、内側キーの開放を検知するポーリング動作とすればよい。
次に、キーグループ13について、図15を参照する。図15は内側キーと外側キーのキー配列の変形例を示す図である。上記実施の形態では、キーグループ43において、外側キーとしてキースイッチK14a、K24a、K33a、K43a、K53a、K64a、内側キーとしてキースイッチK13b、K23b、K34b、K44b、K54b、K63bを設定したが、図15に示すように、外側キーとしてキースイッチK13a、K14a、K24a、K33a、K43a、K44a、K53a、K64a、内側キーとしてキースイッチK23b、K34b、K54b、K63bのように設定してもよい。
このように第1の実施の形態では、キーマトリクス回路4内の同一ライン上に内側キーと外側キーとが混在する場合、“閉" 後の内側キー押下を契機に、マトリクス集約割込みをマスクし、ソフトポーリングで外側キー押下を検出するシーケンスに切り替える。
そして、携帯装置2の開閉検出部24での“閉" 検出を契機に、キーマトリクス回路4内の外側キーが含まれるライン以外をマスクする。閉じたままの状態で、外側キーが含まれるライン内の内側キーが押され続けた場合、例えば、シール貼付等による、ユーザが意図しないキー押下の場合には、割込み状態が継続することになり、同ライン内の外側キーを割込みで検出できなくなるという状態を回避できる。即ち、このような状態でも、外側キーの検出が必要であるから、一定間隔のソフトポーリングにより、外側キーの押下を検出する。この場合、ポーリングに際して、CPU10が常時起動状態では電流消費が大きくなるので、ポーリングの必要最低限の処理が終了した時点で待機状態(Standby )に移行させている。このように動作状態(Awake : ポーリング)と、待機状態とを一定間隔で繰り返す動作としてソフト動作(ポーリングキースキャン)が実行される。
このポーリングキースキャンでは外側キーが含まれるライン内の内側キー開放が検出された場合は、ポーリングキースキャンが中止され、割込み待ちの通常検出状態に戻るので、消費電力の低減とともにキー検出を実行することができる。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態について、図16を参照する。図16は、第2の実施の形態に係るキー制御回路の一例を示している。図16において、図4と同一部分には同一符号を付してある。
第1の実施の形態では、携帯装置2が閉状態にあるとき、キーグループ41、42のキー押下の機能をマスクし、キーグループ43に属する外側キーであるキースイッチK14a、K24a、K33a、K43a、K53a、K64a、内側キーであるキースイッチK13b、K23b、K34b、K44b、K54b、K63bの押下検出を可能にし、キーグループ43に属するキースイッチK13b、K23b、K34b、K44b、K54b、K63bの何れかが押下されたことを契機にポーリングを実行し、一定間隔でキー押下を検出している。
この第2の実施の形態では、複数のキーグループ41、42、43から何れか1つ又は全部のキーグループを選択して有効なキーとし、有効とされたキーについてはキー検出が既述のポーリングの実行により一定間隔でキー押下及び押下キーの検出を行う構成である。このようなキー選択と、キー押下及び押下キーの検索とにより、複数のキースイッチを備えるキーマトリクス回路4について、キー選択や押下検出の間隔制御により、多様な機能選択等のバリエーションに対応することができる。
そこで、このキー制御回路70では、図16に示すように、スイッチ等で構成されるキー選択スイッチ72が設置され、このキー選択スイッチ72の選択入力が制御部8のキー選択部74に取り込まれる。このキー選択にあっては、キーマトリクス回路4の複数のキーグループ41、42、43から例えば、キーグループ43を選択する構成とし、選択前にはキーグループ41、42、43の押下検出を可能とし、キーグループ43の選択後はキーグループ41、42をそのキーグループ41、42に属するキースイッチの押下検出が無視されるマスク状態に制御し、キーグループ43のみが押下検出とポーリングを実行する。このキー選択は、キーグループ41、42、43の集合的な選択だけでなく、ライン毎のキースイッチを選択する構成としてもよい。
この場合、キー選択されたキーグループ43に属する任意のキースイッチK13、K23・・・K63、キースイッチK14、K24・・・K64から選択される特定キーにより既述のポーリングを起動する構成とすればよい。
〔他の実施の形態〕
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明には以下の他の実施の形態が含まれる。
(1) 上記実施の形態では、折り畳み可能な筐体を備える携帯装置2を例示したが、本発明は、折り畳み可能な携帯装置2に限定されるものではない。本発明は例えば、スライド可能な筐体からなる携帯装置に適用してもよい。図17は、スライド可能な携帯装置の一例を示す図である。図17に示すように、携帯装置2の装置筐体50が2つの筐体52、54を備え、各筐体52、54がスライド可能に構成されている。筐体54には筐体52によって隠蔽される内側キーが備えられ、この内側キーには外側キーとキーマトリクス回路4(図5)上の同一ライン上にあるキースイッチK13b、K23b、K63b等が含まれている。このように、スライド可能な携帯装置2についても、上記第1の実施の形態と同様に構成し、目的外で押下される内側キーの開放をポーリングによって検出し、CPU10の消費電流を低減することができる。
(2) 本発明は、折り畳み可能な筐体を備え、その一部の筐体が横方向に回転可能な携帯装置に適用してもよい。図18は、折り畳み及び横方向への回転が可能な装置筐体を備える携帯装置の一例を示す図である。図18に示すように、携帯装置2の装置筐体50がヒンジ部56により折り畳み可能な筐体52、54を備えるとともに、筐体52は折り畳まれた状態で横方向に回転が可能であり、図18は回転した状態を示している。筐体54には筐体52によって隠蔽される内側キーが備えられ、この内側キーには外側キーとキーマトリクス回路4(図5)上の同一ライン上にあるキースイッチK63b等が含まれている。このように、スライド可能な携帯装置2についても、上記第1の実施の形態と同様に構成し、目的外で押下される内側キーの開放をポーリングによって検出し、CPU10の消費電流を低減することができる。
(3) 本発明は、単一の筐体を備えるフラットタイプの携帯装置に適用してもよい。図19は、フラットタイプの携帯装置の一例を示す図である。図19に示すように、この携帯装置2では単一の筐体53を備え、この筐体53には表示部58やキー操作部62等が備えられている。この場合、第2の実施の形態で説明したように、キー操作部62にキー選択スイッチ232を割り当てることにより、複数のキースイッチから押下の有効か無効かを設定するキー選択を可能にすれば、キー操作部62の目的外押下によるCPU10の電流消費をキー開放のポーリング動作によって低減することができる。
(4) 上記実施の形態では、携帯装置2として携帯電話機を例示したが、本発明は例えば、図20に示す携帯情報端末機(PDA:Personal Digital Assistant)240、図21に示すディジタルカメラ250、図示していないパーソナルコンピュータ(PC)等の電子機器に適用してもよい。図20、図21において、図8と共通部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
次に、以上述べた本発明の実施の形態から抽出される技術的思想を請求項の記載形式に準じて付記として列挙する。本発明に係る技術的思想は上位概念から下位概念まで、様々なレベルやバリエーションにより把握できるものであり、以下の付記に本発明が限定されるものではない。
(付記1) キーを複数行、複数列に配列したキーマトリクス回路を制御するキー制御回路であって、
前記キーマトリクス回路の行又は列の何れかのラインを単位としてキーを無効又は有効にするキー選択を行うキー選択手段と、
前記キー選択手段によって前記キー選択が行われた場合、有効なキーの押下を検出し、その押下から所定時間、キー押下検出を待機状態にし、前記所定時間の経過後、前記キー押下検出を再開させる制御手段と、
を備えることを特徴とするキー制御回路。
(付記2) 付記1のキー制御回路において、
前記制御手段は、前記キー選択手段の前記キー選択が行われていない場合には、前記キーマトリクス回路上の前記キーの押下を契機に押下キーを検出し、前記選択手段の前記キー選択が行われた場合には、前記有効なキーの押下を契機に押下キーを検出することを特徴とするキー制御回路。斯かる構成によれば、キー選択が行われていない場合にはキーマトリクス回路上のキーの押下を契機に押下キーの検出が行われるとともに、キー選択が行われた場合には、有効なキーについての押下を契機に押下キーの検出が行われるので通常のキー検出を何ら妨げることがなく、キー検出の時間間隔に応じて、キー検索によって生じる消費電力を削減できる。
(付記3) 付記1のキー制御回路において、
前記特定キーの押下を契機に計時を開始し、この計時開始から所定時間が経過したとき、それを表す計時信号を出力する計時手段を備えることを特徴とするキー制御回路。斯かる計時手段を備えれば、計時開始とともに、制御手段のキー検出動作を停止し、所定時間の経過の後、それを表す計時信号に基づき、制御手段の検出動作を再開させることができ、制御手段の検出動作の停止により、即ち、計時手段に設定される所定時間の間、電力消費の低減が図られる。
(付記4) 付記1、2又は3記載の前記キー制御回路を備えることを特徴とする電子機器。
(付記5) 付記1、2又は3記載の前記キー制御回路を備えることを特徴とする携帯装置。
(付記6) 受話器と表示部とを有する第1の筐体と、送話器とキー操作部とを有する第2の筐体とが接合部によって折り畳み可能に構成され、該第2の筐体に折り畳み状態で内側にある内部操作キーと折り畳み状態で外側にある外部操作キーを備えた携帯装置において、
該第1の筐体と該第2の筐体とが折り畳まれたか否かを検出する折り畳み検出手段と、
該内部操作キー又は該外部操作キーの何れかが押されたら、どのキーが押されたかを検出する第1のキー検出部と、
該折り畳み検出手段で折り畳みを検出し、且つ該内部操作キーが押されたことを検出すると、該外部操作キーが押されたことを一定間隔で検出する第2のキー検出部と、
を有することを特徴とする携帯装置。
(付記7) 付記6の携帯装置において、
前記第2のキー検出部は、前記折り畳み検出手段で折り畳みを検出し、且つ前記外部操作キーが押されたことを検出すると、該外部操作キーが押されたことを一定間隔で検出することを特徴とする携帯装置。斯かる構成によっても、閉状態の折り畳み携帯電話機等の携帯装置において、省電力キー制御が行われ、例えば、キー配置面とその対面側の筐体の隙間への異物混入等により、ユーザ操作以外のキー押下状態が長時間に亘って継続した場合に、そのキー押下による不要な電流消費が抑制される。
(付記8) 付記6の携帯装置において、
前記第1の筐体と前記第2の筐体とが折り畳まれたか否かを検出する検出手段を前記第1の筐体及び/又は前記第2の筐体に備えることを特徴とする携帯装置。斯かる構成によれば、折り畳み機能を伴う携帯装置において、閉状態を表す制御信号が検出手段から得られる。
(付記9) キーが複数行、複数列に配列されたキーマトリクス回路を制御するキー制御方法であって、
前記キーマトリクス回路の行又は列の何れかのラインを単位としてキーを無効又は有効にするキー選択をする段階と、
前記キー選択が行われていない場合には、所定の時間間隔で押下キーの検出を行い、前記キー選択が行われた場合には、有効なキーの押下から所定時間が経過するまでの間、キー押下の検出を停止し、前記所定時間が経過した後、前記キー押下の検出を再開する段階と、
を含むことを特徴とするキー制御方法。
(付記10) 付記9のキー制御方法において、
前記キー選択が行われていない場合には、前記キーマトリクス回路上の前記キー押下を契機に押下キーを検出し、前記キー選択が行われた場合には、前記有効なキーの押下を契機に押下キーを検出する段階を含むことを特徴とするキー制御方法。斯かる構成によれば、キー選択が行われていない場合にはキーマトリクス回路上のキーの押下を契機に押下キーの検出が行われ、且つ、キー選択が行われた場合であっても、特定キーを除く有効なキーについてはその押下を契機に押下キーの検出が行われるので、通常のキー検出を何ら妨げることがなく、キー検出の時間間隔のみが延ばされるので、キー検索によって生じる消費電力を削減できる。
(付記11) 付記9のキー制御方法において、
前記有効なキーの押下を契機に計時を開始し、この計時開始から所定時間が経過したとき、それを表す計時信号を出力する段階を含むことを特徴とするキー制御方法。斯かる構成によれば、計時手段に設定される所定時間の間隔により、電力消費の低減が図られる。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態等について説明したが、本発明は、上記記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され、又は明細書に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論であり、斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明は、キー制御回路、電子機器、携帯装置及びキー制御方法であって、キー選択の後、有効とされた複数のキーの中にキー検出から外したいキーの意図しない押下等に伴う押下検出による電力消費の低減が可能となるとともに、有効なキーに含まれる特定キーの押下検出をキー選択の前と異ならせることによって、キー検索の検索時間密度が疎となることにより、消費電力の低減が図られ、また、複数のキーを含むキーマトリクス回路からのキー選択を併用することによって、キー操作やキー押下のバリエーション機能が高められる等、有用である。
キーマトリクス回路を備える携帯装置を示す図である。 携帯装置の制御動作を示すフローチャートである。 携帯装置のキー検索動作を示すタイミングチャートである。 第1の実施の形態に係る携帯装置を示す図である。 キーマトリクス回路の構成例を示す図である。 キー検出制御部の構成例を示す図である。 キー検出部の構成例を示す図である。 開状態にある折畳み可能な携帯装置を示す図である。 閉状態にある折畳み可能な携帯装置を示す図である。 閉状態にある携帯装置の制御動作の一例を示すフローチャートである。 開状態にある携帯装置の制御動作の一例を示すフローチャートである。 キー検出制御を示すフローチャートである。 携帯装置の制御動作の一例を示すタイミングチャートである。 携帯装置の制御動作の一例を示すタイミングチャートである。 キーマトリクス回路のキーグループの他の構成例を示す図である。 第2の実施の形態に係るキー制御回路を示す図である。 他の実施の形態に係る携帯装置を示す図である。 他の実施の形態に係る携帯装置を示す図である。 他の実施の形態に係る携帯装置を示す図である。 他の実施の形態に係るPDAを示す図である。 他の実施の形態に係るディジタルカメラを示す図である。
符号の説明
2 携帯装置
4 キーマトリクス回路
6 開閉検出回路
8 制御部
10 CPU
14 タイマー
18 キー検出制御部
20 キー検出部
22 キー割込み検出部
24 開閉検出部
41、42、43 キーグループ
K11〜K66 キースイッチ
72 キー選択スイッチ
74 キー選択部

Claims (5)

  1. キーを複数行、複数列に配列したキーマトリクス回路を制御するキー制御回路であって、
    前記キーマトリクス回路の行又は列の何れかのラインを単位としてキーを無効又は有効にするキー選択を行うキー選択手段と、
    前記キー選択手段によって前記キー選択が行われた場合、有効なキーの押下を検出し、その押下から所定時間、キー押下検出を待機状態にし、前記所定時間の経過後、前記キー押下検出を再開させる制御手段と、
    を備えることを特徴とするキー制御回路。
  2. 請求項1記載の前記キー制御回路を備えることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1記載の前記キー制御回路を備えることを特徴とする携帯装置。
  4. 受話器と表示部とを有する第1の筐体と、送話器とキー操作部とを有する第2の筐体とが接合部によって折り畳み可能に構成され、該第2の筐体に折り畳み状態で内側にある内部操作キーと折り畳み状態で外側にある外部操作キーを備えた携帯装置において、
    該第1の筐体と該第2の筐体とが折り畳まれたか否かを検出する折り畳み検出手段と、
    該内部操作キー又は該外部操作キーの何れかが押されたら、どのキーが押されたかを検出する第1のキー検出部と、
    該折り畳み検出手段で折り畳みを検出し、且つ該内部操作キーが押されたことを検出すると、該外部操作キーが押されたことを一定間隔で検出する第2のキー検出部と、
    を有することを特徴とする携帯装置。
  5. キーが複数行、複数列に配列されたキーマトリクス回路を制御するキー制御方法であって、
    前記キーマトリクス回路の行又は列の何れかのラインを単位としてキーを無効又は有効にするキー選択をする段階と、
    前記キー選択が行われていない場合には、所定の時間間隔で押下キーの検出を行い、前記キー選択が行われた場合には、有効なキーの押下から所定時間が経過するまでの間、キー押下の検出を停止し、前記所定時間が経過した後、前記キー押下の検出を再開する段階と、
    を含むことを特徴とするキー制御方法。
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